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JP5799683B2 - 情報処理システム及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、情報処理システム及びプログラムに関する。
利用者への情報提供における利便性を向上させる技術が存在する。特許文献1には、予め登録されたスケジュールに関連する情報を所定の情報源から収集して、時刻および目的地を考慮して、収集された情報のうちユーザに提供すべき情報を選択する技術が開示されている。特許文献2には、検索装置の設置場所におけるイベントのスケジュールに基づいて決定される優先度に基づいて、検索された文書を並び替えて表示する技術が開示されている。
特開2007−257168号公報 特開2008−129821号公報
本発明の目的の1つは、提供される情報を、次の予定までの余裕時間に利用者が把握しきれないということが起こる可能性を低減することにある。
請求項1に記載の発明は、情報処理システムであって、情報の提供先となる提供先利用者に提供される候補となる候補情報を取得する候補情報取得手段と、前記候補情報の少なくとも一部を含む情報である、前記提供先利用者の次の予定までの余裕時間が長いほど情報量が大きくなるよう前記余裕時間に応じて特定される情報を、前記提供先利用者に提供する提供手段と、を含むこととしたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理システムであって、前記候補情報が複数の情報要素を含んでおり、前記提供手段は、参照回数が多い又は参照時間が長い情報要素を優先して前記提供先利用者に提供することとしたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理システムであって、前記提供手段は、前記提供先利用者に関連付けられる関連利用者による参照回数が多い又は参照時間が長い情報要素を優先して前記提供先利用者に提供することとしたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、前記提供手段は、提供される情報が表示される大きさが大きいほど情報量が大きくなるよう前記表示される大きさに応じて特定される情報を、前記提供先利用者に提供することとしたものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、前記提供手段は、前記余裕時間に応じた情報の情報量が前記候補情報の情報量を超える場合に、前記候補情報に関連付けられる関連情報を併せて前記提供先利用者に提供することとしたものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、前記提供手段は、前記余裕時間中における前記提供先利用者の状況に応じた形式で情報を提供することとしたものである。
請求項7に記載の発明は、プログラムであって、情報の提供先となる提供先利用者に提供される候補となる候補情報を取得する候補情報取得手段、前記候補情報の少なくとも一部を含む情報である、前記提供先利用者の次の予定までの余裕時間が長いほど情報量が大きくなるよう前記余裕時間に応じて特定される情報を、前記提供先利用者に提供する提供手段、としてコンピュータを機能させることとしたものである。
請求項1,7に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、提供される情報を、次の予定までの余裕時間に利用者が把握しきれないということが起こる可能性が低減される。
請求項2に記載の発明によれば、参照回数が多い又は参照時間が長い情報要素ほど提供先利用者に提供される可能性が高くなる。
請求項3に記載の発明によれば、提供先利用者に関連付けられる関連利用者による参照回数が多い又は参照時間が長い情報要素ほど提供先利用者に提供される可能性が高くなる。
請求項4に記載の発明によれば、提供される情報が表示装置に表示される大きさが大きいほど情報量の大きな情報が提供先利用者に提供される。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、提供先利用者の余裕時間が余ってしまうことが起こる可能性が低減される。
請求項6に記載の発明によれば、提供先利用者の状況にふさわしくない形式で情報が提供されることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態における情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理システムにより実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 アカウント情報の一例を模式的に示す図である。 文書情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理システムで行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。 閲覧履歴情報の一例を示す図である。 ポインタ履歴情報の一例を示す図である。 推薦文書管理情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理システムで行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態における情報処理システムで行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における情報処理システム10の構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態における情報処理システム10は、LANやインターネットなどの通信手段を介して、利用者端末12(12−1〜12−n)と接続されている。そして、情報処理システム10と利用者端末12とは互いに通信されるようになっている。
情報処理システム10は、例えば、1又は複数のサーバ等の情報処理装置から構成されるコンピュータシステムであり、例えば、情報処理システム10にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部、などを含んでいる。これらの要素は、バスを介して接続される。情報処理システム10の記憶部には、情報処理システム10の制御部によって実行されるプログラムが記憶される。また、情報処理システム10の記憶部は、情報処理システム10のワークメモリとしても動作する。
利用者端末12は、例えば、携帯情報端末、携帯電話端末、パーソナルコンピュータ、などのコンピュータであり、利用者端末12にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部、ディスプレイ、スピーカ、マウス、キーボード、ボタン、マイク等のユーザインタフェース(UI)部、を含んでいる。これらの要素は、バスを介して接続される。
図2は、本実施形態における情報処理システム10により実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態における情報処理システム10では、図2に示されている機能以外の機能も実現されている。
本実施形態における情報処理システム10は、例えば、情報記憶部20、情報登録管理部22、検索管理部24、候補情報取得部26、評価値算出部28、ROI判定部30、情報提供部32、を含んでいる。情報記憶部20は、情報処理システム10の記憶部を主として実現される。その他の要素は、情報処理システム10の制御部を主として実現される。これらの要素は、コンピュータである情報処理システム10にインストールされたプログラムを、情報処理システム10の制御部で実行することにより実現されている。このプログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ可読な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信手段を介して情報処理システム10に供給される。
情報記憶部20には、本実施形態では、予め、図3に例示する、情報処理システム10の利用者を管理するための情報であるアカウント情報40が記憶されている。アカウント情報40には、本実施形態では、例えば、利用者の識別情報である利用者識別子、利用者の主業務の識別子である主業務識別子、利用者の副業務の識別子である副業務識別子、などが含まれている。なお、本実施形態では、主業務識別子や副業務識別子の値は、例えば、値1が「Webアプリケーション業務」、値2が「ユーザインタフェース業務」、値3が「画像処理業務」、値4が「動画処理業務」を表す。
また、情報記憶部20には、予め、アカウント情報40が表す利用者それぞれについての、利用者の予定を管理する予定管理情報が記憶されている。例えば、ある利用者の予定管理情報には、当該利用者の利用者識別子と、それぞれが当該利用者の予定に対応付けられる複数の予定情報と、が含まれている。そして、それぞれの予定情報には、予定の内容、当該予定の開始予定日時、当該予定の終了予定日時、の組合せが含まれている。
また、情報記憶部20には、情報処理システム10の利用者や管理者により登録される文書情報42(図4参照)、及び、文書情報42に関連付けられる後述の情報が記憶される。図4は、情報記憶部20に記憶される文書情報42の一例を示す図である。図4に示すように、本実施形態では、文書情報42は、例えば、複数の頁から構成されている。そして、各頁には、例えば、表題が配置されている領域(表題領域44)、テキスト(文章)が記述された段落(テキスト領域46)が配置されている領域、図が配置されている領域(図領域48)、などの少なくとも1つの領域が含まれている。なお、図4の例では、第1頁に、1つの表題領域44と、2つのテキスト領域46と、1つの図領域48が含まれている。以下、それぞれの領域に配置されている情報(例えば、テキストの情報や図の情報など)を、情報要素を呼ぶこととする。本実施形態では、文書情報42には、上述の領域に対応付けられる情報要素が複数含まれることとなる。
ここで、本実施形態における情報処理システム10で行われる、文書情報42の登録処理の流れの一例を、図5に例示するフロー図を参照しながら説明する。
まず、情報登録管理部22が、図4に例示する、利用者端末12から登録の対象となる文書情報42を受け付ける(S101)。本実施形態では、情報登録管理部22は、S101に示す処理で受け付けた文書情報42に、文書情報42の識別子である文書識別子を割り当てる。また、本実施形態では、S101に示す処理で受け付ける文書情報42には、文書情報42の種別の識別子である種別識別子、文書情報42の作成時期を示す作成時期情報、文書情報42の作成者である利用者の利用者識別子(以下、作成者識別子と呼ぶ。)、が関連付けられている。本実施形態では、例えば、種別識別子の値は、値1が「技術メモ」、値2が「技術レポート」、値3が「社外論文」、値4が「特許文献」を表す。
また、本実施形態では、S101に示す処理で受け付ける文書情報42のなかには、例えば、文書情報42がディスプレイ等に表示されている間におけるマウスポインタ等のポインタの軌跡を表すポインタ軌跡情報が関連付けられているものがある。ポインタ軌跡情報には、例えば、時刻を示す時刻情報と、当該時刻にポインタが配置されていた位置を示す、文書情報42内における位置座標と、を対応付けた情報が複数含まれている。
また、S101に示す処理で受け付ける文書情報42のなかには、当該文書情報42を利用者が閲覧した(例えば、当該文書情報42のファイルを利用者が開いた)際に、当該利用者が利用する利用者端末12のディスプレイ等に表示されていた文書情報42内の領域の時間変化を表す閲覧領域時間変化情報が関連付けられているものもある。閲覧領域時間変化情報には、例えば、文書情報42を閲覧した利用者の利用者識別子と、時刻を示す時刻情報と、当該時刻に表示されていた文書情報42内の領域を表す位置情報(例えば、表示されていた領域の四頂点の文書情報42内における位置座標)と、を対応付けた情報が複数含まれている。
そして、情報登録管理部22は、S101に示す処理で受け付けた文書情報のうち、以下の処理がまだ実行されていない頁が存在するか否かを確認する(S102)。存在する場合は(S102:Y)、情報登録管理部22は、未処理の頁のうちの先頭のページについて、公知の画像処理技術を用いて、頁内の構造の解析処理を実行する(S103)。そして、情報登録管理部22は、解析処理が実行された頁に含まれる、少なくとも1つの注目領域(ROI(Region of Interest))を特定する(S104)。本実施形態では、例えば、上述の、表題領域44、テキスト領域46、図領域48、などが注目領域として特定されることとなる。そして、本実施形態では、情報登録管理部22は、特定された注目領域のそれぞれに、文書情報42内において一意の識別子であるROI識別子を割り当てる。
そして、情報登録管理部22は、各注目領域について、注目領域に対応付けられる参照スコア(参照評価値)の算出処理を実行する(S105)。参照スコアは、例えば、注目領域が参照された(具体的には、例えば、閲覧された、あるいは、ポインタによって指し示された)程度の大きさを示す値である。本実施形態では、情報登録管理部22は、参照スコアとして、注目領域が閲覧された程度の大きさを表す閲覧スコア、及び、注目領域がポインタによって指し示された程度の大きさを表すポインタスコアを算出する。
S105に示す処理において、例えば、情報登録管理部22は、まず、文書情報42に関連付けられている閲覧領域時間変化情報に基づいて、各注目領域について、注目領域を閲覧した利用者、当該利用者によって当該注目領域の少なくとも一部が閲覧された回数、及び、当該利用者によって当該注目領域の少なくとも一部が閲覧された時間の長さを特定する。そして、情報登録管理部22は、特定結果に基づいて、図6に例示する閲覧履歴情報50を少なくとも一つ生成して、情報記憶部20に記憶させる。閲覧履歴情報50には、例えば、文書情報42を閲覧した利用者の利用者識別子、文書情報42の文書識別子、利用者が閲覧した注目領域のROI識別子、当該注目領域の閲覧開始時刻、当該注目領域の閲覧終了時刻、当該注目領域の閲覧時間、が含まれている。
そして、情報登録管理部22は、閲覧履歴情報50に基づいて、各注目領域についての閲覧スコアを算出する。情報登録管理部22は、本実施形態では、例えば、各注目領域について、当該注目領域のROI識別子が含まれる閲覧履歴情報50の数(すなわち、当該注目領域の少なくとも一部が閲覧された回数)と、閲覧履歴情報50において当該注目領域のROI識別子に関連付けられている閲覧時間の合計(すなわち、当該注目領域の少なくとも一部が閲覧された時間)を分単位で表した値を10で割った値(小数点以下切り捨て)と、の和を、当該注目領域に対応付けられる閲覧スコアとして算出する。このように、本実施形態では、注目領域の少なくとも一部が閲覧された回数が多いほど当該注目領域についての閲覧スコアは大きくなり、注目領域の少なくとも一部が閲覧された時間が長いほど当該注目領域についての閲覧スコアは大きくなる。なお、本実施形態では、情報登録管理部22は、閲覧領域時間変化情報が関連付けられていない文書情報42に含まれる注目領域については、閲覧スコアを0と算出する。
そして、情報登録管理部22は、例えば、文書情報42に関連付けられているポインタ軌跡情報に基づいて、各注目領域について、注目領域外から注目領域内にポインタが移動された回数、及び、注目領域内にポインタが配置されていた時間の長さを特定する。そして、情報登録管理部22は、特定結果に基づいて、図7に例示するポインタ履歴情報52を少なくとも一つ生成して、情報記憶部20に記憶させる。ポインタ履歴情報52には、例えば、文書情報42の文書識別子、ポインタが配置された注目領域のROI識別子、当該注目領域外から当該注目領域内にポインタが移動されて当該注目領域内にポインタが配置され始めた時刻である配置開始時刻、当該注目領域内から当該注目領域外へポインタが移動されて当該注目領域内にポインタが配置されなくなった時刻である配置終了時刻、当該注目領域内にポインタが配置された時間を表す配置時間、が含まれている。
そして、情報登録管理部22は、ポインタ履歴情報52に基づいて、各注目領域についてのポインタスコアを算出する。情報登録管理部22は、本実施形態では、例えば、各注目領域について、当該注目領域のROI識別子が含まれるポインタ履歴情報52の数(すなわち、当該注目領域外から当該注目領域外内にポインタが移動された回数)と、ポインタ履歴情報52において当該注目領域のROI識別子に関連付けられている配置時間の合計(すなわち、当該注目領域内にポインタが配置された時間の合計)を分単位で表した値を10で割った値(小数点以下切り捨て)と、の和を、当該注目領域に対応付けられるポインタスコアとして算出する。このように、本実施形態では、注目領域内にポインタが配置されていた時間が長いほど当該注目領域についてのポインタスコアが大きくなる。なお、本実施形態では、情報登録管理部22は、ポインタ履歴情報が関連付けられていない文書情報42については、ポインタスコアを0と算出する。
そして、情報登録管理部22は、各注目領域について、注目領域と、注目領域に対応する音声情報(例えば、注目領域に対応付けられる情報要素(例えば、注目領域に記述されたテキスト)の読み上げ音声の音声情報)と、を関連付けた音声インデックス情報を生成して、生成された音声インデックス情報を情報記憶部20に記憶させて(S106)、S102に示す処理に戻る。
S102に示す処理において、未処理の頁が存在しないことが確認された場合は(S102:N)、S101に示す処理で受け付けた文書情報42、当該文書情報42の文書識別子、当該文書情報42の種別識別子、当該文書情報42の作成時期情報、当該文書情報42の作成者の作成者識別子、当該文書情報42の構造を示す文書構造情報、当該文書情報42に含まれる各注目領域についてのROI識別子と閲覧スコアとポインタスコアとの組合せ、を互いに関連付けて情報記憶部20に記憶させて(S107)、本処理例に示す処理を終了する。
このようにして、情報記憶部20に文書情報42等が記憶されることとなる。
なお、本実施形態における情報処理システム10では、文書情報42と文書構造情報とROI識別子とに基づいて、ROI識別子に対応付けられる注目領域に配置されている情報要素(例えば、ROI識別子に対応付けられる注目領域内に記述されているテキスト)が特定されるようになっている。
また、本実施形態では、情報記憶部20に、図8に例示する、利用者に推薦される文書情報42を示す推薦文書管理情報54が記憶される。推薦文書管理情報54には、例えば、文書情報42が推薦される利用者の利用者識別子、利用者に推薦される文書情報42の文書識別子、が含まれる。情報登録管理部22は、例えば、各利用者について、閲覧履歴情報50に基づいて、利用者が閲覧した文書情報42と同じ種別であってまた当該利用者が閲覧していない文書情報42の文書識別子を少なくとも1つ特定する。そして、情報登録管理部22は、各利用者について、利用者の利用者識別子と、特定された少なくとも1つの文書識別子と、を含む推薦文書管理情報54を生成して、情報記憶部20に記憶させる。
次に、本実施形態における情報処理システム10で行われる、利用者への情報の提供処理の流れの一例を、図9に例示するフロー図を参照しながら説明する。本処理例では、予め、情報処理システム10において、利用者端末12から受け付ける認証要求に応じた認証(ログイン)が終了している利用者(認証済利用者)が利用する利用者端末12からの要求に応じて当該利用者端末12に情報を提供する処理の流れの一例を説明する。
まず、検索管理部24が、認証済利用者の利用者端末12から、認証済利用者の利用者識別子、検索条件となる文字列、及び、認証済利用者の利用者端末12に関する情報(本実施形態では、例えば、利用者端末12が備えるディスプレイの大きさを表すディスプレイサイズ情報)を受け付ける(S201)。そして、候補情報取得部26が、情報記憶部20に記憶されている文書情報42のなかから、S201に示す処理で受け付けた文字列を含む文書情報42を、利用者に提供される情報の候補となる候補情報として取得する(S202)。そして、評価値算出部28が、S202に示す処理で取得された文書情報42のそれぞれについて、文書情報42に含まれる注目領域毎に、配信重要度スコア(配信重要度評価値)を算出する(S203)。評価値算出部28は、例えば、注目領域に対応付けられる情報要素(例えば、注目要素に記述されているテキスト)に含まれる、S201に示す処理で受け付けた文字列の数の多さに基づいて特定される値(例えば、注目領域に記述されているテキストに含まれる、S201に示す処理で受け付けた文字列の数)である検索スコア、注目領域に対応付けられる閲覧スコア、注目領域に対応付けられるポインタスコア、の合計を配信重要度スコアとして算出する。
そして、ROI判定部30が、提供される情報の情報量の判定に用いられる閾値である配信重要度閾値を決定する(S204)。
ここで、S204に示す処理の流れの一例を、図10に例示するフロー図を参照しながら説明する。まず、ROI判定部30が、例えば、認証済利用者の予定情報を取得する(S301)。そして、ROI判定部30は、S301に示す処理で取得した予定情報に基づいて、利用者の次の予定までの余裕時間(本実施形態では、例えば、基準となる時点(例えば、現在日時、現在日時から所定時間前(例えば、5分前)の日時、現在日時から所定時間後(例えば5分後)の日時など)から認証済利用者の次の予定に対応する時点まで(例えば、認証済利用者の予定を表す予定情報が表す次の予定の開始予定日時まで、当該開始予定日時の所定時間前(例えば5分前)まで、当該開始予定日時の所定時間後(例えば5分後)まで)の時間)を算出する(S302)。そして、ROI判定部30は、S201に示す処理で受け付けたディスプレイサイズ情報を取得する(S303)。そして、ROI判定部30は、S302に示す処理で算出された余裕時間と、S303に示す処理で取得されたディスプレイサイズ情報と、に基づいて、配信重要度閾値を決定して(S304)、S204に示す処理を終了する。ROI判定部30は、本実施形態では、例えば、余裕時間が長いほど、配信重要度閾値が小さくなり、ディスプレイサイズ情報が表すディスプレイの大きさが大きいほど配信重要度閾値が小さくなるよう、配信重要度閾値を決定する。
S304に示す処理において、ROI判定部30は、例えば、情報記憶部20に予め記憶されている、ディスプレイサイズと配信重要度閾値とを対応付けた情報(例えば、1280px×960pxと閾値0、1024px×768pxと閾値36、480px×640pxと閾値75、240px×320pxと閾値93を対応付けた情報)に基づいて、S201に示す処理で受け付けたディスプレイサイズ情報が表すディスプレイの大きさに対応付けられる閾値を仮閾値として特定する。例えば、ROI判定部30は、S201に示す処理で受け付けたディスプレイサイズ情報が表すディスプレイの大きさが480px×640pxである場合には、仮閾値の値を75として特定する。そして、ROI判定部30は、S302に示す処理で算出された余裕時間の長さに応じて、仮閾値の値を調整して、最終的な配信重要度閾値の値を決定する。ROI判定部30は、例えば、仮閾値の値から余裕時間を分単位で表した値を減じた値を、配信重要度閾値の値として決定する。
なお、配信重要度閾値の算出方法は上述の方法に限定されない。例えば、ROI判定部30が、情報記憶部20に予め記憶されている、余裕時間とディスプレイサイズとの組合せと配信重要度閾値とを対応付けた情報に基づいて、上述の配信重要度閾値を決定するようにしてもよい。また、ROI判定部30が、例えば、情報記憶部20に予め記憶されている、余裕時間とディスプレイサイズとの組合せに基づいて配信重要度閾値を算出する数式等の算出規則を示す情報に基づいて、上述の配信重要度閾値を決定するようにしてもよい。
以下、図9のフロー図に例示する処理の流れの続きを説明する。
S204に示す処理の終了後に、情報提供部32は、S202に示す処理で特定された文書情報42に含まれる情報要素のうちから、S204に示す処理で決定された配信重要度閾値以上の配信重要度スコアに対応付けられる注目領域に配置されている情報要素を特定する(S205)。例えば、第1のテキスト領域46に対応付けられる配信重要度スコアが80であり、第2のテキスト領域46に対応付けられる配信重要度スコアが70であり、図領域48に対応付けられる配信重要度スコアが60であり、図領域48に対応付けられる配信重要度スコアが60であり、表題領域44に対応付けられる配信重要度スコアが50であり、配信重要度閾値の値が75である場合は、情報提供部32は、第1のテキスト領域46に対応付けられる情報要素(例えば、第1のテキスト領域46に記述されているテキスト)を特定する。
本実施形態では、余裕時間が長いほど配信重要度閾値の値が小さくなり、S205に示す処理で特定される情報の情報量が大きくなる。また、本実施形態では、利用者端末12のディスプレイの大きさが大きいほど配信重要度閾値の値が小さくなり、S205に示す処理で特定される情報の情報量が大きくなる。
そして、情報提供部32は、認証済利用者の予定情報を取得する(S206)。そして、情報提供部32は、認証済利用者の予定情報に基づいて、現在、認証済利用者が利用者端末12による情報の閲覧を行える状態であるか否かを判定する(S207)。
情報提供部32は、例えば、認証済利用者の予定情報において、現在時刻の予定の内容が電車による移動中であることを示している場合には、情報の閲覧を行える状態であると判定し、現在時刻の予定の内容が乗り換え中であることを示している場合には、情報の閲覧を行える状態でないと判定する。ここで、情報の閲覧を行える状態であると判定された場合は(S207:Y)、情報提供部32は、S205に示す処理で特定された情報要素に対応するテキストや図が配置された文書情報42を認証済利用者の利用者端末12に出力する。(S208)。一方、情報の閲覧を行える状態でないと判定された場合は(S207:N)、情報提供部32は、情報記憶部20に記憶されている音声インデックス情報に基づいて特定される、S205に示す処理で特定された情報要素が含まれる注目領域に対応付けられる音声情報を、認証済利用者の利用者端末12に出力する(S209)。
以上のようにして、文書情報42又は音声情報が認証済利用者の利用者端末12に提供されることとなる。認証済利用者の利用者端末12は、S208に示す処理で情報処理システム10から出力される文書情報42を受け付けた場合には、この文書情報42をディスプレイに表示出力する。また、利用者端末12は、S209に示す処理で情報処理システム10から出力される音声情報を受け付けた場合には、この音声情報に基づいて音声を生成して、生成した音声をスピーカから出力する。このように、本実施形態では、余裕時間中における認証済利用者の状況に応じた形式で認証済利用者に情報が提供されることとなる。
なお、情報提供部32が、現在時刻の予定を所定時間間隔等で監視するようにしてもよい。そして、情報提供部32は、利用者端末12に出力する情報を、現在時刻の予定が電車による移動中から乗り換え中に変化した際に、テキストから音声情報に切り替えるようにし、現在時刻の予定が乗り換え中から電車による移動中に変化した際にテキストから音声情報に切り替えるようにしてもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、情報登録管理部22は、アカウント情報40として登録されている利用者毎に異なる参照スコア(閲覧スコアやポインタスコアなど)を算出するようにしてもよい。すなわち、情報登録管理部22は、利用者と注目領域との組合せに対応付けられる参照スコア(閲覧スコアやポインタスコアなど)を算出するようにしてもよい。そして、上述のS107に示す処理において、S101に示す処理で受け付けた文書情報42、当該文書情報42の文書識別子、当該文書情報42の種別識別子、当該文書情報42の作成時期情報、当該文書情報42の作成者の作成者識別子、当該文書情報42の構造を示す文書構造情報、さらには、利用者と当該文書情報42に含まれる注目領域との組合せそれぞれについての、当該利用者の利用者識別子、当該注目領域に対応付けられるROI識別子、当該利用者と当該注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコア、及び、当該利用者と当該注目領域との組合せに対応付けられるポインタスコア、の組合せ、を互いに関連付けて情報記憶部20に記憶させるようにしてもよい。
以下、閲覧スコアの算出の対象となる利用者(算出対象利用者)と閲覧スコアの算出の対象となる注目領域(算出対象注目領域)との組合せに対応付けられる閲覧スコアの算出処理の一例について説明する。まず、情報登録管理部22は、プロファイルが算出対象利用者に類似する利用者(例えば、算出対象利用者と、主業務又は副業務が一致する利用者)を一次類似利用者として特定する。そして、情報登録管理部22は、閲覧履歴情報50に基づいて、一次類似利用者のうちから、閲覧した文書情報42の種別が算出対象利用者と類似する利用者(例えば、閲覧した文書情報42の数が最も多い種別が、算出対象利用者と一致する利用者)を二次類似利用者として特定する。そして、情報登録管理部22は、二次類似利用者が閲覧した注目領域に算出対象注目領域が含まれる場合は、上述の和に1を加えた値を、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして決定し、そうでない場合は、上述の和を算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして決定する。
なお、閲覧スコアの算出方法は上述の方法には限定されない。
例えば、情報登録管理部22は、二次類似利用者により算出対象注目領域が閲覧された時間の長さが所定時間より長い場合に、上述の和に1を加えた値を、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして決定するようにしてもよい。また、例えば、情報登録管理部22は、閲覧した注目領域に算出対象注目領域が含まれる、という条件を満足する二次類似利用者の数を上述の和に加えた値を、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして決定するようにしてもよい。また、例えば、情報登録管理部22は、算出対象利用者が算出対象注目領域を閲覧した回数と、算出対象注目領域の少なくとも一部を閲覧した時間を分単位で表した値を10で割った値(小数点以下切り捨て)と、の和を、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして算出するようにしてもよい。また、例えば、情報登録管理部22は、二次類似利用者によって算出対象注目領域が閲覧された回数と、二次類似利用者によって算出対象注目領域が閲覧された時間を分単位で表した値を10で割った値(小数点以下切り捨て)と、の和を、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる閲覧スコアとして算出するようにしてもよい。
そして、上述のようにして、算出対象利用者と算出対象注目領域との組合せに対応付けられる参照スコアが算出された場合には、情報提供部32は、上述のS205に示す処理において、認証済利用者と注目領域との組合せに対応付けられる配信重要度スコアのうちから、決定された配信重要度閾値以上であるものに対応付けられる注目領域を特定するようにしてもよい。そして、情報提供部32は、特定された注目領域に対応付けられる情報要素を特定するようにしてもよい。
また、例えば、情報提供部32は、余裕時間に応じた情報の情報量が候補情報の情報量を超える場合(具体的には、例えば、余裕時間が長く、候補情報のすべてを利用者端末12に提供しても、提供される情報の情報量に余裕があると判定される場合)に、候補情報である文書情報42に加えて、文書情報42に関連する情報(例えば、利用者に推薦される文書情報42)を利用者端末12に併せて提供するようにしてもよい。具体的には、例えば、評価値算出部28が、推薦文書管理情報54において、認証済利用者の利用者識別子に関連付けられている文書識別子に対応する文書情報42(以下、推薦文書情報と呼ぶ。)に、候補情報として取得された文書情報42に含まれるいずれの注目領域に設定されている配信重要度スコアよりも小さな値(例えば、負の値)を、配信重要度スコアとして設定するようにしてもよい。そして、情報提供部32は、推薦文書情報に設定された配信重要度スコアが、配信重要度閾値の値以上である場合には、推薦文書情報のテキストあるいは推薦文書情報のテキストに対応する音声情報を認証済利用者の利用者端末12に出力するようにしてもよい。
また、例えば、検索管理部24が、利用者端末12から、ディスプレイサイズ情報の代わりに、利用者端末12の種別を示す端末種別情報を受け付けるようにしてもよい。そして、ROI判定部30が、例えば、情報記憶部20に予め記憶されている、利用者端末12の種別と配信重要度閾値とを対応付けた情報(例えば、パーソナルコンピュータと閾値0、タブレット端末と閾値36、スマートフォンと閾値75、携帯電話端末と閾値93を対応付けた情報)に基づいて、検索管理部24が受け付けた端末種別情報に対応付けられる閾値を仮閾値として特定するようにしてもよい。そして、ROI判定部30は、算出された余裕時間の長さに応じて、仮閾値の値を調整して、最終的な配信重要度閾値の値を決定するようにしてもよい。
また、例えば、検索管理部24が、利用者端末12から、ディスプレイサイズ情報の代わりに、利用者端末12に提供される情報がウェブブラウザ等のアプリケーションソフトウェアにおいて表示される大きさ(ディスプレイの大きさよりは小さいと考えられる。)を示す情報を受け付けるようにしてもよい。そして、ROI判定部30が、例えば、情報記憶部20に予め記憶されている、情報が表示される大きさと配信重要度閾値とを対応付けた情報に基づいて、検索管理部24が受け付けた端末種別情報に対応付けられる閾値を仮閾値として特定するようにしてもよい。そして、ROI判定部30は、算出された余裕時間の長さに応じて、仮閾値の値を調整して、最終的な配信重要度閾値の値を決定するようにしてもよい。
また、例えば、ROI判定部30が、利用者端末12に関係なく、余裕時間だけに基づいて、配信重要度閾値を決定するようにしてもよい。また、例えば、情報処理システム10が、頁単位で配信重要度スコアを算出するようにしてもよい。そして、情報提供部32は、頁単位で出力の対象となる情報要素を特定するようにしてもよい。
また、例えば、ROI判定部30が、余裕時間やディスプレイサイズ情報に基づいて、提供される情報の情報量を特定するようにしてもよい。そして、情報提供部32が、特定された情報量の情報を候補情報から抽出して、利用者端末12に提供するようにしてもよい。
また、本実施形態における情報処理システム10、利用者端末12、の役割分担は上述のものには限定されない。また、上記の具体的な文字列や数値、並びに、図面中の具体的な文字列や数値は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。
10 情報処理システム、12 利用者端末、20 情報記憶部、22 情報登録管理部、24 検索管理部、26 候補情報取得部、28 評価値算出部、30 ROI判定部、32 情報提供部、40 アカウント情報、42 文書情報、44 表題領域、46 テキスト領域、48 図領域、50 閲覧履歴情報、52 ポインタ履歴情報、54 推薦文書管理情報。

Claims (6)

  1. 領域情報を含む、情報の提供先となる提供先利用者に提供される候補となる候補情報を取得する候補情報取得手段と、
    前記候補情報の少なくとも一部を含む情報である、前記提供先利用者の次の予定までの余裕時間が長いほど情報量が大きくなるよう前記余裕時間に応じて特定される情報を、前記提供先利用者に提供する提供手段と、を有し、
    前記提供手段は、前記領域情報に対するポインタの滞留時間又は滞留回数に応じて参照回数が多い又は参照時間が長い情報として特定される前記領域情報を優先して前記提供先利用者に提供する、
    とを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記提供手段は、前記提供先利用者と業務が関連する関連利用者による前記領域情報に対するポインタの滞留時間又は滞留回数に応じて参照回数が多い又は参照時間が長い情報として特定される前記領域情報を優先して前記提供先利用者に提供する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記提供先利用者と業務が関連する前記関連利用者を、前記提供先利用者と主業務又は副業務が一致することに基づいて特定する特定手段、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  4. 前記提供手段は、前記余裕時間に応じた情報の情報量が前記候補情報の情報量を超える場合に、前記候補情報に関連付けられる関連情報を併せて前記提供先利用者に提供する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記提供手段は、前記余裕時間中における前記提供先利用者の状況に応じて、前記情報に対応する音声情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 情報の提供先となる提供先利用者に提供される候補となる候補情報を取得する候補情報取得手段、
    前記候補情報の少なくとも一部を含む情報である、前記提供先利用者の次の予定までの余裕時間が長いほど情報量が大きくなるよう前記余裕時間に応じて特定される情報を、前記提供先利用者に提供する提供手段、としてコンピュータを機能させ、
    前記提供手段は、前記領域情報に対するポインタの滞留時間又は滞留回数に応じて参照回数が多い又は参照時間が長い情報として特定される前記領域情報を優先して前記提供先利用者に提供する、
    とを特徴とするプログラム。
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