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JP5778739B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1、2に開示されている。この冷蔵庫は前面が開口した内箱と内箱の外側を覆う外箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体を有する冷蔵庫本体と、内箱の開口部を開閉する扉とを備える。冷蔵庫本体の底部には外箱の側方及び扉の前方に突出した脚部が設けられている。これにより、冷蔵庫が安定して支持されている。
実開平05−59183号公報 特開昭59−157471号公報
上記従来の冷蔵庫によると、冷蔵庫本体からの脚部の突出量を大きくすると、安定性が向上する。しかしながら、冷蔵庫の設置スペースが広くなるため設置場所が制限されるとともに、使用者が脚部に躓き易くなる。このため、冷蔵庫の利便性が悪くなる問題があった。
本発明は安定して設置できるとともに利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、前面に開口部を開口した断熱箱体を有する冷蔵庫本体と、前記開口部を開閉する扉とを備え、前記冷蔵庫本体の底部に脚部を設けた冷蔵庫において、前記脚部が前記冷蔵庫本体の前面から前方に突出するとともに前記冷蔵庫本体の側面から側方に突出し、前記冷蔵庫本体の側面からの突出量を予め規定される前記冷蔵庫本体の側方の放熱スペースの下限値よりも小さくできることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記脚部が前記扉の前面よりも後方に配されることを特徴としている。この構成によると、使用者の上方からの視線に対して脚部が扉の下部に隠れる。
また、本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記脚部は前記冷蔵庫本体と螺合して回転可能に配され、前記脚部の回転位置に応じて前記突出量を可変にしたことを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記脚部の外周面が上方に向かうに従って内側に傾斜する傾斜面から成ることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記扉が左右の一方で枢支され、前記冷蔵庫本体の左右の他方であって底部後方に冷凍サイクルを運転する圧縮機及び金属から成る錘を設けたことを特徴としている。
本発明によると、冷蔵庫本体の側面からの突出量を予め規定される冷蔵庫本体の側方の放熱スペースの下限値よりも小さくすることにより、冷蔵庫の設置面積を小さくしながら安定して冷蔵庫を設置することができる。
本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の正面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の側面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の底部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の底部右方を示す側面断面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の底部右方を示す正面断面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の脚部近傍の上面図 本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫の底部右方を示す正面図 本発明の第2実施形態に係る冷蔵庫の底部を示す上面図 本発明の第2実施形態に係る冷蔵庫の底部後方を示す背面図 本発明の第3実施形態に係る冷蔵庫の脚部近傍の上面図 本発明の第3実施形態に係る冷蔵庫の脚部近傍の上面図 本発明の第3実施形態に係る冷蔵庫の脚部近傍の上面図 本発明の第4実施形態に係る冷蔵庫の底部右方を示す側面断面図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態に係る冷蔵庫1の正面図であり、図2は冷蔵庫1の側面図である。なお、冷蔵庫1の正面に立った使用者の右手側をX1方向、左手側をX2方向とし、冷蔵庫1の前方をY1方向、後方をY2方向とする。
冷蔵庫1は冷蔵庫本体11と冷蔵庫本体11を支持する脚部33a、33bとを備える。冷蔵庫本体11は開口した内箱12と内箱12の外側を覆う外箱13との間に発泡断熱材(不図示)を充填した断熱箱体15を有している。内箱12は樹脂成形品から成り、前面を開口した複数の冷却室に区分けして形成される。内箱12の上段には冷凍室2が配され、下段には冷蔵室3が配される。
冷蔵庫本体11の下部には機械室14が設けられる。機械室14は断熱箱体15の外部に配され、圧縮機40を内装している。圧縮機40と熱交換器(不図示)を含む冷凍サイクルが冷気を生成し、ダクト(不図示)を通じて冷凍室2及び冷蔵室3に冷気を分配する。これにより、各室において必要とされる冷蔵温度または冷凍温度が得られる。
冷蔵庫本体11の底部には圧縮機40を支持する圧縮機基板20が配置されている。圧縮機基板20の後部には脚部33bが設けられている。なお、脚部33bは冷蔵庫1を容易に移動させるために車輪を設けてもよい。
図3は冷蔵庫1の底部を拡大して示す側面断面図である。冷蔵室3には扉23が設けられている。扉23は冷蔵室3の開口部の右側(X1方向)において枢支部23aによって回転可能に取り付けられている。また、扉23の背面には周部に沿ってガスケット23bが設けられている。ガスケット23bの内部には磁性体が設けられている。これにより、扉23の背面がガスケット23bを介して内箱12の前面に圧着する。なお、冷凍室2にも同様に扉22が設けられている。
内箱12と外箱13の間の断熱発泡材(不図示)内部には金属から成る錘50が設けられている。錘50は左右方向において扉23を枢支する枢支部23aが設けられた側(X1方向)とは反対側(X2側)であって、冷蔵庫本体1の後方(Y2側)に配されている。また、圧縮機40も同様に左右方向において枢支部23aとは反対側(X2側)に配されている。なお、錘50は薄い金属板(例えば、鉄板)を重ね合わせて所定位置に配される。
これにより、扉22、23を開いたときに枢支部23aに扉23の荷重が集中するが、錘50及び圧縮機40によって冷蔵庫1の重心が中心側に寄り、冷蔵庫1を安定して起立させることができる。
図4、図5は冷蔵庫1の底部右方を示す側面断面図及び正面断面図である。また、図6は脚部33a近傍の上面図を示している。冷蔵庫本体11の底面前部には前方に突出するブラケット32が取り付けられる。ブラケット32には扉23の柱状の枢支部23aが上方に突出して設けられる。ブラケット32の枢支部23aよりも後方にはボルト34が螺合して固定される。
ボルト34には脚部33aのネジ孔33cが螺合し、脚部33aが回転可能に配される。脚部33aを回転して高さ調整を行うことができる。ボルト34は冷蔵庫本体11の前面よりも前方に配置されるため、脚部33aは冷蔵庫本体11の前面から突出する。
また、脚部33aの回転軸34aから外周面までの距離は最小距離R1から最大距離R2までの範囲で周方向の位置に応じて異なる。これにより、脚部33aを回転位置に応じて冷蔵庫本体11の側面から突出させることができるとともに突出量を可変することができる。
このとき、図6に実線で示すように最大距離R2の方向を前方(Y1方向)に向けた際に脚部33aは扉23の前面よりも後方に配置される。即ち、脚部33aは回転位置を可変しても扉23の前面から突出しないようになっている。これにより、使用者の上方からの視線に対して脚部33aが扉23の下部に隠れ、冷蔵庫1の美観が向上する。また、冷蔵庫1の前面側で脚部33aに使用者が足を引っかける虞もない。
また、図6に一点鎖線で示すように、最大距離R2の方向を右方(X1方向)に向けた際に脚部33aの冷蔵庫本体11の側面からの突出量は放熱スペースSの下限値よりも大きくなっている。放熱スペースSの下限値は冷蔵庫1の放熱ために必要な冷蔵庫本体11の側面と室内の壁面Wとの最小距離を示し、取扱説明書の記載等により予め規定される。
また、最小距離R1の方向を右方(X1方向)に向けた際に脚部33aは冷蔵庫本体11の側面よりも内側に配される。これにより、脚部33aの冷蔵庫本体11の側面からの突出量が最大値と最小値との間で回転位置に応じて可変され、放熱スペースSの下限値よりも小さくできる。これにより、冷蔵庫1の据え付け時の設置面積が小さくなり、冷蔵庫1の設置場所が制限されないため利便性が向上する。
なお、本実施形態では脚部33aは図6に実線で示す回転位置に配置した際に、冷蔵庫本体11の側面から放熱スペースSの下限値よりも小さい突出量(例えば、7mm)で突出し、冷蔵庫本体11の前面から最大の突出量で突出している。これにより、冷蔵庫1の安定性を小さい設置面積で高くすることができる。
また、壁面Wに対して放熱スペースSの下限値より近くに冷蔵庫1を設置した場合、庫内の食品から奪った熱を冷蔵庫1が放熱し難くなる。このため、冷蔵庫1の庫内が冷えにくくなり、電気消費量が多くなる。放熱スペースSの下限値は冷蔵庫1の機種及び容量により異なる値であり、例えば、冷蔵庫本体11の外面から側方に20mm離れたレベルをいう。
脚部33aは外周面が上方に向かうに従って内側に傾斜する傾斜面から成る。これにより、脚部33aの下部は接地面が大きく、冷蔵庫本体11を安定して支持することができる。また、脚部33aの上部は使用者の上方からの視線に対して隠れ易くなる。これにより、冷蔵庫1の美観がより向上する。
図7は包装箱61に包装された冷蔵庫1の底部右方の正面図である。最大距離R2の方向を前方(Y1方向)に向けた際に脚部33aの突出量は包装箱61と冷蔵庫本体11との隙間Cより小さくなる。冷蔵庫1は運搬時等に冷蔵庫1が包装箱61内でがたつくため、冷蔵庫1は緩衝材63を介して包装箱61内に収納されている。また、冷蔵庫本体11の側面と包装箱61との間に隙間Cを設けて冷蔵庫1と包装箱61が擦れて損傷するのを防いでいる。脚部33aの突出量を隙間C(例えば、10mm)よりも小さくすることにより、脚部33aが包装箱61と擦れて損傷するのを防ぐことができる。
本実施形態によると、冷蔵庫本体11の側面からの突出量を予め規定される冷蔵庫本体11の側方の放熱スペースSの下限値よりも小さくすることにより、冷蔵庫1の据え付け時の設置面積を小さくしながら、安定して冷蔵庫1を設置することができる。また、脚部33aは冷蔵庫本体11の前面より前方に配されているため、冷蔵庫1の前後方向(Y1-Y2方向)が脚部33aにより安定して支持される。
また、脚部33aの外周面が扉23の前面より後方(Y2側)に配されるため、使用者の上方からの視線に対して脚部33aが扉23の下部に隠れ、冷蔵庫1の美観が向上する。また、冷蔵庫1の前面側で脚部33aに使用者が足を引っかける虞もない。
また、脚部33aは冷蔵庫本体11と螺合して回転可能に配され、脚部33aの回転位置に応じて突出量が可変する。これにより、設置場所に応じて突出量を可変させて冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
脚部33aは外周面が上方に向かうに従って内側に傾斜する傾斜面から成る。これにより、脚部33aの下部は接地面が大きく、冷蔵庫本体11を安定して支持することができる。また、脚部33aの上部は使用者の上方からの視線に対して隠れ易くなる。これにより、冷蔵庫1の美観がより向上する。
<第2実施形態>
図8は第2実施形態に係る冷蔵庫1の底部を示す上面断面図であり、図9は第2実施形態に係る冷蔵庫1の底部を示す背面図である。なお、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第2実施形態は圧縮機基板20上に金属から成る錘50が設けられている。
錘50は扉23を枢支する枢支部23aが設けられた側(X1方向)とは反対側(X2側)であって、冷蔵庫本体1の後方(Y2側)に配されている。これにより、扉22、23の開閉時においても冷蔵庫1の重心が中心側にあり、冷蔵庫1を安定して起立させることができる。また、第1実施形態よりも錘50が冷蔵庫本体11の底部側に配されているため、冷蔵庫1をより安定して起立させることができる。
<第3実施形態>
図10〜図12は第3実施形態に係る冷蔵庫の脚部近傍の上面図である。なお、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第3実施形態はボルト34(図4参照)の下端に円筒状の固定部35がボルト34に対して回転不能に固定されている。固定部35の外周面には凹部35aが周方向に等間隔で複数形成されている。
また、脚部33aの上面には凹状のレール部38が設けられ、レール部38は短手方向の幅が固定部35の径と略同一に形成されている。これにより、脚部33aを回転可能にレール部38に沿って前後方向(Y1−Y2方向)に移動させることができる。また、レール部38は長手方向の両端部に凸部38a、38bが設けられている。凸部38a、38bと凹部35aとが嵌合したとき脚部33aは周方向に固定される。
これにより、脚部33aを前後方向(Y1−Y2方向)にスライドさせて固定することができる(図10、図11参照)。また、脚部33aを回転させることにより、冷蔵庫本体11の側面からの突出量を変更することもできる(図12参照)。
<第4実施形態>
図13は第4実施形態に係る冷蔵庫1の底部右方を示す側面断面図である。なお、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第4実施形態は脚部13の外周面に軸方向に延びる溝部37が周方向に並設されている。これにより、脚部33aを回転させるとき脚部33aの外周面が滑り難くなり利便性が向上する。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、脚部33aを回転不能な固定式としてもよい。
本発明によると、脚部により冷蔵庫本体が支持される冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷凍室
3 冷蔵室
11 冷蔵庫本体
12 内箱
13 外箱
14 機械室
15 断熱箱体
20 圧縮機基板
22、23 扉
23a 枢支部
23b ガスケット
32 前脚ブラケット
33a、33b 脚部
33c ネジ孔
34 ボルト
35 固定部
35a 凹部
34a 回転軸
37 溝部
38 レール部
38a、38b 凸部
40 圧縮機
50 錘

Claims (5)

  1. 前面に開口部を開口した断熱箱体を有する冷蔵庫本体と、前記開口部を開閉する扉とを備え、前記冷蔵庫本体の底部に脚部を設けた冷蔵庫において、前記脚部が前記冷蔵庫本体の前面から前方に突出するとともに前記冷蔵庫本体の側面から側方に突出し、前記冷蔵庫本体の側面からの突出量を予め規定される前記冷蔵庫本体の側方の放熱スペースの下限値よりも小さくでき
    前記脚部は前記冷蔵庫本体と回転可能に配されるとともに前記脚部の上面に形成された凹状のレール部に沿ってスライド可能に配され、前記脚部の回転位置及びスライド位置に応じて前記突出量を可変にしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記脚部が前記扉の前面よりも後方に配されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵庫本体の底部から下方に突出するボルトの下端に回転不能に固定された固定部の外周面に凹部が形成され、前記脚部の前記レール部の内面に凸部が形成され、前記固定部を前記レール部に沿って移動させて前記脚部をスライドさせるとともに前記凹部と前記凸部とを嵌合して前記脚部を周方向に固定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記脚部の外周面が上方に向かうに従って内側に傾斜する傾斜面から成ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記扉が左右の一方で枢支され、前記冷蔵庫本体の左右の他方であって底部後方に冷凍サイクルを運転する圧縮機及び金属から成る錘を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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