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JP5864237B2 - フィルター取付用シール及びフィルター構造体 - Google Patents
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JP5864237B2 - フィルター取付用シール及びフィルター構造体 - Google Patents

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Description

この発明はフィルター取付用シール及びフィルター構造体に関し、特に不織布製のフィルターの貼付に関するものである。
換気口の汚れを防止するためのフィルターを換気口に取り付ける部材としては、ゴムバンドやリング状の取り付け治具等が提案されている。しかしこれらは、換気口の口径や形状に合わせたものを種々準備する必要があり、機種適合性が低く不経済であった。
そこで、以下のようなフィルターが提案されている。
図17は、例えば特許文献1に示されているような従来のフィルターの平面図であり、図18は、図17で示したXVIII−XVIIIラインの端面図である。
これらの図を参照して、フィルター70は、円形シート状の不織布よりなるフィルター本体71と、フィルター本体71の周縁部の全周にリング状に塗布されている粘着剤72よりなる。粘着剤72は、取り付け対象である後述する換気口のフランジ部よりフィルター本体71が脱落しない程度の粘着力を有する。
図19は、図17に示したフィルターを換気口に取り付けた状態を示す正面図であり、図20は、図19で示したXX−XXラインの端面図である。
これらの図を参照して、フィルター70は、フィルター本体71の粘着剤72の塗布部分より内側の部分において換気口80の開口部81を覆った状態で、換気口80のフランジ部82の任意の位置に粘着剤72の粘着力により貼着されている。尚、フランジ部82はプラスチック又は金属よりなる。
実登第3062814号公報
図21は、図20で示したフィルター本体を除去する場合の端面図である。
図を参照して、フィルター本体71を矢印の方向に引っ張って換気口のフランジ部82から除去する。すると、粘着剤72に対する接触面積は不織布よりフランジ部82のほうが大きいために単位面積あたりの粘着力はフランジ部82の側が高くなるので、不織布よりなるフィルター本体71の側よりも、プラスチック又は金属よりなるフランジ部82の側に粘着剤72の一部が残り易くなる。更には、この時、粘着剤72の粘着力によりフィルター本体71の繊維73の一部がフィルター本体71より剥がれてフランジ部82の側に残ってしまうことがある。
この粘着剤72の残りは、換気口の衛生状態や美観を損なう原因となる。又、残った粘着剤72の上に新たなフィルターを貼着しようとすると貼着が不十分となるので、粘着剤72の残りはフィルター本体71の脱落や部分剥がれの原因ともなる。よって、従来のフィルターは、交換の際に残った粘着剤72を完全に取り除かなければならない不便なものであった。
尚、図19を参照して、粘着剤72の塗布部分は、フィルター本体71がフランジ部82に接する部分のみとしなければならない。ところが、フランジ部82の径は換気口80により異なるため、多種多様のフィルター本体71を準備する代わりに、粘着剤72の塗布部分の幅をある程度大きめにしておかなければならなかった。なぜならば、フランジ部82の径の小さな換気口80の場合、粘着剤72の塗布部分の径より、フランジ部82の径の方が小さくなり、換気口80にフィルター本体71を貼着できない虞があるためである。
しかし、このような設計にすると、フランジ部82の径の小さくない換気口80の場合、フィルター本体71の粘着剤72の塗布部分の一部が、換気口80の開口部81を覆ってしまい、通気性が損なわれる結果となっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、フィルターを除去する際に、粘着剤残りが生じにくく、フィルターの通気性を損なわないフィルター取付用シールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、フィルター取付用シールであって、シート状であって折り曲げ位置において一方面側に折り曲げ自在のシール本体と、シール本体の一方面に形成された第1の粘着層と、シール本体の他方面であって折り曲げ位置を境に一方側の領域にのみに形成された第2の粘着層とを備え、第1の粘着層の粘着力は、第2の粘着層の粘着力より大きく設定され、シール本体は、平面視正方形形状と正方形形状の4辺の各々から外方に順に延びる矩形形状及び半円形状とからなる四葉のクローバー形状を有し、正方形形状の対角線の一方の位置が折り曲げ位置に対応し、正方形形状の対角線の他方の位置において切断自在に構成される主切断自在構造と、第2の粘着層が形成されていない領域における正方形形状の2辺の位置において切断自在に構成される副切断自在構造とを有するものである。
このように構成すると、フィルターにはフィルターの端部をシール本体の一方面で挟むように第1の粘着層を介して取り付けられ、フィルターの取り付け対象には第2の粘着層を介して取り付けられる。又、シール本体の隣接する2つの葉の部分がフィルターの表裏に現れる。更に、主切断自在構造から切断すると表裏で重なりあう二組のフィルター取付用シールとなる。更に、副切断自在構造から切断するとシール本体はハート型の形状となる。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、第1の粘着層及び第2の粘着層の各々の少なくとも上面を覆うと共に、シール本体に対応した位置で切断自在の第1の離型シート及び第2の離型シートが取り付けられるものである。
このように構成すると、フィルター及び取り付け対象への取り付けが容易となる。
請求項記載の発明は、フィルター構造体であって、不織布よりなるシート状のフィルターと、フィルターの端部をシール本体の一方面で挟むことにより、第1の粘着層を介してフィルターに取り付けられる、請求項1又は請求項2記載のフィルター取付用シールとを備えたものである。
このように構成すると、フィルターとフィルター取付用シールとが一体化したものとなる。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、フィルターにはフィルターの端部をシール本体の一方面で挟むように第1の粘着層を介して取り付けられ、フィルターの取り付け対象には第2の粘着層を介して取り付けられるので、フィルターを除去する際に、第2の粘着層の粘着剤残りが生じにくく、フィルターの通気性を損なわない。又、シール本体の隣接する2つの葉の部分がフィルターの表裏に現れるので、取付状態の美感が向上する。更に、主切断自在構造から切断すると表裏で重なりあう二組のフィルター取付用シールとなるので、フィルターの大きさに応じて効率的な使用が可能となる。更に、副切断自在構造から切断するとシール本体はハート型の形状となるので、目印的な使用にも適したものになる。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、フィルター及び取り付け対象への取り付けが容易となるので、使い勝手が向上する。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、フィルターとフィルター取付用シールとが一体化したものとなるので、フィルターの取り付け、取り外しが容易となる。
この発明の第1の実施の形態によるフィルター取付用シールの平面図である。 図1で示したII−IIラインの端面図である。 図1に示したフィルター取付用シールを用いたフィルター構造体を換気口に取り付けた状態を示す正面図であって、従来のフィルターの図19に対応する図である。 図3で示したIV−IVラインの端面図であって、従来のフィルターの図20に対応する図である。 図4で示したフィルター構造体を除去する場合の端面図であって、従来のフィルターの図21に対応する図である。 この発明の第2の実施の形態によるフィルター取付用シールの平面図である。 図6で示したVII−VIIラインの端面図である。 図6に示したフィルター取付用シールの取付過程を示す模式図である。 図6に示したフィルター取付用シールを用いたフィルター構造体を換気口に取り付けた状態を示す正面図であって、従来のフィルターの図19に対応する図である。 図9で示したX−Xラインの端面図であって、従来のフィルターの図20に対応する図である。 図10で示したフィルター構造体を除去する場合の端面図であって、従来のフィルターの図21に対応する図である。 図6で示したフィルター取付用シールを主ミシン目で切断した状態の平面図である。 図12で示した小型フィルター取付用シールの使用状態を示す模式図である。 図6で示したフィルター取付用シールを副ミシン目で切断した状態の平面図である。 図14で示した目印用シールを貼り付けたフィルター構造体を換気口に取り付けた直後の状態を示す正面図である。 図15で示したフィルター構造体を換気口に取り付けてからある程度の時間が経過した状態を示す正面図である。 従来のフィルターの平面図である。 図17で示したXVIII−XVIIIラインの端面図である。 図17に示したフィルターを換気口に取り付けた状態を示す正面図である。 図19で示したXX−XXラインの端面図である。 図20で示したフィルター本体を除去する場合の端面図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態によるフィルター取付用シールの平面図であり、図2は、図1で示したII−IIラインの端面図である。
まず、図1を参照して、フィルター取付用シール10は、平面視正方形のシート形状を有する。
次に、図2を参照して、フィルター取付用シール10は、シート状のシール本体11と、シール本体11の一方面に形成される第1の粘着層15と、シール本体11の他方面に形成される第2の粘着層16とを備える。第1の粘着層15及び第2の粘着層16の各々の上面には、各々の全体を覆い、後述するフィルターの取り付けの際にフィルター取付用シール10より除去される第1の離型シート18と第2の離型シート19とが取り付けられている。このように構成すると、フィルター及び取り付け対象への取り付けが容易となるので、使い勝手が向上する。
シール本体10及び第2の離型シート19はポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルムよりなる。第1の離型シート18は紙よりなる。第1の粘着層15には後述するフィルターが取り付けられ、第2の粘着層16にはフィルターの取り付け対象である図19で示した換気口80のフランジ部82が接する。第1の粘着層15の粘着力(23N/20mm)は、第2の粘着層16より大きく設定されている。又、第2の粘着層16は、フランジ部82よりフィルターが脱落しない程度の粘着力(13N/20mm)を有している。このように構成したことによる効果は後述する。
図3は、図1に示したフィルター取付用シールを用いたフィルター構造体を換気口に取り付けた状態を示す正面図であって、従来のフィルターの図19に対応する図であり、図4は、図3で示したIV−IVラインの端面図であって、従来のフィルターの図20に対応する図である。
これらの図を参照して、円形シート状の不織布よりなるフィルター1の一方面の外縁近傍には、第1の粘着層15の粘着力により90°毎に1枚ずつフィルター取付用シール10が取り付けられており、フィルター構造体60を構成している。このように構成すると、フィルター1とフィルター取付用シール10とが一体化したものとなるので、フィルター1の取り付け、取り外しが容易となる。又、フィルター1の通気性が損なわれない。
フィルター1は換気口80の開口部81を覆った状態で、第2の粘着層16の粘着力により換気口80のフランジ部82の任意の位置に貼着されている。尚、換気口80の構成要素は従来のフィルター70が取り付けられたものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図5は、図4で示したフィルター構造体を除去する場合の端面図であって、従来のフィルターの図21に対応する図である。
図を参照して、フィルター1を矢印の方向に引っ張って換気口80のフランジ部82から除去する。すると、上述したように第1の粘着層15の粘着力は第2の粘着層16の粘着力より大きく設定されているから、シール本体11はフランジ部82に対する粘着力よりフィルター1に対する粘着力の方が大きくなるのでフィルター1との一体化が強まる。そのため、フィルター1を除去する際には、フィルター1とシール本体11とは一体となった状態でフィルター構造体60として除去され、第2の粘着層16の粘着剤残りが生じにくくなる。尚、この現象を確実にするためには、第1の粘着層15の粘着力を第2の粘着層16の粘着力に対して大きくするだけでなく、取り付け対象との間で生じる実際の貼付力が第1の粘着層15の方が第2の粘着層16より大きくなるように各々の粘着力を設定するのが好ましい。
図6は、この発明の第2の実施の形態によるフィルター取付用シールの平面図であり、図7は、図6で示したVII−VIIラインの端面図である。
これらの図を参照して、フィルター取付用シール20は、平面視正方形形状31と正方形形状31の4辺の各々から外方に順に延びる、矩形形状32a、32b、32c及び32dと、半円形状33a、33b、33c及び33dと、からなる四葉のクローバー形状を有するシート状のシール本体21と、シール本体21の一方面に形成された第1の粘着層25と、シール本体21の他方面であって後述する折り曲げ位置22を境に一方側の領域にのみに形成された第2の粘着層26とを備える。
シール本体21は無色透明のPET製のフィルムよりなり、正方形形状31の対角線の一方の位置に対応する図の荒い二点鎖線で示した折り曲げ位置22において一方面側に折り曲げ自在に形成されている。このように構成したことによる効果は後述する。又、シール本体21は、正方形形状31の対角線の他方の位置において形成されている主ミシン目23により、切断自在に構成されている。このように構成したことによる効果も後述する。更に、シール本体21は、第2の粘着層26が形成されていない領域における正方形形状31の2編の位置において形成されている副ミシン目24a及び24bによっても切断自在に構成されている。このように構成したことによる効果も後述する。
第1の粘着層25及び第2の粘着層26の各々の上面には、シール本体21と同様の形状を有し、第1の粘着層25及び第2の粘着層26の各々の全体を覆い、後述するフィルター1の取り付けの際にフィルター取付用シール20より除去される第1の離型シート28と第2の離型シート29とが取り付けられている。このように構成すると、フィルター1及び取り付け対象への取り付けが容易となるので、使い勝手が向上する。
第1の離型シート28は紙よりなり、第2の離型シート29は無色透明のPET製のフィルムよりなる。尚、第1の離型シート28及び第2の離型シート29には、シート本体21に対応した位置においてシール本体21と同様に主ミシン目23及び副ミシン目24a及び24bが形成されており、それぞれのミシン目において切断自在に構成されている。このように構成したことによる効果は後述する。
第1の粘着層25には後述するフィルターが取り付けられ、第2の粘着層26にはフィルターの取り付け対象である図19で示した換気口80のフランジ部82が接している。ここで、第1の粘着層25の粘着力(23N/20mm)は、第2の粘着層26より大きく設定されている。又、第2の粘着層26は、フランジ部82よりフィルターが脱落しない程度の粘着力(13N/20mm)を有している。このように構成したことによる効果は後述する。
図8は、図6に示したフィルター取付用シールの取付過程を示す模式図である。
まず、図8の(1)を参照して、フィルター取付用シール20から第1の離型シート28を除去する。
次に、図8の(2)及び(3)を参照して、シール本体21を折り曲げ位置22にて第1の粘着層25が形成されているシール本体21の一方面側に折り曲げて、フィルター1の端部をシール本体21の一方面で挟むようにして、第1の粘着層25を介してフィルター取付用シール20をフィルター1に取り付ける。ここで、上述したように折り曲げ位置22はシール本体21の正方形形状の対角線の一方の位置に設定されており、シール本体21は平面視四葉のクローバー形状を有するから、シール本体21の隣接する2つの葉の部分がフィルター1の表裏に現れるので、取付状態の美観が向上する。
最後に、図8の(3)及び(4)を参照して、フィルター取付用シール20から第2の離型シート29を除去する。このようにすると、フィルター1の一方面側におけるフィルター取付用シール20の表面に第2の粘着層26が現れるが、この効果は後述する。
図9は、図6に示したフィルター取付用シールを用いたフィルター構造体を換気口に取り付けた状態を示す正面図であって、従来のフィルターの図19に対応する図であり、図10は、図9で示したX−Xラインの端面図であって、従来のフィルターの図20に対応する図である。
これらの図を参照して、円形シート状の不織布よりなるフィルター1の端部には、図8に示した取付過程を経て、90°毎に1枚ずつフィルター取付用シール20が取り付けられており、フィルター構造体60を構成している。このように構成すると、フィルター1とフィルター取付用シール20とが一体化したものとなるので、フィルター1の取り付け、取り外しが容易となる。又、フィルター1の通気性が損なわれない。
フィルター1の一方面側には、図8に示したように第2の粘着層26が現れており、この第2の粘着層26の粘着力により、フィルター1は換気口80の開口部81を覆った状態で換気口80のフランジ部82の任意の位置に貼着されている。上述したように、シール本体21は無色透明であるから、フィルター取付用シール20の取り付け状態は目立たない。尚、換気口80の構成要素は従来のフィルター70が取り付けられたものと同一であるため、ここでの説明は繰り返さない。
図11は、図10で示したフィルター構造体を除去する場合の端面図であって、従来のフィルターの図21に対応する図である。
図を参照して、フィルター1を矢印の方向に引っ張って換気口80のフランジ部82から除去する。すると、上述したように、フィルター1を除去する際に、フィルター1とシール本体21とは、フィルター1の端部をシール本体21の一方面で挟むように第1の粘着層25を介して取り付け、フランジ部82には第2の粘着層26を介して取り付けられているから、フィルター1とシール本体21とは、一体となった状態でフィルター構造体60としてフランジ部82から除去される。更に、第1の粘着層25の粘着力は第2の粘着層26の粘着力より大きく設定されているから、第2の粘着層26の粘着剤残りが生じにくくなる。尚、この現象を確実にするためには、第1の粘着層25の粘着力を第2の粘着層26の粘着力に対して大きくするだけでなく、取り付け対象との間で生じる実際の貼付力が第1の粘着層25の方が第2の粘着層26より大きくなるように各々の粘着力を設定するのが好ましい。
図12は、図6で示したフィルター取付用シールを主ミシン目で切断した状態の平面図であり、図13は、図12で示した小型フィルター取付用シールの使用状態を示す模式図である。
まず、図6、図7及び図12を参照して、フィルター取付用シール20を主ミシン目23で切断する。すると、フィルター取付用シール20の構成は図6及び図7に示した通りであるので、フィルター取付用シール20は、折り曲げ位置22で折り曲げた場合に表裏で重なり合う二組の小型フィルター取付用シール40となる。
すなわち、小型フィルター取付用シール40はフィルター取付用シール20の大きさの1/2であるから、例えば図13に示す不織布製の小型フィルター2の端部の3箇所において、図8に示した取付過程を経て1枚ずつ取り付けられるようなものとなる。よって、フィルター取付用シール20はフィルターの大きさに応じて効率的な使用が可能となる。
図14は、図6で示したフィルター取付用シールを副ミシン目で切断した状態の平面図である。
図6、図7及び図14を参照して、フィルター取付用シール20を副ミシン目24a及び24bで切断する。すると、フィルター取付用シール20はハート型の形状となり、後述する目印的な使用にも適したものになる。尚、このハート型の形状のものを目印用シール50とする。
図15は、図14で示した目印用シールを貼り付けたフィルター構造体を換気口に取り付けた直後の状態を示す正面図であり、図16は、図15で示したフィルター構造体を換気口に取り付けてからある程度の時間が経過した状態を示す正面図である。
まず、図7と図15を参照して、第1の離型シート28のみを除去して、第1の粘着層25の粘着力によりフィルター構造体60のフィルター1の正面側の中心に目印用シール50を貼る。すると、フィルター1は不織布よりなるので通気性を有するが、上述したようにシート本体21及び第2の離型シート29は無色透明のPET製のフィルムよりなるから、目印用シール50を貼った部分は目立たないがフィルター1のその部分の通気性が低くなる。
この状態で換気口80を使用し続けると、フィルター1の目印用シール50が貼られていない部分には汚れが付着し、図16に示すように黒く変色していく。一方、フィルター1の目印用シール50を貼った部分は通気性が低いため汚れが付着しにくく、又、第2の離型シート29で上面が覆われている第2の粘着層26にも汚れが付着しないから、使用開始時と殆ど色が変わらない。すると、シール本体21及び第2の離型シート29は無色透明であるから、目印用シール50が貼られた部分のみが図16に示すように白く浮き上がって見える。すなわち、フィルター1内でコントラストの差が生じることにより、フィルター構造体60が取替え時であることが分かる。
尚、上記の各実施の形態では、シール本体は所定の平面視形状を有するものであったが、他の平面視形状を有するものであってもよい。
又、上記の各実施の形態では、第1の粘着層及び第2の粘着層の各々を含むシール本体の全体を覆う第1の離型シート及び第2の離型シートが取り付けられていたが、これらの粘着層の少なくとも上面を覆うものであればよく、又、無くてもよい。
更に、上記の第2の実施の形態では、シール本体は平面視四葉のクローバー形状を有するものであったが、折り曲げ位置を境に対称となる形状であれば、同様の効果を奏する。
更に、上記の第2の実施の形態では、主ミシン目が所定の位置に形成されていたが、他の位置に形成されていてもよく、又、無くてもよい。
更に、上記の第2の実施の形態では、副ミシン目が所定の位置に形成されていたが、他の位置に形成されていてもよく、又、無くてもよい。更には、フィルター取付用シールを目印用シールとして用いても同様の効果を奏する。
更に、上記の第2の実施の形態では、フィルター取付用シールは主ミシン目及び副ミシン目により切断自在に構成されていたが、例えばハーフカットのような切断自在構造や他の方法により所望の位置にて切断自在になるよう構成されていてもよい。
更に、上記の第2の実施の形態では、折り曲げ位置を対称軸に相当する所定の位置に対応するものとしていたが、他の位置としてもよい。
更に、上記の第2の実施の形態では、シール本体及び第2の離型シートは無色透明であったが、不透明であってもよい。
1…フィルター
2…小型フィルター
10…フィルター取付用シール
11…シール本体
15…第1の粘着層
16…第2の粘着層
18…第1の離型シート
19…第2の離型シート
20…フィルター取付用シール
21…シール本体
22…折り曲げ位置
23…主ミシン目
24a、24b…副ミシン目
25…第1の粘着層
26…第2の粘着層
28…第1の離型シート
29…第2の離型シート
31…正方形形状
32a、32b、32c、32d…矩形形状
33a、33b、33c、33d…半円形状
60…フィルター構造体
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

  1. フィルター取付用シールであって、
    シート状であって折り曲げ位置において一方面側に折り曲げ自在のシール本体と、
    前記シール本体の前記一方面に形成された第1の粘着層と、
    前記シール本体の他方面であって前記折り曲げ位置を境に一方側の領域にのみに形成された第2の粘着層とを備え、
    前記第1の粘着層の粘着力は、前記第2の粘着層の粘着力より大きく設定され、
    前記シール本体は、平面視正方形形状と前記正方形形状の4辺の各々から外方に順に延びる矩形形状及び半円形状とからなる四葉のクローバー形状を有し、
    前記正方形形状の対角線の一方の位置が前記折り曲げ位置に対応し、
    前記正方形形状の対角線の他方の位置において切断自在に構成される主切断自在構造と、
    第2の粘着層が形成されていない領域における前記正方形形状の2辺の位置において切断自在に構成される副切断自在構造とを有する、フィルター取付用シール。
  2. 前記第1の粘着層及び前記第2の粘着層の各々の少なくとも上面を覆うと共に、前記シール本体に対応した位置で切断自在の第1の離型シート及び第2の離型シートが取り付けられる、請求項1記載のフィルター取付用シール。
  3. フィルター構造体であって、
    不織布よりなるシート状のフィルターと、
    前記フィルターの端部を前記シール本体の前記一方面で挟むことにより、前記第1の粘着層を介して前記フィルターに取り付けられる、請求項1又は請求項2記載のフィルター取付用シールとを備えた、フィルター構造体。
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