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JP5976129B2 - ベルトシャフトの巻き取り方向でガタつき防止効果を有する自動ロックベルトリトラクタ - Google Patents
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JP5976129B2 - ベルトシャフトの巻き取り方向でガタつき防止効果を有する自動ロックベルトリトラクタ - Google Patents

ベルトシャフトの巻き取り方向でガタつき防止効果を有する自動ロックベルトリトラクタ Download PDF

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Description

本発明は、ハウジングフレーム内で回転するように装着されてシートベルトの巻き取り方向で巻回スプリングにより予め張力がかけられるベルトシャフトを備えるシートベルトのための自動ロックベルトリトラクタであって、ロック要素を制御するためにベルトシャフトに結合される制御ディスクを有する少なくとも1つのベルトストラップ感知制御機構を有し、ロック要素が、ベルトシャフト上に配置されるとともに、スプリング作用に抗してハウジング歯車に係合するまでベルトシャフトと制御ディスクとの間の相対回転中に偏位され得るとともに、ロック要素が、制御ディスクの長楕円穴に係合するピンによって制御ディスクに結合され、前記ピンが、制御ディスクとベルトシャフトとの間において長楕円穴内で案内されるとともに、相対回転中に長楕円穴内で回転し、制御ディスクが、制御ディスク上に偏心して旋回装着される2アーム慣性要素を支持し、慣性要素は、トリガされると、制御ディスクに作用する角加速度に起因して慣性要素が固定歯付き部分に係合して、その結果として制御ディスクがその回転動作を停止して固定されるまで、その一方のブロッキングアームが戻しスプリングの作用に抗して径方向に旋回し、互いに周方向で離間される2つのスプリング脚を備えるトーションスプリングが、ベルトシャフトおよび/または制御ディスクのための装着ポイントにおいて、慣性要素に対する接触位置と制御ディスクの平面から突出する回転可能従動子に対する接触位置との間で、制御ディスクに対する摩擦装着により装着される、自動ロックベルトリトラクタに関する。
前述した特徴を有するベルトリトラクタは、その適用可能な特徴に関し、制御ディスクとロック要素との間の相対回転によりベルトリトラクタをブロックすることによる、ロック要素上に配置されて制御ディスクに形成される長楕円穴内で案内されるそのピンの偏位を含めて、欧州特許出願第1860002号に記載される。このようにして構成されるそのようなベルトリトラクタの対応する機能は、独国特許出願第2924575号に関連する独国特許出願第10324195号、または、独国特許出願第3926370号にも詳しく記載される。
ベルトストラップ感知制御機構を備えるそのようなベルトリトラクタにおいては、例えば、シートベルトを引き出した後に、ベルトストラップリトラクタの端部に作用する回転動作の停止に起因して、ベルトシャフトが慣性により繰り出し方向に跳ね返されるような回転速度で、ベルトシャフトの巻回スプリングが巻き取り方向に回転する可能性があり、また、その結果として起こる、僅かな回転加速度さえも伴うベルトシャフトのベルト解放方向の回転に起因して、ベルトストラップ感知制御機構が起動され、すなわち、慣性要素が固定歯付き部分とのその係合へと偏位される、という問題が生じ得る。同じことは、ベルトストラップリトラクタが車両の突然の制動により遮断されるときに生じ得る。ベルトリトラクタのこの挙動により、更なる使用のために、制御システムのロックを解除して最終的にベルトを自由に引き出すことができるようにするべく、ベルトストラップから引っ張ることによってベルトリトラクタのロックを解除しなければならなくなる可能性がある。
この問題を克服するために、ベルトシャフトおよび/または制御ディスクのための装着ポイントでの、すなわち、制御ディスクに対する、摩擦ロックによるトーションスプリングの配置が、カテゴリーを規定する欧州特許出願第1860002号に記載されるベルトリトラクタに関して提案され、前記トーションスプリングは、半径を備える中心装着領域がΩ形状を成し、スプリング脚が中心装着領域とは反対の側で側方に突出し、また、スプリング脚が180°の角度を成して互いの方へと延びる。これにより、一方のスプリング脚が慣性質量の一端と相互に作用し、一方、他方のスプリング脚が制御ディスクの平面から突出する従動子と接触する。一方では、トーションスプリングに作用するトーションスプリング自体の慣性モーメントにより、また、他方では慣性要素の制御された慣性モーメントとの相互作用により、ベルトリトラクタの異なる機能シーケンスに伴ってトーションスプリングがその装着ポイントで摩擦ねじれを生じる。これは、不都合なことに、トーションスプリングと慣性要素との相互作用中に制御問題をもたらし得る。
別の問題は、一方では制御ディスク上の慣性要素の動作が、他方では制御ディスクの長楕円穴内のロック要素のピンが、望ましくない対応するガタガタ鳴る騒音をもたらし得るという点である。
欧州特許出願第1860002号明細書 独国特許出願第2924575号明細書 独国特許出願第10324195号明細書 独国特許出願第3926370号明細書
したがって、本発明の内在する目的は、その機能が向上されると同時に騒音がかなり低減されるように一般的なタイプの自動ロックベルトリトラクタを更に開発することである。
この目的は、この説明に続く特許請求の範囲に含まれる有利な実施形態および更なる進展によって達成される。
本発明の基本的な考えは、慣性要素よりも上側の平面内に配置されて制御ディスクの平面から離間されるトーションスプリングの両方のスプリング脚が、これらのスプリング脚の間で従動子を取り囲むとともに、制御ディスクの平面内へ入り込むストッパと重なり合い、従動子が、ベルト巻き取り方向およびベルト解放方向の両方における制御ディスクの回転中にトーションスプリングを支持するためにスプリング脚のためのストッパ面を形成し、それにより、トーションスプリングが、制御ディスクのベルト解放方向の回転中に慣性要素を解放するとともに、制御ディスクのベルト巻き取り方向の回転中に慣性要素の旋回を防止することであり、また、ベルト巻き取り方向でトーションスプリングを支持するために使用されるスプリング脚が、制御ディスクのベルト巻き取り方向の回転中にそのストッパにより長楕円穴内のピンの移動経路内へと延び、結果として、ロック要素をベルトシャフト上に固定することである。
一方、本発明は、設けられるトーションスプリングによって慣性要素に作用する慣性モーメントとは無関係に慣性要素が旋回するのを防止するという基本原理に基づく。特に、慣性要素のその旋回を伴う応答は、ベルトが解放されるときに妨害されないように可能でなければならないため、従動子に関連するトーションスプリングの特別な形状および配置に起因して、ベルト解放が開始されるときに、慣性要素を固定するために設けられるスプリング脚が慣性要素の旋回経路の外側に位置するまで、慣性要素が制御ディスクの対応する回転動作に伴って自由に旋回できるように、ベルトシャフトと共に回転する制御ディスクが、その摩擦ロック装着に起因して固定されたままであるトーションスプリングに対して特定の角度でねじられるようにしなければならない。トーションスプリングのこの解放位置において、スプリング脚は、従動子の関連するストッパ面と接触するとともに、この位置で制御ディスクの更なる回転時に共回りされ、それにより、トーションスプリングは、制御ディスク上でとられる解放位置を維持する。ベルト巻き取り方向におけるベルトシャフトおよび制御ディスクのその後の回転中には、再び、その摩擦ロック装着に起因して依然として動かないトーションスプリングに対する制御ディスクの相対回転があり、それにより、制御ディスクの回転時、慣性要素は、その旋回アームを対象のスプリング脚の端部を越えるように押し出し、その結果、スプリング脚は、巻き取り動作の終わりに、慣性要素を固定するというその機能を担うことができる。トーションスプリングのこの再びとられたブロッキング位置において、従動子は、トーションスプリングの他方のスプリング脚とは別のストッパ面に衝突し、それにより、トーションスプリングは、制御ディスクの回転中にそのブロッキング位置で共回りされ、その結果、そのブロッキング位置を維持する。
ベルトシャフトに結合されてベルトに対して移動する制御ディスクを含めて、ロック要素を支持するベルトシャフトのベルト巻き取り方向の回転中に制御ディスクの長楕円穴内のロック要素のピンにより引き起こされる騒音の回避に関して、本発明は、原理的に、更に、ベルトシャフトおよび制御ディスクのこの回転動作中に、ガタガタ鳴る騒音が出現し得ないように、挿入されたトーションスプリングを用いてピンが長楕円穴内で固定されることを提供する。これに関して、制御ディスク上の慣性要素のマウントに対する制御ディスクの長楕円穴の配置は、トーションスプリングがその2つの脚を用いて慣性要素をブロッキング位置で固定すると同時に長楕円穴内で案内されるピンを固定するようになっている。
本発明の一実施形態は、トーションスプリングのスプリング脚上に形成されるストッパが、制御ディスクの周方向で制御ディスクに対して曲げられる固定部分から成り、該固定部分が、制御ディスクのベルト巻き取り方向の回転中に、制御ディスクの平面から突出するピンの端部に当接することを提供する。これは、トーションスプリングを、屈曲ワイヤ部品としてあるいは適切なシートメタルから形成されるスタンピング加工された屈曲部品としても完全に構成できるという利点を有する。
本発明の例示的実施形態は、制御ディスクに形成される長楕円穴が、制御ディスクの平面を越えて突出する外周リムと、その高さが制御ディスク上に配置される従動子の高さを超えない制御ディスクの平面と重なり合うピンの端部とによって取り囲まれることを提供し、これにより、重なり合うピンと突出境界部とに起因して、制御ディスク上でのロック要素のピンの案内が向上される。
制御ディスクのそのような構成の場合、本発明の例示的実施形態は、依存として、ロック要素の固定のために配置されるスプリング脚の屈曲部分が、その上に形成される固定部分を含めて、長楕円穴を囲繞する境界部によって取り囲まれる空間内に入り込み、また、境界部が、固定部分の自由端の貫入のための貫通穴を有することを提供する。
騒音抑制を向上させるため、本発明の有利な更なる進展は、ロック要素のピンと相互に作用するスプリング脚がトーションスプリングの構成要素を形成する別個のダンパー部品により構成されるようにトーションスプリングが特別な構成要素の形態を成して構成され、ダンパー部品が、長楕円穴内へと突出し、カムが制御ディスクのベルト巻き取り方向の回転中にダンパー部品から制御ディスクへ向けて突出し、それにより、ピンを長楕円穴内で固定し、制御ディスクには、制御ディスクに対するトーションスプリングの相対回転中にカムを案内して支持するために長楕円穴を通り越すスロットが更に形成されることを提供できる。ダンパー構成要素は好ましくはプラスチックから成る。
また、ダンパー構成要素がトーションスプリングの中心装着領域を更に形成し、屈曲ワイヤ部品またはスタンピング加工された屈曲部品として構成されるトーションスプリングの他方のスプリングアームは、ダンパー構成要素上で回転しないように、その屈曲部分がダンパー構成要素の装着領域を取り囲む状態で固定されることが提供され得る。
機能を向上させるために、ダンパー構成要素上には制御ディスクへ向けて突出するハブが形成され、該ハブが、従動子のストッパ面にベルト巻き取り方向でストッパを形成することが提供され得る。
ベルトリトラクタがベルトストラップ感知制御機構に加えて車両感知制御機構も備え、前記車両感知制御機構が車両感知センサと制御ディスク上に配置される外歯車とから成る限りにおいては、機能シーケンス中に、ベルトシャフトを制御ディスクと共にベルト解放方向に回転させ始めると、トーションスプリングにより形成されるストッパが制御ディスクの長楕円穴内のピンの動きを依然としてロックしており、それにより、ベルトシャフトの、ベルト解放方向の対応する回転中に、ロック要素によるベルトシャフトのブロッキングを達成できないということが起こり得る。この更なる問題を回避するため、例示的実施形態は、更なる車両感知制御機構を構成するために、ベルトリトラクタが車両感知センサを有し、また、制御ディスクが車両感知センサと相互に作用するために外歯車を有し、制御ディスクの外歯車が、外歯車と制御ディスクとの間で支持されて張力が予めかけられるスプリングによって制御ディスクに抗して、所定の回転角度にわたって制御ディスク上で回転するように配置されることを提供できる。この場合、制御ディスクと外歯車との間のねじれ角は7.5°〜22.5°を成すように設計され得る。車両感知センサによる制御ディスクの停止時に、依然として回転するベルトシャフトと停止された制御ディスクとの間で相対回転が生じ、これにより、ロック要素のピンが長楕円穴内で解放される。
本発明の例示的実施形態が図面に示されており、以下、これらの実施形態について説明する。
ベルト巻き取り方向に関連するその位置にあるトーションスプリングを含むベルトシャフトに対するロック部材の固定を含む慣性要素と相互に作用する、図示しない装着プレート上に装着されるトーションスプリングの割り当てを含む旋回装着された慣性要素を伴う自動ロックベルトリトラクタの制御ディスクの平面図である。 ロック要素を固定するトーションスプリングのスプリング脚を示す図1の物体の拡大図である。 ベルトシャフトのベルト解放方向に関連するトーションスプリングの位置における図1の物体である。 図3に対応するベルトシャフトのベルト解放方向に関連するトーションスプリングの位置におけるトーションスプリングの構成要素として構成されるダンパー構成要素を伴う本発明の別の実施形態である。 ベルトシャフトのベルト巻き取り方向に関連するトーションスプリングの位置における図4の物体である。 ダンパー構成要素と慣性要素に作用するスプリングアームとから成るトーションスプリングの部品の個々の図である。 制御ディスクの外歯車に対する車両感知センサの係合時の図1に対応する機能位置における2つの部品を成して構成される制御ディスクを伴う本発明の別の実施形態である。 制御ディスクの長楕円穴内のロック要素のピンの偏位前におけるベルト解放方向での制御ディスクの更なる回転中の図7の物体である。 ロック要素のピンが制御ディスクの長楕円穴内でそのブロッキング位置に偏位される、制御ディスクの、ベルト解放方向の更なる回転中の図8の物体である。
図1から明らかな制御ディスク10は、シャフト延在部12上に回転可能に装着されるとともに、車両感知制御システムと相互に作用するべく外歯車11を有する。制御ディスク10には長楕円穴13が形成され、この長楕円穴13内では、視野方向において制御ディスク10の下側でもはや図示されないベルトシャフト上に配置されるロック要素の旋回装着ピン14が案内される。また、2アーム慣性要素15が、その中心領域に形成される回転マウント16によって、制御ディスク10上に旋回装着され、この場合、2アーム慣性要素は、外側ブロッキングチップ18を伴うブロッキングアーム17と、旋回アーム19とを有する。慣性要素15は、制御ディスク10に取り付けられて適切に角度付けられた保持アーム20によって、制御ディスク10上に支持され、それにより、慣性要素15は、特に制御ディスク10と共に回転するときに制御ディスク10に支持される。また、同様に図示しないが、自動ロックベルトリトラクタの組み付け時、制御ディスク10のポット形状凹部がそれに当接するベルトリトラクタの装着プレートによって覆われ、その場合、シャフト延在部12のための対応するマウントが装着プレートに形成される。また、装着プレートは、制御ディスク10のポット形状凹部内へ延びて内歯車を備える外周突出ブロッキングリムを有し、それにより、制御ディスク10上に旋回装着される慣性要素15は、図示しないその外側旋回ブロッキング位置で、装着プレートの内歯車とかみ合い、したがって、制御ディスク10はその更なる回転動作が阻止される。ベルトシャフトが更に回転する場合には、制御ディスク10およびシャフトベルトの相対回転が生じることができ、したがって、長楕円穴13内でピン14が移動し、その結果、ロック要素がベルトリトラクタ上に形成されるブロッキング歯車へと旋回する。自動ロックベルトリトラクタの機能は、例えば、独国特許出願第10324195号、独国特許出願第2924575号に更に関連する独国特許出願第10324195号、または、独国特許出願第3926370号に記載されている。
半径を備える中央装着領域26を伴う屈曲ワイヤスプリングの形態を成してΩ形状に形成されるトーションスプリング25が、図示しない装着プレート上に回転可能に装着され、それにより、トーションスプリング25は、制御プレート10の回転動作とは無関係に、装着プレート上のマウントの周囲で制御ディスク10に対して回転できる。これに関連して、トーションスプリング25は、一方では、トーションスプリング25が制御ディスク10と共に回転でき、また、他方では、トーションスプリング25が制御ディスク10の回転に対して停止できる機能的段階、したがって、トーションスプリング25が制御ディスクに対して相対回転を行うことができる機能的段階が可能であるように、装着プレートに摩擦により装着される。Ω型トーションスプリング25は、互いに周方向で離間される2つのスプリングアーム27,28を有し、これらのスプリングアームの機能については後述する。
トーションスプリング25がベルトリトラクタの機能方式で与えられる回転動作を制御ディスク10と共に行うことができるべく、従動子21がトーションスプリング25の両方のスプリング脚27,28のためのストッパ面22,23を形成するように、従動子21が両方のスプリング脚27,28間で制御ディスク10上に配置され、それにより、制御ディスク10のそれぞれの回転方向で、従動子21のストッパがトーションスプリング25の関連するスプリング脚と相互に作用し、したがって、トーションスプリング25が制御ディスク10のそれぞれの回転方向で共回りされる。特に、従動子21は、トーションスプリング25のスプリングアーム27,28間で制御ディスク10の周方向に延びる長方形従動子ブロックとして構成され、この場合、外側ストッパ面22が従動子ブロックの外側の長い辺で作用し、一方、内側ストッパ面23は、ストッパ面22と反対側の長方形従動子ブロックの長い辺と短い辺との角部によって形成される。また、制御ディスク10の平面を越えて突出するロック要素のピン13をより良く案内するため、長楕円穴14は、ピン13と連れ回る突出リム24によって取り囲まれる。
制御ディスク10の平面上に配置される従動子21、突出リム24、および、慣性要素15が、説明がなされたが依然として機能的に詳しく説明されるべき制御ディスク10に対するトーションスプリング25の相対回転を妨げないようにするべく、トーションスプリング25は、該トーションスプリング25がその両方のスプリング脚27,28で制御ディスク10の平面に対する分離を維持するように、したがって、制御ディスク10に対するトーションスプリング25の回転中にスプリング脚27,28が従動子21、突出リム24、および、ピン14を通り越すように、装着プレート上に配置され、その場合、両方のスプリング脚27,28の自由端は、制御ディスク10の平面の方向に屈曲される部分29を有し、また、スプリングアーム27,28の屈曲部分29はそれぞれ、従動子21および慣性要素15の平面を突き抜けて入り込み、前述した構成要素と相互に作用する。
図1と図3との比較から明らかなように、図1および図3に係るトーションスプリング25の右側スプリング脚27は、慣性要素15の旋回アーム19と相互に作用するように配置される。そのため、旋回アーム19は、スプリング脚27またはその屈曲部分29と対向するその内面に、スプリング脚27の屈曲部分29のための接触面35を有する。この場合、図1に示される位置において、ベルト巻き取り方向(矢印40)での制御ディスク10の回転中のトーションスプリング25の位置を示すスプリング脚27の位置は、旋回アーム19のストッパ面35と対向して位置され、したがって、ブロッキングアーム17が外側に旋回することを防止する。スプリング脚27は、屈曲部分29がストッパ面35と当接するように慣性要素15の旋回アーム19の方向に更に延びることができるが、これはもはや図示されない。この場合、慣性要素15は、該慣性要素15がガタガタ揺れないように、制御ディスク10の回転動作中にその休止位置で固定される。巻き取り方向(矢印40)に制御ディスク10と共にベルトシャフトを対応して回転動作させる最中に、トーションスプリング25は図1に示される位置にとどまる。これは、依然として説明されるべきその端部で径方向に突出するトーションスプリング25のスプリング脚28の固定部分を含む屈曲部分29と従動子21の内側ストッパ面23との接触によってトーションスプリングが共回りされるからである。したがって、巻き取り動作の終わりに、ベルトシャフトの回転動作の突然の停止に至る場合には、慣性要素15の接触面35とトーションスプリング25のスプリング脚27との接触に起因する、装着プレートとのその係合位置での慣性要素15の慣性誘発偏位が排除される。
このとき、ベルトが完全に着用されると、あるいは、ベルトが着用されている間、ベルトは、ベルトリトラクタのベルトシャフト上で部分的に回転される。これは、図1に示される制御ディスク10とトーションスプリング25との配置に基づき、ベルトが解放方向(矢印41)で解放されるからである。この場合、ベルトシャフトのベルト解放方向の回転中に、ベルトストラップ感知制御システムの機能が確保され、慣性要素15が自由に旋回可能でなければならない限りにおいて、トーションスプリング25が、装着プレートに対するその摩擦係合装着に起因して制御ディスク10の回転に対して減速され、それにより、慣性要素15の旋回アーム19の接触面35がトーションスプリング25のスプリング脚27から解放されるまで、トーションスプリング25に対する制御ディスク10の相対回転が行われ、また、トーションスプリング25に対する制御ディスク10の回転経路の終わりに、スプリング脚27の屈曲部分29が移動して従動子ブロックの外側ストッパ面22と接触し、それにより、このときに慣性要素15の旋回動作を容易にするこのスプリング位置で、制御ディスク10のベルト解放方向(矢印41)の更なる回転動作中に、トーションスプリング25が共回りされる。これを図3で見ることができる。
ベルト解放動作の終わりに、ベルトシャフトの動作方向の、ベルト巻き取り方向(矢印40)への切り換えがある場合には、先と同様、再び停止するトーションスプリング25に対する制御ディスク10の相対回転が、トーションスプリングの摩擦係合装着に起因してあり、それにより、慣性要素15の接触面35が再びスプリング脚27の屈曲部分29を越えて外側に移動され、また、この位置で、トーションスプリング25のスプリング脚28に対する従動子21の内側ストッパ面23のストッパに起因して、トーションスプリング25が共回りされる。
制御ディスク10に当て付くロック要素の望ましくないガタガタ鳴る騒音を回避するため、長楕円穴13内のピン14をトーションスプリング25によって固定することも行われる。図1〜図3から明らかなように、長楕円穴13は、空間的に配置されるとともに、ロック部材のピン14がその内部で案内された状態で、トーションスプリング25のスプリング脚28が長楕円穴13を越えて延びるように制御ディスク10上で方向付けられる。特に、スプリング脚28の屈曲部分29が制御ディスク10の周方向に折り曲げられる固定部分32を有するようにし、この固定部分により、スプリング脚28の屈曲部分29は、長楕円穴13を囲繞するリム24によって取り囲まれる空間内に入り込むとともに、この位置で長楕円穴13の内側に位置されるピン14をベルトシャフトの巻き取り方向(矢印40)で固定して、長楕円穴13内での径方向旋回を防止する。したがって、長楕円穴13を取り囲むリム24は、固定部分32の自由端の通過のための貫通穴31を有する。また、屈曲端部29の、固定部分32による長楕円穴13内への貫入に起因して、トーションスプリング25を共回りさせるための内側ストッパ面23が突出リム24によりベルト巻き取り方向で形成されることが更に理解され、その場合、この領域の従動子ブロックはリム24へ向けて横切る。
図1および図2において詳しく見えるトーションスプリング25の位置および長楕円穴13内の固定ピン14を固定するために使用される固定部分32を伴うトーションスプリングのスプリング脚28の位置は、制御ディスク10の、巻き取り方向(矢印40)の回転中のトーションスプリング25の位置に対応する。それとは対照的に、図3は、ベルトシャフトのベルト解放方向(矢印41)の回転中のトーションスプリング25の位置を示し、この場合、スプリングアーム28は、トーションスプリング25に対する制御ディスク10の相対回転に起因して、長楕円穴13の領域の外側へ旋回され、それにより、ベルトシャフトのベルト解放方向の回転中に、長楕円穴13内のピン14の望ましい径方向外側の移動が容易にされる。これに関連して、リム24に設けられる貫通穴31は、屈曲部分29を伴う固定部分32の移動のための経路を自由にするとともに、トーションスプリング25のベルト巻き取り方向に関連するその位置(図1および図2)への逆回転中に長楕円穴13内へのスプリング脚28の貫入を容易にする。
図4〜図6に示される例示的実施形態は、トーションスプリング25が特別な形状を有するという点において既に説明した例示的実施形態とは異なる。図6から明らかなように、トーションスプリング25は、好ましくはプラスチックから形成されるダンパー構成要素50から成り、このダンパー構成要素は、図1〜図3で説明した例示的実施形態における装着領域26に対応する装着領域51を一端に形成する。図1〜図3に示される例示的実施形態におけるスプリング脚28に対応する延出アーム52が装着領域51に接続する。屈曲形状を伴う部分55を含む屈曲ワイヤ部品として構成されるスプリング脚27は、スプリング脚27がダンパー構成要素50のアーム52に対して所定の位置をとるようにダンパー構成要素50の装着領域51に配置される。したがって、トーションスプリング25のΩ形状は、ダンパー構成要素50とスプリング脚27とが共に合わさってもたらされる。また、アーム52には、そこから突出するカム53および突起54が形成される。
ベルトシャフトがベルト巻き取り方向に回転する図4における状態から分かるように、ダンパー構成要素50はその装着部分51が制御ディスク10のマウント上に配置され、それにより、制御ディスク10の方向でアーム52から突出するカム53は、制御ディスク10の長楕円穴13から出て該長楕円穴を通り越すスロット56内に位置し、この場合、同時に、スプリング脚27は図3において説明されるような慣性要素15のためのその解放位置にある。したがって、ロック要素のベルトストラップ感知制御が有効になり得る。これは、慣性要素15が制御ディスク10の適切な回転加速度をもって外側に旋回して制御ディスク10とベルトシャフトとの間の相対回転を開始できる一方で、同時に、長楕円穴13がロック要素のピン14の動きを自由にし、それにより、ロック要素をそのブロッキング位置へと径方向に案内できるからである。
図5によれば、図1〜図3に係る例示的実施形態に関して既に詳しく説明した、ベルト巻き取り方向(矢印41)における状況が生じ、この状況では、トーションスプリング25のスプリング脚27は、制御ディスク10に対するトーションスプリング25の相対回転によって慣性要素15のためのブロッキング位置へと至らされる。同時に、ダンパー構成要素50のカム53は、ダンパー構成要素50を長楕円穴13内への少なくとも部分的な貫入に至るまで旋回させることによってスロット56内へと移動され、それにより、ダンパー構成要素50のカム53は、長楕円穴13のそれぞれの端部でロック部材のピン14を動かなくして固定する。
既に説明された自動ロックベルトリトラクタの別の実施形態が、車両感知制御機構の配置に対する視点をもって図7〜図9に示される。制御ディスク10を固定するための車両センサを有する外歯車60を制御ディスク10が備える限りにおいて、また、その結果として、制御ディスク10とそれに割り当てられる更なる回転ベルトシャフトとの間の相対動作を実施するために、制御ディスク10は、図4〜図6に示される例示的実施形態における2つの部品を成して構成され、そのため、外歯車60は、制御ディスク10上に配置されて制御ディスク10に対して回転され得るリング61の構成要素である。スプリング62が制御ディスク10とリング61との間に配置され、このスプリング62は、制御ディスク10の好ましい位置でリング61を保持するが、制御ディスク10に対するリング61の相対回転を容易にする。
これに関連して、図1に対応する状況が図7に示され、この状況では、トーションスプリング25がベルト巻き取り位置に関連する位置にあり、この位置において、トーションスプリング25は、一方では、慣性要素15の動きを阻止し、他方では、ピン14を長楕円穴13内で固定する。ここで、図7は、車両センサの外部レバー63が外歯車60と接触し、したがって、外部レバー63が制御ディスク10の回転を妨げることを示す。
図8に係るベルト解放方向(矢印41)でのベルトシャフトの回転の場合、外歯車60を有するリング61を用いて車両感知制御機構によりブロッキング手続きが開始される場合、車両センサのレバー63により固定されるリング61に対するベルトシャフトに結合される制御ディスク10の相対的なねじれが生じ、その結果、図8に示されるように、トーションスプリング25の前述したねじれにより、トーションスプリングのスプリングアーム28が長楕円穴13内のピン14を解放する位置へと旋回される。ブロッキング手続きの更なる過程中に、リング61と制御ディスク10との間のスプリング誘発動作経路を利用した後、依然として静止状態に保たれる制御ディスク10とベルトシャフトとの間でロック要素の、そのブロッキング位置への偏位に必要な相対的ねじれが生じる場合、ロック要素は、最終的に図9に示されるように、制御ディスク10の長楕円穴13内のピン14の解放動作により、そのブロッキング位置へと外側に偏位される。
前述した説明、特許請求の範囲、要約書、および、図面に開示されたこの文書の主題の特徴は、本発明のその様々な実施形態での個別または任意の組み合わせのいずれかにおける実現にとって不可欠となり得る。

Claims (9)

  1. ハウジングフレーム内で回転可能に装着され、巻回スプリングによりベルトストラップの巻き取り方向に予め張力がかけられるベルトシャフトを有するセルフロッキング式ベルトリトラクタに用いられ、
    前記ベルトシャフトに結合される制御ディスク(10)と、
    前記ベルトシャフト上に配置され、前記ベルトシャフトと前記制御ディスク(10)との相対回転の間に、スプリング作用に抗して偏位するロック要素と、
    前記制御ディスク(10)上に配置され、該制御ディスク(10)上に偏心して旋回装着される2アーム慣性要素(15)とを備え、
    前記ロック要素は、前記制御ディスク(10)に形成される長楕円穴(13)と係合し、前記相対回転の間に、前記制御ディスク(10)とベルトシャフトとの間に案内されるピン(14)を備え、
    前記慣性要素の一方のブロッキングアーム(17)は、前記制御ディスク(10)に作用する角加速度に起因して戻しスプリングの作用に抗して径方向に旋回し、前記制御ディスク(10)の回転動作を停止して固定するように構成され、
    互いに周方向で離間した第1及び第2のスプリング脚(27,28)を備えるトーションスプリング(25)が、前記制御ディスク(10)上において、前記慣性要素(15)との接触位置と回転可能従動子(21)との接触位置との間で、前記制御ディスク(10)に対する摩擦装着により装着され、
    前記第1及び第2のスプリング脚(27,28)は、前記慣性要素(15)の上面内に配置されて前記制御ディスク(10)の上面から離間しており、これらスプリング脚の間で前記従動子(21)を取り囲むとともに、前記制御ディスク(10)の平面に向かって屈曲したストッパ(29)を各々備え、
    前記従動子(21)は、前記第1及び第2のスプリング脚(27,28)を各々支持する第1及び第2のストッパ面(22,23)を備え、
    前記トーションスプリング(25)は、前記制御ディスク(10)が前記ベルト解放方向(矢印41)に回転するときには、前記第1のスプリング脚(27)の前記ストッパ(29)が前記第1のストッパ面(22)に接触して前記慣性要素(15)を解放するとともに、前記制御ディスク(10)が前記ベルト巻き取り方向(矢印40)に回転するときには、前記第2のスプリング脚(28)の前記ストッパ(29)が前記第2のストッパ面(23)に接触して前記慣性要素(15)の旋回を阻止し、
    前記第2のスプリング脚(28)のストッパ(29)は、前記制御ディスク(10)の前記ベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中に前記長楕円穴(13)内の前記ピン(14)の移動経路内へと延び、前記ピン(14)を固定することを特徴とするセルフロッキング式ベルトリトラクタ用のベルトストラップ感知制御機構。
  2. 前記トーションスプリング(25)の前記第2のスプリング脚(28)前記ストッパ(29)は、前記制御ディスク(10)の前記ベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中に前記制御ディスク(10)の上面から突出する前記ピン(14)の端部に当接する固定部分(32)上で前記制御ディスク(10)の周方向に前記制御ディスク(10)に対して曲げられる部分から成ることを特徴とする請求項1に記載のベルトストラップ感知制御機構
  3. 前記制御ディスクに形成される前記長楕円穴(13)は、前記制御ディスク(10)の平面から突出するガイドリム(24)と、その高さが前記制御ディスク(10)上に配置される前記従動子(21)の高さを超えない前記制御ディスク(10)の平面と重なり合う前記ピン(14)の端部とによって取り囲まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のベルトストラップ感知制御機構
  4. 前記第2のスプリング脚(28)の前記屈曲部分は、その上に配置される前記固定部分(32)を含めて、前記長楕円穴(13)を囲繞する前記リム(24)によって取り囲まれる空間内に入り込むこと、および前記リム(24)は、前記固定部分(32)の自由端の貫入のための貫通穴(31)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のベルトストラップ感知制御機構
  5. 前記ピン(14)と相互に作用する前記第2のスプリング脚(28)は、前記トーションスプリング(25)の構成要素を形成する別個のダンパー構成要素(50)により形成され、該ダンパー構成要素は、前記制御ディスク(10)の、前記ベルト巻き取り方向(矢印40)の回転中にダンパー構成要素から前記制御ディスク(10)へ向けて突出するカム(53)が前記長楕円穴(13)内へと延び、それにより、前記ピン(14)を前記長楕円穴(13)内で固定し、前記制御ディスク(10)には、前記制御ディスク(10)に対する前記トーションスプリング(25)の相対回転中に前記カム(53)を案内して支持するために前記長楕円穴(13)を通り越すスロット(56)が更に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のベルトストラップ感知制御機構
  6. 前記ダンパー構成要素(50)は、前記トーションスプリング(25)の中心装着領域(51)を更に形成し、屈曲ワイヤ部品として構成される前記トーションスプリング(25)の他方のスプリングアーム(27)は、その屈曲部分(55)が前記ダンパー構成要素(50)の前記装着領域(51)を取り囲む状態で耐トルク固定されることを特徴とする請求項5に記載のベルトストラップ感知制御機構
  7. 前記ダンパー構成要素(50)上には前記制御ディスク(10)へ向けて突出する延出部(54)も形成され、該延出部は、前記従動子(21)の前記ストッパ面(23)に前記ベルト巻き取り方向(矢印40)でストッパを形成することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のベルトストラップ感知制御機構
  8. 更なる車両感知機構を構成するために車両感知センサを有し、前記制御ディスク(10)が前記車両感知センサとの相互作用のための外歯車(60)を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のベルトストラップ感知制御機構であって、
    前記外歯車(60)は、前記制御ディスク(10)との間の支持スプリング(62)によって前記制御ディスク(10)に抗する張力が予め初期位置でかけられた状態で、所定の回転角度で回転可能に前記制御ディスク(10)上に配置されることを特徴とするベルトストラップ感知制御機構
  9. 前記制御ディスク(10)と前記外歯車(60)との間のねじれ角が7.5°〜22.5°を成すように設計されることを特徴とする請求項8に記載のベルトストラップ感知制御機構
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