JP6216566B2 - 航空手荷物用タグ - Google Patents
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Description
航空手荷物タグは、例えば、次のように用いられている。配送用荷札の基体上の感熱剤塗膜の上のバリアコートの上に多色印字が施され、永久接着剤を配送用荷札の裏面に塗布し、その配送用荷札を接着剤に面するリリース剤を含ませた剥離シートの表面に固着する。また、剥離シートの裏面に印字する。そして、剥離シートと手荷物引取用半券を、配送用荷札から切離して、その後、乗客航空券または同種の他のもののはいった書類束にステープルで止めるか、あるいは、貼付ける。
このような航空手荷物タグは、例えば、細長く延びた剥離紙に多数のICタグをほぼ等間隔に貼付してロール状に巻き取られた状態のICロールタグとして用いられている。
ICロールタグの検査では、通信が不可能な場合や通信距離が不足している場合に不良品と判断される。アンテナまたはICチップが不良であるとき、あるいは、アンテナとICチップとの接続が不良であるときに、ICロールタグが通信不可になる。また、製造誤差などによりアンテナに所要の特性を確保することができないとき、ICロールタグの通信距離が不足する。
そこで、以下のように、2つのICロールタグを用いて、良品率が100% の1つのICロールタグを得る技術が提案されている。
第1のICロールタグを巻き解きながら、各ICタグを第1のリーダライタにより順次検査する。同様に、第2のICロールタグを巻き解きながら、各ICラベルを第2のリーダライタにより順次検査する。
そして、第1のバキュームローラを用いて、第1のリーダライタの検査により不良品と判定された不良品ICタグを第1のICロールタグから第2のICロールタグへ移し換える。また、第2のバキュームローラを用いて、第2のリーダライタの検査により良品と判定された良品ICタグを第2のICロールタグから第1のICロールタグへ移し換える。
すなわち、第1のICロールタグで発生する不良品ICタグの欠落領域が、第2のICロールタグからの良品ICタグで順次埋められ、第2のICロールタグで発生する良品ICタグの欠落領域が、第1のICロールタグからの不良品ICタグで順次埋められる。
その結果、最終的には、第1のICロールタグは良品率が100% になり、第2のICロールタグの先頭部分に不良品ICタグが連続的に並ぶことになる(例えば、特許文献1参照)。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
本実施形態の航空手荷物用タグ10は、シート状の基材11と、基材11の一方の面11aに設けられた第一粘着剤層12と、基材11の他方の面11bに設けられた感熱剤層13と、第一粘着剤層12における基材11と接する面とは反対側の面(以下、「一方の面」と言う。)12aに設けられたインレット14と、インレット14を覆うとともに、第一粘着剤層12と重なるように設けられた第二粘着剤層15と、第二粘着剤層15における第一粘着剤層12と接する面とは反対側の面(以下、「一方の面」と言う。)15aに設けられた剥離紙16と、を備えてなる積層シート20から構成されている。
積層シート20の単位20A同士は、ミシン線31を介して連接されている。
第1片21と第2片22は、ミシン線32を介して連接されている。また、第2片22と第3片23は、ミシン線33を介して連接されている。
さらに、第1片21は、ミシン線34,35を介して連接する3つの小片24,25,26から構成されている。
なお、第1片21は、例えば、手荷物に貼付される到着宛用片である。第2片22は、例えば、手荷物の取手部分などに固定される配送用荷札である。第3片23は、例えば、手荷物の控えとして、旅客に渡される旅客控用片である。
ミシン線31により、単位20Aを長手方向に引っ張った際に、積層シート20から単位20Aを容易に分離する(切り取る)ことができる。また、ミシン線32により、第1片21を、単位20Aの長手方向に引っ張った際に、第2片22から分離することができる。また、ミシン線33により、第3片23を、単位20Aの長手方向に引っ張った際に、第2片22から分離することができる。さらに、分離した第1片21を、ミシン線34,35に沿って分離することにより、3つの小片24,25,26にする分割することができる。
疑似接着部17は、所謂、部分糊(糊殺し)加工が施された部分であり、第二粘着層12の粘着面(インレット14と接する面)に、印刷によりシリコーン樹脂などの剥離剤を部分的に塗布して、その粘着面の一部に粘着力の低い部分が形成された部分である。
また、剥離紙16には、ハーフスリット18に重なるように分離線19が設けられている。すなわち、剥離紙16におけるインレット14と重なる部分の近傍に、積層シート20の長手方向に対して垂直な方向に沿って分離線19が設けられている。
分離線19としては、特に限定されるものではなく、スリット、ハーフスリット、ミシン線などが挙げられる。
このように、剥離紙16には、第二粘着剤層15のハーフスリット18に重なるように分離線19が設けられているので、分離線19に沿って剥離紙16を剥離することにより、第二粘着剤層15のハーフスリット18を容易に露出することができる。
なお、本実施形態では、積層シート20が感熱剤層13を備えている場合を例示したが、本実施形態はこれに限定されない。本実施形態にあっては、積層シート20が感熱剤層13を備えていなくてもよい。
また、本実施形態では、基材11と感熱剤層13とが別体の場合を例示したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。本実施形態にあっては、基材11として、感熱剤層が設けられた基材を用いてもよい。
このような粘着剤としては、110gf/25mm〜170gf/25mmの剥離力を有する材料が用いられる。このような材料としては、例えば、(1)非剥離性感圧接着剤基剤と、この非剥離性感圧接着剤基剤に対して非親和性の微粒状充填剤とからなる接着剤組成物、(2)粘着主剤と、粘着付与剤と、無機充填剤とを含む配合物に、無機充填剤と反応性を有しないカップリング剤、粘着主剤と相溶性を有しない樹脂などを添加した感圧性の粘着剤などが挙げられる。
また、アンテナ43は、互いに対向し、その対向する側にそれぞれ給電点(ICチップと接続する部分)を有する一対のメアンダ状の放射素子44A,44Bを備えた、2つのダイポールアンテナ45A,45Bから構成されている。2つのダイポールアンテナ45A,45Bは、それぞれの給電点で交差し、2回回転対称に配置されている。
また、本発明におけるポリマー型導電インクとしては、熱硬化型の他にも、光硬化型、浸透乾燥型、溶剤揮発型といった公知のものが用いられる。
アンテナ43をなす金属メッキとしては、銅メッキ、銀メッキ、金メッキ、白金メッキなどが挙げられる。
ICチップとしては、特に限定されず、アンテナ43を介して非接触状態にて情報の書き込みおよび読み出しが可能なものであれば、非接触型ICタグや非接触型ICラベル、あるいは非接触型ICカードなどのRFIDメディアに適用可能なものであればいかなるものでも用いられる。
非剥離性感圧接着剤としては、従来の感圧接着剤として慣用されているものが用いられ、これらの中でも220gf/25mm以上の剥離力を有する接着剤が挙げられる。このような非剥離性感圧接着剤としては、例えば、天然ゴムに、スチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得られた天然ゴムラテックスが挙げられる。
まず、図3(a)に示すように、ロール状に巻き取られた積層シート20から、単位20A(1単位分)を繰り出す。
次いで、図3(b)に示すように、繰り出した単位20Aを積層シート20の長手方向に引っ張って、ミシン線31に沿って、ロール状に巻き取られた積層シート20から単位20Aを分離する。
このとき、ICチップ42に情報の書き込みが出来なかった場合には、インレット14は、通信が不可能、あるいは、通信距離が不足していると判断する。そこで、剥離紙16に設けられたミシン線19に沿って、第二粘着剤層15から剥離紙16を剥離するとともに、第二粘着剤層15に設けられたハーフスリット18に沿って、第一粘着剤層12を剥離することにより、不良品のインレット14を回収する。第二粘着剤層15における不良品のインレット14と接する部分には、疑似接着部17が設けられており、第一粘着剤層12は、貼着後も剥離が可能であり、剥離後は再貼付が可能な粘着剤からなるので、不良品のインレット14を容易に回収することができる。そして、動作確認をした、良品のインレット14を、不良品のインレット14が配置されていた部分に配置して、再び、剥離した第二粘着剤層15を第一粘着剤層12に密着させて、良品のインレット14を積層シート20に固定する。ここで、再び、情報書込/読出装置(リーダライタ)により、不良品のインレット14のICチップ42に手荷物に関する情報を書き込む。情報の書き込みが正常に行われた場合、次の工程に移行する。
また、図3(c)に示すように、ミシン線33に沿って、第3片(旅客控用片)23を積層シート20の長手方向に対して垂直な方向に引き裂くか、あるいは、積層シート20の長手方向に引っ張って、第2片22から第3片23を分離する。分離した第3片23は、手荷物の控えとして、旅客に渡される。
Claims (1)
- シート状の基材と、該基材の一方の面に設けられた第一粘着剤層と、該第一粘着剤層における前記基材と接する面とは反対側の面に設けられたインレットと、前記インレットを覆うとともに、前記第一粘着剤層と重なるように設けられた第二粘着剤層と、該第二粘着剤層における前記第一粘着剤層と接する面とは反対側の面に設けられた剥離紙と、を備えてなる積層シートから構成され、
前記第一粘着剤層は、貼着後も剥離が可能であり、剥離後は再貼付が可能な粘着剤からなり、
前記第二粘着剤層における前記インレットと接する部分に疑似接着部が設けられ、
前記剥離紙における前記インレットと重なる部分の近傍に、前記積層シートの長手方向に対して垂直な方向に沿って分離線が設けられていることを特徴とする航空手荷物用タグ。
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