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JP5992475B2 - 電磁弁ユニット - Google Patents
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JP5992475B2 - 電磁弁ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁ユニットに係り、例えば流体圧シリンダ式リフタなどの昇降装置の流体圧を制御する電磁弁ユニットに関する。
リフタはホイストとも称し、例えば機器、資材、部品などの荷物を、シリンダなどの昇降装置により上方に持ち上げる機能を備えた機器をいう。また、シリンダには、例えばエアシリンダなどの流体圧シリンダなどが用いられる。
図7に、従来の流体圧シリンダ式リフタ30を示す。この従来の流体圧シリンダ式リフタ30は、特許文献1及び特許文献2に示されている。従来の流体圧シリンダ式リフタ30は、基台32上に流体圧シリンダ33を立設し、この流体圧シリンダ33のピストン35に荷台31を支持させる。そして、流体を流体供給源34から流体供給パイプ39を介して昇降操作弁36に供給する。また、流体圧シリンダ33の流体作動室に流体給排口38を設け、この流体給排口38に流体給排パイプ37を設けて昇降操作弁36に接続させる。この流体圧シリンダ式リフタ30は、昇降操作弁36を携帯式にするとともに流体給排パイプ37及び流体供給パイプ39を可撓性のホースで構成して、操作者が地上または上昇後の荷台31上において昇降操作弁36を操作できるようにしている。
また、流体圧シリンダ式リフタ30を下降させる際に、作業者が昇降操作弁36を下降側に操作する。すると、荷台31上の荷物の荷重により、流体圧シリンダ33内の圧縮空気または圧縮ガスなどの圧縮気体が流体給排パイプ37を通って、昇降操作弁36から大気中へ排出されていく。これにより、流体圧シリンダ33が収縮していき、荷台31が下降する。
この流体圧シリンダ式リフタ30は、例えば、オフィスビル、工場、商業施設などの天井裏の空調設備の設備工事の際などに用いられる。具体的には、設備工事の作業者が荷台31に機器や資材を乗せて移動する。例えば、既設の空調機やダクトなどを取り外して荷台31に乗せて下降する場合、或いは、新設の空調機やダクトを荷台31に乗せて上昇する場合などに利用される。
実公平06−50472号公報 実公平07−00475号公報
従来の流体圧シリンダ式リフタは、作業者が昇降操作弁自体を操作してリフタを上昇或いは下降させていた。この昇降操作弁は流体供給パイプによりエア供給源に接続されている。また、昇降操作弁は流体給排パイプにより流体圧シリンダの流体作動室に設けられた流体給排口に接続されている。このため、昇降作業が行われる場合には、数メートルの長さの流体供給パイプ及び流体給排パイプがリフタの上昇或いは下降に伴って動くことになる。この流体供給パイプ及び流体給排パイプといったホースは、作業者の作業の邪魔になるだけではなく、流体圧シリンダ式リフタの昇降装置の一部に引掛かってしまうなど作業安全上問題がある。
また、流体圧シリンダ式リフタは、設置場所を移動させながら使用する機器であるが、数メートルの長さの流体供給パイプ及び流体給排パイプといったホースをその都度コンパクトに丸めるか、或いは畳んで搬送し易くするのに手間がかかるという問題がある。
さらに、電磁弁ユニットは、流体を吸入して供給すること、及び流体を排出することが可能な機構を有する装置であり、この装置を他の用途に活用することで付加価値を高めることができる。
本願の目的は、かかる課題を解決し、流体を供給して排出するホースなどを最小限にしてユニット自体の可搬性を高め、かつ多様な用途に使用可能とする電磁弁ユニットを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る電磁弁ユニットは、流体吸入口からの流体の吸入と、流体供給口からの流体の供給とを制御する第1の電磁弁と、流体排出口からの流体の排出を制御する第2の電磁弁と、遠隔操作器の送受信部と無線通信で交信するユニット送受信部と、遠隔操作器からの指令により第1電磁弁及び第2電磁弁を動作させる電磁弁制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成により、電磁弁ユニットは、第1の電磁弁及び第2の電磁弁により、吸入口からの流体の吸入、流体供給口からの流体の供給、及び流体排出口からの流体の排出を制御することができる。そして、ユニット送受信部を備え、遠隔操作器の送受信部と無線通信で交信し、遠隔操作で第1の電磁弁及び第2の電磁弁を動作させることができる。この構成により、従来、作業者が扱っていた昇降操作弁を流体供給源の近傍に設置でき、流体を供給して排出するホースなどを最小限とすることができる。そして、この電磁弁ユニットの可搬性を高めたことにより、昇降装置を容易に搬送して使用できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る電磁弁ユニットは、流体吸入口からの流体の吸入と、流体供給口からの流体の供給とを制御する第1の電磁弁と、流体排出口からの流体の排出を制御する第2の電磁弁と、遠隔操作器からの指令により第1電磁弁及び第2電磁弁を動作させる電磁弁制御部と、遠隔操作器の送受信部と無線通信で交信し、電磁弁ユニット本体と有線で接続される操作ユニットと、を備え、操作ユニットが電源接続用のコンセントと、出力用のコンセントとを有することを特徴とする。
上記構成により、電磁弁ユニットは、更に、遠隔操作器の送受信部と無線通信で交信し、電磁弁ユニット本体と有線で接続される操作ユニットを備える。そして、この操作ユニットには電源接続用のコンセントと、出力用のコンセントが備えられる。これにより、流体を供給して排出するホースなどを最小限にできる点、及び昇降装置を容易に搬送して使用できる点といった効果に加え、例えば照明設備などの工事用電気設備に電源を供給でき、リフタだけではなく多様な用途に使用できる。
また、電磁弁ユニットは、遠隔操作器からの操作により第1の電磁弁を開き、流体吸入口から炭酸ガスを吸入し、流体供給口から昇降装置に炭酸ガスを供給して昇降装置を上昇させ、遠隔操作器からの操作により第2の電磁弁を開き、流体排出口から炭酸ガスを排出して昇降装置を下降させることが好ましい。これにより、流体として炭酸ガスを用いて昇降装置の上昇を第1の電磁弁で制御し、昇降装置の下降を第2の電磁弁で制御できる。
また、電磁弁ユニットは、遠隔操作器による第1の電磁弁の開閉に連動して第1の通知音を発する第1の発報部と、遠隔操作器による第2の電磁弁の開閉に連動して第2の通知音を発する第2の発報部と、を備えることが好ましい。これにより、作業者に対して昇降装置が上昇していることを発報する第1の発報部を第1の電磁弁の開閉に連動させることができる。また、作業者に対して昇降装置が下降していることを発報する第2の発報部を第2の電磁弁の開閉に連動させることができる。つまり、昇降装置の上昇及び下降に対して警報する発報部をそれぞれ独立して簡易に動作させることができる。
また、電磁弁ユニットは、遠隔操作器には4個の釦が設けられ、第1の釦が一旦押すと昇降装置が上昇し続け、第2の釦が一旦押すと昇降装置が下降し続け、第3の釦が押している間は昇降装置が上昇するが離すと停止し、第4の釦が押すと昇降装置が停止することが好ましい。これにより、遠隔操作器により、昇降装置の上昇動作と下降動作とをきめ細かく制御できる。
また、電磁弁ユニットは、遠隔操作器による操作で第1の電磁弁を開くと流体吸入口から流体を吸入し、流体供給口から第1の配管に流体が供給され、遠隔操作器による操作で第2の電磁弁を開くと流体排出口からの第2の配管に流体が排出されることが好ましい。これにより、本電磁弁ユニットにより流体を吸引する動作と、流体を供給する動作と、流体を排出する動作とを遠隔操作器により制御できる。
また、電磁弁ユニットは、遠隔操作器には、4個の釦が設けられ、第1の釦が第1の配管への流体の供給をONにする釦であり、第2の釦が第1の配管への流体の供給をOFFにする釦であり、第3の釦が第2の配管への流体の供給をONにする釦であり、第4の釦が第2の配管への流体の供給をOFFにする釦であることが好ましい。これにより、遠隔操作器による制御として、第1の配管への流体の供給のON/OFFと、第2の配管への流体の供給のON/OFFとを4個の釦により制御できる。
さらに、電磁弁ユニットは,遠隔操作器による操作で流体吸入口から窒素ガスが吸入され、流体供給口から高圧又は低圧の冷媒配管の一方に窒素ガスが供給され、遠隔操作器による操作で流体排出口から高圧又は低圧の冷媒配管の他方に窒素ガスが排出されることが好ましい。これにより、電磁弁ユニットは、冷媒配管における溶接後の窒素ブローに使用するなど多様な用途に活用できる。
以上のように、本発明に係る電磁弁ユニットによれば、流体を供給して排出するホースなどを最小限にしてユニット自体の可搬性を高め、かつ多様な用途に使用可能とする電磁弁ユニットを提供することができる。
本発明に係る電磁弁ユニットの第1の実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1の電磁弁ユニットにおける第1電磁弁及び第2電磁弁の接続状態を示す説明図である。 本発明に係る電磁弁ユニットの第2の実施形態の概略構成を示すブロック図である。 昇降装置に用いた場合の遠隔操作器の釦の構成の一つの実施例を示す説明図である。 本発明に係る電磁弁ユニットを冷媒配管の窒素ブローに用いた場合の実施例の概略構成を示すブロック図である。 冷媒配管の窒素ブローに用いた場合の遠隔操作器の釦の構成の一つの実施例を示す説明図である。 従来の流体圧シリンダ式リフタの構成を示す側面図である。
(電磁弁ユニットの第1実施形態)
以下に、図面を用いて本発明に係る電磁弁ユニット1aの実施形態につき、詳細に説明する。図1に、本発明に係る電磁弁ユニット1aの第1実施形態の概略構成をブロック図で示す。また、図2に、図1の電磁弁ユニット1aにおける第1電磁弁4a及び第2電磁弁4bの接続状態を説明図で示す。電磁弁ユニット1aの第1実施形態は、第1電磁弁4a,第2電磁弁4b,電磁弁ユニット送受信部6,電磁弁制御部5,第1発報部16a,及び第2発報部16bから構成される。そして、電磁弁ユニット1aは、遠隔操作器2と送受信して昇降装置10の昇降を制御する。この遠隔操作器2は、遠隔操作器送受信部7及び遠隔操作部操作釦19から構成される。また、昇降装置10は、シリンダ17及び流体供給源である炭酸ガスボンベ9aから構成される。
電磁弁ユニット送受信部6は、無線通信40により遠隔操作器2の遠隔操作器送受信部7と交信する。作業者は、後述する遠隔操作器操作釦19により昇降装置10の昇降について操作釦19を選択して指令する。この場合、作業者は、例えば天井工事の場合には屋根裏で昇降装置10の操作釦19を操作しても良く、昇降装置10の周辺で操作釦19を操作しても良い。この操作釦19による昇降装置10の昇降に関する指令は、遠隔操作器送受信部7から無線通信40を介して電磁弁ユニット送受信部6に送信される。電磁弁制御部5は、遠隔操作器2からの昇降装置10の昇降に関する指令に基づき第1電磁弁4a又は第2電磁4bを開閉動作させる。
図2に示すように、第1電磁弁4aがその電磁弁を開き、第2電磁弁4bがその電磁弁を閉じることで、流体供給源である炭酸ガスが炭酸ガスボンベ9aから流体吸入口11を経由して電磁弁ユニット1aに吸入され、流体供給口12から炭酸ガスが昇降装置10のシリンダ17に供給される。このシリンダ17への炭酸ガスの供給により、昇降装置10は流体圧が増加する。そして、図7のピストン35が伸びて荷台31が上昇する。
また、第1電磁弁4aがその電磁弁を閉じ、第2電磁弁4bがその電磁弁を開くことで流体供給源である炭酸ガスが炭酸ガスボンベ9aから流体吸入口11を経由してシリンダ17から吸入され、その炭酸ガスが流体排出口13から排出される。このシリンダ17からの炭酸ガスの吸入により、昇降装置10は流体圧が減じられる。そして、図7のピストン35が縮んで荷台31が下降する。
電磁弁制御部5は、このように主として第1電磁弁4a及び第2電磁弁4bを開閉させるが、遠隔操作器2からの指令により、例えば下記のような制御も行う。遠隔操作器2から荷台31の上昇の指令を受信した場合に、1回の信号の受信により継続して上昇させる。或いは、指令を受信している間のみ上昇させ、指令の受信が切れると停止する。また、遠隔操作器2から下降の指令を受信した場合に、1回の信号の受信により継続して下降させる。或いは、指令を受信している間のみ下降させ、受信が切れると停止する。電磁弁制御部5は、これらの制御を回路に設けられたリレーにより制御する。
第1発報部16aは、遠隔操作器2による第1電磁弁4aの開閉に連動して第1通知音を発報する。また、第2発報部16bは、遠隔操作器2による第2電磁弁4bの開閉に連動して第2通知音を発報する。すなわち、第1電磁弁4aが開であり、かつ第2電磁弁4bが閉である場合には昇降装置10の荷台31が上昇するが、第1電磁弁4aの開閉に連動して第1通知音が発報され、作業者などの昇降装置10に関係している者に警報が発報される。また、第1電磁弁4aが閉であり、かつ第2電磁弁4bが開である場合には昇降装置10の荷台31が下降するが、第2電磁弁4bの開閉に連動して第2通知音が発報され、作業者などの昇降装置10に関係している者に警報が発報される。つまり、昇降装置10が動作している場合には警報により安全が喚起される。また、第1通知音と第2通知音とを変えることにより、作業者などの昇降装置10に関係している者に現在の昇降装置10の動作が上昇なのか下降なのかを認識させることができる。
(電磁弁ユニットの第2実施形態)
図3に、本発明に係る電磁弁ユニット1aの第2実施形態の概略構成をブロック図で示す。電磁弁ユニット1aの第2実施形態は、第1電磁弁4a,第2電磁弁4b,電磁弁制御部5,第1発報部16a,及び第2発報部16bから構成される。そして、電磁弁ユニット1aは操作ユニット3と接続され、操作ユニット3は遠隔操作器2と無線通信40により送受信して昇降装置10の昇降を制御する。この操作ユニット3は、操作ユニット送受信部8及び電源供給手段18から構成される。また、遠隔操作器2は、遠隔操作器送受信部7及び遠隔操作部操作釦19から構成される。さらに、昇降装置10は、シリンダ17及び流体供給源である炭酸ガスボンベ9aから構成される。
電磁弁ユニット1aの第2実施形態について第1実施形態との違いは、電磁弁ユニット1aと遠隔操作器2との間に操作ユニット3が設けられる点である。そして、本実施形態では、操作ユニット3と電磁弁ユニット本体20とは有線により接続され、操作ユニット3と遠隔操作器2とは無線通信40で接続される。このため、操作ユニット3は、電磁弁ユニット1aと共に昇降装置10の近傍に設置されても良く、遠隔操作器2と共に、荷台31上に設置されても良い。
電磁弁ユニット1aの他の構成要素である、電磁弁制御部5、第1電磁弁4a、第2電磁弁4b、第1発報部16a及び第2発報部16bの機能については、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図3に示すように、操作ユニット3には、電源供給手段18として、電源接続用コンセント14、及び出力用コンセント15が備えられる。操作ユニット3にコンセント14,15を設けたのは、作業者が、例えば照明などに供給する電源を容易に確保するためである。この電源接続用コンセント14に100Vの電源のプラグを差し込んでおけば、例えば照明などの機器の電力が出力用コンセント15から容易に確保できる。なお、操作ユニット3には電池又は充電池を備えていても良い。また、出力用コンセント15は複数個設けられていても良い。
図4に、遠隔操作器2を昇降装置10に用いた場合における、操作釦19の具体的な構成の一つの実施例を示す。遠隔操作器2には4個の釦19a,19b,19c,19dが設けられる。第1釦19aは一旦押すと昇降装置10が上昇し続ける。すなわち、電磁弁制御部5は、遠隔操作器2から上昇の指令を受信した場合に、1回の受信により継続して上昇させる。このとき、図4に示すように、第1電磁弁4aはOFFからONに変化し、第2電磁弁4bはOFFのままである。第2釦19bは一旦押すと昇降装置10が下降し続ける。すなわち、電磁弁制御部5は、遠隔操作器2から下降の指令を受信した場合に、1回の受信により継続して下降させる。このとき、図4に示すように、第2電磁弁4bはOFFからONに変化し、第1電磁弁4aはOFFのままである。第3釦19cは押している間は昇降装置10が上昇するが離すと停止する。すなわち、電磁弁制御部5は、遠隔操作器2から下降の指令を受信した場合に、指令を受信している間のみ上昇させ、受信が切れると停止させる。このとき、図4に示すように、第1電磁弁4aは指令を受信中のみOFFからONに変化し、第2電磁弁4bはOFFのままである。第4釦19dは押すと昇降装置10が停止する。すなわち、電磁弁制御部5は、遠隔操作器2から停止の指令を受信した場合に、昇降装置10が上昇中又は下降中のいずれの場合にも昇降装置10を停止させる。このとき、図4に示すように、第1電磁弁4aはOFFのままであり、第2電磁弁4bはONからOFFに変化する。
このように、昇降装置10の荷台31の上昇の際には、第1釦19aによる上昇の指令と第4釦19dによる停止の指令を組み合わせることで昇降装置10を大きく上昇させることができる。また、第3釦19cを押している間だけ昇降装置10の荷台31の位置を小さく上昇させて微調整することができる。また、昇降装置10の下降の際には、第2釦19bによる下降の指令と第4釦19dによる停止の指令を組み合わせることで昇降装置10を大きく下降させることができる。なお、本実施例では、下降の際には荷台の位置の微調整は不要であると想定するため、「押している間は昇降装置10が下降するが離すと停止する釦」は設けていないが、必要であれば設けても良い。
上述した遠隔操作器2の操作釦19の具体的な構成については、一つの実施例にすぎない。例えば、操作釦の数は4個に限らず、昇降装置10の動作をカバーするだけの個数であって良い。また、個々の操作釦19の機能についても昇降装置10の動作をカバーする機能を設定すれば良い。すなわち、昇降装置10の使用目的に応じて操作釦19の数、又は操作釦の機能が設定されても良い。
(冷媒配管の窒素ブローへの適用)
上述した昇降装置用電磁弁ユニット1aを昇降装置10以外の用途として、窒素ブロー用電磁弁ユニット1bに用いた場合を説明する。すなわち、「遠隔操作器2による操作で第1電磁弁4aを開くと流体吸入口11から流体を吸入し、流体供給口12から第1配管21に流体が供給される」という第1の構成、及び「遠隔操作器2による操作で第2電磁弁4bを開くと流体排出口13からの第2配管22に流体が排出される」という第2の構成を他の実施例に適用する。具体的には、流体を吸入し、第1配管21及び第2配管22という異なる供給先又は排出先に流体を供給又は排出する構成である。この構成が成立する場合には、本発明に係る電磁弁ユニット1bに第1配管接続用アダプタ23a及び第2配管接続用アダプタ23bを取り付けることで他の用途に使用可能となる。
例えば、図5に、本発明に係る電磁弁ユニット1bを冷媒配管の窒素ブローに用いた場合の実施例の概略構成を示す。これは、空調設備で設置される冷媒配管は現場にて鋼管を溶接により接合するが、この溶接後に溶接部の気密性を確認されるために配管内に窒素を吹き込むという試験が実施され、この試験が窒素ブローと称される。この窒素ブローを行うには、窒素ガスボンベ9bから窒素を吸入して配管内に供給する。そして、この冷媒配管は、高圧のガス配管と低圧の液配管とがあり、それぞれ異なる窒素ブローが行われるため、供給口又は排出口が2か所必要となる。
従って、本発明に係る電磁弁ユニット1bを冷媒配管用の窒素ブローに適用した場合には、遠隔操作器2による操作で流体吸入口11から流体である窒素ガスが吸入され、流体供給口12から第1配管である高圧冷媒配管21に窒素ガスが供給され、さらに、遠隔操作器2による操作で流体排出口13から第2配管である低圧冷媒配管22に窒素ガスが排出される。
このように、空調設備の冷媒配管に対し、遠隔操作器2を用いて高圧冷媒配管21及び低圧冷媒配管22を相互に切り替えて、流体供給口12又は流体排出口13から容易に窒素ブローを行うことができる。
図6に、冷媒配管の窒素ブローに用いた場合の遠隔操作器2の操作釦19の構成を示す。遠隔操作器2には4個の釦19a,19b,19c,19dが設けられる。第1釦19aは第1配管への流体の供給をONにする釦である。第2釦19bは第1配管への流体の供給をOFFにする釦である。第3釦19cは第2配管への流体の供給をONにする釦である。第4釦19dは第2配管19への流体の供給をOFFにする。
この遠隔操作器2の操作釦19の具体的な構成については、一つの実施例にすぎない。例えば、操作釦の数は4個に限らず、必要な窒素ブローの動作を全てカバーするだけの個数であって良い。また、個々の操作釦19の機能についても必要な窒素ブローの動作を全てカバーする機能を設定すれば良い。すなわち、窒素ブローの使用目的に応じて操作釦19の数、又は操作釦の機能が設定されても良い。
1 電磁弁ユニット,1a 昇降装置用電磁弁ユニット,1b 窒素ブロー用電磁弁ユニット、
2 遠隔操作器,2a 昇降装置用遠隔操作器,2b 窒素ブロー用遠隔操作器、
3 操作ユニット、
4 電磁弁,4a 第1電磁弁,4b 第2電磁弁、
5 電磁弁制御部、
6 電磁弁ユニット送受信部、
7 遠隔操作器送受信部、
8 操作ユニット送受信部、
9 流体供給源,9a 炭酸ガスボンベ,9b 窒素ガスボンベ、
10 昇降装置、
11 流体吸入口、
12 流体供給口、
13 流体排出口、
14 電源接続用コンセント、
15 出力用コンセント、
16 第1発報部,16a 第1発報部,16b 第2発報部、
17 シリンダ、
18 電源供給手段、
19,19a,19b,19c,19d (遠隔操作器の)操作釦、
20 電磁弁ユニット本体、
21 第1配管、又は高圧冷媒配管、
22 第2配管、又は低圧冷媒配管、
23 アダプタ,23a 第1配管接続用アダプタ,23b 第2配管接続用アダプタ、
30 流体圧シリンダ式リフタ、
31 荷台、
32 基台、
33 流体圧シリンダ、
34 流体供給源、
35 ピストン、
36 昇降操作弁、
37 流体給排パイプ、
38 流体給排口、
39 流体供給パイプ、
40 無線通信。

Claims (7)

  1. 流体吸入口からの流体の吸入と、流体供給口からの流体の供給とを制御する第1の電磁弁と、
    流体排出口からの流体の排出を制御する第2の電磁弁と、
    遠隔操作器からの指令により第1電磁弁及び第2電磁弁を動作させる電磁弁制御部と、
    遠隔操作器の送受信部と無線で交信し、電磁弁ユニット本体と有線で接続される操作ユニットと、を備え、
    操作ユニットは、電源接続用のコンセントと、出力用のコンセントとを有することを特徴とする電磁弁ユニット。
  2. 請求項1に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器からの操作により第1の電磁弁を開き、流体吸入口から炭酸ガスを吸入し、流体供給口から昇降装置に炭酸ガスを供給して昇降装置を上昇させ、遠隔操作器からの操作により第2の電磁弁を開き、流体排出口から炭酸ガスを排出して昇降装置を下降させることを特徴とする電磁弁ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器による第1の電磁弁の開閉に連動して第1の通知音を発する第1の発報部と、遠隔操作器による第2の電磁弁の開閉に連動して第2の通知音を発する第2の発報部と、を備えることを特徴とする電磁弁ユニット。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器には、4個の釦が設けられ、第1の釦は、一旦押すと昇降装置が上昇し続け、第2の釦は、一旦押すと昇降装置が下降し続け、第3の釦は、押している間は昇降装置が上昇するが離すと停止し、第4の釦は、押すと昇降装置が停止することを特徴とする電磁弁ユニット。
  5. 請求項に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器による操作で第1の電磁弁を開くと流体吸入口から流体を吸入し、流体供給口から第1の配管に流体が供給され、遠隔操作器による操作で第2の電磁弁を開くと流体排出口からの第2の配管に流体が排出されることを特徴とする電磁弁ユニット。
  6. 請求項に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器には、4個の釦が設けられ、第1の釦は、第1の配管への流体の供給をONにする釦であり、第2の釦は、第1の配管への流体の供給をOFFにする釦であり、第3の釦は、第2の配管への流体の供給をONにする釦であり、第4の釦は、第2の配管への流体の供給をOFFにする釦であることを特徴とする電磁弁ユニット。
  7. 請求項5又は6に記載の電磁弁ユニットであって、遠隔操作器による操作で流体吸入口から窒素ガスが吸入され、流体供給口から高圧又は低圧の冷媒配管の一方に窒素ガスが供給され、遠隔操作器による操作で流体排出口から高圧又は低圧の冷媒配管の他方に窒素ガスが排出されることを特徴とする電磁弁ユニット。


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