Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5984582B2 - 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5984582B2 - 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法 - Google Patents

窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5984582B2
JP5984582B2 JP2012187125A JP2012187125A JP5984582B2 JP 5984582 B2 JP5984582 B2 JP 5984582B2 JP 2012187125 A JP2012187125 A JP 2012187125A JP 2012187125 A JP2012187125 A JP 2012187125A JP 5984582 B2 JP5984582 B2 JP 5984582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
gas
exhaust gas
container
chlorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012187125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014045102A (ja
Inventor
啓輔 安達
啓輔 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sanso Holdings Corp
Original Assignee
Nippon Sanso Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sanso Holdings Corp filed Critical Nippon Sanso Holdings Corp
Priority to JP2012187125A priority Critical patent/JP5984582B2/ja
Publication of JP2014045102A publication Critical patent/JP2014045102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5984582B2 publication Critical patent/JP5984582B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、窒化物半導体製造装置用洗浄装置に関し、詳しくは、窒化ガリウム、窒化インジウム、窒化アルミニウムなどの窒化物半導体を製造する装置の構成部品を洗浄するための窒化物半導体製造装置用洗浄装置及び洗浄方法に関する。
窒化物半導体の一つである窒化ガリウム半導体を製造する装置は、例えば、石英製のチャンバー内にサファイア製の基板を配置して該基板を所定の温度に加熱するとともに、前記チャンバー内に、原料ガスとしてトリメチルガリウムとアンモニアとを導入し、該原料ガスを前記基板の表面付近で反応させることにより、基板の表面に窒化ガリウムを気相成長させて窒化ガリウム半導体を形成する。このような窒化ガリウム半導体製造装置では、窒化ガリウム半導体の形成を繰り返して行うと、基板の表面だけではなく、前記チャンバーの内面にも反応生成物である窒化ガリウムや未反応の原料、中間生成物が付着して窒化ガリウム半導体の形成に悪影響を及ぼすため、これらが付着する部材、例えば、サセプタ、フローチャンネル、トレイ等のチャンバー構成部材を取り出して洗浄し、これらの部材に付着した反応生成物を除去する必要がある。窒化ガリウム半導体製造装置の前記チャンバー構成部材を洗浄する方法として、チャンバー構成部材を加熱した状態で塩素系ガスに接触させ、チャンバー構成部材に付着した窒化ガリウムを塩素系ガスと反応させて除去する方法及び装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−332201号公報
しかし、洗浄装置から洗浄排ガスを導出する洗浄排ガス導出経路を構成する金属製配管部品の内面に、窒化ガリウムと塩素系ガスとの反応によって生成する塩化ガリウムや塩化アンモニウムといった塩化物が付着して堆積するという問題があった。金属製配管部品に付着した塩化物は、強固な固形物を形成するため、金属製配管部品から塩化物を除去することが困難であることから、洗浄排ガス導出経路を形成する配管部品を定期的に交換する必要があった。また、窒化ガリウム以外の窒化物半導体においても、同様の洗浄操作によって塩化アンモニウムの他に塩化インジウムや塩化アルミニウムなどの塩化物が生成するため、洗浄排ガス導出経路の内面への塩化物の付着という同様の課題を有している。なお、チャンバー構成部材に付着した窒化ガリウム以外の中間生成物と塩素系ガスとが反応した場合も、同様に塩化ガリウムや塩化アンモニウムが生成する。
そこで本発明は、洗浄排ガス中の塩化物が洗浄排ガス導出経路の内面に付着することを抑制できるとともに、洗浄排ガス導出経路の内面に付着しても容易に除去することができる窒化物半導体製造装置用洗浄装置を提供するとともに、該窒化物半導体製造装置用洗浄装置を使用して窒化物半導体製造装置から取り外したチャンバー構成部材を洗浄する方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の窒化物半導体製造装置用洗浄装置は、チャンバー内に基板を配置して加熱するとともに、前記チャンバー内に原料ガスを導入して反応させることにより前記基板面に窒化物半導体を形成する窒化物半導体製造装置における前記チャンバーを構成するチャンバー構成部材を窒化物半導体製造装置から取り外して洗浄することにより、該チャンバー構成部材に付着した反応生成物を除去する洗浄装置において、前記反応生成物が付着した前記チャンバー構成部材を収容する密閉可能な洗浄容器と、該洗浄容器内を加熱する加熱手段と、前記洗浄容器内に塩素系洗浄ガスを導入する洗浄ガス導入経路と、前記塩素系洗浄ガスに対して不活性な希釈ガスを前記洗浄容器内に導入する希釈ガス導入経路と、前記洗浄容器内から洗浄排ガスを導出する排ガス導出経路と、該排ガス導出経路に導出した排ガスの除害処理を行う除害装置とを備えるとともに、前記排ガス導出経路に、少なくとも前記排ガスに接触する部分に合成樹脂の被膜を形成した金属製の配管部品を使用したことを特徴としている。
本発明の前記窒化物半導体製造装置用洗浄装置における前記塩素系洗浄ガスは、Cl、HCl、SiCl、SiHCl、SiHCl、SiHCl、BCl、CHCl、CHCl、CHClの少なくともいずれか一種の塩素系ガスであることが好ましい。また、前記合成樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンの少なくともいずれか一種の合成樹脂であることが好ましい。さらに、前記希釈ガスは、窒素、水素、ヘリウム、アルゴンの少なくともいずれか一種のガスであることが好ましい。
本発明の窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法は、前記窒化物半導体製造装置用洗浄装置を使用して前記チャンバー構成部材を洗浄する方法であって、前記チャンバー構成部材に付着した反応生成物を除去する洗浄操作は、前記チャンバー構成部材を前記洗浄容器内に収容して洗浄容器を密閉する工程と、前記加熱手段により洗浄容器内をあらかじめ設定された温度に加熱する工程と、前記塩素系洗浄ガス導入経路から塩素系洗浄ガスを洗浄容器内に導入するとともに前記希釈ガス導入経路から前記希釈ガスを洗浄容器内に導入して洗浄容器内に収容したチャンバー構成部材を洗浄し、洗浄容器内から排ガス導出経路に導出した排ガスを前記除害装置に導入する工程と、洗浄容器内への塩素系洗浄ガスの導入を停止するとともに加熱手段を停止し、希釈ガスの導入を継続しながら洗浄容器内を冷却する工程と、洗浄容器内から洗浄後のチャンバー構成部材を取り出す工程とを含む洗浄手順にて行い、あらかじめ設定された回数の洗浄操作を行ったときに、チャンバー構成部材の洗浄操作を中断して前記排ガス導出経路の配管部品を洗浄装置から取り外し、前記合成樹脂の被膜を配管部品から剥離する工程と、合成樹脂の被膜を配管部品に形成する工程とを含む配管部品再生操作を行い、該配管部品再生操作を終えた配管部品を洗浄装置に取り付けてからチャンバー構成部材の洗浄操作を再開することを特徴としている。
また、該洗浄方法において、前記合成樹脂の被膜の剥離は、ジメチルホルムアミド、アセトン、酢酸エチル、ジエチルエーテル、トリクロロエチレン、ジメチルアセトアミドの少なくともいずれか一種の有機溶媒を用いて行うことが好ましい。
本発明によれば、排ガス導出経路となる金属製の配管部品における排ガスと接触する部分に合成樹脂、特に、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンの少なくとも一種の非粘着性の合成樹脂の被膜を形成したので、排ガス中の塩素を含む成分(塩化物)が排ガス導出経路内に堆積して残留することがなくなり、排ガスの全量を除害装置に導入して環境汚染源となる塩化物を確実に除去することができる。また、洗浄操作を繰り返し行うことで被膜表面に塩化物が付着したとしても、塩化物が付着した被膜を剥離して除去した後、新たな被膜を形成することによって金属製の配管部品を再使用することができる。
本発明の窒化物半導体製造装置用洗浄装置の一形態例を示す説明図である。 配管部品再生操作を含む洗浄操作の一例を示す説明図である。
本形態例では、窒化物半導体として代表的な窒化ガリウムを例に挙げて説明する。図1に示すように、窒化物半導体製造装置用洗浄装置は、窒化ガリウム半導体を製造する際の反応生成物である窒化ガリウムが付着したチャンバー構成部材を窒化ガリウム半導体製造装置(図示せず)から取り出して洗浄するためのものであって、前記チャンバー構成部材を収容する密閉可能な洗浄容器11と、該洗浄容器11内に収容したチャンバー構成部材を加熱する加熱手段12と、前記洗浄容器11内に塩素系洗浄ガスを導入する洗浄ガス導入経路13と、前記塩素系洗浄ガスに対して不活性な希釈ガスを前記洗浄容器11内に導入する希釈ガス導入経路14と、前記洗浄容器11内から洗浄排ガスを導出する排ガス導出経路15と、該排ガス導出経路15に導出した排ガスの除害処理を行う除害装置16とを備えている。
洗浄容器11は、塩素系ガスに耐えることができるとともに、洗浄時の高温にも耐えられる材料、例えば、石英や酸化アルミニウムなどの無機系材料で形成されており、チャンバー構成部材を出し入れするための扉又は蓋を備えている。洗浄容器11に収容したチャンバー構成部材を加熱する加熱手段12は、チャンバー構成部材をあらかじめ設定された温度に加熱できるものであれば任意のものを使用できるが、洗浄容器11の全体を加熱するホットウォール型よりも、容器内のチャンバー構成部材のみを効果的かつ効率よく加熱できるコールドウォール型の加熱手段を用いることが好ましい。また、除害装置16は、塩化物などの塩素系ガスを吸着したり、熱分解させたりして除害する各種除害装置を使用することができるが、通常は、塩素系ガスを選択的に吸着する吸着材を用いた吸着式除害装置を用いればよい。
前記洗浄ガス導入経路13は、チャンバー構成部材に付着した窒化ガリウムを除去するための主成分となる塩素系洗浄ガスを洗浄容器11内に導入するためのもので、前記塩素系ガスを充填したガス容器17と、塩素系ガスの導入圧力を調節する圧力調節弁18と、塩素系ガスの導入流量を調節する流量調節器19と、塩素系ガスの導入を制御する開閉弁20とを備えている。塩素系洗浄ガスには、分子内に塩素を含む各種塩素系ガスを用いることができるが、入手経路やコストを考慮すると、通常は、Cl、HCl、SiCl、SiHCl、SiHCl、SiHCl、BCl、CHCl、CHCl、CHClの少なくともいずれか一種の塩素系ガスを用いることができる。これらの塩素系ガスは、通常は単独で使用すればよいが、複数種を適宜混合して用いることも可能である。このような塩素系ガスは、チャンバー構成部材に付着した窒化ガリウムと反応して塩化ガリウム及び塩化アンモニウムを生成することにより、チャンバー構成部材から窒化ガリウムを除去することができる。
前記希釈ガス導入経路14は、洗浄容器11内における前記塩素系ガスの濃度を洗浄に適した濃度に希釈するため、及び、洗浄操作後に洗浄容器11内から塩素系ガスをパージするために使用する希釈ガスを洗浄容器11内に導入するものであって、前記希釈ガスを充填したガス容器21と、希釈ガスの導入圧力を調節する圧力調節弁22と、希釈ガスの導入流量を調節する流量調節器23と、希釈ガスの導入を制御する開閉弁24とを備えている。希釈ガスには、前記塩素系洗浄ガスに対して不活性なガスならば任意のガスを用いることができ、通常は、窒素、水素、ヘリウム、アルゴンを単独であるいは適宜混合したガスを用いることができる。また、塩素系ガスと希釈ガスとの導入割合、すなわち塩素系ガスの濃度は、塩素系ガスの種類などに応じて適宜設定することができる。
前記排ガス導出経路15は、少なくとも前記排ガスに接触する部分に合成樹脂の被膜を施した金属製のパイプや継手などの配管部品で形成されている。配管部品を形成する金属の種類は任意であり、ステンレス鋼、銅など、この種の半導体製造装置関連に使用されている通常の金属製配管部品を使用することができる。前記合成樹脂は、配管部品への被膜形成が容易で、かつ、配管部品からの除去も容易に行える合成樹脂を選択することが好ましく、さらに、表面が非粘着性の被膜を形成できる合成樹脂であることが望ましい。このような合成樹脂としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンなどを挙げることができるが、なかでも、ポリフッ化ビニリデンやポリクロロトリフルオロエチレンのようなフッ素樹脂は、結合エネルギーの大きなC−F結合を持ち、ポリ塩化ビニルやポリエチレンのC−Cl結合、C−H結合の結合エネルギーよりも高いため、非粘着性、すなわち物質が付着しにくい性質を備えているため、前記排ガスの温度低下によって生成される塩化ガリウムや塩化アンモニウムの固形物が被膜表面に付着することを効果的に抑制できる。さらに、フッ素樹脂の中でも、ポリフッ化ビニリデン及びポリクロロトリフルオロエチレンは、有機溶媒に比較的容易に溶解するので、配管部品への被膜の形成や配管部品からの除去を容易に行うことができ、配管部品に形成する合成樹脂被膜材料として最適である。
配管部品への被膜形成は、配管部品の構造によって異なるが、例えば、パイプの場合は、適宜な溶媒に適宜な濃度で溶解した合成樹脂溶液をパイプ内に流通させたり、パイプ内に噴霧したりして合成樹脂溶液の液膜を形成した後、必要に応じて加熱しながら溶媒を蒸発させることにより、排ガスに接触するパイプ内面に合成樹脂被膜を形成することができる。また、パイプなどの配管部品の全体を合成樹脂溶液中に浸漬して部品全体に合成樹脂被膜を形成することも可能である。前記溶媒は、被膜を形成する合成樹脂の種類によって適宜選択することができ、ジメチルホルムアミド、アセトン、酢酸エチル、ジエチルエーテル、トリクロロエチレン、ジメチルアセトアミドなどが好適に使用することができるが、汎用性を考慮するとアセトンやトリクロロエチレンが最適である。
このように、排ガス導出経路15の配管部品に合成樹脂被膜を形成することにより、洗浄排ガス中の塩化ガリウムや塩化アンモニウムが排ガス導出経路15に付着し難くなり、排ガス導出経路15の点検周期の延長などを図ることができ、保守作業の軽減や保守に要するコストの削減を図ることができる。
また、排ガス導出経路15の合成樹脂被膜の表面に塩化ガリウムや塩化アンモニウムが付着したときには、塩化ガリウムや塩化アンモニウムが付着した合成樹脂被膜を排ガス導出経路15の配管部品から除去した後、該配管部品に新たな合成樹脂被膜を形成することにより、排ガス導出経路15の配管部品を再利用することができる。配管部品からの合成樹脂被膜の除去は、ショットブラストやスクレーパによる機械的、物理的な除去方法を用いることも可能であるが、被膜形成の際に使用した溶媒を用いて合成樹脂被膜を溶媒に溶解させることにより、配管部品からの合成樹脂被膜の除去を容易に行うことができる。 合成樹脂被膜を除去した配管部品は、前述のようにして合成樹脂被膜を新たに形成することにより、排ガス導出経路15の配管部品として再利用することができる。
次に、洗浄容器11と除害装置16との間に、合成樹脂被膜を形成した排ガス導出経路15を組み込んだ洗浄装置における洗浄操作の一例を図2に基づいて説明する。まず、最初のステップ51の工程1は、金属製配管部品の少なくとも洗浄排ガスが接触する部分に合成樹脂被膜を形成する工程であり、前述のように、合成樹脂を溶解した溶液を配管部品に塗布して溶媒を蒸発させることにより、配管部品の所定位置に合成樹脂被膜を形成する。例えば、ポリフッ化ビニリデンをアセトンに溶解した溶液からなるコーティング剤を配管部品の所定位置に塗布し、200〜300℃に加熱して一定時間、例えば、5〜10分間静置して溶媒を蒸発させ、ポリフッ化ビニリデンを硬化させることにより、合成樹脂被膜を形成する。
ステップ52の工程2は、窒化物半導体製造装置から窒化ガリウムが付着したチャンバー構成部材、例えば、石英製のウエハトレーなどのパーツを取り外す工程であり、ステップ53の工程3は、窒化物半導体製造装置から取り外したパーツを洗浄装置に搬入して洗浄容器11内に収容して密閉する工程である。ステップ54の工程4は、加熱手段12を作動させて洗浄容器11内に収容したパーツを500℃以上のあらかじめ設定された温度に加熱する工程であって、例えば、少量の希釈ガスを流しながら900℃程度に加熱する。
ステップ55の工程5は、開閉弁20,24を開いて洗浄ガス導入経路13から塩素系洗浄ガスを、希釈ガス導入経路14から希釈ガスを、あらかじめ設定された圧力及びあらかじめ設定された流量割合で洗浄容器11内に導入してパーツを洗浄するする工程であって、例えば、圧力を0.1MPa(大気圧)に設定し、塩素系洗浄ガスを100sccm、希釈ガスを1slmでそれぞれ導入し、パーツに付着した窒化ガリウムを塩素系洗浄ガスと反応させて除去する洗浄操作を行う。この洗浄工程は、あらかじめ設定された時間行い、例えば2時間程度行ってパーツを十分に洗浄する。洗浄工程中の洗浄容器11内のガスは、排ガス導出経路15を通って除害装置16に送られ、除害処理されてから放出される。
ステップ56の工程6は、洗浄後の洗浄容器11内を降温する工程であって、加熱手段12を停止するとともに、開閉弁20を閉じて塩素系洗浄ガスの導入を停止し、希釈ガスの導入を継続した状態であらかじめ設定された時間放置し、洗浄容器11内を常温まで冷却すると同時に洗浄容器11内から塩素系洗浄ガス及び反応によって生成した塩化物を希釈ガスによってパージする。ステップ57の工程7は、常温になったパーツを洗浄容器11内から取り出して窒化物半導体製造装置に搬出する工程である。
通常は、ステップ57の工程7を終えた後、矢印Aで示すように前記ステップ52の工程2に戻り、窒化物半導体製造装置から取り外したパーツの洗浄操作を繰り返し行う。この洗浄操作を繰り返すことによって排ガス導出経路15に前記塩化物が付着して堆積した状態になったとき、あるいはあらかじめ設定された回数の洗浄操作を行った後、ステップ57の工程7からステップ58の工程8に進み、排ガス導出経路15の配管部品から合成樹脂被膜を除去して配管部品を洗浄する工程を行う。
この工程8では、ステップ57の工程7を終えた後、希釈ガス導入経路14から洗浄容器11内を介して排ガス導出経路15に希釈ガスをあらかじめ設定された時間、例えば1時間流通させることにより、排ガス導出経路15内から塩素系洗浄ガス及び塩化物を十分にパージした後、洗浄装置から配管部品を取り外し、塩化物などが付着した合成樹脂被膜を除去する。例えば、合成樹脂被膜の形成にポリフッ化ビニリデンをアセトンに溶解したコーティング剤を用いたときには、配管部品にアセトンを塗布してポリフッ化ビニリデンの被膜をアセトン中に溶解させることにより、配管部品からポリフッ化ビニリデンの被膜を剥離させ、被膜に付着している塩化物を同時に除去することができる。ステップ58の工程8を終えた後、矢印Bで示すように前記ステップ51の工程1に戻り、合成樹脂被膜を除去した配管部品の所定位置に合成樹脂被膜を再形成する工程を行ってから洗浄装置に配管部品を取り付ける。これにより、合成樹脂被膜を再形成した配管部品を使用して前記ステップ52の工程2からステップ57の工程7までの配管部品の洗浄操作を繰り返し行うことができる。
なお、窒化物半導体として窒化ガリウム半導体を例示して説明したが、他のインジウムやアルミニウムを含む各種窒化物半導体においても同様であり、窒化物半導体の種類に限定されるものではない。
ステンレス鋼製の配管の内面に、ポリフッ化ビニリデンをアセトンに溶解した溶液からなるポリフッ化ビニリデン樹脂コーティング剤を噴霧器で塗布し、ヒートガンを用いて約10分間、約250度に加熱してポリフッ化ビニリデンを硬化させた後、このポリフッ化ビニリデン被膜を形成した配管を洗浄装置の洗浄容器と除害装置との間に取り付けた。一方、洗浄対象となるチャンバー構成部材を模擬するため、窒化ガリウム半導体製造装置で、膜厚500nmの窒化ガリウム結晶を形成した石英基板を1cm角に切り出してサンプルとした。
前記サンプルを洗浄容器内に封入し、希釈ガスを1slmで流通させながら加熱手段により洗浄容器を加熱した。洗浄容器内が900℃に到達した後、塩素系洗浄ガスとして塩素ガスを100sccmで導入し、サンプルの洗浄処理を2時間行った。その後、加熱と塩素ガスの導入を停止し、希釈ガスを1slmで流しながら常温に戻るまで冷却した。冷却後にサンプルを洗浄容器内から取り出して電子顕微鏡で表面を観察したところ、窒化ガリウム膜は基板面から完全に除去されており、洗浄処理が十分に行われていることを確認した。
このサンプルの洗浄処理を繰り返して行い、10回処理後、20回処理後、30回処理後に配管の内面をそれぞれ観察したが、配管内面への塩化物の付着、堆積は認められなかった。また、30回処理後に配管を洗浄装置から取り外し、アセトンを使用してポリフッ化ビニリデン被膜の除去処理を行った。除去処理後に配管内面を観察したが、樹脂被膜や堆積物の残渣は認められなかった。その後、配管内面にポリフッ化ビニリデン被膜を新たに形成することにより、全く問題なく配管を再使用することができた。
配管内面に被膜を形成する合成樹脂をポリクロロトリフルオロエチレンに代え、溶媒をトリクロロエチレンに代えた以外は、実施例1と同様に実験を行った。実施例1と同様に、10回処理後、20回処理後、30回処理後に配管の内面をそれぞれ観察し、塩化物の付着、堆積がないことを確認した。一方、30回処理後にトリクロロエチレンを使用してポリクロロトリフルオロエチレン被膜の除去処理を行ったところ、極僅かな樹脂の残渣が認められたが、塩化物などの残渣は認められず、ほとんどの樹脂被膜を除去することができ、配管内面への樹脂被膜の再形成は問題なく行うことができ、配管を再使用しても問題はなかった。
配管内面に被膜を形成する合成樹脂をポリ塩化ビニルに代え、溶媒をトリクロロエチレンに代えた以外は、実施例1と同様に実験を行った。実施例1と同様に、10回処理後、20回処理後、30回処理後に配管の内面をそれぞれ観察したところ、20回処理後以降に僅かな塩化物の堆積が観察された。また、30回処理後にトリクロロエチレンを使用してポリ塩化ビニル被膜の除去処理を行ったところ、極僅かな樹脂の残渣が認められたが、ほとんどの樹脂被膜を、堆積した塩化物とともに除去することができた。本実施例においても、配管内面への樹脂被膜の再形は問題なく行うことができ、配管を再使用しても問題はなかった。
(比較例)
樹脂被覆を施していないステンレス鋼製配管を洗浄装置に取り付け、実施例1と同じ実験を行った。その結果、10回処理後の配管内面に僅かな塩化物の堆積が観察され、20回処理後、30回処理後と処理が繰り返されるのに伴って塩化物の堆積が増加していった。30回処理後に配管内面に堆積した塩化物の除去を試みたが、物理的方法でも、化学的方法でも簡単に除去することはできず、配管の再利用はできなかった。
実施例1〜3及び比較例の実験結果を表1にまとめて示す。
Figure 0005984582
11…洗浄容器、12…加熱手段、13…洗浄ガス導入経路、14…希釈ガス導入経路、15…排ガス導出経路、16…除害装置、17…ガス容器、18…圧力調節弁、19…流量調節器、20…開閉弁、21…ガス容器、22…圧力調節弁、23…流量調節器、24…開閉弁

Claims (2)

  1. 窒化物半導体製造装置から取り外した前記窒化物半導体装置内のチャンバーを構成するチャンバー構成部材を洗浄する洗浄装置であって、反応生成物が付着した前記チャンバー構成部材を収容する密閉可能な洗浄容器と、該洗浄容器内を加熱する加熱手段と、前記洗浄容器内に塩素系洗浄ガスを導入する洗浄ガス導入経路と、前記塩素系洗浄ガスに対して不活性な希釈ガスを前記洗浄容器内に導入する希釈ガス導入経路と、前記洗浄容器内から洗浄排ガスを導出する排ガス導出経路と、該排ガス導出経路に導出した排ガスの除害処理を行う除害装置とを備えるとともに、前記排ガス導出経路に、少なくとも前記排ガスに接触する部分に合成樹脂の被膜を形成した金属製の配管部品を使用した窒化物半導体製造装置用洗浄装置を使用して前記チャンバー構成部材を洗浄する方法であって、前記チャンバー構成部材に付着した反応生成物を除去する洗浄操作は、前記チャンバー構成部材を前記洗浄容器内に収容して洗浄容器を密閉する工程と、前記加熱手段により洗浄容器内をあらかじめ設定された温度に加熱する工程と、前記塩素系洗浄ガス導入経路から塩素系洗浄ガスを洗浄容器内に導入するとともに前記希釈ガス導入経路から前記希釈ガスを洗浄容器内に導入して洗浄容器内に収容したチャンバー構成部材を洗浄し、洗浄容器内から排ガス導出経路に導出した排ガスを前記除害装置に導入する工程と、洗浄容器内への塩素系洗浄ガスの導入を停止するとともに加熱手段を停止し、希釈ガスの導入を継続しながら洗浄容器内を冷却する工程と、洗浄容器内から洗浄後のチャンバー構成部材を取り出す工程とを含む洗浄手順にて行い、あらかじめ設定された回数の洗浄操作を行ったときに、洗浄操作を中断して前記排ガス導出経路の配管部品を洗浄装置から取り外し、前記合成樹脂の被膜を配管部品から剥離する工程と、合成樹脂の被膜を配管部品に形成する工程とを含む配管部品再生操作を行い、該配管部品再生操作を終えた配管部品を洗浄装置に取り付けてから前記洗浄操作を再開する窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法。
  2. 前記合成樹脂の被膜の剥離は、ジメチルホルムアミド、アセトン、酢酸エチル、ジエチルエーテル、トリクロロエチレン、ジメチルアセトアミドの少なくともいずれか一種の有機溶媒を用いて行う請求項記載の窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法。
JP2012187125A 2012-08-28 2012-08-28 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法 Active JP5984582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012187125A JP5984582B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012187125A JP5984582B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014045102A JP2014045102A (ja) 2014-03-13
JP5984582B2 true JP5984582B2 (ja) 2016-09-06

Family

ID=50396163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012187125A Active JP5984582B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5984582B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0648861A1 (en) * 1993-10-15 1995-04-19 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing apparatus
JP2000349027A (ja) * 1999-05-27 2000-12-15 Applied Materials Inc 半導体製造装置
JP2002115063A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Ebara Corp 処理装置の付着物除去方法、付着物固定化方法及び処理装置
JP5021907B2 (ja) * 2005-05-24 2012-09-12 大陽日酸株式会社 窒化物半導体製造装置の洗浄方法と洗浄装置
JP5498640B2 (ja) * 2005-10-14 2014-05-21 大陽日酸株式会社 窒化物半導体製造装置部品の洗浄方法と洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014045102A (ja) 2014-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI620242B (zh) 用於蝕刻含金屬化合物之多步驟方法及裝置
KR101070666B1 (ko) 클리닝 방법 및 기판 처리 장치
US9514927B2 (en) Plasma pre-clean module and process
JP6463339B2 (ja) 後続の多段洗浄ステップを伴うmocvd層成長方法
EP1394842B1 (en) Thin film forming apparatus cleaning method
KR101792165B1 (ko) 박막 증착 반응기 및 박막 층의 반응계내 건식 세정 공정 및 방법
KR101295174B1 (ko) 성막 방법, 성막 장치 및, 성막 장치의 사용 방법
US20180114679A1 (en) Technique to prevent aluminum fluoride build up on the heater
KR20170013832A (ko) 센서티브 재료들 상에 할라이드 함유 ald 막을 집적하는 방법
CN103352205A (zh) 化学气相沉积室的清洁方法
CN102080219A (zh) 立式成膜装置及其使用方法
TW201420804A (zh) 原位清潔mocvd反應腔室的方法
TW201731598A (zh) 用於高的寬高比特徵之烘乾處理
TW201420803A (zh) 一種原位清潔mocvd反應腔室的方法
JP5839514B2 (ja) 成膜方法、成膜装置、および成膜装置の使用方法
KR101198243B1 (ko) 탄소 함유 박막을 증착하는 박막 증착 장치의 건식 세정방법
KR100786609B1 (ko) 기구 부품의 반응성 기체 청소 방법 및 공정
JP5498640B2 (ja) 窒化物半導体製造装置部品の洗浄方法と洗浄装置
WO2010129289A4 (en) Decontamination of mocvd chamber using nh3 purge after in-situ cleaning
JP5021907B2 (ja) 窒化物半導体製造装置の洗浄方法と洗浄装置
JP5984582B2 (ja) 窒化物半導体製造装置用チャンバー構成部材の洗浄方法
TWI521592B (zh) A method for cleaning the growth chamber of a Group III element and a Group V element compound film
CN110462790B (zh) 干蚀刻方法或干式清洗方法
JP2007177320A (ja) Al含有金属膜及びAl含有金属窒化膜を蒸着する薄膜蒸着装置の洗浄方法
CN1322558C (zh) 基板处理装置的清洁方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5984582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250