JP6057280B2 - 吸収体及びこれを用いた吸収性物品 - Google Patents
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Description
前記上層吸収体と下層吸収体との積層状態で、前記上層吸収体の周縁部に前記上層吸収体及び下層吸収体に跨るように配設される跨設エンボスが付与され、
前記跨設エンボスは、前記上層吸収体の両側部においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数の線状エンボスからなる両側の跨設エンボスが配設されるとともに、前記上層吸収体の前後部においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿って複数の線状エンボスからなる前後の跨設エンボスが配設され、
前記下層吸収体には、前記上層吸収体及び跨設エンボスと重ならない領域に周辺エンボスが付与され、
前記周辺エンボスは、前記上層吸収体より両側の領域においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿うとともに、前記両側の跨設エンボスが配設される長手方向長さ以上の範囲に、複数の連続線状エンボスからなる両側の周辺エンボスのみが配設されるとともに、前記上層吸収体より前後の領域においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数の連続線状エンボスからなる前後の周辺エンボスが配設され、前記両側の周辺エンボスの間隔は前記前後の周辺エンボスの間隔より狭く配置されていることを特徴とする吸収体が提供される。
前記周辺エンボスは、前記上層吸収体より両側の領域においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿うとともに、前記両側の跨設エンボスが配設される長手方向長さ以上の範囲に、複数の連続線状エンボスからなる両側の周辺エンボスのみが配設されるとともに、前記上層吸収体より前後の領域においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数の連続線状エンボスからなる前後の周辺エンボスが配設され、前記両側の周辺エンボスの間隔は前記前後の周辺エンボスの間隔より狭く配置されている。
本発明に係る生理用ナプキン1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、表面両側部にそれぞれ長手方向に沿って配設されたサイド不織布7,7とから構成されている。前記吸収体4の周囲において、そのナプキン長手方向の前後端縁部では、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4の端縁よりも側方に延出している前記不透液性裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、外周に吸収体4の存在しない外周フラップ部が形成されている。
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次に、前記吸収体4に施されるエンボスについて、図3に基づいて詳細に説明する。まず第1のエンボスとしては、前記上層吸収体4Bと下層吸収体4Aとの積層状態で、前記上層吸収体4Bの周縁部に上層吸収体4B及び下層吸収体4Aに跨るように配設される、すなわち上層吸収体4Bの表面から下層吸収体4Aの表面にかけて連続的に形成される跨設エンボス10、10…が付与されている。前記跨設エンボス10、10…は、上層吸収体4Bの両側部においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数配設される線状エンボスからなる両側の跨設エンボス10a、10a…と、上層吸収体4Bの前後部においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿って複数配設される線状エンボスからなる前後の跨設エンボス10b、10b…とから構成されている。
(1)上記形態例では、跨設エンボス10及び周辺エンボス11を設けていたが、少なくとも跨設エンボス10を設ければ、周辺エンボス11を省略することも可能である。
(2)図7に示されるように、下層吸収体4Aの後側部分には、幅方向中央部を長手方向に沿って肌側に隆起させるように折り曲げやすくして臀部溝にフィットしやすくするため、幅方向中央部に長手方向に沿って臀部溝用エンボス12を形成することができる。なお、この臀部溝用エンボス12部分において、後側の周辺エンボス11b、11b…が左右に分断されている。
Claims (8)
- 下層吸収体と、この下層吸収体の略中央部の肌面側に積層された上層吸収体とからなる吸収体において、
前記上層吸収体と下層吸収体との積層状態で、前記上層吸収体の周縁部に前記上層吸収体及び下層吸収体に跨るように配設される跨設エンボスが付与され、
前記跨設エンボスは、前記上層吸収体の両側部においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数の線状エンボスからなる両側の跨設エンボスが配設されるとともに、前記上層吸収体の前後部においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿って複数の線状エンボスからなる前後の跨設エンボスが配設され、
前記下層吸収体には、前記上層吸収体及び跨設エンボスと重ならない領域に周辺エンボスが付与され、
前記周辺エンボスは、前記上層吸収体より両側の領域においてそれぞれ幅方向に間隔をあけて略長手方向に沿うとともに、前記両側の跨設エンボスが配設される長手方向長さ以上の範囲に、複数の連続線状エンボスからなる両側の周辺エンボスのみが配設されるとともに、前記上層吸収体より前後の領域においてそれぞれ長手方向に間隔をあけて略幅方向に沿って複数の連続線状エンボスからなる前後の周辺エンボスが配設され、前記両側の周辺エンボスの間隔は前記前後の周辺エンボスの間隔より狭く配置されていることを特徴とする吸収体。 - 前記跨設エンボスは、前記上層吸収体の縁部において外側に向かうに従って徐々に高さが低くなるように形成されている請求項1記載の吸収体。
- 前記跨設エンボスは、前記上層吸収体の両側部及び前後部に対してそれぞれ、エンボス付与率が10〜75%の割合で付与されている請求項1、2いずれかに記載の吸収体。
- 前記上層吸収体の両側部に設けられる前記両側の跨設エンボスはそれぞれ、隣接するエンボス同士が前側及び後側に交互に傾斜して設けられている請求項1〜3いずれかに記載の吸収体。
- 前記上層吸収体より両側の領域に設けられる前記両側の周辺エンボスはそれぞれ、吸収体の幅方向に凹凸を繰り返す波状に形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収体。
- 前記上層吸収体の前後部に配設される前記前後の跨設エンボスはそれぞれ、前記上層吸収体の両側部に配設される前記両側の跨設エンボスより、前記下層吸収体側に延在する長さが長く形成されている請求項1〜5いずれかに記載の吸収体。
- 前記上層吸収体より前後の領域に配設される前記前後の周辺エンボスはそれぞれ、前記吸収体の中央寄りに中心を有する略円弧状に形成され、半径方向に間隔をあけて同心円状に複数設けられている請求項1〜6いずれかに記載の吸収体。
- 透液性表面シートと裏面シートとの間に、上記請求項1〜7いずれかに記載の吸収体が介在された吸収性物品。
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