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JP6315436B2 - 通信装置、プログラムおよび通信方法 - Google Patents
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本発明は、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なう通信装置、プログラムおよび通信方法に関する。
従来から、無線LAN、携帯電話等の異なる無線通信方式を統合するための技術が提案されている。特許文献1には、ピコセル、マイクロセル、マクロセルなどの異なるセルサイズを有する異種無線システムを、コグニティブ基地局、コグニティブ端末を用いて統合する技術が開示されている。コグニティブ基地局、コグニティブ端末は、スイッチ、複数の無線モジュール、無線環境認識部を備えており、この無線環境認識部は、無線環境を認識して、その認識結果に基づき、スイッチに対してリンクフレームの分配先である無線モジュールの切り替えを指示する。リンクフレームは指示された無線モジュールを介して送受信される。
また、特許文献2には、既存の無線通信方式の無線リソース制御方式に修正を加えずに、複数の無線通信方式をスイッチにより統合して、QoS要求を満たす伝送レートを確保し、セル外周部等の低レートにならざるを得ない通信を避けるように、動的に無線通信方式を選択して通信する技術が開示されている。
また、非特許文献1には、無線LAN端末が、基地局のカバレッジエリアから出るときにTCP(Transmission Control Protocol)パラメータを記憶し、再度カバレッジエリアに入って通信を再開する際に、記憶したTCPパラメータから、TCP動作を再開する技術が開示されている。これにより、通信再開時のTCP動作を迅速に開始させようとしている。
特開2008−085759号公報 特開2010−130209号公報
2004春全国大会B6−57「散在する無線LANネットワークの間の高速TCPハンドオフに関する検討」
従来の技術では、アプリケーションのレイヤで測定したスループットに応じて、各無線通信方式において1回のリクエストで取得するデータサイズ(データ量)を決定していた。1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する際、リクエストサイズが小さいと、TCPの輻輳ウィンドウサイズが開き切っていない状態、すなわち、輻輳ウィンドウサイズの最大値にまだ到達していない状態であっても、そのときのスループットの値に基づいて1回のリクエストで取得するデータサイズを決めてしまうこととなり、当該無線通信方式のスループットの能力(実効値)を正しく反映することができず、結果的に効率的ではない配分率でリンクアグリゲーションを実行してしまうこととなる。
例えば、従来技術において、スループットの値に基づいて1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する場合、最初に大きいデータサイズのリクエストをした無線通信方式と、小さいデータサイズのリクエストをした無線通信方式とがあったとする。そして、これらの無線通信方式は、同じ速度でデータを取得することができるとする。この場合、大きいデータサイズのリクエストをした無線通信方式はスループットが高いと判定される一方、小さいデータサイズのリクエストをした無線通信方式はスループットが低いと判定されることとなる。その結果、両者のスループットの測定値は、指数関数的な差が付いてしまうこととなる。さらに、一方の輻輳ウィンドウサイズが開き切るまで(輻輳ウィンドウサイズの最大値に到達するまで)この状態が続くこととなり、通信の開始時にもたつきを生ずる原因となってしまう。
特許文献1および特許文献2には、複数の無線方式を具備した基地局および端末が、主に無線モジュールのMAC層およびPHY層から得られる無線環境情報を基にパケット毎に最適な無線方式を選択して通信を行なう方式が示されているが、パケットの送信量をコントロールしているトラスポート層(TCP)に関する制御方法には触れられていない。
また、非特許文献1には、同一システム内のハンドオーバに関する技術が開示されているが、異種無線システム間での切り替えを開示したものではない。また、TCP制御については触れられてはいるが、TCP制御を一旦停止し、その後再開しているだけであって、TCPパラメータの最適化については行なわれていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、最適な要求データサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことによって、通信の高速化を図ることができる通信装置、プログラムおよび通信方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の通信装置は、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置であって、各通信方式に対応した複数の通信機と、通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定するデータサイズ判断部と、を備え、前記データサイズ判断部は、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとすることを特徴とする。
このように、通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとするので、最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
(2)また、本発明の通信装置は、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置であって、各通信方式に対応した複数の通信機と、通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定する輻輳ウィンドウ監視部と、前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定するデータサイズ判断部と、を備え、前記データサイズ判断部は、前記通信相手先装置において、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとし、前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知することを特徴とする。
このように、通信相手先装置において、決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとし、決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知するので、通信先相手装置では、常に最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、通信先相手装置において、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
(3)また、本発明のプログラムは、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置のプログラムであって、各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なう処理と、通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する処理と、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとする処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとするので、最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
(4)また、本発明のプログラムは、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置のプログラムであって、各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なう処理と、通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定する処理と、前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定する処理と、前記通信相手先装置において、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする処理と、前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知する処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、通信相手先装置において、決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとし、決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知するので、通信先相手装置では、常に最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、通信先相手装置において、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
(5)また、本発明の通信方法は、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置の通信方法であって、各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なうステップと、通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定するステップと、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとすると、を少なくとも含むことを特徴とする。
このように、通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとするので、最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
(6)また、本発明の通信方法は、相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置の通信方法であって、各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なうステップと、通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定するステップと、前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定するステップと、前記通信相手先装置において、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとするステップと、前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする。
このように、通信相手先装置において、決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値、前回要求されたリクエストのデータサイズをm倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求すべきデータサイズとし、決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知するので、通信先相手装置では、常に最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、通信先相手装置において、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いることによって、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
本発明によれば、最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。
TCPの輻輳ウィンドウサイズの時間的変化状況を示す図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。 第2の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。
本発明は、リンクアグリゲーションにおいて、TCPの輻輳ウィンドウサイズの変動を測定し、この測定した結果に基づいて、リンクアグリゲーションで1回のリクエストで取得するデータサイズを決定し、パケットの送受信を行なう。
図1は、TCPの輻輳ウィンドウサイズの時間的変化状況を示す図である。図1に示すように、輻輳ウィンドウサイズは、輻輳回避アルゴリズムに基づいて、スロースタートを行ない、時間の経過と共に、指数関数的に上昇する。そして、最初に最大値(Wmax)に到達した後は、最大値と規定値との間で鋸歯状に変化する。図1において、縦の点線で示すように、1回のリクエストで取得するデータサイズ(パケット)が小さいと、輻輳ウィンドウサイズが最大値に到達する前にデータの取得が終了する。このことは、スループットが十分に出ないまま終了することを意味する。
そこで、本発明では、輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する際に、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前では、スループットではなく、輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を1回のリクエストで要求するデータサイズとする。輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前は、スロースタートにより輻輳ウィンドウサイズが指数関数的に上昇するため、nを比較的大きな値とする。例えば、n=10とすることができる。または、前回に要求したリクエストのデータ量をm倍する。例えば、m=2とする。
一方、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後は、従来手法と同様にスループットを基に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する。
なお、スループットがあまり高くない無線通信方式で大きなデータサイズのリクエストをしてしまうと、通信完了までに時間がかかり、リンクアグリゲーションの効果を下げてしまうおそれがある。このため、本実施形態では、スロースタート実行中においても過度な要求を出さないように制御することが望ましい。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、本発明に係る通信装置をクライアントに適用した場合について説明する。図2は、第1の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。クライアントは、データサイズ判断部1、LA(リンクアグリゲーション)実行部3、TCP制御部5および無線機7を備えている。ここでは、無線通信システム1に適用する無線機およびそれに対応するTCP制御部と、無線通信システム2に適用する無線機およびそれに対応するTCP制御部で構成する場合を示している。なお、本発明はこれに限定されるわけではない。また、サーバは、クライアントの輻輳ウィンドウサイズを決定する輻輳ウィンドウ監視部9およびTCP制御部11を備えている。
クライアントのデータサイズ判断部1は、サーバの輻輳ウィンドウ監視部9から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、無線通信システム(通信方式)毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する。データサイズ判断部1は、サーバから通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前では、輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を1回のリクエストで要求するデータサイズとする。ここでは、例えば、n=10とすることができる。
一方、データサイズ判断部1は、サーバから通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後は、輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをm(mはm<nを満たす定数)倍した値を1回のリクエストで要求するデータサイズとする。ここでは、例えば、m=2とすることができる。
LA実行部3は、データサイズ判断部1で決定された各無線通信システムのデータサイズに基づいて、各TCP制御部5および各無線機7からリンクアグリゲーションを実行する。
このように、第1の実施形態によれば、最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いるため、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、本発明に係る通信装置をサーバに適用した場合について説明する。図3は、第2の実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示す図である。サーバは、データサイズ判断部13を備える。クライアントではデータサイズの判断を行なわない。その他の構成については、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態において、データサイズ判断部13は、クライアントに通知する輻輳ウィンドウサイズを決定する。ここで、クライアントからデータを取得するリクエストがあった場合、輻輳ウィンドウ監視部9で決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定する。すなわち、クライアントにおいて、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前では、輻輳ウィンドウ監視部9で決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする。ここでは、例えば、n=10とすることができる。
一方、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後は、輻輳ウィンドウ監視部9で決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをm(mはm<nを満たす定数)倍した値を1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする。ここでは、例えば、m=2とすることができる。そして、その決定したデータサイズをクライアントに通知する。
このように、第2の実施形態によれば、クライアントでは、常に最適なデータサイズで複数の通信リンクを同時に用いてリンクアグリゲーションを行なうことが可能となる。その結果、通信の高速化を図ることが可能となる。さらに、クライアントにおいて、輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前と後で異なる倍率を用いるため、輻輳回避のためのアルゴリズムの実行状況に応じた適切なデータサイズを決定することが可能となる。
なお、本発明は、輻輳ウィンドウサイズが開き切っていない場合に特に有効であるが、輻輳ウィンドウサイズが開き切った場合においても適用することが可能である。
1 データサイズ判断部
3 LA実行部
5 TCP制御部
7 無線機
9 輻輳ウィンドウ監視部
11 TCP制御部
13 データサイズ判断部

Claims (6)

  1. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置であって、
    各通信方式に対応した複数の通信機と、
    通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定するデータサイズ判断部と、を備え、
    前記データサイズ判断部は、前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとする一方、前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとすることを特徴とする通信装置。
  2. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置であって、
    各通信方式に対応した複数の通信機と、
    通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定する輻輳ウィンドウ監視部と、
    前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定するデータサイズ判断部と、を備え、
    前記データサイズ判断部は、前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする一方、前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとし、前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知することを特徴とする通信装置。
  3. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置のプログラムであって、
    各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なう処理と、
    通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定する処理と、
    前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとする一方、前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとする処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置のプログラムであって、
    各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なう処理と、
    通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定する処理と、
    前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定する処理と、
    前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする一方、前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする処理と、
    前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知する処理と、の一連の処理を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  5. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置の通信方法であって、
    各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なうステップと、
    通信相手先装置から通知された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得するデータサイズを決定するステップと、
    前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記通知された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとする一方、前記データサイズが前記通知された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、1回のリクエストで要求するデータサイズとするステップと、を少なくとも含むことを特徴とする通信方法。
  6. 相互に異なる複数の通信方式で同時に通信を行なうことが可能な通信装置の通信方法であって、
    各通信方式に対応した複数の通信機で通信を行なうステップと、
    通信相手先装置に通知する輻輳ウィンドウサイズを決定するステップと、
    前記通信相手先装置からデータを取得するリクエストがあった場合、前記決定された輻輳ウィンドウサイズに基づいて、通信方式毎に1回のリクエストで取得すべきデータサイズを決定するステップと、
    前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達する前である場合は、前記決定された輻輳ウィンドウサイズで定められるデータサイズをn(nは定数)倍した値前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとする一方、前記データサイズが前記決定された輻輳ウィンドウサイズの最大値に最初に到達した後である場合は、前回要求されたリクエストのデータサイズをm(m<nを満たす定数)倍した値またはスループットに基づいた値を、前記通信相手先装置が1回のリクエストで要求すべきデータサイズとするステップと、
    前記決定したデータサイズを前記通信相手先装置に通知するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする通信方法。
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