JP5859926B2 - 層間充填用活性エネルギー線硬化性組成物 - Google Patents
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Description
水素化ポリオレフィン骨格を有する重量平均分子量2,000〜10,000のジオール(X)と、脂環式ジイソシアネート、分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネート、及び芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物からなる群より選択される少なくとも1つであるジイソシアネート(Y)とを、単官能(メタ)アクリレート(B)の存在下でウレタン化反応させて、イソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該ウレタンイソシアネートプレポリマーと水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)とを反応させて製造されるウレタン(メタ)アクリレート(A)、
単官能(メタ)アクリレート(B)、並びに
光重合開始剤(C)を含む、
活性エネルギー線硬化性組成物を提供する。
第一のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)の中心に前記活性エネルギー線硬化性組成物0.200gを塗布して円状(4cm径)の樹脂層を形成し、前記樹脂層上に、第二のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)を付着させ、その後活性エネルギー線を照射して、前記活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて硬化物層を形成することにより得られる積層体を95℃の条件下500時間保存した際の、保存前後の前記積層体のAPHAの増加が25以下であることが好ましい。
ガラス及びプラスチックから選ばれる第一の透明基材と、ガラス及びプラスチックから選ばれる第二の透明基材との間に前記活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物層を有する積層体を提供する。
本発明において使用するウレタン(メタ)アクリレート(A)は、水素化ポリオレフィン骨格を有する重量平均分子量2,000〜10,000のジオール(X)と、脂環式ジイソシアネート、分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネート、及び芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物からなる群より選択される少なくとも1つであるジイソシアネート(Y)とを、単官能(メタ)アクリレート(B)の存在下でウレタン化反応させて、イソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該ウレタンイソシアネートプレポリマーと水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)とを反応させて製造することができる。
水素化ポリオレフィン骨格を有する重量平均分子量2,000〜10,000のジオール(X)を単に「ジオール(X)」又は「(X)」と、
脂環式ジイソシアネート、分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネート、及び芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物からなる群より選択される少なくとも1つであるジイソシアネート(Y)を単に「ジイソシアネート(Y)」、「(Y)」と、
ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(Z)を単に「(Z)」と言うことが有る。
[方法1]ジオール(X)、ジイソシアネート(Y)を一括混合して反応させる方法。
[方法2]ジイソシアネート(Y)の中にジオール(X)を滴下しながら反応させる方法。
[方法3]ジオール(X)の中にジイソシアネート(Y)を滴下しながら反応させる方法。
Y−[X−Y]n−X−Y (n=1以上の整数)
反応器に、初めにジオール(X)と単官能(メタ)アクリレート(B)とを仕込み、均一になるまで攪拌した後、ジイソシアネート(Y)を仕込んで均一にする。このことにより、反応液の粘度は低く押さえられる。その後、攪拌をしながら、必要に応じて昇温後、ウレタン化触媒を投入してウレタン化を開始する方法が望ましい。ウレタン化触媒を投入後に必要に応じて昇温しても良い。
Y−[X−Y]n−X−Y (nは1以上の整数)
(1)ウレタンイソシアネートプレポリマーに先ず所望する量のアルコールを反応させて、ウレタンイソシアネートプレポリマーの末端の所望する割合をアルコキシ基とした後、水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)を反応させて、残るイソシアネート基へ(メタ)アクリロイル基を導入する方法。
(2)ウレタンイソシアネートプレポリマーに先ず所望する量の水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)を反応させて、ウレタンイソシアネートプレポリマーの末端の所望する割合を(メタ)アクリロイル基とした後、アルコールを反応させて、残るイソシアネート基へアルコキシ基を導入する方法。
(3)ウレタンイソシアネートプレポリマーに、所望する量のアルコールと水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)とを同時に反応させ、ウレタンイソシアネートプレポリマーの末端に所望する割合のアルコキシ基と(メタ)アクリロイル基を導入する方法。
(4)上記(1)〜(3)の方法を組み合わせる方法。
水素化ポリオレフィン骨格を有するジオール(X)の重量平均分子量(Mw)は、2,000〜10,000の範囲であれば良いが、好ましくは3,000〜6,000である。なお、重量平均分子量(Mw)は、GPCの測定によるポリスチレン換算の値である。Mwが2,000未満であるとウレタン(メタ)アクリレート化後の樹脂Tgが高くなり、柔軟性が低下し、樹脂外観が悪化し、副生成物も増大する場合がある。一方、Mwが10,000を超えると架橋密度が小さくなりすぎて硬化性の悪化、高温下の形状変化を引き起こす場合がある。架橋密度は多官能(メタ)アクリレートの添加により上げることができるが、後述するように多官能モノマーを配合すると環境試験下での外観不良を引き起こす要因となる。水素化ポリオレフィン骨格を有するジオール(X)としては、例えば、両末端に水酸基を有するポリアルカジエン(ポリブタジエン、ポリイソプレン等)を水素化した化合物を使用できる。
ジイソシアネート(Y)としては、樹脂外観、硬化物の透明性等の観点から、結晶性を示さないものが用いられ、具体的には、脂環式ジイソシアネート、分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネート、及び芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物からなる群より選択される少なくとも1つである。前記脂環式ジイソシアネートとしては、特に制限されないが、例えば、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。前記分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネートとしては、特に制限されないが、例えば、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。前記芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物としては、特に制限されないが、例えば、水添キシリレンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート等が挙げられる。これに対して、上記以外のジイソシアネート(Y)、特に結晶性を示すものを用いた場合、樹脂外観、硬化物の透明性に問題が生じる。
ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート(Z)としては、特に制限されないが、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートを使用することができる。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物は、単官能(メタ)アクリレート(B)を含有することにより、ウレタン(メタ)アクリレートを製造する上で粘度の調整及び硬化塗膜のTgの調整が的確に行われ、粘度増加防止、樹脂外観、副生物抑制、硬化物の透明性、耐熱性等が向上するという効果を奏する。なお、単官能(メタ)アクリレート(B)を単に(B)と言うことが有る。
本発明の光重合開始剤(C)は、活性エネルギー線の種類や、ウレタン(メタ)アクリレート(A)の種類によっても異なり、特に限定されないが、公知の光ラジカル重合開始剤や光カチオン重合開始剤を用いることができ、特に限定されないが、例えば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、2,4−ジメチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジクロロチオキサンソン、2,4−ジエチルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフインオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、カンファーキノン等が挙げられる。
本発明に用いられる透明基材としては、透明ガラス板等のガラス基材の他に透明プラスチックフィルム等のプラスチック基材を使用することが出来る。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物には、必要に応じて種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば、フィラー、染顔料、レベリング剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡剤、分散剤、チクソトロピー性付与剤等が挙げられる。これらの添加物の添加量は、特に限定されないが、活性エネルギー線硬化性組成物100重量部に対して、例えば0〜10重量部であり、好ましくは0.05〜5重量部である。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物を透明基材(例えば、ガラス板等のガラス基材やプラスチックフィルム等のプラスチック基材等)に塗布する場合、塗布方法としては、特に限定されず、吹き付け法、エアレススプレー法、エアスプレー法、ロールコート法、バーコート法、グラビア法等を用いることが可能である。中でも、ロールコート法が美観性、コスト、作業性等の観点から最も好ましく用いられる。なお、塗布は、プラスチックフィルム等の製造工程中で行う、いわゆるインラインコート法でもよいし、既に製造された透明基材に別工程で塗布を行う、いわゆるオフラインコート法でもよい。生産効率の観点から、オフラインコートが好ましい。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物は、
第一のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)の中心に前記活性エネルギー線硬化性組成物0.200gを塗布して円状(4cm径)の樹脂層を形成し、前記樹脂層上に、第二のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)を付着させ、その後活性エネルギー線を照射して、前記活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて硬化物層を形成することにより得られる積層体を95℃の条件下500時間保存した際の、保存前後の前記積層体のAPHAの増加が25以下であることが好ましいが、20以下であることがより好ましく、15以下であることがさらに好ましい。
本発明の積層体は、ガラス及びプラスチックから選ばれる第一の透明基材と、ガラス及びプラスチックから選ばれる第二の透明基材との間に前記活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物層を有する積層体であれば良く、特に限定されない。好ましくは、第一の透明基材の上に前記活性エネルギー線硬化性組成物を塗布して樹脂層を形成し、前記樹脂層上に第二の透明基材を付着させ、この後、透明基材越しに、例えば、紫外線又は電子線等の活性エネルギー線を照射することにより、極めて短時間で前記活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて、硬化物層を形成させて積層体を得ることができる。図1に、前記積層体の一態様を示す。
物性の測定方法、試験方法、評価方法を以下に示す。
(重量平均分子量)
重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエーション・ガスクロマトグラフィー)法により、下記の測定条件で、標準ポリスチレンを基準にして求めた。
使用機器 : TOSO HLC-8220GPC
ポンプ : DP-8020
検出器 : RI-8020
カラムの種類: Super HZM-M, Super HZ4000, Super HZ3000, Super HZ2000
溶剤 : テトラヒドロフラン
相流量 : 1mL/分
カラム内圧力: 5.0MPa
カラム温度 : 40℃
試料注入量 : 10μL
試料濃度 : 0.2mg/mL
硬化前の樹脂組成物の外観を確認した。樹脂組成物を−30℃(マイナス30℃)で1時間保管し、結晶化等による白濁、着色の有無を目視により、以下の基準で評価した。
本発明の目的物である水素化ポリオレフィン骨格を有するジオールから得られるウレタン(メタ)アクリレート(A)に対する副生物の含有量は、GPC分析により得られる各成分のピーク面積を基に、次の計算式により求め、以下の基準で評価した。
副生物含有量=副生物ピークの面積÷(副生物ピークの面積+水素化ポリオレフィン骨格を有するジオールから得られるウレタン(メタ)アクリレート(A)ピークの面積)×100
図2に示したように、マイクログラス(寸法:1.0×76×26mm)上に、シリコンラバーで方形の枠を作り(内寸:1.0×40×10mm)、その枠の中に活性エネルギー線硬化性組成物を1.0g滴下した。70℃で加温し、表面が平滑になったところで、下記条件で紫外線照射した。
照射強度 : 120W/cm
照射距離 : 10cm
コンベア速度: 5m/分
照射回数 : 2回
図3に示したガラス積層体(試験片A)を以下の耐熱条件下で保管し、試験片AのAPHA(色相)及び形状の変化を観察した。なお、図3(A)はガラス積層体を上から見た図であり、同図(B)はガラス積層体を横から見た図である。
図3に示したガラス積層体(試験片A)を次のようにして作成した。まず、ガラス板(厚さ1mm、5cm四方)の中心に活性エネルギー線硬化性組成物0.200gを正確に秤量してのせた。さらにその上から同形状のガラス板を被せ、樹脂層を円状(4cm径)に広げ、ガラス積層体を得た。その後、該ガラス積層体の片方のガラス面から高圧水銀灯(アイグラフィックス社製)を用いて、下記の条件で紫外線照射を行い、樹脂組成物硬化物層を有するガラス積層体(試験片A)を得た。
照射強度 : 120W/cm
照射距離 : 10cm
コンベア速度: 5m/分
照射回数 : 8回
小型環境試験器(製品名SH-641、エスペック社製)を用い、温度95℃の条件で500時間、試験板(ガラス積層体、硬化後)を保管した。
APHAの測定は、分光式色彩計(製品名Spectro Color Meter SE2000、日本電色工業社製)を用いて、耐熱条件下での保管前後のガラス積層体のAPHAを測定し、以下の基準で評価した。
耐熱条件下での保管後の試験片Aの形状変化(そり)の有無を目視により測定し、以下の基準で評価した。
ウレタン(メタ)アクリレートの合成例、実施例について、以下に説明する。
イソシアネート基濃度は、以下のように測定した。なお、測定は100mLのガラスフラスコでスターラーによる攪拌の下で行った。
15mLのTHFに、ジブチルアミンのTHF溶液(0.1N)15mLを加え、さらにブロモフェノールブルー(1%メタノール希釈液)を3滴加えて加えて青色に着色させた後、規定度が0.1NであるHCl水溶液で滴定した。変色がみられた時点のHCl水溶液の滴定量をVb(mL)とした。
サンプルをWs(g)秤量し、15mLのTHFに溶解させ、ジブチルアミンのTHF溶液(0.1N)を15mL加えた。溶液化したことを確認した後、ブロモフェノールブルー(1%メタノール希釈液)を3滴加えて青色に着色させた後、規定度が0.1NであるHCl水溶液で滴定した。変色がみられた時点のHCl水溶液の滴定量をVs(mL)とした。
以下の計算式により、サンプル中のイソシアネート基濃度を算出した。
イソシアネート基濃度(重量%)=(Vb−Vs)×1.005×0.42÷Ws
「エポール」(出光興産社製);水酸基末端ポリオレフィン(水酸基価0.92mol/kg、臭素価5.9g/100g、不揮発分99.5重量%以上、推定重量平均分子量2174)、
「NISSO PB GI−1000」(日本曹達社製);水素化1,2−ポリブタジエングリコール(水酸基価67.2mgKOH/g、ヨウ素価11.2g/100g、推定重量平均分子量1670)、
「NISSO PB GI−2000」(日本曹達社製);水素化1,2−ポリブタジエングリコール(水酸基価48.3mgKOH/g、ヨウ素価9.0g/100g、水添率97.6%、推定重量平均分子量2323)、
「NISSO PB GI−3000」(日本曹達社製);水素化1,2−ポリブタジエングリコール(水酸基価28.3mgKOH/g、ヨウ素価15.6g/100g、揮発分0.11%、推定重量平均分子量3965)
「IPDI」(化合物名 イソホロンジイソシアネート);製品名「VESTANAT IPDI」(エボニック社製)
「HDI」(化合物名 ヘキサメチレンジイソシアネート);製品名「HDI」(日本ポリウレタン社製)
「TMHDI」(化合物名 2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート);製品名「TMDI」(エボニック社製)
「ODA−N」;オクチル/デシルアクリレート(ダイセル・サイテック社製)
「HEA」;アクリル酸2−ヒドロキシエチル(日本触媒社製)
「2−EH」;2−エチルヘキシルアルコール(三協化学社製)
GI−3000、IPDI、HEAのモル比を2:3:2.02で反応させ、単官能(メタ)アクリレート(B)としてODA−Nを用いた。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
GI−3000、IPDI、HEAのモル比を3:4:2.02に変更した以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。以下に実際の仕込み量、及び反応条件を記載する。
GI−3000、IPDI、HEAのモル比を3:4:2.02に変更し、単官能(メタ)アクリレート(B)の使用濃度を20重量%に下げた以外は合成例1と同様の操作を繰り返した。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
単官能(メタ)アクリレート(B)をIBOAに変更した以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
GI−3000、IPDI、HEAのモル比を3:4:2.02に変更し、単官能(メタ)アクリレート(B)をIOA(濃度20重量%分)に変更した以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
水素化ポリオレフィン骨格を有するジオール(X)として「エポール」と「GI−3000」を使用し、エポール、GI−3000、IPDI、HEAのモル比を1:1:3:2.02で調整し、単官能(メタ)アクリレート(B)をIBOAに変更した以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
ジイソシアネート(Y)として、IPDIに代えてTMHDIを用いた以外は合成例1と同様の操作を行った。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
水素化ポリオレフィン骨格を有するジオール(X)として、GI−3000に代えて「エポール」を使用した以外は合成例1と同様の操作を行った。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
ウレタンイソシアネートプレポリマーの合成に際しIPDIの中にGI−3000を滴下しながら反応させた以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。HEAのモル比を2:3:2.02で反応させ、単官能(メタ)アクリレート(B)としてODA−Nを用いた。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
GI−3000、IPDI、HEAのモル比を3:4:1.82に変更し、更に0.2モル分の2−エチルヘキシルアルコール(2−EH)を使用した。HEAと2−EHのモル比は90:10である。実際の仕込み量、及び反応条件を以下に記載する。
ジイソシアネート(Y)としてHDIを使用した以外は合成例1と同様の操作を繰り返した。モル比はGI−3000、HDI、HEAを2:3:2.02で調整した。以下に実際の仕込み量、及び反応条件を記載する。
水素化ポリオレフィン骨格を有するジオール(X)として、GI−1000を使用した以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。モル比はGI−1000、IPDI、HEAを2:3:2.02で調整した。
単官能(メタ)アクリレート(B)を使用しなかった以外は合成例1と同様の操作を繰り返した。モル比はGI−3000、IPDI、HEAを2:3:2.02で調整した。以下に実際の仕込み量、及び反応条件を記載する。
ウレタン(メタ)アクリレート(A)の合成を、「(Y)及び(Z)を反応させて、イソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該プレポリマーと(X)を反応させる方法。」の順番にした以外は、合成例1と同様の操作を繰り返した。以下に実際の仕込み量、及び反応条件を記載する。
その後、GI−3000(日本曹達社製)315g、ジブチルスズジラウレート200ppmを加え、更に2時間反応させた。イソシアネート基濃度が0.1重量%以下になったことを確認して反応を終了させ、活性エネルギー線硬化性ウレタン(メタ)アクリレート含有物(CA−4)を得た。
表1、2に記載の成分を20mLの褐色ビンに全量が15g程度になるように均一に配合し、実施例に用いる活性エネルギー線硬化性組成物を調製した。
表1、2に記載の配合による活性エネルギー線硬化性組成物について、前記の各試験、評価を行った。上述のように、試験、評価の結果を表1、2に記載した。
2、3 透明基材
4 シリコンラバー
11 樹脂
21 ガラス板
Claims (7)
- 水素化ポリオレフィン骨格を有する重量平均分子量3,000〜10,000のジオール(X’)と、脂環式ジイソシアネート、分岐鎖を有する脂肪族ジイソシアネート、及び芳香族のイソシアネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物からなる群より選択される少なくとも1つであるジイソシアネート(Y)とを、単官能(メタ)アクリレート(B)の存在下でウレタン化反応させて、イソシアネート基を含有するウレタンイソシアネートプレポリマーを形成した後、該ウレタンイソシアネートプレポリマーと水酸基含有(メタ)アクリレート(Z)とを反応させてウレタン(メタ)アクリレート(A)を含むウレタン(メタ)アクリレート含有物を得る工程を含む、
ウレタン(メタ)アクリレート(A)と、
単官能(メタ)アクリレート(B)と、
光重合開始剤(C)とが配合された層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物の製造方法であって、
単官能(メタ)アクリレート(B)の使用濃度が、得られるウレタン(メタ)アクリレート含有物全体に対して20〜60重量%である層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物の製造方法。 - ウレタンイソシアネートプレポリマーが、水素化ポリオレフィン骨格を有する重量平均分子量3,000〜10,000のジオール(X’)の水酸基が全てウレタン化するまで反応して得られるウレタンイソシアネートプレポリマーである請求項1又は2に記載の層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物の製造方法。
- 揮発性の有機溶剤を含まないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物の製造方法。
- 第一のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)の中心に前記層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物0.200gを塗布して円状(4cm径)の樹脂層を形成し、前記樹脂層上に、第二のガラス基材(厚さ1mm、5cm四方)を付着させ、その後活性エネルギー線を照射して、前記層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて硬化物層を形成することにより得られる積層体を95℃の条件下500時間保存した際の、保存前後の前記積層体のAPHAの増加が25以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物の製造方法。
- ガラス及びプラスチックから選ばれる第一の透明基材と、ガラス及びプラスチックから選ばれる第二の透明基材との間に、請求項1〜5のいずれかに記載された製造方法により得られた層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物を用いて硬化物層を形成する積層体の製造方法。
- 前記積層体が、第一の透明基材の上に、請求項1〜5のいずれかに記載された製造方法により得られた層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物を塗布して樹脂層を形成し、前記樹脂層上に第二の透明基材を付着させ、その後活性エネルギー線を照射して、前記層間充填剤用活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて硬化物層を形成する請求項6に記載の積層体の製造方法。
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