JP5852103B2 - 仮想計算機システム、仮想計算機制御方法、仮想計算機制御プログラム、及び半導体集積回路 - Google Patents
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Description
<概要>
以下、本発明に係る仮想計算機システムの一実施形態として、アプリケーションプログラムを実行するユーザモードと、ユーザモードより上位のスーパバイザモードとの2つのプログラム実行モードを有するプロセッサを備え、プロセッサのスーパバイザモードで実行される複数のオペレーティングシステムを、プロセッサのスーパバイザモードで実行されるハイパバイザが時分割実行制御する仮想計算機システムについて説明する。
図1は、仮想計算機システム100の主要なハードウエア構成を示すブロック図である。
図3は、ある時刻t0において、プロセッサ101上で実行対象となるプログラムモジュール(以下、単に「モジュール」と呼ぶ。)を示すブロック図である。
ここでは、仮想計算機システム100の行う動作のうち、特徴的な動作である、子仮想計算機生成処理と子仮想計算機消滅処理と保護タスク実行処理とについて説明する。
子仮想計算機生成処理は、仮想計算機システム100が、保護タスクを実行させるための新たな子仮想計算機を生成する処理である。
子仮想計算機消滅処理は、仮想計算機システム100が、保護タスクを実行させるために生成された子仮想計算機を消滅させる処理である。
保護タスク実行処理は、仮想計算機システム100が、保護タスクを実行する処理である。
ここまで、起動を要求される保護対象アプリケーションプログラムが1つの場合を中心に説明してきた。しかしながら、保護対象アプリケーションプログラムが複数ある場合には、複数の保護対象アプリケーションプログラムが起動を要求されるときもあり得る。このようなときには、起動を要求される保護対象アプリケーションプログラム毎に、その保護対象アプリケーションプログラムを実行するための子仮想計算機が生成されることとなる。
以下、具体例を用いて、仮想計算機システム100の動作について考察する。
<実施の形態2>
<概要>
以下、本発明に係る仮想計算機システムの一例として、実施の形態1における仮想計算機システム100の一部を変形した変形仮想計算機システムについて説明する。
変形仮想計算機システムは、実施の形態1に係る仮想計算機システム100と同様のハードウエア構成となっている。よって、ここでは説明を省略する。
図10は、ある時刻t0において、プロセッサ101上で実行対象となるモジュールを示すブロック図である。
上記構成の変形仮想計算機システムでは、実施の形態1に係る仮想計算機システム100の行う特徴的な動作のうち、子仮想計算機生成処理と保護タスク実行処理とが変形されて行われることとなる。以下、これらの動作について、実施の形態1に係る仮想計算機システムの行う動作との相違点を中心に、図面を参照しながら説明する。
変形子仮想計算機生成処理は、変形仮想計算機システムが、保護タスクを実行させるための新たな子仮想計算機を生成する処理であって、実施の形態1に係る子仮想計算機生成処理の一部が変形されたものである。
変形子仮想計算機生成処理は、変形仮想計算機システムが、保護タスクを実行させるための新たな子仮想計算機を生成する処理であって、実施の形態1に係る子仮想計算機生成処理の一部が変形されたものである。
上述の実施の形態2に係る変形仮想計算機システムは、実施の形態1に係る仮想計算機システム100と同様に、仮想計算機が実行対象とするアプリケーションプログラムの中に、保護対象アプリケーションプログラムを攻撃するマルウエアが含まれてしまっている場合であっても、そのマルウエアによって、保護対象アプリケーションプログラムが攻撃されてしまう危険性を、従来よりも低く抑えることができる。
<補足>
以上、本発明に係る仮想計算機システムの一実施形態として、実施の形態1、実施の形態2において、2つの仮想計算機システムの例について説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態で示した通りの仮想計算機システムに限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態1において、仮想計算機システム100が1つのプロセッサを備える場合の例について説明したが、ハイパバイザが複数の仮想計算機の実行制御をすることができれば、必ずしもプロセッサの数は1つに限られる必要はなく、例えば、2つ、3つといった複数個であっても構わない。プロセッサの数が複数個の場合には、ハイパバイザは、仮想計算機の実行を必ずしも時分割で行う構成である必要はなく、複数の仮想計算機を並列に実行させる構成であっても構わない。
(2)実施の形態1において、プロセッサ101とROM102とRAM103とタイマ104と内部バス120と第1インタフェース121と第2インタフェース122と第3インタフェース123とが1つの集積回路110に集積されている場合の例について説明したが、これらの回路が必ずしも1つの集積回路に集積されている必要はない。例えば、プロセッサ101が第1の集積回路に集積され、その他の回路が第2の集積回路に集積される構成されていても構わないし、例えば、各回路がそれぞれ互いに異なる集積回路に集積される構成であっても構わない。
(3)実施の形態1において、プロセッサ101が2つの動作モードを備える構成の場合を例として説明したが、オペレーティングシステムを実行するモードと同等かそれ以上の高い特権モードでハイパバイザを実行することができる構成であれば、必ずしも動作モードの数は2つに限られる必要はなく、例えば、3つ以上であっても構わない。その場合、ハイパバイザを実行する動作モードを、オペレーティングシステムを実行するよりも高い特権モードとすることができる。
(4)実施の形態1において、仮想計算機の生成をフォーク形式で行う構成の場合を例として説明した。これは、仮想計算機の生成をフォーク形式で行うことによって、RAM103の記憶領域が効率的に利用されることとなるためである。
(5)実施の形態1において、起動要求検知モジュール(例えば起動要求検知モジュール331)、保護タスク生成モジュール(例えば保護タスク生成モジュール332)、タスクスケジュール変更モジュール(例えばタスクスケジュール変更モジュール333)、保護タスク終了通知モジュール(例えば保護タスク終了通知モジュール334)、ダミータスク実行通知モジュール(例えばダミータスク実行通知モジュール335)は、仮想計算機内のオペレーティングシステム(例えば第1OS321)に含まれている構成の例について説明したが、仮想計算機システム100において、これらのモジュールによって実現される機能と同等の機能が実現されることとなっていれば、これらのモジュールは、必ずしも、仮想計算機内のオペレーティングシステムに含まれている必要はなく、例えば、ハイパバイザ351に含まれている構成であっても構わない。
(6)以下、さらに本発明の一実施形態に係る仮想計算機システムの構成及びその変形例と各効果について説明する。
110 集積回路
101 プロセッサ
102 ROM
103 RAM
104 タイマ
120 内部バス
131 入力装置
132 出力装置
133 ハードディスク装置
300 モジュール群
301 仮想計算機
302 子仮想計算機
313 ダミータスク
316 保護タスク
321 第1OS
322 第2OS
331、341 起動要求検知モジュール
332、342 保護タスク生成モジュール
333、343 タスクスケジュール変更モジュール
334、344 保護タスク終了通知モジュール
335、345 ダミータスク実行通知モジュール
336、346 保護タスク対応表
351 ハイパバイザ
361 仮想計算機生成モジュール
362 子仮想計算機通知モジュール
363 仮想計算機スケジューリングモジュール
364 仮想計算機消滅モジュール
Claims (14)
- プロセッサと、当該プロセッサ上で実行され、当該プロセッサに複数の仮想計算機の実行制御をさせるためのハイパバイザとを備える仮想計算機システムであって、
前記ハイパバイザは、
仮想計算機において、所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知するための実行検知部と、
前記プロセッサによって実行される前記実行検知部が、第1仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知した場合に、当該第1仮想計算機に基づいて、前記所定のアプリケーションプログラムを実行するための新たな第2仮想計算機を生成するための仮想計算機生成部とを有し、
前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれは、
前記第2仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムを含む特定プログラム群に限って実行させ、前記第1仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムの代わりに、所定のダミープログラムを実行させるための実行制御部を有する
ことを特徴とする仮想計算機システム。 - 前記仮想計算機生成部は、前記第1仮想計算機に基づいて、新たな前記第2仮想計算機を生成する場合において、前記第2仮想計算機に対する記憶領域の割り当てを、前記第1仮想計算機に割り当てられている記憶領域に基づくフォーク方式で行う
ことを特徴とする請求項1記載の仮想計算機システム。 - 前記ハイパバイザは、前記プロセッサの実行対象となっている前記第1仮想計算機において前記所定のダミープログラムが実行を開始された場合において、前記第2仮想計算機が生成されているときに、前記プロセッサの実行対象となる仮想計算機を、前記第1仮想計算機から前記第2仮想計算機へ変更するための仮想計算機スケジュール部とを有する
ことを特徴とする請求項2記載の仮想計算機システム。 - 前記仮想計算機スケジュール部は、前記プロセッサの実行対象となっている前記第2仮想計算機において前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了した場合に、前記プロセッサの実行対象となる仮想計算機を、前記第2仮想計算機から前記第1仮想計算機へ変更する
ことを特徴とする請求項3記載の仮想計算機システム。 - 前記ハイパバイザは、
前記プロセッサの実行対象となっている前記第2仮想計算機において前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了した場合において、前記仮想計算機スケジュール部が、前記プロセッサの実行対象仮想計算機を、前記第2仮想計算機から前記第1仮想計算機へ変更したときに、前記第2仮想計算機を消滅させるための仮想計算機消滅部を有する
ことを特徴とする請求項4記載の仮想計算機システム。 - 前記実行制御部は、前記プロセッサに、タイムスライス値を用いて行うマルチタスク実行制御方法で、プログラムの実行制御を実行させるためのマルチタスク実行制御部を有し、
前記マルチタスク実行制御部は、前記プロセッサによって実行される前記実行制御部が、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムの代わりに、前記所定のダミープログラムを実行させる場合に、前記所定のアプリケーションプログラムに割り当てるタイムスライス値と同じ値のタイムライス値を、前記所定のダミープログラムに割り当て、
前記仮想計算機スケジュール部は、前記第1仮想計算機において、前記所定のダミープログラムが前記プロセッサの実行対象となった時点から、前記所定のダミープログラムに割り当てられているタイムスライス値で示される時間が経過した場合において、前記第2仮想計算機が前記プロセッサの実行対象仮想計算機となっているとき、前記プロセッサの実行対象仮想計算機を、前記第2仮想計算機から前記第1仮想計算機へ変更する
ことを特徴とする請求項5記載の仮想計算機システム。 - 前記プロセッサによって実行される前記仮想計算機生成部が、前記第2仮想計算機を生成した場合に、前記第2仮想計算機の前記実行制御部に、子仮想計算機である旨の通知を行うための子仮想計算機通知部を有し、
前記実行制御部は、前記第2仮想計算機において、前記子仮想計算機通知部から子仮想計算機である旨を通知されることで、前記プロセッサに、前記第2仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムを起動させるための実行開始部を有する
ことを特徴とする、請求項6記載の仮想計算機システム。 - 前記特定プログラム群は、前記所定のアプリケーションプログラムを攻撃するマルウエアを含まないプログラムのみで構成されている
ことを特徴とする請求項7記載の仮想計算機システム。 - 前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれは、自仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知して、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとする旨を、前記実行検知部へ通知する通知部を有し、
前記実行検知部は、前記プロセッサによって実行される前記通知部から、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとする旨を通知されることで、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることの検知を行う
ことを特徴とする請求項7記載の仮想計算機システム。 - 前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれは、自仮想計算機において、前記所定のダミープログラムが前記プロセッサによって実行を開始された場合に、前記仮想計算機スケジュール部に、自仮想計算機において、前記所定のダミープログラムが前記プロセッサによって実行を開始された旨を通知するためのダミープログラム実行開始通知部を有し、
前記仮想計算機スケジュール部は、前記プロセッサによって実行される、前記第1仮想計算機の前記ダミープログラム実行開始通知部から、自仮想計算機において、前記所定のダミープログラムが前記プロセッサによって実行を開始された旨を通知されることで、前記第1仮想計算機において、前記所定のダミープログラムが実行を開始されたことを検知する
ことを特徴とする請求項7記載の仮想計算機システム。 - 前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれは、自仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了した場合に、前記仮想計算機スケジュール部に、自仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了した旨を通知するための実行終了通知部を有し、
前記仮想計算機スケジュール部は、前記プロセッサによって実行される、前記第2仮想計算機の前記実行終了通知部から、自仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了した旨が通知されることで、前記第2仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムの実行が終了したことを検知する
ことを特徴とする請求項7記載の仮想計算機システム。 - プロセッサと、当該プロセッサ上で実行され、当該プロセッサに複数の仮想計算機の実行制御をさせるためのハイパバイザとを備える仮想計算機システムを制御する仮想計算機制御方法であって、
前記ハイパバイザが、仮想計算機において、所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知する実行検知ステップと、
前記ハイパバイザが、前記プロセッサによって実行される前記実行検知ステップにおいて、第1仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知した場合に、当該第1仮想計算機に基づいて、前記所定のアプリケーションプログラムを実行するための新たな第2仮想計算機を生成する仮想計算機生成ステップと、
前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれが、前記第2仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムを含む特定プログラム群に限って実行させ、前記第1仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムの代わりに、所定のダミープログラムを実行させる実行制御ステップとを含む
ことを特徴とする仮想計算機制御方法。 - プロセッサと、当該プロセッサ上で実行され、当該プロセッサに複数の仮想計算機の実行制御をさせるためのハイパバイザとを備える仮想計算機システムを制御する仮想計算機制御プログラムであって、
前記ハイパバイザが、仮想計算機において、所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知する実行検知ステップと、
前記ハイパバイザが、前記プロセッサによって実行される前記実行検知ステップにおいて、第1仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知した場合に、当該第1仮想計算機に基づいて、前記所定のアプリケーションプログラムを実行するための新たな第2仮想計算機を生成する仮想計算機生成ステップと、
前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれが、前記第2仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムを含む特定プログラム群に限って実行させ、前記第1仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムの代わりに、所定のダミープログラムを実行させる実行制御ステップとを含む
ことを特徴とする仮想計算機制御プログラム。 - プロセッサと、当該プロセッサ上で実行され、当該プロセッサに複数の仮想計算機の実行制御をさせるためのハイパバイザとを備える半導体集積回路であって、
前記ハイパバイザは、
仮想計算機において、所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知するための実行検知部と、
前記プロセッサによって実行される前記実行検知部が、第1仮想計算機において、前記所定のアプリケーションプログラムが新たに実行されようとすることを検知した場合に、当該第1仮想計算機に基づいて、前記所定のアプリケーションプログラムを実行するための新たな第2仮想計算機を生成するための仮想計算機生成部とを有し、
前記プロセッサによって実行制御される複数の仮想計算機のそれぞれは、
前記第2仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムを含む特定プログラム群に限って実行させ、前記第1仮想計算機において、前記プロセッサに、前記所定のアプリケーションプログラムの代わりに、所定のダミープログラムを実行させるための実行制御部を有する
ことを特徴とする半導体集積回路。
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