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JP5647328B2 - 半導体集積回路およびそのパターンレイアウト方法 - Google Patents
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JP5647328B2 - 半導体集積回路およびそのパターンレイアウト方法 - Google Patents

半導体集積回路およびそのパターンレイアウト方法 Download PDF

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Description

本発明は、機能性ダミーパターンを備えた半導体集積回路とそのパターンレイアウト方法に関し、特に、半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD:Charge - Coupled Device)や薄膜磁気ヘッドなどのマイクロデバイスの製造に適用可能な技術に関する。
従来から、半導体集積回路(LSI)を製造する際には、フォトマスクのパターン像を、投影光学系を介して、フォトレジストが塗布されたウエハやガラスプレート等の基板上に投影する投影露光装置が使用されている。
LSIには、多種類のパターンが配置されている。各種の機能モジュールのパターンは勿論の事ながら、それ以外にもマーク/スクライブTEGパターンやダミーパターン等のパターンが配置されており、それぞれ重要な役割を担っている。尚、TEG(Test Elementary Group)とは、トランジスタ構造や回路方式の検証、性能の把握などを目的に試作する要素回路のことである。
ダミーパターンは、化学的機械的研磨(CMP)やドライエッチングプロセスにおいて、LSIチップやウエハのパターン占有率の均一性を向上させるために、LSIチップやウエハの内外の余ったスペースに配置されるものである。ダミーパターン7は、その占有率が所定の範囲内であればその役割は果たされるので、その形状や大きさは任意で良く、従って複雑な形状である必要はないので、図9の様に、いくつかの大きさの矩形パターンを用意し、RAMやアナログ等の各機能モジュール2の間の隙間やLSI製品の内外に配置されている。またダミーパターンは、LSIの機能や性能には影響しないが、その均一性向上の効果によりLSIの各機能モジュールや素子の特性のバラツキをなくすことができるので、現在ではLSI製造プロセスにおいて安定性や信頼性を確保する上で不可欠なパターンとなっている(特許文献1)。
従来のLSIの周縁には、ダイシング用のスクライブ領域が設けられている。このスクライブ領域には、サイドモニタ、アライメントマークおよび解像力チャート等のスクライブTEGパターンが配置されており、それらのTEGパターンにより、LSIを製造する際の仕上がり具合をモニタしている。それらのTEGパターンは、従来ではLSIの機能や性能には影響しないが、製造装置が正常に稼動しているか否かを管理し、もし異常が発生した場合は、それらのTEGパターンを即座に検査して、他のLSIへの被害の拡大を防止するために、または可能なら救済ややり直しをするために、現在のLSI製造プロセスにおいて不可欠なパターンとなっている。
特開2000−294730号公報
スクライブTEGパターンは、モニタすべき項目が少なくスクライブ領域分の面積があれば十分配置可能であった世代では、大きな問題にはならなかった。しかし、最近のLSIでは、1チップにメモリ、ロジック、アナログおよびセンサ等の多種類の機能モジュールが形成されるので、使用されるトランジスタ、ダイオード、抵抗、容量およびインダクタ等の素子の種類が飛躍的に増加しており、それに連れて、スクライブTEGパターンによりモニタすべき項目も増加している。
当然、多くの項目をモニタするためには、多くのスクライブTEGパターンが必要であるが、最近では、スクライブ領域だけでは、それら全てのスクライブTEGパターンを配置する事ができなくなってきている。
そのため、モニタすべき項目を削減したり、スクライブ領域の幅を広げるなどの措置を取る必要があるが、その場合、下記1−3の様な問題点が発生する。1.モニタすべき項目を削減すれば、プロセス管理が不十分となり、プロセス装置の異常検出がおろそかになる。2.スクライブ領域の幅を広げると、製品として利用できる面積が減るので、ウエハ1枚から取れる製品の数が減り、製品の製造コストが上昇する。3.スクライブTEGパターンをスクライブ領域に配置する場合、そのスクライブTEGパターンの位置(モニタ位置)がモニタ対象の素子の位置から離れた位置となるので、モニタ結果に必ず誤差が含まれる。
また、LSIに搭載される機能モジュールのなかには、電磁ノイズや電気ノイズの影響を受け易いものあるので、その様な機能モジュールには、電磁ノイズ遮断回路や電気ノイズ遮断回路を備えさせる必要がある。しかし、機能モジュール自身に、電磁ノイズ遮断回路や電気ノイズ遮断回路を備えさせると、機能モジュールが大型化し、チップ内でのスペース確保が困難になるので、電磁ノイズ遮断対策や電気ノイズ遮断対策が行われていなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、第1に、ダミーパターンを利用することで、モニタ項目を削減することなく、且つスクライブ領域の幅を広げることなく、且つモニタ結果に誤差が含まれる事を防止して、TEGパターンを形成できる半導体集積回路とそのレイアウト設計方法を提供することを目的とする。
そして第2に、ダミーパターンを利用することで、電磁ノイズ遮断や電気ノイズ遮断のためのスペースを新たに確保することなく、機能モジュールに対する電磁ノイズ遮断対策や電気ノイズ遮断対策が行える半導体集積回路とそのレイアウト設計方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の形態は、チップ内に形成された複数の機能モジュールと、チップ内の所定の機能モジュールの周辺の空き領域に形成され、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターンとを備え、前記機能性ダミーパターンは、平面視で帯状のメタル部と帯状の絶縁膜部とがそれぞれ周期的に繰り返されて形成されるものである。
以上の様に構成された半導体集積回路によれば、チップ内の所定の機能モジュールの周辺の空き領域に、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターンが形成されるので、ダミーパターンを利用することで、収差モニタのモニタ項目を削減することなく、且つスクライブ領域の幅を広げることなく、収差モニタ用のTEGパターンを形成できる。また機能性ダミーパターンは、チップ内の所定の機能モジュールの周辺の空き領域に形成されるので、モニタ対象の機能モジュールの周辺(即ち直ぐ隣り)に配置でき、モニタ結果に従来の様な誤差が含まれる事を防止できる。
実施の形態1−4に係る半導体集積回路のフロアプランの一例を示した図である。 実施の形態6に係る半導体集積回路のパターンレイアウト方法を説明する図である。 実施の形態6における、機能性ダミーパターンが形成される前の複数の機能モジュールを搭載しただけの半導体集積回路のフロアプランの一例を示した図である。 実施の形態1における、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターンの一例図である。 実施の形態2における、電気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターンの一例図である。 実施の形態3における、磁気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターンの一例図である。 実施の形態4における、アライメント測定機能を有する機能性ダミーパターンの一例図である。 実施の形態5に係る半導体集積回路のフロアプランの一例およびタイミング測定機能を有する機能性ダミーパターンの一例を示した図である。 従来例のダミーパターンの一例図である。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態に係る半導体集積回路のフロアプランの一例を示している。同図の様に、この実施の形態に係る半導体集積回路10は、チップ状に形成され、そのチップ1にはメモリ(RAM,ROM)、アナログ、ロジック、I/O等の複数の機能モジュール2が形成されており、それら機能モジュール2を囲む様に、チップ周縁に、スクライブTEGパターンが形成されるスクライブ領域4が形成されている。
各機能モジュール2間には、空き領域3が発生している。この空き領域3は、各機能モジュール2間で、信号をやり取りする上でまたは信号の干渉を防止する上で必要な領域ではあるが、一般的には、可能な限り小さくなるように調整されている。しかしこの空き領域3は、完全に無くすことはできないので、ある程度は発生するものである。
この空き領域3には、特殊な機能を有する機能性ダミーパターン5が形成されている。これにより、チップ1のパターン占有率(機能モジュール2と機能性ダミーパターン5とを合わせたパターン占有率)の均一性が向上される。尚、この空き領域3は、機能性ダミーパターン5を形成することよりも、チップ1のサイズ縮小を優先して最適化する方が好ましい。
ここでは、機能性ダミーパターン5は、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターンとして形成されている。より詳細には、この機能性ダミーパターン5は、図4の様に、帯状のメタル部(暗部)Bと帯状の絶縁膜部(明部)Lとがそれぞれ同幅で周期的に繰り返されて形成される。
図4では、この機能性ダミーパターン5は、収差モニタ対象の機能モジュール(例えばSRAMモジュール)2の周辺の空き領域3に形成されており、周期方向が横方向(収差モニタ対象の機能モジュール2との対向方向(y方向)に直交する方向(x方向))で且つ周期ピッチPが相対的に大、中、小と変化された機能性ダミーパターン5a,5b、5cと、周期方向が縦方向(収差モニタ対象の機能モジュール2との対向方向(y方向)に平行な方向)で且つ周期ピッチPが相対的に大、中、小と変化された機能性ダミーパターン5d,5e、5fとが図示される。
尚、各機能性ダミーパターン5a−5fを、それぞれ1つの機能性ダミーパターン5として扱ってもよく、またはそれら各機能性ダミーパターン5a−5f(一般には周期方向や周期ピッチを変えた複数の機能性ダミーパターン)をまとめて1つの機能性ダミーパターン5として扱ってもよい。
収差には、非点収差やコマ収差のように横方向と縦方向とで収差の挙動が異なるケースもあるので、上記の様に周期方向が横方向や縦方向の機能性ダミーパターン5が必要である。
このような機能性ダミーパターン5は、例えば、SRAMのようにフリップフロップや差動素子等のレイアウトの対称性を利用した機能モジュール(即ちレンズ収差が問題となる機能モジュール)2の周辺の空き領域3に形成される。その際、この機能性ダミーパターン5は、そのマスクパターンを半導体集積回路10用のマスクの空き領域に共存させることで、当該機能モジュール2の周辺(即ち直ぐ隣り)に形成される。
この様に、チップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターン5を形成することで、半導体集積回路10の不良と光学系の収差との因果関係の有無を直接的に調べることができる。例えば、パターンの対称性が必要なSRAMの回路やメモリセルをコマ収差や非点収差が残っている光学系で転写すると、パターンの仕上がりが非対称となり、フリップフロップを利用した回路動作が不安定になるが、SRAMの直ぐ隣りに機能性ダミーパターン5があれば、両者の因果関係を直ちに定量化でき、対策を打つことができる。同時に、機能性ダミーパターン5によりチップ1内のパターン占有率の調整も行える。
以上の様に構成された半導体集積回路10によれば、チップ1内の所定の機能モジュール2の周辺の空き領域3に、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターン5が形成されるので、ダミーパターンを利用することで、収差モニタのモニタ項目を削減することなく、且つスクライブ領域の幅を広げることなく、収差モニタ用のTEGパターンを形成できる。
また機能性ダミーパターン5は、チップ1内の所定の機能モジュール2の周辺の空き領域3に形成されるので、モニタ対象の機能モジュールの周辺に配置でき、モニタ結果に従来の様な誤差が含まれる事を防止できる。
また機能性ダミーパターン5は、平面視で帯状のメタル部Bと帯状の絶縁膜部Lとがそれぞれ周期的に繰り返されて形成されるので、ダミーパターンとして機能させつつ、収差モニタの機能を持たせる事ができる。
実施の形態2.
この実施の形態に係る半導体集積回路10は、実施の形態1において、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターン5の代わりに、電気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターン5Bを用いたものである。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
この実施の形態の機能性ダミーパターン5Bは、図5の様に、第1の周期パターン5Baと、第2の周期パターン5Bbとから構成されている。第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbは共に、帯状のメタル部(暗部)Bと帯状の絶縁膜部(明部)Lとがそれぞれ同幅(幅比1対1)で周期的に繰り返されて形成されている。第2の周期パターン5Bbの周期ピッチP2は、第1の周期パターン5Baの周期ピッチP1と異なる周期ピッチに設定されている(即ち、第2の周期パターン5Bbの空間周波数ν2は、第1の周期パターン5Baの空間周波数ν1と異なる空間周波数に設定されている)。第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbは、共にその周期方向が電気ノイズ遮断対象の機能モジュール(例えばアナログモジュール)2との対向方向(x方向)に一致され、且つ互いに当該機能モジュール2との対向方向に沿って並列配置されている。
第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbはそれぞれ、その周期方向に対しては、その空間周波数ν1,ν2(ν1≠ν2)に一致する周波数の電気ノイズのみを通過させる特性を持っている。この機能性ダミーパターン5Bは、その様な周期パターン5Ba,5Bbを図5の様に電気ノイズ遮断対象の機能モジュール2との対向方向に沿って並列配置することで、電気ノイズ遮断対象の機能モジュール2に伝搬する電気ノイズを完全に遮断する様になっている。尚、フーリエ変換の定義より、メタル部Bと絶縁膜部Lとが幅比1対1の周期パターンの場合、高次高調波としては、奇数次のものしか発生しない。
この機能性ダミーパターン5Bは、例えば、メモリやアナログや高周波素子の周辺の空き領域3に形成される。ここでは、この機能性ダミーパターン5Bは、そのマスクパターンを半導体集積回路10用のマスクの空き領域に共存させることで、電気ノイズ遮断対象の機能モジュール2の直ぐ隣りに形成される。
この実施の形態では、例えば、宇宙線(α線や中性子線)による電気パルスノイズに伴うソフトエラーが発生した場合を想定する。一般に電気パルスノイズは、フーリエ周波数分解すると、あらゆる周波数成分を含む白色状態である。そのため、電気パルスノイズには、或る周期的ダミーパターンの空間周波数ν1と一致するノイズ成分は必ず存在する。そして、そのν1のノイズ成分は、その周期的ダミーパターンについては、遮断されることなく通過する。これは、アナログや高周波素子にとっては致命的なエラーを招く。
しかし、ν1のノイズ成分とは異なる空間周波数ν2を持つ別の周期的ダミーパターンが、空間周波数ν1を持つ周期的ダミーパターンの近くに存在すれば、空間周波数ν1を持つ周期的ダミーパターンを通過したν1のノイズ成分は、空間周波数ν2を持つ周期的ダミーパターンは通過できずに遮断される。逆に、ν2のノイズ成分は、空間周波数ν1を持つ周期的ダミーパターンを通過できずに遮断される。そのため、電気パルスノイズが白色ノイズであっても、ν1であると同時にν2であるというノイズ成分は存在しないので、この実施の形態の様に、第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbを並列配置すれば、完全に遮断できる。さらに、第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbとして、高調波が奇数次しか発生しない幅比(メタル部Bと絶縁膜部Lの幅比)1対1の周期パターンを選択しておけば、高調波同士が一致する可能性が少なくなる。この実施の形態の様に、ノイズの伝播経路上に2種類以上の幅比1対1の周期パターン5Ba,5Bbを配置すれば、アナログや高周波素子において、ソフトエラーの伝播阻止や高周波ノイズの遮断ができ、且つパターン占有率の調整も行える。
尚、ソフトエラーとは、電子機器中のメモリチップなどが何らかの原因で誤動作する現象のことである。回路に致命的なダメージを与える「ハードエラー」と違って一時的なものであり、すぐに故障の原因となるわけではない。ソフトエラーにはいくつかの原因が考えられているが、地上まで到達する二次宇宙線が大きな原因と考えられている。地上まで到達する宇宙線のうち、電荷を持つα線などはメモリセルに衝突した際にメモリセルに蓄えられた電荷量の値を乱してしまうためにメモリエラーの原因となる。また、電荷を持たない中性子線などはメモリのシリコン基板に衝突した際に基板原子を破壊し、その際のエネルギーにより発生したイオンに由来してメモリエラーの原因となる。
以上の様に構成された半導体集積回路10によれば、チップ1内の所定の機能モジュール2の周辺の空き領域3に、電気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターン5Bが形成されるので、ダミーパターンを利用することで、電気ノイズ遮断のためのスペースを新たに確保することなく、機能モジュール2に対する電気ノイズ遮断対策が行える。
また機能性ダミーパターン5Bは、第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbを有し、第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbは共に、平面視で帯状のメタル部Bと帯状の絶縁膜部Lとがそれぞれ同幅で周期的に繰り返されて形成され、第2の周期パターン5Bbの周期ピッチP2は、第1の周期パターン5Baの周期ピッチP1と異なる周期ピッチに設定され、第1および第2の周期パターン5Ba,5Bbは、それぞれその周期方向が電磁ノイズ遮断対象の機能モジュール2との対向方向に一致され、且つ互いに電磁ノイズ遮断対象の機能モジュール2との対向方向に沿って並列配置されるので、ダミーパターンとして機能させつつ、電気ノイズ遮断の機能を持たせる事ができる。
実施の形態3.
この実施の形態に係る半導体集積回路10は、実施の形態1において、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターン5の代わりに、磁気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターン5Cを用いたものである。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
この実施の形態の機能性ダミーパターン5Cは、図6の様に、1つまたは複数の平面視環状のメタル部Bからなる環状パターンにより構成される。尚、メタル部B以外の部分Lは、絶縁膜により形成されている。図6では、機能性ダミーパターン5Cの一例として、1つの平面視正方形環状のメタル部Bにより構成された機能性ダミーパターン5Caと、同心状の2つの平面視正方形環状のメタル部Bから構成されたダミーパターン5Cbと、1つの平面視長方形環状のメタル部Bから構成されたダミーパターン5Ccとが図示されている。
この機能性ダミーパターン5Cは、磁気パルスノイズCがリング部Rを通過すると、その際にメタル部Bに生じるファラデーの電磁誘導効果により、その電磁パルスノイズCを遮断する様になっている。
尚、ファラデーの電磁誘導(Electromagnetic induction)とは、磁束が変動する環境下に存在する導体に電位差(電圧)が生じる現象である。また、レンツの法則により、回路に発生する起電力は、起電力によって回路を流れる電流が起こす磁束が、与えられた磁束変化に逆らうような方向で発生することが知られている。
この機能性ダミーパターン5Cは、例えば、半導体集積回路10が磁気センサモジュールを備える場合において、その磁気センサモジュール以外の機能モジュール2の周辺の空き領域3に形成される。磁気センサモジュールの周辺の空き領域3には、その磁気センサモジュールの磁気検出を妨げない様に、磁気ノイズ遮断機能を持たないダミーパターンが形成される。
尚、磁気センサには主に3種類ある。MR(magneto-resistive)素子、MI(magneto-impedance)素子、ホール素子である。MR素子は、例えば外部磁界の強度変化とともに抵抗値が変わるパーマロイ(NiFe)など金属軟磁性体のMR効果を利用するものである。MI素子は、外部磁界が変動したときにインピーダンスが変わるアモルファス・ワイヤのMI効果を利用するものである。その際、ワイヤにはパルス電流を流しておく。ホール素子は、半導体のホール効果によって生じた電位差を検出することで、外部磁界の変化を測定するものである。
以上の様に構成された半導体集積回路10によれば、チップ1内の所定の機能モジュール2の周辺の空き領域3に、磁気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターン5Cが形成されるので、ダミーパターンを利用することで、磁気ノイズ遮断のためのスペースを新たに確保することなく、機能モジュール2に対する磁気ノイズ遮断対策が行える。
また機能性ダミーパターン5Cは、1つまたは複数の平面視環状のメタル部Bからなる環状パターンにより構成されるので、ダミーパターンとして機能させつつ、磁気ノイズ遮断の機能を持たせる事ができる。
実施の形態4.
この実施の形態に係る半導体集積回路10は、実施の形態1において、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターン5の代わりに、アライメント測定機能を有する機能性ダミーパターン5Dを用いたものである。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
この実施の形態のダミーパターン5Dは、図7の様に、チップ1内の空き領域3に形成された主尺パターン5mおよび副尺パターン5nとから構成される。
主尺パターン5mおよび副尺パターン5nは共に、平面視で帯状のメタル部(暗部)Bと帯状の絶縁膜部(明部)Lとがそれぞれ例えば同幅で周期的に繰り返されて形成されている。副尺パターン5nの周期ピッチP4は、主尺パターン5mの周期ピッチP3と異なる周期ピッチに設定されている。主尺パターン5mおよび副尺パターン5nは、平面視で、互いにその周期方向の直交方向に隣り合って形成されている。図7では、周期方向がアライメント測定対象の機能モジュール(例えばSRAMモジュール)2との対向方向に直交する方向(y方向)に向けられた機能性ダミーパターン5Daと、周期方向がアライメント測定対象の機能モジュール2との対向方向(x方向)に向けられた機能性ダミーパターン5Dbとが図示される。
この機能性ダミーパターン5Dは、その主尺パターン5mのマスクパターンをアライメント測定対象の機能モジュール2の形成用の各マスクのうちの一のマスク上の空き領域3に共存させ、他方、その副尺パターン5nのマスクパターンを前記アライメント測定対象の機能モジュール2の形成用のマスクのうちの別の一のマスク上の空き領域3に共存させることで、そのアライメント測定対象の機能モジュール2と一緒に形成される。そして機能性ダミーパターン5Dの形成後、主尺パターン5mと副尺パターン5nとの周期方向のズレ幅を測定することで、主尺パターン5mと同じマスクで形成された当該機能モジュール2の部位と、副尺パターン5nと同じマスクで形成された当該機能モジュール2の別の部位との間のアライメントを適切に測定できる。
この機能性ダミーパターン5Dは、例えば、重ねあわせ精度が問題となる機能モジュール2の周辺の空き領域3に形成される。例えば、ビアとメタル配線とのアライメントを測定する場合は、例えば、ビアの形成用のマスクの空き領域3に主尺パターン5mのマスクパターンを共存させ、他方、メタル配線の形成用のマスクの空き領域3に副尺パターン5nのマスクパターンを共存させて、ビアおよびメタル配線と一緒に主尺パターン5mおよび副尺パターン5nを形成する。そして、主尺パターン5mと副尺パターン5nとの周期方向のズレ幅を測定することで、ビアとメタル配線とのアライメントを測定する。
この機能性ダミーパターン5Dでは、上記の様に、主尺パターン5mのマスクパターンと副尺パターン5nのマスクパターンを異なるマスクに共存させる必要があるので、この機能性ダミーパターン5Dを形成するには、半導体集積回路10の形成用の各マスクのうち、2つ以上のマスクにおいて、同じ箇所に空き領域3が存在している必要がある。
この様に、チップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターン5Dを形成することで、半導体集積回路10の不良とアライメントエラーとの因果関係の有無を直接的に調べることができる。例えば、特に高精度な重ね合わせが要求されるビアと多層配線との形成工程の転写時にアライメントエラーが発生すると、回路動作が不安定になるが、それらビアと多重配線との周辺に機能性ダミーパターン5Dがあれば、両者の因果関係を直ちに定量化でき、対策を打つことができる。同時に、機能性ダミーパターン5Dによりチップ1内のパターン占有率の調整も行える。
以上の様に構成された半導体集積回路10によれば、チップ1内の空き領域3に、アライメント測定機能を有する機能性ダミーパターン5Dが形成されるので、ダミーパターンを利用することで、アライメント測定のモニタ項目を削減することなく、且つスクライブ領域の幅を広げることなく、アライメント測定用のTEGパターンを形成できる。
また機能性ダミーパターン5Dは、チップ1内の所定の機能モジュール2の周辺の空き領域3に形成されるので、アライメント測定対象の機能モジュール2の周辺に配置でき、モニタ結果に従来の様な誤差が含まれる事を防止できる。
また機能性ダミーパターン5Dは、主尺パターン5mと副尺パターン5nとを有し、主尺パターン5mおよび副尺パターン5nは共に、平面視で帯状のメタル部Bと帯状の絶縁膜部Lとがそれぞれ同幅で周期的に繰り返されて形成され、副尺パターン5nの周期ピッチP4は、主尺パターン5mの周期ピッチP3と異なる周期ピッチに設定され、主尺パターン5mおよび副尺パターン5nは、平面視で、互いにその周期方向の直交方向に隣り合って配置されるので、ダミーパターンとして機能させつつ、アライメント測定機能を持たせる事ができる。
尚、この実施の形態では、主尺パターン5mおよび副尺パターン5nを、帯状のメタル部Bと帯状の絶縁膜部Lとを周期的に繰り返したパターンで構成したが、その代わりに、重ね合わせ検査用のメタル製のバーニヤパターンやメタル製の矩形パターンで構成してもよい。
尚、バーニヤ(副尺、バーニア、バーニヤスケール、Vernier Scale)とは、ノギス等に付随し、最小目盛以下の数値を読取る補助をするものである。多くの場合、主尺(メインスケール)の9/10あるいは19/20の間隔で目盛が振られており、測定点にバーニヤの0点を合せて主尺の目盛とバーニヤの目盛が一致した場所を読取ることによって1/10あるいは1/20の単位を測定することができる。
実施の形態5.
この実施の形態に係る半導体集積回路10は、実施の形態1において、収差モニタ機能を有する機能性ダミーパターン5の代わりに、タイミング測定機能を有する機能性ダミーパターン5Eを用いたものである。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
この実施の形態の機能性ダミーパターン5Eは、図8の様に、インバータ5pが奇数段従属接続されて入出力間がループ状に接続されてなるリングオシレータにより構成される。
尚、リングオシレータとは、例えば、インバータを奇数段従属接続して入出力間をループ状に接続すると、もとの入力論理値を反転した論理値が入力に戻り、入力が反転される。このようにインバータの奇数段従属接続ループ回路では、入力の反転が際限なく繰り返されるため、リングオシレータ(リング発振器)と呼ばれる。リングオシレータの発振周期は、論理値がループを一周する時間と考えられるため、インバータの平均遅延時間がtdであるとすると、N段のリングオシレータの発振周期はT=2・td・Nで与えられる。発振周期を測定すれば、インバータの平均遅延時間を求めることができるため、製造プロセスの評価に用いることができる。
この機能性ダミーパターン5Eは、チップ1内の空き領域3の複数箇所(例えば、アナログモジュールに囲まれた空き領域3aやROM/RAMに囲まれた空き領域3b)に形成される。尚、各箇所には、同一の機能性ダミーパターン5Eが形成される。この機能性ダミーパターン5Eは、そのマスクパターンを半導体集積回路10の形成用のマスク上の空き領域3に共存させることで、チップ1内の空き領域3に形成される。
尚、リングオシレータは、1つのマスクだけでは形成できないので、この機能性ダミーパターン5Eのマスクパターンを半導体集積回路10の形成用のマスク上の空き領域3に共存させるには、そのマスクのうちの多層配線の形成用のマスク以外の全マスクにおいて、同じ箇所に空き領域3が存在している必要がある。
この様に、機能性ダミーパターン5Eをチップ1内の空き領域3の複数箇所に形成することで、チップ1内の各箇所と信号伝播能力との因果関係の有無を直接的に調べることができる。例えば、一般的にパターン密度の低いアナログモジュールに囲まれた空き領域3aとパターン密度の高いROM/RAMに囲まれた空き領域3bとでは、CMPプロセスやドライエッチングプロセスでの微細加工の仕上がりにばらつきが生じる。この様なプロセスばらつきがあると、多層配線の抵抗や容量にばらつきが生じる。そのため、それらの空き空間3a,3bに機能性ダミーパターン5Eを形成しておけば、プロセスばらつき、抵抗や容量の変動および信号のタイミングずれの間の因果関係を直ちに定量化でき、対策を打つことができる。同時に、機能性ダミーパターン5Eによりチップ1内のパターン占有率の調整も行える。
以上の様に構成された半導体集積回路10によれば、チップ1内の空き領域3の複数箇所に、タイミング測定機能を有する複数の機能性ダミーパターン5Eが形成されるので、ダミーパターンを利用することで、タイミング測定のモニタ項目を削減することなく、且つスクライブ領域の幅を広げることなく、タイミング測定用のTEGパターンを形成できる。
また機能性ダミーパターン5Eは、リングオシレータにより構成されるので、ダミーパターンとして機能させつつ、タイミング測定機能を持たせる事ができる。
実施の形態6.
この実施の形態は、実施の形態1−5に係る半導体集積回路10のパターンをレイアウトするパターンレイアウト方法である。以下、図2および図3に基づき、この実施の形態に係る半導体集積回路のパターンレイアウト方法を説明する。
ステップS1で、図3の様にチップ1内に複数の機能モジュール2を搭載した半導体集積回路(尚、これには未だ機能性ダミーモジュールは形成されていない)10sのレイアウトパターンを設計し、その設計データを作成する。
ステップS2で、その半導体集積回路10sの設計データに対し、周知の階層処理および周知の図形演算を行って、マスク毎の描画データを作成する。
ステップS3で、その半導体集積回路10sの描画データに対し、マスク毎に各機能モジュール2の占有領域を所定幅だけ拡幅処理(オーバーサイズ)し、その拡幅処理後の各機能モジュール2の占有領域を求める。この様にして、隣接する機能モジュール2間の安全距離を確保した上で各機能モジュール2の占有領域を求め、半導体集積回路10sのチップ1内のうち、その残りの領域を空き領域3とする。
ステップS4で、ステップS3の結果に基づき、半導体集積回路10のチップ1内の空き領域3を求める。その際、求めた各空き領域3が幾つのマスクに共通にして空いているかを識別して、各空き領域3を求める。これにより、1つのマスクだけでの空き領域3や、複数のマスクに共通の空き領域3などを求める事も可能である。
ステップS5で、実施の形態1−5の機能性ダミーパターン5,5B,5C,5D,5Eのうちの何れかの機能性ダミーパターンを設計し、その設計データを作成する。
ステップS6で、その機能性ダミーパターンの設計データに対し、周知の階層処理および周知の図形演算を行って、マスク毎の描画データを作成する。
ステップS7で、その機能性ダミーパターンの描画データに対し、マスク毎にその機能性ダミーパターンの占有面積を所定幅だけ拡幅処理(オーバーサイズ)し、その拡幅処理後の機能性ダミーパターンの占有面積を求めると共に、その使用マスク数を求める。尚、その機能性ダミーパターンの使用マスク数は、機能性ダミーパターン5,5B,5Cの場合は例えば1つであり、機能性ダミーパターン5Dの場合は例えば2つであり、機能性ダミーパターン5Eの場合は例えば3つである。
ステップS8で、その機能性ダミーパターンの拡幅処理後の占有面積および使用マスク数に基づき、ステップ4で求めた空き領域3の中から、その機能性ダミーパターンが形成可能な空き領域3を抽出する。より詳細には、ステップ4で求めた空き領域3の中から、その機能性ダミーパターンの拡幅処理後の占有面積よりも大きく且つその機能性ダミーパターンの使用マスク数以上のマスクに共通して空いている空き領域3を抽出する。
そして、その抽出した空き領域3に、適宜数の機能性ダミーパターンを配置する。より詳細には、半導体集積回路10s用の各マスクのうちのその抽出した空き領域3を共有する各マスクのうちの所定のマスク上の当該空き領域3に、機能性ダミーパターンのマスクパターンを共存させる。これにより、機能性ダミーパターンを半導体集積回路10sに搭載された各機能モジュール2の周辺(直ぐ隣)に適切に形成できる。
例えば、実施の形態1の機能性ダミーパターン5の場合は、半導体集積回路10s用の各マスクのうちのその抽出した空き領域3を共有する各マスクのうちの測定対象の機能モジュール2のマスクパターンが形成された各マスクのうちの一のマスク上の当該空き領域3に、機能性ダミーパターン5のマスクパターンを共存させる。また実施の形態2,3の機能性ダミーパターン5B,5Cの場合は、半導体集積回路10s用の各マスクのうちのその抽出した空き領域3を共有する各マスクのうちのノイズ遮断対象の機能モジュール2用のマスクパターンが形成された各マスクのうちの一のマスク上の当該空き領域3に、機能性ダミーパターン5B,5Cのマスクパターンを共存させる。また実施の形態4の機能性ダミーパターン5Dの場合は、半導体集積回路10s用の各マスクのうちのその抽出した空き領域3を共有する各マスクのうち、アライメント測定対象の一方の部位のマスクパターンが形成されたマスク上の当該空き領域3に機能性ダミーパターン5Dの主尺パターン5mのマスクパターンを共存させ、アライメント測定対象の他方の部位のマスクパターンが形成されたマスク上の当該空き領域3に機能性ダミーパターン5Dの副尺パターン5nのマスクパターンを共存させる。また実施の形態5の機能性ダミーパターン5Eの場合は、半導体集積回路10s用の各マスクのうちのその抽出した空き領域3を共有する各マスクのうちの特定の機能モジュール(例えばアナログモジュールやRAM/ROM)2で囲まれた空き領域3a,3bを共有する各マスク上の当該空き領域3a,3bに、機能性ダミーパターン5Dのマスクパターンを共存させる。
尚、空き領域3に形成された機能性ダミーパターンと同じモニタ項目のTEGパターンについては、チップ4の周縁のスクライブ領域4への形成を取り止める。
ステップS9で、ステップS8の結果に基づき、半導体集積回路10sの描画データおよび機能性ダミーパターンの描画データから、図1または図8の様に、複数の機能性モジュール2および機能性ダミーパターン5,5B,5C,5Dまたは5Eを搭載した半導体集積回路10の各マスクの描画データを作成する。この様にして、半導体集積回路10のパターンがレイアウトされる。
以上に説明した半導体集積回路のレイアウト方法によれば、機能性ダミーパターンの占有面積および使用マスク数に基づき、半導体集積回路10sの空き領域3の中から、機能性ダミーパターンの形成可能な空き領域3を抽出し、その抽出した空き領域3に機能性ダミーパターンを配置することで、チップ1内に複数の機能モジュール2が形成されると共にチップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターンが形成された半導体集積回路10の各マスクの描画データを作成するので、実施の形態1−5の半導体集積回路10のパターンを適切にレイアウトできる。
また実施の形態1−6に共通の効果として、機能性ダミーパターン5,5B,5C,5D,5Eは空き領域3を活用して形成するので、従来と比べて、チップ面積の増加およびコストの増加を招くこと無く、より多くのTEGパターンを搭載できて従来よりもきめ細かいプロセスモニタができる。
また、チップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターン5,5B,5C,5D,5Eを形成するので、チップ1の占有率を確保でき、微細パターンの仕上がりのばらつきを抑えることができる。
また、チップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターン5,5B,5C,5D,5Eとして形成されたTEGパターンは、チップ周縁のスクライブ領域4から削除できるので、その分、スクライブ領域4を縮小でき、これにより、1枚のウエハから生産できるLSIのチップ数を増加でき、1チップあたりの製造コストを削減できる。
また、チップ1内の空き領域3に機能性ダミーパターン5,5B,5C,5D,5Eとして形成されたTEGパターンは、従来よりもモニタ対象の機能モジュール2に近い位置でその機能モジュール2の特性をモニタできるので、従来のTEGパターンの搭載位置に起因した誤差が軽減でき、高精度なプロセスモニタが可能となる。
1 チップ、2 機能モジュール、3 チップ内の空き領域、4 スクライブ領域、5,5B,5C,5D,5E 機能性ダミーパターン、5Ba 第1の周期パターン、5Bb 第2の周期パターン、5m 主尺パターン、5n 副尺パターン、10 半導体集積回路、B メタル部、L 絶縁膜部、P,P1,P2,P3,P4 周期ピッチ。

Claims (3)

  1. チップ内に形成された複数の機能モジュールと、
    チップ内の所定の機能モジュールの周辺の空き領域に形成され、電気ノイズ遮断機能を有する機能性ダミーパターンとを備え、
    前記機能性ダミーパターンは、第1および第2の周期パターンを有し、
    前記第1および第2の周期パターンは共に、平面視で帯状のメタル部と帯状の絶縁膜部とがそれぞれ同幅で周期的に繰り返されて形成され、
    前記第2の周期パターンの周期ピッチは、前記第1の周期パターンの周期ピッチと異なる周期ピッチに設定され、
    前記第1および第2の周期パターンは、それぞれその周期方向が前記所定の機能モジュールとの対向方向に一致され、且つ互いに前記所定の機能モジュールとの対向方向に沿って並列配置されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路のパターンをレイアウトするパターンレイアウト方法であって、
    (a)チップ内に複数の機能モジュールが搭載された半導体集積回路の、マスク毎の描画データを作成する工程と、
    (b)前記半導体集積回路の前記描画データに対し、チップ内の空き領域を求める工程と、
    (c)前記機能性ダミーパターンの、マスク毎の描画データを作成する工程と、
    (d)前記機能性ダミーパターンの前記描画データに基づき、前記機能性ダミーパターンの占有面積および使用マスク数を求める工程と、
    (e)前記機能性ダミーパターンの前記占有面積および前記使用マスク数に基づき、工程(b)で求めた前記空き領域の中から、前記機能性ダミーパターンの形成可能な空き領域を抽出する工程と、
    (f)前記工程(e)で抽出した前記空き領域に前記機能性ダミーパターンを配置することで、チップ内に前記複数の機能モジュールが形成されると共にチップ内の前記空き領域に前記機能性ダミーパターンが形成された半導体集積回路の、マスク毎の描画データを作成する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路のパターンレイアウト方法。
  3. 前記工程(f)では、前記半導体集積回路用の各マスクのうちの前記工程(e)で抽出した前記空き領域を共有する各マスクのうちの所定のマスク上の前記空き領域に、前記機能性ダミーパターンのマスクパターンを共存させることで、チップ内に前記複数の機能モジュールが形成されると共にチップ内の前記空き領域に前記機能性ダミーパターンが形成された半導体集積回路の各マスクの描画データを作成することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路のパターンレイアウト方法。
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