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JP6006997B2 - 動物用訓練装置 - Google Patents
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Description

本発明は、動物用訓練装置に関し、詳細には、動物の起立訓練や歩行訓練に好適な装置に関する。
近年、ペットとして飼われる犬や猫等の動物は、医療の高度化や飼育環境の向上等によって長寿命化している。一方で、この長寿命化に伴い、起立したり歩行したりできなくなる動物(ペット)が増加している。このため、従来、動物の起立訓練や歩行訓練を行うための訓練装置が開発されている。例えば、特許文献1には、ペットの足に加わる荷重を軽減させながら歩行運動を行うことができるペット用歩行機能回復装置が開示されている。
特開2010−17090号公報
特許文献1に開示されるペット用歩行機能回復装置では、回転アームに吊り下げられたワイヤーによって懸架されたペットは、マスト部(基台に回転可能に設けられると共に回転アームに連結される)を中心として回転しながら歩行訓練を行うことになる。このような装置では、例えば、ペット(例えば犬等)が自由な方向に歩いて迷走する可能性があり、安全に歩行訓練を行い難い等の問題があった。
このような点等を考慮して、本出願人は、例えば、動物を迷走させずに歩行訓練できる動物用訓練装置の開発を行っている。このような装置の開発の中で、例えば、動物の訓練を行う補助者(例えば獣医師やセラピスト等の装置の使用者)にとっても使い勝手が良い装置であることが求められた。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、使用者にとって使い勝手が良く、動物の起立訓練や歩行訓練に好適な動物用訓練装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の動物用訓練装置は、フレーム部と、前記フレーム部に取り付けられて、動物にかかる荷重を軽減可能な免荷機構と、動物を載せる載置部と、前記載置部の前記フレーム部に対する角度が可変となるように、前記載置部を前記フレーム部に取り付ける載置部取付機構と、を備える構成(第1の構成)になっている。
本構成では、フレーム部に取り付けられた載置部に動物を載せて、動物にかかる荷重を軽減しながら起立訓練等を行うことが可能である。このために、本構成によれば、例えば動物の診察を行う獣医師やセラピスト等が無理な姿勢を強いられる可能性を低減可能である。また、本構成では、載置部が角度を変更可能になっているために、例えば動物の起立訓練の手法の幅が広げられる。
上記第1の構成の動物用訓練装置において、前記載置部取付機構は、前記載置部に設けられるとともに、前記フレーム部に対して着脱可能である構成(第2の構成)が好ましい。本構成によれば、例えば動物の訓練内容や動物のサイズ等によって、載置部をフレーム部に取り付けたり、フレーム部から取り外したりできるので便利である。
上記第1又は第2の構成の動物用訓練装置において、前記載置部取付機構は、前記フレーム部に対する前記載置部の高さ位置を調整可能に設けられている構成(第3の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、動物のサイズに違いに対応し易く便利である。
上記第1から第3のいずれかの構成の動物用訓練装置において、前記載置部取付機構は、前記フレーム部に対して相対回転不能に取り付けられて、前記載置部を支持する支持部と、前記載置部に固定されるとともに、前記支持部に対して相対回転可能に取り付けられる第1の部材と、前記第1の部材から離間配置されて前記載置部に固定されるとともに、前記支持部に対して相対回転可能に取り付けられる第2の部材と、前記第2の部材と係合して、前記載置部の傾斜角を調整可能とする調整部材と、を備える構成(第4の構成)であってよい。本構成によれば、載置部をフレーム部にしっかり固定できるとともに、載置部の角度を簡単に所望の角度に切り替えられる構成を得やすい。
上記第4の構成の動物用訓練装置において、前記調整部材には、互いに異なる機能を有する第1の調整部材と第2の調整部材とが含まれる構成(第5の構成)が採用されてよい。本構成によれば、載置部の角度の切り替え作業が行い易く、載置部を所望の角度でしっかり固定できる構成を得やすい。
上記第1から第5のいずれかの構成の動物用訓練装置において、前記フレーム部は、一対の支柱部と、前記一対の支柱部の上部を連結する梁部と、前記一対の支柱部の下部に設けられる車輪と、を備える構成(第6の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、動物にかかる荷重を軽減しながら歩行訓練を行うにあたって、動物が迷走する事態の発生を抑制し易い。
本発明によれば、使用者にとって使い勝手が良く、動物の起立訓練や歩行訓練に好適な動物用訓練装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る動物用訓練装置の外観構成を示す概略斜視図 図1に示す動物用訓練装置において、テーブルが水平状態から傾いた状態へと変化した場合の構成を示す図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置が備えるテーブル取付機構及びその周辺を拡大して示した拡大斜視図であり、テーブルが水平状態である場合の図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置が備えるテーブル取付機構及びその周辺を拡大して示した拡大斜視図であり、テーブルが水平状態から傾いている場合の図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置が備える門形フレームの、テーブル取付機構が取り付けられる位置周辺を拡大して示した拡大斜視図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置を正面から見た図で、テーブルに動物を載せて使用する場合の使用例を説明するための図 本発明の実施形態に係る動物用訓練装置を正面から見た図で、テーブルが外された状態での使用例を説明するための図
以下、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置の対象となる動物は、例えば犬、猫、うさぎ等が挙げられるが、それらに限られる趣旨ではない。本発明の実施形態に係る動物用訓練装置は、種々の動物に対して広く適用可能である。また、下記の内容から明らかになるように、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置は、小型の動物から大型の動物まで幅広いサイズに適用可能である。
<動物用訓練装置の概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1の外観構成を示す概略斜視図である。図1に示すように、動物用訓練装置1は門形フレーム10を備える。この門形フレーム10は、本発明のフレーム部の一例である。門形フレーム10は、詳細には、一対の支柱部11、11と、該一対の支柱部11、11の上端を連結する梁部12と、を備える。各支柱部11の下端には、前後方向(矢印X方向)に延びる略棒状の基台部11aが形成されている。各基台部11aの下側には車輪13が2つ付けられており、これらの車輪13によって門形フレーム10は移動可能となっている。
この門形フレーム10には、動物にかかる荷重を軽減可能とする免荷機構20が取り付けられている。この免荷機構20は、本発明の免荷機構の一例であり、その構成は、以下に述べる構成に限定されず、適宜変更してよい。免荷機構20は、ワイヤー21と、門形フレーム10の内部に設けられる不図示の複数のローラーと、昇降可能に設けられる移動プーリー22と、免荷量調整秤23と、ショックアブソーバー24と、操作ハンドル25と、を備えている。
ワイヤー21の一端側は、門形フレーム10の梁部12の中央近傍から下側に向けて垂れ下がり、その先端には連結金具21aが取り付けられている。ワイヤー21は、この一端側から門形フレーム10の内部へと延びて、門形フレーム10内部で不図示の複数のローラーに巻回されて、一対の支柱部11、11のうちの、一方の支柱部11内を下方に延びている。一方の支柱部11内を下方に延びるワイヤー21は、移動プーリー22に巻回されて、支柱部11の外側を上側に向けて延びている。支柱部11の外側を上側に向けて延びるワイヤー21は、支柱部11の上部に取り付けられた免荷量調整秤23へと接続されている。
なお、移動プーリー22は、支柱部11の高さ方向に延びるように設けられる昇降溝11bに沿って昇降可能に設けられている。移動プーリー22は、操作ハンドル25の操作(回転)によって昇降可能に設けられる可動部(不図示)に支持されており、操作ハンドル25のハンドル操作によって可動部と一体になって昇降溝11bに沿って上下動する。移動プーリー22の上下動によって、ワイヤー21の連結金具21aが設けられる側の端部(一端部)が上下し、ワイヤー21の一端部側に保持される動物にかかる荷重の軽減量(免荷量)の調整が可能になる。免荷量調整秤23は、免荷量を外部に表示可能になっているので、使用者は操作ハンドル25の操作によって目的の免荷量に調整することが可能である。なお、ショックアブソーバー24は、免荷量の調整の際にワイヤー21に大きな荷重がかかった場合でも、衝撃が緩和されるように設けられている。
門形フレーム10には、動物を載せるテーブル50(本発明の載置部の一例)が取り付けられている。テーブル50の門形フレーム10への取り付けは、詳細は後述するテーブル取付機構60(本発明の載置部取付機構の一例)によって実現されている。図1と図2との比較から理解されるように、テーブル取付機構60は、テーブル50の門形フレーム10に対する角度が可変となるように、テーブル50を門形フレーム10に取り付ける。なお、図2は、図1に示す動物用訓練装置1において、テーブル50が水平状態から傾いた状態(25°傾いた状態)へと変化した場合の構成を示す図である。
テーブル50は、例えば起立訓練等の訓練を要する動物を高い位置に載置して、獣医師やセラピストによる診察が容易となることを狙って設けられている。テーブル50は、主に小型の動物に好適に使用されるものであり、例えば大型の動物に対して当該訓練装置1を使用する場合等、その必要が無い場合には取り外せるようになっている。
<テーブル取付機構の詳細>
次に、本実施形態のテーブル取付機構60について、主に図3〜図5を参照しながら詳細に説明する。図3は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1が備えるテーブル取付機構60及びその周辺を拡大して示した拡大斜視図であり、テーブル50が水平状態である場合の図である。図4は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1が備えるテーブル取付機構60及びその周辺を拡大して示した拡大斜視図であり、テーブル50が水平状態から傾いている場合の図である。図5は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1が備える門形フレーム10の、テーブル取付機構60が取り付けられる位置周辺を拡大して示した拡大斜視図である。
図3及び図4に示されるように、テーブル取付機構60は、テーブル50の下側に、テーブル50と一体となるように設けられる。テーブル取付機構60は、その両端部がそれぞれ、門形フレーム10の支柱部11に固定される支持台61(本発明の支持部の一例)を備える。支持台61は、上面視略T字状のT字部61a、61aを棒状の2本の連結部61b、61bで連結した構造となっており、対称線を挟んで左右(図1の矢印Y方向が左右方向に対応する)の形状は対称(線対称)な関係となっている。支持台61の各両端部には、フック部61cが設けられている。
図5(図1も参照)に示すように、支柱部11の一側面(図1において後面)には、一対の水平断面略コの字状の留め具11c、11cが2組固定されている。一対の留め具11c、11cが支柱部11に設けられる高さ位置は、同じとされている。一対の留め具11c、11cが高さ方向に離間して2組設けられているのは、門形フレーム10に取り付けるテーブル50の高さ位置を変えられるようにするためである。なお、一対の留め具11c、11cの数は、2組に限られる趣旨ではない。その数は、1組、或いは、3組以上であっても構わない。ただし、テーブル50の高さ位置を可変とできるように、一対の留め具11c、11cの数は複数であるのが好ましい。
支持台61に設けられる各フック部61cが、対をなす留め具11c、11cのそれぞれに引っ掛けられるとともに、支持台61の両端部及び各留め具11cがネジ62でネジ止めされることで、テーブル取付機構60は門形フレーム10に固定される。なお、この構造から明らかなように、テーブル50及びテーブル取付機構60は、門形フレーム10に対して着脱可能となっている。
図4に示されるように、テーブル取付機構60は、テーブル50の下面の略中央部に固着される平面視略コの字形状の第1の部材63を備える。第1の部材63は、2つの連結部61b、61b(支持台61が備える)の一方側(図1において前方側、図4において後側が該当する)に設けられる一対の係合突起61d、61dに、一対の軸ピンP、Pを中心として相対回転できるように取り付けられている。なお、第1の部材63は、本発明の第1の部材の一例である。
また、図4に示されるように、テーブル取付機構60は、テーブル50の下面の前後方向(図1におけるX方向が該当)の一端寄りに固着される平面視略コの字形状の第2の部材64を備える。なお、この第2の部材64は、第1の部材63よりも大きい。また、テーブル50に固着される部分64aから突出する2つの部分64b、64bは、正確にはまっすぐではなく、僅かに折れ曲がっており、円弧状に近い形状になっている。これら2つの円弧状部64b、64bのうちの一方には、平面視略円形状の係合穴64cが所定の間隔で複数設けられている。また、2つの円弧状部64b、64bのうちの他方には、平面視略円弧状の長穴64dが1つ設けられている。
図3及び図4に示されるように、テーブル取付機構60は、第2の部材64と係合する2種類の調整部材65、66を備える。第1の調整部材65(本発明の第1の調整部材の一例)は、2つのT字部61a、61aのうちの一方側に固定配置される。第1の調整部材65は、その先端側に突出量が可変に設けられる係合凸部(不図示)を有する。この係合凸部は、T字部61aの壁面からも突出可能に設けられており、円弧状部64bの係合穴64cが重なる位置に配置されると、係合穴64cに嵌合できる。第1の調整部材65は、例えばインデックスプランジャーとできる。また、係合穴64cに代えて、係合凹部が採用されてもよい。
第2の調整部材66(本発明の第2の調整部材の一例)は、2つのT字部61a、61aのうちの他方側に配置される。第2の調整部材66は、持ち手及び押圧部として機能する頭部66aと、頭部66aから突出しネジがきられた部分を有する軸部66bと、を備える。第2の調整部材66は、その軸部66bが円弧状部64bに設けられる長穴64dを貫通した状態でT字部61aに設けられるネジ穴(不図示)に螺合可能となっている。すなわち、第2の調整部材66の頭部66aとT字部61aの壁面とで、円弧状部64b(第2の部材64)の固定を行える。
第1の調整部材65の係合凸部が円弧状部64bの係合穴64cに嵌合しておらず、更に、第2の調整部材66の軸部66bがT字部61aにネジ止めされていない場合には、第2の部材64は、支持台61に対して相対回転できる。すなわち、第2の部材64は、本発明の第2の部材の一例である。別の言い方をすると、第1の調整部材65と第2の調整部材66とが上記の状態にある場合には、テーブル50は一対の軸ピンP、Pを中心として回転でき、テーブル30の角度を変更できる。
ここで、テーブル取付機構60の理解を深めるために、使用者(例えばセラピスト等)が、テーブル50を、水平に固定された状態(図1や図3の状態)から傾いた状態(図2や図4に示す状態)へと変更する場合の操作例について説明する。
まず、使用者は、第2の調整部材66の軸部66bがT字部61aにネジ止めされていない状態とする。そして、使用者は、第1の調整部材65の係合凸部が係合穴64cから抜けた状態とする。この際、使用者は、片方の手でテーブル50を支えつつ、もう片方の手で第1の調整部材65の操作を行う。2つの調整部材65、66が上述のような状態にされると、使用者は、テーブル50を支える片方の手で、テーブル50に回転方向の力を加えてテーブル50を回転できる。本実施形態においては、円弧状部64bに設けられる係合穴64cが複数あるので、使用者は、その中からテーブル50が好みの角度となるように、第1の調整部材65と係合する係合穴64cを決定する。この後、使用者は、先の決定に従って、第1の調整部材65の係合凸部と係合穴64cとを係合させ、第2の調整部材66のネジ止めを行う。第1の調整部材65が第2の部材64と係合した時点で、テーブル50の回転は規制されるので、使用者はテーブル50を支えていた手を離して、第2の調整部材66の操作を行える。これにより、使用者は、テーブル50を水平状態から傾いた状態にできる。
なお、本実施形態では、テーブル50の角度調整を可能とする機構を構築するにあたって、2種類の調整部材65、66を利用する構成としている。しかし、この構成は例示にすぎず、1種類の調整部材のみ(例えば、第1の調整部材65のみ、又は、第2の調整部材66のみ)を用いて、テーブル50の角度調整を可能とする機構を構築しても構わない。ただし、本実施形態のように構成した方が、作業性を良くできるとともに、テーブル50の固定状態が意図せず解除されてしまうといった不測の事態の発生が起こり難くできる、という利点がある。
<動物用訓練装置の使用例>
次に、以上のように構成される動物用訓練装置1の使用例について説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る動物用訓練装置1を正面から見た図で、テーブル50に動物Aを載せて使用する場合の使用例を説明するための図である。テーブル50に載せられる動物Aには、動物Aの不要な負荷がかからないようにハーネス30が装着される。ハーネス30には、複数の連結金具(不図示)が付いている。これらの連結金具のそれぞれは、ワイヤー21の連結金具21aに装着された支持バー40が備える連結バンド41(複数ある)と連結される。
この状態で、操作ハンドル25を操作(回転)して移動プーリー22を昇降させると、支持バー40が上下動し、動物Aにかかる荷重を増減できる。移動プーリー22が上昇すると、支持バー40が降下して免荷量が減少する。また、移動プーリー22が下降すると、支持バー40が上昇して免荷量が増大する。免荷量調整秤23によって測定される免荷量を見ながら、使用者は、操作ハンドル25を操作して免荷量を調整できる。すなわち、免荷量の調整によって、動物Aに対する負担を適宜決定しながら、例えば、足の弱った動物Aの起立訓練を行える。
本実施形態の動物用訓練装置1では、上述のような訓練を門形フレーム10に取り付けたテーブル50の上で行える。特に、小型の動物では、このようなテーブル50が無いと、獣医師やセラピスト等は無理な姿勢で動物を診察する必要が生じる場合があるが、本実施形態の動物用訓練装置1では、そのような事態が生じ難い。また、上述した構成のテーブル取付機構60の存在によって、テーブル50は傾きを変えられる。このため、獣医師等の診察が容易となることが期待できる。更には、テーブル50の角度の調整によって、例えば、動物Aの前足と後足とのうち、いずれか一方の訓練を重点的に行うといったこともできる。
また、上述のように、テーブル50の高さ位置は可変である。このために、動物Aのサイズに合わせて、テーブル50の高さ位置を変更することができる。すなわち、本実施形態の動物用訓練装置1は、動物Aのサイズの違いに対応し易い。
また、本実施形態の動物用訓練装置1では、図7に示すように、テーブル50を取り外して使用することができる。この場合、動物Aは、床Fに配置される。なお、この場合には、必要に応じて、ワイヤー21の連結金具21aと、支持バー40との間に中間ワイヤー26が配置されてよい。
図7に示す状態では、動物Aにかかる荷重を軽減しつつ、車輪13を用いて門形フレーム10を動かすことによって動物Aの歩行訓練を行うことができる。動物Aの歩行に連動して、セラピスト等の使用者が門形フレーム10を同一方向に移動させることで、動物Aは、門形フレーム10の一対の支柱部11をガイドにして(換言すると、迷走することを抑制して)歩行することができる。
また、門形フレーム10の各支柱部11に横移動矯正バー27を取り付けて、この横移動矯正バー27とハーネス30とを連結バンド27aで連結してもよい(図7参照)。動物Aの歩行に連動して、セラピスト等の使用者が門形フレーム10を同一方向に移動させる際、動物Aが歩行時に身体の方向を変えたり、身体を捻る等したりして訓練に悪影響を与えるおそれがある。この点、門形フレーム10の各支柱部11に取り付けられた横移動矯正バー27とハーネス30とが連結バンド27aで連結されている場合、動物Aの身体の方向や姿勢を規制することができて、効果的に訓練することが期待できる。この横移動矯正バー27は、利用されなくてもよい。また、図6に示すようにテーブル50上で動物Aを起立させる場合にも、この横移動矯正バー27は使用されても構わない。
<その他>
以上に示した実施形態は本発明の例示であり、本発明の適用範囲は、以上に示した実施形態の構成に限定されるものではない。以上に示した実施形態は、本発明の技術思想の範囲で適宜変更可能である。
例えば、以上に示した実施形態では、テーブル50の高さ位置を変更する場合に、テーブル50を門形フレーム10から一旦外す必要がある。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、例えば、テーブル取付機構60、及び/又は、支柱部11の構成を変更して、テーブル50を上下方向にスライド移動させながら、その高さ位置を変更できる構成が採用されても勿論よい。
また、以上に示した実施形態におけるテーブル50の代わりに、載置面が電動で動く(いわゆるトレッドミルとしての機能を持つ)載置台が門形フレーム10に取り付けられるようにしてもよい。
1 動物用訓練装置
10 門形フレーム(フレーム部)
11 支柱部
12 梁部
13 車輪
20 免荷機構
50 テーブル(載置部)
60 テーブル取付機構(載置部取付機構)
61 支持台(支持部)
63 第1の部材
64 第2の部材
65 第1の調整部材
66 第2の調整部材

Claims (5)

  1. フレーム部と、
    前記フレーム部に取り付けられて、動物にかかる荷重を軽減可能な免荷機構と、
    動物を載せる載置部と、
    前記載置部の前記フレーム部に対する角度が可変となるように、前記載置部を前記フレーム部に取り付ける載置部取付機構と、
    を備え
    前記載置部取付機構は、前記載置部に設けられるとともに、前記フレーム部に対して着脱可能であることを特徴とする動物用訓練装置。
  2. 前記載置部取付機構は、前記フレーム部に対する前記載置部の高さ位置を調整可能に設けられていることを特徴とする請求項に記載の動物用訓練装置。
  3. 前記載置部取付機構は、
    前記フレーム部に対して相対回転不能に取り付けられて、前記載置部を支持する支持部と、
    前記載置部に固定されるとともに、前記支持部に対して相対回転可能に取り付けられる第1の部材と、
    前記第1の部材から離間配置されて前記載置部に固定されるとともに、前記支持部に対して相対回転可能に取り付けられる第2の部材と、
    前記第2の部材と係合して、前記載置部の傾斜角を調整可能とする調整部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の動物用訓練装置。
  4. 前記調整部材には、第1の調整部材と第2の調整部材との2種類が含まれ
    前記第1の調整部材は、突出量が可変に設けられて前記第2の部材と係合する係合凸部を有し、
    前記第2の調整部材は、ネジが切られた部分を有して前記第2の部材と係合する軸部を有することを特徴とする請求項に記載の動物用訓練装置。
  5. 前記フレーム部は、
    一対の支柱部と、
    前記一対の支柱部の上部を連結する梁部と、
    前記一対の支柱部の下部に設けられる車輪と、
    を備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の動物用訓練装置。
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