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JP6614950B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description

本発明は、高さを調整する調整足を備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵室を有する本体部の底面を形成する底板と、底板に設けたネジ孔に螺合する軸部を有して設置面上に設置される調整足とを備える。設置面から離れている調整足の軸部が回転されて調整足が設置面上に設置される。その後、調整足の回転により本体部が持ち上げられ、本体部の高さが調整される。
特開2008−69999号公報(第6頁、第1図、第2図)
上記従来の冷蔵庫によると、調整足による高さ方向の調整範囲を広くすると、軸部が長くなる。このため、本体部の底部に上方に延びる軸部を回避する空間を大きく形成する必要があるため、冷蔵庫の容積効率が低くなる問題があった。また、調整足の軸部のネジのリードが小さいと、調整足を設置面に当接するまで降下させる際に回転させる回数が多くなる。一方で、調整足の軸部のネジのリードが大きいと、設置面に当接した調整足の微調整が困難になる。したがって、冷蔵庫の利便性が悪くなる問題もあった。
本発明は、容積効率及び利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を有する本体部の底面を形成する底板と、前記底板に設けたネジ孔に外周面で螺合する筒状のスリーブと、前記スリーブの内周面に螺合する軸部を有して設置面上に設置される調整足とを備え、前記スリーブの外周面のネジのリードが内周面のネジのリードよりも小さいことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記軸部の上部に外周方向に突出する鍔部を設けると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記鍔部を下方に付勢する付勢部を設け、前記鍔部の下面及び前記スリーブ上の前記鍔部の下面に対向する面が互いに係合し、前記軸部に所定の回転力が付与されると係合解除されると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記スリーブが上端に前記鍔部が嵌合する座グリ部を有し、前記座グリ部の内周壁に前記鍔部を回り止めする回り止め部を設けると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記調整足が前記設置面から離れている際に前記本体部は前記設置面に対して前傾していると好ましい。
本発明によると、本体部の底板に螺合するスリーブの内周面に調整足の軸部が螺合するので、軸部及びスリーブの回転により調整足が昇降する。このため、省スペースで調整足の調整範囲を大きくすることができ、冷蔵庫の容積効率を向上できる。また、スリーブの外周面のネジのリードが内周面のネジのリードよりも小さいので、軸部の回転により調整足が迅速に設置面に当接し、スリーブの回転により調整足の高さを微調整することができる。したがって、冷蔵庫の利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の底板の前部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の高さ調整部の調整足が床面上に設置された状態を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の本体部を略水平状態にした時の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の本体部を上限位置に配した時の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の高さ調整部の鍔部及び座グリ部の要部詳細図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の高さ調整部の突出部の周方向に沿った断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す側面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の高さ調整部を示す上面図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫の側面断面図を示している。冷蔵庫1は複数の貯蔵室を形成する断熱箱体6を有した本体部5を備えている。断熱箱体6は塗装鋼板等により形成された外箱10と樹脂成形品により形成された内箱11との間に発泡ウレタン等の発泡断熱材12を充填して形成される。
本体部2の上部には冷凍室2が形成され、冷凍室2の下方には断熱材を充填した仕切壁11aを介して冷蔵室3が配される。冷凍室2の前面は回動式の扉21により開閉される。冷凍室2の両側壁2aには前後に延びる支持部22が突設されている。支持部22上には透明の樹脂から成るトレイ(不図示)が着脱可能に設置され、トレイ上には貯蔵物(不図示)が載置される。
冷凍室2内の支持部22よりも下方には製氷皿23及び貯氷ボックス24が配置される。貯氷ボックス24は製氷皿23で製氷された氷を貯める。
冷蔵室3の前面は回動式の扉31により開閉される。冷蔵室3の両側壁3aには前後に延びる複数の支持部32が上下に並んで突設されている。支持部32上には透明の樹脂から成るトレイ(不図示)が着脱可能に設置され、トレイ上には貯蔵物が載置される。また、冷蔵室3の下部には引き出し可能な収納ケース35が配される。
断熱箱体6の後部の下方には機械室90が設けられる。機械室90の内部には圧縮機91が配置され、機械室90の背面は機械室背面板92により覆われる。圧縮機91の駆動により冷凍サイクルが運転され、冷気が生成される。冷気によって冷凍室2内の貯蔵物が冷凍保存されるとともに、冷蔵室3内の貯蔵物が冷蔵保存される。
本体部5の底面を形成する底板7の前部及び後部にはそれぞれ左右一対のローラー8が設けられている。ローラー8が室内の床面F(設置面)上を転動して冷蔵庫1を床面F上で移動させることができる。また、前方のローラー8の径は後方のローラー8の径よりも小さくなっている。これにより、後述する高さ調整部40による高さ調整の実施前に本体部5は床面Fに対して前傾している。
底板7の前端部には前部のローラー8よりも前方に左右一対の高さ調整部40が設けられる。高さ調整部40の前方には本体部5に対して着脱可能な化粧カバー9が取り付けられる。化粧カバー9により高さ調整部40が覆われ、冷蔵庫1の美観を向上できるとともに使用者の足と高さ調整部40との衝突を防止することができる。
図2は冷蔵庫1の底板7の前部の側面断面図を示している。図3は高さ調整部40の側面断面図を示している。図2及び図3は後述の高さ調整の実施前の状態を示している。高さ調整部40はスリーブ41と調整足42とを有し、調整足42は床面Fから離れている。
スリーブ41は筒状に形成され、上端部には座グリ部41dを有する。スリーブ41の外周面及び内周面にはそれぞれ雄ネジ41a及び雌ネジ41bが形成される。雄ネジ41aは底板7に設けたネジ孔7aに螺合し、雌ネジ41bは座グリ部41dよりも下方に配される。
本実施形態では雄ネジ41a及び雌ネジ41bが二条ネジにより形成される。二条ネジ以外の多条ネジや一条ネジにより雄ネジ41a及び雌ネジ41bを形成してもよい。
スリーブ41の外周面の雄ネジ41aのリードL1(ピッチP1の2倍)は内周面の雌ネジ41bのリードL2(ピッチP2の2倍)よりも小さく形成される。この時、雄ネジ41aのリード角は雌ネジ41bのリード角よりも小さくなっている。
また、スリーブ41の雄ネジ41aよりも上方及び下方にはそれぞれ抜け止め部41g、41hが形成される。抜け止め部41g、41hは雄ネジ41aの径よりも大径に形成される。抜け止め部41gは雄ネジ41aをネジ孔7aに螺合させた後に雄ネジ41aの上方に取り付けられる。なお、雄ネジ41aをネジ孔7aに螺合させた後に雄ネジ41aの下方に抜け止め部41hを取り付けてもよい。
調整足42は高さ調整時に床面Fに当接する把持部42aと、把持部42aから上方に延びて把持部42aよりも小径の軸部42bとを有する。軸部42bの外周面にはスリーブ41の雌ネジ41bに螺合するネジ部42cが形成される。軸部42bの上端部には外周方向に突出する鍔部42dが設けられる。鍔部42dはスリーブ41の座グリ部41dに進入できる大きさに形成される。鍔部42dにより軸部42bのスリーブ41からの抜けが防止される。
上記構成の冷蔵庫1において、使用者が本体部5を押すとローラー8が床面F上を転動し、本体部5を室内の所望の位置まで移動させることができる。この時、調整足42は上限位置(図2、図3の状態)に配され、調整足42の把持部42aは床面Fから離れているとともにスリーブ41の下面に当接している。この時、軸部42bはスリーブ41の上面よりも上方に突出している。また、スリーブ41の雄ネジ41aの下端部が底板7のネジ孔7aに螺合し、底板7は抜け止め部41hに当接している。
使用者は本体部5を所望の位置まで移動させた後に本体部5から化粧カバー9を取り外す。その後に、使用者は調整足42の把持部42aを把持し、調整足42を降下させる方向(上方から見て時計回りの方向)に回転させる。この時、調整足42には冷蔵庫1の重量が加わっておらず、雄ネジ41aのリード角は小さくネジの周囲長は長い。このため、
ネジ孔7aと雄ネジ41aとの間の摩擦力は大きく、ネジ孔7aに対してスリーブ41が回転しない。一方、ネジ部42cのリード角は大きくネジの周囲長は短い。このため、ネジ部42cと雌ネジ41bとの間の摩擦力は小さく、雌ネジ41bに対して軸部42bが回転する。これにより、大きいリードL2の雌ネジ41bの送りによって調整足42が少ない回数の回転で床面Fに当接する。したがって、調整足42を床面F上に迅速に当接させることができる。
図4は調整足42が床面F上に当接した状態の高さ調整部40の側面断面図を示している。調整足42が床面F上に当接した際に軸部42の鍔部42dは座グリ部41d内に配される。調整足42が床面Fに当接していると、冷蔵庫1の重量によって調整足42には荷重がかかる。
そして、床面Fに当接している調整足42の把持部42aを使用者が更に回転させると、本体部5の底板7の前部が持ち上げられる。この時、スリーブ41の雄ネジ41aのリードL1は雌ネジ41bのリードL2よりも小さく、雄ネジ41aのリード角が雌ネジ41bのリード角よりも小さい。このため、冷蔵庫1の重量によりリード角の大きい雌ネジ41bの斜面を垂直方向に押しつける力によってネジ部42cは雌ネジ41bに対して摺動しにくくなる。一方、冷蔵庫1の重量によりリード角の小さいネジ孔7aの斜面を垂直方向に押しつける力とスリーブ41に加わる回転力の方向とが直交に近くなる。このため、雄ネジ41aはネジ孔7aに対して摺動しやすくなる。したがって、雌ネジ41bに対してネジ部42cは摺動せず、スリーブ41と調節足42とが一体に回転する。これにより、図5に示すように本体部5の底板7の前部が底板7に設けたネジ孔7aとスリーブ41の雄ネジ41aとの摺動によって持ち上げられ、本体部5が略水平状態になったときに使用者は調整足42の回転を止める。これにより、調整足42が床面Fに当接して調整足42に荷重がかかった状態であっても、使用者は容易に調整足42の把持部42aを回転させて、本体部5の高さ調整を行うことができる。
なお、本体部5が略水平状態になった後に、調整足42をさらに回転させると、底板7がスリーブ41の抜け止め部41gに当接する。その後に、調整足42をさらに回転させると、スリーブ41の回転が停止した状態で軸部42bが雌ネジ41bの送りによって下降する。そして、鍔部42dが座グリ部41dの底面に当接すると調整足42の回転が止まる。これにより、図6に示すように底板7の前部は上限位置に配される。
この時、抜け止め部41gが底板7に当接するため、スリーブ41の底板7からの抜けを防止することができる。また、鍔部42dが座グリ部41dの底面に当接するため、調整足42のスリーブ41からの抜けを防止することができる。
以上のように、軸部42b及びスリーブ41の回転により本体部5を略水平状態に調整することができる。この時、スリーブ41の外周面の雄ネジ41aのリードL1は内周面の雌ネジ41bのリードL2よりも小さいため、本体部5の高さを容易に微調整することができる。
また、調整足42は軸部42b及びスリーブ41の回転により昇降するため、軸部42bの長さを長くすることなく、本体部5の高さの調整範囲を広げることができる。
本実施形態によると、本体部5の底板7に螺合するスリーブ11の内周面に調整足42の軸部42bが螺合するので、軸部42b及びスリーブ41の回転により調整足42が昇降する。このため、省スペースで調整足42の調整範囲を大きくすることができ、冷蔵庫1の容積効率を向上できる。また、スリーブ41の外周面の雄ネジ41aのリードL1が内周面の雌ネジ41bのリードL2よりも小さいので、軸部42bの回転により調整足42が迅速に床面F(設置面)に当接し、スリーブ41の回転により調整足42の高さを微調整することができる。したがって、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
また、調整足42の軸部42bの上部に外周方向に突出する鍔部42dを設けている。これにより、調整足42のスリーブ41からの抜けが防止される。
なお、本実施形態において鍔部42dを省いてもよいが、鍔部42dを設けると調整足42のスリーブ41からの抜けを容易に防止できるためより望ましい。
また、調整足42が床面Fから離れている際に本体部5は床面Fに対して前傾している。これにより、調整足42を下降する方向に回転させるだけで本体部5を容易に略水平状態に調整することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態の冷蔵庫の高さ調整部40の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対し、調整足42の鍔部42d及びスリーブ41の座グリ部41dの構成が異なる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
調整足42の鍔部42dの下面42f及びスリーブ41の座グリ部41dの底面41fには互いに係合する係合部41i、42iが設けられる。また、鍔部42dを下方に付勢するバネ等の付勢部(不図示)が設けられる。
図8は係合部41i、42iの詳細図を示している。係合部41i、42iは周方向に沿った断面が鋸刃状に形成される。座グリ部41dの係合部41iは傾斜面41j、41kを有し、鍔部42dの係合部42iは傾斜面42j、42kを有する。傾斜面41j、42jの水平面に対する傾斜角度はそれぞれ傾斜面41k、42kよりも大きくなっている。
前述の図6に示すように底板7が上限位置に配された際に係合部41i、42iが互いに係合する。この状態から調整足42を矢印A方向(上方から見て反時計回り方向)に回転させると、傾斜面41jと傾斜面42jとが当接して軸部42bとともにスリーブ41が回転する。これにより、ネジ孔7aが雄ネジ41aの下端部に移動して底板7を下降させることができる。
図6の状態から調整足42を上昇させる方向(上方から見て反時計回り方向)に回転させる場合、調整足42を下降させる方向(上方から見て時計回り方向)とは回転方向が変わり、冷蔵庫1の重量によりリード角の大きい雌ネジ41bの斜面を垂直方向に押しつける力は雌ネジ41bに対するネジ部42cの摺動を妨げない。このため、リード角の大きいネジ部42cを有する軸部42bのみが回転するおそれがある。本実施形態では、調整足42の鍔部42dの下面42f及びスリーブ41の座グリ部41dの底面41fに互いに係合する係合部42i、41iをそれぞれ設けているため、スリーブ41を回転させることができ、リード角の大きいネジ部42cを有する軸部42bのみが回転した場合のような底板7の急激な下降を防止することができる。
この時、スリーブ41は抜け止め部41gから離れているため、底板7を再度上昇させる際にスリーブ41を回転させることができ、本体部5の高さ調整を容易に行うことができる。
そして、底板7が雄ネジ41aの下端に到達した状態(抜け止め部41hに当接した状態)で所定の回転力を加えて調整足42を矢印A方向に回転させると、付勢部の付勢力に抗して下面42fと底面41fとの係合が解除される。その後に、調整足42を上昇させる方向に回転させると、調整足42を前述の図2の状態に配することができる。
なお、鍔部42dの下面42fとスリーブ41上の鍔部42dの下面42fに対向する面が互いに係合すればよい。例えば、スリーブ41の上端面を鍔部42dの下面42fに対向させ、スリーブ41の上端面を断面鋸刃状に形成してもよい。この場合、鍔部42dの下面42fがスリーブ41の上端面に係合した状態で調整足42を図8の矢印B方向(上方から見て時計回り方向)に回転させると、軸部42bとスリーブ41とを容易に一体に回転させて底板7を持ち上げることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9、図10は第3実施形態の冷蔵庫の高さ調整部の側面断面図及び上面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では座グリ部41dの内周壁に鍔部42dを回り止めする回り止め部を設けている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
鍔部42dの下面には外周方向に突出する突出部42eが設けられ、座グリ部41dの内周壁には内周方向に突出して突出部42eに当接する突出部41eが設けられる。突出部41eにより鍔部42dを回り止めする回り止め部が構成される。なお、前後のローラー8の下端を通る平面に対して調整足42の下面が所定量上方に配された際に突出部42eに係合する位置に突出部41eが設けられる。
図11は突出部41e、42eの周方向に沿った断面図を示している。突出部42eの周方向に沿った断面形状は下端に頂点を有した三角形に形成される。突出部41eの周方向に沿った断面形状は上端に頂点を有した三角形に形成される。
軸部42bが回転して突出部42eの傾斜面が突出部41eの傾斜面に当接すると鍔部42dが回り止めされ、軸部42bに加えられた回転力がスリーブ41に容易に伝達される。これにより、本体部5の上下移動の際に調整足42とスリーブ41とを容易に一体に回転させることができる。したがって、冷蔵庫1の高さ調整を一層容易に行うことができる。
また、突出部41e、42eの周方向に沿った断面形状がそれぞれ上端及び下端に頂点を有した三角形に形成されている。これにより、鍔部42dが上方から座グリ部41dに進入した際に突出部42eの突出部41eへの乗り上げを防止し、突出部41eによって確実に鍔部42dを回り止めすることができる。
また、調整足42を床面Fに設置する際に突出部42eが突出部41eに当接すると、調整足42を回転させている使用者は抵抗を感じる。これにより、使用者は冷蔵庫1の高さを微調整する範囲まで調整足42が引き出されたことを容易に認識することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図12、図13は第4実施形態の冷蔵庫の高さ調整部の側面断面図及び上面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では座グリ部41dの内周壁により鍔部42dを回り止めする回り止め部が構成される。その他の部分は第1実施形態と同様である。
本実施形態では、鍔部42dの外形を六角形に形成するとともに、座グリ部41dの内周壁で囲まれた領域の水平断面形状を鍔部42dに嵌合する六角形に形成している。これにより、座グリ部41dの内周壁により鍔部42dを回り止めする回り止め部が構成される。回り止め部によって調整足42の軸部42bに加えた回転力がより容易にスリーブ41に伝達されるため、冷蔵庫1の高さ調整を一層容易に行うことができる。
なお、前後のローラー8の下端を通る平面に対して調整足42の下面が所定量上方に配された際に鍔部42dが座グリ部41dに嵌合するように座グリ部41d及び軸部42bの上下方向の長さが決められる。
また、軸部42bが図2及び図3の状態から下降して鍔部42dの下面がスリーブ41の上端面に当接するおそれがある。しかし、ネジ部42cと雌ネジ41bとのバックラッシによって鍔部42dがスリーブ41の上端面上を摺動した後に座グリ部41dに嵌合することができる。
また、鍔部41dの外形及び座グリ部41dの内周壁で囲まれた領域の水平断面形状は六角形に限定されず、六角形以外の多角形や楕円形状等でもよい。すなわち、鍔部42dが座グリ部41dの内周壁により回り止めされる形状であればよい。
また、第1実施形態〜第4実施形態において、本体部5の前部に左右一対の高さ調整部40を設けているが、これに加え、本体部5の後部にも左右一対の高さ調整部40を設けてもよい。
本発明は、高さを調整する調整足を備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷凍室
3 冷蔵室
5 本体
6 断熱箱体
7 底板
8 ローラー
9 化粧カバー
10 外箱
11 内箱
11a 仕切壁
12 発泡断熱材
21、31 扉
40 高さ調整部
41 スリーブ
41a 雄ネジ
41b 雌ネジ
41d 座グリ部
42 調整足
42a 把持部
42b 軸部
42c ネジ部
42d 鍔部

Claims (3)

  1. 貯蔵室を有する本体部の底面を形成する底板と、前記底板に設けたネジ孔に外周面で螺合する筒状のスリーブと、前記スリーブの内周面に螺合する軸部を有して設置面上に設置される調整足とを備え、前記スリーブの外周面のネジのリードが内周面のネジのリードよりも小さく、
    前記軸部の上部に外周方向に突出する鍔部を設けるとともに、前記鍔部を下方に付勢する付勢部を設け、前記鍔部の下面及び前記スリーブ上の前記鍔部の下面に対向する面が互いに係合し、前記軸部に所定の回転力が付与されると係合解除されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 貯蔵室を有する本体部の底面を形成する底板と、前記底板に設けたネジ孔に外周面で螺合する筒状のスリーブと、前記スリーブの内周面に螺合する軸部を有して設置面上に設置される調整足とを備え、前記スリーブの外周面のネジのリードが内周面のネジのリードよりも小さく、
    前記軸部の上部に外周方向に突出する鍔部を設けるとともに、前記スリーブが上端に前記鍔部が嵌合する座グリ部を有し、前記座グリ部の内周壁に前記鍔部を回り止めする回り止め部を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記調整足が前記設置面から離れている際に前記本体部は前記設置面に対して前傾していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
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