JP6079164B2 - ポリアルキレングリコールの製造方法 - Google Patents
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(A)工程;下記一般式(1)で示されるイミノホスファゼニウム塩1モルに対して活性水素化合物0.2〜10000モルを混合し、減圧下にて脱水を行うことにより活性種を生成する工程。
(B)工程;(A)工程により得られた活性種1モルに対して、アルキレンオキシド20〜20000モルを用い、該活性種を構成するイミノホスファゼニウムイオン1モルに対して水分量が4.0モル以下となる反応条件下でアルキレンオキシドの開環重合反応を行う工程。
核磁気共鳴スペクトル測定装置(日本電子社製、(商品名)GSX270WB)を用い、内部標準にテトラメチルシラン(TMS)及び重溶媒として重クロロホルムを用い測定した。
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)(東ソー社製、(商品名)HLC8020GPC)を用い、テトラヒドロフランを溶媒として40℃で測定した溶出曲線より標準ポリスチレン換算値として測定した。
ガスクロマトグラフィー−質量分析装置(日本電子社製、(商品名)JMS−700)を用い、イオン化モードとして「FAB+」を用いて測定を行った。
JIS K 1557記載の測定法に従い測定した。
温度計、滴下ロート、冷却管及びテフロン(登録商標)製撹拌翼を付した2lの4つ口フラスコに窒素雰囲気下で五塩化リン(アルドリッチ製)96g(0.46mol)を採った。以後の操作はすべて窒素雰囲気下で行った。800mlの脱水トルエン(和光純薬製)を加えてスラリー溶液とした。このスラリー溶液を水浴にて15℃に冷却し、内温を20℃とした後、強撹拌下に1,1,3,3−テトラメチルグアニジン345g(2.99mol)を滴下ロートから3時間かけて滴下した。反応液中には多量の白色スラリーが生成していた。滴下終了後、水浴をはずして室温まで昇温し、更にこのスラリー溶液を100℃に昇温した後、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン107g(0.92mol)を1時間かけて滴下した。その後100℃で14時間加熱撹拌して白色のスラリー溶液を得た。80℃まで冷却した後、反応液に250mlのイオン交換水を加え、30分撹拌した。撹拌を止めるとスラリーは全て溶解し、油水分離した。得られた溶液を分液ロートに移し、水相を回収した。水相のNMR測定から、水相中にはハロゲン化イミノホスファゼニウムであるテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムクロリドが97%の収率で生成していた。
(A)工程として、攪拌翼を付した0.2リットルの耐圧ガラス製オートクレーブに、合成例1で得られたテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムヒドロキシド溶液0.17g(0.13mmol)、および活性水素化合物として3官能のポリアルキレングリコール(三洋化成工業製、(商品名)サンニックスGP−1000;水酸基価160mgKOH/g)8.7g(8.7mmol)を加え活性種の調製を行った。その際オートクレーブ内を窒素雰囲気とし、内温80℃、0.5kPaの減圧下、2時間で溶媒及び副生する水の除去を行った。この際の系内の水分量は190ppmであった(活性種を構成するテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して1.3モルに相当。)。
(A)工程における内温80℃、圧力0.5kPa、2時間の代わりに、内温100℃、圧力3kPa、2時間とし、系内の水分量を470ppm(活性種を構成するテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して1.7モルに相当。)とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、無色無臭のポリアルキレングリコール60.8gを得た。その際の(B)工程の反応系内の水分量は、テトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して3.1モルであった。
(A)工程として、攪拌翼を付した2リットルのオートクレーブに、合成例1で調製したテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムヒドロキシド溶液3.3g(2.6mmol)、および活性水素化合物として3官能のポリアルキレングリコール(三洋化成工業製、(商品名)サンニックスGP−1000;水酸基価160mgKOH/g)175g(175mmol)を加え活性種の調製を行った。その際オートクレーブ内を窒素雰囲気とし、内温90℃とし、0.5kPaの減圧下、2時間で溶媒及び副生水の除去を行った。この際の系内の水分量は190ppmであった(活性種を構成するテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して0.7モルに相当。)。
(A)工程として、攪拌翼を付した2リットルのオートクレーブに、合成例1で調製したテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムヒドロキシド溶液2.2g(1.7mmol)、および活性水素化合物として3官能のポリアルキレングリコール(三洋化成工業製、(商品名)サンニックスGP−1000;水酸基価160mgKOH/g)175g(175mmol)を加え活性種の調製を行った。その際オートクレーブ内を窒素雰囲気とし、内温90℃とし、1kPaの減圧下、3時間で溶媒及び副生水の除去を行った。この際の系内の水分量は280ppmであった(活性種を構成するテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して1.6モルに相当。)。
(A)工程として、攪拌翼を付した2リットルのオートクレーブに、合成例1で調製したテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムヒドロキシド溶液1.7g(1.3mmol)、および活性水素化合物として3官能のポリアルキレングリコール(三洋化成工業製、(商品名)サンニックスGP−1000;水酸基価160mgKOH/g)175g(175mmol)を加え活性種の調製を行った。その際オートクレーブ内を窒素雰囲気とし、内温を80℃とし、0.2kPaの減圧下、2時間で溶媒及び副生水の除去を行った。この時の系内の水分量は93ppmであった(活性種を構成するテトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して0.7モルに相当。)。
(A)工程における脱水後の系内の水分量を670ppm(テトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して2.5モルに相当。)とし、(B)工程におけるプロピレンオキシドを水分量100ppmのプロピレンオキシド47g(活性種1モルに対して2.1モルに相当。)とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、無色無臭のポリアルキレングリコール40.8gを得た。
(A)工程における脱水後の系内の水分量を470ppm(テトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して1.7モルに相当。)とし、(2)工程におけるプロピレンオキシドを水分量310ppmのプロピレンオキシド32g(活性種1モルに対して4.2モルに相当。)とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、無色無臭のポリアルキレングリコール26.8gを得た。
(A)工程における脱水後の系内の水分量を600ppm(テトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して2.2モルに相当。)とし、(B)工程におけるプロピレンオキシドを水分量100ppmにプロピレンオキシド880g(活性種1モルに対して1.9モルに相当。)、反応時間10時間とした以外は、実施例1と同様の操作を行い、無色無臭のポリアルキレングリコール1043gを得た。
(A)工程における脱水後の系内の水分量を400ppm(テトラキス(1,1,3,3−テトラメチルグアニジノ)ホスホニウムイオン1モルに対して3.0モルに相当。)とし、(B)工程における反応時間を16時間とした以外は、実施例4と同様の操作を行い、無色無臭のポリアルキレングリコール1044gを得た。
Claims (3)
- 少なくとも下記(A)工程と(B)工程とを経てなることを特徴とするポリアルキレングリコールの製造方法。
(A)工程;下記一般式(1)で示されるイミノホスファゼニウム塩1モルに対して活性水素化合物0.2〜10000モルを混合し、減圧下にて脱水を行うことにより活性種を生成する工程。
(上記一般式(1)中、R1及びR2は、各々独立して、水素原子又は炭素数1〜20の炭化水素基を表す。なお、R1とR2が互いに結合して環構造を形成していても良いし、R1同士又はR2同士が互いに結合して環構造を形成していても良い。X−はヒドロキシアニオン、炭素数1〜4のアルコキシアニオン、カルボキシアニオン、炭素数2〜5のアルキルカルボキシアニオン、または炭酸水素アニオンを表す。)
(B)工程;(A)工程により得られた活性種1モルに対して、アルキレンオキシド20〜20000モルを用い、該活性種を構成するイミノホスファゼニウムイオン1モルに対して水分量が4.0モル以下となる反応条件下でアルキレンオキシドの開環重合反応を行う工程。 - 該(A)工程を減圧度0.1kPa〜6.65kPa、温度70〜150℃の条件下にて、該活性種を構成するイミノホスファゼニウムイオン1モルに対して水分量が2.5モル以下となるまで継続することを特徴とする請求項1に記載のポリアルキレングリコールの製造方法。
- 該(B)工程におけるアルキレンオキシドが、水分量が10〜90ppmのアルキレンオキシドであることを特徴とする請求項1又は2に記載のポリアルキレングリコールの製造方法。
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