Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6287943B2 - 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6287943B2 - 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法 - Google Patents

芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6287943B2
JP6287943B2 JP2015090597A JP2015090597A JP6287943B2 JP 6287943 B2 JP6287943 B2 JP 6287943B2 JP 2015090597 A JP2015090597 A JP 2015090597A JP 2015090597 A JP2015090597 A JP 2015090597A JP 6287943 B2 JP6287943 B2 JP 6287943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel material
detection
slit
misalignment
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015090597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016203230A (ja
Inventor
章一郎 甲斐
章一郎 甲斐
松本 実
実 松本
雄翔 田中
雄翔 田中
政雄 中馬
政雄 中馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2015090597A priority Critical patent/JP6287943B2/ja
Publication of JP2016203230A publication Critical patent/JP2016203230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6287943B2 publication Critical patent/JP6287943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、棒材若しくは線材からなる鋼材を圧延する際の芯ズレを検出する技術に関する。
従来、圧延する際の芯ズレの検出としては、例えば特許文献1に記載の装置がある。この装置では、レーザ光源と受光器を使用して圧延前に圧延ラインの芯ズレを測定している。
しかし、特許文献1のような方法で、操業前に圧延ロールの芯出しを行っても、圧延ロールの孔型に鋼材を案内するガイドロールがずれていることで、対を成す圧延ロールの孔型に対して通材する鋼材が芯ズレを起こしている場合がある。上記芯ズレによって圧延ロールに対して鋼材が片当たりなどすると、鋼材の圧延精度がその分悪くなる。特に仕上げ圧延時にその影響が大きくなる。
このため、従来にあっては、圧延操業中に対象とする圧延機出側にて、圧延機から出てパスラインに沿って移動している高温の鋼材(熱延鋼材)に対し、作業者が、芯ズレ検出用の木片を押し当てて焼き型を採取し、その焼き型の具合によって、圧延ロールに対する鋼材の実際の芯ズレを検出し、その検出した芯ズレが無くなるように、対象とする圧延機入側のガイドロール若しくは圧延ロールの位置調整を行っている。
ここで、芯ズレ検出用の木片は、例えば長方形形状の木片であって、その木片の一辺を熱延鋼材に押し当てることで、熱延鋼材と接触した木片の部分に、鋼材の外形輪郭に応じた円弧状の焼け跡(焼き型)が残る。押し当てる位置は、圧延された後の非圧下面部分を中心に実施される。このとき、圧延機の対向する圧延ロールの芯に対してガイドロールの芯が当たっていない場合、木片の焼き型に残ったオーバル部の幅に偏りが発生し、その偏りから芯ズレを検出することが可能である。
しかし、芯ズレ検出用の木片を使用した芯ズレ検出は、簡易な方法ではあるが、圧延中の搬送されている熱延鋼材、つまり移動中の熱延鋼材に対して、作業者が近づいて木片を押し当てて焼き型を採取するため、熟練を要する。また、移動中の熱延鋼材に木片を直接押し当てることから危険性を伴う作業となる。
なお、上記のような芯ズレの検出は、対象とする鋼材に応じたロールやガイドロールの型替えのたびに発生する作業である。
これに対し、特許文献2には、非圧下面部分をカメラで撮像し、その撮像画像に基づいて芯ズレを検出する技術が開示されている。
特開2006−55861号公報 特開2008−126244号公報
特許文献1,2ではカメラのレンズが、圧延機周辺の水やスケール等によって汚れるおそれがある。すなわち、カメラのレンズが、鋼材などから飛んだ水や脱落スケールの影響を受けることで長期間の撮像が困難となるおそれがある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、他の圧延設備との干渉を抑えつつも、芯ズレの検出をより安定して実行可能にすることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出装置であって、上記対をなす圧延ロールで圧延された鋼材を貫通穴からなるガイド穴で案内するガイド部を備え、上記対を成す圧延ロールで圧延された鋼材表面における、上記対を成す圧延ロールで圧下された対を成す圧下面の間に位置する対を成す非圧下面を含む鋼材表面をそれぞれ検出面とし、上記ガイド部に形成され、上記各検出面と対向可能な上記ガイド穴の壁面に開口して、上記検出面に臨むスリットと、上記スリットを通して上記鋼材の検出面を非接触で撮像するカメラと、上記スリットと上記カメラの間に介在し、上記スリットのカメラ側の開口を覆い且つ上記スリットを通じて上記検出面を撮像する上記カメラの撮像領域と重なる部分が透明体からなる箱体と、その箱体内にパージ用の気体を圧送する気体圧送部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ガイド部に設けたスリットという限定された空間から検出面を撮像すると共に、そのスリットからの気体噴射によるエアパージを行いつつカメラで撮像することで、カメラの撮像に対する水や脱落スケールの影響を抑える。この結果、簡易に且つ安定して、非圧下面を含む検出面を検出することが可能となる。
しかも、鋼材をガイドするガイド部にスリットを設けて撮像することで、他の圧延設備との干渉を減らすことが可能となる。
以上のことから本発明の一態様によれば、他の圧延設備との干渉を抑えつつも、芯ズレの検出をより安定して実行することが可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る熱間圧延ラインを示す概要構成図である。 本発明に基づく実施形態に係る圧延機出側からみた各部の配置関係の例を示す図である。但し、上下のカメラを1台のみ図示している。 本発明に基づく実施形態に係る芯ズレ検出装置に係る側方から見た断面図である。 本発明に基づく実施形態に係るスリット位置で切断した圧延方向から見た図である。 ガイド穴とスリットとの関係を示す模式的斜視図である。 スリットを有するフードの斜視図である。 圧延機出側の鋼材表面の検出面の例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る棒鋼の熱間圧延設備を示す概要構成図である。
ここで、本発明の対象とする鋼材は棒鋼その他の棒材に限定されず線材であっても適用可能であるが、以下の実施形態では棒鋼に圧延する場合を例に挙げる。
(構成)
加熱炉で加熱された棒材からなる鋼材1が、図1に示すように、複数の圧延機A〜♯16で順番に圧延されて目的とする棒鋼の形状に成形される。本実施形態では、圧延機が18スタンド並列している例であり、鋼材1の径や材質などによって、第12スタンド、第14スタンド、若しくは第16スタンドが最終仕上げのスタンドとなるように設定されている。
各圧延機は、模式図である図2のように、上下若しくは左右で対を成す2ロールの圧延ロール3,4で圧延するものである。その各圧延ロール3,4には、鋼材1に対応した孔型が形成されている。また、各圧延ロール3,4の入側には、それぞれ一対のガイドロールからなるガイドロール5が配置されていて、パスラインに沿って送られてきた鋼材1は、ガイドロール5によって圧延ロール3,4に案内され、続けて一対の圧延ロール3,4の対向する孔型で圧延されて出側に向けて送られる。一対のガイドロール5の対向方向は、対応する一対の圧延ロール3,4の対向方向と90度向きをずらして配置されている。例えば圧延ロール3,4が上下に配置されている場合には、ガイド部は左右に配置されている。
なお、各スタンドの圧延ロール3,4の向きは、前段のスタンドの圧延ロールの向きと90度ずれて配置されている。すなわち、各段スタンドの圧延ロール3,4の向きは、上下の向きと左右の向きとが交互に配置された構成となっている。そして、本実施形態では、最終スタンドとなる第12スタンド、第14スタンド、及び第16スタンドにおける対を成す圧延ロール3,4が、左右に対向配置されている場合とする。
そして、その仕上げ圧延機となりうる第12スタンド、第14スタンド、及びは第16スタンドを構成する圧延機の出側には、圧延された鋼材1を案内するガイド部10を備える。なお、本実施形態のガイド部10の躯体は略直方体形状をしている。そして、本実施形態では、そのガイド部10の径方向外方の上下方向に対し、芯ズレ検出用のカメラ6が設置されている。
ガイド部10には、図3〜図5に示すように、ガイド穴11が形成されている。ガイド穴11は、パスラインPに沿って延びると共に、鋼材1を遊挿可能な大きさの貫通穴からなる。ガイド穴11は断面円形の略円筒形形状であるが、ガイド穴11の入口側部分11aは、図3に示すように、鋼材1を内部に案内可能なようにテーパが形成されている。すなわち、ガイド穴11の入口側部分11aは、入口の開口に向かうほど大径となっている。
尚、図5のように、空気穴28を別途設けても良い。
ガイド部10には、ガイド穴11を挟んで、一対のスリット12が形成されている。
本実施形態の圧延ロール3,4が左右から圧延する。このため、本実施形態の一対のスリット12は、ガイド穴11の上面及び下面に開口し、各スリット12は、それぞれ上下方向に延びて、ガイド部10の躯体外壁(天井面又は底面)に開口している。
ここで本実施形態では、一対のスリット12が同一平面に位置するように配置しているが、一対のスリット12は、互いにガイド穴11の軸方向(パスラインPに沿った方向)にオフセットして形成されていても良い。又、本実施形態では、各スリット12がガイド穴11に直交する径方向に向けて放射状に延びるような扇状の空間に形成されている。他の設備との干渉の関係によっては、各スリット12は、径方向(軸直方向)から前後に傾いた方向に向けて延びるように形成されていても良い。
本実施形態において、一対のスリット12はそれぞれ、スリット12を有するフード20をガイド部10に組込むことにより、ガイド部10に対して形成される。図6はフード20の構成を示す斜視図である。フード20は、挿入部20bと基部20cとを有する。挿入部20bは、台形状に形成した部材の上底部分にガイド穴11の内周に沿う大きさの円弧状の溝部20aを設けたものである。この挿入部20bは、ガイド部10にガイド穴11を挟んで上下方向に延びるように形成されたフード挿入用スリット21(図3、図5参照)に挿入される。基部20cは、挿入部20bを形成する台形部材の下底側に接続され、ガイド部10に固定される部分である。フード20の基部20c、挿入部20b、溝部20aを貫通するように、スリット12が形成されている。そして、溝部20aがガイド穴11の内周に沿うようにフード部20の挿入部をガイド部10のフード挿入用スリット21に挿入し、この状態で基部20cをガイド部10にボルト等で固定することで、ガイド部10にスリット21が形成される。
上述の通り、本実施形態のスリット12は、ガイド穴11に開口すると共に、径方向に放射状に延びてガイド部10の上面方若しくは下面に開口している。また各スリット12は、ガイド穴11の軸方向の寸法は同じであるが、円周方向の寸法が、ガイド穴11から離れるほど大きくなっている。つまり、各スリット12は、ガイド穴11の軸方向から見て扇形状となっていて、ガイド穴11から離れるほど開口断面が大きくなっている。
各スリット12のガイド部10の上面又は下面に開口した開口部を覆うようにしてエアケース13が設けられている。各エアケース13は、ガイド部10側が開口した箱体であって、上記の開口部を覆い且つスリット12と同方向に延在している。
エアケース13の壁面のうち、ガイド部10の開口部と対向する底面は、透明体13aから構成される。透明体13aは、例えば透明なアクリル板から構成する。
またエアケース13の側面には、ダクト接続部14を備え、そのダクト接続部14には、管路15を介してエアコンプレッサ16が接続されている。エアコンプレッサ16は、気体圧送部を構成し、気体である空気をエアケース13内に圧送する。これによって、所定噴射圧によって、エアケース13内に圧送された空間がスリット12からガイド穴11内に向けて噴射される。空気以外の気体を使用しても勿論構わない。
本実施形態では、図3に示すように、ガイド穴11の入口側部分11aにも小さなスリット状の開口19が形成され、該開口から、斜め上流側に向けて空気が噴射するように構成されている。この入口側部分11aの開口への空気に圧送は、上記のエアケース13及びエアコンプレッサ16とは別の気体圧送機構を使用しているが、同じ気体圧送機構を使用して実現してもよい。
エアケース13の底面の外側に芯ズレ検出用のカメラ6が配置されている。本実施形態では、図4に示すように、スリット12毎につまり検出面毎に3台のカメラ6が配置されている。各カメラ6の撮像軸Sはそれぞれ、図4に示すように、エアケース13の透明な底面(透明体13a)、エアケース13内、及びスリット12を通じて、ガイド穴11内の鋼材表面を撮像するように設定されている。3台のカメラ6の撮像軸Sは、パスラインを中心にして鋼材1の円周方向にそれぞれ所定の角度ずつ互いに傾けて配置されている。具体的には、中央のカメラ6は、撮像軸Sを鉛直に向けて配置され、左右のカメラ6は、その中央のカメラ6から左右方向に例えば20度ずつ周方向に傾けて配置される。これによって左右のカメラ6は、鉛直方向に対して20度円周方向に傾いた方向から鋼棒の上面側若しくは下面側が撮像可能となっている。
ここで、カメラ6は、ガイド部10側が開口したカメラ6用の躯体17に収納され、その躯体17の内壁に各カメラ6は取り付けられている。カメラ6は例えばCCDカメラから構成される。
なお、全てのカメラ6の受光部から鋼材表面までの距離が略等しくなるように設定されることで、各カメラ6での撮像画面の大きさが等倍となるように設定している。またエアケース13の各底部を構成する透明体13aの部分は、対向するカメラ6の撮像軸Sに対して直交する平面板となるように設定されている。
ガイド部10の出口側には、図3に示すように、太さ計18が取り付けられている。そして、圧延ロール3,4で圧延された鋼材1は、ガイド部10で案内されつつ、太さ計18で径が測定される。
各カメラ6は、圧延ロール3,4の出側にて、ガイド部10で案内されている鋼材表面の上面側及び下面側を撮像する。すなわち、各カメラ6は、ロールの孔型と接触していない非圧下面1aを含む鋼材表面である検出面を上下からそれぞれ撮像することが可能となる。
対を成すカメラ6は、制御部(不図示)からの指令によって同期をとって撮像を行い、撮像した画像データを有線若しくは無線にて、それぞれ液晶などからなる画像表示部7に出力する。
画像表示部7は、カメラ6毎に上側カメラ用と下側カメラ用の2台あっても良いし、一台の画像表示部7の表示面に、並べて若しくは重ねて上下2種類の画像データを表示するようになっていても良い。本実施形態では、上側に3台、下側に3台のカメラ6を配置しているので、上下の画像を重ねる場合には、パスライン方向からみて、軸対象となるカメラ6の画像同士を重ねるようにすると良い。
また、本実施形態では同じ側の検出面を3台のカメラ6で撮像しているので、3台のカメラ6の画像をそのまま表示しても良いし、検出面に対する非圧下面の幅が大きな画像だけを表示するようにしても良い。
なお、画像表示部7の表示面には、目盛りが付してあることが好ましい。目盛りが表示されている場合には、表示された画像の位置や大きさを容易に視認することが可能となる。目盛りは、目盛りが付してある透明なシートを表示面に重ねても良いし、画像の表示に目盛りの画像と入力した画像とを重ねて表示するようにしても良い。
(動作その他)
実施形態では、加熱炉から出た鋼材1(熱延鋼材1)が複数段の圧延機で順番に圧延されることで断面の外形輪郭が徐々に多角形から円形に近づく。そして最終スタンドの圧延機によって上下から圧延されて当該圧延機から出た鋼材1は、ガイド部10に案内されることで位置決めされつつ、つまり揺れが小さくなった状態で、太さ計18で径の計測が行われる。
ガイド部10は、入口側部分11aのテーパで鋼材1をガイド穴11中心に案内されると共に、入口側部分11aの開口から斜め上流側に向けて吹き付ける気体によって、鋼材表面に付着している水や脱落スケールなどの吹き飛ばしながら、鋼材1をガイド穴11内に誘導する。
本実施形態では、鋼材1は、ガイド部10のガイド穴11に案内されているときに、その表面の上側部分及び下側部分が上下方向からそれぞれ対を成すカメラ6で撮像され、その画像が画像表示部7に映し出される。図7が、各カメラ6で撮像した画像の例である。
上述のように、鋼材1がガイド穴11で案内されることで、鋼材1が位置決めされると共に鋼材1の揺れが抑制された安定した状態で、鋼材表面がカメラ6で撮像されることで、より精度良く鋼材表面の状態を撮像可能となる。
また、鋼材表面に付着している水分等がカメラ6の方向(鋼材1径方向外方)に飛ぶ可能性があるが、カメラ6は、スリット12からなる特定の隙間を通じた閉じた空間を通じて撮像することで、カメラ6側に水分などが入り難くなると共に、そのスリット12から気体を鋼材1側に吹き出す事で、スリット12内に水分などが確実に侵入しないようになる。
ここで、入口側部分11aからの気体の噴射が無くても、スリット12からの気体の噴射速度を20m/s以上としたところ、カメラ6側への水分の侵入を長期に防止できていることを確認している。
また、スリット12の開口断面は、ガイド穴11に向かうほど小さく設定されていることから、スリット12からガイド穴11内への気体の噴射圧を高くすることが出来る。
ここで、鋼材表面は、圧延ロール3,4で圧延された圧下面1bに対して非圧下面1aの鋼材表面温度が低いために、圧延機出側では、図6のように、鋼材1の表面における非圧下面1aは圧下面1bと異なる色の帯状の部分として視認することが可能である。
このため、画像表示部7に表示された鋼材表面の上面視の画像(検出面の画像)と下面視の画像(検出面の画像)には、それぞれ軸方向に沿って延びる帯状の非圧下面1aを目視することができ、その帯部分の幅を測定することで、上下で対をなす各非圧下面1aの幅の位置や大きさをことが出来る。
そして、上下で対を成す非圧下面1aの幅の大きさが同じであれば、上下に芯ズレしていることが無く、圧延ロール3,4の芯とガイドロール5のガイドロール5の芯が一致していると見なせる。一方、上下で対を成す非圧下部分の幅の位置が異なっている(偏っている)と、圧延ロール3,4に対して鋼材1の芯が上下にずれている、つまり圧延ロール3,4の芯に対してガイドロール5の芯が上下にずれていると見なすことが出来る。
例えば、圧延機出側からみて、対をなす圧延ロール3,4の芯に対し、例えば図2のように鋼材1が上側にずれて送られて圧延される場合には、鋼材1は上側が相対的に圧延ロール3,4の孔型に多く接触して圧延されることとなる。このため、撮像された上側の画像中における非圧下面1aの帯は、幅が小さいものとなって表示される。一方、撮像された下側の画像中に現れる非圧下面1aの帯は、下側から撮像しているために、上側の非圧下面1aの帯よりも幅が大きいものとなって表示される。
このように上下の撮像した画像における非圧下面の幅の差によって、圧延ロール3,4に対する鋼材1の芯ズレの量、つまり圧延ロール3,4入側に配置されたガイドロール5の圧延ロール3,4に対する実際の芯ズレ量が推定され、その推定値に基づいてガイドロール5の位置調整を行う。
ここで、鋼材1が、圧延機から出た後カメラ6による測定位置に至る間に捩れることがある。この場合、一対のカメラ6の対向方向が圧延機の圧下方向と直交する方向にのみ設置され、カメラ6の撮像軸が圧延機の圧下方向と直交する方向のみであると、鋼材1の捩れの程度によっては、非圧下面1aの帯の幅が小さく撮像されてしまう。非圧下面1aの帯の幅が小さくなると、対を成す非圧下面1aの幅の大きさに差があっても、撮像された画像からは、その差の認識がしにくくなる。本実施形態では、鋼材1の円周方向に撮像軸Sを互いに傾けた三対のカメラ6、6を設けているので、鋼材1に上記した捩れが生じた場合には、いずれかの対のカメラ6,6による撮像画像で非圧下面1aの帯の幅が小さく撮像されることを回避できる。よって、三対の撮像画像のうち、最も非圧下面1aの帯の幅が大きく撮像されている画像の対を選択すれば、たとえ鋼材1に上記の捩れが生じていたとしても、選択された一対の画像から対を成す非圧下面1aの幅の大きさの差を容易に認識することが可能となる。
以上のように、熱延鋼材1に対して非接触で芯ズレを検出するので、安全であり、しかも、簡易かつ精度良く芯ズレを検出することが出来る。
なお、例えば、目視によって芯ズレを測定して手作業でガイド調整を行うので、画像表示部7を圧延ラインの近くで且つ安全と思われる場所に設定して、位置調整が早期に出来るようにすると良い。
ここで、カメラ6としてCCDカメラ6を例示したが、実施形態は鋼材表面の形状では無く、温度差を検出するものであるので赤外線カメラなどの熱感知用のカメラを使用しても良い。
また、実施形態では、最終スタンドでの芯出しでの処理を例示しているが、最終スタンド以外の圧延機においても出側位置にガイド部10を配置すると共に対をなすカメラ6を設置して上記の検出方法にて芯出しをするようにしても良い。
また、上述のように、少なくとも非圧下面1aの偏りによって芯ズレを検出するので、一台のカメラ6が撮像した画像中の非圧下面1aの幅(帯)についての大小によって芯ズレを判定しても良いが、本実施形態では、鋼材1の揺れなどを考慮して、上下の非圧下面1aでのその幅に関する相対評価で芯ズレを検出するようにして、芯ズレの検出の精度を向上させている。
更に、本実施形態では各非圧下面を含む検出面に対して3台のカメラ6を、互いに鋼材1周方向に所定角度(例えば10度から30度の範囲)ずつずらして配置することで、非圧下面1aの位置が鉛直方向からズレが場合であっても、より精度よく非圧下面1aの幅(帯)が表示されることで、芯ズレの検出の精度が向上する。なお、例えば視認などで簡易に確認する場合には、3台のカメラ6の画像のうち、非圧下面1aの幅(帯)が一番広い画像を適用して評価すればよい。
ここで、実施形態では、カメラ6の撮像画像として静止画を想定して説明しているが、動画であっても良い。リアルタイムに上下で対をなす検出面の幅の差を連続して確認しながら、ガイドロール5などの位置調整を行うようにしても良い。
また、各カメラ6で撮像した撮像画像について、画像制御部にて画像処理を行って、上記の幅や位置の偏りを数値などに変換して出力しても良い。
1 鋼材
1a 非圧下面
1b 圧下面
3,4 圧延ロール
5 ガイドロール
6 カメラ
7 画像表示部
10 ガイド部
11 ガイド穴
11a 入口側部分
12 スリット
13 エアケース(箱体)
13a 透明体
14 ダクト接続部
15 管路
16 エアコンプレッサ
17 カメラ用の躯体
P パスライン
S 撮像軸

Claims (6)

  1. パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出装置であって、
    上記対をなす圧延ロールで圧延された鋼材を、貫通穴からなるガイド穴で案内するガイド部を備え、
    上記対を成す圧延ロールで圧延された鋼材表面における、上記対を成す圧延ロールで圧下された対を成す圧下面の間に位置する対を成す非圧下面を含む鋼材表面をそれぞれ検出面とし、
    上記ガイド部に形成され、上記各検出面と対向可能な上記ガイド穴の壁面に開口して、上記検出面に臨むスリットと、
    上記スリットを通して上記鋼材の検出面を非接触で撮像するカメラと、
    上記スリットと上記カメラの間に介在し、上記スリットのカメラ側の開口を覆い且つ上記スリットを通じて上記検出面を撮像する上記カメラの撮像領域と重なる部分が透明体からなる箱体と、
    その箱体内にパージ用の気体を圧送する気体圧送部と、
    を備えることを特徴とする芯ズレ検出装置。
  2. 上記ガイド穴は断面円形形状であり、
    上記スリットは、ガイド穴の円周方向に延びるように当該ガイド穴壁面に開口すると共に、上記ガイド穴の壁面に近づくほど断面積が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載した芯ズレ検出装置。
  3. 上記検出面を撮像するカメラとして、一つの検出面に対し3台以上有し、各カメラは互いに上記鋼材の周方向に沿って間隔を開けて配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した芯ズレ検出装置。
  4. パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出方法であって、
    上記対をなす圧延ロールで圧延された鋼材を、貫通穴からなるガイド穴で案内するガイド部を備え、
    上記対を成す圧延ロールで圧延された鋼材表面における、上記対を成す圧延ロールで圧下された対を成す圧下面の間に位置する対を成す非圧下面を含む一対の鋼材表面をカメラで撮像して、その画像を検出面とし、一対の検出面における上記非圧下面の幅の違いに基づき芯ズレを検出し、
    上記ガイド部に形成されて、上記各検出面と対向可能に上記ガイド穴の壁面に開口したスリットを通じて上記各検出面を上記カメラによって撮像可能とすると共に、
    上記スリットにパージ用の気体を圧送し、該スリットから上記鋼材表面側に向けて上記気体を噴射させてエアパージを行うことを特徴とする芯ズレ検出方法。
  5. 上記スリットはガイド穴壁面の開口に近づくほど断面積が小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項4に記載した芯ズレ検出方法。
  6. 上記検出面を撮像するカメラとして、一つの検出面に対し3台以上有し、各カメラは互いに上記鋼材の周方向に沿って間隔を開けて配置されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載した芯ズレ検出方法。
JP2015090597A 2015-04-27 2015-04-27 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法 Active JP6287943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015090597A JP6287943B2 (ja) 2015-04-27 2015-04-27 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015090597A JP6287943B2 (ja) 2015-04-27 2015-04-27 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016203230A JP2016203230A (ja) 2016-12-08
JP6287943B2 true JP6287943B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=57488406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015090597A Active JP6287943B2 (ja) 2015-04-27 2015-04-27 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6287943B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114485486B (zh) * 2020-11-11 2022-11-22 中国科学院沈阳自动化研究所 一种大型结构件零位测量及调整的控制方法
CN120339292B (zh) * 2025-06-23 2025-10-17 中南大学 复合棒线材圆孔型料型横断面特征智能检测方法及系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3885955B2 (ja) * 2002-10-28 2007-02-28 住友金属工業株式会社 板材の蛇行測定方法及び蛇行測定装置並びにこの蛇行測定方法を用いた板材の製造方法
JP5351381B2 (ja) * 2006-11-17 2013-11-27 Jfeスチール株式会社 芯ズレ検出方法、検出設備、及び圧延方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016203230A (ja) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6004114B2 (ja) 鋼管の表面検査方法、表面検査装置、製造システム、欠陥発生部位特定方法、及び製造方法
CN113165040B (zh) 圆钢的标记检测装置和检测方法以及钢材的制造方法
JP6287943B2 (ja) 芯ズレ検出装置、及び芯ズレ検出方法
KR101603470B1 (ko) 압연 장치 및 압연 감시 방법
KR20170020408A (ko) 성형 기계 및 성형 기계를 제어하기 위한 제어방법
CN103658197A (zh) 条钢件的形状检查装置及条钢件的形状检查方法
JP6521014B2 (ja) スラブ照合方法およびスラブ照合システム
JP5351381B2 (ja) 芯ズレ検出方法、検出設備、及び圧延方法
KR102231141B1 (ko) 후판 압연판의 외관 검사 시스템과, 이를 이용한 후판 압연판의 외관 검사방법
JP7648896B2 (ja) 板材のループ状態測定方法及びループ状態測定装置、並びに板材の圧延方法
KR100530462B1 (ko) 씨씨디 촬상장치를 이용한 조압연공정의 소재 상향 휨온라인 검출장치 및 그 검출방법
KR20140065106A (ko) 슬라브 측면의 상하 비대칭량 및 와핑을 동시에 측정하는 시스템
KR100815704B1 (ko) 연연속 열간 압연에서 접합부 트래킹 및 절단방법
JP2019020238A (ja) エッジ計測による赤熱加圧成形材の非接触型外形計測装置
JP2024162745A (ja) 巻取位置制御方法、巻取装置及び鋼板の製造方法
JP6943168B2 (ja) 検査システムおよび検査方法
JP2013081994A (ja) 圧延異常検出方法および圧延機の異常検出装置
JP4543386B2 (ja) 管材の外面疵検出方法及び装置
JP2021062405A (ja) 圧延材の入射角検出方法及び装置
JP2012159431A (ja) 尾端クロップ検出装置及び熱間圧延設備
JP2007187497A (ja) 圧延コイルの内径つぶれ検出方法および装置
JP6881109B2 (ja) 長尺材の長さ測定方法及び装置
JP2018202474A (ja) 連続鋳造機のロール間隔計測計の異常検知装置および異常検知方法
TW202538238A (zh) 鋼材彎曲量計算方法、鋼材的製造方法、鋼材的彎曲判定方法、以及鋼材彎曲量計算裝置
JP6054618B2 (ja) 溶接鋼管の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6287943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250