JP6224904B2 - 配線の安全性解析システム - Google Patents
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Description
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、複雑な配線構造に対しても、定性的に配線の安全性を解析できるシステムを提供することを目的とする。
記憶部は、複数の電線の各々と一対のコネクタとが対応付けられた電線−末端コネクタ対応情報と、末端に位置する一対のコネクタと当該コネクタが接続される機器が担う機能とが対応付けられた末端コネクタ−機能対応情報と、同時に喪失することが認められない複数の機能の組合せを含む機能判定情報と、を記憶する。
処理部は、ワイヤハーネスが特定されると、電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−機能対応情報を照合して、複数の電線の各々と機器が担う機能とが対応付けられた電線−機能対応情報を生成する。
この評価は、生成された電線−機能対応情報を、人が参照することでも行なうことができるが、処理部が行う方が迅速かつ正確な評価結果を得ることができる。
評価結果を参照することで、設計変更の便宜に供することができる。
第二の評価を行なうために、記憶部は、末端に位置する一対のコネクタと分離要求コードとが対応付けられた末端コネクタ−分離要求対応情報を記憶する。そして処理部は、ワイヤハーネスが特定されると、電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−分離要求対応情報を照合して、複数の電線の各々と分離要求コードとが対応付けられた電線−分離要求対応情報を生成する。
生成された電線−分離要求対応情報を参照することによっても、当該ハーネスが安全性を備えているか、評価できる。
第二の評価においても、処理部は、評価結果を表示部に表示させることができる。
本実施形態によるハーネスの安全性解析システム10は、定性的な解析のための要求事項として、フォールト・トレランス(fault tolerance)の考え方を適用し、電線に必要な冗長数を設定する。例えば、図1に示すように、「致命的な故障事象(Catastrophic Failure)」に繋がる電線は、互いに独立した3系統(3冗長)以上確保することにより、発生確率として許容できるレベルである、極めて稀な発生確率(例えば、10−9相当)を達成しているものとする。同様に、「危険な故障事象(Hazardous Failure)」に繋がる電線は、互いに独立した2系統(2冗長)以上確保することにより、発生確率として許容できるレベルである、極めて少ない発生確率(例えば、10−7相当)を達成しているものとする。なお、必要な系統数(冗長度)は必要に応じて設定されることは言うまでもない。
故障事象には、Catastrophic Failure、Hazardous Failureよりも危険度の低い事象も規定されており、それらは例えば、「Major」、「Minor」などと定義されている。なお、この定義付けは一例である。
本実施形態における分離要求IDは、各々の危険事象に対応して特定される識別記号と、各々の冗長系統、換言すれば各々の電線に対応して特定される識別記号との組み合わせとして付与される。
例えば、図1のCatastrophic Failureに対応する識別記号をA−001とし、冗長系統1,冗長系統2,冗長系統3の各々に対応する識別記号をA,B,Cとする。そうすると、当該Catastrophic Failureにおける冗長系統1,冗長系統2,冗長系統3の各々の分離要求IDは、A−001A,A−001B,A−001Cとなる。
同様に、図1のHazardous Failureに対応する識別記号をB−001とし、冗長系統1,冗長系統2の各々に対応する識別記号をA,Bとする。そうすると、当該Hazardous Failureにおける冗長系統1,冗長系統2の各々の分離要求IDは、B−001A,B−001Bとなる。
詳しくは後述するように、分離要求IDは第二の評価による電線の安全性の評価に供される。
例えば、図2に示すように、末端機器T1から3冗長(3系統)の電線W1,W2,W3が引き出され、対応する末端機器T7に繋がるケースを想定する。そして、図2(a)の例では、電線W1が中継機器T2及び中継機器T5を介して末端機器T7に繋がり、電線W2が中継機器T3及び中継機器T6を介して末端機器T7に繋がり、電線W3は中継機器T4及び中継機器T6を介して末端機器T7に繋がっている。ただし、図2(a)の例では、電線W2と電線W3は中継機器T3とT6の間から同じルートを通っている、まつり同束となっているため、3冗長が保たれていない。これに対して、図2(b)の例では、電線W1,W2,W3は、末端の機器7に到るまで各々のルート、換言すれば属するハーネスが分離されているために、3冗長が保たれている。図2(a)の例は、同束部分が喪失する安全性が低くなる。したがって、設計された配線が、要求に応じて分離して配線されているかを解析して評価する必要がある。
本実施形態の安全性解析システム10は、二つの異なる観点から、要求に応じて分離して配線されていることを評価する。
第一の観点は、各々の端末装置が担う機能に着目して、安全性の評価を行う。この評価を第一の評価という。
第二の観点は、各々の電線について付与される、分離要求IDに着目して、安全性の評価を行う。この評価を第二の評価という。
図2は、理解を容易にするために、1本の電線W1,W2,W3だけを示しているが、実際の配線構造においては、末端機器T1〜末端機器T7の間にハーネス(コネクタとバンドル)が接続されており、このバンドルの中には複数の電線が属している。例えば、末端機器T1と中継機器T2の間を繋ぐ電線W11は、中継機器T2を介して中継機器T2と中継機器T5の間の電線W12と電気的に接続され、さらに、中継機器T5を介して中継機器T5と末端機器T7の間の電線W13と電気的に接続される。この場合、電線W12が直接接続される機器は中継機器T2と中継機器T5であるが、末端に位置する機器は末端機器T1と末端機器T7である。各電線は、末端機器T1等に接続されるコネクタに接続されるが、以上の説明ではそれを省略している。なお、3冗長(3系統)の電線W1,W2,W3が引き出される末端機器T1のコネクタは、それぞれ異なるコネクタであることは言うまでもない。また、配線構造が適用される装置、機器類に制限はなく、例えば、3冗長(3系統)の電線W1,W2,W3がそれぞれ、末端装置T1、T2、T3に接続される構成についても適用できることは言うまでもない。
また、安全性解析システム10は、配線描画システム20と接続されている。配線描画システム20もまた、コンピュータ装置により構成される。
入力部1は、第一の評価及び第二の評価を実行するのに必要な指示を入力する部位である。入力部1は、コンピュータの入力装置としてのキーボードにより構成される。
処理部2は、入力部1からの指示に従って第一データベース3、第二データベース4に記憶された情報を読み出し、第一の評価及び第二の評価を実行するために必要な処理を行うとともに、評価結果を表示部5に表示させる。
また、第一データベース3は、第二の評価を実行するのに必要な「末端コネクタ−分離要求対応情報」を記憶している。末端コネクタ−分離要求対応情報は、末端に位置するコネクタと分離要求IDとが対応付けられたテーブル形式のデータである。分離要求IDについては第二の評価のところでさらに説明する。
表示部5は、処理部2により処理された結果を表示する。表示部5は、コンピュータの表示装置としてのディスプレイにより構成される。
配線描画システム20は、CAD(Computer Aided Design)21を備える。CAD21は、配線設計作業にともなうシステム構成要素に関する接続・位置情報を取得して、配線接続図(Wire Harness Diagrams、WHD)、及び、結線図(Wiring Diagrams、WD)を作成する。ここで、WHDはコネクタとバンドル(バンドルセクション、ノードを含む)との接続関係が図示されたものであり、WDはハーネスに含まれる電線とコネクタとの接続関係が図示されたものである。
CAD21は、取得したWHD、WDから生成する電線−末端コネクタ対応情報を安全性解析システム10の第二データベース4に提供する。第二データベース4は、CAD21から提供される電線−末端コネクタ対応情報を記憶する。
以下、第一の評価について、図4〜図10を参照して説明する。
はじめに、図4を参照して、第一の評価の処理手順の概要を説明する。
第一の評価は、安全性の評価を行うハーネスの識別情報(以下、ハーネスID)を入力部1から入力することで処理が開始される(図4 S101)。ハーネスIDは、各々のハーネスを識別するために付与された情報であり、ここでは、「123−A」というハーネスIDが入力されたものとする。入力されたハーネスIDは、処理部2に送信される。
処理部2は、ハーネスIDを取得すると、第二データベース4から当該ハーネスID(123−A)に対応する電線−末端コネクタ対応情報を読み出す(図4 S103,図5)。また、処理部2は、第一データベース3から、末端コネクタ−機能対応情報と機能判定情報を読み出す(図4 S105,図6,図7)。
次に、処理部2は、生成された電線−機能対応情報に、機能判定情報に含まれる複数の機能の組合せが含まれるか否かの判定を行う(図4 S109,図8,図9)。
最後に、処理部2は、評価結果を表示部5に表示させる(図4 S111,図10)。
[電線−末端コネクタ対応情報の読み出し(図4 S103,図5)]
第一の評価を実行する際に、第二データベース4から読み出される電線−末端コネクタ対応情報は、各々のハーネスに属する電線と、各々の電線の両端に直接接続されるコネクタと、各々の電線が他の電線及びコネクタを介して最終的に接続されるコネクタと、が対応付けられた情報である。図5は、その一例であって、「123−A」というハーネスIDが付与されたハーネスに関する電線−末端コネクタ対応情報である。
図5の例は、「123−A」で特定されるハーネスに100本(図5 「No.」の欄参照)の電線が属している。その中で、「1−A−001」という電線を識別するWIRE IDが付与された電線の両端に直接的に接続される一対のコネクタには、各々、「P−1001」、「N−1001」というコネクタIDが付与されている。また、WIRE IDが「1−A−001」の電線に対応する一対の末端に位置するコネクタには、各々、「O−1001」、「Q−1001」というコネクタID(E−コネクタID)が付与されている。
第一の評価を実行する際に、第一データベース3から読み出されるコネクタ−機能対応情報は、図6に示されるように、末端に位置するコネクタと、当該コネクタに繋がる機器が担う機能を識別する情報である機能IDが対応付けられたものである。
図6は、例えば、互いに末端に位置する「O−1001」と「Q−1001」で特定される一対のコネクタに対応する機能IDが「Func−A1」であること、「O−2001」と「Q−2001」で特定される一対のコネクタに対応する機能IDが「Func−B2」であることなどが示されている。「Func−A1」という機能IDは、例えば、航空機の動翼である補助翼(エルロン)動作を担うという機能を特定し、「Func−B2」という機能IDは、例えば、航空機の客室内のビデオ再生装置の動作を担うという機能を特定する。このように特定の機能を識別する機能IDが、互いに末端に位置する一対のコネクタの全ての組み合わせに対応付けて、記憶されている。
図7において、「Func−A1」は前述した補助翼の動作を担う機能を特定し、「Func−C1」は航空機の動翼である昇降舵(エレベータ)の動作を担う機能を特定する。「Func−A1」と「Func−C1」が同時に喪失することは、Catastrophic Failureにつながるものとして、機能判定情報にリストアップされている。図7にリストアップされている、「Func−A2」と「Func−C2」の組み合わせ、「Func−Y1」と「Func−Z1」の組み合わせ等も同様である。なお、ここでは、機能判定情報は、Catastrophic Failureに繋がる発生要因の組合せを対象としているが、Hazardous Failureに繋がる発生要因の組合せを対象とすることもできる。
処理部2は、電線−末端コネクタ対応情報及びコネクタ−機能対応情報を読み出すと、次に、電線−末端コネクタ対応情報とコネクタ−機能対応情報とを末端に位置するコネクタ(E−コネクタID)をキーにして照合する。
図5の電線−末端コネクタ対応情報及び図6のコネクタ−機能対応情報を例にすると、電線−末端コネクタ対応情報に含まれるE−コネクタIDが「O1001」、「Q1001」に対応する機能IDは、図6を参照すると、「Func−A1」であるから、照合の結果として、E−コネクタIDが「O1001」、「Q1001」である末端コネクタに機能ID「Func−A1」が対応付けて記述される。他のE−コネクタIDについても同様であり、結果として、図8,9に示す電線−機能ID対応情報が生成される。
処理部2は、生成された電線−機能対応情報に含まれる複数種の機能IDに、機能判定情報に含まれる機能IDの組み合わせに該当するものが存在するか否かを確認して、安全性の評価を行う。
図8に示す例は、「123−A」で特定されるハーネスに属する電線に対応する機能IDに、機能判定情報に含まれる機能IDの組み合わせ(「Func−A1」と「Func−C1」〜「Func−Y3」と「Func−Z3」)が存在していないので、安全性を備えているという評価結果がなされる。
図9に示す例は、「123−A」で特定されるハーネスに属する電線に対応する機能IDに、機能判定情報に含まれる機能IDの組み合わせ(「Func−Y3」と「Func−Z3」)が存在しているので、安全性を備えていないという評価結果がなされる。
処理部2は、評価結果を、図10に示すように表示する。
安全性が確認された場合には、図10(a)に示すように、その旨を評価されたハーネスIDともに表示する。また、次に評価すべきハーネスの入力を促す表示がなされる。
安全性が確認されなかった場合には、図10(b)に示すように、その旨を評価されたハーネスIDとともに表示する。また、評価結果の根拠となる照合結果を参照することを促す表示がなされる。評価者(設計者)は、照合結果を設計変更に供する。
以上説明したように、第一の評価によると、Catastrophic Failureに繋がる発生要因(機能ID)の組合せを機能判定情報として記憶しておく一方、ハーネスに属する各々の電線が繋がる末端コネクタに対応する機能IDを紐付け、紐付けられた機能IDに機能判定情報に記憶された機能IDの組み合わせが存在するか否かを確認することで、当該ハーネスにおける配線の安全性を確認できる。この評価を解析対象のシステムに含まれる全てのハーネスについて行うことで、当該システムの配線の安全性を確認できる。
以上の例では、評価結果を表示の対象としたが、処理部2により電線−機能対応情報が生成された時点で、電線−機能対応情報を表示させることもできる。表示された電線−機能対応情報と機能判定情報を参照して、人が安全性の確認を行なうこともできる。
以下、第二の評価を、図11〜図14を参照して説明する。
はじめに、図11を参照して、第二の評価の処理手順の概要を説明する。なお、図11のハーネスID入力(S201)及び電線−末端コネクタ対応情報の読み出し(S203)は、各々、第一の評価のハーネスID入力(図5 S101)及び電線リストの情報読み出し(図5 S103)と内容が同じであるから、以下では、第一の評価と相違するところから説明する。
処理部2は、電線−末端コネクタ対応情報及び末端コネクタ−分離要求対応情報を読み出すと、次に、電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−分離要求対応情報とを末端コネクタIDをキーにして照合することで、電線−末端コネクタ対応情報に分離要求IDを付加した情報(電線−分離要求ID対応情報)を生成する(図11 S207,図13,図14)。
次に、処理部2は、生成された電線−分離要求ID対応情報と機能判定情報とを照合することで、電線−分離要求ID対応情報に機能判定情報で特定される機能の組合せが存在するか否かの評価を行う(図5 S209,図13,図14)。
最後に、処理部2は、評価結果を表示部5に表示させる(図11 S211)。
[末端コネクタ−分離要求対応情報の読み出し(図11 S205,図12)]
第二の評価を実行する際に、第一データベース3から読み出される末端コネクタ−分離要求対応情報は、E−コネクタIDと分離要求IDとが対応付けられたものであり、図12に例示されている。
図12において、例えば、〇−1001,Q−1001で特定されるE−コネクタIDに対応する分離要求IDが「B−001A」又は「B−001B」であること、及び、〇−2001,Q−2001で特定されるE−コネクタIDに対応する分離要求IDが「C−001A」又は「C−001B」であることが示されている。
処理部2は、電線−末端コネクタ対応情報及び末端コネクタ−分離要求対応情報を読み出すと、次に、電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−分離要求対応情報とを末端に位置するコネクタをキーにして照合する。
図5の電線−末端コネクタ対応情報及び図12の末端コネクタ−分離要求対応情報を例にすると、電線−末端コネクタ対応情報に含まれるE−コネクタIDが「O1001」、「Q1001」に対応する分離要求IDは、「B−001A」又は「B−001B」であるから、照合の結果として、WIRE IDが「1−A−001」に分離要求ID「B−001A」又は「B−001B」が対応付けて記述されることになる。他のE−コネクタIDについても同様であり、結果として、図13,14に示す電線−分離要求ID情報が生成される。
処理部2は、生成された電線−分離要求ID情報に含まれる分離要求IDが、冗長性が要求される範囲で同じか否かを確認して、安全性の評価を行う。
図13に示す例は、「123−A」で特定されるハーネスに属する電線の全てが、冗長性が要求される範囲で分離要求IDが同じである。つまり、分離要求IDの欄で、点線で囲っている範囲が、冗長性が要求される範囲を示している。例えば、1−A−001〜1−A−005で特定される電線は、前述したように、2−A−001〜2−A−005で特定される電線、3−A−001〜3−A−005で特定される電線が存在することで、3冗長を実現する。そして、図13において、1−A−001〜1−A−005に対応する分離要求IDがB−001Aで同じであるから、当該電線について要求通りに分離がなされているであろうことが確認できる。冗長性が要求される他の電線についても、冗長性が要求される範囲で分離要求IDは同じであるから、このハーネスは要求通りに電線が分離できており、安全性を備えているという評価結果がなされる。
これに対して、図14に示す例は、冗長性が要求される範囲で異なる分離要求IDが存在している。例えば、1−A−001〜1−A−005で特定される電線について、B−001AとB−001Bという分離要求IDが存在しているので、このハーネスは要求とおりに分離できていないことになり、安全性を備えていないという評価結果がなされる。1−B−001〜1−B−005で特定される電線、1−K−001〜1−K−005で特定される電線、1−L−001〜1−L−005で特定される電線についても同様である。
処理部2は、評価結果を、第一の評価(図10)と同様に表示することができる。
以上説明したように、第一の評価によると、末端コネクタと分離要求コードを対応付けて記憶しておき、ハーネスに属する各々の電線が繋がる末端コネクタに対応する分離要求コードを紐付けることで、当該ハーネスが分離要求を満たしているか否かを確認して、配線の安全性を評価できる。
例えば、実施形態の説明に用いた配線構造はあくまで一例であり、他の配線構造についても本発明を適用できることは言うまでもない。
また、配線構造が適用される装置、機器類に制限はなく、末端装置及び中継装置がケーブルにより接続された種々の装置、機器に本発明を適用することができる。
2 処理部
3 第一データベース
4 第二データベース
5 表示部
10 安全性解析システム
20 配線描画システム
Claims (7)
- ワイヤハーネスに属する複数の電線の各々が、中継要素を介して末端に位置する一対のコネクタに接続される配線構造における配線の安全性解析システムであって、
前記複数の電線の各々と前記一対のコネクタとが対応付けられた電線−末端コネクタ対応情報と、
前記末端に位置する一対のコネクタと当該コネクタが接続される機器が担う機能とが対応付けられた末端コネクタ−機能対応情報と、
同時に喪失することが認められない複数の機能の組合せを含む機能判定情報と、
を記憶する記憶部と、
前記ワイヤハーネスが特定されると、前記電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−機能対応情報を照合して、前記複数の電線の各々と前記機器が担う機能とが対応付けられた電線−機能対応情報を生成する処理部と、を備え、
前記処理部は、
生成された前記電線−機能対応情報に、前記機能判定情報に含まれる前記複数の機能の組合せが存在するか否かを判定し、当該組合せが存在しなければ、安全性を備えていると評価する、
ことを特徴とする配線の安全性解析システム。 - 前記安全性解析システムは、表示部を備え、
前記処理部は、生成された前記電線−機能対応情報、及び/又は、前記評価の結果を、前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の配線の安全性解析システム。 - 前記記憶部は、前記末端に位置する一対のコネクタと分離要求コードとが対応付けられた末端コネクタ−分離要求対応情報を記憶し、
前記処理部は、前記ワイヤハーネスが特定されると、前記電線−末端コネクタ対応情報と前記末端コネクタ−分離要求対応情報を照合して、前記複数の電線の各々と前記分離要求コードとが対応付けられた電線−分離要求対応情報を生成する、
請求項1又は請求項2に記載の配線の安全性解析システム。 - 前記処理部は、
生成された前記電線−分離要求対応情報に含まれる複数の前記分離要求コードが、冗長性が要求される範囲で同一か否かを判定し、同一であれば、安全性を備えていると評価する、
請求項3に記載の配線の安全性解析システム。 - 前記処理部は、
前記評価結果を前記表示部に表示させる、
請求項4に記載の配線の安全性解析システム。 - ワイヤハーネスに属する複数の電線の各々が、中継要素を介して末端に位置する一対のコネクタに接続される配線構造における配線の安全性解析システムであって、
前記複数の電線の各々と前記一対のコネクタとが対応付けられた電線−末端コネクタ対応情報、及び、前記末端に位置する一対のコネクタと分離要求コードとが対応付けられた末端コネクタ−分離要求対応情報、を記憶する記憶部と、
前記ワイヤハーネスが特定されると、前記電線−末端コネクタ対応情報と末端コネクタ−分離要求対応情報を照合して、前記複数の電線の各々と前記分離要求コードとが対応付けられた電線−分離要求対応情報を生成する処理部と、を備え、
前記処理部は、
生成された前記電線−分離要求対応情報に含まれる複数の前記分離要求コードが同一か否かを判定し、同一であれば、安全性を備えていると評価する、
ことを特徴とする配線の安全性解析システム。 - 前記処理部は、
前記評価結果を前記表示部に表示させる、
請求項6に記載の配線の安全性解析システム。
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