Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6300844B2 - 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6300844B2 - 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム - Google Patents

冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP6300844B2
JP6300844B2 JP2016032188A JP2016032188A JP6300844B2 JP 6300844 B2 JP6300844 B2 JP 6300844B2 JP 2016032188 A JP2016032188 A JP 2016032188A JP 2016032188 A JP2016032188 A JP 2016032188A JP 6300844 B2 JP6300844 B2 JP 6300844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pump
pressure
fuel cell
refrigerant pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016032188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017152142A (ja
Inventor
邦明 尾島
邦明 尾島
千大 和氣
千大 和氣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016032188A priority Critical patent/JP6300844B2/ja
Publication of JP2017152142A publication Critical patent/JP2017152142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6300844B2 publication Critical patent/JP6300844B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに用いられる冷媒ポンプの故障を検知する方法に関する。
燃料電池システムにおいて、燃料電池スタックの内部温度を監視することが必要である。なぜなら、燃料電池スタックの温度が過度に上昇すると、燃料電池スタックが破損するからである。しかし、燃料電池スタックの内部に直接温度センサを設置することは困難である。このため、燃料電池スタックを冷却するための冷媒の温度を測定し、この冷媒温度に基づいて燃料電池スタックの内部温度を推定している。
ところで、冷媒は、冷媒ポンプによって冷媒回路内を循環するようになっている。冷媒ポンプが故障すると、冷媒温度は燃料電池スタックの内部温度を正しく反映しない。このため、冷媒ポンプの動作が正常か異常かを検知する必要がある。
第1の関連技術として、冷媒ポンプの異常を検知するために、冷媒回路に圧力センサを設けるものがある(特許文献1参照)。具体的には、圧力センサが冷媒ポンプの出口側の冷媒回路に配置される。この圧力センサによって、冷媒ポンプから排出される冷媒のポンプ出口側圧力が測定される。そして、ポンプ出口側圧力と内部データとが比較されて、冷媒ポンプの異常判定が行われる(特許文献1の段落0092から0101参照。)。ここで、内部データとは、冷媒ポンプの回転数に対応した正常な冷媒のポンプ出口側圧力のデータである。
第2の関連技術としては、冷媒ポンプの上流側と下流側に圧力センサを設けるものがある。冷媒ポンプが動作しているときに、冷媒ポンプの上流側と下流側との圧力が測定され、それらの圧力差が算出される。この圧力差に基づいて、冷媒の流量が算出される。算出された流量が燃料電池スタックを冷却するために十分であれば、冷媒ポンプは正常に動作していると判断される。
特開2002−184435号公報
しかしながら、第1の関連技術においては、誤検出が生じる場合がある。理由は以下のとおりである。すなわち、冷媒のポンプ出口側圧力は、冷媒ポンプ回転数によって大きく変動する。また冷媒温度や供給されるアノードガスの圧力変化、カソードガスの圧力変化も冷媒のポンプ出口側圧力に影響を与えうる。このため、冷媒ポンプの故障を判断するために、冷媒のポンプ出口側圧力の閾値を設定したとしても、燃料電池システムの運転状態によっては、誤検知が生じてしまう。また、第2の関連技術においては、2つの圧力センサが必要となる。このため、燃料電池システムの製造コストの上昇、重量の増大及び部品レイアウトの自由度低下、という問題が生じる。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、誤検知が生じない、冷媒ポンプの故障検知方法を提供することを課題とする。
第1手段は、燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプの故障検知方法であって、冷媒ポンプの回転数は制御部からの回転数指令によって制御されるものであり、制御部が燃料電池スタックの発電量に対応する第1回転数指令を出力する前又は出力しているときに、冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、制御部が第1回転数指令よりも高い回転数に対応する第2回転数指令を出力しているときに、ポンプ出口側圧力を取得し、取得された2つのポンプ出口側圧力の差に基づいて、冷媒ポンプの故障検知を行う、という構成を採っている。これにより、冷媒ポンプが正常であれば、回転数の上昇に伴って、冷媒のポンプ出口側圧力も大きく上昇する。このため、冷媒ポンプの回転数が上昇する前後のポンプ出口側圧力を監視することで、冷媒ポンプの故障を精度良く検知することができる。
また、第2手段は、第1手段の構成に加え、制御部は、燃料電池スタックに供給されるアノードガスまたはカソードガスの時間に対する圧力変化が所定範囲内の場合に、第2回転数指令を出力する、という構成を採っている。これにより、冷媒のポンプ出口側圧力は、アノードガスやカソードガスの圧力の影響を受けない。すなわち、ポンプ出口側圧力の変化が、冷媒ポンプの回転数の変化によってのみ生じるため、冷媒ポンプの故障をより精度良く検知することができる。
また、第3手段は、第2手段の構成に加え、制御部は、アノードガスまたはカソードガスの圧力が所定範囲を超えて低下した場合には、第1回転数指令を出力する、という構成を採っている。アノードガスまたはカソードガスの圧力が大きく低下する場合、冷媒のポンプ出口側圧力も大きく低下する。このため、ポンプ出口側圧力の低下が冷媒ポンプの故障によるものか、あるいはアノードガス等の圧力低下によるものか、区別することができなくなる。このような場合に故障検知が行われないので、誤検知を効果的に防止することができる。
また、第4手段は、燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプの故障検知方法であって、冷媒ポンプの回転数は、CAN通信線で接続された制御部又はポンプドライバからの回転数指令によって制御されるものであり、CAN通信線においてCAN通信異常が発生した場合に、CAN通信異常の発生直前または発生時の冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、通信異常の発生から所定時間経過後の冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、取得された2つのポンプ出口側圧力の差に基づいて、冷媒ポンプの故障検知を行う、という構成を採っている。これにより、仮にCAN通信異常が生じていたとしても、冷媒ポンプが正常に動作していれば、ポンプドライバからの回転数指令によって、冷媒ポンプの回転数も変化する。これに伴い、冷媒のポンプ出口側圧力も変化する。一方、冷媒ポンプが故障していれば、ポンプ出口側圧力は変化しない。従って、CAN通信異常時であっても、ポンプ出口側圧力を監視することで、冷媒ポンプの故障を精度良く検知することができる。
また、第5手段は、第4手段の構成に加え、ポンプドライバは、CAN通信異常が発生した場合に、冷媒ポンプの回転数を上昇させる回転数指令を出力する、という構成を採っている。これにより、冷媒ポンプが正常であれば、冷媒ポンプの回転数も大きく上昇する。冷媒ポンプの回転数の上昇に伴い、冷媒のポンプ出口側圧力も大きく上昇する。従って、回転数が上昇する前後のポンプ出口側圧力の差を監視することで、冷媒ポンプの故障をより精度良く検知することができる。
第6手段は、第4手段又は第5手段の構成に加え、CAN通信異常が発生した後に、燃料電池スタックに供給されるアノードガス又はカソードガスの圧力が所定範囲を超えて低下した場合には、燃料電池スタックによる発電を停止する、という構成を採っている。アノードガス又はカソードガスの圧力が大きく低下した場合、冷媒のポンプ出口側圧力も影響を受けて低下する。このため、ポンプ出口側圧力の低下が、冷媒ポンプの故障によるものなのか、アノードガス等の圧力低下によるものなのか、区別することができない。このような、冷媒ポンプの故障を検知できない場合に発電を停止することで、燃料電池スタックの破損を確実に防止することができる。
第7手段は、燃料電池システムであって、燃料電池スタックと、この燃料電池スタックに接続される冷媒回路と、この冷媒回路に設けられて前記燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプと、前記冷媒ポンプに回転数指令を出力する制御部と、前記冷媒ポンプの出口側の冷媒圧力を測定する圧力センサとを備え、前記制御部は、前記燃料電池スタックの発電量に対応する第1回転数指令を出力する前又は出力しているときに、前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得する、第1の冷媒圧力取得機能と、前記第1回転数指令よりも高い回転数に対応する第2回転数指令を出力しているときに、前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得する、第2の冷媒圧力取得機能と、取得された2つの前記出口側圧力の差に基づいて、前記冷媒ポンプの故障検知を行う故障検知機能とを有する、という構成を採っている。このため、冷媒ポンプの回転数指令が低い時(第1回転数指令)には、冷媒のポンプ出口側圧力も低い。一方、冷媒ポンプの回転数が高い時(第2回転数指令)には、冷媒ポンプが正常であれば、冷媒のポンプ出口側圧力も高くなる。これら、2つのポンプ出口側圧力を比較して、大きく変動していれば、ポンプが正常に動作していることが分かる。一方、ポンプ出口側圧力が変化していなければ、冷媒ポンプの故障であることが分かる。
本発明によれば、燃料電池システムの様々な運転状態(起動時、発電中、CAN通信異常時等)において、冷媒ポンプの故障を精度良く検知することができる。
燃料電池システムの全体概要を示すブロック図である。 燃料電池システムの起動時、発電中、CAN通信異常時における、冷媒ポンプ回転数と冷媒のポンプ出口側圧力の関係を示す線図である。 燃料電池システムの起動時における、冷媒ポンプの故障検知方法を説明するためのフローチャートである。 燃料電池システムの起動時における、冷媒ポンプの故障検知方法の一例を説明するためのタイムチャートである。 燃料電池システムの発電中における、冷媒ポンプの故障検知方法を説明するためのフローチャートである。 燃料電池システムの発電中における、冷媒ポンプの故障検知方法の一例を説明するためのタイムチャートである。 燃料電池システムのCAN通信異常時における、冷媒ポンプの故障検知方法を説明するためのフローチャートである。 燃料電池システムのCAN通信異常時における、冷媒ポンプの故障検知方法の一例を説明するためのタイムチャートである。
[燃料電池システムの全体構成]
次に、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る燃料電池システム1の全体構成について説明する。燃料電池システム1は、燃料電池スタック3とラジエータ5を備えている。燃料電池スタック3とラジエータ5の間には、冷媒が循環する冷媒回路7が設けられている。冷媒回路7は主に2つの流路7A,7Bを備えている。一方の流路7Aは、ラジエータ5から燃料電池スタック3へ冷媒を供給するための冷媒供給流路である。他方の流路7Bは、燃料電池スタック3から排出される冷媒を、ラジエータ5に戻すための冷媒排出流路である。冷媒供給流路7Aには、電動式の冷媒ポンプ9が設けられている。冷媒ポンプ9は、電動モータによって駆動されるポンプである。また、冷媒ポンプ9の出口側(下流側)には、冷媒のポンプ出口側圧力を検出するための圧力センサ11が設けられている。この圧力センサ11の信号は、制御部17に送信されるようになっている。なお、冷媒ポンプ9の入口側には圧力センサは設けられていない。
また、冷媒ポンプ9には、インバータ35を介してポンプドライバ10が接続されており、このポンプドライバ10によって冷媒ポンプ9が動作する。また、インバータ35には所定の電源37が接続されており、この電源37から冷媒ポンプ9に電力が供給される。更に、ポンプドライバ10は、イグニッション信号線13とCAN(Controller Area Network)信号線15を介して、制御部17に接続されている。このため、制御部17から出力された信号(例えば、回転数指令)がポンプドライバ10に送信され、このポンプドライバ10が冷媒ポンプ9の動作を制御する。但し、ポンプドライバ10は、制御部17との間に設けられたCAN信号線15が断線しても、自律的に回転数指令を出力して冷媒ポンプ9を動作させる機能も有している。なお、制御部17は、回転数指令を出力する他、後記する様々な制御を行っている。
燃料電池スタック3には、アノードガスである水素を供給するための水素供給流路43が接続されている。この水素供給流路43には、スタック入口水素圧力を検出するための水素圧力センサ45が設けられている。また、燃料電池スタック3には、カソードガスである空気を供給するための空気供給流路47が接続されている。この空気供給流路47には、スタック入口空気圧力を検出するための空気圧力センサ49が設けられている。
また、冷媒ポンプ9は、ターボ型あるいは容積型のいずれであってもよい。また、以下において、冷媒ポンプ9の回転数について説明しているが、ここでいう回転数は、必ずしもインペラなどの回転数だけを意味するものではない。例えば、ピストン式のポンプにおいては、単位時間当たりのピストンの往復回数なども、広く回転数として取り扱う。
[故障検知の概要]
次に、図2に基づいて、冷媒ポンプ9の故障検知の原理について説明する。図2の上側の線図は、冷媒ポンプの実際の回転数の変化を示している。一方、下側の線図は、冷媒のポンプ出口側圧力の変化を示している。また、図2の線図は、縦方向に延びる2本の実線で3つの領域に区切られている。左側の領域は、燃料電池システム1の起動時を示し、中央領域は発電中を示し、右側の領域は、CAN通信異常時を示している。更に、太い実線の線図は、冷媒ポンプ9が正常な場合の変化を示しており、太い点線の線図は、冷媒ポンプ9が異常な場合の変化を示している。なお、冷媒ポンプ9が正常とは、回転数指令に基づいて冷媒ポンプ9が回転している状態を意味する。一方、冷媒ポンプ9が異常とは、冷媒ポンプ9が回転数指令に従っていない場合を意味する。具体的には、冷媒ポンプ9の機械的あるいは電気的な故障に加え、冷媒回路への空気混入や、冷媒回路中の冷媒量低下等も広く含んでいる。また、CAN通信異常とは、制御部17とポンプドライバ10との間で、CAN信号の送受信が行えない状態を意味する。
起動時において、冷媒ポンプ9の回転数が上昇すると、これに伴って冷媒のポンプ出口側圧力も上昇する。一方、冷媒ポンプ9が故障によって回転していない場合には、冷媒のポンプ出口側圧力はゼロのままである。また、発電中において冷媒ポンプ9が正常であれば、冷媒ポンプ9の回転数の変化に応じて、冷媒のポンプ出口側圧力も変化する。しかし、冷媒ポンプ9の故障によって冷媒ポンプ9の回転数が低下すると、これに伴って冷媒のポンプ出口側圧力も低下する。更に、CAN通信異常時においては、冷媒ポンプ9の回転数が上昇するような制御が行われる。このため、冷媒ポンプ9が正常な場合には、ポンプドライバ10の制御によって回転数は上昇する。これにより、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇する。一方、冷媒ポンプ9が故障(電源失陥も含む)している場合には、冷媒ポンプ9は停止してしまう。このため、冷媒のポンプ出口側圧力も低下する。
本実施形態では、以上のような原理を用いて、冷媒ポンプ9の故障を検知する。具体的な故障検知方法について以下に説明する。
[起動時の故障検知]
[冷媒ポンプが正常な場合]
先ず、図3に基づいて、燃料電池システム1の起動時における、冷媒ポンプ9の故障検知について説明する。
図3に示すように、先ず、イグニッションがオンにされる(ステップS1)。次に、制御部17は、冷媒ポンプ9の回転数が第1の回転数(例えば500rpm)になるように、第1回転数指令をポンプドライバ10に出力する(ステップS2)。第1の回転数は、燃料電池システム1が起動した直後の通常の発電量に対応する回転数である。ここで、発電量に対応する回転数とは、燃料電池スタック3が所定の発電量で動作する場合に、燃料電池スタック3を適切に冷却するために必要な冷媒流量を得るための回転数である。但し、500rpmは一例であって、燃料電池スタック3の発電能力や冷媒ポンプ9の容量によって適切に設定すべきものである。続いて、スタック入口水素圧力が安定しているかどうかが判断される(ステップS3)ここで、スタック入口水素圧力が安定していると判断されるのは、スタック入口水素圧力が目標圧力に到達してから所定時間経過後に再度スタック入口水素圧力を測定し、それらの圧力の差が所定範囲の場合である。
スタック入口水素圧力が安定していると判断された場合には、故障検知が開始される(ステップS4)。故障検知が開始されると、制御部17によって冷媒のポンプ出口側圧力(第1冷媒圧力)が取得される(ステップS5)。なお、第1回転数指令が出力される前に、後記する冷媒のポンプ出口側圧力を取得してもよい。その後、制御部17は、冷媒ポンプ9の回転数が第2の回転数(例えば2000rpm)になるように、第2回転数指令をポンプドライバ10に出力する(ステップS6)。この2000rpmは、燃料電池スタック3の発動量に対応していない回転数である。具体的には、発電量に対応する回転数よりも高い回転数である。このように、高い回転数の回転数指令を出力するのは、冷媒ポンプ9の故障検知の精度を高めるためである。すなわち、冷媒ポンプ9が正常に動作している場合、冷媒ポンプ9の回転数の上昇に伴って、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇するはずである。このようなことから、冷媒ポンプ9の回転数を大きく変化させることで、冷媒のポンプ出口側圧力の変化も大きくなる。逆に、冷媒ポンプ回転数を高めても冷媒のポンプ出口側圧力が変化しなければ、冷媒ポンプ9の故障であると判断しやすくなる。
そして、制御部17は、第2回転数指令の出力を所定時間継続する。ここで、第2回転数指令の出力が開始された時点と,開始から所定時間経過後での、スタック入口水素圧力が比較される。比較の結果、スタック入口水素圧力が所定値以上低下したと判断された場合は(ステップS7のYes)、制御部17は第1回転数指令を出力すると共に、故障検知を停止する(ステップS71)。
一方、スタック入口水素圧力が所定値以上低下していないと判断された場合は(ステップS7のNo)、故障検知が継続されて、制御部17によって、圧力センサ11で検出された冷媒のポンプ出口側圧力(第2冷媒圧力)が取得される(ステップS8)。そして、取得された2つの冷媒圧力の差が算出されて、その差が閾値を超えているかどうか判断される(ステップS9)。冷媒ポンプ9が正常であれば、第2冷媒圧力は第1冷媒圧力に対して、閾値を超えて大きく上昇する。このため、第1と第2冷媒圧力の差が閾値を超えた場合には、冷媒ポンプは正常であると判断され(ステップS10)、燃料電池システムは通常運転が行われる。
[冷媒ポンプが異常の場合]
第1及び第2冷媒圧力の差が閾値を超えていない場合(ステップS9のNo)、制御部17からの第2回転数指令に対して、冷媒ポンプ9が正常に回転していないと考えられる。このため、冷媒ポンプ9は故障していると判断される(ステップS91)。これにより、故障確定フラグIが立てられる(ステップS92)。故障確定フラグが立てられたら、制御部17は、燃料電池スタック3による発電を停止する等、燃料電池スタック3の破損を回避するための制御を行う。
図4は、前記起動時の故障検知方法の一具体例を、タイムチャートとして示したものである。時刻T10でイグニッションがオンにされると(ステップS1)、燃料電池動作モードが起動のための動作モードに変化する。次に、時刻T11において、燃料電池動作モードがM11になり、制御部17が第1回転数指令をポンプドライバ10に出力する(ステップS2)。第1回転数指令によって、冷媒ポンプ9の回転数は第1の回転数まで上昇する。そして、回転数は時刻T12までは一定である。なお、本実施形態の燃料電池スタック3は、この時点では実際の発電を開始していないが、発電前であっても冷媒ポンプ9を回転させる場合はある。
次に、燃料電池スタック3への水素の供給が開始される。このため、スタック入口水素圧力が上昇する。これら冷媒ポンプ9の回転数の上昇やスタック入口水素圧力の上昇により、冷媒のポンプ出口側圧力は以下のように変化する。すなわち、時刻T11の直後は冷媒ポンプ9の回転数の上昇に伴って、冷媒のポンプ出口側圧力が上昇する。その後、ポンプ出口側圧力は一定となる。そして次に、スタック入口水素圧力の上昇に伴って、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇する。これは、燃料電池スタック3のセパレータを介して水素及び冷媒が隣接しており、水素の圧力が変化するとセパレータが変形して、ポンプ出口側圧力を高めるからである。
次に、スタック入口水素圧力が安定しているかどうかが判断される(ステップS3)。本実施形態では、スタック入口水素圧力の安定性については、スタック入口水素圧力が目標圧力に達した時刻と、その時刻から所定時間経過時(時刻T12)における水素圧力とを比較して、その差が所定範囲内かどうかで判断している。本実施形態の場合、スタック入口水素圧力は安定しているので(ステップS3のYes)、故障検知が開始される(ステップS4)。
[時刻T12から時刻T13]
時刻T12では、燃料電池動作モードがM14に変更され、発電が開始される。この時点で、制御部17によって、冷媒のポンプ出口側圧力(第1冷媒圧力)が取得される(ステップS5)。これは、制御部17が有する第1冷媒圧力取得機能である。また、制御部17は、冷媒ポンプ9の回転数が第2の回転数(例えば、2000rpm)になるように、第2回転数指令を出力する(ステップS6)。
以上のような制御により、冷媒ポンプ9の実際の回転数が上昇する。これに伴い、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇する。また、時刻T13における、スタック入口水素圧力が測定され、時刻T12におけるスタック入口水素圧力と比較される。比較の結果、時刻T12から時刻T13の間に、スタック入口水素圧力が所定値以上低下していないと判断された場合(ステップS7のNo)、時刻T13において、制御部17によって、ポンプ出口側圧力(第2冷媒圧力)が取得される(ステップS8)。これは、制御部17が有する第2冷媒圧力取得機能である。そして、第1及び第2冷媒圧力の差が算出され、算出された冷媒圧力の差が閾値を超えているかどうか判断される(ステップS9)。
一方、時刻T13でのスタック入口水素圧力が大きく低下した場合(ステップS7のYes)、制御部17は第1回転数指令を出力すると共に、故障検知を停止する(ステップS71)。なぜなら、スタック入口水素圧力が大きく低下した場合、これに伴って冷媒の出口側圧力も低下する。その結果、出口側圧力の低下が、冷媒ポンプ9の故障によるものなのか、あるいはスタック入口水素圧力の低下によるものか区別できないからである。なお、スタック入口水素圧力が大きく変動した場合には、燃料電池スタック3の破損を防止するために、発電量を制限する等の制御を行ってもよい。
一方、第1及び第2の水素圧力の差が所定範囲内の場合、故障検知が継続される(ステップS7のNo)。すなわち、制御部17によって第2冷媒圧力が取得される(ステップS8)。そして、第1冷媒圧力と第2冷媒圧力との差が算出される。制御部17によって、この冷媒圧力の差が所定の閾値を超えているかどうか判断される(ステップS9)。これは、制御部17が有する故障検知機能である。冷媒圧力の差が所定の閾値を超えている場合は、冷媒ポンプ9が正常であると判断され(ステップS10のYes)、燃料電池システム1は通常運転が行われる。
[時刻T13から時刻T14]
その後、時刻T13において、制御部17は、500rpmに対応する第1回転数指令を出力する。これにより、冷媒ポンプ9の回転数は500rpmまで低下する。冷媒ポンプ9の回転数が低下するので、冷媒のポンプ出口側圧力も低下する。そして、冷媒のポンプ出口側圧力が所定値になった後は一定値となる。
[冷媒ポンプが故障している場合]
[時刻T12から時刻T13]
次に、冷媒ポンプ9が故障している場合について説明する。但し、時刻T12までの動作は、冷媒ポンプ9が正常な場合と同様であるので、説明を省略する。冷媒ポンプ9が故障している場合、時刻T12から時刻T13の間において、冷媒ポンプ9の回転数は上昇しないか(図3中の実際の回転数の太点線)あるいは低下する。冷媒ポンプ9の回転数が上昇しなければ、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇しない(図中のポンプ出口側圧力の太点線)。時刻T13において、第1と第2冷媒圧力の差が閾値を超えていない場合(ステップS9のNo)、制御部17は、第2の回転数に対応する回転数指令(2000rpm)を延長する。これは、冷媒のポンプ出口側圧力の差が閾値を超えているかどうかを判断するための時間を延長するためである。
[時刻T13から時刻T14]
次に、時刻T13から時刻T14まで、継続して第1及び第2冷媒圧力の差が閾値を超えなかった場合には(ステップS9のNo)、時刻T14において、冷媒ポンプ9の故障であると判断される(ステップS91)。このとき、燃料電池動作モードがM19となる。制御部17は、冷媒ポンプ9を停止させるための回転数指令(図中における回転数指令の太点線)を出力する。更に、時刻T14において、故障確定フラグIが立てられる(ステップS92)。故障確定フラグIが立てられると、燃料電池スタック3による発電が停止される。これにより、燃料電池スタック3の過度な温度上昇が抑制されて、燃料電池スタック3の破損が防止される。
なお、アノードガスとしての水素だけでなく、カソードガスとしての空気も冷媒のポンプ出口側圧力に影響を及ぼす。このため、スタック入口空気圧力も、冷媒ポンプ9の故障検知のパラメータとすることが望ましい。すなわち、時刻T12におけるスタック入口空気圧力と、時刻T13におけるスタック入口空気圧力が取得される。そして、これら2つのスタック入口空気圧力の差が所定範囲を超えた場合、冷媒ポンプ9の故障検知が停止される。なお、スタック入口空気圧力が大きく変動した場合には、燃料電池スタック3の破損を防止するために、発電量を制限する等の制御を行ってもよい。
[発電中の故障検知]
[冷媒ポンプが正常な場合]
次に、図5及び図6に基づいて、発電中における冷媒ポンプ9の故障検知方法について説明する。ここで、図6は、図5の故障検知方法の一具体例をチャイムチャートで示したものである。先ず、時刻T20において、イグニッションがオンにされると、所定の発電準備制御が行われた後、燃料電池スタック3による発電が開始される。このとき、制御部17からは、第1の回転数(例えば、500rpm)に対応する第1回転数指令が出力される。このとき、冷媒のポンプ出口側圧力(第1冷媒圧力)が取得される(ステップS21)。その後、時刻T21において、制御部17から、冷媒ポンプ9の回転数を上昇させる回転数指令が出力される。そして、回転数指令が所定値(例えば、2000rpm)を超えているか否かが判断される(ステップS22)。回転数指令が所定値を超えている場合には、冷媒ポンプ9の故障検知に進む。一方、回転数指令が所定値を超えていない場合には、再度回転数指令が監視される。なお、2000rpmは一例であって、これに限定されるものではない。
冷媒ポンプ9が正常に動作している場合、回転数指令の上昇に伴って、冷媒ポンプ9の実際の回転数も上昇する。このため、冷媒のポンプ出口側圧力も上昇する。その後、回転数指令の上昇が停止すると、冷媒のポンプ出口側圧力も一定の圧力値となる。このとき、冷媒のポンプ出口側圧力(第2の冷媒圧力)が取得される(ステップS23)。取得された第1及び第2の冷媒圧力の差が所定の閾値を超えているか否かが判断される(ステップS24)。冷媒圧力の差が所定の閾値を超えている場合、冷媒ポンプ9は正常に動作していると判断される。このため、燃料電池システム1は通常運転が行われる(ステップS24のYes)。なお、冷媒圧力の差の閾値を決定するに際しては、冷媒の温度、冷媒ポンプ9の回転数指令やスタック入口水素圧力などをパラメータとしてもよい。例えば、冷媒温度が高い場合や、回転数指令がより高い(例えば、3000rpm)場合には、閾値をより大きくしてもよい。また、スタック入口水素圧力やスタック入口空気圧力が高い場合にも、閾値を大きくしてもよい。
[冷媒ポンプが故障した場合]
[時刻T22から時刻T24]
例えば、時刻T22の時点で冷媒ポンプ9が故障した場合について説明する。時刻T22において、冷媒ポンプ9が正常に動作していないため、冷媒のポンプ出口側圧力が低下する(冷媒のポンプ出口側圧力の差の太点線)。そして、冷媒のポンプ出口側圧力の差が閾値よりも低下し、時刻T24において、故障検知フラグが立てられる(ステップS25)。また、時刻T24において、メータアクションが実行される。このメータアクションとは、例えば、自動車のメータなどに、冷媒ポンプ9が故障したことを表示するなどの警報表示である。故障確定前にメータアクションを実行することで、運転者に注意を促すことができる。
また、時刻T24において、冷媒のポンプ出口側圧力の差が閾値よりも低下しているので、冷媒ポンプ9の故障の可能性がある。このため、制御部17は、時刻T24において、燃料電池スタック3の発電量の低減を開始する(ステップS26)。なお、本実施形態では、冷媒のポンプ出口側圧力の差が閾値を下回ってから所定時間経過後に故障検知フラグが立てられている。しかしながら、冷媒のポンプ出口側圧力が閾値を下回ったら、直ちに故障検知フラグを立てるようにしてもよい。また、閾値を設定するに際して、起動時の場合と同様に、回転数指令やスタック入口水素圧力などをパラメータとして、閾値を変更するようにしてもよい。
[時刻T24から時刻T25]
前記したように、制御部17は、時刻T24において、燃料電池スタック3の発電量を低減させる(ステップS26)。このとき、発電量が急激に低下すると、電力を利用している負荷にも大きな影響を及ぼす。このため、発電量の時間当たりの低減量を制限し、急激な発電量変化を防止してもよい。その後、前記ステップS24と同様に、再度、第1及び第2の冷媒圧力の差が所定の閾値を超えているか否かが判断される(ステップS24−2)。第1及び第2の冷媒圧力の差が所定の閾値を超えていると判断された場合(ステップS24−2のYes)、通常運転が行われる。一方、第1及び第2の冷媒圧力の差が所定の閾値を超えていないと判断された場合(ステップS24−2のNo)、続いて、故障検知フラグが立てられてから、所定時間経過しているか否かが判断される(ステップS27)。所定時間経過していないと判断された場合は(ステップS27のNo)、再度、第1及び第2の冷媒圧力の差が所定の閾値を超えているか否かが判断される(ステップS24−2)。一方、所定時間経過していると判断された場合は(ステップS27のYes)、時刻T25において、故障検知フラグが取り下げられると共に(ステップS28)、故障確定フラグIIが立てられる(ステップS29)。故障確定フラグIIが立てられると、制御部17は、燃料電池スタック3の発電量がゼロになるように制御する(ステップS30)。なお、発電量低減の開始タイミングとしては、故障確定フラグIIが立てられてからでもよい。
[時刻T25から時刻T26]
時刻T25から所定時間経過後の時刻T26において、故障確定フラグIIが取り下げられる。なお、発電中の故障検知は、燃料電池スタック3の暖機が完了した後に行ってもよい。燃料電池スタック3の暖機の完了を判断するためには、例えば、燃料電池スタック3から排出される冷媒の温度を測定すればよい。冷媒の温度が例えば60℃を超えていれば、燃料電池スタック3の暖機が完了していると判断できる。冷媒の温度は、冷媒排出流路7Bに設けられた温度センサ33によって取得される。
[CAN通信異常時の故障検知]
[時刻T30から時刻T32]
次に、図7及び図8に基づいて、CAN通信異常時の、冷媒ポンプ9の故障検知について説明する。図8は、図7の故障検知方法の一具体例をチャイムチャートで示したものである。図8において、最上段の線図がCAN通信の状態を示している。イグニッションがオンにされた時刻T30から所定時間経過後の時刻T31において、制御部17からポンプドライバ10へのCAN通信が開始される(ステップS31)。CAN通信が開始されてから所定時間(例えば、100ms)経過後の時刻T32において、制御部17からポンプドライバ10へ向けてイグニッション(IG)信号の送信が開始される。そして、ポンプドライバ10において、イグニッションオンの信号を受信した否かが判断される(ステップS32)。ポンプドライバ10がイグニッションオンの信号を受信していない場合、燃料電池システム1の運転は行われない。なお、イグニッション信号は、イグニッション信号線を介して送信される。
[時刻T32から時刻T34]
CAN通信異常が発生している場合、制御部17とポンプドライバ10との間で、CAN信号の送受信が行われない。本実施形態では、イグニッションがオンにされた時刻T30から所定時間経過時である時刻T33において、ポンプドライバ10がCAN信号を受信したか否かが判断される(ステップS33)。ポンプドライバ10がCAN信号を受信できなかった場合、ポンプドライバ側でCAN通信異常フラグが立てられる(ステップS34)。このとき、冷媒ポンプ9の回転数(第1の回転数)はゼロである。そして、このCAN通信異常フラグが立てられたタイミングで、冷媒のポンプ出口側圧力(第1の冷媒圧力)が取得される(ステップS35)。なお、冷媒のポンプ出口側圧力を取得するのは、正確にCAN通信異常フラグが立てられたときでなくてもよい。例えば、CAN通信異常フラグが立てられる直前や、直後であってもよい。但し、冷媒ポンプ9が回転していないので、原則として冷媒のポンプ出口側圧力はゼロである。
[冷媒ポンプが故障していない場合]
時刻T33において、制御部17ではなくポンプドライバ10が、第2の回転数に対応する回転数指令を冷媒ポンプ9に出力する(ステップS36)。これは、制御部17とポンプドライバ10との間でCAN通信異常が発生しており、制御部17から回転数指令を受信することができないからである。第2の回転数は、発電量に対応した回転数よりも高い回転数(例えば、2000rpm)である。冷媒ポンプ9が故障していない場合、冷媒ポンプ9は高い回転数で回転する。これにより、冷媒のポンプ出口側圧力は上昇する。このときの冷媒のポンプ出口側圧力(第2の冷媒圧力)を取得する(ステップS37)。そして、第1の冷媒圧力と第2の冷媒圧力との差が、所定の閾値を超えているかどうかが判断される(ステップS38)。冷媒圧力の差が閾値を超えていれば、冷媒ポンプ9は正常であると判断できる。このため、CAN通信異常であると判断される(ステップS39)。そして、時刻T33から所定時間継続して冷媒圧力の差が閾値を超えていた場合、時刻T34において故障確定フラグIIIが立てられる(ステップS40)。なお、冷媒ポンプ9が正常に動作していれば、燃料電池スタック3が冷却されるので、燃料電池スタックによる発電を継続することが可能である。
[冷媒ポンプが正常に動作していない場合]
一方、冷媒圧力の差が閾値を超えていない場合、冷媒ポンプ9が回転していないと考えられる。これにより、冷媒ポンプ9には電源失陥が生じていると判断できる(ステップS381)。この場合は、時刻T33以降も冷媒ポンプ9の回転数はゼロのままである(図中の実際の回転数の太点線)。このため、冷媒のポンプ出口側圧力もゼロのままとなり(図中の冷媒のポンプ出口側圧力の太点線)、燃料電池スタック3は冷却されない。このため、制御部17は、燃料電池スタック3に対し発電停止の制御を行う(ステップS382)。そして、故障確定フラグIIIが立てられる(ステップS40)。なお、CAN通信異常が発生した後に、アノードガス又はカソードガスの圧力が所定範囲を超えて低下した場合、起動時の場合と同様に、故障検知を正しく判断できない。このため、故障検知を停止すると共に、燃料電池スタック3による発電を停止するようにしてもよい。
以上のことから、冷媒ポンプ9の回転数が変化する前後の冷媒のポンプ出口側圧力(第1の冷媒圧力と第2の冷媒圧力)を取得することで、CAN通信線が断線していても、冷媒ポンプ9が正常に動作しているかどうかを正確に検知できる。
前記各実施形態によれば、燃料電池スタック3の起動時、発電中そしてCAN通信異常時に、冷媒ポンプ9の故障が精度良く検知され、故障確定フラグI〜IIIが立てられる。そして、いずれかの故障確定フラグI〜IIIが立てられた場合に、代表故障確定フラグが立てられる。この代表故障確定フラグが立てられると、燃料電池スタック3の破損を防ぐために、システム停止処理などの様々な制御が行われる。
1 燃料電池システム
3 燃料電池スタック
5 ラジエータ
7 冷媒回路
7A 一方の流路(冷媒供給流路)
7B 他方の流路(冷媒排出流路)
9 冷媒ポンプ
10 ポンプドライバ
11 圧力センサ
13 イグニッション信号線(通信線)
15 CAN通信線(通信線)
17 制御部
33 温度センサ
43 水素供給流路
45 圧力センサ
47 空気供給流路
49 圧力センサ

Claims (5)

  1. 燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプの故障検知方法であって、前記冷媒ポンプの回転数は制御部からの回転数指令によって制御されるものであり、
    前記制御部が前記燃料電池スタックの発電量に対応する第1回転数指令を出力する前又は出力しているときに、前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、
    前記制御部が前記第1回転数指令よりも高い回転数に対応する第2回転数指令を出力しているときに、前記ポンプ出口側圧力を取得し、
    取得された2つの前記出口側圧力の差に基づいて、前記冷媒ポンプの故障検知を行
    前記制御部は、前記燃料電池スタックに供給されるアノードガスまたはカソードガスの時間に対する圧力変化が所定範囲内の場合に、前記第2回転数指令を出力し、
    前記制御部は、前記アノードガスまたは前記カソードガスの圧力が前記所定範囲を超えて低下した場合には、前記第1回転数指令を出力する、冷媒ポンプの故障検知方法。
  2. 燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプの故障検知方法であって、前記冷媒ポンプの回転数は、CAN通信線で接続された制御部又はポンプドライバからの回転数指令によって制御されるものであり、
    前記CAN通信線においてCAN通信異常が発生した場合に、前記CAN通信異常の発生直前または発生時の冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、
    前記通信異常の発生から所定時間経過後の前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得し、
    取得された2つの前記冷媒のポンプ出口側圧力の差に基づいて、前記冷媒ポンプの故障を検知する、冷媒ポンプの故障検知方法。
  3. 請求項に記載の冷媒ポンプの故障検知方法であって、
    前記ポンプドライバは、前記CAN通信異常が発生した場合に、前記冷媒ポンプの回転数を上昇させる回転数指令を出力する、冷媒ポンプの故障検知方法。
  4. 請求項又はに記載の冷媒ポンプの故障検知方法であって、
    前記CAN通信異常が発生した後に、前記燃料電池スタックに供給されるアノードガス又はカソードガスの圧力が所定範囲を超えて低下した場合には、前記燃料電池スタックによる発電を停止する、冷媒ポンプの故障検知方法。
  5. 燃料電池システムであって、
    燃料電池スタックと、この燃料電池スタックに接続される冷媒回路と、この冷媒回路に設けられて前記燃料電池スタックに冷媒を循環させる冷媒ポンプと、前記冷媒ポンプに回転数指令を出力する制御部と、前記冷媒ポンプの出口側の冷媒圧力を測定する圧力センサとを備え、
    前記制御部は、
    前記燃料電池スタックの発電量に対応する第1回転数指令を出力する前又は出力しているときに、前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得する、第1の冷媒圧力取得機能と、
    前記第1回転数指令よりも高い回転数に対応する第2回転数指令を出力しているときに、前記冷媒のポンプ出口側圧力を取得する、第2の冷媒圧力取得機能と、
    取得された2つの前記出口側圧力の差に基づいて、前記冷媒ポンプの故障検知を行う故障検知機能と、
    前記制御部が、前記燃料電池スタックに供給されるアノードガスまたはカソードガスの時間に対する圧力変化が所定範囲内の場合に、前記第2回転数指令を出力する機能と、
    前記制御部が、前記アノードガスまたは前記カソードガスの圧力が前記所定範囲を超えて低下した場合には、前記第1回転数指令を出力する機能と、
    を有する燃料電池システム。
JP2016032188A 2016-02-23 2016-02-23 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム Expired - Fee Related JP6300844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032188A JP6300844B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032188A JP6300844B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017152142A JP2017152142A (ja) 2017-08-31
JP6300844B2 true JP6300844B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=59740824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032188A Expired - Fee Related JP6300844B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6300844B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102882412B1 (ko) * 2019-09-26 2025-11-06 현대자동차주식회사 연료전지 냉각 펌프 진단 장치 및 그 방법
JP7176032B2 (ja) * 2021-03-26 2022-11-21 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
JP7812311B2 (ja) * 2022-09-05 2026-02-09 愛三工業株式会社 電池システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3899811B2 (ja) * 2000-12-18 2007-03-28 日産自動車株式会社 燃料電池システムの保護装置
JP3692955B2 (ja) * 2001-03-19 2005-09-07 日産自動車株式会社 燃料電池の冷却制御装置
JP4576790B2 (ja) * 2002-12-13 2010-11-10 日産自動車株式会社 燃料電池システム
JP2004296326A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2008153112A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
KR101039678B1 (ko) * 2009-11-17 2011-06-09 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 전력변환장치 냉각 제어 방법
US8623567B2 (en) * 2011-04-07 2014-01-07 GM Global Technology Operations LLC Method to detect gross loss in coolant based on current feedback from the high temperature pump
KR20130124789A (ko) * 2012-05-07 2013-11-15 현대자동차주식회사 연료전지 차량의 냉각계 수위 감지 장치 및 방법
JP6079227B2 (ja) * 2012-12-27 2017-02-15 日産自動車株式会社 燃料電池システム
JP6186315B2 (ja) * 2014-07-14 2017-08-23 本田技研工業株式会社 電力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017152142A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5326364B2 (ja) 冷却装置の故障判断装置
KR101679971B1 (ko) 연료전지시스템의 공기공급계 고장진단장치 및 그 고장진단방법
JP4513119B2 (ja) 燃料電池システム
KR101646382B1 (ko) 연료전지 시스템의 수소 압력센서 고장 진단 방법
US9847537B2 (en) System and method of controlling air blower for fuel cell vehicle
JP4248225B2 (ja) 燃料電池システム
US11780289B2 (en) Systems and methods for blower control
JP5194827B2 (ja) 燃料電池システム
JP6300844B2 (ja) 冷媒ポンプの故障検知方法及び燃料電池システム
CN112519532B (zh) 热泵系统诊断控制方法及装置
JP5954311B2 (ja) 冷却システム及び冷却システムにおける電動オイルポンプの運転方法
WO2008071402A1 (en) Leakage test in a fuel cell system
JP2018014236A (ja) 燃料電池システム
JP2015146715A (ja) ファンモータを備えた電子機器
EP3021408B1 (en) Fuel cell system and power generation monitoring method
CN112874385A (zh) 一种热管理系统诊断方法和装置、热管理控制系统与车辆
JP2019021387A (ja) 異常検知装置
JP5555994B2 (ja) 燃料電池システム
US10720658B2 (en) Fuel cell vehicle
JP4159859B2 (ja) 燃料電池冷却システムの故障検知方法
CN107255353B (zh) 多联机系统及其排气温度检测异常的诊断方法、装置
JP5553097B2 (ja) 回転電機システム制御装置
US10907628B2 (en) Electric compressor
CN118074602A (zh) 一种电机堵转故障的检测方法、装置、水泵及其车辆
JP2017100482A (ja) 冷却機構故障検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6300844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees