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JP5632559B2 - 楽曲再生装置、楽曲再生方法、楽曲再生プログラムおよび楽曲再生プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents
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JP5632559B2 - 楽曲再生装置、楽曲再生方法、楽曲再生プログラムおよび楽曲再生プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

楽曲再生装置、楽曲再生方法、楽曲再生プログラムおよび楽曲再生プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば携帯音楽プレーヤなどで気軽にエフェクト操作を楽しむことができる楽曲再生装置、楽曲再生方法、楽曲再生プログラムおよび楽曲再生プログラムを格納した記録媒体に関する。
例えば、ディスクジョッキー(DJ)のプレイにおいて、1つの楽曲内で様々なエフェクトを付加する操作(エフェクト操作)が行われることがある。例えば、楽曲再生中に、ユーザ操作によりサンプリング音やリズム音など予め用意されている音を重ねたり、楽曲にフィルタを施して低域だけ、高域だけ、またはボーカルのみをカットしたりするといったエフェクトを施すことで、楽曲に対して様々なアレンジをして楽しむことができる。
この種のエフェクト操作は、エフェクタなどのDJ機器において、摘みやスライダなどで行うこともあるが、例えば、特許文献1に記載されたパラメータ設定装置などのようにタッチパネルなどを用いてエフェクトを付加する量(エフェクト量)を設定することができる。
特開2005−100131号公報
しかしながら、上述したエフェクト操作は、エフェクタなどのDJ機器等を用いて行うのが一般的であり、例えば、半導体メモリなどにMP3(MPEG Audio Layer-3)やAAC(Advanced Audio Coding)などで符号化された楽曲を格納して再生する携帯音楽プレーヤなどの楽曲再生装置を用いて、例えば屋外などでユーザが気軽に行えるものではなかった。
また、この種のエフェクト操作は、DJプレイの知識が無いと、心地よくエフェクトを付加することが困難である。例えば、単にエフェクト付加ボタン等を追加して一定時間エフェクトを付加するようにするだけでは、いきなり大きなエフェクト量が付加されたり、唐突にエフェクトが切れたりして、エフェクトの開始時や終了時と通常再生との繋ぎに違和感を覚えてしまうという問題がある。また、一定時間エフェクトを施す方法では、ユーザの好みに合わせてエフェクト時間を調整することやエフェクト付加期間中に自在にエフェクト量を変化させることもできないという問題もある。
そこで、本発明は、例えば、DJ機器などを用いずに気軽にユーザの好みに応じたエフェクトが付加できるとともに、エフェクト開始時や終了時の違和感を少なくした楽曲再生装置、楽曲再生方法、楽曲再生プログラムおよび楽曲再生プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の楽曲再生装置は、楽曲を再生する再生部と、前記再生部で再生されている前記楽曲にエフェクトを付加するエフェクト部と、を備えた楽曲再生装置であって、前記楽曲再生装置に設けられ、押圧された位置を検出する入力部と、前記入力部が押圧された位置に応じた量のエフェクトを前記エフェクト部に付加させる制御部と、を備え、前記制御部が、前記楽曲を再生中に前記入力部が押圧されたときに、前記エフェクトの付加を開始させ、前記押圧が継続されている間は、前記エフェクトを付加させて、前記入力部による押圧の検出終了後に、当該検出終了の直前に前記エフェクト部が付加していた前記エフェクトとは異なる種類の前記エフェクトに切り替える、ことを特徴としている。
請求項に記載の楽曲再生方法は、楽曲を再生する再生部と、前記再生部で再生されている前記楽曲にエフェクトを付加するエフェクト部と、を備えた楽曲再生装置に用いられる楽曲再生方法であって、前記楽曲再生装置に設けられた入力部が押圧された位置を検出させる入力工程と、前記入力工程により検出された位置に応じた量のエフェクトを前記エフェクト部に付加させ、前記楽曲を再生中に前記入力部が押圧されたときに、前記エフェクトの付加を開始させ、前記押圧が継続されている間は、前記エフェクトを付加させて、前記入力部による押圧の検出終了後に、当該検出終了の直前に前記エフェクト部が付加していた前記エフェクトとは異なる種類の前記エフェクトに切り替える制御工程と、を含むことを特徴としている。
本発明の第1の実施例にかかる携帯音楽プレーヤの外観図である。 図1に示された携帯音楽プレーヤのブロック図である。 図2に示された携帯音楽プレーヤのエフェクト操作のフローチャートである。 エフェクト操作時の各期間を説明した説明図である。 リリースエフェクトにマニュアルエフェクトと異なるエフェクトを用いた場合の説明図である。 リリースエフェクトに複数のエフェクトを用いた場合の説明図である。 本発明の第2の実施例にかかる携帯音楽プレーヤのブロック図である。 接続再生の説明図である。 図7に示された携帯音楽プレーヤの接続再生時にエフェクト操作を行った場合の再生終了位置がずれる動作を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる楽曲再生装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる楽曲再生装置は、楽曲再生装置の表面に設けられ、押圧された位置を検出する入力部と、入力部が押圧された位置に応じた量のエフェクトをエフェクト部に付加させる制御部と、を備えているので、入力部からの入力に応じてエフェクトを付加する量を変化させることができるために、ユーザの好みに応じたエフェクトを付加でき、DJ機器などを用いずに気軽に再生中の楽曲にエフェクトを付加することができる。
また、制御部が、楽曲を再生中に入力部が押圧されたときに、エフェクトの付加を開始させ、押圧が継続されている間は、エフェクトを付加させるようにしてもよい。このようにすることにより、入力部でエフェクト付加の開始と終了(解除)の検出と、エフェクト付加量の変更が行え、簡単な操作でエフェクト操作を行うことができる。
また、制御部が、入力部による押圧の検出終了後に、所定時間はエフェクト部にエフェクトを付加させてもよい。このようにすることにより、入力終了によりいきなりエフェクトが解除されなくなり、聴感上違和感を少なくして通常再生に戻ることができる。
また、制御部が、入力部による押圧の検出終了後に、当該検出終了の直前にエフェクト部が付加していたエフェクトとは異なる種類のエフェクトに切り替えて前記所定時間付加させてもよい。このようにすることにより、エフェクト終了時に通常再生に戻る際に聴感上違和感の少ないエフェクトを使用することができ、より違和感を少なくすることができる。
また、制御部が、入力部からの押圧の検出終了後に、複数種類のエフェクトを順次切り替えて所定時間付加させてもよい。このようにすることにより、エフェクト終了時により通常再生に戻る際に聴感上違和感の少ないエフェクトを使用することができ、より違和感を少なくすることができる。また、エフェクトから通常再生に戻る際のバリエーションを増やすことができ多彩なエフェクト操作を楽しむことができる。
また、制御部が、入力部が押圧された位置に応じたエフェクト量まで徐々にエフェクト量を増加させてもよい。このようにすることにより、エフェクト開始時にいきなり大きなエフェクト量が付加されることがなくなり、聴感上違和感を少なくしてスムーズにエフェクトが開始される。
また、楽曲の再生開始位置と再生終了位置を定めた再生区間情報を取得する再生区間情報取得部を備え、再生部が、複数の楽曲を、再生区間情報に基づいて連続して再生する連続再生を行うとともに、制御部が、エフェクト部によりエフェクトが付加されたときに再生されている楽曲を、再生区間情報取得部が取得した再生区間情報により定められた再生終了位置よりも後ろの位置まで再生部に再生させるようにしてもよい。このようにすることにより、連続再生を行っている際に、エフェクト操作を行う場合は、再生中の楽曲の再生期間を延長することができ、エフェクト操作中に楽曲が切り替わってしまうことを少なくして、エフェクト操作を楽しむことができる。
本発明の一実施形態にかかる楽曲再生方法は、楽曲再生装置の表面に設けられた入力部が押圧された位置を検出させる入力工程と、入力工程により検出された位置に応じた量のエフェクトをエフェクト部に付加させる制御工程と、を含むので、入力部からの入力に応じてエフェクトを付加する量を変化させることができるために、ユーザの好みに応じたエフェクトを付加でき、DJ機器などを用いずに気軽に再生中の楽曲にエフェクトを付加することができる。
本発明の一実施形態にかかる楽曲再生プログラムは、上述した楽曲再生方法をコンピュータに実行させるので、コンピュータを用いて入力部からの入力に応じてエフェクトを付加する量を変化させることができるために、ユーザの好みに応じたエフェクトを付加でき、DJ機器などを用いずに気軽に再生中の楽曲にエフェクトを付加することができる。
また、上述した楽曲再生プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の第1の実施例にかかる楽曲再生装置としての携帯音楽プレーヤ1を図1乃至図6を参照して説明する。携帯音楽プレーヤ1は、図1および図2に示すように、表示部2と、入力部3と、記憶部4と、デコード部5と、エフェクト部6と、D/Aコンバータ7と、出力部8と、ケース20と、を備えている。
ケース20は、図1に示したように、扁平な略箱状に形成され、その外表面に、表示部2と、入力部3と、が設けられえており、図示しないが後述する出力部8に含まれるヘッドホン端子などの外部出力端子も設けられている。そしてケース20内に図2に示した記憶部4、デコード部5、エフェクト部6、D/Aコンバータ7、出力部8などが設けられている。
表示部2は、例えば液晶ディスプレイなどで構成され、再生中の楽曲名や再生時間、付加するエフェクトの種類などが表示される。
入力部3は、例えば、タッチセンサやタッチパネルなどで構成される。入力部が利用者の指などにより押圧された位置に応じて操作量が決定される。例えば、後述するエフェクト操作を行う場合は、まず、指などにより入力部3の表面が押圧されることで選択されているエフェクト操作が開始され、押圧された位置に応じたエフェクト量が再生中の楽曲に加えられ、そして、指などが表面から離されるとエフェクト操作が終了する。即ち、エフェクトを付加するための入力操作を行う。なお、本明細書においては、タッチパネルやタッチセンサの表面に触れることも押圧に含める。即ち、特許請求の範囲の押圧された位置を検出するとは、タッチパネルやタッチセンサの表面に触れた位置を検出することも含まれる。
入力部3は、その表面に指などが触れ押圧が開始された際は、その押圧された位置の位置情報を制御部9に出力する。そして、図1の場合は、図の上下方向(長手方向)に指などが入力部3の表面に触れたまま(押圧したまま)移動すると位置情報が変化し、その位置情報の変化に応じてエフェクト量などの操作量が変化する。なお、入力部3以外にも、押しボタンやスライドスイッチなどエフェクト操作以外の各種操作を行うための手段を別途備えてもよい。
記憶部4は、ハードディスクドライブや不揮発性半導体メモリなどの記憶装置で構成され、楽曲データ4aと、楽曲ごとの小節区切り位置を示したデータや、楽曲ごとに楽曲解析によって特定されたブロックの区切りを示したデータおよび、楽曲ごとの時系列的な特徴量を示したデータなどを含む解析データ4bと、を記憶(格納)している。
楽曲データ4aは、MP3やAACなどの予め所定の方式で符号化されて記憶されている。また、解析データ4bの、特定されたブロックの区切りを示したデータのブロックとは、例えば、イントロ、サビ、Aメロ、Bメロなどの音楽的な区切りを示している。また、楽曲ごとの時系列的な特徴量とは、例えば、キー、ボーカルの有無、コード進行、音量レベルなどを示している。これらの特徴量や前記した小節区切り位置やブロック区切り位置は、例えば図示しないパーソナルコンピュータなどで周知の方法により予め解析、検出され、解析データ4bとして対応する楽曲データ4aとともに記憶部4に格納される。
再生部としてのデコード部5は、記憶部4から楽曲データを読み出してデコード(復号化)しエフェクト部6へ出力する。即ち、楽曲を再生している。
エフェクト部としてのエフェクト部6は、デコード部5から入力された楽曲に対して制御部9から指示された種類のエフェクトを付加する。即ち、本明細書におけるエフェクトを付加するとは再生中の楽曲に何らかの加工を加えることである。エフェクト部6が付加するエフェクトの具体的な種類としては、例えば、時間のずれた音を加えることでフランジ効果を作り出すフランジャー、再生中の楽曲の高域のみカットするローパスフィルター、残響音を付加するエコー、楽曲の小節単位のフレーズをループ再生するロールや、所定期間無音を挿入することなども含まれる。これらの各エフェクトは予め設定されており、入力部3などからの入力操作により選択可能となっている。
D/Aコンバータ7は、エフェクト部6から入力された楽曲をアナログ信号に変換して出力部8に出力する。
出力部8は、例えばアンプや出力端子等で構成され、D/Aコンバータ7から出力されたアナログ信号を増幅して外部のスピーカやヘッドホン等に出力する。
制御部としての制御部9は、デコード部5を制御して記憶部4から再生する楽曲データ4aを読み出させて再生(デコード)させたり、入力部3からの入力操作に基づいてエフェクト部6にエフェクトを付加させたりする。
次に、上述した構成の携帯音楽プレーヤ1における再生中の楽曲に対するエフェクト付加動作を図3のフローチャートを参照して説明する。図3に示したフローチャートは、制御部9で実行される。
まず、ステップS1において、再生を開始してステップS2に進む。本ステップでは、例えば入力部3や別途設けられたボタン等からの入力操作に応じて、デコード部5に記憶部4から楽曲データ4aを読み出させるとともにデコードさせて、エフェクト部6、D/Aコンバータ7、出力部8を介して外部に再生された音声信号を出力する。なお、この時点ではエフェクト部6はデコード部5の出力に対して、何らエフェクトを加えていない。この状態を通常再生と呼ぶ。
次に、ステップS2において、入力部3などから入力して再生中の楽曲に対して付加したい(加えたい)エフェクトを選択してステップS3に進む。
次に、ステップS3において、入力部3が指などにより押圧されたか否か(タッチ検出か否か)を判断し、押圧された場合(Yの場合)はステップS4に進み、押圧されていない場合(Nの場合)は本ステップを繰り返して待機する。本ステップの判断は、入力部3からの位置情報が入力されたか否かで判断すればよい。
次に、ステップS4において、入力部3が指などにより押圧されたことが検出されたので、エフェクト操作が開始されたと判断し、その押圧された位置(タッチ位置)に対応するエフェクト量まで徐々に増加させてステップS5に進む。本実施例におけるエフェクト操作は、図4に示したように3つの期間から構成され、本ステップは期間Aの増加期間に対応する。即ち、入力部が押圧された位置に応じたエフェクト量まで徐々にエフェクト量を増加させている。
本ステップでは、入力部3が押圧された位置をユーザ等が指示したエフェクト量として検出し、そのエフェクト量まで徐々に増加させる。ユーザ等が指示したエフェクト量まで増加させる時間は、解析データ4bに含まれる当該楽曲の拍などに基づいて、例えば数拍など予め定められている。なお、この数拍などの時間はエフェクトの種類ごとに変更してもよい。また、増加させる時間は拍に限らず秒単位などでもよいが、拍などの楽曲にかかわる情報に基づいて設定した方がより違和感無く通常再生からエフェクトに移行させることができる。
次に、ステップS5において、入力部3からの入力に応じたエフェクト量を加えて(マニュアルエフェクト)ステップS6に進む。本ステップは図4の期間Bのマニュアルエフェクトに対応する。マニュアルエフェクトは、ユーザ等が指などを入力部3の表面に触れたまま入力部3の長手方向に移動させることで、触れた位置(押圧位置)から指などの移動した位置に対応したエフェクト量に変化する。例えば、図1に示した入力部3の場合、表示部2寄りの一端部を最大値、一端部の反対側の他端部を最小値とすると、指などを一端部側へ移動(スライド)させるとエフェクト量が最大値に近づき、他端部側へ移動させるとエフェクト量が最小値に近づく。つまり、入力部3の座標位置にエフェクト量が対応しており、指などを一端部側と他端部側との双方向にスライドさせることでエフェクト量を変化させて、再生されている楽曲をユーザの好みに合わせて自在に変化させることができる。即ち、押圧が継続されている間は、エフェクトを付加させている。また、本ステップでは、入力部3が押圧された位置を検出させて、検出された位置に応じた量のエフェクトをエフェクト部6に付加させているので、入力工程と制御工程に対応している。
次に、ステップS6において、入力部3から指などが離されたか否か(タッチ解除か否か)を判断し、離された場合(Yの場合)はステップS7に進み、離されていない場合(Nの場合)はステップS5に戻る。本ステップの判断は、入力部3からの位置情報が入力されているか否かで判断すればよい。
次に、ステップS7において、入力部3から指などが離されたため、エフェクト操作終了と判断し、通常再生までの繋ぎのエフェクトを行って(リリースエフェクト)ステップS8に進む。本ステップは図4の期間Cのリリースエフェクトに対応する。リリースエフェクトは、ユーザ等が指などを離したこと(押圧検出終了)を検出した後から通常再生にスムーズに繋げるために設けられた期間であり、例えば、マニュアルエフェクトで操作されていたエフェクトを継続させてエフェクト量を徐々に減少させる。この減少させる時間は、増加期間と同様に、解析データ4bに含まれる当該楽曲の拍などに基づいて、例えば数拍など予め定められている。なお、この数拍などの時間はエフェクトの種類ごとに変更してもよい。また、減少させる時間は拍に限らず秒単位などでもよいが、拍などの楽曲にかかわる情報に基づいて設定した方がより違和感無くエフェクトから通常再生に移行させることができる。即ち、入力部による押圧の検出終了後に、所定時間はエフェクト部にエフェクトを付加させている。
次に、ステップS8において、再生終了か否かを判断し、再生終了の場合(Yの場合)は終了し、再生終了でない場合(Nの場合)はステップS2に戻る。再生終了か否かの判断は入力部3や他のボタン等からの入力操作により再生終了がユーザより入力されたか否かで判断すればよい。
本実施例によれば、記憶部4に記憶されている楽曲データ4aをデコード部5でデコードして再生している場合に、再生中の楽曲データ4aにエフェクト部6によるエフェクトを付加する際には、入力部3のスライド位置に応じてエフェクト量を決定しエフェクトを付加させるので、入力部3のスライド位置に応じてエフェクト量が変化するために、ユーザの好みに応じた時間でエフェクトを付加でき、エフェクト量も自在に変化させることができるために、DJ機器などを用いずに気軽に再生中の楽曲にエフェクトを施すことができる。
また、入力部3からの押圧検出後、入力部3が押圧された位置に応じたエフェクト量まで徐々にエフェクト量を増加させているので、エフェクト開始時にいきなり大きなエフェクト量が付加されることがなくなり、聴感上違和感を少なくしてスムーズにエフェクトが開始される。
また、入力部3による押圧の検出終了後、エフェクト量を徐々に減少させることで予め定めた所定時間エフェクトを付加させているので、操作終了によりいきなりエフェクトが解除されなくなり、聴感上違和感を少なくして通常再生に戻ることができる。
なお、リリースエフェクトは、マニュアルエフェクトで付加されていたエフェクト量を徐々に減少させるだけでなく、マニュアルエフェクトで付加されていたエフェクトと異なる種類のエフェクトに切り替えて所定時間付加させてもよい。例えば、マニュアルエフェクトでフランジャーを使用していた場合は、リリースエフェクト時にはエコーに切り替えてエコーのエフェクト量を徐々に減らすようにする(図5参照)など、通常再生へ聴感上違和感が少なくなるように移行できるようなエフェクトを組み合せてもよい。このようにすることにより、エフェクト終了時に通常再生に戻る際に聴感上違和感の少ないエフェクトを使用することができ、より違和感を少なくすることができる。
また、リリースエフェクトは、複数種類のエフェクトを順次切り替えて所定時間付加させてもよい(例えば図6参照)。図6の場合はエフェクトAとBを順次切り替えている。このようにすることにより、エフェクト終了時により通常再生に戻る際に聴感上違和感の少ないエフェクトを使用することができ、より違和感を少なくすることができる。また、エフェクトから通常再生に戻る際のバリエーションを増やすことができ多彩なエフェクト操作を楽しむことができる。なお、図6に示したように2種類のエフェクトを切り替えるに限らず、3種類以上であってもよいし、それぞれのエフェクト期間も同じ長さである必要は無い。また、1種類のエフェクトでリリースエフェクト行うよりも時間が長くなってもよい。
また、エフェクト量も徐々に減少させるのではなく、いきなり0にしてもよいし、発散(最大値)にしてから0にするようにしてもよい。例えばマニュアルエフェクトでブレイク(再生楽曲が破壊されるような効果を加える)を使用していた場合は、ブレイクを発散させてから無音を数拍挟んで通常再生に移行することでも聴感上の違和感が少なくなる。
次に、本発明の第2の実施例にかかる携帯音楽プレーヤ装置1を図7乃至図9を参照して説明する。なお、前述した第1の実施例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施例は、図7に示したように記憶部4に格納されているデータとして再生区間データが追加されている点が第1の実施例との構成上の違いである。再生区間データは、楽曲データ4aの楽曲ごとの再生開始位置(inpoint)と再生終了位置(outpoint)とを示したデータである。
そして、本実施例の携帯音楽プレーヤ1は、楽曲データ4aの再生時に、再生区間データ4cの再生開始位置と再生終了位置に基づいて、複数の楽曲が連続して再生される。このような動作は、例えば制御部9がデコード5を介して再生区間データを取得してデコード部5を制御して行われる。即ち、制御部9が再生区間情報取得部として機能する。例えば図8に示したように、1曲目の再生開始位置から再生が開始されると1曲目の再生終了位置で2曲目の再生開始位置が繋げられて再生される。このような動作を連続再生と呼ぶ(接続再生ともいう)。この際に1曲目と2曲目の接続部分はクロスフェードなどを用いてもよい。このようにすることで、例えば楽曲のサビの部分のみなど楽曲の一部だけを繋いで連続して再生するなどといったことが可能となる。
上述した連続再生時にエフェクト操作を行っている最中に、再生している楽曲が切り替わってしまうと、ユーザはエフェクト操作を中断せざるを得なくなる場合もあり不快に感じたり、楽曲の切り替えによる違和感を覚えたりするなどといった問題があった。
そこで、本実施例では、エフェクト操作を行っている際には、再生中の楽曲の再生終了位置を再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置まで再生させている。詳細を図9を参照して説明すると、例えば1曲目を再生中にエフェクト操作が開始されると、1曲目の再生終了位置が再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置まで再生させる(再生終了位置が後ろにずれる)。この再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置は、例えば当該楽曲の解析データ4bを参照して当該楽曲のアウトロまでずらしたり、或いは所定小節ずらすなど予め定められている。
つまり、接続再生時には、図3のフローチャートで、ステップS4でタッチ位置までエフェクト量を増加させると同時に当該楽曲の再生終了位置を後ろの時間にずらす。具体的には、例えば、再生開始位置と再生終了位置は予め制御部9に読み込まれているので、制御部9が再生終了位置をアウトロの時間など後ろの時間に書き換えればよい。
本実施例によれば、記憶部4に再生区間データ4cを格納し、記憶部4に格納されている楽曲データ4aの複数の楽曲を、再生区間データ4cに基づいて連続して再生する連続再生を行うとともに、接続再生中に入力部3からエフェクト操作が行われた場合は、制御部9が、当該楽曲の再生終了位置を再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置まで再生させるので、連続再生を行っている際に、エフェクト操作を行う場合は、再生中の楽曲の再生期間を延長することができ、エフェクト操作中に楽曲が切り替わってしまうことを少なくして、エフェクト操作を楽しむことができる。
また、接続再生時にエフェクト操作を行った場合は必ずしも再生終了位置を再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置まで再生させなくてもよい。例えば、再生区間データ4cに格納されている再生終了位置よりも前、或いは数秒や数小節、数拍など所定時間前にエフェクト操作が終了した場合は、再生区間データ4cに格納されている再生終了位置で次の楽曲に移行するようにしてもよい。つまり、再生区間データ4cとエフェクト操作終了時間に基づいて再生終了位置を再生区間データに設定されている位置よりも後ろの位置まで再生させるか否かを判断してもよい。
なお、上述した2つの実施例では携帯音楽プレーヤ1として、全ての機能が盛り込まれていたが、例えば記憶部4をインターネットなどのネットワーク経由で接続されたサーバ上に設けて、楽曲データ4aをネットワーク経由で取得してもよい。また、デコード部5やエフェクト部6の機能をサーバが備えて、携帯端末では入力部3やD/Aコンバータ7や出力部8などを備えるだけでもよい。つまり、携帯音楽プレーヤ1が備える各構成部を携帯端末とサーバなど複数の機器に分けて備えてもよい。
また、上述した図3のフローチャートをコンピュータで動作するプログラムとして構成することで、本発明を楽曲再生プログラムとして構成することができる。
前述した実施例によれば、以下の携帯音楽プレーヤ1、楽曲再生方法が得られる。
(付記1)楽曲データ4aを再生するデコード部5と、デコード部5で再生されている前記楽曲データ4aにエフェクトを付加するエフェクト部6と、を備えた携帯音楽プレーヤ1であって、
携帯音楽プレーヤ1の表面に設けられ、押圧された位置を検出する入力部3と、
入力部3が押圧された位置に応じた量のエフェクトをエフェクト部6に付加させる制御部9を備えていることを特徴とする携帯音楽プレーヤ1。
(付記2)楽曲を再生するデコード部5と、デコード部5で再生されている楽曲にエフェクトを付加するエフェクト部6と、を備えた楽曲再生装置1に用いられる楽曲再生方法であって、
楽曲再生装置1の表面に設けられた入力部3が押圧された位置を検出させるステップS5と、
ステップS5により検出された位置に応じた量のエフェクトをエフェクト部6に付加させるステップS5と、
を含むことを特徴とする楽曲再生方法。
これらの携帯音楽プレーヤ1、楽曲再生方法によれば、一つの入力部3による操作量に応じてDJ機器などを用いずに気軽に再生中の楽曲にエフェクトを施すことができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 携帯音楽プレーヤ(音楽再生装置)
3 入力部
5 デコード部(再生部)
6 エフェクト部(エフェクト部)
9 制御部(制御部、再生区間情報取得部)
S5 マニュアルエフェクト(入力工程、制御工程)

Claims (7)

  1. 楽曲を再生する再生部と、前記再生部で再生されている前記楽曲にエフェクトを付加するエフェクト部と、を備えた楽曲再生装置であって、
    前記楽曲再生装置に設けられ、押圧された位置を検出する入力部と、
    前記入力部が押圧された位置に応じた量のエフェクトを前記エフェクト部に付加させる制御部と、を備え
    前記制御部が、前記楽曲を再生中に前記入力部が押圧されたときに、前記エフェクトの付加を開始させ、前記押圧が継続されている間は、前記エフェクトを付加させて、前記入力部による押圧の検出終了後に、当該検出終了の直前に前記エフェクト部が付加していた前記エフェクトとは異なる種類の前記エフェクトに切り替える、
    ことを特徴とする楽曲再生装置。
  2. 前記制御部が、前記入力部による押圧の検出終了後に、複数種類の前記エフェクトを順次切り替えることを特徴とする請求項に記載の楽曲再生装置。
  3. 前記制御部が、前記入力部が押圧された位置に応じたエフェクト量まで徐々にエフェクト量を増加させることを特徴とする請求項1または2に記載の楽曲再生装置。
  4. 前記楽曲の再生開始位置と再生終了位置を定めた再生区間情報を取得する再生区間情報取得部を備え、
    前記再生部が、複数の前記楽曲を、前記再生区間情報に基づいて連続して再生する連続再生を行うとともに、
    前記制御部が、前記エフェクト部により前記エフェクトが付加されたときに再生されている前記楽曲を、前記再生区間情報取得部が取得した前記再生区間情報により定められた前記再生終了位置よりも後ろの位置まで前記再生部に再生させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の楽曲再生装置。
  5. 楽曲を再生する再生部と、前記再生部で再生されている前記楽曲にエフェクトを付加するエフェクト部と、を備えた楽曲再生装置に用いられる楽曲再生方法であって、
    前記楽曲再生装置に設けられた入力部が押圧された位置を検出させる入力工程と、
    前記入力工程により検出された位置に応じた量のエフェクトを前記エフェクト部に付加させ、前記楽曲を再生中に前記入力部が押圧されたときに、前記エフェクトの付加を開始させ、前記押圧が継続されている間は、前記エフェクトを付加させて、前記入力部による押圧の検出終了後に、当該検出終了の直前に前記エフェクト部が付加していた前記エフェクトとは異なる種類の前記エフェクトに切り替える制御工程と、
    を含むことを特徴とする楽曲再生方法。
  6. 請求項に記載の楽曲再生方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする楽曲再生プログラム。
  7. 請求項に記載の楽曲再生プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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