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JP5673566B2 - 情報提供装置 - Google Patents
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本発明は、情報提供装置に関し、特に、ネットワーク上で公開されている評価対象に関する情報を取得して分析することにより、評価対象に対する消費者の評価を表す評価情報を提供する情報提供装置に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示されているようなインターネット上の情報伝播測定システム及び方法は知られている。この従来の情報伝播測定システム及び方法では、解析サーバが、情報源分類モジュール、ユーザ識別モジュール、日時識別モジュール、利用APL及び伝播測定モジュールを有しており、BBSサイト、企業系サイト及び個人系ページの集合体の各Webサーバから情報を収集するようになっている。これにより、所定の単語に象徴される話題、所謂、口コミ情報の社会への広まり速度、又は、強さを測定し、社会で関心の強い話題についての効果を諸所の状況で測定できるようになっている。
又、従来から、上記口コミ情報に関連し、例えば、下記特許文献2には、イベント開催中に口コミ情報等の文書情報から利用者が興味をひく語句を抽出して提供するイベント情報抽出方法及び装置及びプログラムが示されており、又、下記特許文献3には、解析サーバがインターネットユーザによって投稿される口コミ情報を含む文章を収集してインターネット上の口コミの実態を収集、解析することによって利用者が簡単に所望する口コミの実態の解析結果を得ることができる情報解析システム及び方法が示されている。又、例えば、下記特許文献4には、各種サービスや施設に関するインターネット上の口コミ情報をサイト横断的に収集する口コミ情報管理システム、口コミ情報管理方法、及び、口コミ情報管理プログラムが示されており、下記特許文献5には、通信サービスへの口コミ効果を利用した新規加入キャンペーンの効果を正確に評価できる通信サービスのキャンペーン評価方法及びシステムが示されており、更に、下記特許文献6には、インターネットユーザ間での口コミの経路を追跡して分析する口コミ追跡システム及びサーバが示されている。
特開2005−63241号公報 特開2006−79412号公報 特開2005−32197号公報 特開2011−59886号公報 特開2010−257379号公報 特開2008−130044号公報
ところで、上記特許文献1〜6に示された従来の装置、システム及び方法において、特に、特許文献1に示されたシステム及び方法では、口コミ情報の投稿数に基づくことにより、インターネット上における話題の対象となっている評価対象に対するインターネットユーザ(消費者)による口コミ情報の広がり(伝播状況)を把握することができる。しかし、このような、単なる投稿数に基づく口コミ情報の広がりの把握においては、例えば、評価対象が公開されたり開催されたりする直前直後で一時的に口コミ情報の投稿数が増大する(言い換えれば、直前直後以外は口コミ情報の投稿数が少ない)場合と、評価対象が公開されたり開催されたりする前後を通じて長期に渡り継続して口コミ情報が投稿される場合とで、ある期間内における投稿数が同等であれば同様の伝播状況として把握されてしまう。すなわち、このような従来の手法によって口コミ情報の広がりを把握する、言い換えれば、インターネットユーザである消費者による評価対象への関心を評価する場合には、評価内容が時間経過に対して定量的ではないために、評価対象が公開されたり開催されたりする直前直後で一時的に口コミ情報の投稿数が増大するような一時的な動向や、流行に左右された動向を適切に反映して評価することが困難である。
一方、評価対象を提供する側(例えば、製品の製造者や事業者、イベントの主催者等)においては、提供する評価対象(製品やイベント)が一時的な話題となって消費者に関心を持って評価されて受け入れられることは重要である。しかし、提供する評価対象が長期的に継続して話題となるように関心を持って評価されて消費者に受け入れられることがより重要である。すなわち、このように話題性が長期間に渡る、言い換えれば、流行に左右されることなく消費者が評価対象に対して長期間に渡り関心を持っていることは、評価対象を提供する側にとっては、例えば、製品の売上高やイベント(催し物)の来場者数を確実に確保できるか否かを把握する点で極めて重要となるからである。
本発明は、上記した問題に対処するためになされたものであり、その目的は、評価対象を時間経過に対して定量的に評価することに利用できる評価情報を提供する情報提供装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明による情報提供装置は、評価対象に関連してネットワーク上に投稿されて公開される消費者による投稿情報を取得し、この取得した投稿情報に基づき前記評価対象の前記消費者による評価を表す評価情報を提供するものである。このため、本発明による情報提供装置の特徴は、時期特定手段と、評価情報作成手段とを備えることにある。
前記時期特定手段は、前記評価対象に関連して投稿された前記投稿情報の投稿数の極値となる時期を特定する。ここで、評価対象としては、例えば、ネットワーク(具体的には、インターネット等)上で公開や関連情報の公表がなされる製品やイベント(催し物)等を挙げることができる。又、投稿情報としては、消費者によってネットワーク上に投稿される評価対象に関連する評判や感想等であって、例えば、口コミ情報やブログ、マイクロブログ、或いは、所定のSNSから投稿される口コミ情報等を挙げることができる。更に、前記投稿情報の投稿数の極値としては、例えば、所定期間内における投稿数の最大値を採用することができる。
前記評価情報作成手段は、前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の前記極値となる時期から、前記投稿情報が投稿された投稿時期が乖離するほど、この投稿された投稿情報の前記評価情報に対する寄与度を大きくして、前記評価情報を作成する。この場合、前記評価情報作成手段は、前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の前記極値となる時期よりも時間的に前となる時期と前記極値となる時期よりも時間的に後となる時期とについて、前記投稿数の前記極値となる時期から前記投稿情報が投稿された投稿時期が乖離するほど、前記寄与度を大きくして前記評価情報を作成することができる。
ここで、これらの場合において、前記寄与度は、前記極値となる時期から乖離した前記投稿時期における前記投稿情報の投稿数の前記極値に対する割合を表すものとすることができる。すなわち、前記極値となる時期から乖離した前記投稿時期における前記投稿情報の投稿数は、前記極値に対して前記割合を乗算することによって決定することができる。そして、この場合には、前記評価情報作成手段は、前記極値となる時期から前記投稿情報が投稿された前記投稿時期が乖離するほど、前記割合を大きな値に決定することができる。すなわち、前記割合(前記寄与度)は、前記極値となる時期と前記投稿時期との間の期間に比例して増減するものであり、前記期間が大きくなるほど前記割合(前記寄与度)は「1」に向けて大きな値に決定され、前記期間が小さくなるほど前記割合(前記寄与度)は「0」に向けて小さな値に決定される。
そして、この場合、前記時期特定手段は、時系列で取得した前記投稿情報の投稿数に基づき前記極値となる時期を特定するとともに、前記極値となる時期から乖離して前記時系列で取得した前記投稿情報の投稿数が所定の閾値を超える投稿時期を特定することができる。又、この場合、前記評価情報作成手段は、前記所定の閾値を超える投稿時期に投稿された前記投稿情報の投稿数を前記割合を用いて補正し、前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の極値と、前記補正した前記投稿数とを頂点として含む多角形の面積の大きさを算出して前記評価情報を作成することができる。更に、この場合、より具体的に、前記評価情報作成手段が算出する多角形の面積は、例えば、前記特定された投稿数の極値と、前記補正した前記投稿数と、前記時期特定手段によって特定された前記投稿時期における前記所定の閾値と一致する投稿数とを頂点として含む台形の面積とすることができる。
これらによれば、長期的に継続して話題となっている評価対象に関連して投稿された投稿情報の寄与度(投稿数の極値に対する割合)を高めて(すなわち、長期に渡り投稿情報が投稿されたことの意義を尊重して)、評価対象の消費者による評価を表す評価情報を作成して提供することができる。具体的には、このように長期的に継続して話題となっていて投稿された投稿情報の投稿数を、極値となった時期から乖離すればするほど(期間が長くなればなるほど)極値に近づける割合を用いて大きな値に決定し(補正し)、この投稿数を用いて決定される多角形(具体的には台形)の面積の大きさを算出して評価情報を作成することができる。
これらにより、評価情報が提供されたユーザ(評価対象の製造者や事業者、主催者等)は、消費者による一時的な(一過性の)評価よりも長期的な評価を重視して、評価対象の評価(すなわち、消費者による関心の高さ)を時間経過に対して定量的に把握することができる。従って、評価情報の提供されたユーザは、評価対象に対する消費者の反応等をより正確にかつ容易に取得することができ、これまでの経験や前例によらずに、例えば、評価情報に基づき製品の効果的な販売計画を立てて販売促進を達成することが可能となったり、評価情報に基づき効果的なイベントを開催することが可能となる。
本発明に係る情報提供装置の適用可能なシステムの構成を示す概略図である。 図1の評価情報提供装置の構成を示す概略図である。 図1の端末装置の構成を示す概略図である。 図1のWebサーバの構成を示す概略図である。 図1の解析サーバの構成を示す概略図である。 図1の評価情報提供装置と解析サーバとが協働して評価対象の評価情報を作成する流れを説明するためのフローチャートである。 最大件数、余感期間及び余韻期間を説明するための図である。 余感係数及び余韻係数を用いて評価情報である評価値(台形面積)を算出することを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係る情報提供装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の情報提供装置の適用可能なネットワークシステムの概略構成を示している。このネットワークシステムは、例えば、ネットワーク上で公開や関連情報の公表がなされる評価対象としての製品やイベント(催し物)等の話題性を評価する、言い換えれば、消費者による評価対象への関心の度合い(高さ)を定量的に評価するための評価情報を少なくとも評価対象に携わるユーザ(例えば、製造者や事業者、主催者等)に提供する情報提供装置としての評価情報提供装置10と、消費者が評価対象に関連する評判や感想等を、所謂、口コミ情報やブログ、マイクロブログ、或いは、所定のSNSからの口コミ情報等により投稿情報として投稿する複数の端末装置20と、評価対象に関連する各種情報を消費者に向けて提供するWebサーバ30と、前記投稿情報を取得して解析することによって評価対象の評価に必要な各種情報を抽出して蓄積する解析サーバ40とから構成される。そして、このネットワークシステムにおいては、評価情報提供装置10、端末装置20、Webサーバ30及び解析サーバ40とが、例えば、インターネット網等のネットワーク50によって互いに通信可能に接続されている。
評価情報提供装置10は、少なくとも、製造者や事業者、主催者等のユーザによって利用されるものであって、評価対象である製品やイベントに対する消費者の評価を時間経過に対して定量的に表す評価情報をユーザに提供するものである。このため、評価情報提供装置10は、図2に概略的に示すように、互いに通信可能に接続された電子制御ユニット11、通信ユニット12、記憶ユニット13、入力ユニット14及び表示ユニット15を備えている。
電子制御ユニット11は、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、各種プログラムを実行することにより、後に詳述する評価情報提供装置10の作動を統括的に制御する。通信ユニット12は、ネットワーク50を介して、少なくとも解析サーバ40との間の無線通信又は有線通信を可能とするものである。記憶ユニット13は、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものであり、電子制御ユニット11が評価情報提供装置10の作動を統括的に制御するにあたって必要なプログラム及びデータを予め記憶している。入力ユニット14は、例えば、キーボード等の文字や数字、図形等を入力するものである。表示ユニット15は、例えば、液晶ディスプレイ等の文字や数字、図形等を表示するものである。
端末装置20は、評価対象である製品を使用したりイベントに参加したりする消費者によって利用されるものであって、評価対象の評判(評価)や感想等の投稿情報(具体的には、口コミ情報等)をネットワーク50上のWebサーバ30に投稿するものである。このため、端末装置20も、図3に示すように、互いに通信可能に接続された電子制御ユニット21、通信ユニット22、記憶ユニット23、入力ユニット24及び表示ユニット25を備えている。
電子制御ユニット21は、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータであり、ブラウザソフトウェア等の各種ソフトウェア(プログラム)を実行することにより、後述する端末装置20による口コミ情報の投稿作動を統括的に制御する。通信ユニット22は、ネットワーク50を介して、少なくともWebサーバ30との間の無線通信又は有線通信を可能とするものである。記憶ユニット23は、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶媒体及び同記憶媒体のドライブ装置を含むものであり、上述したブラウザソフトウェア等の各種ソフトウェア(各種プログラム)及び各種データを予め記憶している。入力ユニット24は、例えば、キーボード等の文字や数字、図形等を入力するものである。表示ユニット25は、例えば、液晶ディスプレイ等の文字や数字、図形等を表示するものである。ここで、端末装置20としては、具体的に、スマートフォン等の携帯電話やタブレット型の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ等を採用することができる。
Webサーバ30は、評価対象に関連する情報、例えば、ニュース等を提供するために企業ホームページ、個人ホームページのWebサイトを運営するとともに、CGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)サイトを運営して消費者から投稿される投稿情報を受け付けて公開するものである。このため、Webサーバ30は、図4に示すように、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット31を備えており、通信ユニット32を利用してネットワーク50に接続し、ネットワーク50を介して端末装置20及び解析サーバ40と通信可能に接続されるようになっている。そして、Webサーバ30は、図4に示すように、記憶ユニット33を備えており、この記憶ユニット33の所定記憶位置には、消費者からからの種々の投稿情報を受け付けるためのBBS(Bulletin Board System:電子掲示板システム)ソフトウェアが記憶されている。又、この記憶ユニット33には、消費者によって投稿される種々の評価対象に対する投稿情報すなわち評判や感想等を表すテキスト情報からなるCGMデータを投稿日時と関連付けて検索可能に蓄積して記憶する投稿情報データベース33aが構築されている。
解析サーバ40は、Webサーバ30と協働して投稿情報データベース33aに投稿日時と関連付けて記憶されている投稿情報(CGMデータ)を取得し、消費者に評価される評価対象の評価情報に関連する各種情報を評価情報提供装置10に提供するものである。このため、解析サーバ40も、図5に示すように、CPU、ROM、RAM等を主要構成部品とするマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット41を備えており、通信ユニット42を利用してネットワーク50に接続し、ネットワーク50を介してWebサーバ30及び評価情報提供装置10と通信可能に接続されるようになっている。そして、解析サーバ40は、図5に示すように、評価対象の評価情報である後述の評価値を推定して演算するにあたって必要な各種パラメータを検索可能に記憶するデータベース43を備えている。尚、この場合、Webサーバ30の投稿情報データベース33aから取得した投稿情報(CGMデータ)を投稿日時と関連付けて検索可能に蓄積するように、データベース43を構築するように実施することも可能である。
次に、上記のように構成される本実施形態に係るネットワークシステムの動作、すなわち、情報提供装置としての評価情報提供装置10の動作について図6を用いて詳細に説明する。尚、ネットワークシステム、すなわち、評価情報提供装置10の動作を説明するにあたり、評価対象が、例えば、○月△日に開催される製品展示イベント(以下、このイベントと「XYZショー」と称呼する。)である場合を例に挙げて以下に詳細に説明する。
まず、評価情報提供装置10のユーザ(例えば、「XYZショー」の主催者)は、例えば、自身が利用可能な端末装置20を利用してWebサーバ30にアクセスし、Webサーバ30からネットワーク50を介して「XYZショー」に関する情報を配信するように、イベント開催日である○月△日よりもNか月前に要求する。これにより、Webサーバ30は、イベント開催日よりもNか月前から「XYZショー」に関する情報(具体的には「XYZショー」の内容や展示物等に関する情報)を配信して公表する。このように、Webサーバ30によって配信された「XYZショー」に関する情報は、ネットワーク50を介して、各消費者の利用する情報端末20によって取得されて確認される。
各消費者においては、情報端末20のブラウザソフトウェアを利用して、「XYZショー」が開催される○月△日(イベント開催日)前の時期では、配信された情報に基づいて、開催される「XYZショー」に対する意見、例えば、「「XYZショー」の開催を楽しみにしている。」や「「XYZショー」で展示される製品が物足りない。」等を口コミ情報やブログを投稿情報としてWebサーバ30に投稿することができる。又、「XYZショー」が開催された○月△日(イベント開催日)以降の時期では、各消費者は、情報端末20のブラウザソフトウェアを利用して、開催された「XYZショー」に対する意見、例えば、「「XYZショー」は良かった。」や「「XYZショー」は期待したほど良くなかった」等を口コミ情報やブログを投稿情報としてWebサーバ30に投稿することができる。
Webサーバ30においては、ネットワーク50を介して、情報端末20を利用して多数の消費者から投稿される多量の投稿情報をBBSソフトウェアによって受け付ける。そして、Webサーバ30は、「XYZショー」に関連する投稿情報を含め受け付けた全ての投稿情報(CGMデータ)を投稿された日時(投稿日時)と関連付けて投稿情報データベース33aの所定記憶位置に検索可能に蓄積して記憶する。
このように、Webサーバ30に投稿情報データベース33aが構築される一方で、製造者や事業者、主催者であるユーザは、評価情報提供装置10の入力ユニット14を利用して、評価対象の「XYZショー」を特定するためのテキスト情報である特定ワードを入力し、自身が関わっている「XYZショー」の評価情報(具体的には、後述する評価値)を作成して出力するように指示する。評価情報提供装置10においては、電子制御ユニット11が入力ユニット14に入力された特定ワードを取得する。そして、電子制御ユニット11は、図6に示すように、通信ユニット12及びネットワーク50を介して、ユーザによって入力された特定ワードとともに、特定ワードを含む投稿情報をWebサーバ30から抽出して取得することを要求する要求情報を解析サーバ40に送信する。
解析サーバ40においては、ネットワーク50及び通信ユニット42を介して、評価情報提供装置10の電子制御ユニット11から送信された特定ワード及び要求情報を受信して取得する。そして、解析サーバ40は、評価情報提供装置10による要求に従い、Webサーバ30に対して、特定ワードを含む投稿情報の提供を要求する。Webサーバ30においては、特定ワードを用いて投稿情報データベース33aを検索し、「XYZショー」に関する投稿情報(CGMデータ)を抽出する。そして、Webサーバ30は、抽出した投稿情報(CGMデータ)を、ネットワーク50を介して、解析サーバ40に送信する。
解析サーバ40においては、抽出された「XYZショー」に関する投稿情報(CGMデータ)をWebサーバ30から受信して取得し、例えば、データベース43の所定記憶位置に一時的に記憶する。そして、解析サーバ40は、「XYZショー」に関する投稿情報(CGMデータ)が抽出されたことを表す抽出完了情報を評価情報提供装置10に送信する。評価情報提供装置10においては、通信ユニット12を介して解析サーバ40から送信された抽出完了情報を取得すると、電子制御ユニット11は、続いて、抽出された投稿情報(CGMデータ)の投稿件数を時系列で集計することを要求する集計要求情報を解析サーバ40に送信する。
解析サーバ40においては、評価情報提供装置10から集計要求情報を受信して取得すると、上述したように、一時的にデータベース43の所定記憶位置に記憶した投稿情報(CGMデータ)について、その投稿件数を時系列で集計する。すなわち、解析サーバ40は、データベース43に一時的に記憶されている投稿情報(CGMデータ)に関連付けられている投稿日時を表す日時情報を取得し、この取得した日時情報に基づいて関連付けられている投稿情報(CGMデータ)の投稿件数を時系列で集計する。そして、投稿情報(CGMデータ)の投稿件数を時系列で集計すると、この集計結果を表す件数集計情報を評価情報提供装置10に送信する。
評価情報提供装置10においては、電子制御ユニット11が、通信ユニット12を介して、解析サーバ40から送信された件数集計情報を受信して取得し、取得した件数集計情報を記憶ユニット13の所定記憶位置に一時的に記憶する。そして、電子制御ユニット11は、取得した件数集計情報に基づき、図7に示すように、時系列の投稿情報(CGMデータ)の投稿件数の推移を表す件数推移グラフを作成する。続いて、電子制御ユニット11は、作成した件数推移グラフに基づき、投稿情報(CGMデータ)の投稿件数が最大値(極値)となる最大件数M及び最大件数Mとなる時期(日時)を決定(特定)する。更に、電子制御ユニット11は、最大件数Mとなる時期(日時)よりも前の時期であってイベント(「XYZショー」)が開催されることに対して消費者が楽しみ等の余感(予感)を覚える期間ΔT1(以下、この期間を余感期間ΔT1と称呼する。)及び最大件数Mとなる時期(日時)よりも後の時期であってイベント(「XYZショー」)が開催されたことに対して消費者が余韻を覚える期間ΔT2(以下、この期間を余韻期間ΔT2と称呼する。)とを決定(特定)する。
具体的に説明すると、電子制御ユニット11は、まず、時系列で集計された投稿情報(CGMデータ)の投稿件数のうちの最大値を最大件数Mとして決定(特定)するとともに、最大件数Mとなる時期(日時)を決定(特定)する。次に、電子制御ユニット11は、図6に示すように、余感期間ΔT1及び余韻期間ΔT2を決定するために予め設定されている閾値Lを解析サーバ40から取得し、図7に示すように、山形となる投稿情報(CGMデータ)の件数推移において投稿件数が閾値Lとなる時期のうち、最大件数Mとなる時期(例えば、イベント開催日)から時間的に前の時期までを余感期間ΔT1として決定し、最大件数Mとなる時期(例えば、イベント開催日)から時間的に後の時期を余韻期間ΔT2として決定する。
このようにして、最大件数Mとその時期、余感期間ΔT1及び余韻期間ΔT2を決定すると、電子制御ユニット11は、評価対象である「XYZショー」の消費者による評価(関心)を時間経過に対して定量的に表す評価値を算出する。以下、評価値の算出を詳細に説明する。
電子制御ユニット11は、まず、図7に示した件数推移グラフにおける山形を、最大件数M、余感期間ΔT1及び余韻期間ΔT2を用いて、図8にて細実線により示すように、三角形で近似する。続いて、電子制御ユニット11は、図6に示すように、解析サーバ40から、余感期間ΔT1の長さに応じて決定される余感係数αと、余韻期間ΔT2の長さに応じて決定される余韻係数βとを取得し、図8にて太実線により示すように、三角形で近似した件数推移グラフを余感係数α及び余韻係数βを用いた台形化処理によって台形変換する。このように、余感期間ΔT1に依存する余感係数α及び余韻期間ΔT2に依存する余韻係数βを用いて件数推移グラフを台形変換することにより、時間経過を適切に反映した評価値を算出することができる。ここで、余感係数αと余韻係数βとを具体的に説明しておく。
余感係数αは、余感期間ΔT1の長さに比例して0<α<1の間で変化する係数(割合)であり、余感期間ΔT1が長くなるほど(最大件数Mとなる時期から乖離するほど)大きな値に変化し、余感期間ΔT1が短くなるほど小さな値に変化する係数(割合)である。すなわち、余感係数αは、早い時期から評価対象である「XYZショー」が消費者の間で話題になっていて投稿情報(CGMデータ)が投稿されている、言い換えれば、早い時期から消費者による関心が高くて余感期間ΔT1が長くなればなるほど、投稿された投稿情報(CGMデータ)の評価対象である「XYZショー」の評価値に対する寄与度が大きくなる(より詳しくは、後述するように算出される台形面積が大きくなる)ように、「1」未満の大きな値に設定される。逆に、余感係数αは、早い時期から「XYZショー」が消費者の間で話題にならず投稿情報(CGMデータ)が開催日直前に投稿されている、言い換えれば、消費者による関心が低くて余感期間ΔT1が短くなればなるほど(すなわち、一過性の話題であればあるほど)、投稿された投稿情報(CGMデータ)の評価対象である「XYZショー」の評価値に対する寄与度が小さくなる(より詳しくは、台形面積が小さくなる)ように、「0」に近い小さな値に設定される。
余韻係数βは、余韻期間ΔT2の長さに比例して0<β<1の間で変化する係数(割合)であり、余韻期間ΔT2が長くなるほど(最大件数Mとなる時期から乖離するほど)大きな値に変化し、余韻期間ΔT2が短くなるほど小さな値に変化する係数(割合)である。すなわち、余韻係数βは、評価対象である「XYZショー」が開催されてから遅い時期まで「XYZショー」が話題になっていて投稿情報(CGMデータ)が投稿されている、言い換えれば、いつまでも消費者による関心が高くて余韻期間ΔT2が長くなればなるほど、投稿された投稿情報(CGMデータ)の評価対象である「XYZショー」の評価値に対する寄与度が大きくなる(より詳しくは、台形面積が大きくなる)ように、「1」未満の大きな値に設定される。逆に、余韻係数βは、例えば、一時的な流行のように、「XYZショー」が開催されてから遅い時期まで消費者の間で話題にならず投稿情報(CGMデータ)の投稿件数が急速に減少する、言い換えれば、消費者による関心が低くて余韻期間ΔT2が短くなればなるほど、投稿された投稿情報(CGMデータ)の評価対象である「XYZショー」の評価値に対する寄与度が小さくなる(より詳しくは、台形面積が小さくなる)ように、「0」に近い小さな値に設定される。
そして、電子制御ユニット11は、図8に示すように、余感期間ΔT1の長さに依存して決定される余感係数αを用いて余感期間ΔT1における投稿件数を補正、すなわち、最大件数Mとなる時期(例えば、イベント開催日)を基準として余感期間ΔT1だけ遡った時期の投稿件数(=閾値L)が最大件数Mに余感係数αを割合として乗算して算出される投稿件数となるように補正する。又、電子制御ユニット11は、図8に示すように、余韻期間ΔT2の長さに依存して決定される余韻係数βを用いて余韻期間ΔT2における投稿件数を補正、すなわち、最大件数Mとなる時期(例えば、イベント開催日)を基準として余韻期間ΔT2だけ進んだ時期の投稿件数(=閾値L)が最大件数Mに余韻係数βを割合として乗算して算出される投稿件数となるように補正する。そして、電子制御ユニット11は、このように補正される投稿件数を用いて、図8に示すように、件数推移グラフにおける山形を近似した三角形を、余感期間ΔT1及び余韻期間ΔT2の長さを反映して、言い換えれば、消費者の関心の高さ(話題性)を反映して台形変換する。
このように、件数推移グラフを台形変換すると、電子制御ユニット11は、図8にてドットにより塗りつぶして示すように、余感期間ΔT1における第1台形面積と余韻期間ΔT2における第2台形面積とを算出する。そして、電子制御ユニット11は、算出した第1台形面積と第2台形面積とを合計し、この合計した多角形の面積としての台形面積を、評価対象である「XYZショー」に対する消費者の評価を表す評価値として推定して決定する。
このように、評価対象である「XYZショー」に対する消費者の評価を表す評価値(台形面積)を決定すると、電子制御ユニット11は、予め設定された表示態様(例えば、数字や図形の表示)によって、表示ユニット15上に評価値を表示する。このとき、電子制御ユニット11は、例えば、イベントである「XYZショー」に関連していて対比可能な他の評価対象の評価値を解析サーバ40から取得し、前記決定した「XYZショー」の評価値と対比する表示態様によって表示することも可能である。
これにより、評価情報提供装置10のユーザ(製造者や事業者、主催者)は、表示ユニット15に表示される評価値(評価価値)を確認することにより、評価対象である「XYZショー」に対する消費者の評価(関心度合い)を時間経過に対して定量的に把握することができる。そして、ユーザは、例えば、「XYZショー」に関連する他の評価対象(例えば、「XYZショー」にて展示された製品等)や、全く別の評価対象について評価値(評価価値)の提供を望む場合には、上述した操作(手順)により、意図する評価対象についての評価値(評価価値)の提供を受けることができる。
以上の説明からも理解できるように、本実施形態によれば、時間経過に対して定量的に評価対象の評価(すなわち、消費者による関心の高さ)を把握することができる。従って、例えば、イベント開催の可否判断や製品の販売に関するマーケットの反応等をより正確にかつ容易に取得することができ、これまでの経験や前例によらずに効果的なイベントの開催が可能となったり、製品の効果的な販売計画を立てて販売促進を達成することが可能となる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明に目的を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、情報提供装置がユーザ(製造者や事業者、主催者等)の利用する評価情報提供装置10であるとし、電子制御ユニット11が解析サーバ40に対して各種情報(CGMデータ、時系列件数、閾値L、余感係数α及び余韻係数β)を要求して評価対象の評価値(評価情報)を提供するように実施した。この場合、情報提供装置が解析サーバ40であるとし、解析サーバ40が評価対象の評価値(評価情報)を演算して提供するように実施することも可能である。この場合、具体的には、ユーザ(製造者や事業者、主催者等)は評価情報提供装置10を介して、解析サーバ40に評価対象を指定するとともに評価値の提供を要求する。情報提供装置である解析サーバ40は、Webサーバ30から指定された評価対象に関連するCGMデータを取得し、このCGMデータの件数を時系列に集計し、最大件数M、余感期間ΔT1及び余韻期間ΔT2を算出し、余感係数α及び余韻係数βを用いた台形化処理により評価値(台形面積)を算出し、この算出した評価値を評価対象の評価情報としてネットワーク50を介して評価情報提供装置10に送信する。評価情報提供装置10においては、電子制御ユニット11が通信ユニット12を介して評価情報を受信して取得し、この取得した評価情報を表示ユニット15を利用して、ユーザ(製造者や事業者、主催者等)に提供(提示)する。従って、これによっても、上記実施形態と同様の効果が得られるとともに、評価情報提供装置10が解析サーバ40から評価情報を取得して提示するのみであるために、例えば、評価情報提供装置10としてスマートフォン等の携帯電話やタブレット型の携帯情報端末を採用することができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。
更に、上記実施形態においては、ネットワーク50上に、Webサーバ30と解析サーバ40とを設けるように実施した。この場合、解析サーバ40は、投稿情報データベース33aに検索可能に投稿日時と関連付けて蓄積されるCGMデータを利用するため、例えば、Webサーバ30と解析サーバ40とを一体的に設けて実施可能であることは言うまでもない。この場合であっても、解析サーバ40は、上記実施形態と同様に動作することが可能であり、上記実施形態と同様の効果が得られる。
10…評価情報提供装置、11…電子制御ユニット、12…通信ユニット、13…記憶ユニット、14…入力ユニット、15…表示ユニット、20…情報端末、21…電子制御ユニット、22…通信ユニット、23…記憶ユニット、24…入力ユニット、25…表示ユニット、30…Webサーバ、31…電子制御ユニット、32…通信ユニット、33…記憶ユニット、33a…投稿情報データベース、40…解析サーバ、41…電子制御ユニット、42…通信ユニット、43…データベース、50…ネットワーク

Claims (5)

  1. 評価対象に関連してネットワーク上に投稿されて公開される消費者による投稿情報を取得し、この取得した投稿情報に基づき前記評価対象の前記消費者による評価を表す評価情報を提供する情報提供装置であって、
    前記評価対象に関連して投稿された前記投稿情報の投稿数の極値となる時期を特定する時期特定手段と、
    前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の前記極値となる時期から、前記投稿情報が投稿された投稿時期が乖離するほど、この投稿された投稿情報の前記評価情報に対する寄与度を大きくして、前記評価情報を作成する評価情報作成手段とを備えたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 請求項1に記載した情報提供装置において、
    前記評価情報作成手段は、
    前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の前記極値となる時期よりも時間的に前となる時期と前記極値となる時期よりも時間的に後となる時期とについて、前記投稿数の前記極値となる時期から前記投稿情報が投稿された投稿時期が乖離するほど、前記寄与度を大きくして前記評価情報を作成することを特徴とする情報提供装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載した情報提供装置において、
    前記寄与度は、前記極値となる時期から乖離した前記投稿時期における前記投稿情報の投稿数の前記極値に対する割合を表すものであり、
    前記評価情報作成手段は、
    前記極値となる時期から前記投稿情報が投稿された前記投稿時期が乖離するほど、前記割合を大きな値に決定することを特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項3に記載した情報提供装置において、
    前記時期特定手段は、
    時系列で取得した前記投稿情報の投稿数に基づき前記極値となる時期を特定するとともに、前記極値となる時期から乖離して前記時系列で取得した前記投稿情報の投稿数が所定の閾値を超える投稿時期を特定し、
    前記評価情報作成手段は、
    前記所定の閾値を超える投稿時期に投稿された前記投稿情報の投稿数を前記割合を用いて補正し、
    前記時期特定手段によって特定された前記投稿数の極値と、前記補正した前記投稿数とを頂点として含む多角形の面積の大きさを算出して前記評価情報を作成することを特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項4に記載した情報提供装置において、
    前記評価情報作成手段が算出する多角形の面積は、
    前記特定された投稿数の極値と、前記補正した前記投稿数と、前記時期特定手段によって特定された前記投稿時期における前記所定の閾値と一致する投稿数とを頂点として含む台形の面積であることを特徴とする情報提供装置。
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