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JP6164663B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
従来より、例えば遊技機の一つであるパチンコ遊技機では、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると画像表示装置に表示された図柄が変動を開始するとともに、一定時間後に停止され、停止した図柄が特定の組み合わせに揃う等の一定の条件を満たすと遊技盤の遊技領域に設けられた大入賞装置が開放され、遊技者が多くのパチンコ球を獲得できる構成となっている。
ここで、上記大入賞装置は開口部に開閉扉が設置されており、開閉扉が開放した状態では遊技球が入球可能な状態となり、一方で開閉扉が閉鎖した状態では遊技球の入球が困難な状態となる。そして、大入賞装置においては、基本的に一旦開閉扉が開放されると予め決められた個数(例えば8個)の遊技球が入球したことを検出するまで、或いは開放されてから所定時間が経過するまで開閉扉が開放した状態となるとともに、その後に開閉扉を閉鎖する。そして、上記動作を1ラウンド分の動作とし、大当たりのラウンド数に応じた数だけ上記開放と開閉の動作が繰り返し行われる。また、大入賞装置以外に始動入賞口やV入賞口等の他の入賞装置においても同様の開閉扉による開閉式の構成を有するものがある。
また、上記大入賞装置等の開閉扉による開閉式の入賞装置では、入賞装置内に入球した遊技球の検出は、入賞装置の内部に設けられた検出スイッチにより行われる。この検出スイッチは例えば入賞装置内において遊技球が転動する転動面に形成された通過孔等に設置され、通過孔を遊技球が通過すると遊技球が入賞装置に入賞したことを検出する構成となっている。そして、従来では図8に示すように通過孔101は、基本的に大入賞装置102の隅に配置されるので、遊技球103が大入賞装置102内に入球してから通過孔101を通過するまで、即ち遊技球103が大入賞装置102内に入球してから入賞したことを検出するまで転動面104を転動する間において若干のタイムラグが存在する。その結果、1ラウンドに対して予め決められた個数より多くの遊技球が入球する(以下、オーバー入賞という)場合があった。特に大入賞装置を大型にした場合においてはオーバー入賞が頻繁に発生する問題がある。
そこで、例えば特開2005−192893号公報には、大入賞装置の開閉扉に3か所の案内溝を形成し、各案内溝によって導かれる3か所の位置に遊技球を検出する検出スイッチを配置した通過孔をそれぞれ設けることによってオーバー入賞を防止する技術について提案されている。
特開2005−192893号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では1の大入賞装置に対して通過孔や検出スイッチを複数配置する必要がある。その結果、遊技機の構造が複雑化し、遊技機の故障の増加を招く虞があった。また、検出スイッチを複数設けることによって遊技に係る制御処理についても複雑化することとなる。更に近年では1の遊技盤に対して大入賞装置が複数設けられた遊技機も多く、大入賞装置についてはできる限りシンプルな構造として配置スペースを省スペース化することについても望まれている。また、大入賞装置以外の入賞装置についても、開閉扉による開閉式の入賞装置では同様の問題が生じる虞がある。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、入賞装置の省スペース化を図るとともに、入賞装置のオーバー入賞について防止した遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、遊技盤の遊技領域に設けられるとともに所定の遊技状態となった場合に開放され、遊技球の入球した個数に応じた数の遊技球が払い出される入賞装置を有し、前記入賞装置は、前記入賞装置の開口部に設けられ、前記入賞装置内に遊技球が入球可能な開放状態と前記入賞装置内に遊技球が入球困難な閉鎖状態とを切り替える開閉扉と、前記開閉扉を介して前記入賞装置内に入球した遊技球が転動する転動面と、前記入賞装置の内部で前記転動面の上方に形成され、前記開口部側から奥側へと下方に傾斜して前記転動面と接続することによって、閉鎖状態にある前記開閉扉の内側面と前記転動面とともに断面三角形状の内部空間を形成する傾斜面と、前記転動面内であって前記開口部と隣接する位置に形成され、前記転動面上を転動する遊技球が落下することにより通過する通過孔と、前記通過孔を通過した遊技球を前記入賞装置に入賞した遊技球として検出する入賞検出手段と、を有し、前記通過孔は、前記開閉扉を転動する遊技球が直接入球可能な位置にあることを特徴とする。
尚、「入賞装置」としては、大入賞装置以外に開閉扉による開閉式の入賞装置であればその他の入賞装置も含む。
請求項1に記載の発明によれば、入賞装置に入球した遊技球が傾斜面と接触することによって入賞検出手段へと迅速に導かれるので、遊技球が入賞装置内に入球してから入賞検出手段によって検出されるまでのタイムラグを減少させることが可能となる。その結果、入賞装置でのオーバー入賞を防止することが可能となる。また、入賞装置の開口部に隣接した位置に入賞検出手段を設けるので、遊技球が入賞装置内に入球してから入賞検出手段によって検出されるまでのタイムラグを更に減少させることが可能となる。
本実施形態に係る遊技機の正面図である。 図1に示した遊技機の裏側を示す図である。 図1に示した遊技機の制御ブロック図である。 大入賞装置が特に開放状態にある場合において、遊技機に設置された大入賞装置付近を拡大して示した正面図である。 大入賞装置が特に閉鎖状態にある場合において、遊技機に設置された大入賞装置付近を拡大して示した正面図である。 通過孔付近で大入賞装置を切断した断面図である。 大入賞装置内の遊技球の動きを示した模式図である。 従来技術の問題点について説明した図である。
先ず、本実施形態に係る遊技機1の概略構成について図1乃至図3に基づいて説明する。図1に示すように、遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2の縁に外側誘導レール3および内側誘導レール4が略円形に配置され、上記外側誘導レール3および内側誘導レール4によって区画された部分には遊技球が発射される遊技領域6が上記遊技盤2上に設けられている。上記遊技領域6には遊技球を誘導する誘導釘が遊技盤2の表面に設けられている。
また、遊技機1の前面側には、装飾ランプ等からなるランプ装置35、発射装置へ供給する遊技球と払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の満杯時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を上記遊技領域6へ向けて弾発発射するための発射装置64、遊技者による操作可能な操作手段の一例として機能する遊技ボタンスイッチ67が設けられている。尚、図1における符号W1は遊技機の外枠、W2は外枠W1に取り付けられた前枠、Gは上記前枠W2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。以下、遊技機1の各構成について説明する。
上記遊技領域6には、中心線上の上部から下部に向かって順に表示装置10、第1始動入賞口42、大入賞装置(大入賞口)43、アウト口44が配置されている。一方で、上記遊技領域6の右側領域には、上部から下部に向かって順に普通図柄変動開始用ゲート45、第2始動入賞口46が配置されている。また、遊技領域6には、その他の複数の一般入賞口47も設けられている。更に、上記表示装置10の左には風車48が設けられている。更に、風車48の下方には普通図柄表示装置50が組み込まれている。
上記第1始動入賞口42、大入賞装置43、第2始動入賞口46、一般入賞口47等は、上記遊技領域6に発射された遊技球が入賞(入球)可能な複数の入賞領域に相当する。上記の各入賞口(入賞領域)に遊技球が入賞して入賞(入球)が検出されると1入賞球の検出に対して所定個数の賞品球(遊技球)が遊技者に払い出される。上記1入賞球の検出に対する賞品球の払出個数は、上記入賞口毎に設定されている。
上記表示装置10は、図柄等が表示可能なものであって、液晶、ドットマトリックスもしくはLED表示装置等の画像表示装置からなる。本実施形態では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成されている。
上記表示装置10は表示部11を有する。表示部は、特別図柄(識別図柄)を表示したり、所定の演出映像・画像を表示するために用いられる。例えば表示部11には、左右に並ぶ左特別図柄(左判定図柄、左識別図柄)と中特別図柄(中判定図柄、中識別図柄)と右特別図柄(右判定図柄、右識別図柄)が、所定時間変動表示された後、所定の演出判定結果に基づき左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が確定停止特別図柄(確定停止判定図柄、確定停止識別図柄)として停止表示される。この際、表示部11には、上記特別図柄に加えて演出映像・画像(キャラクタ、背景、文字等)が表示されることもある。
本実施形態において変動および停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄は、本実施形態ではそれぞれ『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』の12通りの図柄とされている。例えば、遊技の当否判定結果が大当たり(当たり)の場合には、上記表示部11に大当たりの特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せで特別図柄が停止表示され、遊技者に特典を付与する。具体的には、通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行する。通常遊技は、特別遊技以外の当否判定を行う遊技状態をいい、本実施形態では低確率状態や確変状態(高確率状態)や時短状態(時間短縮状態)が存在する。上記表示部11は、大当たりの判定を行う特別図柄変動保留球数表示器を兼ねている(いわゆる保留球数は表示部11に表示される)。
上記普通図柄表示装置50は、ランプ列、液晶、ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなり、ランプパターン、記号等の小当たり判定用普通図柄を変動表示および停止表示する。本実施形態の普通図柄表示装置50は、複数のLEDランプの組み合わせからなり、普通図柄当たりの場合には当たりのランプパターンが点灯表示され、一方、普通図柄外れの場合には外れのランプパターンが点灯表示される。
上記第1始動入賞口42と第2始動入賞口46は、始動入賞領域に相当する。第1始動入賞口42は特別図柄1に対応する始動入賞口であり、第2始動入賞口46は特別図柄2に対応する始動入賞口である。特に第2始動入賞口46には前後に開閉する開閉部材46Aが設けられており、背面の始動入賞口用ソレノイドによって遊技球の入賞(入球)が難しい閉鎖状態と入賞容易な開放状態を変化可能に制御されている。上記第2始動入賞口46の開状態への移行は、上記普通図柄表示装置50で普通図柄が変動した後、普通図柄当たりで確定停止表示された時に行われる。
また、上記遊技盤2の背面には、始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への遊技球の入賞(入球)を検出するように構成されている。本実施形態において上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への遊技球の入賞(入球)検出は、所定の乱数値(数値データ)を取得するための起因および上記特別図柄の変動表示開始の起因とされている。上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞に起因して取得した乱数値(数値データ)は、一旦保留記憶手段(本発明における記憶手段)に記憶される。つまり、上記特別図柄(識別図柄)の変動表示が保留されると共に、上記保留記憶手段に記憶した乱数値(数値データ)の記憶数(保留球数)、すなわち上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞回数が特別図柄変動保留球数として記憶される。尚、特別図柄毎に保留数がカウントされるので、第1始動入賞口42への入賞回数と第2始動入賞口46への入賞回数は区分してカウントされる。
この特別図柄変動保留球数は、特別図柄変動保留球数表示器としての表示部11に表示され、当否判定手段(主制御基板200のCPU)による当否判定が行われることに基づいて、この当否判定と対応する乱数値(数値データ)および上記特別図柄変動保留球数の記憶値(保留球数)が減算され、上記表示部11で特別図柄(識別図柄)の変動表示が開始されることに基づいて、特別図柄変動保留球数表示器の保留球数の表示を減らすようにしている。尚、本実施形態では、上記第1始動入賞口42と第1始動入賞口42への入賞回数記憶値の上限値、すなわち特別図柄変動保留球数の上限値は当該変動中の記憶を除いてそれぞれ4つ(最大8個)に設定されている。
上記特別図柄変動保留球数が設定上限数(4つ)まで記憶されている時には、上記始動入賞口検出スイッチがそれ以上上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞遊技球を検出しても、特別図柄変動保留球数として記憶されない無効球とされ、その無効球については特別図柄の変動および当否判定を行うことなく、入賞に対する賞品球(賞品遊技球)が所定数払い出される。
一方、上記普通図柄変動開始用ゲート45は、上記遊技盤2の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで普通図柄変動開始用ゲート45を通過する遊技球が検出されることに基づいて上記普通図柄表示装置50で普通図柄の変動を開始させる。また、上記普通図柄変動開始用ゲート45を遊技球が通過することによって発生する普通図柄の変動を、最高4つ普通図柄変動保留球数として記憶する。具体的には、普通図柄変動保留球数表示器(図示せず)で普通図柄変動保留球数値を点灯表示する。普通図柄が変動を開始すると、普通図柄変動保留球数を減らし、普通図柄変動保留球数表示器における表示個数を減らす。
また、一般入賞口47は、それぞれ上方から入球可能な入球口を上部に有している。また、一般入賞口47の入賞球を検出する一般入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
また、大入賞装置43は遊技盤2の遊技領域6に設けられ、開口部に上記遊技盤2の背面に設けられた大入賞ソレノイド60によって開閉する開閉扉49を備えている。この大入賞装置43は、通常は開閉扉49が閉じた状態とされ、当否判定結果が大当たりの場合に実行される大当たり遊技(特典付与)時に、所定ラウンドとして本実施形態では例えば15ラウンド(15回)開放される。また、上記大入賞装置43内には、大入賞装置43に入賞した入賞球を検出する入賞検出スイッチ(カウントセンサ)61が設けられている。尚、大入賞装置43の詳細については後述する。
上記始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)、一般入賞口用検出スイッチ、入賞検出スイッチ(カウントセンサ)61は、入賞装置(入賞領域)に入賞した遊技球を検出する入賞検出手段に相当する。
上記発射装置64は、操作ハンドル55の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、この発射モータの駆動により遊技球を遊技領域6に向けて発射する。この発射装置64により発射された発射球は、遊技盤2の表面に立設された内側誘導レール4と外側誘導レール3間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、各入賞口に入賞するか、あるいは何処にも入賞しなければ上記アウト口44から遊技盤2の裏側へ排出される。
一方、上記遊技機1の裏側には、図2に示すように、複数の制御基板や装置等が設けられている。制御基板の主なものとして、主制御基板200、サブ制御基板205、表示制御基板210、音声制御基板220、払出制御基板240、電源基板250、発射制御基板260等がある。符号265は外部端子、281は払出装置、283は球無し検出スイッチ、289は球貯留タンク、291は球誘導樋である。尚、各制御基板には制御回路が設けられている。また、各制御基板は、単独でまたは複数まとめてケースに収納された状態で遊技機1の裏側に配置されている。主な制御基板を、図3のブロック図を用いて簡略に示す。
主制御基板(主制御回路)200は、遊技の進行を制御する主制御装置に相当し、少なくともCPU、RAM、ROMおよび複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータを備える。この主制御基板200は、遊技情報や入球検出等の入力信号に従って遊技を制御し、遊技情報を記憶する記憶手段を備えた制御装置であって、サブ制御基板205および払出制御基板240と接続されると共に、中継回路を介して各種センサや検出スイッチ等とも接続されている。上記主制御基板200のCPUは、制御プログラムを実行して遊技情報に従って遊技に関わる主制御を行う。上記遊技情報は、少なくとも遊技状態の情報を含む。上記主制御基板200は電源基板250から電源供給を受けて作動する。
上記主制御基板200におけるCPUは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、乱数値(数値データ)を生成し、また制御信号(コマンドとも称される)を、主制御基板200と接続されている各基板(各制御装置)等へ出力(送信)可能に構成されている。また、上記主制御基板200のCPUは、制御プログラムを実行して遊技情報に従って遊技に関わる主制御を行う。遊技情報は、少なくとも遊技状態の情報を含み、当否判定に関する確率情報や、各入賞装置への入賞情報や、払出情報、ラウンド状態、演出に関する情報等、遊技の進行に必要な情報である。尚、上記主制御基板200のCPUは、普通図柄当たりの当否判定や、大当たりの当否判定を行う当否判定手段としても機能する。
上記主制御基板200から出力される制御信号(コマンド)やデータとして、各種入賞コマンド、次回大当たりコマンド、特別図柄(識別図柄)や大当たりの当選結果を遊技者に報知する為の各種演出を変動パターンに基づいて変動表示(演出表示)させるための変動コマンド、特別図柄の変動を停止させるための変動停止コマンド、状態コマンド、大当たり当否判定結果データ、普通図柄当たりの当否判定結果データ、数値データ取得手段で取得した数値データ、電源投入時、異常時、大当たりラウンド時のデータ等を挙げることができる。尚、上記状態コマンドには、上記表示装置10で客待ち状態の表示行うための客待ち状態、低確率状態、確変状態(高確率状態)、時短状態、大当たり状態等がある。
上記RAMは、本発明において、始動入賞口検出スイッチにより入賞を検出したときに数値データ取得手段が取得した数値データを取得順に記憶可能な保留記憶手段に相当し、取得した数値データや保留球数の記憶領域、普通図柄変動開始スイッチで検出された遊技球の普通図柄変動保留球数の記憶領域、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、遊技に必要な遊技データ等の各種データ等を一時的に記憶する記憶領域、フラグおよびCPUの作業領域を備える。
上記ROMは、上記CPUのための制御プログラムや制御データ、上記表示部11での変動表示に関する変動パターンや図柄データ等が書き込まれている他、大当たりおよび普通図柄当たりの判定値等が書き込まれている。
一方、サブ制御基板205は、主制御基板(回路)200から送信される制御信号に基づき電気装置の制御を行う従制御装置に相当し、CPU、ROM、RAM、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、上記主制御基板200とを結ぶ入出力回路と、表示制御基板210やランプ中継基板、音声制御基板220、遊技ボタンスイッチ67とを結ぶ入出力回路を備えている。電気装置としては、ランプ装置35、表示制御基板210、音声制御基板220が挙げられる。さらには、上記表示制御基板210に接続されている表示装置10、上記音声制御基板220に接続されているスピーカ38等についても、上記サブ制御基板205が制御する電気装置として挙げられる。本実施形態ではサブ制御基板205はランプ制御基板を兼ねている。
上記サブ制御基板205のROMには、制御用のプログラムやデータおよび定数、上記表示部11で表示される複数の演出のデータ等が記憶されている。一方、上記サブ制御基板205のRAMは、遊技情報の記憶領域、各種データの記憶領域、CPUによる作業領域等を有する。上記ランプ中継基板には、装飾ランプ等のランプ装置35が接続され、上記サブ制御基板205からランプ中継基板に送信された制御信号(指令信号)によって、ランプ装置35の作動を制御する。上記サブ制御基板205は電源基板250から電源供給を受けて作動する。
表示制御基板210は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータと、上記サブ制御基板205を結ぶ入力回路と上記表示装置10、普通図柄表示装置50を結ぶ出力回路等で構成され、上記サブ制御基板205から出力される制御信号に基づき、上記表示装置10、普通図柄表示装置50に対して表示の制御を行う。
上記表示制御基板210のROMには、制御用のプログラムが記憶されている。上記表示制御基板210は、上記サブ制御基板205からの制御信号に基づきCPUがROMから所定の表示制御データを読み出し、RAMの記憶領域で制御用データを生成してVDP(図示せず)に出力する。VDPは、CPUからの指令に基づいてROMから必要なデータを読み出し、表示画像のマップデータを作成し、VRAMに格納する。VRAMに格納記憶された画像データは、出力回路に備えるD/A変換回路にてRGB信号に変換されて表示装置10に出力され、表示部11に表示される。上記表示制御基板210のRAMは、遊技情報の記憶領域、各種データの記憶領域、CPUによる作業領域を有している。
音声制御基板220は、上記サブ制御基板205から出力される信号により音声信号を合成し、アンプに出力する。アンプは音声信号を増幅してスピーカ38に出力する。
払出制御基板240は、遊技球の払出を制御する払出制御手段に相当し、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータを有する。払出制御基板240は、上記主制御基板200と電気的接続手段で接続され、主制御基板200から出力される制御信号を受信して払出装置281を制御する。この払出制御基板240は電源基板250から供給される電源によって作動する。払出制御基板240のROMには、制御用のプログラムが記憶されている。払出制御基板240のRAMは、種々の入賞口への入賞検出に基づき上記払出装置281により払い出される賞品球(遊技球)の払出個数を、1入賞球の検出に対する払出個数毎に記憶可能である。
電源基板250は、遊技機1の外部より供給される主電源から遊技機1に適する所定電圧の遊技機用電源を生成して主制御基板200やサブ制御基板205、払出制御基板240等に供給するものであり、電源装置に相当する。上記主電源は、遊技店側で所要の電圧、本実施形態では交流(AC)24Vに変換されて供給される。発射制御基板260は、上記発射装置64における発射モータの制御を行う。
また、上記主制御基板200には、大当たり乱数用カウンタ、リーチ乱数用カウンタ、変動パターン乱数用カウンタ、演出態様乱数用カウンタ、普通図柄乱数用カウンタ、大当たり図柄乱数用カウンタ、左図柄乱数用カウンタ、中図柄乱数用カウンタ、右図柄乱数用カウンタ等の乱数用カウンタが設けられている。
大当たり乱数用カウンタは、第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞に対する大当たりの当否判定に用いられ、‘0’〜‘629’の大当たり乱数値を有する。上記大当たり乱数用カウンタにおける大当たり乱数値(数値データ)は、遊技機の電源投入時‘0’から始まって後述の主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘629’に至ると次には‘0’にされて再び上記加算を繰り返す。上記大当たり乱数値は、第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞を上記始動入賞口検出スイッチで検出したことに起因して取得される。取得された大当たり乱数値(取得された数値データ)が、予め設定されている当たり成立数値と対比されて一致すれば大当たり(当たり)となり、一致しなければ外れとなる。
本実施形態では、低確率状態時には、‘3’,‘397’の2個が当たり成立数値として設定され、取得された大当たり乱数値がこの何れかと一致すれば当否判定結果が大当たりとなる(つまり低確率状態時の大当たり確率は2/630である)。一方、確変時には、‘3’,‘33’,‘53’,‘59’,‘113’,‘173’,‘227’,‘281’,‘337’,‘397’,‘449’,‘503’の12個が当たり成立数値として設定され、取得された大当たり乱数値がこの何れかと一致すれば当否判定結果が大当たりとなる(つまり確変時の大当たり確率は12/630である)。このようにして、当否判定手段(主制御基板200のCPU)は、第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への遊技球の入賞という判定条件の成立に起因した乱数取得による抽選が大当たりか否かを判定する。
本実施形態にかかる遊技機1では、内部抽選(大当たり図柄乱数用カウンタによる抽選。詳細は後述)によって大当たり後も低確率状態での遊技となる通常大当たりと、大当たり後に確変状態での遊技となる確変大当たりに振り分けられる。通常大当たりの場合、特別図柄(『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』)のうち、偶数図柄(『0,2,4,6,8,10』)が三つ揃った(偶数図柄のぞろ目)が表示部11に停止表示される。確変大当たりの場合、特別図柄(『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』)のうち、奇数図柄(『1,3,5,7,9,11』)が三つ揃った(奇数図柄のぞろ目)が表示部11に停止表示される。
本実施形態では、通常大当たり遊技の終了後は、当否判定が最大100回行われるまで時短状態とされる。当否判定が100回行われた後は時短が解除され、次の大当たりまで通常状態となる。また、確変大当たり遊技の終了後は、次の大当たりとなるまで確変状態(高確率状態)かつ時短状態とされる。時短状態時の遊技では、詳細を後述するように、普通図柄当たりの抽選確率が1/300から299/300に向上すると共に、上記開閉部材46Aの拡開時間が1秒から2秒に長くなり、拡開回数も1回から3回に増える。したがって、時短状態時には、第2始動入賞口46へ入賞しやすくなり、持ち球を減らすことを抑制しつつ次の大当たりを期待して遊技を行うことができる。
リーチ乱数用カウンタは、当否判定結果が外れとなる場合において、リーチ状態を経るか否かを決めるリーチ有無決定用のものであり、‘0’〜‘126’のリーチ乱数値からなる。本実施形態におけるリーチ状態は、上記表示部11で変動停止表示される左特別図柄、中特別図柄および右特別図柄のうち、最後に停止表示される特別図柄(例えば中特別図柄)を除いて他の特別図柄(例えば左特別図柄と右特別図柄)が同一となる状態(最終停止図柄を除いて大当たりの特別図柄組み合わせと等しくなる状態であり、最終的に大当たりとなる場合と外れとなる場合が含まれる状態)をいう。
このリーチ乱数値は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、‘126’に至ると、次に‘0’にされて再び上記加算を繰り返す。リーチ乱数値は、上記第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞を上記始動入賞口検出スイッチで検出したことに起因して取得され、当否判定結果が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成立数値と対比されてリーチ有無が判断される。本実施形態ではリーチ成立数値は、‘5’,‘17’,‘28’,‘40’,‘51’,‘63’,‘74’,‘86’,‘97’,‘109’,‘120’に設定されている。尚、本実施形態では、上記大当たり乱数値による当否判定結果が当たりとなる場合には、必ずリーチになるため、リーチの有無に関してこのリーチ乱数値は使用されない。
変動パターン乱数用カウンタは、変動パターンテーブルから特別図柄(識別図柄)や後述する演出態様の変動パターンを選択する際に用いられるものであり、‘0’〜‘198’の変動パターン乱数値を備える。この変動パターン乱数値は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘198’に至ると、次に‘0’にされて再び上記加算を繰り返す。変動パターン乱数値は、第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞を上記始動入賞口検出スイッチで検出したことに起因して取得される。
変動パターンテーブルは、表示部11に表示する変動パターンの複数で構成されており、主制御基板200のROMに記憶されている。変動パターンテーブルには、低確率状態中当たりテーブル、低確率状態中リーチハズレテーブル、低確率状態中ハズレテーブル、確変状態中当たりテーブル、確変状態中リーチハズレテーブル、確変状態中ハズレテーブルの6種類ある。各変動パターンテーブルには複数の変動パターンが設けられ、さらに各変動パターンには変動パターン乱数値が割り当てられている。
上記変動パターンテーブルからの変動パターンの選択は、現在低確率状態か確変状態か、当否判定手段による当否判定結果が当たりか外れか、リーチ有りか無しかに応じて、上記複数の変動パターンテーブルの中から対応するテーブルが選択され、さらに選択されたテーブルから、変動パターン乱数値に基づいて一つの変動パターンが選択されるように構成されている。そして、この選択された変動パターンは変動コマンドとしてサブ制御基板205に出力される。
各変動パターンには特別図柄(識別図柄)や後述する演出態様を所定のパターンで変動表示させる変動時間がそれぞれ設定されており、上記表示部11における特別図柄の変動表示開始時に変動時間が設定される。
取得された大当たり乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値、変動パターン乱数値等の各数値データについては、それぞれ最大4個、主制御基板200のRAMにおける該当領域に上記特別図柄変動保留数と対応させて格納され、順次使用される。
次に、遊技機1の遊技について簡単に説明する。上記遊技機1においては、遊技領域6へ向けて発射装置64により発射された遊技球が、上記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿36に払い出される。また、上記普通図柄変動開始用ゲート45を遊技球が通過すると、上記普通図柄表示装置50で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動した後に停止する。その際、普通図柄当たりの場合には、第2始動入賞口46の開閉部材46Aが背面の始動入賞口用ソレノイドによって入賞し難い閉鎖状態から入賞し易い開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、第1始動入賞口42や第2始動入賞口46に遊技球が入球して始動入賞口検出スイッチで検出される(入賞する)と、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、上記第1始動入賞口42又は第2始動入賞口46に遊技球が入賞したことを起因に、大当たり乱数値、リーチ乱数値、変動パターン乱数値等の数値データが取得される。取得された乱数値(数値データ)は、主制御基板200のRAM(保留記憶手段)に記憶されて特別図柄の変動、当否判定および当否判定結果の表示が保留されると共に、大当たり乱数値(数値データ)の記憶数、すなわち第1始動入賞口42や第2始動入賞口46への入賞回数が特別図柄変動保留球数として上記主制御基板200のRAM(保留記憶手段)に記憶される。
上記主制御基板200のRAM(保留記憶手段)に乱数値(数値データ)の記憶(保留)がある場合、特別図柄の変動表示を開始する前に大当たりの当否判定とリーチ有無の判定等が行われると共に、変動パターン決定用乱数値等に基づいて変動パターンテーブルより変動パターンが選択され、選択された変動パターンに基づいて特別図柄の変動表示が上記表示部11で開始される。特別図柄の変動表示の開始は、上記RAM(保留記憶手段)に記憶されている乱数値(数値データ)の取得順番、すなわち第1始動入賞口42や第2始動入賞口46に入賞した順番に従って実行される。また、記憶されている乱数値(数値データ)は、当否判定手段による当否判定が行われることに基づいてRAM(保留記憶手段)から消去される。
上記特別図柄の変動表示開始から所定時間(変動パターン毎に設定されている変動時間)経過後、特別図柄が変動停止して大当たりの当否判定結果が上記表示部11に表示される。
当否判定結果が大当たりの場合、上記表示部11に上記特別図柄が『5、5、5』等のぞろ目で停止表示される。大当たりになると、特別遊技(大当たり遊技)が実行される。特別遊技状態(大当たり遊技状態)になると、大入賞ソレノイド60が作動して開閉扉49が開放し、大入賞装置43内に遊技球が入球困難な閉鎖状態から遊技球が入球可能な開放状態へと切り替わる。そして、大入賞装置43への遊技球の入賞を大入賞装置43内に配置された入賞検出スイッチ61によって検出すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。そして、大入賞装置43は、開閉扉49が開放状態になってから入賞検出スイッチ61によって所定数の遊技球を検出するまで、又は所定時間が経過するまで開閉扉49を開放状態とするとともに、その後に開閉扉49を開放状態から閉鎖状態へと切り替える動作を所定ラウンド(所定回数)繰り返す。
例えば大当たりのラウンド数は、15ラウンド(15R)に設定されており、大当たりの場合に上記大入賞装置43の開閉が15ラウンド繰り返される。また、大当たり遊技が行われている間(即ち、大入賞装置43の開閉が行われている間)において、大当たり中であることを示唆する演出(以下、大当たりラウンド演出という)が行われる。尚、大当たりラウンド演出では、通常状態では出力されない特殊な画像、音楽等が出力され、遊技者に大当たり中であることを示唆する。
そして、大当たりが通常大当たり(偶数の特別図柄のぞろ目)であれば、大当たり遊技の終了後、当否判定が最大100回行われるまで時短状態とされる。大当たりが確変大当たり(奇数の特別図柄のぞろ目)であれば、大当たり遊技の終了後、次に大当たりとなるまで確変状態(高確率状態)かつ時短状態とされる。
次に、本実施形態に係る遊技機1に設置された大入賞装置43の構成について以下により詳細に説明する。図4は大入賞装置43が特に開放状態にある場合において、遊技機1に設置された大入賞装置43付近を拡大して示した正面図である。図5は大入賞装置43が特に閉鎖状態にある場合において、遊技機1に設置された大入賞装置43付近を拡大して示した正面図である。
図4及び図5に示すように、大入賞装置43は、遊技盤2と同一面上且つ遊技盤2と平行に、遊技盤2を転動する遊技球70が入球する為の矩形形状の開口部71を有する。また、開口部71には、大入賞装置43内に遊技球70が入球可能な開放状態と、大入賞装置43内に遊技球70が入球困難な閉鎖状態とを切り替える開閉扉49を有する。
ここで、開閉扉49は長方形の平板形状を有し、下端を回転軸に大入賞装置43に対して回転可能に支持されている。そして、回転軸を中心にガラス枠側(遊技者側)又は遊技盤2側(奥側)に回転することによって開放状態と閉鎖状態が切り替えられる。
また、大入賞装置43の内部であって、大入賞装置43の内部に入球した遊技球70が転動する転動面72、即ち大入賞装置43内部の底面には、大入賞装置43内に入球した遊技球70が通過する通過孔73が設けられている。ここで、図6は特に通過孔73付近で大入賞装置43を切断して側方から見た断面図である。
図6に示すように通過孔73は、転動面72から鉛直下方に向けて形成された通路であり、遊技球70の直径よりもやや大きい内径を有する。尚、通過孔73の大きさは遊技球70の直径よりも大きければよいが、大きすぎると後述の入賞検出スイッチ61による遊技球70の正確なカウントが難しくなるので基本的に1球ずつ入球可能な大きさとする。尚、本実施形態では図4に示すように転動面72の右側隅に通過孔73を形成しているが、左側隅や中央付近に形成しても良い。また、通過孔73は、大入賞装置43に遊技球70が入球してから入賞検出スイッチ61により検出されるまでのタイムラグを減少させる為に、できる限り開口部71に隣接する位置に形成するのが望ましい。
また、図6に示すように通過孔73の入口付近には、通過孔73を通過した遊技球70を検出する手段として入賞検出スイッチ61が設けられている。尚、入賞検出スイッチ61は必ずしも通過孔73の入口付近に設ける必要はないが、大入賞装置43に遊技球70が入球してから入賞検出スイッチ61により検出されるまでのタイムラグを減少させる為に、できる限り通過孔73の入口の近くに配置することが望ましい。入賞検出スイッチ61は、例えば光センサや接触式の検出スイッチからなり、通過孔73を通過する遊技球70を大入賞装置43に入賞した遊技球70として検出する。
また、同じく大入賞装置43の内部であって、通過孔73の上方には、開口部71側から通過孔73側へと下方に傾斜した傾斜面74を有する。傾斜面74は大入賞装置43内部の天井にも相当する。尚、傾斜面74の傾斜角度θは、開口部71から入球した遊技球70が接触した際に鉛直下方(即ち通過孔73の方向)へと最も向かい易い角度とする。また、図6に示すように開放状態にある開閉扉49と傾斜面74との間の距離Wが、遊技球70の直径以上離間する条件を満たすように傾斜面74の位置と角度を設計する。例えば傾斜面74の傾斜角度θは60度とする。
以上の構成を有する大入賞装置43によれば、図7に示すように遊技盤2の遊技領域6を転動する遊技球70が、開放状態にある開閉扉49から大入賞装置43内に入球すると、先ず遊技球70は開閉扉49の上面を転動して大入賞装置43の奥にある傾斜面74に接触する。そして、傾斜面74によって遊技球70の進行方向が変更され、鉛直下方、即ち通過孔73の方向となる。その後、進行方向が変更された遊技球70は、通過孔73へと入球し、入賞検出スイッチ61によって検出される。即ち、本実施形態では傾斜面74を形成することによって、大入賞装置43内に入球した遊技球が通過孔73に入球するまでの時間(即ち大入賞装置43内に入球した遊技球70が通過孔73に入球するまでに転動面72を転動する時間)を従来と比較して極めて短くすることが可能となる。従って、遊技球70が大入賞装置43内に入球してから入賞検出スイッチ61によって検出されるまでのタイムラグを減少させることが可能となり、大入賞装置43でのオーバー入賞を防止することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
[他の第1実施形態]
(A)例えば、本実施形態では入賞装置として特に大入賞装置43に対して、通過孔73の上方に傾斜面74を配置した例について説明したが、大入賞装置43以外に開閉扉による開閉式の入賞装置であればそれらの入賞装置に対して同様に通過孔73の上方に傾斜面74を配置する構成としても良い。その場合であっても、入球から検出までタイムラグを減少できるという効果を有する。例えば、始動入賞口やV入賞口等が挙げられる。
[他の第2実施形態]
(B)また、本実施形態では、大入賞装置43は開口部71が遊技盤2に対して平行に形成されているが、遊技盤2に対して垂直方向に開口部71が形成されていても良い。その場合には、開閉扉49は遊技盤2と平行な方向に回転することとなる。
[他の第3実施形態]
(C)また、本実施形態では、1の大入賞装置43に対して1の通過孔73のみを有する構成としているが、通過孔73は複数設けても良い。その場合には、通過孔73毎に入賞検出スイッチ61を設けることが望ましい。
1 遊技機
2 遊技盤
6 遊技領域
43 大入賞装置
49 開閉扉
61 入賞検出スイッチ
70 遊技球
71 開口部
72 転動面
73 通過孔
74 傾斜面

Claims (1)

  1. 遊技盤の遊技領域に設けられるとともに所定の遊技状態となった場合に開放され、遊技球の入球した個数に応じた数の遊技球が払い出される入賞装置を有し、
    前記入賞装置は、
    前記入賞装置の開口部に設けられ、前記入賞装置内に遊技球が入球可能な開放状態と前記入賞装置内に遊技球が入球困難な閉鎖状態とを切り替える開閉扉と、
    前記開閉扉を介して前記入賞装置内に入球した遊技球が転動する転動面と、
    前記入賞装置の内部で前記転動面の上方に形成され、前記開口部側から奥側へと下方に傾斜して前記転動面と接続することによって、閉鎖状態にある前記開閉扉の内側面と前記転動面とともに断面三角形状の内部空間を形成する傾斜面と、
    前記転動面内であって前記開口部と隣接する位置に形成され、前記転動面上を転動する遊技球が落下することにより通過する通過孔と、
    前記通過孔を通過した遊技球を前記入賞装置に入賞した遊技球として検出する入賞検出手段と、を有し、
    前記通過孔は、前記開閉扉を転動する遊技球が直接入球可能な位置にあることを特徴とする遊技機。
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