JP6180308B2 - コーティング組成物およびそれより得られる塗膜、多層構造体および多層構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、上記技術の耐熱性評価は150℃にて10分という条件に留まるものであった。
かかる技術では、コーティング組成物中の合成樹脂結合剤の全量中にポリビニルアルコールおよびその誘導体を2〜20重量%にて含有するものである。さらに、充填剤として炭酸カルシウムやアルミニウムを含有するコーティング組成物が記載されている。
上記充填剤はコーティング組成物が含有するエマルジョンの固形分100重量部に対して、18重量部および21重量部にて配合されている(特許文献2実施例10〜13参照)。また、かかる実施例において、コーティング組成物中の充填剤のPVA系樹脂に対する含有量は、PVA系樹脂100重量部に対して100重量部または500重量部である。
しかしながら、かかる技術の耐熱性評価は温度80℃という条件に留まるものであった。
なお、本明細書において、アクリルとメタクリルを特段区別しない場合には、(メタ)アクリルと総称し、アクリレートとメタクリレートを特段区別しない場合には(メタ)アクリレートと総称する。
本発明において固形分および樹脂固形分とは、対象物を105℃、3時間の乾燥減量法に供することにより得られるものを意味する。
本発明のコーティング組成物は、ポリビニルアルコール系樹脂を分散剤、アクリル系樹脂を分散質、水を分散媒に有するエマルジョンを用い、金属酸化物微粒子を特定少量にて配合した場合に、得られる塗膜が高レベルの耐熱性を示す。
本発明のコーティング組成物が含むエマルジョンは、分散剤としてPVA系樹脂を有するものである。本発明に用いられるPVA系樹脂は、公知のPVA系樹脂が適用可能である。
PVA系樹脂に対してこれら変性モノマーを用いる変性方法は、共重合であり、その他グラフト変性等の公知の後変性を用いることができる。
本発明のコーティング組成物が含むエマルジョンは、分散質としてアクリル系樹脂を有するものである。本発明に用いられるアクリル系樹脂は、アクリルエマルジョンに用いられる公知のアクリル系樹脂が適用可能である。
かかるエマルジョンは、以上のような分散剤たるPVA系樹脂と分散質たるアクリル系樹脂とを含む粒子が、水分散媒体中に分散しているものである。これは、分散剤の存在下で、上記アクリル系モノマー(および所望によりアクリル系モノマー以外の他のモノマー)を、乳化重合した結果、得られる。
なお、重合開始剤の配合方法としては、特に制限はなく、初期に一括して反応液中に配合してもよいし、重合の経過に伴って連続的に添加してもよい。
具体的には、以下のような2段階の重合が挙げられる。
分散媒、分散剤を含有する反応容器に、重合しようとするモノマーの一部を仕込み、1段目の乳化重合を行う。1段目に投入するモノマーの量は、特に限定しないが、重合に使用するモノマーの通常1〜50重量%程度であり、好ましくは5〜30重量%である。1段目の乳化重合工程の条件は、用いるモノマーの種類、組成、重合開始剤の使用量等により適宜決定すればよい。
乳化重合反応の温度は、通常30〜90℃であり、特に40〜80℃が好ましく、重合時間は1〜4時間とすることが好ましい。1段目の乳化重合工程においては、重合転化率が50%以上であることが好ましく、60%以上であることがより好ましい。
2段目の乳化重合は、1段目の重合が終了した反応容器に、残りのモノマーを投入することにより行う。投入は、滴下しながら行うことが好ましい。また、2段目の重合に際して、重合触媒を投入してもよい。2段目の乳化重合は、重合温度が40〜80℃、重合時間が1〜6時間の条件で行う。
また、滴下するモノマー組成比を連続的に変えながら滴下するパワーフィード重合法を用いることも可能である。また、モノマーを分散剤たるPVA系樹脂存在下にて予め混合分散させた分散液を滴下しながら重合してもよい。
必要に応じて、かかる工程の後に通常1〜6時間の追い込み重合をおこなうことも可能である。かかる重合中に重合触媒を投入してもよい。
更に、フタル酸エステル、リン酸エステル等の可塑剤、炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウム等のpH調整剤等も併用され得る。
以上のようにして乳化重合を行うことにより、合成されたアクリル系樹脂(分散質)と分散剤としてのPVA系樹脂とを含む粒子が、水分散媒中に分散したエマルジョンが得られる。
本発明でコーティング組成物に用いる(B)金属酸化物微粒子としては、例えば酸化マグネシウム、酸化カルシウム等のアルカリ土類金属酸化物、酸化チタン、酸化ジルコニウム等の第4族の金属酸化物、酸化アルミニウム(以下、アルミナと称することがある。)、酸化インジウム等の第13族元素の金属酸化物、二酸化珪素、酸化スズ、酸化鉛等の第14族元素の金属酸化物、酸化アンチモン等の第15族元素金属酸化物等が使用可能である。なお、これら金属酸化物の化学種は単独で用いても、複数種を併用してもよい。
なかでも、高レベルの耐熱性が効果的に得られる点で、好ましくは第13族〜第15族元素の金属酸化物微粒子であり、さらに好ましくは第13族元素の金属酸化物微粒子であり、特に好ましくは酸化アルミニウム微粒子である。
かかる微粒子のアスペクト比は、通常1以上10未満、好ましくは1〜8、特に好ましくは1以上3未満である。かかるアスペクト比が上記範囲内にある場合、金属酸化物微粒子が均一分散しやすい傾向がある。形状として好ましくは球状である。
上記金属酸化物微粒子の状態は、固体粉末、およびその水分散液、ゾル、コロイダルシリカなどの水溶液等、いずれの状態でも用いることが出来る。前記エマルジョンとの親和性の点で好ましくは水分散液または水溶液である。
本発明のコーティング組成物には、通常塗膜に用いられる塗料や成型用樹脂に用いられる配合剤を配合することが出来る。例えば、光安定剤、紫外線吸収剤、増粘剤、レベリング剤、チクソ化剤、消泡剤、凍結安定剤、艶消し剤、架橋反応触媒、顔料、硬化触媒、架橋剤、皮張り防止剤、分散剤、湿潤剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、レオロジーコントロール剤、成膜助剤、防錆剤、染料、可塑剤、潤滑剤、還元剤、防腐剤、防黴剤、消臭剤、黄変防止剤、静電防止剤又は帯電調整剤等が挙げられる。それぞれの目的に応じて選択したり、組み合わせたりして配合することができる。コーティング組成物がこれらの配合剤を配合する場合、含有する配合剤の有機分は、コーティング組成物の樹脂固形分に含まれる。
上記配合剤の配合量は、コーティング組成物における上記(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対して通常10重量部未満、好ましくは5重量部未満である。
第2のPVA系樹脂のケン化度(JIS K6726に準拠して測定)は、通常80〜100モル%であり、好ましくは85〜100モル%である。かかるケン化度が低すぎると、脱酢酸反応等が起こってポリビニルアルコール分子主鎖に共役構造が発生しやすくなり、得られる塗膜が着色しやすくなる傾向がある。
また、本発明に用いるエマルジョンの分散剤たる第1のPVA系樹脂のけん化度が、第2のPVA系樹脂のけん化度より高いことが好ましい。かかる場合、コーティング組成物より得られる塗膜の連続相において、第1のPVA系樹脂が安定なマトリックスを形成することができる為、連続層の強度が良好に維持されると考えられる。
また、コーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対して通常5〜1000重量部、好ましくは10〜100重量部、特に好ましくは10〜30重量部である。
特に、予め(A)成分たるエマルジョンに配合してエマルジョン組成物としておくことが、(A)エマルジョンの分散質の分散安定性の点から好ましい。
本発明のコーティング組成物は、(A)ポリビニルアルコール系樹脂を分散剤、アクリル系樹脂を分散質、水を分散媒に有するエマルジョンおよび金属酸化物微粒子を含み、、(B)金属酸化物微粒子の配合量が、(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対して0.1〜1.5重量部含有するコーティング組成物である。
金属酸化物微粒子を、コーティング組成物の(A)エマルジョンの樹脂固形分に対して特定少量にて配合することにより、金属酸化物微粒子の配合量が非常に少ないにもかかわらず、得られる塗膜が顕著な耐熱性を有する。かかる効果は従来の知見とは全く異なるものであり、予想外の効果である。
コーティング組成物における樹脂固形分含有量は通常10〜60重量%であり、より好ましくは20〜58重量%であり、さらに好ましくは30〜55重量%であり、特に好ましくは35〜50重量%である。なお、かかる樹脂固形分は、乾燥減量法により測定された値を採用する。
コーティング組成物における(A)エマルジョンの配合量は、(A)エマルジョンの樹脂固形分にて通常5〜60重量%であり、好ましくは10〜55重量%であり、特に好ましくは20〜40重量%である。
かかる含有量が多すぎる場合、コーティング組成物の粘度が高くなる傾向や、塗工性やレベリング性等が低下する傾向があり、少なすぎる場合、コーティング組成物の保存安定性が低下する傾向がある。
また、コーティング組成物における(B)金属酸化物微粒子の(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対する配合量は、通常0.1〜1.5重量部であり、好ましくは0.1〜1.2重量部であり、特に好ましくは0.3〜1重量部である。
かかる配合量が上記範囲内にある場合、得られる塗膜の高レベルの耐熱性が得られる。
かかる攪拌工程は、複数段階にて行うことが可能である。
本発明の塗膜は、上記(A)エマルジョンと(B)金属酸化物微粒子を含むコーティング組成物より得られるものであり、分散相と連続相を有する塗膜である。かかる塗膜は(A)エマルジョンの分散質たるアクリル系樹脂に由来する非水溶性の分散相が主成分であり、(A)エマルジョンの分散剤たるPVA系樹脂に由来する水溶性の連続相を微量有するものである。
本発明のコーティング組成物を、基材に塗工、熱処理することで塗膜を得ることができる。
また、熱処理時間も、上述の熱処理温度に応じて適宜調節されるものであるが、通常は0.1〜200時間であり、好ましくは0.5〜1時間である。
かかる熱処理は、複数段階にて行うことも可能である。また、特に基材として融点の低いポリオレフィン系樹脂(多孔質被膜、塗膜、不織布など)を用いる場合は、基材へのダメージを抑制するために波長制御乾燥システム(日本ガイシ社等)を用いて通常40℃〜90℃条件下にて乾燥を行うことが好ましい。
かかる塗膜の連続相における金属酸化物微粒子の含有量は、塗膜中に存在する金属酸化物微粒子の総重量(すなわち塗膜における(B)金属酸化物微粒子含有量)の通常、95〜100重量%、好ましくは99〜100重量%である。
塗膜の分散相における金属酸化物微粒子の含有量は、塗膜中に存在する金属酸化物微粒子の総重量(すなわち塗膜における(B)金属酸化物微粒子含有量)に対して通常、0〜5重量%、好ましくは0〜1重量%である。
かかる金属酸化物微粒子の連続相と分散相における含有量は、例えば塗膜を粘弾性測定装置に供して得られるグラフの各樹脂相のピーク値(tanδ)のシフト値や、フィルムの電子顕微鏡写真より測定することが可能である。
尚、実施例中「部」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
(1)収縮性評価
コーティング組成物から得られる塗膜を切り出して得られる縦4×横4cmのフィルムを150℃、3時間にて保持した。
かかる熱処理した塗膜の長辺、短辺の長さおよび厚みを測定し、面積および体積シュリンク率(%)を、下記式にて算出した。
かかるシュリンク率が小さいほど熱処理後の収縮変化が少なく、良好な塗膜である。
面積シュリンク率:
{1−(熱処理後の縦の長さ[cm]/4[cm]}×(熱処理後の横の長さ[cm]/4[cm])×100
体積シュリンク率:
面積シュリンク率[%]×(熱処理後の厚み[cm]/熱処理前の厚み[cm])
上記(1)にて得られる熱処理後の塗膜について、透過型YI値を色差計SZ−Σ90(日本電色工業社製)によって測定した。かかる数値が低いほど、着色しておらず良好な塗膜である。
コーティング組成物より得られる塗膜を粘弾性測定装置DVA−225 (アイティー計測制御社製)によって測定した。結果を図1に示す。また、PVA系樹脂相のピーク値すなわちtanδを表1に示す。
<コーティング組成物が含有するエマルジョンの作製>
エマルジョンの分散媒として水、分散剤として上記化学式(1a)に示す1,2−ジオール構造単位を側鎖に含有するポリビニルアルコール樹脂(けん化度;98.5モル%、平均重合度300,1,2−ジオール構造単位含有量;8モル%)を用い、分散質たるアクリル系樹脂となるアクリル系モノマーとして、ブチルアクリレート/メチルメタクリレート=55/45(重量比)の混合モノマーを用いた。
水715部に上記化学式(1a)に示す1,2−ジオール構造単位を側鎖に含有するポリビニルアルコール樹脂ポリビニルアルコール樹脂(けん化度;98.5モル%、平均重合度300,1,2−ジオール構造単位含有量;8モル%)を46.2部溶解させた水溶液を作製した。また、アクリル系モノマーたるブチルアクリレート/メチルメタクリレート=55/45(重量比)の混合モノマーを700部用意した。
ここに、一段目の乳化重合用モノマーとして、上記混合モノマー〔ブチルアクリレート/メチルメタクリレート=55/45(重量比)〕を70部配合し、重合開始剤として過硫酸アンモニウム水溶液(10重量%濃度)を5.7部配合し、一段目の重合反応を開始した。反応温度を80℃にて、1時間重合を行った。
次いで2段目の乳化重合用モノマーとして、上記混合モノマー630部を用い、重合開始剤として前記過硫酸アンモニウム水溶液を11.3部を用いた。これらを反応容器に4時間かけて滴下しながら重合を続けた。
上記2段目の乳化重合終了後(すなわち滴下終了後)に、前記過硫酸アンモニウム水溶液を1.9部配合した、同80℃で1時間の追い込み重合を続けた。
かかる(A)エマルジョンにポリビニルアルコール水溶液(20重量%濃度)(ポリビニルアルコールのケン化度:89モル%、平均重合度:500)を356重量部配合し、エマルジョン(A)を含むエマルジョン組成物を得た。
かかるエマルジョン組成物の樹脂固形分は、105℃、3時間乾燥による乾燥減量法により測定し、44.4重量%であった。
上記エマルジョン組成物を用いた。また、金属酸化物微粒子として平均粒子径13nmの球状(アスペクト比=1)の酸化アルミニウム微粒子(AEROXIDE Alu C、日本アエロジル社製)の粉末を用いた。
かかるコーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対する(B)金属酸化物微粒子の配合量は、0.8重量部である。
実施例1において、酸化アルミニウム微粒子の配合量を0.71重量部、とした以外は、実施例1と同様にしてコーティング組成物および塗膜を作成し、同様の評価を行った。
かかるコーティング組成物における樹脂固形分含有量は44.1重量%である。かかるコーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分含有量は40.2重量%である。
かかるコーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対する(B)金属酸化物微粒子の配合量は、1.8重量部である。
結果を表1および図1に示す。
実施例1において、酸化アルミニウム微粒子の配合量を1.6重量部とした以外は、実施例1と同様にしてコーティング組成物および塗膜を作成し、同様の評価を行った。
かかるコーティング組成物における樹脂固形分含有量は43.7重量%である。かかるコーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分含有量は39.9重量%である。
かかるコーティング組成物における(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対する(B)金属酸化物微粒子の配合量は、3.9重量部である。
結果を表1および図1に示す。
実施例1において、金属酸化物微粒子を配合しなかった以外は、実施例1と同様にしてコーティング組成物および塗膜を作成し、同様の評価を行った。コーティング組成物における樹脂固形分は44.4重量%であった。
結果を表1および図1に示す。
さらに、図1に示すように、粘弾性測定結果より、アクリル樹脂相tanδピークに変化はなかったが、PVA系樹脂相tanδピークが高温にシフトした。
これらの効果より、コーティング組成物が含有する金属酸化物微粒子は、塗膜となった場合PVA系樹脂相である連続相に存在していることがわかる。
かかる比較例1の結果は、金属酸化物微粒子含有量を低減させたために耐熱性効果が十分に得られないという、従来知見どおりの結果である。
収縮性評価では、面積シュリンク率では比較例2のほうが良い値を示したものの、比較例1の約3分の1の優れた値を示した。また、体積シュリンク率では比較例2の塗膜のおよそ2分の1の値を示し、比較例1に対してはおよそ4分の1の値であった。かつその着色評価についても、比較例2の約2分の1の値であり、比較例1に対しては約4分の1と優れた効果を示した。
一方PVA系樹脂のピーク(86.0〜92.5℃)について、金属酸化物微粒子を配合していない参考例1と比較すると、金属酸化物微粒子を配合した実施例1および比較例1、2はいずれもピークが高温にシフトしている。このことから、金属酸化物微粒子はPVA系樹脂たる連続相中に存在し、分散相中には存在しないことが明らかである。
すなわち、実施例1および比較例1、2において、塗膜の連続相における金属酸化物微粒子の含有量は、塗膜の総重量に対して100重量%である。また、塗膜の分散相における金属酸化物微粒子の含有量は、塗膜の総重量に対して0重量%である。
なお、比較例2ではピーク温度は92.5℃と実施例1に匹敵する高温を示したが、上記したように着色評価が不十分である。
本発明のコーティング組成物より得られる塗膜は高レベルの耐熱性を有するものである。
2.比較例1における粘弾性測定評価結果のグラフである。
3.比較例2における粘弾性測定評価結果のグラフである。
4.参考例における粘弾性測定評価結果のグラフである。
Claims (8)
- (A)ポリビニルアルコール系樹脂を分散剤、アクリル系樹脂を分散質、水を分散媒に有するエマルジョン、および(B)金属酸化物微粒子を含み、(B)金属酸化物微粒子の配合量が、(A)エマルジョンの樹脂固形分100重量部に対して0.1〜1.5重量部であるコーティング組成物。
- 上記(B)金属酸化物微粒子が周期表第13〜15族元素の金属酸化物微粒子である請求項1記載のコーティング組成物。
- 上記(A)エマルジョンのポリビニルアルコール系樹脂が、下記化学式(1)で示される構造単位を有するポリビニルアルコール系樹脂である請求項1または2記載のコーティング組成物。
(式中、R1、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子または有機基を示し、Xは単結合または結合鎖を示し、R4、R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子または有機基を示す。) - 第2のポリビニルアルコール系樹脂を有する請求項1〜3いずれか記載のコーティング組成物。
- 請求項1〜4記載のコーティング組成物より得られる塗膜。
- 塗膜における(B)金属酸化物微粒子含有量の95〜100重量%が連続相中に存在する請求項5記載の塗膜。
- 基材上に請求項6記載の塗膜層を有する多層構造体。
- 請求項1〜5記載のコーティング組成物を基材上に塗布、製膜して多層構造体を得る多層構造体の製造方法。
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