JP5888933B2 - 易引裂性二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム - Google Patents
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Description
1、JISK7128−1に準じて測定した引裂強度の最小値が1.0〜5.0N/mm未満であって、該最小引裂強度の測定方向に引裂直線性を有することを特徴とする二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
2、ポリブチレンテレフタレート樹脂に対して、ポリエステル系エラストマーを1〜20重量%以下の範囲で配合したポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物からなることを特徴とする上記1に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
3、前記ポリエステル系エラストマーのガラス転移点が−100℃〜60℃であることを特徴とする上記1または2に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
4、前記ポリエステル系エラストマーのガラス転移点が−50℃〜10℃であることを特徴とする上記1〜3のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
5、前記ポリエステル系エラストマーがポリエステルポリエーテルブロック共重合体であることを特徴とする上記1〜4のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
6、前記ポリエステルポリエーテルブロック共重合体がポリブチレンテレフタレートとポリアルキレンエーテルグリコールのブロック共重合体であることを特徴とする上記1〜5のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
7、前記二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの4方向(0°(MD)、45°、90°(TD)、135°)すべての引張破断強度が170MPa以上、引張破断伸度が50%以上150%以下であることを特徴とする上記1〜6のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
8、前記二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの4方向(0°(MD)、45°、90°(TD)、135°)の引張破断強度のうち、最大値と最小値の比が1.5以下であることを特徴とする上記1〜7のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
9、前記二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムが、溶融押出した直後に200℃/秒以上の冷却速度で急冷製膜して得られた未延伸原反を、MDの延伸倍率は3.0倍〜4.5倍、TDの延伸倍率は2.5倍以上、かつMDの延伸倍率以下で同時二軸延伸することにより得られることを特徴とする上記1〜8のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
10、前記冷却速度が250℃/秒以上であることを特徴とする上記1〜9のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
11、前記冷却速度が350℃/秒以上であることを特徴とする上記1〜10のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
12、前記急冷製膜が、膜状に溶融押出された直後のポリブチレンテレフタレートの両面に30℃以下の水を直接接触させことによるものであることを特徴とする上記1〜11のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
13、下記(a)のいずれか一種または二種以上と貼り合わせて用いられることを特徴とする上記1〜12のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
(a)二軸延伸ナイロン6フィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸エチレン−ビニルアルコール系フィルム、二軸延伸ポリエチレンナフタレートフィルム、二軸延伸ポリスチレンフィルム、二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸芳香族ポリアミドフィルム、二軸延伸ポリ塩化ビニリデンフィルム、二軸延伸ポリビニルアルコールフィルム、各種コートフィルム、各種蒸着フィルム、未延伸ポリエチレン系フィルム、未延伸ポリプロピレン系フィルム、未延伸ポリ塩化ビニルフィルム、エチレン−酢酸ビニルフィルム、アイオノマーフィルム、その他エチレンコポリマー系フィルム、未延伸ポリビニルアルコールフィルム、未延伸ナイロン6フィルム、未延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム、アルミ箔、銅箔、ステンレス箔、紙、不織布、発泡ポリスチレン。
14、印刷して使用されることを特徴とする上記1〜13のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
15、食品包装用の基材として使用されることを特徴とする上記1〜14のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
(OPBTフィルムの原料) OPBTフィルムに用いられる主原料は、ブチレンテレフタレートを主たる繰返し単位とするポリエステルであれば特に限定されるものでは無いが、具体的にはグリコール成分としての1,4−ブタンジオール、二塩基酸成分としてのテレフタル酸を主成分としたホモタイプが好ましい。また、最適な機械的強度特性を付与するためには、ポリブチレンテレフタレート系樹脂のうち、融点200〜250℃、IV値1.10〜1.35dl/gの範囲のものが好ましく、さらには融点215〜225℃、IV値1.15〜1.30dl/gの範囲のものが特に好ましい。
<ポリエステルポリエーテルブロック共重合体>ハイトレル2751、ハイトレル3046、ハイトレル4767、ハイトレル5557、ハイトレル6347、ハイトレル7247(東レ・デュポン社製)、NOVADURAN5505S(三菱エンジニアリングプラスチックス社製)
<ポリエステル−ポリエステルブロック共重合体>ペルプレンS1001(東洋紡績社製)
ポリブチレンテレフタレート樹脂ペレット(ホモタイプ、融点=224℃、IV値=1.26dl/g)に対しポリエステル系エラストマー(東レ・デュポン製、ハイトレル4767、Tg−32℃)を5重量%配合したポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を140℃で5時間熱風乾燥機にて乾燥し押出機中、シリンダーおよびダイ温度215〜260℃の各条件で溶融混練して溶融管状薄膜を環状ダイより下方に押し出した。引き続き、冷却マンドレルの外径を通しカラプサロールで折り畳んだ後、引取ニップロールにより1.2m/minの速度で製膜引取りを行った。溶融管状薄膜に直接接触する冷却水の温度は内側、外側ともに20℃であり、原反冷却速度は416℃/秒であった。未延伸原反の厚みは185μm、折径は143mmであり、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物中にはあらかじめ滑剤としてステアリン酸マグネシウムを1000ppm添加した。以上の条件で製膜した未延伸原反1を20℃の雰囲気中で低速ニップロール2まで搬送し、図1に示す構造のチューブラー同時二軸延伸装置にて縦横同時二軸延伸を行った。延伸倍率はMDが4.0倍、TDが3.0倍であり、延伸温度は60℃であった。次に、この二軸延伸フィルム7を熱ロール式、およびテンター式熱処理設備にそれぞれ投入し、210℃で熱処理を施すことにより本発明のOPBT系フィルムを得た。なお、OPBT系フィルムの厚みは15μmであった。
原反冷却速度(℃/秒)=(冷却開始点直前の溶融薄膜温度−冷却終了点の原反温度)(℃)/(冷却開始点〜冷却終了点間距離)(m)×冷却開始点〜冷却終了点間の原反の通過速度(m/秒)
○:10個中8個以上が合格する良好な引裂直線性
×:10個中7個以下しか合格しない乏しい引裂直線性
2 低速ニップロール
3 延伸用ヒーター
4 冷却ショルダーエアーリング
5 カラプサロール
6 高速ニップロール
7 二軸延伸フィルム
Claims (5)
- ポリブチレンテレフタレート樹脂に対して、ポリエステル系エラストマーを1〜20重量%以下の範囲で配合したポリブチレンテレフタレート樹脂組成物からなる二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムであって、二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの4方向(0°(MD)、45°、90°(TD)、135°)すべての引張破断強度が170MPa以上、引張破断伸度が50%以上150%以下であり、JIS K7128−1に準じて測定した引裂強度の最小値が1.0〜5.0N/mm未満であって、該最小引裂強度の測定方向に引裂直線性を有することを特徴とする二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
- 前記ポリエステル系エラストマーのガラス転移点が−100℃〜60℃であることを特徴とする請求項1に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
- 前記二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの4方向(0°(MD)、45°、90°(TD)、135°)の引張破断強度のうち、最大値と最小値の比が1.5以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルム。
- 二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムが、溶融押出した直後に200℃/秒以上の冷却速度で急冷製膜して得られた未延伸原反を、MDの延伸倍率は3.0倍〜4.5倍、TDの延伸倍率は2.5倍以上、かつMDの延伸倍率以下で同時二軸延伸することにより得られることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの製造方法。
- 前記急冷製膜が、膜状に溶融押出された直後のポリブチレンテレフタレートの両面に30℃以下の水を直接接触させことによるものであることを特徴とする請求項4に記載の二軸延伸ポリブチレンテレフタレートフィルムの製造方法。
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