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JP5721664B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーおよびDRAM(Dynamic Random Access Memory)を使用して処理を行う組み込みシステムを有する機器には、消費電力を抑えるために、動作モードとして通常モードと省電力モードとを有するものがある。省電力モードにおいてDRAMにデータを保持する場合、例えば、DRAMのリフレッシュモードをセルフリフレッシュに移行させて、DRAMでの消費電力を低くする。その場合、セルフリフレッシュで動作しているDRAMには、外部からデータアクセスができないため、省電力モードでは、CPUは、別のメモリーデバイスを使用して動作を継続する(例えば特許文献1参照)。
特開2008−287492号公報
組み込みシステムを有する画像形成装置は、画像処理、印刷などの機器の有する機能の設定情報、ユーザーデータなどを記憶するための不揮発性メモリーを有している。しかし、コストの観点から、そのような不揮発性メモリーは、通常1つしか搭載されていない。
そのため、省電力モードにおいて、この不揮発性メモリー内のプログラムでプロセッサーが動作を継続する場合、省電力モードへの移行時に、プロセッサーは、DRAM上のプログラムから、不揮発性メモリー上のプログラムへ移行する必要がある。しかし、プロセッサーで動作する別のコードによりその不揮発性メモリーへのデータアクセスが行われているときには、不揮発性メモリー上のプログラムへの移行ができず、省電力モードへの移行に失敗したり、遅延が生じたりする可能性がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、省電力モードへの移行を不具合なく実行する画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係る画像形成装置は、プロセッサーと、オートリフレッシュモードおよびセルフリフレッシュモードで動作可能なメモリーと、不揮発性メモリーとを備える。プロセッサーは、メモリー上のプログラムを実行することで実現される、不揮発性メモリーに対してデータのリードおよび/またはライトを行うデータ管理部を有する。そして、プロセッサーは、(a)メモリー上のプログラムに従って、省電力モードへの移行の際に、データ管理部による不揮発性メモリーへのアクセスを禁止し、(b)データ管理部による不揮発性メモリーへのアクセスを禁止した後に、メモリー上のプログラムから不揮発性メモリー上のモード切替プログラムへ移行し、(c)不揮発性メモリー上のモード切替プログラムに従って、メモリーの動作モードをセルフリフレッシュモードへ変更するとともに、プロセッサーの電源を遮断する。
これにより、メモリー上のプログラムから不揮発性メモリー上のプログラムへの移行が円滑に行われるため、省電力モードへの移行が不具合なく実行される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、省電力モードにおいて所定のイベントを検出するとプロセッサーへの電源電力の供給を再開してプロセッサーを起動させる省電力制御部をさらに備える。そして、プロセッサーは、省電力モードから復帰するときに、(d)不揮発性メモリー上の初期動作プログラムに従って、メモリーの動作モードをオートリフレッシュモードへ変更し、(e)メモリーの動作モードをオートリフレッシュモードへ変更した後に、不揮発性メモリー上の初期動作プログラムからメモリー上のプログラムへ移行し、(f)メモリー上のプログラムに従って、省電力モードへの移行の際に禁止したデータ管理部による不揮発性メモリーへのアクセスを許可する。
これにより、不揮発性メモリー上のプログラムからメモリー上のプログラムへ移行した後にデータ管理部の動作が再開されるため、不揮発性メモリー上のプログラムからメモリー上のプログラムへの移行が円滑に行われ、省電力モードから通常モードへの移行が不具合なく実行される。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、プロセッサーは、初期動作プログラムに従って、省電力制御部にアクセスして、省電力モードからの復帰であるか否かを特定する。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、画像形成装置は、周辺機器をさらに備える。そして、データ管理部は、周辺機器についての設定データおよび/または状態データのリードおよび/またはライトを不揮発性メモリーに対して行う。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記の画像形成装置に加え、次のようにしてもよい。この場合、上述の周辺機器は、印刷装置を含み、設定データは、印刷装置の設定データであり、状態データは、印刷装置の状態データである。
本発明によれば、画像形成装置において、省電力モードへの移行が不具合なく実行される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、通常モードから省電力モードへの移行時の、図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。 図3は、プロセッサー起動時の、図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像形成装置は、プリンター、複合機などといった組み込みシステムを内蔵している機器である。この画像形成装置は、プロセッサー1、メモリー2、不揮発性メモリー3、周辺機器4、電源制御回路5、省電力制御部6、操作パネル7、および通信装置8を有する。
プロセッサー1は、メモリー2、不揮発性メモリー3などのメモリーデバイスからプログラムを読み込んで実行する。プロセッサー1としては、CPU、MPU(Micro Processing Unit)などが使用される。
通常モードにおいて、プロセッサー1がメモリー2のメインプログラム21を実行することにより、データ管理部11およびモード切替部12が実現される。データ管理部11は、不揮発性メモリー3に対してデータのリードおよび/またはライトを行う。この実施の形態では、データ管理部11は、周辺機器4についての設定データおよび/または状態データのリードおよび/またはライトを必要に応じて不揮発性メモリー3に対して行う。また、モード切替部12は、データ管理部11による不揮発性メモリー3へのアクセスの禁止および許可の制御を行う。
メモリー2は、オートリフレッシュモードおよびセルフリフレッシュモードで動作可能なメモリーデバイスである。メモリー2としては、SDRAM(Synchronous DRAM)などのDRAMが使用される。通常モードにおいて、メモリー2には、不揮発性メモリー3などからメインプログラム21がロードされ、プロセッサー1は、メモリー2からメインプログラム21をフェッチする。メインプログラム21には、通常モードにおいてプロセッサー1が実行すべき処理が記述されている。
不揮発性メモリー3は、各種データおよびプログラムを保存しておくためのメモリーデバイスである。不揮発性メモリー3としては、例えばフラッシュメモリーが使用される。不揮発性メモリー3には、モード切替プログラム31および初期動作プログラム32が記憶されている。
モード切替プログラム31は、通常モードから省電力モードへの移行時に、プロセッサー1の電源遮断などを行うためのプログラムであって、通常モードから省電力モードへの移行時に、プロセッサー1は、メモリー2上のメインプログラム21からこのモード切替プログラム31へジャンプする。初期動作プログラム32は、プロセッサー1の起動時に最初に実行されるプログラムである。つまり、モード切替プログラム31および初期動作プログラム32は、メモリー2にロードされずに、プロセッサー1により不揮発性メモリー3からフェッチされる。
プロセッサー1は、(a)メモリー2上のプログラムに従って(モード切替部12により)、省電力モードへの移行の際に、データ管理部11による不揮発性メモリーへのアクセスを禁止し、(b)データ管理部11による不揮発性メモリー3へのアクセスを禁止した後に、メモリー2上のメインプログラム21から不揮発性メモリー3上のモード切替プログラム31へ移行し、(c)不揮発性メモリー3上のモード切替プログラム31に従って、メモリー2の動作モードをセルフリフレッシュモードへ変更するとともに、電源制御回路5を使用してプロセッサー1の電源を遮断する。
また、プロセッサー1は、省電力モードから通常モードへ復帰するときに、(d)不揮発性メモリー3上の初期動作プログラム32に従って、メモリー2の動作モードをオートリフレッシュモードへ変更し、(e)メモリー2の動作モードをオートリフレッシュモードへ変更した後に、不揮発性メモリー3上の初期動作プログラム32からメモリー2上のメインプログラム21へ移行し、(f)メモリー2上のメインプログラム21に従って(モード切替部12により)、省電力モードへの移行の際に禁止したデータ管理部11による不揮発性メモリー3へのアクセスを許可する。
この実施の形態では、プロセッサー1は、初期動作プログラム32に従って、省電力制御部6にアクセスして、省電力モードからの復帰であるか否かを特定する。つまり、省電力制御部6によりプロセッサー1が起動された場合には、省電力モードからの復帰であると特定される。一方、電源オフの状態から画像形成装置が起動した場合には、電源制御回路5により自律的にプロセッサー1が起動されるため、省電力モードからの復帰ではないと特定される。
周辺機器4は、この画像形成装置の機能(印刷機能など)を実現する内部デバイス(印刷装置など)を含む。例えば、この画像形成装置が複合機である場合には、周辺機器4には、印刷装置、画像読取装置などが含まれる。プロセッサー1は、メインプログラム21に従って、この周辺機器4を制御する。
電源制御回路5は、プロセッサー1、省電力制御部6などからの指令に従ってプロセッサー1などの内部デバイスの電源電力の供給のオン/オフを行う回路である。
省電力制御部6は、通常モードおよび省電力モードを通じて継続して動作し、省電力モードにおいて所定のイベント(操作パネル7に対する所定の操作、通信装置8による所定の要求の受信など)を検出するとプロセッサー1への電源電力の供給を再開してプロセッサー1を起動させる回路である。
操作パネル7は、この画像形成装置の筐体に設置され、液晶ディスプレイなどの表示装置およびタッチパネルなどの入力装置を有するユーザーインターフェイス装置である。
通信装置8は、図示せぬホスト装置などの外部装置との通信を行う装置である。通信装置8としては、例えば、ネットワークインターフェイスカードが使用される。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。
まず、通常モードから省電力モードへの移行時の動作について説明する。図2は、通常モードから省電力モードへの移行時の、図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
通常モードでは、プロセッサー1は、メインプログラム21に従って動作しており、所定のイベントが発生すると、図2に示す通常モードから省電力モードへの移行の処理を開始する。この処理はモード切替部12により行われる。
モード切替部12は、まず、データ管理部11に対して、不揮発性メモリー3へのアクセスを停止させる指令を発行する(ステップS1)。具体的には、例えば、データ管理部11に状態変数(フラグなど)を設けておき、データ管理部11は、その状態変数の値が、不揮発性メモリー3へのアクセスを許可することを示す値であることを確認した後に、不揮発性メモリー3へのアクセスを行うようにし、モード切替部12は、その状態変数の値を、不揮発性メモリー3へのアクセスを許可することを示す値から、不揮発性メモリー3へのアクセスを禁止することを示す値へ変更する。
その後、モード切替部12は、周辺機器4へのクロック供給を停止し(ステップS2)、プロセッサー1の状態データをメモリー2に記憶する(ステップS3)。次に、プロセッサー1は、メインプログラム21におけるモード切替部12を記述したコードから、不揮発性メモリー3のモード切替プログラム31へジャンプする(ステップS4)。
そして、プロセッサー1は、モード切替プログラム31に従って、メモリー2の動作モードをセルフリフレッシュに変更し(ステップS5)、電源制御回路5に電源遮断指令を発行して、このプロセッサー1の電源を遮断させる(ステップS6)。
これにより、省電力モードへの移行が完了する。省電力モードでは、省電力制御部6、並びに操作パネル7および/または通信装置8は引き続き動作している。
次に、省電力モードから通常モードへの移行時の動作について説明する。図3は、プロセッサー1起動時の、図1に示す画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。
省電力制御部6は、省電力モードにおいて所定のイベントを検出すると、電源制御回路5でプロセッサー1への電源電力の供給を再開してプロセッサー1を起動させる(ステップS11)。プロセッサー1は、起動すると、まず、初期動作プログラム32の実行を開始する(ステップS12)。
そして、プロセッサー1は、初期動作プログラム32に従って、この起動が、省電力モードから通常モードへの復帰時の起動であるか否かを判定する(ステップS13)。このとき、プロセッサー1は、初期動作プログラム32に従って、省電力制御部6にアクセスして、省電力制御部6による起動であると特定した場合には、この起動が、省電力モードから通常モードへの復帰時の起動であると判定する。
この起動が、省電力モードから通常モードへの復帰時の起動である場合、プロセッサー1は、初期動作プログラム32に従って、メモリー2の動作モードをオートリフレッシュモードへ変更し(ステップS14)、その後、メインプログラム21をメモリー2へロードし、初期動作プログラム32からメモリー2上のメインプログラム21へジャンプする(ステップS15)。
そして、通常モードへの復帰処理が、メインプログラム21により実現されるモード切替部12により行われる。モード切替部12は、省電力モードへの移行時に保存したプロセッサー1の状態データを読み出して、プロセッサー1の状態を復帰させ(ステップS16)、周辺機器4へのクロック供給を再開させる(ステップS17)。また、モード切替部12は、データ管理部11に対して、不揮発性メモリー3へのアクセスを再開させる指令を発行する(ステップS18)。
一方、この起動が、省電力モードから通常モードへの復帰時の起動ではない場合、プロセッサー1は、通常起動処理を実行する(ステップS19)。このとき、プロセッサー1は、メインプログラム21をメモリー2にロードし、初期動作プログラム32からメモリー2上のメインプログラム21へジャンプする。
これにより、通常モードへの復帰が完了する。通常モードに復帰すると、データ管理部11は、必要に応じて不揮発性メモリー3へのアクセスを行う。
以上のように、上記実施の形態によれば、プロセッサー1は、(a)メモリー2上のメインプログラム21に従って、省電力モードへの移行の際に、データ管理部11による不揮発性メモリー3へのアクセスを禁止し、(b)データ管理部11による不揮発性メモリー3へのアクセスを禁止した後に、メモリー2上のメインプログラム21から不揮発性メモリー3上のモード切替プログラム31へ移行し、(c)不揮発性メモリー3上のモード切替プログラム31に従って、メモリー2の動作モードをセルフリフレッシュモードへ変更するとともに、プロセッサー1の電源を遮断する。
これにより、メモリー2上のプログラムから不揮発性メモリー3上のプログラムへの移行が円滑に行われるため、省電力モードへの移行が不具合なく実行される。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、例えば、省電力機能を有する画像形成装置に適用可能である。
1 プロセッサー
2 メモリー
3 不揮発性メモリー
4 周辺機器
6 省電力制御部
11 データ管理部
21 メインプログラム
31 モード切替プログラム
32 初期動作プログラム

Claims (5)

  1. プロセッサーと、
    オートリフレッシュモードおよびセルフリフレッシュモードで動作可能なメモリーと、
    不揮発性メモリーとを備え、
    前記プロセッサーは、前記メモリー上のプログラムを実行することで実現される、前記不揮発性メモリーに対してデータのリードおよび/またはライトを行うデータ管理部を有し、
    前記プロセッサーは、(a)前記メモリー上のプログラムに従って、省電力モードへの移行の際に、前記データ管理部による前記不揮発性メモリーへのアクセスを禁止し、(b)前記データ管理部による前記不揮発性メモリーへのアクセスを禁止した後に、前記メモリー上のプログラムから前記不揮発性メモリー上のモード切替プログラムへ移行し、(c)前記不揮発性メモリー上のモード切替プログラムに従って、前記メモリーの動作モードをセルフリフレッシュモードへ変更するとともに、前記プロセッサーの電源を遮断すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記省電力モードにおいて所定のイベントを検出すると前記プロセッサーへの電源電力の供給を再開して前記プロセッサーを起動させる省電力制御部をさらに備え、
    前記プロセッサーは、前記省電力モードから復帰するときに、(d)前記不揮発性メモリー上の初期動作プログラムに従って、前記メモリーの動作モードをオートリフレッシュモードへ変更し、(e)前記メモリーの動作モードをオートリフレッシュモードへ変更した後に、前記不揮発性メモリー上の前記初期動作プログラムから前記メモリー上のプログラムへ移行し、(f)前記メモリー上のプログラムに従って、前記省電力モードへの移行の際に禁止した前記データ管理部による前記不揮発性メモリーへのアクセスを許可すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記プロセッサーは、前記初期動作プログラムに従って、前記省電力制御部にアクセスして、前記省電力モードからの復帰であるか否かを特定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 周辺機器をさらに備え、
    前記データ管理部は、前記周辺機器についての設定データおよび/または状態データのリードおよび/またはライトを前記不揮発性メモリーに対して行うこと、
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記周辺機器は、印刷装置を含み、
    前記設定データは、前記印刷装置の設定データであり、
    前記状態データは、前記印刷装置の状態データであること、
    を特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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