JP5644530B2 - 赤外線撮像装置 - Google Patents
赤外線撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5644530B2 JP5644530B2 JP2011008826A JP2011008826A JP5644530B2 JP 5644530 B2 JP5644530 B2 JP 5644530B2 JP 2011008826 A JP2011008826 A JP 2011008826A JP 2011008826 A JP2011008826 A JP 2011008826A JP 5644530 B2 JP5644530 B2 JP 5644530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared
- compensation
- intensity
- infrared detection
- detection elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Description
例えば、撮像対象に輝度分布がある場合、即ち、赤外線イメージセンサに入射する赤外線に入射量分布がある場合、これがノイズの原因となる。
そして、赤外線検知素子は、素子抵抗が温度依存性を持っているため、素子温度が変化すると素子抵抗が変化してしまい、暗電流や光電流が変化してしまうことになる。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態にかかる赤外線撮像装置について、図1〜図13を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる赤外線撮像装置は、図1に示すように、赤外線イメージセンサ1と、補償用赤外線照射部2と、制御演算部3とを備える。なお、図1中、符号37、41はレンズを示している。
ここでは、赤外線検知素子アレイ4は、例えばQWIPなどの量子型赤外線フォトディテクタを赤外線検知素子7として備える量子型赤外線検知素子アレイである。このため、本赤外線イメージセンサを、量子型赤外線イメージセンサともいう。
つまり、量子井戸型の赤外線検知素子アレイ4は、図5(B)、図5(C)に示すように、GaAs基板8上に、n−GaAs下側コンタクト層9、AlGaAs/GaAs多重量子井戸(MQW)層10、n−GaAs上側コンタクト層11を積層した構造を備える。また、各赤外線検知素子7(各画素)が分離溝12によって分離されている。また、各画素7のn−GaAs上側コンタクト層11上には、それぞれ、Inバンプ電極6が設けられている。また、各画素7の側方に延びているn−GaAs下側コンタクト層9上には、共通電極としてのInバンプ電極6が設けられている。そして、これらのInバンプ電極6を介して、量子井戸型赤外線検知素子アレイ4は読出回路チップ5に接続されている。
つまり、n−GaAs下側コンタクト層9及びn−GaAs上側コンタクト層11は、厚さを例えば約1μmとし、n型ドーパントとして例えばSiを用い、その濃度を例えば約1×1018cm−3とすれば良い。また、AlGaAs/GaAs−MQW層10は、厚さ40nmのi−Al0.3Ga0.7As層13と厚さ4nmのi−GaAs層14とを各20層交互に積層したものとすれば良い。
読出回路チップ5は、赤外線が入射して各赤外線検知素子7に流れた電流量に応じた出力電圧を順次読み出すものである。ここで、読出回路チップ5は、例えばSi基板上に形成されており、図6(A)、図6(B)に示すように、読出回路17として、画素7毎に設けられた複数の駆動回路15と、各駆動回路15の出力を順次読み出すための切替回路16とを備える。ここでは、読出回路チップ5には、さらに、ADコンバータ18が集積されている。
ここで、複数の駆動回路15は、赤外線検知素子アレイ4の各赤外線検知素子7のそれぞれにバンプ電極6を介して接続されている。駆動回路15は、赤外線が入射することによって赤外線検知素子7に流れる電流を、時間で積分し、電圧に変換して出力する積分回路である。
つまり、切替回路16は、複数のソースフォロワトランジスタ23と、複数の行選択トランジスタ24と、複数の行線25と、複数の列線26と、複数の列選択トランジスタ27と、読み出し線28と、負荷トランジスタ29と、増幅器30と、垂直走査シフトレジスタ31と、水平走査シフトレジスタ32とを備える。そして、各ソースフォロワトランジスタ23のゲート端子に、それぞれ、各駆動回路15の出力端子22が接続されている。
ここで、ソースフォロワトランジスタ23は、ゲート端子に駆動回路15の出力端子22が接続されており、駆動回路15の出力に応じて動作するようになっている。なお、各ソースフォロワトランジスタ23のドレイン端子は、図示しない電源に接続されており、電源電圧が供給されている。
各列線26は、行選択トランジスタ24を介してソースフォロワトランジスタ23に接続されている。つまり、各列線26は、それぞれ、行選択トランジスタ24を介して、各列のソースフォロワトランジスタ23に接続されている。また、各列選択トランジスタ27は、複数の列線26のそれぞれに接続されている。さらに、読み出し線28は、全ての列選択トランジスタ27に接続されている。
そして、制御演算部3から画素の選択信号が入力され、垂直走査シフトレジスタ31によって行線25が選択されると、選択された行線25に接続された行選択トランジスタ24は導通状態(オン状態)となる。行選択トランジスタ24が導通状態となると、各赤外線検知素子7(各画素)からの出力信号が、駆動回路15、ソースフォロワトランジスタ23及び行選択トランジスタ24を介して、列線26に出力される。
ところで、本実施形態では、上述のように構成される赤外線検知素子アレイ4及び読出回路チップ5を含む赤外線イメージセンサ1は、図3に示すように、赤外線が入射しうる窓33Aを有する真空容器33内に設けられたコールドシールド34内に設置されており、冷却系(冷却器)35によって冷却されるようになっている。つまり、本赤外線イメージセンサ1は、冷却型赤外線イメージセンサである。
特に、冷却系を備える冷却型赤外線イメージセンサ1では、画素数を増やす場合、コストのかかる冷却部の体積を増やさないようにすべく、各画素7の面積を小さくすることになるため、S/N比が低下してしまう。
つまり、赤外線イメージセンサ1の各画素7に入射した赤外線の一部は、各画素7を構成する赤外線検知素子の内部で熱に変換され、赤外線検知素子7の熱容量や熱抵抗などによって、赤外線検知素子7の温度が上昇してしまう。
また、画素数の増加に伴う各画素7の面積縮小により、同一機能をもつ読出回路チップ5を用いる場合、配線層数の増加などが必要になるため、読出回路チップ5側への縦方向の熱伝導率が低下する傾向にあり、この結果、赤外線検知素子7の温度が上昇してしまう。
この場合、赤外線イメージセンサ1の各画素7に入射する赤外線の入射量にばらつきがあると、各画素7を構成する赤外線検知素子間で温度差が生じてしまう。例えば、強い光が入射した画素7では、弱い光が入射した画素7に比べて、赤外線検知素子7の温度が上昇してしまい、赤外線検知素子間で温度差が生じてしまう。
そして、後述するように、赤外線検知素子7に流れる電流を検知する検知期間内に複数の赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の総光量が同一になるように、補償用赤外線照射部2によって複数の赤外線検知素子7のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御するようにしている。
本実施形態では、赤外線検知素子7によって検知しうる波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部2を備える。
なお、発光素子39を、赤外線源、あるいは、補償光光源ともいう。また、発光素子アレイ38を、赤外線源アレイ、あるいは、補償光光源アレイともいう。また、レンズ41は、光学レンズ、レンズ系、あるいは、光学系ともいう。また、ハーフミラーは、光学系ともいう。また、アレイ駆動回路チップ40を、Si集積回路チップともいう。
ここでは、発光素子アレイ38は、補償用赤外線を出射する複数のLED(Light emitting diode)を備えるLEDアレイである。本実施形態では、撮像対象からの赤外線のうち撮像したい波長の赤外線のみを透過するバンドパスフィルタ36を用いているため、このバンドパスフィルタ36を透過する波長の赤外線と同じ波長の赤外線を出射する複数のLED39を備えるLEDアレイ38を用いている。
ここでは、図8(A)に示すように、アレイ駆動回路49には、後述の制御演算部3に含まれるタイミング制御回路65から画素の選択信号が入力されるとともに、後述の制御演算部3に含まれるメモリ回路63から読み出された各画素7の補償用赤外線強度設定値が入力されるようになっている。そして、アレイ駆動回路49は、選択された画素に接続されているPWM回路50へその画素の補償用赤外線強度設定値を出力するようになっている。
本実施形態では、制御演算部3は、赤外線検知素子7に流れる電流を検知する検知期間内に複数の赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の総光量が同一になるように、補償用赤外線照射部2によって複数の赤外線検知素子7のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御するようになっている。なお、制御演算部3は、コンピュータやコントローラによって構成される。
ここでは、図2に示すように、検知期間内に撮像対象から複数の赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の強度にばらつきがある場合、各赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の総光量が目標値になるように、補償用赤外線照射部2によって各赤外線検知素子7のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御するようにしている。
これにより、各赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の総光量は、目標値又は目標値近傍の一定の範囲内となる。つまり、検知期間内に各赤外線検知素子7のそれぞれに入射する赤外線の総光量が同一又はほぼ同一になり、即ち、赤外線検知素子アレイの受光領域の面内で赤外線の総光量が均一になり、赤外線検知素子7間で温度差が生じるのを防止することができる。この結果、赤外線検知素子7間で抵抗差が生じるのを防止することができるため、S/N比が低下してしまうのを防止することができる。
ここでは、図4(A)に示すように、ある画素において、撮像フレーム毎に撮像対象から入射する赤外線の総光量が時間変化するものとする。なお、図4(A)中の番号は、フレーム番号を示している。
次に、図4(B)、図4(C)に示すように、1フレーム目の撮像時に画素7に入射する赤外線の総光量と目標値とのずれ量、即ち、1フレーム目の撮像時に画素7に入射する赤外線の総光量と目標値との差分に相当する光量の補償用赤外線を、次の2フレーム目の撮像時に、補償用赤外線照射部2から照射する。
同様に、3フレーム目以降の撮像時にも、直前のフレームにおいて撮像対象から入射した赤外線の総光量と目標値との差分に相当する光量の補償用赤外線を、補償用赤外線照射部2から照射する。
撮像対象から入射した赤外線の総光量=画素が検知した赤外線の総光量−補償用赤外線照射部から照射した補償用赤外線の総光量
また、上述の場合、全てのフレームにおいて、画素7が検知する赤外線の総光量、即ち、撮像対象及び補償用赤外線照射部2から画素7に入射する赤外線の総光量は、目標値付近になる。そこで、ここでは、画素7が検知した赤外線の総光量(アナログ信号)をデジタル信号に変換するADコンバータ18の変換特性を、図4(D)に示すように、非線形曲線特性とし、目標値付近で細かく、それ以外で荒くなる特性としている。つまり、ADコンバータ18の量子化の区切りを目標値付近で細かく、それ以外で荒くしている。ADコンバータ18の変換特性としてこのような変換特性を用いることにより、フルレンジで高分解能を得ることができる。つまり、目標値付近に細かい分解能を与えることで、全フレームにおいて目標値付近になる画素7からの出力を高分解能でデジタル信号に変換でき、撮像対象からの赤外線の強度のフレーム毎の変化を確実に検知することができるようになる。
ここでは、制御演算部3は、各赤外線検知素子7によって検知された赤外線の強度と、補償用赤外線照射部2によって各赤外線検知素子7に照射した補償用赤外線の強度との差を求め、撮像対象から各赤外線検知素子7に入射した赤外線の強度を求めるようになっている。
なお、制御演算部3を、制御演算回路ともいう。また、出力換算回路61及び補償用赤外線強度決定回路62を、演算回路ともいう。また、出力換算回路61、補償用赤外線強度決定回路62、メモリ回路63及び表示回路64を、信号処理回路ともいう。また、タイミング制御回路65を、制御回路、あるいは、コントローラともいう。
ここでは、出力換算回路61は、読出回路チップ5に含まれるADコンバータ18で変換された各画素のAD変換値(デジタル信号値)を読み出し、これを図10に示すような変換特性(ここでは非線形の変換特性)に基づいて変換して、各画素7に入射した赤外線の強度に相当する信号として出力する回路を含む。この場合、各画素7に入射した赤外線の強度に相当する信号は、撮像対象からの赤外線の強度に相当する信号と補償用赤外線照射部2からの補償用赤外線の強度に相当する信号とを合わせたものである。
ここでは、補償用赤外線強度決定回路62は、図11に示すように、出力換算回路61によって換算された各画素7の出力と目標赤外線強度値との差分を、補償用赤外線照射部2によって各画素7に照射する補償用赤外線の強度、即ち、補償用赤外線強度設定値として決定するようになっている。
表示回路64は、撮像された画像をモニタ60に表示させるために、出力換算回路61によって求められた各画素7の出力を変換する回路であって、例えばフォーマット変換回路やDA変換回路などである。
このように構成される赤外線撮像装置では、以下のような処理が行なわれる。
ここでは、jフレーム、j+1フレームにおいて、i画素の出力を読み出して処理を行なう場合を例に挙げて、図12を参照しながら説明する。
次に、図12(B)に示すように、出力換算回路61は、i画素を選択するための制御信号に基づいて、読出回路チップ5に含まれるADコンバータ18で変換されたi画素のAD変換値を読み出し、これを図10に示すような変換特性に基づいて変換して、i画素に入射した赤外線の強度に相当する信号として出力する。なお、i画素に入射した赤外線の強度に相当する信号に、図12(B)では符号(1)を付している。
また、上述のように、検知期間内に各赤外線検知素子7に入射する赤外線の総光量が同一になるようにすることで、検知期間内に各赤外線検知素子7に流れる総電流量が同一になり、各赤外線検知素子7に接続される読出回路チップ5内のキャパシタ19に蓄積される総電位も同一になる。このため、読出回路チップ5の内部の消費電力の変動に起因してS/N比が低下してしまうのを防止することができる。
図13に示すように、読出回路チップ5内では、センサーアレイ4に備えられる各画素(赤外線検知素子)7に流れる電流を、積分回路15に備えられるキャパシタ19で一定時間積分後、インピーダンス変換回路30を通し、ADコンバータ18によってデジタル信号に変換して出力する。例えば、Libin Yao, “CMOS readout circuit design for infrared image sensors”, Proc. Of SPIE, Vol.7384, 73841B (2009)参照。
この場合、各画素7に流れる総電流量がばらつくと、各画素7に接続されたキャパシタ19に蓄積される総電位もばらつき、切替回路16以降の回路において、この画素毎に異なる電位に対応して充放電が繰り返されることになる。これにより、読出回路チップ5の内部の消費電力が変動し、これがノイズの原因となって、S/N比が低下してしまうことになる。
例えば、補償用赤外線照射部2を、上述の実施形態の発光素子アレイ38及びアレイ駆動回路チップ40に代えて、図14に示すように、複数の発熱抵抗素子72を備える発熱抵抗素子アレイ70と、バンドパスフィルタ71とを備えるものとして構成しても良い。つまり、補償用赤外線照射部2を、複数の赤外線検知素子7のそれぞれに対応して設けられ、赤外線を放射する複数の発熱抵抗素子72を備える発熱抵抗素子アレイ70と、発熱抵抗素子72から放射された赤外線のうち補償用赤外線の波長のみを通すバンドパスフィルタ71とを含むものとして構成しても良い。この場合も、上述の実施形態と同様に、レンズと、ハーフミラーとを含むものとするのが好ましい。なお、発熱抵抗素子72を、ヒータ素子、あるいは、抵抗素子ともいう。
このため、赤外線撮像装置は、赤外線検知素子に流れる電流を検知する検知期間内に複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射する総光量が同一になるように、赤外線照射部によって複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御する制御演算部を備えるものとすれば良い。つまり、上述の実施形態のように、制御演算部によって、複数の赤外線検知素子のそれぞれによって検知された赤外線の強度及び赤外線照射部によって複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射した補償用赤外線の強度に基づいて、撮像対象から複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射した赤外線の強度を求める必要がない。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態にかかる赤外線撮像装置について、図17〜図19を参照しながら説明する。
つまり、本赤外線撮像装置は、図17に示すように、赤外線を放射する温度板80、81と、バンドパスフィルタ82と、マイクロミラーアレイ83とを含む補償用赤外線照射部を備える。
ここでは、温度板として、2つの温度板、即ち、低温の温度板80と高温の温度板81とを用いている。ここで、低温の温度板80は、赤外線検知素子7の温度と同じか又はそれよりも高い温度になっている温度板である。また、高温の温度板81は、低温の温度板80よりも高い温度になっている温度板である。
バンドパスフィルタ82は、図17に示すように、温度板80、81から放射された赤外線のうち補償用赤外線の波長のみを通すものである。
赤外線検知素子7によって検知しうる波長を持つ赤外線を補償用赤外線として用いる場合、バンドパスフィルタ82は、撮像対象と赤外線検知素子アレイ4との間に設けられるバンドパスフィルタ36(図3参照)、即ち、撮像対象からの赤外線のうち撮像したい波長の赤外線のみを透過するバンドパスフィルタと同じバンドパスフィルタを用いれば良い。この場合、補償用赤外線照射部2は、赤外線検知素子7によって検知しうる波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部である。
マイクロミラーアレイ83は、複数の赤外線検知素子7のそれぞれに対応して設けられ、温度板80、81が放射した赤外線を赤外線検知素子7へ向けて反射させる複数のマイクロミラー84を備えるものである。なお、マイクロミラーアレイ83を構成するマイクロミラー84としては、例えば特許第3512963号に開示されているものなどを用いることができる。
また、マイクロミラーアレイ83には、これを駆動する駆動回路(図示せず)が接続されている。そして、制御演算部3からの制御信号に基づいて駆動回路によってマイクロミラーアレイ83を駆動することで、各赤外線検知素子7に照射する補償用赤外線の強度を制御することができるようになっている。
ここで、図18(B)は、ある画素に対して検知期間(フレーム)毎に設定される補償用赤外線強度設定値を示しており、図18(C)は、駆動回路のPWM回路から、ある画素に対応するマイクロミラーに出力される制御信号(パルス信号)を示している。ここでは、パルス信号がオンの場合にマイクロミラー84が高温の温度板81側を向くようになっている。このため、パルス信号がオンになっている合計時間がマイクロミラー84が高温の温度板81側を向いている時間である。
このため、駆動回路には、制御演算部3からの制御信号として、制御演算部3に含まれるタイミング制御回路65から画素の選択信号が入力されるとともに、制御演算部3に含まれるメモリ回路63から読み出された各画素7の補償用赤外線強度設定値が入力されるようになっている。そして、駆動回路は、選択された画素に接続されているPWM回路から出力されるパルス信号のオン・オフ及びパルス幅を調整し、これに基づいて、各マイクロミラー84を駆動するようになっている。
したがって、本実施形態にかかる赤外線撮像装置によれば、上述の第1実施形態の場合と同様に、赤外線イメージセンサ1の各画素7を構成する赤外線検知素子間で温度差が生じてしまうことによってS/N比が低下してしまうのを防止できるという利点がある。また、各画素7が微細になった高解像度の赤外線撮像装置を高いS/N比を維持したまま実現することができる。
コリメートレンズ93は、赤外線ランプ90からの赤外線を平行光にするためのものである。
[その他]
なお、本発明は、上述した各実施形態及び変形例に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
2 補償用赤外線照射部
3 制御演算部
4 赤外線検知素子アレイ
5 読出回路チップ
6 バンプ電極
7 赤外線検知素子(画素)
8 GaAs基板
9 n−GaAs下側コンタクト層
10 AlGaAs/GaAs多重量子井戸(MQW)層
11 n−GaAs上側コンタクト層
12 分離溝
13 i−Al0.3Ga0.7As層
14 i−GaAs層
15 駆動回路
16 切替回路
17 読出回路
18 ADコンバータ
19 キャパシタ(積分容量)
20、21 スイッチ(トランジスタ)
22 出力端子
23 ソースフォロワトランジスタ
24 行選択トランジスタ
25 行線
26 列線
27 列選択トランジスタ
28 読み出し線
29 負荷トランジスタ
30 増幅器(インピーダンス変換回路)
31 垂直走査シフトレジスタ
32 水平走査シフトレジスタ
33 真空容器
33A 窓
34 コールドシールド
35 冷却系
36 バンドパスフィルタ
37 レンズ
38 発光素子アレイ(LEDアレイ)
39 発光素子(LED)
40 アレイ駆動回路チップ
41 レンズ
42 ハーフミラー
43 化合物半導体基板
44 化合物半導体積層構造
45 分離溝
46、47 バンプ電極
48 Si基板
49 アレイ駆動回路
50 PWM回路
51 PWM変換回路
52 LED駆動回路
60 モニタ
61 出力換算回路
62 補償用赤外線強度決定回路
63 メモリ回路
64 表示回路
65 タイミング制御回路
70 発熱抵抗素子アレイ
71 バンドパスフィルタ
72 発熱抵抗素子
73 Si基板
74 アレイ駆動回路
75 PWM回路
80 低温の温度板
81 高温の温度板
82 バンドパスフィルタ
83 マイクロミラーアレイ
84 マイクロミラー
85 ヒータ
86 温度センサ
87 温度制御回路
90 赤外線ランプ
91 楕円レンズ
92 複眼レンズ構造
93 コリメートレンズ
Claims (8)
- 複数の赤外線検知素子を備える赤外線検知素子アレイと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに、前記赤外線検知素子によって検知しうる波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部と、
前記赤外線検知素子に流れる電流を検知する検知期間内に前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射する撮像対象からの赤外線と前記補償用赤外線の総光量が同一になるように、前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御するとともに、前記複数の赤外線検知素子のそれぞれによって検知された赤外線の強度及び前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射した補償用赤外線の強度に基づいて、撮像対象から前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射した赤外線の強度を求める制御演算部とを備えることを特徴とする赤外線撮像装置。 - 複数の赤外線検知素子を備える赤外線検知素子アレイと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに、前記赤外線検知素子によって検知しうる波長以外の波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部と、
前記赤外線検知素子に流れる電流を検知する検知期間内に前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射する撮像対象からの赤外線と前記補償用赤外線の総光量が同一になるように、前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御する制御演算部とを備えることを特徴とする赤外線撮像装置。 - 複数の赤外線検知素子を備える赤外線検知素子アレイと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに、前記赤外線検知素子によって検知しうる波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部と、
前記赤外線検知素子に流れる電流を検知する検知期間内に前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに流れる総電流量が同一になるように、前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御するとともに、前記複数の赤外線検知素子のそれぞれによって検知された赤外線の強度及び前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射した補償用赤外線の強度に基づいて、撮像対象から前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに入射した赤外線の強度を求める制御演算部とを備えることを特徴とする赤外線撮像装置。 - 複数の赤外線検知素子を備える赤外線検知素子アレイと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに、前記赤外線検知素子によって検知しうる波長以外の波長を持つ補償用赤外線を照射する補償用赤外線照射部と、
前記赤外線検知素子に流れる電流を検知する検知期間内に前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに流れる総電流量が同一になるように、前記補償用赤外線照射部によって前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに照射する補償用赤外線の強度を制御する制御演算部とを備えることを特徴とする赤外線撮像装置。 - 前記補償用赤外線照射部は、前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに対応して設けられた、補償用赤外線を出射する複数の発光素子を備える発光素子アレイを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の赤外線撮像装置。
- 前記補償用赤外線照射部は、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに対応して設けられ、赤外線を放射する複数の発熱抵抗素子を備える発熱抵抗素子アレイと、
前記発熱抵抗素子から放射された赤外線のうち補償用赤外線の波長のみを通すバンドパスフィルタとを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の赤外線撮像装置。 - 前記補償用赤外線照射部は、
赤外線を放射する温度板と、
前記温度板から放射された赤外線のうち補償用赤外線の波長のみを通すバンドパスフィルタと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに対応して設けられ、前記温度板が放射した赤外線を前記赤外線検知素子へ向けて反射させるマイクロミラーを備えるマイクロミラーアレイとを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の赤外線撮像装置。 - 前記補償用赤外線照射部は、
赤外線を放射する赤外線ランプと、
前記赤外線ランプから放射された赤外線のうち補償用赤外線の波長のみを通すバンドパスフィルタと、
前記複数の赤外線検知素子のそれぞれに対応して設けられ、前記赤外線ランプが放射した赤外線を前記赤外線検知素子へ向けて反射させる複数のマイクロミラーを備えるマイクロミラーアレイとを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の赤外線撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011008826A JP5644530B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 赤外線撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011008826A JP5644530B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 赤外線撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012151661A JP2012151661A (ja) | 2012-08-09 |
| JP5644530B2 true JP5644530B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=46793504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011008826A Expired - Fee Related JP5644530B2 (ja) | 2011-01-19 | 2011-01-19 | 赤外線撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5644530B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11956416B2 (en) | 2021-07-30 | 2024-04-09 | SK Hynix Inc. | Image sensing device and method of operating the same |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9207120B2 (en) * | 2013-07-15 | 2015-12-08 | The Boeing Company | Systems and methods for detecting multiple infrared bands |
| KR102526997B1 (ko) * | 2015-07-31 | 2023-05-02 | 서울바이오시스 주식회사 | 광 검출 소자 및 이를 포함하는 전자 장치 |
| CN108459723B (zh) * | 2018-06-12 | 2024-03-15 | 上海永亚智能科技有限公司 | 一种红外手势识别装置和识别方法 |
| US11800206B2 (en) * | 2019-07-08 | 2023-10-24 | Calumino Pty Ltd. | Hybrid cameras |
| CN113612940A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-11-05 | 浙江焜腾红外科技有限公司 | 夜视红外热成像仪 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02228890A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | 赤外線撮像装置 |
| JP4300305B2 (ja) * | 1999-04-02 | 2009-07-22 | 日産自動車株式会社 | 熱型赤外線撮像素子 |
| JP4961734B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2012-06-27 | 日産自動車株式会社 | 撮像装置および撮像方法 |
-
2011
- 2011-01-19 JP JP2011008826A patent/JP5644530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11956416B2 (en) | 2021-07-30 | 2024-04-09 | SK Hynix Inc. | Image sensing device and method of operating the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2012151661A (ja) | 2012-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6977045B2 (ja) | 物体までの距離を決定するためのシステム及び方法 | |
| JP5644530B2 (ja) | 赤外線撮像装置 | |
| JP7028878B2 (ja) | 物体までの距離を測定するためのシステム | |
| US10852400B2 (en) | System for determining a distance to an object | |
| US12119334B2 (en) | Photoelectric conversion apparatus, photo-detection system, and movable body | |
| KR100585877B1 (ko) | 방사선 이미지 포착 장치 | |
| KR20180073571A (ko) | 물체까지의 거리를 결정하기 위한 시스템 및 방법 | |
| US20160079293A1 (en) | Infrared sensor | |
| US12088946B2 (en) | Imaging device for reducing variations of amounts of electric charges accumulated in floating diffusion regions | |
| US10911703B2 (en) | Image sensor and control method thereof, and image capturing apparatus with event counters and reverse bias voltages | |
| US12379509B2 (en) | Radiation detector, radiation imaging system, radiation image processing method, and storage medium | |
| JP2020025171A5 (ja) | 撮像素子及び撮像装置 | |
| JP5811669B2 (ja) | イメージセンサ及び撮像装置 | |
| US20240259710A1 (en) | Image sensor element and imaging device | |
| US20240159883A1 (en) | Sensor device, sensor module, imaging system and method to operate a sensor device | |
| US10904459B2 (en) | Array sensor including resistor network with bias voltage supply nodes and imaging apparatus including array sensor | |
| KR102145088B1 (ko) | 방사선 화상 판독 장치 | |
| US20250386607A1 (en) | Colloidal Quantum Dots on a Matrix of Silicon Photomultiplier Microcells | |
| MacDougal et al. | Wide-area SWIR arrays and active illuminators | |
| US20240413077A1 (en) | Semiconductor device and distance measuring device | |
| JP2006005312A (ja) | 光センサおよび固体撮像装置 | |
| JP2022071557A (ja) | 冷却型撮像装置、及び光検出器 | |
| JP2008160513A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131007 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140703 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140708 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140828 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141020 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5644530 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |