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JP6164150B2 - 筒体の製造装置及び製造方法 - Google Patents
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JP6164150B2 - 筒体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、筒体の製造装置及び製造方法に関し、例えば、鋼板をU字形に曲げた後に、曲げられた鋼板の開放端部の相互をカシメ加工して筒体を製造する製造装置及び製造方法に関する。
自動車のマフラーの本体管などの筒体は、例えば図17(a)乃至図17(c)に示すように、先ず中子型101に鋼材102を外型103で押し当てて当該鋼材102をU字形に曲げ、その後、鋼材102の開放端部の相互をカシメローラ104でカシメ加工することで製造されている。このような中子型101や外型103は形状が定まっているため、製造する筒体の形状を変更したい場合、中子型101や外型103を交換する必要があり、大掛かりである。
ここで、特許文献1の筒体の製造装置は、筒状型の両開口端部を内側から複数の支持体で支持し、当該支持体を筒状型の軸心方向に進退させることで、筒状型を所望の形状とし、所望の形状とした筒状型に鋼材を押し当てることで当該鋼材をU字形に曲げ、その後、鋼材の開放端部をカシメ加工することでマフラー用の筒体を製造している。つまり、当該筒体の製造装置は、形状の異なる筒体を製造する際に、筒状型を支持体で変形させることで対応することができる構成とされている。
特開平10−156468号公報
特許文献1の筒体の製造装置は、所望の形状に筒状型を変形させることが難しく、当該筒状型で精度の高い筒体を簡単に製造することは難しい。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、形状の異なる筒体を精度良く、簡単に製造することができる筒体の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る筒体の製造装置は、鋼板をU字形に曲げた後に、曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工して筒体を製造する装置であって、
前記鋼板が押し当てられる凹部及び当該凹部の延在方向に形成された開放部を有する曲げ型が複数種類載置される載置部と、
複数種類の前記曲げ型に夫々対応する複数の押し型から、選択された前記曲げ型に対応する前記押し型を選択し、前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させ、前記曲げ型の凹部を跨ぐように配置された前記鋼板を当該凹部の深さ方向に押し込んで当該鋼板をU字形に曲げて、前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜く成型用ロボットと、
曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工するカシメ部と、
を備える。
このような筒体の製造装置は、載置部上に製造する筒体の形状に応じた複数種類の曲げ型を載置し、所望の曲げ型に対応する押し型を成型用ロボットで選択して当該曲げ型の凹部の深さ方向に移動させて鋼板を略U字形に曲げるので、形状の異なる筒体を精度良く、簡単に製造することができる。そのため、汎用性に優れた筒体の製造装置を実現することができる。
上述の筒体の製造装置において、前記押し型の外周面に沿って前記カシメ部を移動させるカシメ用ロボットを備えることが好ましい。
このようにカシメ部をカシメ用ロボットで位置制御するので、鋼板の開放端部の相互を斜めにカシメ加工することができ、ストレート状の筒体に限らず、テーパー状の筒体を簡単に製造することができる。
上述の筒体の製造装置において、前記押し型は、前記曲げ型の凹部に挿入される複数の押圧部を備え、
前記複数の押圧部が前記曲げ型の凹部に挿入されたとき、前記曲げ型の幅方向に並べられる前記押圧部の間隔を当該幅方向に拡げる拡幅部を備えることが好ましい。
これにより、複雑な形状の筒体を簡単に製造することができる。
上述の筒体の製造装置において、前記成型用ロボットは、第1のロボットと第2のロボットとを備え、
前記第1のロボットは、前記押し型における前記曲げ型の凹部に挿入される部分を挟んで一方の側部を支持し、
前記第2のロボットは、前記押し型における前記曲げ型の凹部に挿入される部分を挟んで他方の側部を支持し、
前記第1のロボットと前記第2のロボットとは、協調動作して前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させることが好ましい。
これにより、押し型は第1のロボット及び第2のロボットで両持ち支持されるので、押し型を略水平に維持した状態で曲げ型の凹部の下方に押し込むことができる。
上述の筒体の製造装置において、前記押し型は、前記曲げ型の凹部に挿入される複数の押圧部と、前記複数の押圧部の一方の側部に着脱可能な第1の支持部材と、前記複数の押圧部の他方の側部に着脱可能な第2の支持部材と、を備え、
前記第1のロボットは前記第1の支持部材を支持し、前記第2のロボットは前記第2の支持部材を支持し、前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜くとき、前記第1のロボットは前記第1の支持部材と共に前記複数の押圧部の一方の側部から取り外されることが好ましい。
これにより、押し型の一方の側部側への移動を妨げる部材がなくなり、押し型を簡単に曲げ型の開放部から引き抜くことができる。
上述の筒体の製造装置において、前記載置部は、選択された前記曲げ型が設定された位置に配置されるように回転可能であることが好ましい。
これにより、成型用ロボット及びカシメ用ロボットの稼動範囲を狭くすることができ、成型用ロボット及びカシメ用ロボットの小型化に寄与できる。
本発明の一態様に係る筒体の製造方法は、鋼板をU字形に曲げた後に、曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工して筒体を製造する方法であって、
前記鋼板が押し当てられる凹部及び当該凹部の延在方向に形成された開放部を有する曲げ型を載置部に複数種類載置する工程と、
成型用ロボットが複数種類の前記曲げ型に夫々対応する複数の押し型から、選択された前記曲げ型に対応する前記押し型を選択し、前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させ、前記曲げ型の凹部を跨ぐように配置された前記鋼板を当該凹部の深さ方向に押し込んで当該鋼板をU字形に曲げる工程と、
曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ部でカシメ加工する工程と、
前記成型用ロボットが前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜く工程と、
を備える。
このような筒体の製造方法は、載置部上に製造する筒体の形状に応じた複数種類の曲げ型を載置し、所望の曲げ型に対応する押し型を成型用ロボットで選択して当該曲げ型の凹部の深さ方向に移動させて鋼板を略U字形に曲げるので、形状の異なる筒体を精度良く、簡単に製造することができる。
上述の筒体の製造方法において、前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工する工程では、カシメ用ロボットが前記カシメ部を前記押し型の外周面に沿って移動させて当該開放端部の相互をカシメ加工することが好ましい。
このようにカシメ部をカシメ用ロボットで位置制御するので、鋼板の開放端部の相互を斜めにカシメ加工することができ、ストレート状の筒体に限らず、テーパー状の筒体を簡単に製造することができる。
上述の筒体の製造方法において、前記鋼板をU字形に曲げる工程の後に、前記押し型における前記曲げ型の幅方向に並ぶ複数の押圧部の間隔を当該幅方向に拡げて前記鋼板を当該凹部に押し付ける工程を備えることが好ましい。
これにより、複雑な形状の筒体を簡単に製造することができる。
上述の筒体の製造方法において、前記押し型を前記曲げ型の凹部の深さ方向に移動させて当該凹部に前記鋼板を押し付けた状態で、前記鋼板の端部相互をカシメ加工することが好ましい。
これにより、鋼板を固定した状態でカシメ加工することができる。
本発明によれば、形状の異なる筒体を精度良く、簡単に製造することができる筒体の製造装置及び製造方法を提供することができる。
実施の形態1の製造装置を模式的に示す平面図である。 実施の形態1の製造装置における押し型を曲げ型の凹部に挿入する際の状態を示す正面図である。 図2の側面図である。 実施の形態1の製造装置で製造される筒体を示すと共に、カシメ加工された部分を拡大して示す図である。 実施の形態1の製造装置におけるカシメ部を示す平面図である。 実施の形態1の製造装置の制御系のブロック図である。 実施の形態1の製造方法におけるカシメ加工後の流れを示す図である。 実施の形態1の製造方法におけるカシメ加工後の流れを示す図である。 実施の形態1の製造方法におけるカシメ加工後の流れを示す図である。 実施の形態1の製造方法におけるカシメ加工後の流れを示す図である。 実施の形態1の製造方法におけるカシメ加工の流れを示す図である。 実施の形態2の筒体を製造する様子を模式的に示す図である。 実施の形態3で製造される筒体を示す図である。 実施の形態3で用いる押し型の一方の側部近傍のみを模式的に示した図である。 実施の形態3の筒体を製造する流れを示す図である。 実施の形態3の筒体を製造する流れを示す図である。 従来の筒体を製造する流れを示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の筒体の製造装置(以下、単に製造装置と省略する場合がある。)を説明する。図1は、本実施の形態の製造装置を模式的に示す平面図である。図2は、本実施の形態の製造装置における押し型を曲げ型の凹部に挿入する際の状態を示す正面図である。図3は、図2の側面図である。図4は、本実施の形態の製造装置で製造される筒体を示すと共に、カシメ加工された部分を拡大して示す図である。図5は、本実施の形態の製造装置におけるカシメ部を示す平面図である。図6は、製造装置の制御系のブロック図である。
本実施の形態の製造装置1は、自動車のマフラーの本体管などの筒体を製造する際に用いられ、鋼板を略U字形に曲げた後に、曲げられた鋼板の開放端部(即ち、曲げられた鋼板における深さ方向に配置された開放部を挟む端部)の相互をカシメ加工して筒体を製造する。
製造装置1は、図1及び図6に示すように、回転テーブル2、成型用ロボット3、カシメ装置4及び制御装置5を備えている。回転テーブル2は、図1乃至図3に示すように、曲げ型7が載置される載置部2aを備えており、当該載置部2aが駆動装置(図示を省略)によって製造装置1の上下方向に延在する回転軸O1を中心に回転する。駆動装置は、モータや減速器などを備えており、制御装置5から入力される制御信号に基づいてモータが動作する。
ここで、本実施の形態では、図4に示す角丸長方形のストレート状の筒体6を製造するための曲げ型7及び押し型8の形状を例示的に以下に説明する。なお、以下の曲げ型7及び押し型8の説明は、図2及び図3に示す曲げ型7及び押し型8の形態を基準として説明する。
曲げ型7は、図1に示すように、載置部2a上に載置されて固定されている。本実施の形態の曲げ型7は、図2及び図3に示すように、成形部7a及び水平部7bを備えている。
成形部7aは、曲げ型7の左右方向から見て略U字形の凹部7cが当該曲げ型7の左右方向に延在しており、成形部7aの左右側面(即ち、凹部7cの延在方向の両側面)に開放部7dが形成されると共に、成形部7aの上面に開放部7eが形成されている。この凹部7cに鋼板9が押し付けられることで、当該鋼板9が略U字形に曲げられる。
水平部7bは、成形部7aの上端部から夫々凹部7cを挟んで当該凹部7cの外方に向かって延在している。つまり、水平部7bは夫々、凹部7cを挟んで曲げ型7の前後方向に延在している。この水平部7b上には、凹部7cを跨ぐように鋼板9が載置される。
このような曲げ型7は製造する筒体の形状に応じて凹部7cの形状が異なり、複数の曲げ型7が用意されている。そして、複数の曲げ型7は夫々、当該曲げ型7の左右方向(即ち、曲げ型7における凹部7cの延在方向)と載置部2aの回転軸O1を中心とする共通の円の接線方向とが略等しくなるように配置されている。また、複数の曲げ型7は、載置部2aの回転軸O1を中心として略等しい間隔で配置されている。
押し型8は、第1のロールバー10、第2のロールバー11、第1の支持部材12及び第2の支持部材13を備えるロールバーユニットであり、鋼板9を曲げ型7の凹部7cに押し当てて当該鋼板9を略U字形に曲げる。
第1のロールバー10は、倒円柱形であり、第1のロールバー10の左右方向の長さが曲げ型7の左右方向の長さより長い。また、第1のロールバー10の左右方向の両端部からは、第1のロールバー10の左右方向に突出部10aが突出する。第2のロールバー11は、第1のロールバー10と等しい形状であり、第2のロールバー11の左右方向の両端部から当該第2のロールバー11の左右方向に突出部11aが突出する。
このような第1のロールバー10の中心軸AX1及び第2のロールバー11の中心軸AX2は、押し型8の上下方向に間隔を開けて、押し型8の左右方向に延在している。
第1の支持部材12は、第1のロールバー10及び第2のロールバー11の右側部に着脱可能である。また、第2の支持部材13は、第1のロールバー10及び第2のロールバー11の左側部に着脱可能である。このような第1の支持部材12及び第2の支持部材13は、上述のように配置された第1のロールバー10と第2のロールバー11とを挟み込むように配置される。
詳細には、第1の支持部材12は、第1のロールバー10の右側の突出部10a及び第2のロールバー11の右側の突出部11aが嵌合される嵌合孔12aが板状部材12bに形成された構成である。そして、板状部材12bからは、当該板状部材12bを挟んで第1のロールバー10及び第2のロールバー11に対して逆側(即ち、本実施の形態では右側)に突出部12cが突出する。
第2の支持部材13は、第1の支持部材12と略等しい構成とされている。つまり、第2の支持部材13は、第1のロールバー10の左側の突出部10a及び第2のロールバー11の左側の突出部11aが嵌合される嵌合孔13aが板状部材13bに形成された構成である。そして、板状部材13bからは、当該板状部材13bを挟んで第1のロールバー10及び第2のロールバー11に対して逆側(即ち、本実施の形態では左側)に突出部13cが突出する。
このような押し型8は、上述の複数の曲げ型7の凹部7cの形状に応じて対応するように複数用意されており、例えば載置部14(図1を参照)上に載置されている。
成型用ロボット3は、押し型8を支持して位置制御する。ここで、以下の成型用ロボット3の説明は、図1に示す製造装置1の形態を基準として説明する。
本実施の形態の成型用ロボット3は、第1のロボット15及び第2のロボット16を備えている。第1のロボット15及び第2のロボット16は、例えば一般的な6軸ロボットであり、各関節のモータが制御装置5から入力される制御信号に基づいて動作する。
第1のロボット15及び第2のロボット16は、製造装置1の前後方向において、カシメ装置4が配置されている領域に対して回転テーブル2を挟んで逆側の領域に配置されている。そして、第1のロボット15及び第2のロボット16は、製造装置1の左右方向において、相互に回転テーブル2を挟むように配置されている。
これらの第1のロボット15及び第2のロボット16夫々の根元部は、固定冶具(図示を省略)に連結されている。一方、第1のロボット15及び第2のロボット16夫々の先端部には、押し型8を保持するための保持部17、18が連結されている。
保持部17には、図2に示すように、押し型8における第1の支持部材12の突出部12cが嵌合される嵌合孔17aが形成されている。そして、保持部18には、押し型8における第2の支持部材13の突出部13cが嵌合される嵌合孔18aが形成されている。
ちなみに、本実施の形態では、図1に示すように、第1のロボット15の近傍に上述の載置部14が配置されている。また、第2のロボット16の近傍に製造する筒体の形状に応じて切断された鋼板9が載置される載置部19が配置されている。
カシメ装置4は、略U字形に曲げられた鋼板9の上面に形成された開放部を挟む端部9a、9b(図11を参照)に沿って当該端部9a、9bの相互をカシメ加工(ロックシーム加工)する。本実施の形態のカシメ装置4は、カシメ部20及びカシメ用ロボット21を備えている。
カシメ部20は、図5に示すように、一般的なカシメローラユニットである。ここで、以下のカシメ部20の説明は、図5に示すカシメ部20の形態を基準に説明する。
カシメ部20は、左右方向の両側面及び下面に開放部を有する筐体22を備えており、当該筐体22内に絞りガイド23及び複数のローラ24が設けられている。
筐体22の左右方向に配置された拡幅側の開放部から略U字形の鋼板9の端部9a、9bが挿入されると、カシメ部20の前後方向で向かい合うように配置された絞りガイド23によって鋼板9の端部9a、9bの間隔が絞られ、その後、複数のローラ24によって鋼板9の端部9a、9bが図4で拡大した形態にカシメ加工される。
カシメ用ロボット21は、例えば一般的な6軸のロボットアームである。カシメ用ロボット21の根元部は、固定冶具(図示を省略)に固定されている。一方、カシメ用ロボット21の先端部は、カシメ部20における筐体22の上面に連結されている。このカシメ用ロボット21の各関節のモータは、制御装置5から入力される制御信号に基づいて動作する。
制御装置5は、詳細は後述するが、回転テーブル2における駆動装置のモータ、成型用ロボット3における第1のロボット15並びに第2のロボット16の各関節のモータ、カシメ装置4におけるカシメ用ロボット21の各関節のモータを制御する。ここで、本実施の形態の制御装置5は、第1のロボット15と第2のロボット16とを関連付けて協調制御する。
次に、本実施の形態の筒体の製造方法(以下、単に製造方法と省略する場合がある。)を説明する。図7乃至図10は、本実施の形態の製造方法におけるカシメ加工後の流れを示す図である。図11は、本実施の形態の製造方法におけるカシメ加工の流れを示す図である。ここで、本実施の形態の製造方法でも、図4に示す角丸長方形のストレート状(即ち、筒体6の左右方向で断面形状が等しい形状)の筒体6を製造することを前提とする。なお、以下の製造方法の説明では、図1に示す製造装置1の形態を基準として説明する。
先ず、作業者が載置部2a上に複数種類の曲げ型7を載置する。次に、制御装置5は、回転テーブル2における駆動装置のモータを制御して載置部2aを回転させ、当該筒体6を製造するための曲げ型7を所望の位置に配置する。本実施の形態の制御装置5は、図1に示すように、所望の曲げ型7における凹部7cの延在方向が製造装置1の左右方向に延在し、且つ当該曲げ型7が第1のロボット15及び第2のロボット16側に配置されるように載置部2aを回転させる。
詳細には、制御装置5は、例えば作業者によって入力される所望の曲げ型7を選択する入力信号に基づいて、回転テーブル2における駆動装置のモータを制御する。つまり、制御装置5は、載置部2aの回転角度に基づいて現状における各々の曲げ型7の位置を判断し、入力信号に基づいて選択された曲げ型7を所望の位置に配置するように、回転テーブル2における駆動装置のモータを制御する。
次に、図2及び図3に示すように、曲げ型7の凹部7cを跨ぐように水平部7b上に鋼板9を載置する。このとき、図示を省略するが、第2のロボット16の先端部に吸着部を備え、当該吸着部に鋼板9を吸着させて当該鋼板9を水平部7b上に載置してもよく、作業者が鋼板9を水平部7b上に載置してもよい。
鋼板9の載置作業が終了すると、本実施の形態では、以降の工程を第1のロボット15と第2のロボット16とを協調動作させて実行する。詳細には、先ず、制御装置5は、第1のロボット15及び第2のロボット16の各関節のモータを制御して、曲げ型7に対応する押し型8を選択し、第1のロボット15における保持部17の嵌合孔17aに押し型8における第1の支持部材12の突出部12cを嵌合すると共に、第2のロボット16における保持部18の嵌合孔18aに押し型8における第2の支持部材13の突出部13cを嵌合して当該押し型8を支持する。
詳細には、制御装置5は、例えば作業者によって入力される所望の曲げ型7を選択する入力信号に基づいて、当該曲げ型7に対応する押し型8を選択し、選択した押し型8を支持するべく第1のロボット15及び第2のロボット16における各関節のモータを制御する。つまり、制御装置5は、各々の押し型8の載置位置を記憶しており、入力信号に基づいてこれらの押し型8から所望の押し型8を選択するように、第1のロボット15及び第2のロボット16における各関節のモータを制御する。
次に、制御装置5は、第1のロボット15及び第2のロボット16における各関節のモータを制御して、押し型8における第1のロールバー10及び第2のロールバー11を曲げ型7の凹部7c上に配置する。このとき、回転テーブル2の回転軸O1を通り、且つ製造装置1の前後方向に延在する線L1を中心に、第1のロボット15と第2のロボット16とが対称の形態で押し型8を両持ち支持する。
次に、制御装置5は、図2及び図3に示すように、第1のロボット15及び第2のロボット16における各関節のモータを制御して、押し型8を曲げ型7の凹部7cに挿入して当該凹部7cの下方に移動させる。これにより、鋼板9は曲げ型7の凹部7cの下方に押し込まれて略U字形に曲げられる。このとき、押し型8は第1のロボット15及び第2のロボット16で両持ち支持されているので、第1のロールバー10及び第2のロールバー11を略水平に維持した状態で曲げ型7の凹部7cの下方に押し込むことができる。
次に、制御装置5は、図1に示すように、第1のロボット15及び第2のロボット16の各関節のモータを制御して、第1のロールバー10で鋼板9を曲げ型7における凹部7cの底面に押し付けつつ、カシメ用ロボット21の各関節のモータを制御して、略U字形に曲げられた鋼板9の端部9a、9bをカシメ部20における筐体22の拡幅側の開放部及び下面の開放部から当該筐体22内に挿入し、カシメ部20を製造装置1の左右方向(本実施の形態では右方)に移動させる。このとき、第1のロールバー10で鋼板9が曲げ型7における凹部7cの底面に押し付けられているので、鋼板9を固定した状態でカシメ加工することができる。
ここで、カシメ加工について簡単に説明する。先ず、鋼板9の端部9a、9bは、図11(a)の状態から絞りガイド23によって当該端部9a、9bの間隔が絞られ、一列目のローラ24a、24bの間に送り込まれる。ここで、鋼板9の端部9aは、鋼板9の端部9bに対して製造装置1の上方に突出するように予めU字形に曲げられている。
次に、鋼板の端部9a、9bは、図11(b)に示すように、一列目のローラ24a、24bによって、押し型8の上面に押し付けられつつ、所望の角度で折り曲げられて突き合わされる。そして、鋼板9の端部9a、9bは、図11(c)に示すように、二列目のローラ24c、24dの間に送り込まれ、鋼板9の端部9aにおける当該鋼板9の端部9bに対して突出する部分が、略水平に折り曲げられる。
次に、鋼板9の端部9a、9bは、図11(d)に示すように、三列目のローラ24e、24fの間に送り込まれ、鋼板9の端部9aにおける水平部分が下方に折り曲げられる。そして、鋼板9の端部9a、9bは、図11(e)に示すように、四列目のローラ24g、24hの間に送り込まれ、鋼板9の端部9a、9bが下方に折り曲げられる。
最後に、鋼板9の端部9a、9bは、図11(f)に示すように、五列目のローラ24iによって下方に押し込まれる。これにより、鋼板9の端部9a、9bがカシメ加工されて筒体6が完成する。
上述のようにカシメ加工が終了すると、制御装置5は、第2のロボット16の各関節のモータを制御して、図7に示すように、押し型8の第2の支持部材13を第1のロールバー10及び第2のロールバー11の他方の側部から取り外す。
次に、制御装置5は、第1のロボット15の各関節のモータを制御して、図8に示すように、押し型8を製造装置1の左右方向(本実施の形態では右方)に移動させて当該押し型8を曲げ型7の開放部7dから引き抜く。これにより、押し型8を筒体6から引き抜くことができる。本実施の形態の第2の支持部材13は押し型8の側部に着脱可能な構成であるので、第2の支持部材13、ひいては第2のロボット16を押し型8の側部から取り外すと、押し型8の右方への移動を妨げる部材がなくなり、押し型8を簡単に曲げ型7の開放部7dから引き抜くことができる。
次に、制御装置5は、第1のロボット15の各関節のモータを制御して、押し型8を製造装置1の上方に移動させ、さらに第2のロボット16の各関節のモータを制御して、図9に示すように、押し型8の第1のロールバー10及び第2のロールバー11の他方の側部に第2の支持部材13を取り付ける。
最後に、制御装置5は、図10に示すように、第1のロボット15及び第2のロボット16の各関節のモータを制御して、押し型8を載置部14の所定の位置に戻す。
このような筒体の製造装置1及び製造方法は、載置部2a上に製造する筒体の形状に応じた複数の曲げ型7を載置し、所望の曲げ型7に対応する押し型8を成型用ロボット3で選択して当該曲げ型7の凹部7cの深さ方向に移動させて鋼板9を略U字形に曲げるので、形状の異なる筒体を精度良く、簡単に製造することができる。そのため、汎用性に優れた筒体の製造装置1を実現することができる。
また、本実施の形態では、載置部2aを回転させて所望の位置に曲げ型7を配置するので、第1のロボット15及び第2のロボット16、カシメ用ロボット21の稼動範囲を狭くすることができ、第1のロボット15及び第2のロボット16、カシメ用ロボット21の小型化に寄与できる。また、第1のロボット15及び第2のロボット16、カシメ用ロボット21の制御が容易となる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、角丸長方形のストレート状の筒体6を製造したが、他の形態の筒体を製造することもできる。なお、本実施の形態の筒体の製造装置及び製造方法は、実施の形態1の筒体の製造装置及び製造方法と略等しいため、重複する説明は省略し、等しい要素には等しい符号を用いて説明する。
図12は、本実施の形態の筒体を製造する様子を模式的に示す図である。ちなみに、図12の押し型32は、押圧部33の形状が明確になるように、第1の支持部材及び第2の支持部材などを省略して示している。なお、以下の筒体31及び押し型32の説明は、図11に示す形態を基準として説明する。
本実施の形態で製造する筒体31は、図12に示すように、筒体31の前後方向から見て倒直角台形であって、筒体31の左右方向から見て角丸長方形である。つまり、筒体31は、上面が下面に対して斜めに配置されたテーパー状(即ち、筒体31の右側に向かうに従って筒体31の上下方向の長さが長くなる形状)に形成されている。
そこで、本実施の形態の押し型32は、実施の形態1の第2のロールバー11に代えて、押し型32の前後方向から見て倒直角台形であって、上面が筒体31の上面に対応する湾曲面に形成された押圧部33を備えている。
このような押し型32を、実施の形態1と同様に第1のロボット15及び第2のロボット16を用いて曲げ型7の凹部7cに挿入して下方に移動させ、鋼板9を略U字形に曲げる。そして、カシメ用ロボット21を用いてカシメ部20を鋼板9の端部9a、9b、ひいては押圧部33の上面に沿って移動させ、鋼板9の端部9a、9bの相互をカシメ加工する。
このようにカシメ部20をカシメ用ロボット21で位置制御するので、鋼板9の端部9a、9bの相互を斜めにカシメ加工することができ、ストレート状の筒体に限らず、テーパー状の筒体を簡単に製造することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態では、実施の形態1、2に比べて複雑な形状の筒体を製造する。なお、本実施の形態の筒体の製造装置及び製造方法も、実施の形態1の筒体の製造装置及び製造方法と略等しいため、重複する説明は省略し、等しい要素には等しい符号を用いて説明する。
図13は、本実施の形態で製造される筒体を示す図である。図14は、本実施の形態で用いる押し型の一方の側部近傍のみを模式的に示した図である。図15及び図16は、本実施の形態の筒体を製造する流れを示す図である。なお、以下の筒体41の説明は図13に示す形態を基準とし、押し型42の説明は図14に示す形態を基準として説明する。
本実施の形態で製造する筒体41は、図13に示すように、筒体41の前後方向に突出する突出部41aが当該筒体31の上下方向に間隔を開けて形成されている。
そこで、本実施の形態の押し型42は、押し型42の前後方向に並べられた第1の押圧部43と第2の押圧部44、第1の押圧部43及び第2の押圧部44と押し型42の上下方向に間隔を開けて配置され、且つ押し型42の前後方向に並べられた第3の押圧部45と第4の押圧部46、押し型42の上下方向において第1の押圧部43並びに第2の押圧部44と第3の押圧部45並びに第4の押圧部46との間に配置された第5の押圧部47、及びこれらの押圧部43、44、45、46並びに47を押し型42の左右方向から挟むように配置される第1の支持部材48並びに第2の支持部材(図示を省略)を備えている。
ここで、第1の支持部材48及び第2の支持部材の構成を説明する。但し、第2の支持部材は、第1の支持部材48と同様であるため省略する。本実施の形態の第1の支持部材48は、第1の押圧部43及び第2の押圧部44側に突出する第1の突出部48a、及び第3の押圧部45及び第4の押圧部46側に突出する第2の突出部48bが板状部材48cに設けられた構成である。
第1の突出部48aは、押し型42の上下方向から見て二等辺三角形の三角柱であって、底面部分が板状部材48cに固定されている。板状部材48cが第1の押圧部43及び第2の押圧部44側に移動すると、第1の突出部48aが第1の押圧部43と第2の押圧部44との間に押し込まれる。
第2の突出部48bも、押し型42の上下方向から見て二等辺三角形の三角柱であって、底面部分が板状部材48cに固定されている。板状部材48cが第3の押圧部45及び第4の押圧部46側に移動すると、第2の突出部48bが第3の押圧部45と第4の押圧部46との間に押し込まれる。
さらに、第1の支持部材48は、押し型42の前後方向に延在する第1のガイド孔48d、第1のガイド孔48dと押し型42の上下方向に間隔を開けて配置され、且つ押し型42の前後方向に延在する第2のガイド孔48e、押し型42の上下方向において第1のガイド孔48dと第2のガイド孔48eとの間に配置された貫通孔48fが板状部材48cに形成された構成である。
第1のガイド孔48dには、第1の押圧部43の左右方向の端部から突出する突出部43a及び第2の押圧部44の左右方向の端部から突出する突出部44aが夫々、摺動可能に挿入されている。
第2のガイド孔48eには、第3の押圧部45の左右方向の端部から突出する突出部45a及び第4の押圧部46の左右方向の端部から突出する突出部46aが夫々、摺動可能に挿入されている。貫通孔48fには、第5の押圧部47の左右方向の端部から突出する突出部47aが挿入されている。
このような構成により、板状部材48cが押し型42の左右方向に移動して、第1の突出部48aが第1の押圧部43と第2の押圧部44との間に押し込まれると、第1の押圧部43及び第2の押圧部44は、第1のガイド48dに案内されて押し型42の前後方向に間隔が拡げられる。
同じく、板状部材48cが押し型42の左右方向に移動して、第2の突出部48bが第3の押圧部45と第4の押圧部46との間に押し込まれると、第3の押圧部45及び第4の押圧部46は、第2のガイド孔48eに案内されて押し型42の前後方向に間隔が拡げられる。
つまり、第1の突出部48aは、第1の押圧部43と第2の押圧部44との間隔を拡げる拡幅部として機能する。また、第2の突出部48bは、第3の押圧部45と第4の押圧部46との間隔を拡げる拡幅部として機能する。但し、本実施の形態では、突出部を用いて押圧部の間隔を拡げたが、押圧部の間隔を拡げる手段は限定されず、例えばアクチュエータなどを用いてもよい。
ここで、第1の押圧部43の突出部43a、第2の押圧部44の突出部44a、第3の押圧部45の突出部45a、第4の押圧部46の突出部46a、及び第5の押圧部47の突出部47aの長さは、第1の突出部48a及び第2の突出部48bを押し込み及び引き抜くために板状部材48cを曲げ型42の左右方向に移動させた際に、各々の押圧部43、44、45、46及び47が板状部材48cに支持される長さに設定されている。
このような押し型42を用いて、図13に示す筒体41を製造する場合、先ず、成型用ロボット3を制御し、第1の押圧部43と第2の押圧部44との間隔及び第3の押圧部45と第4の押圧部46との間隔を閉じた状態の押し型42を、図15に示すように、曲げ型49の凹部49aに挿入して当該凹部49aの下方に移動させる。
その結果、第1の押圧部43及び第2の押圧部44が曲げ型49の凹部49a内で前後方向(即ち、曲げ型49の幅方向)に並べられると共に、第3の押圧部45及び第4の押圧部46が曲げ型49の凹部49a内で前後方向に並べられる。ここで、曲げ型49の凹部49aは、製造される筒体41に対応する形状とされている。
次に、成型用ロボット3を制御し、板状部材48cを押し型42の左右方向に移動させて、第1の突出部48aを第1の押圧部43と第2の押圧部44との間に押し込む。その結果、図16に示すように、第1の押圧部43及び第2の押圧部44は、曲げ型49の前後方向に間隔が拡げられ、鋼板9を曲げ型49の凹部49aに押し付ける。
それと共に、第2の突出部48bが第3の押圧部45と第4の押圧部46との間に押し込まれ、第3の押圧部45及び第4の押圧部46は、曲げ型49の前後方向に間隔が拡げられ、鋼板9を曲げ型49の凹部49aに押し付ける。
これにより、筒体41の突出部41aを成型することができる。その後、実施の形態1と同様に、カシメ用ロボット21を制御してカシメ部20で鋼板9の端部9a、9bの相互をカシメ加工すると筒体41を製造することができる。
このように成型用ロボット3を用いて押し型42に複雑な動作を実行させることができ、押し型42の構成を工夫することで複雑な形状の筒体を簡単に製造することができる。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記実施の形態では、説明を明確にするために、前後方向、上下方向及び左右方向を用いて説明したが、これらの方向は製造装置の使用形態によって適宜変更される。
上記実施の形態では、回転テーブルで曲げ型を回転させているが、回転テーブルを回転させることなく、各々の曲げ型の位置まで成型用ロボット3で押し型を移動させてもよい。
上記実施の形態では、第1のロボット及び第2のロボットを用いて押し型を支持しているが、一方のロボットを省略してもよい。
1 筒体の製造装置
2 回転テーブル、2a 載置部
3 成型用ロボット
4 カシメ装置
5 制御装置
6 筒体
7 曲げ型、7a 成形部、7b 水平部、7c 凹部、7d、7e 開放部
8 押し型
9 鋼板、9a、9b 端部(開放端部)
10 第1のロールバー、10a 突出部
11 第2のロールバー、11a 突出部
12 第1の支持部材、12a 嵌合孔、12b 板状部材、12c 突出部
13 第2の支持部材、13a 嵌合孔、13b 板状部材、13c 突出部
14 載置部
15 第1のロボット
16 第2のロボット
17 保持部、17a 嵌合孔
18 保持部、18a 嵌合孔
19 載置部
20 カシメ部
21 カシメ用ロボット
22 筐体
23 ガイド
24(24a〜24j) ローラ
31 筒体
32 押し型
33 押圧部
41 筒体、41a 突出部
42 押し型
43 第1の押圧部、43a 突出部
44 第2の押圧部、44a 突出部
45 第3の押圧部、45a 突出部
46 第4の押圧部、46a 突出部
47 第5の押圧部、47a 突出部
48 第1の支持部材
48a、49 突出部
48c 板状部材
48d、48e ガイド孔
48f 貫通孔
49 曲げ型、49a 凹部
101 中子型
102 鋼材
103 外型
104 カシメローラ

Claims (10)

  1. 鋼板をU字形に曲げた後に、曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工して筒体を製造する装置であって、
    前記鋼板が押し当てられる凹部及び当該凹部の延在方向に形成された開放部を有する曲げ型が複数種類載置される載置部と、
    複数種類の前記曲げ型に夫々対応する複数の押し型から、選択された前記曲げ型に対応する前記押し型を選択し、前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させ、前記曲げ型の凹部を跨ぐように配置された前記鋼板を当該凹部の深さ方向に押し込んで当該鋼板をU字形に曲げて、前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜く成型用ロボットと、
    曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工するカシメ部と、
    を備える筒体の製造装置。
  2. 前記押し型の外周面に沿って前記カシメ部を移動させるカシメ用ロボットを備える請求項1に記載の筒体の製造装置。
  3. 前記押し型は、前記曲げ型の凹部に挿入される複数の押圧部を備え、
    前記複数の押圧部が前記曲げ型の凹部に挿入されたとき、前記曲げ型の幅方向に並べられる前記押圧部の間隔を当該幅方向に拡げる拡幅部を備える請求項1又は2に記載の筒体の製造装置。
  4. 前記成型用ロボットは、第1のロボットと第2のロボットとを備え、
    前記第1のロボットは、前記押し型における前記曲げ型の凹部に挿入される部分を挟んで一方の側部を支持し、
    前記第2のロボットは、前記押し型における前記曲げ型の凹部に挿入される部分を挟んで他方の側部を支持し、
    前記第1のロボットと前記第2のロボットとは、協調動作して前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の筒体の製造装置。
  5. 前記押し型は、前記曲げ型の凹部に挿入される複数の押圧部と、前記複数の押圧部の一方の側部に着脱可能な第1の支持部材と、前記複数の押圧部の他方の側部に着脱可能な第2の支持部材と、を備え、
    前記第1のロボットは前記第1の支持部材を支持し、前記第2のロボットは前記第2の支持部材を支持し、前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜くとき、前記第1のロボットは前記第1の支持部材と共に前記複数の押圧部の一方の側部から取り外される請求項4に記載の筒体の製造装置。
  6. 前記載置部は、選択された前記曲げ型が設定された位置に配置されるように回転可能である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の筒体の製造装置。
  7. 鋼板をU字形に曲げた後に、曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工して筒体を製造する方法であって、
    前記鋼板が押し当てられる凹部及び当該凹部の延在方向に形成された開放部を有する曲げ型を載置部に複数種類載置する工程と、
    成型用ロボットが複数種類の前記曲げ型に夫々対応する複数の押し型から、選択された前記曲げ型に対応する前記押し型を選択し、前記押し型を前記曲げ型の凹部に挿入して当該凹部の深さ方向に移動させ、前記曲げ型の凹部を跨ぐように配置された前記鋼板を当該凹部の深さ方向に押し込んで当該鋼板をU字形に曲げる工程と、
    曲げられた前記鋼板の開放端部の相互をカシメ部でカシメ加工する工程と、
    前記成型用ロボットが前記曲げ型の開放部から前記押し型を引き抜く工程と、
    を備える筒体の製造方法。
  8. 前記鋼板の開放端部の相互をカシメ加工する工程では、カシメ用ロボットが前記カシメ部を前記押し型の外周面に沿って移動させて当該開放端部の相互をカシメ加工する請求項7に記載の筒体の製造方法。
  9. 前記鋼板をU字形に曲げる工程の後に、前記押し型における前記曲げ型の幅方向に並ぶ複数の押圧部の間隔を当該幅方向に拡げて前記鋼板を当該凹部に押し付ける工程を備える請求項7又は8に記載の筒体の製造方法。
  10. 前記押し型を前記曲げ型の凹部の深さ方向に移動させて当該凹部に前記鋼板を押し付けた状態で、前記鋼板の端部相互をカシメ加工する請求項7乃至9のいずれか1項に記載の筒体の製造方法。
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