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JP6107496B2 - 空調システムおよび空調制御装置 - Google Patents
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JP6107496B2 - 空調システムおよび空調制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調システムおよび空調制御装置に関する。
使用者が車両に乗車するときに車内が快適な温度になっているように、乗車前に予め車内の空調(以下「予空調」と呼ぶ)を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、リモートコントローラやスマートフォンといった無線機器から車両の空調システムに対して予定乗車時刻および目標温度の指定を含む予空調要求が送信されると、予定乗車時刻に車内の温度が目標温度になるように、空調システムが予空調を行うことが記載されている。
特開2012−81869号公報
上記従来の技術では、使用者が予定乗車時刻を無線機器等の操作によって指定する。しかし、使用者の予定は変更される場合も多い。そのため、実際の乗車時刻が予定乗車時刻より大幅に早かった場合には、実際の乗車時刻において、車内の温度が目標温度から乖離していることとなる。反対に、実際の乗車時刻が予定乗車時刻より大幅に遅かった場合には、予定乗車時刻から実際の乗車時刻までの期間、目標温度を維持するための予空調が行われることとなり、無駄なエネルギー消費が発生する。また、使用者が定期的な予空調の実行を予約する(例えば、平日の午前8時を予定乗車時刻として予空調を予約する)ことも考えられるが、予定が変更されて予約された日時に車両が使用されなかった場合には、予空調のために要したエネルギーがすべて無駄になる。このように、従来、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者の乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行できる技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
ひとつの発明では、車両(100)用の空調システム(110)であって、車両内の空調を行う空調装置(120)と、空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、空調制御手段は、車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、使用者行動検知手段により検知された第1の行動に基づき、使用者が車両に乗車する前における空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、予測された開始時刻に空調装置に予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、使用者行動検知手段は、第1の行動に加えて、車両の外における使用者の所定の第2の行動を検知し、予空調指示手段は、開始時刻の予測が完了した後に使用者行動検知手段により第2の行動が検知された場合に、予空調の実行を取り止め、予空調指示手段は、使用者行動検知手段により第2の行動が検知されてから、第1の行動が再度検知されることなく第3の時間が経過した場合に、予空調の実行を取り止める、空調システムが提供される。
ひとつの発明では、車両(100)用の空調システム(110)であって、
車両内の空調を行う空調装置(120)と、空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、空調制御手段は、車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、使用者行動検知手段により検知された第1の行動に基づき、使用者が車両に乗車する前における空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、予測された開始時刻に空調装置に予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、さらに、開始時刻が予測されると、予空調に関する情報を使用者に通知する予空調通知手段(138)を備える、空調システムが提供される。
ひとつの発明では、車両(100)用の空調システム(110)であって、車両内の空調を行う空調装置(120)と、空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、空調制御手段は、車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、使用者行動検知手段により検知された第1の行動に基づき、使用者が車両に乗車する前における空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、予測された開始時刻に空調装置に予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、第1の行動は、車両が使用者の居所の駐車場以外の特定の駐車場に駐車されているときに、使用者が特定の駐車場における駐車料金を精算することを含む、空調システムが提供される。
ひとつの発明では、車両(100)用の空調システム(110)であって、車両内の空調を行う空調装置(120)と、空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、空調制御手段は、車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、使用者行動検知手段により検知された第1の行動に基づき、使用者が車両に乗車する前における空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、予測された開始時刻に空調装置に予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、さらに、予空調が許可されているか禁止されているかの別を判定する予空調可否判定手段(134)を備え、予空調指示手段は、予空調が禁止されていると判定された場合には、空調装置に予空調を実行させない、とともに、予空調可否判定手段は、曜日および時間帯に応じて予空調の許可および禁止の別を判定する、空調システムが提供される。
本発明の一形態によれば、空調システムが提供される。この空調システムは、車両用の空調システムであって、車両内の空調を行う空調装置と、空調装置を制御する空調制御手段と、を備え、空調制御手段は、車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段と、使用者行動検知手段により検知された第1の行動に基づき、使用者が車両に乗車する前における空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段と、予測された開始時刻に空調装置に予空調を開始させる予空調指示手段と、を含む。この形態の空調システムによれば、検知された使用者の実際の行動に基づき予空調の適切な開始時刻を予測して予空調が実行されるため、使用者の指定した予定乗車時刻に基づき機械的に予空調が実行される場合と比較して、実際には使用者が車両に乗車しないにもかかわらず予空調が実行されてしまう事態の発生を抑制することができると共に、乗車時刻において車両内の温度が目標温度から乖離するという事態の発生や、反対に、実際の乗車時刻より大幅に前に目標温度に達し、目標温度を維持するための予空調による無駄なエネルギー消費の発生を抑制することができる。従って、この形態の空調システムによれば、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者の乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明は、空調システム以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、本発明は、空調制御装置、空調装置または空調システムの制御方法等の形態で実現することができる。
情報通信システム10の概略構成を示す説明図である。 車両100の概略構成を示す説明図である。 予空調制御処理の流れを示すフローチャートである。 外出帰宅検出システムによる処理の流れを示すフローチャートである。 第1の予空調制御処理の流れを示すフローチャートである。 予測乗車時刻算出処理の流れを示すフローチャートである。 空調所要時間算出処理の流れを示すフローチャートである。 第2の予空調制御処理の流れを示すフローチャートである。 駐車場管理システムによる処理の流れを示すフローチャートである。 第3の予空調制御処理の流れを示すフローチャートである。
A.実施形態:
A−1.システムの構成:
図1に示すように、本発明の実施形態における情報通信システム10は、車両100と、車両100との間で情報通信を行う各種のシステムとを備えている。具体的には、情報通信システム10は、使用者USの自宅HOの出入口ENに設置された外出帰宅検出システム210を備える。外出帰宅検出システム210は、出入口ENの床面における圧力を監視することにより、使用者USの自宅HO内から外に出る行動(外出行動)や、自宅HO外から自宅HO内に入る行動(帰宅行動)があったことを検出(推定)する。この検出は、例えば、時間の経過に伴う出入口ENの床面上の圧力検出位置の移動方向に基づいて実行可能である。また、外出帰宅検出システム210は、車両100の扉等を開閉する鍵機能を有するスマートキーSKの位置を監視することにより、スマートキーSKの移動を検出する。そのため、外出帰宅検出システム210は、使用者USが外出したり帰宅したりする際にスマートキーSKを保持しているか否かを判別することもできる。外出帰宅検出システム210は、自宅HOの駐車場PAHに駐車された車両100と通信を行い、上記検出結果を車両100に通知する。なお、自宅駐車場PAHは、車両100の不使用時に原則として駐車するためのスペースであり、自宅HOの敷地内外を問わない。例えば、自宅駐車場PAHは、自宅HOの敷地外の契約駐車場であってもよい。
また、情報通信システム10は、自宅駐車場PAH以外の駐車場(以下「外部駐車場PAO」と呼ぶ)に駐車された車両100や、車両100の使用者USが保持するスマートフォンSPに対して無線LANを利用したインターネット接続サービスを提供するホットスポット230と、車両100やスマートフォンSPに位置を特定するための信号を送信するGPS衛星240とを備える。車両100やスマートフォンSPは、GPS衛星240から受信した信号に基づいて、自らの位置を特定する。また、車両100は、ホットスポット230を介してスマートフォンSPと通信を行う。例えば、車両100は、ホットスポット230を介した通信によりスマートフォンSPの位置を示す情報を取得し、車両100とスマートフォンSP(車両100の使用者US)との間の距離を特定することができる。
また、情報通信システム10は、ショッピングモールといった施設FA内に設けられた施設内駐車場PAFを管理するための駐車場管理システム270と、カメラシステム250と、精算装置260とを備える。カメラシステム250は、撮像により入庫車のナンバー情報や入庫位置情報を取得して駐車場管理システム270に提供する。また、精算装置260は、使用者USが駐車券CAを挿入して駐車料金の精算を行うと、精算が完了した旨の情報を駐車場管理システム270に提供する。駐車場管理システム270は、所定の無線通信手段を介して車両100と通信を行うことが可能であり、精算が完了した車両100に対してその旨を通知する。なお、施設内駐車場PAFも外部駐車場PAOの1つである。
図2に示すように、車両100は、エンジン102と、エンジン102を制御するエンジン制御装置104と、空調装置120と、空調装置120を制御する空調制御装置130と、操作手段140と、自車位置特定手段150と、通信手段160とを備える。なお、空調装置120と空調制御装置130とは、空調システム110を構成する。
自車位置特定手段150は、GPS受信機を有しており、GPS衛星240(図1)から受信した信号に基づいて車両100の位置を特定する。通信手段160は、例えば外出帰宅検出システム210やスマートフォンSP、駐車場管理システム270といった車両100以外の装置・システムとの間で無線通信を行う。
空調装置120は、車両100内(車室内)の空調を行う装置であり、冷房運転のためのコンプレッサ121およびエバポレータ122と、暖房運転のためのポンプ123およびヒータコア124と、温度センサ125とを有している。なお、エバポレータ122、ヒータコア124、温度センサ125は、車室内に配置される。
空調制御装置130は、CPUとメモリを備えたコンピュータであり、CPUが所定のプログラムを読み出して実行することにより、空調装置120の制御を実現する。空調制御装置130は、使用者USが乗車した車両100内の空調(通常の空調)に加えて、使用者USの乗車前における車両100内の空調(予空調)を、空調装置120に行わせることができる。空調制御装置130は、予空調可否判定手段134と、使用者行動検知手段135と、予空調時刻算出手段136と、予空調指示手段137と、予空調通知手段138と、記憶手段139とを含む。これらの各手段については、後の予空調制御処理の説明にあわせて説明する。
操作手段140は、使用者USの操作を受け付ける手段であり、車両100のインストゥルメントパネルに設けられている。操作手段140は、予空調の目標温度を設定する目標温度設定手段142と、予空調の実行可否を設定する予空調可否設定手段144とを含む。使用者USは、目標温度設定手段142により、予空調を行う場合の目標温度を所望の温度に設定することができる。また、使用者USは、予空調可否設定手段144により、予空調を許可するか禁止するかの別を設定することができる。
A−2.予空調制御処理:
空調制御装置130は、空調装置120による予空調を制御する予空調制御処理を実行することができる。図3に示すように、予空調制御処理では、最初に予空調可否判定手段134が、予空調が許可されているか否かを判定する(ステップS110)。上述したように、使用者USは、予め、予空調可否設定手段144によって予空調を許可するか禁止するかの別を設定する。予空調が禁止されている場合には(ステップS110:NO)、予空調制御処理は終了される。このように、使用者USは、予空調の禁止設定を行うことにより、予空調を希望しないにもかかわらず予空調が実行されることを防止することができる。
予空調が許可されている場合には(ステップS110:YES)、空調制御装置130は、車両100の現在位置が自宅駐車場PAHであるか否かを判定する(ステップS120)。記憶手段139には、自宅駐車場PAHの位置情報が予め記録されている。空調制御装置130は、自車位置特定手段150によって特定された車両100の現在位置が自宅駐車場PAHの位置に一致するか否かを判定する。車両100の現在位置は自宅駐車場PAHであると判定された場合には(ステップS120:YES)、空調制御装置130が、第1の予空調制御処理を実行する(ステップS130)。第1の予空調制御処理の内容は後述する。
車両100の現在位置は自宅駐車場PAHではないと判定された場合には(ステップS120:NO)、空調制御装置130は、通信手段160を介して使用者US(スマートフォンSP)の位置情報が取得されているか否かを判定する(ステップS140)。使用者USの位置情報が取得されている場合には(ステップS140:YES)、空調制御装置130は、第2の予空調制御処理を実行する(ステップS150)。一方、使用者USの位置情報が取得されていない場合には(ステップS140:NO)、空調制御装置130は、第3の予空調制御処理を実行する(ステップS160)。第2および第3の予空調制御処理の内容は後述する。
A−3.第1の予空調制御処理:
図4に示すように、使用者USの自宅HO(図1)では、外出帰宅検出システム210による処理が実行されている。外出帰宅検出システム210は、出入口ENの床面における圧力を監視し(ステップS210)、圧力が検出された場合には(ステップS210:YES)、検出された圧力が使用者USの外出に伴うものであるか使用者USの帰宅に伴うものであるか判別する(ステップS212)。
検出された圧力が使用者USの外出に伴うものであると判別された場合には、外出帰宅検出システム210は、使用者USによりスマートキーSKが保持されているか否かを判定し(ステップS218)、スマートキーSKが保持されていない場合には(ステップS218:NO)、車両100の使用を伴う外出ではないと判断して、ステップS210の処理に戻る。一方、スマートキーSKが保持されている場合には(ステップS218:YES)、外出帰宅検出システム210は、車両100の使用を伴う外出であると判断して、使用者USが車両100に乗車するために外出することを示す外出情報を車両100に通知し(ステップS220)、ステップS210の処理に戻る。
また、ステップS212において検出圧力が使用者USの帰宅に伴うものであると判別された場合には、外出帰宅検出システム210は、使用者USによりスマートキーSKが保持されているか否かを判定し(ステップS214)、スマートキーSKが保持されていない場合には(ステップS214:NO)、スマートキーSKを保持しない者の帰宅であると判断して、ステップS210の処理に戻る。一方、スマートキーSKが保持されている場合には(ステップS214:YES)、外出帰宅検出システム210は、スマートキーSKを保持した使用者USの帰宅であると判断して、使用者USが帰宅したことを示す帰宅情報を車両100に通知して(ステップS216)、ステップS210の処理に戻る。
このように、外出帰宅検出システム210は、図4に示す処理を継続的に実行しているため、外出情報の通知(ステップS220)が実行された後にスマートキーSKを保持した使用者USの帰宅が検出された場合には、帰宅情報の通知(ステップS216)が実行される。反対に、帰宅情報の通知(ステップS216)が実行された後にスマートキーSKを保持した使用者USの外出が検出された場合には、外出情報の通知(ステップS220)が実行される。
なお、使用者USの外出行動は、特許請求の範囲における第3の行動に相当し、使用者USのスマートキーSKの保持を伴う外出行動は、特許請求の範囲における第1の行動に相当し、使用者USの帰宅行動は、特許請求の範囲における第2の行動に相当する。本明細書では、用語「第1の行動」を第3の行動も含む意味として使用する。
図5に示すように、第1の予空調制御処理において、車両100の空調制御装置130は、車両100が自宅駐車場PAHに駐車されているときに、外出帰宅検出システム210から何らかの情報を受信したか否かを判定する(ステップS310)。情報が受信されない場合には(ステップS310:NO)、処理は後述のステップS334に進む。
外出帰宅検出システム210から何らかの情報が受信されると(ステップS310:YES)、空調制御装置130は、受信された情報が外出情報であるか帰宅情報であるかを判別し(ステップS312)、外出情報であると判別された場合には、予空調計画フラグをオンにする(ステップS314)。また、予空調時刻算出手段136は、適切な予空調開始時刻を予測するための処理を行う。具体的には、予空調時刻算出手段136は、受信された外出情報に基づき使用者USの外出時刻を取得し(ステップS316)、使用者USが車両100に乗車すると予測される時刻を算出すると共に(ステップS318)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするために要する時間を算出し(ステップS320)、予測乗車時刻から空調所要時間だけ遡った時刻を予空調開始時刻として算出・設定する(ステップS322)。
予測乗車時刻の算出の際には(ステップS318)、図6に示すように、予空調時刻算出手段136は、予め記憶手段139に記憶された自宅HOから自宅駐車場PAHまでの距離と使用者USの歩行速度とに基づき、使用者USが自宅HOを出てから車両100に乗車するまでに要する時間を算出し(ステップS350)、外出情報に基づき特定された使用者USの外出時刻から乗車所要時間だけ経過した時刻を予測乗車時刻として算出する(ステップS352)。なお、記憶手段139に、使用者USが自宅HOを出てから車両100に乗車するまでに要する時間そのものを記憶させておき、それを用いて予測乗車時間を算出してもよい。また、複数のスマートキーSKがそれぞれ異なる使用者USの専用とされている場合には、スマートキーSK毎に、使用者USの歩行速度や自宅HOを出てから車両100に乗車するまでに要する時間を記憶させておき、外出した使用者USの保持するスマートキーSKに対応した歩行速度等を用いて予測乗車時間を算出してもよい。なお、使用者USが自宅HOを出てから車両100に乗車するまでに要する時間は、特許請求の範囲における第1の時間に相当する。
また、空調所要時間の算出の際には(図5のステップS320)、図7に示すように、予空調時刻算出手段136は、目標温度設定手段142によって設定された予空調の目標温度を取得すると共に(ステップS360)、温度センサ125を用いて車両100内の現在温度を取得し(ステップS362)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするための空調に要する時間を算出する(ステップS364)。なお、空調に要する時間は、特許請求の範囲における第2の時間に相当する。
予空調開始時刻の算出・設定(図5のステップS322)の後、予空調通知手段138は、予空調に関する情報を、通信手段160を介して使用者USのスマートフォンSPに送信する(ステップS332)。予空調に関する情報は、予空調開始時刻と、車両100内の現在温度と、予空調の目標温度との少なくとも1つを含んでいる。この通知により、使用者USは、車両100の予空調が実行される予定であることを認識することができる。
一方、外出帰宅検出システム210から何らかの情報が受信され(ステップS310:YES)、その情報が帰宅情報であった場合には、空調制御装置130は、その後の所定時間内に外出情報が受信されたか否かを判定する(ステップS324)。所定時間内に外出情報が受信された場合には(ステップS324:YES)、上述の予空調計画フラグオン(ステップS314)以降の処理が同様に実行される。例えば、使用者USが外出した後、自宅HO内に戻り、すぐに再度外出した場合のように、帰宅情報の受信から外出情報の受信までの時間が短い場合には、帰宅情報の受信によって予空調の計画(予空調開始時刻)が消去されることはない。
一方、所定時間内に外出情報が受信されなかった場合には(ステップS324:NO)、空調制御装置130は、外出情報の受信に起因して予空調計画フラグがオンとなっているか否かを判定する(ステップS326)。予空調計画フラグがオンとなっている場合には(ステップS326:YES)、予空調時刻算出手段136は、予空調計画フラグをオフにして、設定された予空調開始時刻を消去する(ステップS330)。これにより、予空調の実行は取り止められる。なお、上記所定時間は、特許請求の範囲における第3の時間に相当する。例えば、使用者USが外出した後、自宅HO内に戻って所定時間経過した場合のように、帰宅情報の受信から所定時間、外出情報が受信されない場合には、帰宅情報の受信によって予空調の計画(予空調開始時刻)が消去される。その後、処理は後述のステップS334に進む。一方、予空調計画フラグがオンとなっていない場合には(ステップS326:NO)、ステップS330はスキップされる。
続いて、空調制御装置130は、設定された予空調開始時刻になったか否かを判定する(ステップS334)。まだ予空調開始時刻になっていない場合には(ステップS334:NO)、処理はステップS310に戻る。このように、一旦、予空調開始時刻が設定されても、空調制御装置130は、外出帰宅検出システム210からの情報の受信を監視する。そのため、例えば、外出帰宅検出システム210により使用者USの外出が検出されたことを契機として予空調開始時刻が設定された後、外出帰宅検出システム210により使用者USの帰宅が検出された場合には、外出帰宅検出システム210から送信される帰宅情報に基づいて予空調開始時刻が消去される場合がある(ステップS330)。なお、ステップS334では、予空調開始時刻が設定されていない場合には、当然、まだ予空調開始時刻になっていないと判定される。
予空調開始時刻になったと判定された場合には(ステップS334:YES)、予空調指示手段137は、空調装置120に予空調開始を指示する(ステップS336)。これにより、空調装置120による予空調が開始される。予空調が開始された後、空調制御装置130は、外出帰宅検出システム210から帰宅情報が受信されたか否かを監視すると共に(ステップS338)、使用者USが車両100に乗車したか否かを監視する(ステップS340)。使用者USが車両100に乗車する前に帰宅情報が受信された場合には(ステップS338:YES)、空調制御装置130は、その後の所定時間内に外出情報が受信されたか否かを判定する(ステップS342)。所定時間内に外出情報が受信された場合には(ステップS342:YES)、使用者USの乗車判定(ステップS340)以降の処理が実行される。例えば、使用者USの外出を契機として予空調が開始された後、使用者USが自宅HO内に戻り、すぐに再度外出した場合のように、帰宅情報の受信から外出情報の受信までの時間が短い場合には、帰宅情報の受信によって予空調が停止されることはない。
一方、所定時間内に外出情報が受信されなかった場合には(ステップS342:NO)、予空調通知手段138は、通信手段160を介して使用者USのスマートフォンSPに予空調の停止を通知し(ステップS344)、予空調指示手段137は、空調装置120に予空調を停止させる(ステップS346)。例えば、使用者USの外出を契機として予空調が開始された後、使用者USが自宅HO内に戻って所定時間経過した場合のように、帰宅情報の受信から所定時間、外出情報が受信されない場合には、帰宅情報の受信によって予空調が停止される。その後、処理はステップS310に戻る。
予空調開始(ステップS336)後に帰宅情報が受信されることなく使用者USが車両100に乗車した場合には(ステップS340:YES)、第1の予空調制御処理は完了する。その後は、適宜、空調装置120による通常の空調が実行される。
A−4.第2の予空制御処理:
上述したように、第2の予空調制御処理は、車両100の現在位置が自宅駐車場PAHではなく(図3のステップS120:NO)、かつ、使用者USの位置情報が取得されている場合(ステップS140:YES)に実行される。図8に示すように、第2の予空制御処理では、最初に使用者行動検知手段135が、自車位置特定手段150により特定された車両100の現在位置と、通信手段160を介した通信により取得された使用者US(車両100の使用者USが有するものとして登録されたスマートフォンSP)の現在位置とに基づき、車両100と使用者USとの間の距離(以下「車両−使用者間距離」と呼ぶ))を算出し、車両−使用者間距離が所定の第1の範囲内であるか否かを判定する(ステップS410)。車両−使用者間距離が第1の範囲外である場合には(ステップS410:NO)、車両−使用者間距離が第1の範囲内となるまで、ステップS410が繰り返し実行される。
車両−使用者間距離が第1の範囲内である場合には(ステップS410:YES)、使用者行動検知手段135は、使用者USの移動方向に変化があったか否かを判定する(ステップS412)。ここで言う移動方向は、車両100に近づく方向(接近方向)と、車両100から遠ざかる方向(離脱方向)とのいずれかである。すなわち、ステップS412では、使用者USによる接近方向への移動が開始されたか、あるいは、使用者USによる離脱方向への移動が開始されたかが判定される。なお、車両−使用者間距離が第1の範囲内であると判定された後の最初のステップS412では、使用者USの移動方向が接近方向に変化したと判定される。使用者USによる接近方向への移動開始は、特許請求の範囲における第1の行動に相当し、使用者USによる離脱方向への移動開始は、特許請求の範囲における第2の行動に相当する。使用者USの移動方向に変化が無いと判定された場合には、処理は後述のステップS434に進む。
ステップS412において使用者USの移動方向が接近方向に変化したと判定された場合には、空調制御装置130は、予空調計画フラグをオンにする(ステップS414)。また、予空調時刻算出手段136は、使用者USが車両100への接近を開始した時刻を取得し(ステップS416)、使用者USが車両100に乗車すると予測される時刻を算出すると共に(ステップS418)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするために要する時間を算出し(ステップS420)、予測乗車時刻から空調所要時間だけ遡った時刻を適切な予空調開始時刻として算出・設定する(ステップS422)。
予測乗車時刻の算出(ステップS418)は、第1の予空調制御処理における予測乗車時刻の算出(図5のステップS318)と同様に実行される。すなわち、図6に示すように、車両−使用者間距離と使用者USの歩行速度とに基づき使用者USが車両100の位置まで到達するのに要する時間を算出し(ステップS350)、接近開始時刻から乗車所要時間だけ経過した時刻を予測乗車時刻として算出する(ステップS352)。なお、接近開始時刻から車両100に乗車するまでに要する時間は、特許請求の範囲における第1の時間に相当する。
また、空調所要時間の算出(ステップS420)は、第1の予空調制御処理における空調所要時間の算出(図5のステップS320)と同様に実行される。すなわち、図7に示すように、目標温度設定手段142によって設定された予空調の目標温度を取得すると共に(ステップS360)、温度センサ125を用いて車両100内の現在温度を取得し(ステップS362)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするための空調に要する時間を算出する(ステップS364)。なお、空調に要する時間は、特許請求の範囲における第2の時間に相当する。
予空調開始時刻の算出・設定(図8のステップS422)の後、予空調通知手段138は、予空調に関する情報を、通信手段160を介して使用者USのスマートフォンSPに送信する(ステップS432)。
一方、ステップS412において、使用者USの移動方向が離脱方向に変化したと判定された場合には、使用者行動検知手段135は、その後、離脱行動が所定時間継続したか否かを判定する(ステップS424)。離脱行動が所定時間継続しなかった(所定時間内に移動方向が接近方向に切り替わった)場合には(ステップS424:NO)、上述の予空調計画フラグオン(ステップS414)以降の処理が同様に実行される。例えば、車両−使用者間距離が第1の範囲内となった後、使用者USが車両100から遠ざかり、すぐに再度車両100に接近した場合のように、離脱行動の継続時間が短い場合には、離脱行動の検出によって予空調の計画(予空調開始時刻)が消去されることはない。
一方、離脱行動が所定時間継続した場合には(ステップS424:YES)、空調制御装置130は、使用者USの接近に起因して予空調計画フラグがオンとなっているか否かを判定する(ステップS426)。予空調計画フラグがオンとなっている場合には(ステップS426:YES)、予空調時刻算出手段136は、予空調計画フラグをオフにして、設定された予空調開始時刻を消去する(ステップS430)。これにより、予空調の実行は取り止められる。なお、上記所定時間は、特許請求の範囲における第3の時間に相当する。例えば、車両−使用者間距離が第1の範囲内となった後、使用者USが所定時間継続して車両100から遠ざかった場合のように、離脱行動の継続時間が長い場合には、離脱行動の検出によって予空調の計画(予空調開始時刻)が消去される。その後、処理は後述のステップS434に進む。一方、予空調計画フラグがオンとなっていない場合には(ステップS426:NO)、ステップS430はスキップされる。
続いて、空調制御装置130は、設定された予空調開始時刻になったか否かを判定する(ステップS434)。まだ予空調開始時刻になっていない場合には(ステップS434:NO)、処理はステップS410に戻る。このように、一旦、予空調開始時刻が設定されても、空調制御装置130は、車両−使用者間距離の監視(ステップS410)や、使用者USの移動方向の監視(ステップS412)を行う。そのため、例えば、使用者USによる車両100への接近行動が検出されて予空調開始時刻が設定された後、使用者USによる車両100からの離脱行動が検出された場合には、予空調開始時刻が消去される場合がある(ステップS430)。なお、ステップS434では、予空調開始時刻が設定されていない場合には、当然、まだ予空調開始時刻になっていないと判定される。
予空調開始時刻になったと判定された場合には(ステップS434:YES)、予空調指示手段137は、空調装置120に予空調開始を指示する(ステップS436)。これにより、空調装置120による予空調が開始される。予空調が開始された後、空調制御装置130は、使用者USの移動方向が離脱方向に変化したか(使用者USによる車両100からの離脱行動が検出されたか)否かを監視すると共に(ステップS438)、使用者USが車両100に乗車したか否かを監視する(ステップS440)。使用者USが車両100に乗車する前に使用者USの離脱行動が検出された場合には(ステップS438:YES)、空調制御装置130は、その後、離脱行動が所定時間継続したか否かを判定する(ステップS442)。離脱行動が所定時間継続しなかった(所定時間内に移動方向が接近方向に切り替わった)場合には(ステップS442:NO)、使用者USの乗車判定(ステップS440)以降の処理が実行される。例えば、使用者USの接近を契機として予空調が開始された後、使用者USが車両100から遠ざかり、すぐに再度車両100に接近した場合のように、離脱行動の継続時間が短い場合には、離脱行動の検出によって予空調が停止されることはない。
一方、離脱行動が所定時間継続した場合には(ステップS442:YES)、予空調通知手段138は、通信手段160を介して使用者USのスマートフォンSPに予空調の停止を通知し(ステップS444)、予空調指示手段137は、空調装置120に予空調を停止させる(ステップS446)。例えば、使用者USの接近を契機として予空調が開始された後、使用者USが車両100から所定時間継続して遠ざかった場合のように、離脱行動の継続時間が長い場合には、離脱行動の検出によって予空調が停止される。その後、処理はステップS410に戻る。
予空調開始(ステップS436)後に離脱行動が検出されることなく使用者USが車両100に乗車した場合には(ステップS440:YES)、第2の予空調制御処理は完了する。その後は、適宜、空調装置120による通常の空調が実行される。
A−5.第3の予空調制御処理:
上述したように、第3の予空調制御処理は、車両100の現在位置が自宅駐車場PAHではなく(図3のステップS120:NO)、かつ、使用者USの位置情報が取得されていないと判定された場合(ステップS140:NO)に実行される。図9に示すように、施設FA(図1)では、駐車場管理システム270による処理が実行されている。駐車場管理システム270は、使用者USによって精算装置260による駐車料金の精算が完了したか否かを監視し(ステップS550)、駐車料金の精算が完了したと判定された場合には(ステップS550:YES)、車両100に対して、精算完了情報を通知する(ステップS552)。なお、使用者USによる駐車料金の精算は、特許請求の範囲における第1の行動に相当する。
図10に示すように、第3の予空調制御処理において、空調制御装置130は、車両100が施設内駐車場PAFに駐車されているときに、駐車場管理システム270から精算完了情報が受信されたか否かを監視する(ステップS510)。精算完了情報が受信されたと判定された場合には(ステップS510:YES)、空調制御装置130は、予空調計画フラグをオンにする(ステップS514)。また、予空調時刻算出手段136は、使用者USが精算を完了した時刻を取得し(ステップS516)、使用者USが車両100に乗車すると予測される時刻を算出すると共に(ステップS518)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするために要する時間を算出し(ステップS520)、予測乗車時刻から空調所要時間だけ遡った時刻を適切な予空調開始時刻として算出・設定する(ステップS522)。
予測乗車時刻の算出(ステップS518)は、第1の予空調制御処理における予測乗車時刻の算出(図5のステップS318)と同様に実行される。すなわち、図6に示すように、精算装置260と車両100との間の距離と使用者USの歩行速度とに基づき使用者USが車両100の位置まで到達するのに要する時間を算出し(ステップS350)、精算完了時刻から乗車所要時間だけ経過した時刻を予測乗車時刻として算出する(ステップS352)。なお、精算完了時刻から車両100に乗車するまでに要する時間は、特許請求の範囲における第1の時間に相当する。
また、空調所要時間の算出(ステップS520)は、第1の予空調制御処理における空調所要時間の算出(図5のステップS320)と同様に実行される。すなわち、図7に示すように、目標温度設定手段142によって設定された予空調の目標温度を取得すると共に(ステップS360)、温度センサ125を用いて車両100内の現在温度を取得し(ステップS362)、空調装置120によって車両100内の温度を目標温度にするための空調に要する時間を算出する(ステップS364)。なお、空調に要する時間は、特許請求の範囲における第2の時間に相当する。
予空調開始時刻の算出・設定(図10のステップS522)の後、予空調通知手段138は、予空調に関する情報を、通信手段160を介して使用者USのスマートフォンSPに送信する(ステップS532)。続いて、空調制御装置130は、設定された予空調開始時刻になったか否かを監視する(ステップS534)。予空調開始時刻になると(ステップS534:YES)、予空調指示手段137は、空調装置120に予空調開始を指示する(ステップS536)。これにより、空調装置120による予空調が開始される。予空調が開始された後、空調制御装置130は、使用者USが車両100に乗車したか否かを監視する(ステップS540)。使用者USが車両100に乗車すると(ステップS540:YES)、第3の予空調制御処理は完了する。その後は、適宜、空調装置120による通常の空調が実行される。
以上説明したように、本実施形態の空調制御装置130の使用者行動検知手段135は、車両100の外における使用者USの所定の行動(第1の行動)を検知する。具体的には、使用者行動検知手段135は、車両100の駐車位置等に応じて、上記第1の行動として、使用者USによるスマートキーSKを保持した状態での自宅HOからの外出(図5のステップS312)、車両−使用者間距離が第1の範囲内である場合における使用者USによる車両100への接近移動(図8のステップS412)、または、使用者USによる施設内駐車場PAFの駐車料金の精算完了(図10のステップS510)のいずれかを検知する。また、空調制御装置130の予空調時刻算出手段136は、使用者行動検知手段135により検知された上記第1の行動に基づき予空調の適切な開始時刻を予測し(図5のステップS322、図8のステップS422、図10のステップS522)、予空調指示手段137は、予測された予空調開始時刻に空調装置120に予空調を開始させる(図5のステップS336、図8のステップS436、図10のステップS536)。このように、本実施形態の空調制御装置130は、検知された使用者USの実際の行動に基づき予空調の適切な開始時刻を予測して予空調を実行するため、使用者USの指定した予定乗車時刻に基づき機械的に予空調を実行する場合と比較して、実際には使用者USが車両100に乗車しないにもかかわらず予空調が実行されてしまう事態の発生を抑制することができると共に、乗車時刻において車両100内の温度が目標温度から乖離するという事態の発生や、反対に、実際の乗車時刻より大幅に前に目標温度に達し、目標温度を維持するための予空調による無駄なエネルギー消費の発生を抑制することができる。従って、本実施形態の空調制御装置130では、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
なお、上記第1の行動は、いずれも、その後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性の高い行動である。さらに、上記第1の行動は、いずれも、その後の使用者USの車両100への乗車までの所要時間が予測しやすい行動でもある。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、無駄なエネルギーの消費をより確実に抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調をさらに精度良く実行することができる。
また、本実施形態の空調制御装置130の予空調時刻算出手段136は、上記第1の行動が検知された時刻から第1の時間(使用者USが実際に車両100に乗車するのに要する時間)経過した時刻を使用者USによる車両100への予測乗車時刻とし、予測乗車時刻から第2の時間(車両100内の温度を目標温度とするための空調に要する時間)遡った時刻を予空調開始時刻として予測する。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、検知された上記第1の行動に基づき、適切な予空調開始時刻を精度良く予測することができる。
また、本実施形態の空調制御装置130の使用者行動検知手段135は、車両100の外における使用者USの上記第1の行動以外の所定の行動(第2の行動)を検知し、予空調指示手段137は、予空調開始時刻の予測が完了した後に上記第2の行動が検知された場合に、予空調の実行を取り止める(図5のステップS330,S344、図8のステップS430,S444)。具体的には、使用者行動検知手段135は、車両100の駐車位置等に応じて、上記第2の行動として、使用者USによるスマートキーSKを保持した状態での自宅HOへの帰宅(図5のステップS312)、または、車両−使用者間距離が第1の範囲内である場合における使用者USによる車両100からの離脱移動(図8のステップS412)のいずれかを検知する。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、検知された使用者USの実際の行動に基づき予空調の実行を取り止めることができ、無駄なエネルギーの消費を抑制することができる。なお、上記第2の行動は、いずれも、その後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性の低い行動である。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、無駄なエネルギーの消費をより確実に抑制することができる。なお、本実施形態では、上記第2の行動が検知されてから、上記第1の行動が再度検知されることなく所定時間が経過した場合に、予空調の実行が取り止められる(図5のステップS324,S342、図8のステップS424,S442)。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、予空調の実行取り止め判断を慎重に行うことができ、予空調の実行取り止め後すぐに、取り止めを取り消す事態の発生を抑制することができる。
また、本実施形態の空調制御装置130の予空調通知手段138は、予空調開始時刻の予測が完了すると予空調に関する情報を使用者USに通知するため、使用者USは車両100の予空調が実行される予定であることを認識することができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態の空調制御装置130の予空調可否判定手段134は、予空調が許可されているか禁止されているかの別を判定し、予空調指示手段137は、予空調が禁止されていると判定された場合には、空調装置120に予空調を実行させない。そのため、本実施形態の空調制御装置130では、使用者USが予空調を希望しないにもかかわらず予空調が実行されることを防止することができ、利便性を向上させることができる。
B.変形例:
B−1.変形例1:
上記実施形態における情報通信システム10の構成はあくまで一例であり、情報通信システム10の構成は種々変更可能である。例えば、上記実施形態における自宅HOおよび自宅駐車場PAHは、例えば使用者USが勤務する事務所およびその事務所の駐車場のように、使用者の居所(すみか、人がある程度継続して滞在している場所)およびその居所の駐車場に置き換え可能である。この場合にも、事務所建物に外出帰宅検出システム210を設置することにより、使用者USの事務所建物内から外に出る行動(外出行動)や、事務所建物外から建物内に入る行動(帰宅行動)があったことを検出することができ、そのような行動の検出結果に基づき、上記実施形態と同様に予空調制御処理を実現することができる。
また、上記実施形態では、車両100とスマートフォンSPとは無線LANを介して通信を行うとしているが、車両100とスマートフォンSPとの通信手段は、無線LAN以外の無線通信手段(例えば3G回線やLTE)であってもよい。
また、上記実施形態では、車両100のインストゥルメントパネルに設けられた操作手段140に、予空調の実行可否を設定する予空調可否設定手段144が含まれるとしているが、必ずしも操作手段140に予空調可否設定手段144が含まれる必要はない。例えば、使用者USは、スマートフォンSP等の無線機器を利用した車両100との無線通信により、予空調を許可するか禁止するかの別を設定(指示)するとしてもよい。また、車両100における予空調可否の設定態様としては、単なる許可と禁止の別に限られず、曜日および時間帯に応じて許可と禁止の別を設定する(例えば、月曜日から金曜日までの午前7時から午前9時までは予空調を許可し、それ以外は予空調を禁止とする)ことも可能である。
また、上記実施形態では、車両100のインストゥルメントパネルに設けられた操作手段140に、目標温度設定手段142が含まれるとしているが、必ずしも操作手段140に目標温度設定手段142が含まれる必要はなく、使用者USは、スマートフォンSP等の無線機器を利用した車両100との無線通信により、目標温度を設定(指示)するとしてもよい。また、上記実施形態において、ハードウェアによって実現されている構成の一部をソフトウェアにより実現されるように変形してもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されている構成の一部をハードウェアにより実現されるように変形してもよい。
B−2.変形例2:
上記実施形態における第1の予空調制御処理では、外出帰宅検出システム210により使用者USの外出および帰宅が検出されているが、外出帰宅検出システム210を用いず、車両100がスマートキーSKの位置を検出することにより、スマートキーSKを保持した使用者USの外出および帰宅が検出されるとしてもよい。例えば、車両100は、スマートキーSKの位置の変化(すなわち移動)を検出した場合には、その移動方向に応じて、スマートキーSKを保持した使用者USの外出または帰宅があったと判断してもよい。あるいは、使用者USが保持するスマートフォンSPの位置を検出することにより、使用者USの外出および帰宅が検出されるとしてもよい。
また、上記実施形態における第2の予空調制御処理では、車両100は、使用者USが保持するスマートフォンSPの位置を特定することにより車両−使用者間距離を特定しているが、これに代えて、使用者USが保持するスマートキーSKの位置を特定することにより車両−使用者間距離を特定してもよい。このようにすれば、車両100は、使用者USがスマートキーSKを保持した状態で車両100に近づいたり車両100から遠ざかったりすることを検知することができ、これらの行動(第1の行動または第2の行動)に基づいて予空調の制御を行うことにより、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
また、上記実施形態における第3の予空調制御処理は、車両100が施設FAに位置する施設内駐車場PAFに駐車されているときに実行されるが、車両100が施設内駐車場PAF以外の駐車場に駐車されているときにも同様に実行されるとしてもよい。
また、上記実施形態における予空調制御処理では、第1ないし第3の予空調制御処理のいずれかが実行されるとしているが、車両100の駐車位置や使用者USの位置情報取得状況によっては、第1ないし第3の予空調制御処理のいずれもが実施されないとしてもよい。例えば、車両100の駐車位置が自宅駐車場PAHである場合には第1の予空調制御処理が実行されるが、車両100の駐車位置が自宅駐車場PAH以外である場合には、使用者USの位置情報取得状況に関わらず、第1ないし第3の予空調制御処理のいずれもが実施されないとしてもよい。
B−3.変形例3:
上記実施形態では、第2の行動が検知されてから、第1の行動が再度検知されることなく所定時間が経過した場合に、予空調の実行が取り止められるが(図5のステップS324,S342、図8のステップS424,S442)、第2の行動が検知されると直ちに予空調の実行が取り止められるとしてもよい。
B−4.変形例4:
上記実施形態において、上記第1の行動が検知されてから実際に使用者USが車両100に乗車した時刻までの経過時間を、車両100の位置に関連付けて記憶手段139に記憶させておき、予測乗車時刻算出(図6)の際に、車両100の現在位置に関連付けられた上記経過時間を用いるとしてもよい。すなわち、車両100の現在位置を検出し、上記第1の行動が検知された時刻から、記憶手段139に記憶された経過時間の内、車両100の現在位置に関連付けられた経過時間だけ経過した時刻を、予測乗車時刻として算出するとしてもよい。このようにすれば、予測乗車時刻の算出処理の容易化・迅速化・精度向上を実現することができる。
B−5.変形例5:
上記実施形態において、車両100の予空調の契機となる使用者USの行動(第1の行動)は、あくまで一例であり、第1の行動は他の行動であってもよい。例えば、第1の行動は、車両100が自宅駐車場PAHに駐車されている場合において、使用者USが自宅HOの特定の部屋(例えば寝室)から出ることであってもよい。このようにしても、第1の行動検出後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性が高くなるため、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
また、例えば、第1の行動は、車両100が自宅駐車場PAH以外の駐車場に駐車されており、車両100と使用者USとの間の距離が所定の第1の範囲外となった後に第1の範囲内になったときに、使用者USが車両100に接近することであってもよい。このようにすれば、車両100と使用者USとの間の距離が長距離となる必然性がある場合(例えば、使用者USが大型遊園地や車両乗り入れ不可の観光地に行った場合)において、第1の行動検出後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性が高くなるため、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
また、例えば、第1の行動は、車両100が自宅駐車場PAH以外の駐車場に駐車されており、車両100と使用者USとの間の距離が所定の第1の範囲内であり、かつ、所定の第2の範囲外であるときに、使用者USが車両100に接近することであってもよい。このようにすれば、車両100と使用者USとの間の距離が中距離となる必然性がある場合(例えば、使用者USがショッピングモールに行った場合)において、第1の行動検出後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性が高くなるため、無駄なエネルギーの消費を抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調を精度良く実行することができる。
また、変形例5に記載された第1の行動は、使用者USがスマートキーSKを保持した状態での行動に限定されるとしてもよい。このようにすれば、第1の行動検出後に使用者USが車両100に乗車する蓋然性がさらに高くなるため、無駄なエネルギーの消費をより確実に抑制しつつ、使用者USの乗車時刻において車内が快適な温度になるように予空調をさらに精度良く実行することができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
100…車両
110…空調システム
120…空調装置
130…空調制御手段
135…使用者行動検知手段
136…予空調時刻算出手段
137…予空調指示手段

Claims (24)

  1. 車両(100)用の空調システム(110)であって、
    前記車両内の空調を行う空調装置(120)と、
    前記空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、
    前記空調制御手段は、
    前記車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、
    前記使用者行動検知手段により検知された前記第1の行動に基づき、前記使用者が前記車両に乗車する前における前記空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、
    予測された前記開始時刻に前記空調装置に前記予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、
    前記使用者行動検知手段は、前記第1の行動に加えて、前記車両の外における前記使用者の所定の第2の行動を検知し、
    前記予空調指示手段は、前記開始時刻の予測が完了した後に前記使用者行動検知手段により前記第2の行動が検知された場合に、前記予空調の実行を取り止め、
    前記予空調指示手段は、前記使用者行動検知手段により前記第2の行動が検知されてから、前記第1の行動が再度検知されることなく第3の時間が経過した場合に、前記予空調の実行を取り止める、空調システム。
  2. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記第2の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場に駐車されているときに、前記使用者が前記居所の建物の外から前記建物内に入ることを含む、空調システム。
  3. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記第2の行動は、前記車両と前記使用者との距離が所定の第1の範囲内であるときに、前記使用者が前記車両から遠ざかることを含む、空調システム。
  4. 車両(100)用の空調システム(110)であって、
    前記車両内の空調を行う空調装置(120)と、
    前記空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、
    前記空調制御手段は、
    前記車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、
    前記使用者行動検知手段により検知された前記第1の行動に基づき、前記使用者が前記車両に乗車する前における前記空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、
    予測された前記開始時刻に前記空調装置に前記予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、
    さらに、
    前記開始時刻が予測されると、前記予空調に関する情報を前記使用者に通知する予空調通知手段(138)を備える、空調システム。
  5. 請求項4に記載の空調システムであって、
    前記使用者行動検知手段は、前記第1の行動に加えて、前記車両の外における前記使用者の所定の第2の行動を検知し、
    前記予空調指示手段は、前記開始時刻の予測が完了した後に前記使用者行動検知手段により前記第2の行動が検知された場合に、前記予空調の実行を取り止める、空調システム。
  6. 請求項5に記載の空調システムであって、
    前記予空調指示手段は、前記使用者行動検知手段により前記第2の行動が検知されてから、前記第1の行動が再度検知されることなく第3の時間が経過した場合に、前記予空調の実行を取り止める、空調システム。
  7. 請求項4から請求項6までのいずれか一項に記載の空調システムであって、
    前記予空調に関する情報は、前記開始時刻と、前記車両内の現在温度と、前記車両内の目標温度と、の少なくとも1つを含む、空調システム。
  8. 車両(100)用の空調システム(110)であって、
    前記車両内の空調を行う空調装置(120)と、
    前記空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、
    前記空調制御手段は、
    前記車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、
    前記使用者行動検知手段により検知された前記第1の行動に基づき、前記使用者が前記車両に乗車する前における前記空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、
    予測された前記開始時刻に前記空調装置に前記予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、
    前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場以外の特定の駐車場に駐車されているときに、前記使用者が前記特定の駐車場における駐車料金を精算することを含む、空調システム。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の空調システムであって、さらに、
    前記予空調が許可されているか禁止されているかの別を判定する予空調可否判定手段(134)を備え、
    前記予空調指示手段は、前記予空調が禁止されていると判定された場合には、前記空調装置に前記予空調を実行させない、空調システム。
  10. 請求項9に記載の空調システムであって、
    前記予空調可否判定手段は、曜日および時間帯に応じて前記予空調の許可および禁止の別を判定する、空調システム。
  11. 車両(100)用の空調システム(110)であって、
    前記車両内の空調を行う空調装置(120)と、
    前記空調装置を制御する空調制御手段(130)と、を備え、
    前記空調制御手段は、
    前記車両の外における使用者の所定の第1の行動を検知する使用者行動検知手段(135)と、
    前記使用者行動検知手段により検知された前記第1の行動に基づき、前記使用者が前記車両に乗車する前における前記空調装置による空調運転である予空調の適切な開始時刻を予測する予空調時刻算出手段(136)と、
    予測された前記開始時刻に前記空調装置に前記予空調を開始させる予空調指示手段(137)と、を含み、
    さらに、
    前記予空調が許可されているか禁止されているかの別を判定する予空調可否判定手段(134)を備え、
    前記予空調指示手段は、前記予空調が禁止されていると判定された場合には、前記空調装置に前記予空調を実行させない、とともに、
    前記予空調可否判定手段は、曜日および時間帯に応じて前記予空調の許可および禁止の別を判定する、空調システム。
  12. 請求項11に記載の空調システムであって、
    前記使用者行動検知手段は、前記第1の行動に加えて、前記車両の外における前記使用者の所定の第2の行動を検知し、
    前記予空調指示手段は、前記開始時刻の予測が完了した後に前記使用者行動検知手段により前記第2の行動が検知された場合に、前記予空調の実行を取り止める、空調システム。
  13. 請求項11に記載の空調システムであって、 前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場に駐車されているときに、前記使用者が前記車両の鍵機能を有する装置を移動させる行動を含む、空調システム。
  14. 請求項11に記載の空調システムであって、
    前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場に駐車されているときに、前記使用者が前記車両の鍵機能を有する装置を保持した状態で、所定の第3の行動を行うことを含む、空調システム。
  15. 請求項14に記載の空調システムであって、
    前記第3の行動は、前記使用者が前記居所の建物内から外に出ることを含む、空調システム。
  16. 請求項14に記載の空調システムであって、
    前記第3の行動は、前記使用者が前記居所の建物内の特定の部屋から出ることを含む、空調システム。
  17. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場以外の駐車場に駐車されており、かつ、前記車両と前記使用者との距離が所定の第1の範囲内であるときに、前記使用者が前記車両に接近することを含む、空調システム。
  18. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場以外の駐車場に駐車されており、前記車両と前記使用者との距離が所定の第1の範囲内であり、かつ、所定の第2の範囲外であるときに、前記使用者が前記車両に接近することを含む、空調システム。
  19. 請求項1に記載の空調システムであって、
    前記第1の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場以外の駐車場に駐車されており、前記車両と前記使用者との距離が所定の第1の範囲外となった後に前記第1の範囲内になったときに、前記使用者が前記車両に接近することを含む、空調システム。
  20. 請求項17から請求項19までのいずれか一項に記載の空調システムであって、
    前記使用者が前記車両に接近することは、前記使用者が前記車両の鍵機能を有する装置を保持した状態で前記車両に接近することである、空調システム。
  21. 請求項5または請求項12に記載の空調システムであって、
    前記第2の行動は、前記車両が前記使用者の居所の駐車場に駐車されているときに、前記使用者が前記居所の建物の外から前記建物内に入ることを含む、空調システム。
  22. 請求項5または請求項12に記載の空調システムであって、
    前記第2の行動は、前記車両と前記使用者との距離が所定の第1の範囲内であるときに、前記使用者が前記車両から遠ざかることを含む、空調システム。
  23. 請求項1から請求項22までのいずれか一項に記載の空調システムであって、
    前記予空調時刻算出手段は、前記使用者行動検知手段により前記第1の行動が検知された時刻から第1の時間経過した時刻を前記使用者による前記車両への予測乗車時刻とし、前記予測乗車時刻から第2の時間遡った時刻を前記予空調の開始時刻として予測する、空調システム。
  24. 請求項23に記載の空調システムであって、さらに、
    前記車両の位置を特定する自車位置特定手段(150)と、
    前記使用者行動検知手段により前記第1の行動が検知された時刻から実際に前記使用者が前記車両に乗車した時刻までの経過時間を、前記車両の位置に関連付けて記憶する記憶手段(139)と、を備え、
    前記予空調時刻算出手段は、前記自車位置特定手段により特定された前記車両の位置と、前記記憶手段に記憶された前記経過時間とに基づき、前記第1の時間を決定する、空調システム。
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