JP6065026B2 - 通信システム、割当装置、及び割当方法 - Google Patents
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Description
本発明は、スケジューリングの対象となる移動局を選択する通信システム、割当装置及び割当方法に関する。
移動通信システムにおいては、通常、基地局が移動局の無線リソースを割り当てる割当装置として機能する。移動通信システムの方式の1つとして、LTE(Long Term Evolution)システムが挙げられる。LTEシステムにおいては、スケジューリングと呼ばれる処理により、複数の移動局に対して、1msのサブフレーム毎に無線リソースを割り当てる。
このスケジューリングの処理に関する技術が、例えば非特許文献1、特許文献1及び2に記載されている。
非特許文献1における基地局は、移動局から通知されるデータの滞留量に基づいて、該移動局のスケジューリングを実施する。
特許文献1及び2における基地局は、移動局に対する下りの割当情報に基づいて、スケジューリングの対象とする移動局の優先順位を決定する。
3GPP TS 36.321, " Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA) Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 9)", v. 9.3.0. (2010.06)
ところで、移動局は、上りのスケジューリングによって上りの無線リソースが割り当てられなければ、基地局に対するデータの滞留量の通知を行うことができない。そのため、非特許文献1においては、移動局に設定されたデータの滞留量の通知の周期が長い場合や、上りのスケジューリングが長い間行われないなどの理由により、移動局によるデータの滞留量の報告がしばらくの間行われない場合が生じる。
また、特許文献1及び特許文献2においても、下りの割当情報を監視しているものの、移動局によるデータの滞留量の報告が長い間行われない場合については、何ら考慮していない。
このため、非特許文献1及び特許文献1、2においては、基地局が、移動局において発生しているデータの滞留量を把握できない場合がある。そのため、基地局が、上りのスケジューリングが必要な移動局を適切に選択できないという問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みて、上りのスケジューリングが必要な移動局を適切に選択することが可能な割当装置を提供することを目的とする。
本実施形態における割当装置は、複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、選択部は、複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、対象移動局を選択する。
本実施形態における通信システムは、複数の移動局と、割当装置と、を備え、割当装置は、複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、選択手段は、複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、対象移動局を選択する。
本実施形態における移動局は、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、割当装置が上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局として選択される。
本実施形態における割当方法は、複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択し、複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、対象移動局を選択する。
本発明により、上りのスケジューリングが必要な移動局を適切に選択することが可能となる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。しかしながら、係る形態は本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態における通信システムについて、図1を用いて説明する。
本発明の第1の実施形態における通信システムについて、図1を用いて説明する。
本実施形態における通信システム10は、複数の移動局111〜11M(Mは正の整数)と、割当装置12と、を備える。割当装置12は、選択部13を有する。選択部13は、移動局111〜11Mの中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する。ここで、選択部13は、移動局111〜11Mのうち少なくとも1つの移動局に対する、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、対象移動局を選択する。なお、上りのスケジューリングとは、上りリンクの無線リソースの割当を意味する。より具体的には、周波数軸と時間軸とで構成される上り無線リソースのリソースブロック(RB:Resource Block)を、移動局毎に割り当てることを意味する。リソースブロックとは、周波数帯域の単位の一つである。なお、LTEでは、1つのリソースブロックは、周波数軸方向において12のサブキャリアで構成される。
次に、本実施形態の通信システム10の動作について、図2を用いて説明する。本実施形態の通信システム10における割当装置12は、移動局111〜11Mそれぞれに対して、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間を検出する(ステップS1)。そして、選択部13は、ステップS1で検出した経過時間に基づいて、上りのスケジューリングを実施する対象となる対象移動局を選択する(ステップS2)。例えば、選択部13は、ステップS1で検出した経過時間が長い移動局を優先して、対象移動局として選択することとしても良い。あるいは、選択部13は、ステップS1で検出した経過時間が所定の時間以上である移動局を、対象移動局として選択することとしても良い。
なお、割当装置12は、所定の周期で、ステップS1及びステップS2を実施することとしても良い。
以上のように、本実施形態の通信システム10においては、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、上りのスケジューリングの対象となる移動局を選択している。ここで、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間が長いということは、移動局において、割当装置が把握していない送信データの滞留が発生している可能性が高いということになる。すなわち、該経過時間に基づいて対象移動局を選択することで、データの滞留が発生している可能性の高い移動局を、対象移動局とすることができる。そのため、本実施形態においては、上りのスケジューリングが必要な移動局を適切に選択することが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態における通信システム20について、図3を用いて説明する。なお、本実施形態においては、基地局が、移動局のスケジューリングを行う割当装置として機能する場合について述べる。
次に、本発明の第2の実施形態における通信システム20について、図3を用いて説明する。なお、本実施形態においては、基地局が、移動局のスケジューリングを行う割当装置として機能する場合について述べる。
本実施形態における通信システム20は、複数の移動局211〜21M(Mは正の整数)と、基地局23と、を備える。複数の移動局211〜21Mはそれぞれ、通知部221〜22Mを有する。通知部221〜22Mは、移動局211〜21Mにおける上りデータ滞留量を、基地局23に通知する。なお、通知部221〜22Mは、自身が上りデータ滞留量の通知を前回実施してから所定の時間(以下、時間Aとする)が経過した後に、上りのスケジューリングがなされると、上りデータ滞留量の通知を実施する。
基地局23は、アンテナ部24と、受信部25と、受信品質測定部27と、制御情報受信部28と、データ受信部29と、スケジューリング部30と、移動局管理部31と、送信データ処理部32と、下り送信データ生成部33と、送信部34と、を有する。
受信部25は、移動局211〜21Mそれぞれに対応するM個の受信信号処理部261〜26Mを備える。受信信号処理部261〜26Mは、アンテナ部24が受信した移動局からの上り信号を、移動局毎の受信信号に分離し、それぞれベースバンド信号に変換する。そして、受信信号処理部261〜26Mは、該ベースバンド信号を、受信品質測定部27、制御情報受信部28及びデータ受信部29へそれぞれ出力する。
受信品質測定部27は、入力された受信信号に基づいて、移動局毎の上り受信信号品質を測定し、測定結果を移動局管理部31に出力する。
制御情報受信部28は、入力された受信信号から、移動局から通知された下り受信信号品質、QoS(Quality of Service)、上りのデータ送信を要求する上り送信要求、移動局の上りデータ滞留量の情報を抽出し、移動局管理部31に出力する。
データ受信部29は、移動局からの上りのデータパケットを受信する。
移動局管理部31は、受信品質測定部27、制御情報受信部28、送信データ処理部32及びスケジューリング部30から受信した移動局211〜21Mの情報を記録する。また、移動局管理部31は、スケジューリング部30が、過去にスケジューリングを行ったタイミングを記録する。また、移動局管理部31は、上り及び下りのスケジューリングに必要な情報を、スケジューリング部30に出力する。ここで、上りのスケジューリングに必要な情報とは、例えば、上り送信要求や移動局の上りデータ滞留量の情報、及び、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングの情報である。
スケジューリング部30は、各移動局の上り及び下りのスケジューリングを行う。スケジューリング部30は、上りまたは下りのスケジューリングを行う対象として選択した対象移動局を特定する情報を、データ受信部29、下り送信データ生成部33、送信部34に出力する。また、スケジューリング部30は、対象移動局に対する上りまたは下りのスケジューリングの結果、すなわち無線リソースの割当結果を、移動局管理部31に出力する。なお、スケジューリング部30の詳細な構成及び動作については、後述する。
送信データ処理部32は、移動局毎の下りの送信データの有無、及びQoSを移動局管理部31に出力する。また、下りの送信データが有る場合、送信データ処理部32は、該送信データを下り送信データ生成部33に出力する。
下り送信データ生成部33は、スケジューリング部30がスケジューリングを行った対象移動局の情報と、下り送信データ処理部32から受信した送信データとに基づいて、下りの送信データを作成し、送信部34に出力する。
送信部34は、スケジューリング部30が上りのスケジューリングを行った対象移動局に対して、上りの送信許可を通知するための上り送信許可信号と、下り送信データ生成部33が生成した、下りのデータ送信制御情報と下りの送信データとを、アンテナ部24を介して送信する。
次に、スケジューリング部30の構成について、図4を用いて説明する。スケジューリング部30は、上りのスケジューリングを行う上りスケジューリング部35と、下りのスケジューリングを行う下りスケジューリング部36とを、有する。また、上りのスケジューリング部35及び下りのスケジューリング部36はそれぞれ、選択部37、39と、実行部38、40を有する。選択部37は、移動局211〜21Mの中から、上りのスケジューリングを行う対象移動局を選択する。選択部39は、移動局211〜21Mの中から、下りのスケジューリングを行う対象移動局を選択する。実行部38は、選択部37が選択した対象移動局の上りのスケジューリングの実行、すなわち上りの無線リソースの割当を行う。実行部40は、選択部39が選択した対象移動局の下りのスケジューリングの実行、すなわち下りの無線リソースの割当を行う。
次に、スケジューリング部30による上りのスケジューリング方法の詳細について、図5を用いて述べる。
選択部37は、初めに、移動局管理部31から出力される情報に基づいて、移動局211〜21Mからの上り送信要求の有無を検出する(ステップS11)。更に、選択部37は、移動局管理部31から出力された上りデータ滞留量に基づいて、移動局211〜21Mにおける送信データの滞留の有無を検出する(ステップS12)。そして、選択部37は、ステップS11、S12の少なくともいずれか一方がYESとなる移動局を、上りのスケジューリングの対象となる対象移動局として選択する(ステップS14)。
更に、選択部37は、ステップS11、S12がいずれも当てはまらない移動局について、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間を検出する。本実施形態においては、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間が所定の時間A以上であるか否かを検出する(ステップS13)。そして、選択部37は、ステップS13においてYESとなる移動局を、上りのスケジューリングを実行する対象移動局として選択する(ステップS14)。
実行部38は、選択部37がステップS14で選択した対象移動局の上りのスケジューリングを実行する(ステップS15)。なお、実行部38は、ステップS14において選択した対象移動局のうち、ステップS12で検出した上りデータ滞留量が多い移動局を優先的に、上りのスケジューリングを実施することとしても良い。あるいは、実行部38は、ステップ13で検出した経過時間が長い移動局を優先的に、上りのスケジューリングを実施することとしても良い。あるいは、実行部38は、ステップS11、S12に基づいて選択された対象移動局についての上りのスケジューリングが完了した後に、ステップS13に基づいて選択された対象移動局の上りのスケジューリングを実行することとしても良い。以上のようにして、スケジューリング部30による上りのスケジューリングが完了する。
そして、スケジューリング部30は、ステップS14で選択した対象移動局を、送信部34に通知する。更にスケジューリング部30は、ステップS15で実行したスケジューリングの結果、すなわち、上りの無線リソースの割当結果を、移動局管理部31に送信する。
なお、上述したように、通知部221〜22Mは、上りデータ滞留量の通知を前回実施してから所定の時間Aが経過した後に、上りのスケジューリングがなされると、上りデータ滞留量の通知を実施する。ここで、通知部221〜22Mは、実行部38が上りのスケジューリングを実施することで、上りデータ滞留量の通知が可能となる。そのため、実行部38による上りのスケジューリングのタイミングと、通知部221〜22Mによる上りデータ滞留量の通知のタイミングは、連続的であり、ほぼ同じタイミングである。すなわち、ステップS13に基づいて選択された対象移動局は、上りデータ滞留量を前回通知してから所定の時間Aが経過している移動局ということになる。そのため、ステップS13に基づいて選択された対象移動局は、基地局23からの上り送信許可通知信号を受信すると、上りデータ滞留量を基地局23に通知する。
以上のように、本実施形態においては、基地局23は、移動局211〜21Mから通知された上りデータ滞留量だけでなく、上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、上りのスケジューリングを実施する対象移動局を選択している。そのため、データが滞留していることが分かっている移動局だけでなく、データが滞留している可能性の高い移動局について、上りのスケジューリングを実施することができる。
なお、ステップS13において閾値として用いられる所定の時間は、基地局23を適用するシステムでの無線リソースの負荷状況や、許容される遅延時間などにより適宜変更することとしても良い。無線リソースの負荷状況は時間帯(平日、休日、早朝、昼間、夜間など)によって異なる。そのため、データトラフィック量を監視する監視装置を設けることとしても良い。そして、監視装置による監視結果に基づいて、ステップS13において閾値として用いられる所定の時間を調整することとしても良い。
また、本実施形態においては、ステップS11、S12に基づいて対象移動局を選択した後に、ステップS13に基づいて対象移動局を選択することとしたが、これに限らない。すなわち、ステップS13に基づいて対象移動局を選択した後、ステップS11、S12に基づいて対象移動局を選択することとしても良い。
[第3の実施形態]
ところで、移動局のプロトコル層の一つであるRLC(Radio Link Control)層のモードが、ACK(ACKnowledgement)の送信を必要とするRLC−AM(Acknowledge Mode)であって、下りリンクでデータが送信される場合、移動局からのACK送信が必要となる。ここで、上りのスケジューリングが遅延することで移動局によるACKの送信が遅延すると、下りリンクのスループットが低下する恐れがある。
ところで、移動局のプロトコル層の一つであるRLC(Radio Link Control)層のモードが、ACK(ACKnowledgement)の送信を必要とするRLC−AM(Acknowledge Mode)であって、下りリンクでデータが送信される場合、移動局からのACK送信が必要となる。ここで、上りのスケジューリングが遅延することで移動局によるACKの送信が遅延すると、下りリンクのスループットが低下する恐れがある。
そこで、本発明の第3の実施形態においては、移動局の所定のプロトコル層のモードと下りリンクのデータ送信とを考慮して上りのスケジューリングを行う、通信システムについて記載する。
本実施形態における通信システムの構成は、第2の実施形態における通信システム20と同様の構成を有するが、移動局管理部31と、スケジューリング部30の動作が異なる。
本実施形態における移動局管理部31は、第2の実施形態における移動局管理部31が記録していた情報に加えて、基地局23で滞留している下りの送信データ量(以下、下りデータ滞留量とする)の情報、及び、所定のプロトコル層のモード情報を記録する。ここで、下りデータ滞留量があるということは、近いタイミングで下りリンクでのデータ送信が発生する可能性が高いことを示す。そのため、下りデータ滞留量を監視することで、下りリンクのデータ通信が行われることを予測することができる。なお、本実施形態においては、所定のプロトコル層をRLC層とする。RLC層のモードには、ACKの送信が必要なRLC−AMと、ACKの送信が不要なRLC−UM(Unacknowledge Mode)がある。そして、移動局管理部31は、スケジューリング部30に対して、スケジューリングに必要な情報を出力する。本実施形態においてスケジューリングに必要な情報とは、第2の実施形態において必要であった上りデータ送信要求や移動局の上りデータ滞留量の情報、及び、上りのスケジューリングを前回行ったタイミングの情報に加えて、下りデータ滞留量、及びRLC層のモード情報である。
次に、本実施形態におけるスケジューリング部30の動作について、図6を用いて説明する。なお、ステップS11〜ステップS13については、第2の実施形態と同様なので、説明は省略する。
本実施形態におけるスケジューリング部30は、ステップS13においてNOとなった移動局について、所定のプロトコル層がACKを必要とするモードであるか否かを検出する。具体的には、スケジューリング部30は、下りデータ滞留量の有無を検出する(ステップS16)。また、スケジューリング部30は、RLC層のモードがRLC−AMであるか否かを検出する(ステップS17)。そして、下りデータ滞留量が有り、且つ、RLC層のモードがRLC−AMである移動局を、対象移動局として選択する(ステップS18)。
そして、実行部38は、選択部37がステップS18で選択した対象移動局の上りのスケジューリングを実行する(ステップS19)。以上により、スケジューリング部30による上りのスケジューリングが終了する。なお、実行部38は、ステップS16、S17に基づいて選択された対象移動局のうち、下りのスケジューリングを前回行ったタイミングからの経過時間が長い移動局を優先的に、上りのスケジューリングを行うこととしても良い。これにより、ACK送信の遅延が発生している可能性の高い移動局の上りのスケジューリングを優先的に行うことができる。そのため、下りのスループットの低下を、より効率的に防止することができる。
なお本実施形態における選択部37は、ステップS13に基づいて対象移動局を選択した後に、ステップS16、S17に基づいて対象移動局を選択しているが、これに限らない。例えば、ステップS16、S17に基づいて対象移動局を選択した後に、ステップS13に基づいて対象移動局を選択することとしても良い。あるいは、選択部37は、ステップS13、S16、S17を全て満たす移動局を、対象移動局として選択することとしても良い。
そして、スケジューリング部30は、ステップS18で選択した対象移動局を、下り送信データ生成部33、送信部34に通知する。更にスケジューリング部30は、ステップS19で実行したスケジューリングの結果、すなわち、上りの無線リソースの割当の結果を、移動局管理部31に送信する。
以上のように、本実施形態においては、下りデータ滞留量があり、且つ、RLC層のモードがRLC−AMである移動局を、上りのスケジューリングを行う対象移動局として選択することができる。そのため、ACKの遅延による、下りリンクのスループットの低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、下りデータ滞留量の有無を、対象移動局の選択の判断に用いることとしたが、これに限らない。例えば、移動局管理部31は、下りのスケジューリングによる割当結果である、下りの割当情報を記録し、該下りの割当情報をスケジューリング部30に通知することとしても良い。ここで、下りの割当情報があるということは、近い将来に、基地局からの下りリンクのデータ通信が発生することを示す。そのため、スケジューリング部30は、ステップS16〜S18において、下りの割当情報があり、且つ、RLC層のモードがRLC−AMである移動局を、対象移動局として選択することとしても良い。あるいは、スケジューリング部30は、ステップS16〜S18において、下りの割当情報と下りデータ滞留量のうち少なくとも一方があって、且つ、RLC層のモードがRLC−AMである移動局を、対象移動局として選択することとしても良い。これにより、ACKの遅延による、下りリンクのスループットの低下をより効果的に防ぐことができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について述べる。第3の実施形態においては、移動局のRLC層のモード情報に基づいて対象移動局を選択することで、下りリンクのスループットの低下を防止することとした。しかしながら、RLC層よりも上位のプロトコル層である、トランスポート層やアプリケーション層のモードが、ACKが必要なモードである場合も、上りのスケジューリングが遅延することで、下りリンクのスループットが低下する恐れがある。
次に、本発明の第4の実施形態について述べる。第3の実施形態においては、移動局のRLC層のモード情報に基づいて対象移動局を選択することで、下りリンクのスループットの低下を防止することとした。しかしながら、RLC層よりも上位のプロトコル層である、トランスポート層やアプリケーション層のモードが、ACKが必要なモードである場合も、上りのスケジューリングが遅延することで、下りリンクのスループットが低下する恐れがある。
そこで、本実施形態においては、トランスポート層や、アプリケーション層のモード情報を考慮して、上りのスケジューリングを実施する通信システムについて述べる。
本実施形態における通信システム50の構成を図7に示す。通常、LTEのシステムにおける基地局は、トランスポート層やアプリケーション層を監視していない。そこで、本実施形態における通信システム50の基地局51は、第3の実施形態における基地局23の構成に加えて、プロトコル層監視部52を有する。プロトコル層監視部52は、RLC層よりも上位のプロトコル層のモードを把握している装置から、該上位のプロトコル層のモード情報を受信する。上位のプロトコル層のモードを把握している装置とは、例えば、GGSN(Gateway Serving GPRS Support Node)やP−GW(Packet Data Network Gateway)などのコアネットワーク(CN:Core Network)の装置である。そして、プロトコル層監視部52は、トランスポート層のモード情報や、アプリケーション層のモード情報を、移動局管理部31に通知する。これにより、移動局管理部31は、RLC層だけでなく、トランスポート層やアプリケーション層のモード情報も記録することができる。
なお、トランスポート層におけるモードとは、ACKが必要なモードであるTCP(Transmission Control Protocol)と、ACKが不要なモードであるUDP(User Datagram Protocol)である。また、アプリケーション層におけるモードとは、例えば、ACKが必要なモードであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)や、ACKが不要なモードであるSIP(Session Initiation Protocol)であるが、これに限らない。
次に、本実施形態におけるスケジューリング部30の動作について図8を用いて説明する。本実施形態におけるスケジューリング部30の動作は、図6に示したスケジューリング部30のステップS17の動作をステップS20に変更したものである。その他の動作については、図6と同様であるため、説明は省略する。
本実施形態におけるスケジューリング部30は、ステップS20において、RLC層よりも上位のプロトコル層のモードを考慮する。例えば、スケジューリング部30は、ステップS20において、トランスポート層がTCPであるか否かを判断することとしても良い。あるいは、アプリケーション層のモードが、ACKが必要なモードであるか否かを判断することとしても良い。あるいは、スケジューリング部30は、ステップS20において、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つのプロトコル層のモードが、ACKが必要なモードである場合に、ステップS20においてYESと判断することとしても良い。
なお、本実施形態における基地局51は、外部の装置から、RLC層よりも上位のプロトコル層のモード情報を受信することとしたが、これに限らない。例えば、本実施形態における通信システムを、RAN(Radio Access Network)に、コアネットワーク装置の機能が論理的に付随する構成を有するSIPTO(Selected IP Traffic Offload)アーキテクチャとしても良い。具体的には、基地局に、GGSNやP−GWなどのコアネットワーク装置の機能を付随させる構成としてもよい。これにより、基地局は、RLC層よりも上位のトランスポート層やアプリケーション層のモードを監視することが可能となる。
以上のように、本実施形態においては、RLC層だけでなく、RLC層よりも上位のプロトコル層のモードも考慮して、上りのスケジューリングを実施する。そのため、ACKの遅延による、下りリンクのスループットの低下をより効果的に防ぐことができる。
なお、第1の実施形態乃至第4の実施形態における通信システムは、例えばLTEの通信システムやWCDMA(登録商標)の通信システムに適用することができる。第1の実施形態乃至第4の実施形態における通信システムを適用したLTE及びWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の通信システムの構成の一例をそれぞれ、図9及び図10に示す。図9に示すLTEの通信システムにおいては、基地局であるeNB(Evolved Node B)が、割当装置として機能することとしても良い。図10に示すWCDMAの通信システムにおいては、NB(Node B)が、割当装置として機能することとしても良い。なお、図10に示すWCDMAの通信システムにおいては、NBを管理するRNC(Radio Network Controller)が、割当装置として機能することとしても良い。
また、第2の実施形態乃至第4の実施形態においては、基地局が、移動局のスケジューリングを実施する割当装置として機能することとしたが、これに限らない。例えば、割当装置は、基地局を制御する制御装置であることとしても良い。制御装置としては、例えば、RNCや、MCE(Multi−cell/multicast Coordination Entity)などが挙げられる。あるいは、割当装置は、コアネットワークの装置であるとしても良い。すなわち、コアネットワークの装置が、一元的に、複数の基地局の配下の移動局のスケジューリングを行うこととしても良い。コアネットワーク装置としては、例えば、SGSN(Serving GPRS support node)、GGSN(Gateway GPRS support node)、MME(Mobility Management Entity)などが挙げられる。
また、第1の実施形態乃至第4の実施形態で述べた通信システムの各動作は、図1、3、7で示した通信システムが有する装置や、該装置と通信可能な他の装置のCPU(Central Processing Unit)が制御することとしてもよい。この場合は、各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を用意し、該CPUが、汎用コンピュータが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出すことにより動作することによっても達成されることは、言うまでもない。
なお、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、第2の実施形態乃至第4の実施形態においては、基地局の種類を限定しない。すなわち、基地局は、マクロセルを構成するマクロ基地局、ピコセルを構成するピコ基地局、フェムトセルを構成するフェムト基地局(HNB(Home NodeB)またはHeNB)のいずれであってもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)複数の移動局と、割当装置と、を備え、前記割当装置は、前記複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、前記選択部は、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、通信システム。
(付記2)前記割当装置は、前記対象移動局の上りのスケジューリングを実施するスケジューリング手段を有する、付記1に記載の通信システム。
(付記3)前記スケジューリング手段は、前記対象移動局が複数ある場合、前記経過時間が長い対象移動局のスケジューリングを優先的に実施する、付記2に記載の通信システム。
(付記4)前記割当装置は、前記移動局から送信される上り送信要求を受信する受信手段を更に有し、前記選択手段は、前記上り送信要求を送信した移動局を、前記対象移動局として更に選択する、付記1乃至3のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記5)前記選択手段は、前記経過時間が所定の時間以上である移動局を、前記対象移動局として選択する、付記1乃至4のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記6)前記移動局は、前記割当装置に対して、前記移動局で滞留している上りの送信データ量である上りデータ滞留量の通知を行う通知手段を有し、前記通知手段は、前記通知を前回実施してから前記所定の時間が経過した後に、前記上りのスケジューリングがなされると、前記通知を実施する、付記5に記載の通信システム。
(付記7)前記選択手段は、前記通知手段により通知された前記上りデータ滞留量に基づいて、前記対象移動局を更に選択する、付記6に記載の通信システム。
(付記8)前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記割当装置で滞留している下りの送信データ量である下りデータ滞留量とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記1乃至7のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記9)前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記複数の移動局に対する下りの割当情報とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記1乃至7のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記10)前記所定のプロトコル層は、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つである、付記8または9に記載の通信システム。
(付記11)前記割当装置は、外部装置から前記所定のプロトコル層のモード情報を受信するプロトコル層監視手段を有する、付記8乃至10のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記12)前記通信システムは、前記割当装置がコアネットワーク装置の一部の機能を有するSIPTOの構成を有する、付記1乃至11のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記13)前記割当措置は基地局である、付記1乃至12のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記14)前記割当装置は、基地局を制御する制御装置である、付記1乃至12のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記15)複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、前記選択手段は、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、割当装置。
(付記16)前記対象移動局の上りのスケジューリングを実施するスケジューリング手段を有する、付記15に記載の割当装置。
(付記17)前記スケジューリング手段は、前記対象移動局が複数ある場合、前記経過時間が長い対象移動局のスケジューリングを優先的に実施する、付記16に記載の割当装置。
(付記18)前記移動局から送信される上り送信要求を受信する受信手段を更に有し、前記選択手段は、前記上り送信要求を送信した移動局を、前記対象移動局として更に選択する、付記15乃至17のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記19)前記選択手段は、前記経過時間が所定の時間以上である移動局を、前記対象移動局として選択する、付記15乃至18のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記20)前記移動局は、前記割当装置に対して、前記移動局で滞留している上りの送信データ量である上りデータ滞留量の通知を行う通知手段を有し、前記通知手段は、前記通知を前回実施してから前記所定の時間が経過した後に、前記上りのスケジューリングがなされると、前記通知を実施する、付記19に記載の割当装置。
(付記21)前記選択手段は、前記通知手段により通知された前記上りデータ滞留量に基づいて、前記対象移動局を更に選択する、付記20に記載の割当装置。
(付記22)前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記割当装置で滞留している下りの送信データ量である下りデータ滞留量とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記15乃至21のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記23)前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記複数の移動局に対する下りの割当情報とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記15乃至21のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記24)前記所定のプロトコル層は、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つである、付記22または23に記載の割当装置。
(付記25)前記割当装置は、外部装置から前記所定のプロトコル層のモード情報を受信するプロトコル層監視手段を有する、付記22乃至24のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記26)前記通信システムは、前記割当装置がコアネットワーク装置の一部の機能を有するSIPTOの構成を有する、付記15乃至25のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記27)前記割当措置は基地局である、付記15乃至26のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記28)前記割当装置は、基地局を制御する制御装置である、付記15乃至26のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記28)前記割当装置は、基地局を制御する制御装置である、付記15乃至26のいずれか一つに記載の割当装置。
(付記29)上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、割当装置が上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局として選択される、移動局。
(付記30)前記割当装置に対して、前記移動局で滞留している上りの送信データの滞留量である上りデータ滞留量の通知を行う通知手段を有し、前記通知手段は、前記通知を前回実施してから前記所定の時間が経過した後に、前記上りのスケジューリングがなされると、前記通知を実施する、付記29に記載の移動局。
(付記31)複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択し、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、割当方法。
(付記32)前記対象移動局の上りのスケジューリングを実施する、付記31に記載の割当方法。
(付記33)前記対象移動局が複数ある場合、前記経過時間が長い対象移動局のスケジューリングを優先的に実施する、付記32に記載の割当方法。
(付記34)前記移動局から送信される上り送信要求を受信し、前記上り送信要求を送信した移動局を、前記対象移動局として更に選択する、付記31乃至33のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記35)前記経過時間が所定の時間以上である移動局を、前記対象移動局として選択する、付記31乃至34のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記36)前記移動局で滞留している上りの送信データ量である上りデータ滞留量に基づいて、前記対象移動局を更に選択する、付記31乃至35のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記37)前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記割当装置で滞留している下りの送信データ量である下りデータ滞留量とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記31乃至36のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記38)前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記複数の移動局に対する下りの割当情報とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記31乃至36のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記39)前記所定のプロトコル層は、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つである、付記37または38に記載の割当方法。
(付記40)外部装置から前記所定のプロトコル層のモード情報を受信する、付記37乃至39のいずれか一つに記載の割当方法。
(付記41)複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択工程を、コンピュータに実行させ、前記選択工程は、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、プログラム。
(付記42)前記対象移動局の上りのスケジューリングを実施する工程をコンピュータに更に実行させる、付記41に記載のプログラム。
(付記43)前記対象移動局が複数ある場合、前記経過時間が長い対象移動局のスケジューリングを優先的にコンピュータに実施させる、付記42に記載のプログラム。
(付記44)前記移動局から送信される上り送信要求を受信する工程をコンピュータに実行させ、前記選択工程は、前記上り送信要求を送信した移動局を、前記対象移動局として更に選択する、付記41乃至43のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記45)前記選択工程は、前記経過時間が所定の時間以上である移動局を、前記対象移動局として選択する、付記41乃至44のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記46)前記選択工程は、前記移動局で滞留している上りの送信データ量である上りデータ滞留量に基づいて、前記対象移動局を更に選択する、付記41乃至45のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記47)前記選択工程は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記割当装置で滞留している下りの送信データ量である下りデータ滞留量とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記41乃至46のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記48)前記選択工程は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記複数の移動局に対する下りの割当情報とに基づいて、前記対象移動局を選択する、付記41乃至46のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記49)前記所定のプロトコル層は、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つである、付記47または48に記載のプログラム。
(付記50)外部装置から前記所定のプロトコル層のモード情報を受信する工程をコンピュータに実行させる、付記47乃至49のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記51)コンピュータに読み取り可能な情報記憶媒体であって、付記41乃至50のいずれか一項に記載のプログラムを記録する記録媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年2月13日に出願された日本出願特願2013−025138を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20、50 通信システム
111〜11M、211〜21M 移動局
12 割当装置
13、37、39 選択部
221〜22M 通知部
23、51 基地局
24 アンテナ部
25 受信部
261〜26M 受信信号処理部
27 受信品質測定部
28 制御情報受信部
29 データ受信部
30 スケジューリング部
31 移動局管理部
32 送信データ処理部
33 下り送信データ生成部
34 送信部
35 上りスケジューリング部
36 下りスケジューリング部
38、40 実行部
52 プロトコル層監視部
111〜11M、211〜21M 移動局
12 割当装置
13、37、39 選択部
221〜22M 通知部
23、51 基地局
24 アンテナ部
25 受信部
261〜26M 受信信号処理部
27 受信品質測定部
28 制御情報受信部
29 データ受信部
30 スケジューリング部
31 移動局管理部
32 送信データ処理部
33 下り送信データ生成部
34 送信部
35 上りスケジューリング部
36 下りスケジューリング部
38、40 実行部
52 プロトコル層監視部
Claims (9)
- 複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、
前記選択手段は、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、割当装置。 - 前記対象移動局の上りのスケジューリングを実施し、前記対象移動局が複数ある場合、前記経過時間が長い対象移動局のスケジューリングを優先的に実施するスケジューリング手段を有する、請求項1に記載の割当装置。
- 前記選択手段は、前記経過時間が所定の時間以上である移動局を、前記対象移動局として選択する、請求項1または2に記載の割当装置。
- 前記移動局は、前記割当装置に対して、前記移動局で滞留している上りの送信データ量である上りデータ滞留量の通知を行う通知手段を有し、
前記通知手段は、前記通知を前回実施してから前記所定の時間が経過した後に、前記上りのスケジューリングがなされると、前記通知を実施する、請求項3に記載の割当装置。 - 前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記割当装置で滞留している下りの送信データ量である下りデータ滞留量とに基づいて、前記対象移動局を選択する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の割当装置。
- 前記選択手段は、前記経過時間と、前記移動局の所定のプロトコル層のモードと、前記複数の移動局に対する下りの割当情報とに基づいて、前記対象移動局を選択する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の割当装置。
- 前記所定のプロトコル層は、RLC層、トランスポート層、及びアプリケーション層のうち、少なくともいずれか一つである、請求項6に記載の割当装置。
- 複数の移動局と、割当装置と、を備え、
前記割当装置は、
前記複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択する選択手段を有し、
前記選択手段は、前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、通信システム。 - 複数の移動局の中から、上りのスケジューリングを行う対象となる対象移動局を選択し、
前記複数の移動局のうち少なくとも一つの移動局に対する上りのスケジューリングを前回実施したタイミングからの経過時間に基づいて、前記対象移動局を選択する、割当方法。
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