JP6089260B2 - 樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 - Google Patents
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Description
モールド金型でクランプされたワークが樹脂モールドされる樹脂モールド装置であって、前記モールド金型は、前記ワークを載置する一方の金型と、金型クランプ面にキャビティ凹部が形成され、該キャビティ凹部を含む金型クランプ面がリリースフィルムで覆われた他方の金型と、を備え、前記他方の金型には、前記金型クランプ面に設けられた他方の金型シールリングと、エアーを吸引して前記リリースフィルムを前記金型クランプ面に吸着させ又はエアーを噴出させて前記リリースフィルムを前記金型クランプ面より離間させることが可能な複数の通気孔が設けられ、前記一方の金型には、前記他方の金型シールリングと当接して前記モールド金型内に密閉空間を形成する一方の金型シールリングと、該一方の金型シールリングの外側に前記ワーク載置面に対向して搬送される前記リリースフィルムの短手方向両側で当該リリースフィルムに押し当てられて長手方向のみならず短手方向にもテンションを作用させてフィルム皺を除去する一対のフィルム皺矯正部材が設けられていることを特徴とする。
これにより、フィルム矯正部材に押圧されたリリースフィルムの弛み分を収容凹部に収容することで、リリースフィルムのフィルム皺による余剰分が収容凹部に収容されるので短手方向のフィルム皺を残らず矯正することができる。
これにより、リリースフィルムをフィルム皺矯正部材によって収容凹部へ押し込みながらキャビティ凹部の底部に設けられた通気孔よりエアーを噴出させることで短手方向に波打つフィルム皺が効果的に矯正される。また、エアーの噴出を停止し、リリースフィルムにX−Y方向で皺が発生しない状態で金型パーティング面に倣った状態とすることができる。よって、この状態でキャビティ凹部の内外に開口する通気孔からエアー吸引することにより、キャビティ凹部の底部を含む他方の金型クランプ面にリリースフィルムが皺を発生することなく吸着保持されるので、成形品質を向上させることができる。
この場合には、基板上に発光素子が搭載されたワークのレンズ部の成形品質を高品位に成形することが可能となる。
また、上型カル10aより直列配置された第1キャビティ凹部12aの周囲にはこれらを仕切るように凹溝12dが各々形成されている。この凹溝12dの底部には第2の通気孔12eが開口して設けられている。この第2の通気孔12eはエアーを噴出或いは吸引可能なエアー吸排装置16b(図3参照)に接続されている。
先ず、図1において、型開きしたモールド金型5のうち下型6の下型インサート23にワークWを載置し、ポットにシリンジなどで液状のモールド樹脂を供給する。また、キャビティ凹部12a,12bが形成された上型7の金型クランプ面を覆う長尺状のリリースリリースフィルムFを用意する。リリースフィルムFは図示しないフィルムハンドラーによって、供給リールから繰り出され、上型クランプ面を通過して巻き取りリールに巻き取られるようになっている。また、この段階ではリリースフィルムFは上型クランプ面に吸着されていない。
このとき図4に示すように、リリースフィルムFは、エアーの圧力により下に凸となるように一時的に膨らんで短手方向のフィルム皺が矯正される。なお、リリースフィルムFに皺が発生したままキャビティ凹部12bの形状にすると、皺が発生したまま金型面に吸引されてしまい皺が除去しきれない場合がある。このため、リリースフィルムFを一旦膨らませることにより、当該リリースフィルムFに発生した皺を解消することができる。
フィルム皺の矯正が終了すると、図5に示すように、さらに金型クランプ動作をすることによりフィルム皺矯正部材32が入り込みリリースフィルムFを短手方向に引っ張ると同時に、第2の通気孔12c,12e,18a,18bからのエアー噴出し動作を停止する。
また、上型にキャビティ凹部、下型にワークWが設けられる場合について説明したが、下型にキャビティ凹部、上型にワークWが設けられる場合であってもよい。
更には上型が固定型、下型が可動型であったが、下型が固定型、上型が可動型であってもよいし、双方が可動型であってもよい。
また、樹脂モールド装置はトランスファモールド装置でも圧縮成形装置でもいずれでもよい。
Claims (5)
- モールド金型でクランプされたワークが樹脂モールドされる樹脂モールド装置であって、
前記モールド金型は、
前記ワークを載置する一方の金型と、
金型クランプ面にキャビティ凹部が形成され、該キャビティ凹部を含む金型クランプ面がリリースフィルムで覆われた他方の金型と、を備え、
前記他方の金型には、前記金型クランプ面に設けられた他方の金型シールリングと、エアーを吸引して前記リリースフィルムを前記金型クランプ面に吸着させ又はエアーを噴出させて前記リリースフィルムを前記金型クランプ面より離間させることが可能な複数の通気孔が設けられ、
前記一方の金型には、前記他方の金型シールリングと当接して前記モールド金型内に密閉空間を形成する一方の金型シールリングと、該一方の金型シールリングの外側に前記ワーク載置面に対向して搬送される前記リリースフィルムの短手方向両側で当該リリースフィルムに押し当てられて長手方向のみならず短手方向にもテンションを作用させてフィルム皺を除去する一対のフィルム皺矯正部材が設けられていることを特徴とする樹脂モールド装置。 - 前記他方の金型のフィルム吸着面には、前記フィルム皺矯正部材に対向して当該フィルム矯正部材に押圧された前記リリースフィルムの弛み分を収容する収容凹部が形成されている請求項1記載の樹脂モールド装置。
- 前記ワークが載置された前記一方の金型と前記他方の金型とが型閉じされて、前記他方の金型面を覆う前記リリースフィルムを前記フィルム皺矯正部材によって前記収容凹部へ押し込みつつ所定の前記通気孔よりエアーを噴出させてフィルム皺が矯正されたまま前記エアーの噴出を停止し、前記金型パーティング面に倣った状態で前記キャビティ凹部の内外に開口する通気孔からのエアー吸引により前記キャビティ凹部の底部を含む前記他方の金型クランプ面に沿って前記リリースフィルムが吸着保持される請求項2記載の樹脂モールド装置。
- モールド金型に供給されたワークがクランプされて樹脂モールドされる樹脂モールド方法であって、
型開きしたモールド金型の一方の金型クランプ面に前記ワークを供給し、キャビティ凹部が形成された他方の金型クランプ面を覆うリリースリリースフィルムを用意する工程と、
前記モールド金型の型閉じ動作を開始して前記リリースフィルムに対して前記一方の金型面に前記リリースフィルムの短手方向両側で設けられた一対のフィルム皺矯正部材によって当該リリースフィルムを対向する前記他方の金型の収容凹部に押し込むとともに、前記他方の金型インサートに設けられた通気孔よりエアーを噴出させながらフィルム皺を除去する工程と、
前記フィルム皺が矯正された前記リリースフィルムを前記他方の金型のすべての通気孔からの吸引により前記キャビティ凹部を含む当該他方の金型クランプ面に前記リリースフィルムを吸着保持させる工程と、
前記モールド金型を型閉じしてモールド樹脂を前記キャビティ凹部に充填する工程と、
を含むことを特徴とする樹脂モールド方法。 - 前記他方の金型の金型クランプ面には、第1キャビティ凹部とそのキャビティ底部より深さが深い複数の第2キャビティ凹部が形成されており、
前記第1キャビティ凹部のキャビティ底部に規定される高さで前記リリースフィルムが前記他方の金型クランプ面に吸着保持された状態で当該リリースフィルムのテンションより大きい最終樹脂圧を加えて前記第2キャビティ凹部内に伸ばしながら前記モールド樹脂が当該第2キャビティ凹部に充填される請求項4記載の樹脂モールド方法。
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