JP5748331B2 - ガラスハードディスク基板用研磨液組成物 - Google Patents
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Description
本明細書において清浄性とは研磨工程において基板表面に残留する物質を除去する性能を指す。研磨後に基板表面に残留する物質には、例えば砥粒、研磨中に発生する研磨クズ、研磨パッドのカス、ステンレスなどの研磨機に使用される部材などが挙げられる。本発明の研磨液組成物を用いて研磨すれば研磨後の基板表面の清浄性が向上し、磁気ヘッドの浮上高さが低減でき、ガラスハードディスク基板の記録容量増大が可能となる。
本明細書において循環研磨における耐久性とは、循環研磨において再利用される研磨液組成物の性能をいい、とりわけ、循環研磨において再利用される研磨液組成物を用いた研磨の研磨速度の低下の抑制の程度をいう。従来のガラスハードディスク基板の循環研磨においては、研磨速度の低下、すなわち、循環研磨における耐久性の低さが問題となっていた。研磨液組成物の循環研磨における耐久性は、実施例に示す通り、研磨前後のpHの変化量で評価することもできる。
本発明の研磨液組成物はシリカ粒子を含有する。本発明の研磨液組成物で使用されるシリカ粒子は、コロイダルシリカ粒子、ヒュームドシリカ粒子、表面修飾したシリカ粒子等が挙げられるが、研磨後の基板表面の清浄性向上の観点から、コロイダルシリカ粒子が好ましい。また、シリカ粒子の使用形態としては、スラリー状であるのが好ましい。
本発明で使用されるアミン化合物は、研磨速度及び清浄性の向上の両立の観点、並びに循環研磨における耐久性向上の観点から、アミノアルコール並びにピペラジン及びその誘導体からなる群から選択されるアミン化合物であり、その分子内に窒素原子を2又は3個有する。窒素原子は、1級アミン、2級アミン及び3級アミンのいずれの状態でも構わないが、清浄性の向上の観点、循環研磨における耐久性向上の観点から、そのうち少なくとも1個は1級アミンもしくは2級アミンである。本発明の研磨液組成物に含有されるアミン化合物は、一種類でもよく、二種類以上でもよい。また、本発明において、アミン化合物は、塩の形態であってもよく、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、有機酸等との塩が挙げられる。
本発明の研磨液組成物は酸を含有する。本発明において、酸は塩の形態であってもよい。本発明の研磨液組成物に使用される酸としては、硝酸、硫酸、亜硫酸、過硫酸、塩酸、過塩素酸、リン酸、ホスホン酸、ホスフィン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、アミド硫酸等の無機酸; メタンジスルホン酸、エタンジスルホン酸、フェノールジスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸等の含硫黄有機酸; 2−アミノエチルホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、エタン−1,1,−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸、2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸等の含リン有機酸; マロン酸、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、イソクエン酸、フタル酸、ニトロトリ酢酸、ニトロ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、オキサロ酢酸等の多価カルボン酸; 酢酸、プロピオン酸、安息香酸、乳酸、グリコール酸、等の1価カルボン酸; グルタミン酸、ピコリン酸、アスパラギン酸等のアミノカルボン酸等が挙げられる。これらの化合物は単独で用いてもよいし、混合して用いてもよい。中でも、循環研磨における耐久性向上の観点、並びに、研磨速度向上、清浄性向上、及び研磨廃液の汚染低減の観点から、含硫黄有機酸、多価カルボン酸、1価カルボン酸、含リン有機酸、及び含リン無機酸が好ましい。その具体例としては、メタンジスルホン酸、エタンジスルホン酸、フェノールジスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸等の含硫黄有機酸、マロン酸、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、イソクエン酸、フタル酸、ニトロトリ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸等の多価カルボン酸、酢酸、プロピオン酸、安息香酸、乳酸、グリコール酸、等の1価カルボン酸、ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、ホスホノブタントリカルボン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸等の含リン有機酸、リン酸、ホスホン酸、ホスフィン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸等の含リン無機酸等が挙げられる。これらの中でも循環研磨における耐久性向上の観点から多価カルボン酸、1価カルボン酸、含リン有機酸及び含リン無機酸からなる群から選択される酸が好ましく、より好ましくは多価カルボン酸、1価カルボン酸、及び含リン無機酸からなる群から選択される酸であり、さらにより好ましくは多価カルボン酸、及び1価カルボン酸からなる群から選択される酸であり、さらにより好ましくはコハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グリコール酸、含リン無機酸であり、クエン酸、リン酸、グリコール酸、ホスホン酸、ホスフィン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸がさらにより好ましく、クエン酸、グリコール酸がさらにより好ましい。また、研磨速度向上、清浄性向上、及び研磨廃液の汚染低減の観点から、無機酸が好ましく、含リン無機酸がより好ましく、リン酸がさらに好ましい。これらの化合物は単独で用いてもよいし、混合して用いてもよく、清浄性向上の観点から、クエン酸とリン酸を混合して用いることが好ましい。クエン酸とリン酸の好ましい混合比(重量比)としては0.05:1〜2.5:1、より好ましくは0.2:1〜2:1である。
研磨液組成物中の水は、媒体として使用されるものであり、蒸留水、イオン交換水、純水及び超純水等が使用され得る。本発明の研磨液組成物中の水の含有量は、研磨液組成物の取扱いがさらに容易になるため、55重量%以上が好ましく、より好ましくは70重量%以上、さらに好ましくは80重量%以上、特に好ましくは85重量%以上である。また、前記水の含有量は、研磨速度向上の観点から、99重量%以下が好ましく、より好ましくは98重量%以下、さらに好ましくは97重量%以下である。したがって、前記媒体の含有量は、55〜99重量%が好ましく、より好ましくは70〜98重量%、さらに好ましくは80〜97重量%、さらにより好ましくは85〜97重量%である。
本発明の研磨液組成物のpHは、前記アミン化合物及び前記酸の含有量を調整することにより適宜調整することができる。本発明の研磨液組成物のpHは、研磨機の腐食防止及び作業者の安全性向上の観点から、0.5以上が好ましく、より好ましくは1.0以上、さらに好ましくは1.5以上、さらにより好ましくは2.0以上である。また、研磨速度向上の観点から、4.0以下が好ましく、より好ましくは3.5以下である。したがって、研磨液組成物のpHは、0.5〜4.0が好ましく、より好ましくは1.0〜3.5、さらに好ましくは1.5〜3.5、さらにより好ましくは2.0〜3.5である。
本発明の研磨液組成物は、さらに、殺菌剤、抗菌剤、増粘剤、分散剤、防錆剤等を含んでもよい。これらの成分の研磨液組成物中の含有量は、研磨特性の観点から、5重量%以下が好ましく、より好ましくは3重量%以下、さらに好ましくは1重量%以下である。
本発明の研磨液組成物は、各成分を公知の方法で混合することにより、調製することができる。研磨液組成物は、経済性の観点から、通常、濃縮液として製造され、これを使用時に希釈する場合が多い。前記研磨液組成物は、そのまま使用してもよいし、濃縮液であれば希釈して使用すればよい。濃縮液を希釈する場合、その希釈倍率は、特に制限されず、前記濃縮液における各成分の濃度(研磨材の含有量等)や研磨条件等に応じて適宜決定できる。
本発明のガラスハードディスク基板の製造方法(以下、「本発明の製造方法」ともいう。)は、本発明の研磨液組成物を用いてガラスハードディスク基板を研磨する工程を含む。
本明細書において循環研磨とは、ガラスハードディスク基板の研磨工程において、使用した研磨液を再度研磨機に投入し、研磨液を研磨機内で循環させて再利用する手法である。研磨後の廃液を一度全量回収してから研磨機に再投入しても良いし、廃液を回収タンクに戻しながら連続的に研磨機に再投入しても良い。ガラスハードディスク基板を酸性の研磨液を用いて研磨する際には、ガラスハードディスク基板に含有されているアルカリ金属イオンが溶出することがある。アルカリイオンが溶出すると研磨液のpHが上昇してしまうため、長時間研磨をしていると研磨速度が低下してくることを本発明者は見出した。その際、前述の酸とアミン化合物を併用すると、緩衝能が増大して、研磨速度の低下を抑制し、より長時間の循環研磨が可能となる。
本発明の研磨液組成物を用いてガラスハードディスク基板を研磨する方法(以下、「本発明の研磨方法」ともいう。)で用いる研磨装置としては、特に制限はなく、被研磨基板を保持する冶具(キャリア:アラミド製等)と研磨布(研磨パッド)とを備える研磨装置を用いることができる。中でも、両面研磨装置が好適に用いられる。
1.被研磨ガラスハードディスク基板の調製
セリア砥粒を含有する研磨液組成物であらかじめ粗研磨したアルミノ珪酸ガラス基板を被研磨ガラスハードディスク基板として用意した。基板中に含まれるSiの含有量は27.1重量%、Alの含有量は8.6重量%であり、ESCA法を用い以下の測定条件で測定した。
・試料作製
アルミノ珪酸ガラス基板を1cm×1cmに切断し、カーボン製両面テープ上に乗せ固定した。表面のゴミ等を除くためにArスパッタを加速電圧2kVで6分間かけ、ESCA測定を実施した。
・測定
機器:アルバックファイ製 PHI Quantera SXM
X線源:単色化AlKα線、1486.6eV、25W、15kV
ビーム径:100μm
X線入射角:45°
測定範囲:500×500(μm2)
Pass energy:280.0(survey)、140.0eV(narrow)
Step size:1.00(survey)、0.250eV(narrow)
測定元素:C,N,O,Na,Mg,Al,Si,S,K,Ti,Zr,Nb
帯電補正:Neutralizer及びAr+照射
イオン交換水に酸(クエン酸、リン酸、グリコール酸、硫酸又はクエン酸及びリン酸)を添加した後、下記のアミン化合物を研磨液総重量の0.1重量%になるようにそれぞれ添加し、さらにコロイダルシリカ粒子(平均粒子径:25nm、SF1:123、SF2:109)を研磨液総重量の8重量%になるよう添加し、pHを3.0に調整して実施例1〜10及び比較例1〜17の研磨液組成物を得た。なお、クエン酸、リン酸、硫酸、及びグリコール酸の添加量は、配合後のpHが3.0になるように適宜調整した。実施例1〜4、実施例10、比較例1〜11、比較例16のクエン酸の含有量は0.5〜2.5重量%であった。実施例5〜7、比較例12〜14のリン酸の含有量は0.1〜1.0重量%であった。実施例8、比較例15のクエン酸の配合量は0.1〜1.0重量%、リン酸の含有量は0.1〜1.0重量%であった。比較例17の硫酸の含有量は0.1〜0.3重量%であった。実施例9のグリコール酸の含有量は0.2〜1.0重量%であった。また、実施例8及び比較例15における、クエン酸とリン酸との混合比(重量比)は、1.7:1.0であった。実施例1〜10及び比較例1〜17の研磨液組成物におけるアミン化合物は以下に示すとおりである。
実施例1,5 :2‐[(2‐アミノエチル)アミノ]エタノール(日本乳化剤社製)実施例2,6,8,9,10:1‐(2‐ヒドロキシエチル)ピペラジン(日本乳化剤社製)
実施例3,7 :1‐(2‐アミノエチル)ピペラジン(東ソー社製)
実施例4 :ピペラジン(和光純薬工業社製)
比較例1,12,15〜17:なし
比較例2,13 :アクリル酸/アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸共重合体ナトリウム塩(共重合モル比89/11、重量平均分子量2,000、東亞合成社製)比較例3 :エチルアミン(和光純薬工業社製)
比較例4 :ジエチルアミン(和光純薬工業社製)
比較例5 :トリエチルアミン(和光純薬工業社製)
比較例6 :トリエチレンテトラアミン(東ソー社製)
比較例7 :テトラエチレンペンタアミン(東ソー社製)
比較例8,14 :モノエタノールアミン(シグマアルドリッチ社製)
比較例9 :ピペリジン(和光純薬工業社製)
比較例10 :ポリエチレンイミン(SP−003、分子量300、日本触媒社製)比較例11 :エチレンジアミン四酢酸塩(シグマアルドリッチ社製)
シリカ粒子の平均粒子径、シリカ粒子のSF1及びSF2の測定は、以下のように行った。
コロイダルシリカを含む試料を、透過型電子顕微鏡「JEM−2000FX」(80kV、1〜5万倍、日本電子社製)により当該製造業者が添付した説明書に従って試料を観察し、TEM(Transmission Electron Microscope)像を写真撮影した。この写真をスキャナで画像データとしてパソコンに取り込み、解析ソフト「WinROOF ver.3.6」(販売元:三谷商事)を用いて、個々のシリカ粒子の円相当径を計測し、粒子径を求めた。このようにして、1000個のシリカ粒子の粒子径を求めた後、これらの平均値を算出し、この平均値を平均粒子径とした。
コロイダルシリカを含む試料を、上記平均粒子径の測定方法と同様の方法によりTEM像を写真撮影し、この写真をスキャナで画像データとしてパソコンに取り込み、上記と同様の解析ソフトを用いて、粒子一個の最大径と投影面積を計測し、SF1を算出した。このようにして、100個のシリカ粒子のSF1を求めた後、これらの平均値を算出し、この平均値をSF1とした。SF2の場合は、上記と同様の解析ソフトを用いて、粒子一個の周長と投影面積を計測し、SF2を算出した。このようにして、100個のシリカ粒子のSF2を求めた後、これらの平均値を算出し、この平均値をSF2とした。
実施例1〜9、比較例1〜15の研磨液組成物を用いた研磨は、下記の標準研磨試験の条件で行った。
〔研磨条件〕
研磨試験機:スピードファム社製「両面9B研磨機」
研磨パッド:スウェードタイプ(厚さ0.9mm、平均開孔径30μm)
研磨液組成物供給量:100mL/分(被研磨基板1cm2あたりの供給速度:約0.3
mL/分)
下定盤回転数:32.5rpm
研磨荷重:8.4kPa
キャリア:アラミド製、厚さ0.45mm
研磨時間:20分
被研磨基板:アルミノ珪酸ガラス基板(外径65mm、内径20mm、厚さ0.635mm)
投入基板枚数:10枚
リンス条件:荷重=2.0kPa、時間=2分、イオン交換水供給量=約2L/分
〔循環研磨試験〕
研磨液500mLを仕込んだ研磨液供給容器から研磨機へ研磨液を供給し、研磨した後に排出される研磨廃液を前記研磨液供給容器に戻し、研磨液が研磨機に再度供給されるようにしながら研磨を行った。循環研磨試験における研磨条件は前述の〔研磨条件〕と同様である。1バッチ目は仕込み研磨液量500mlを用いて20分研磨するが、研磨中には一度研磨された研磨液も容器に戻るため、1バッチ目の研磨中も、戻った研磨液が仕込みの研磨液と混合され、研磨に使用された。2バッチ目、3バッチ目も研磨液を新しく調製することなく、前のバッチで使用した研磨液を使用して循環研磨を行った。
研磨速度、循環耐久性、基板清浄性、及びアミン臭の評価は、以下のように行った。
研磨前後の基板の重量差(g)を該基板の密度(2.46g/cm3)、基板の表面積
(30.04cm2)、及び研磨時間(分)で除した単位時間当たりの研磨量を計算
し、研磨速度(μm/分)を算出した。その結果を、下記表1に、比較例1を100とした相対値として示す。
上記の研磨方法でガラスハードディスク基板を研磨する際の、研磨前の研磨液組成物のpH及び研磨後の廃液のpHをpHメーター(東亜電波工業(株)製、ガラス式水素イオン濃度指数計「HM−30G」を用いて測定し、研磨前後のpHの差を研磨中のpH変化値として算出し、循環研磨における耐久性の評価とした。なお、pH変化値が正の数である場合、pHが増加したことを示す。その結果を、下記表1に示す。
前述の循環研磨試験により得られた1〜3バッチの各基板における研磨速度を算出した。結果を下記表2に、比較例16の1バッチ目の研磨速度を100とした相対値として示す。なお、研磨速度の測定方法は、前述の測定方法と同様であり、相対研磨速度100は、0.63mg/分であった。また、研磨(バッチ)前後のpH変化を上述の〔循環耐久の評価1〕と同様に算出した。その結果を下記表2に示す。
ガラスハードディスク基板を研磨・洗浄・乾燥した後、下記に示す方法で基板上に残留したパーティクル数を測定した。
測定機器:KLA Tencor社製、OSA6100
評価:前述の研磨方法により研磨した基板10枚のうち、無作為に4枚を選択し、各々の基板を10000rpmにてレーザーを照射して突起欠陥を測定した。その4枚の基板の各々両面にある突起欠陥数(個)の合計を8で除して、基板面当たりのパーティクル数として算出した。その結果を、下記表1に、比較例1を100とした相対値として示す。
表1に示す各研磨液組成物について、室温条件において、3名のパネラーによる官能評価により以下の評価基準に従ってアミン臭を評価した。
〔評価基準〕
N:アミン臭ほとんど無し
D:アミン臭有り
Claims (10)
- アミン化合物と、酸と、シリカ粒子と、水とを含有するガラスハードディスク基板用研磨液組成物であって、前記アミン化合物は、アミノアルコール並びにピペラジン及びその誘導体からなる群から選択され、分子内に窒素原子を2個又は3個有し、そのうち少なくとも1個は1級アミンもしくは2級アミンである、ガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記アミン化合物が、2‐[(2‐アミノエチル)アミノ]エタノール、2,2′‐(エチレンビスイミノ)ビスエタノール、N‐(2‐ヒドロキシエチル)‐N′‐(2‐アミノエチル)エチレンジアミン、2,2′‐(2‐アミノエチルイミノ)ジエタノール、N1,N4‐ビス(ヒドロキシエチル)ジエチレントリアミン、N1,N7‐ビス(ヒドロキシエチル)ジエチレントリアミン、1,3‐ジアミノ‐2‐プロパノール、ピペラジン、1‐メチルピペラジン、3‐(1‐ピペラジニル)‐1‐プロパンアミン、1‐(2‐アミノエチル)ピペラジン、4‐メチルピペラジン‐1‐アミン、1‐ピペラジンメタンアミン、4‐エチル‐1‐ピペラジンアミン、1‐メチル‐4‐(2‐アミノエチル)ピペラジン、及び1‐(2‐ヒドロキシエチル)ピペラジンからなる群から選択される、請求項1記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記アミン化合物が、2‐[(2‐アミノエチル)アミノ]エタノール、1‐(2‐アミノエチル)ピペラジン、及び1‐(2‐ヒドロキシエチル)ピペラジンからなる群から選択される、請求項1又は2に記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記酸が、多価カルボン酸、一価カルボン酸、含リン有機酸、及び含リン無機酸からなる群から選択される酸である、請求項1から3のいずれかに記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記酸が、多価カルボン酸、及び一価カルボン酸からなる群から選択される酸である、請求項1から4のいずれかに記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記研磨液組成物のpHが、0.5〜4.0である、請求項1から5のいずれかに記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 前記ガラスハードディスク基板が、アルミノ珪酸ガラス基板である、請求項1から6のいずれかに記載のガラスハードディスク基板用研磨液組成物。
- 請求項1から7のいずれかに記載の研磨液組成物を用いてガラスハードディスク基板を循環研磨する工程を含む、ガラスハードディスク基板の製造方法。
- 前記ガラスハードディスク基板が、アルミノ珪酸ガラス基板である、請求項8記載のガラスハードディスク基板の製造方法。
- 請求項1から7のいずれかに記載の研磨液組成物を用いてガラスハードディスク基板を循環研磨する工程を含む、ガラスハードディスク基板の研磨方法。
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