JP6325984B2 - 接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス - Google Patents
接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP6325984B2 JP6325984B2 JP2014549916A JP2014549916A JP6325984B2 JP 6325984 B2 JP6325984 B2 JP 6325984B2 JP 2014549916 A JP2014549916 A JP 2014549916A JP 2014549916 A JP2014549916 A JP 2014549916A JP 6325984 B2 JP6325984 B2 JP 6325984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- sheet
- adhesive composition
- adhesive layer
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- DGHHDHSABVARRJ-UHFFFAOYSA-N CO[NH+]([NH+]([NH-])O)[O-] Chemical compound CO[NH+]([NH+]([NH-])O)[O-] DGHHDHSABVARRJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/30—Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
- C09J7/38—Pressure-sensitive adhesives [PSA]
- C09J7/381—Pressure-sensitive adhesives [PSA] based on macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09J7/383—Natural or synthetic rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J109/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B33/00—Electroluminescent light sources
- H05B33/02—Details
- H05B33/04—Sealing arrangements, e.g. against humidity
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W74/00—Encapsulations, e.g. protective coatings
- H10W74/40—Encapsulations, e.g. protective coatings characterised by their materials
- H10W74/47—Encapsulations, e.g. protective coatings characterised by their materials comprising organic materials, e.g. plastics or resins
- H10W74/476—Organic materials comprising silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2301/00—Additional features of adhesives in the form of films or foils
- C09J2301/30—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier
- C09J2301/312—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the chemical, physicochemical or physical properties of the adhesive or the carrier parameters being the characterizing feature
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2409/00—Presence of diene rubber
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2413/00—Presence of rubbers containing carboxyl groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2413/00—Presence of rubbers containing carboxyl groups
- C09J2413/003—Presence of rubbers containing carboxyl groups in the primer coating
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K50/00—Organic light-emitting devices
- H10K50/80—Constructional details
- H10K50/84—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K50/842—Containers
- H10K50/8426—Peripheral sealing arrangements, e.g. adhesives, sealants
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
しかし、有機EL素子には、時間の経過とともに、発光輝度、発光効率、発光均一性等の発光特性が低下し易いという問題があった。
この発光特性の低下の問題の原因として、酸素や水分等が有機EL素子の内部に浸入し、電極や有機層を劣化させることが考えられる。そして、この問題を解決すべく、封止材を用いる方法がいくつか提案されている。例えば、特許文献1には、ガラス基板上に、透明電極、正孔輸送層、有機物EL層及び背面電極を順次積層した後、耐湿性を有する光硬化性樹脂層を介して非透水性ガラス基板を固着させた有機EL素子が開示されている。また、特許文献2には、防湿性高分子フィルムと接着層により形成された封止フィルムを用いて、有機EL素子を封止する方法が開示されている。
しかしながら、アクリル系接着剤等を用いて形成された封止材は、水分遮断性が十分ではないため、有機EL素子用の封止材のように極めて高い水分遮断性が要求される封止材としては適していなかった。さらに、アクリル系接着剤等を用いて形成された封止材が架橋構造を有するものである場合には、衝撃、振動、発熱等により、封止材が被着体から剥離し易くなり、水分遮断性が大きく低下するおそれがあった。
(1)放射線硬化性官能基を有するジエン系ゴム(A)を含有する接着剤組成物であって、該接着剤組成物の硬化反応によって形成される、厚みが60μmの硬化接着剤層の、温度40℃、相対湿度90%の環境下における水蒸気透過率が、30g/(m2・day)以下である、接着剤組成物。
(2)前記ジエン系ゴム(A)が、(メタ)アクリロイル基を有するポリイソプレンゴムである、(1)に記載の接着剤組成物。
(3)前記ジエン系ゴム(A)が、分子内に、下記式(I)で示される繰り返し単位と下記式(II)で示される繰り返し単位とを有する重合体で構成されるものである、(1)に記載の接着剤組成物。
(4)前記ジエン系ゴム(A)が、数平均分子量(Mn)が、1,000〜100,000のものである、(1)に記載の接着剤組成物。
(5)さらに、放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)を含有する、(1)に記載の接着剤組成物。
(6)さらに、光重合開始剤(C)を含有する(1)記載の接着剤組成物。
(7)さらに、粘着付与剤(D)を含有する(1)に記載の接着剤組成物。
(8)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、該硬化性接着剤層の片面または両面に設けられた剥離シートとを有する接着シート。
(9)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、基材シートとを有する接着シート。
(10)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、該硬化接着剤層の片面または両面に設けられた剥離シートとを有する接着シート。
(11)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、基材シートとを有する接着シート。
(12)電子デバイスの封止材の形成に用いられる、(8)〜(11)のいずれかに記載の接着シート。
(13)封止材を備える電子デバイスであって、前記封止材が、(1)〜(7)のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成されたものである電子デバイス。
本発明の接着剤組成物は、放射線硬化性官能基を有するジエン系ゴム(A)を含有する接着剤組成物であって、該接着剤組成物の硬化反応によって形成される、厚みが60μmの硬化接着剤層の、温度40℃、相対湿度90%の環境下における水蒸気透過率が、30g/(m2・day)以下のものである。
本発明に用いる放射線硬化性官能基を有するジエン系ゴム(A)(以下、「ジエン系ゴム(A)」ということがある。)は、主鎖末端及び/又は側鎖に放射線硬化性官能基を有する重合体で構成されたジエン系ゴムである。
「ジエン系ゴム」とは、「ポリマー主鎖に二重結合を有するゴム状高分子」をいう。
「放射線硬化性官能基」とは、電離放射線硬化性を発現しうる官能基のことであり、例えば、ビニル基、アリル基等のアルケニル基や(メタ)アクリロイル基、オキセタニル基、エポキシ基等が挙げられる。
また、「(メタ)アクリロイル基」とは、「アクリロイル基またはメタクリロイル基」をいう。
このようなジエン系ゴム(A)としては、(メタ)アクリロイル基含有ポリブタジエンゴム、(メタ)アクリロイル基含有ポリイソプレンゴム、(メタ)アクリロイル基含有ブタジエンとイソプレンの共重合体ゴム、(メタ)アクリロイル基含有ブタジエンとn−ブテンの共重合体ゴム等が挙げられる。これらの中でも、ジエン系ゴム(A)としては、水分遮断性に優れ、凝集力の高い接着剤層を効率よく形成し得るという観点から、(メタ)アクリロイル基を有するポリイソプレンゴムが好ましい。
ジエン系ゴム(A)は、1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
Xは、(メタ)アクリロイル基を有する側鎖を表す。かかる側鎖の炭素数は通常8〜20、好ましくは、9〜15である。
Xの(メタ)アクリロイル基を有する側鎖としては、下記式(III)で示されるものが挙げられる。
また、上記式(II)で示される繰り返し単位の含有割合は、全繰り返し単位に対して、通常0.01質量%〜99.99質量%である。
その他の単量体由来の繰り返し単位の含有割合は、全繰り返し単位に対して、通常、0質量%〜50質量%である。
数平均分子量は、テトラヒドロフランを溶媒として用いてゲルパーミエーションクロマトグラフィーを行って得られた、標準ポリスチレン換算値である(以下にて同じである。)。
本発明の接着剤組成物は、放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)(以下、「ゴム系重合体(B)」ということがある。)を含有してもよい。
ここで、「ゴム系重合体」とは、「25℃においてゴム弾性を示す樹脂」をいう。
ゴム系重合体(B)を含有する接着剤組成物を用いると、ゴム系重合体(B)が、ジエン系ゴム(A)を構成する重合体が互いに反応して形成された構造と絡み合って、複雑かつ緻密な構造が形成されるため、水分遮断性が大きく、かつ十分な粘着力を有する接着剤層を効率よく形成することができる。
ゴム系重合体(B)としては、具体的には、イソブチレンの単独重合体(ポリイソブチレン、IM)、イソブチレンとn−ブテンの共重合体、天然ゴム(NR)、ブタジエンの単独重合体(ブタジエンゴム、BR)、クロロプレンの単独重合体(クロロプレンゴム、CR)、イソプレンの単独重合体(イソプレンゴム、IR)、イソブチレンとブタジエンの共重合体、イソブチレンとイソプレンの共重合体(ブチルゴム、IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、スチレンと1,3−ブタジエンの共重合体(スチレンブタジエンゴム、SBR)、アクリロニトリルと1,3−ブタジエンの共重合体(ニトリルゴム)、スチレン−1,3−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、エチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体等が挙げられる。
ゴム系重合体(B)は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
数平均分子量が100,000以上のゴム系重合体(B)を用いることで、接着剤組成物の流動性が適度なものとなり、十分な接着性を有する接着剤層を形成し易くなる。また、数平均分子量が2,000,000以下のゴム系重合体(B)は、一般的な有機溶剤に溶解し易いため、接着剤組成物を効率よく調製することができる。
また、ゴム系重合体(B)としては、市販品を用いることもできる。市販品としては、商品名:ExxonButyl(日本ブチル社製)、Vistanex(Exxon Chemical Co.製)、商品名:Hycar(Goodrich社製)、商品名:Oppanol(BASF社製)等が挙げられる。
本発明の接着剤組成物は、さらに、光重合開始剤(C)を含有してもよい。
光重合開始剤(C)を用いることで、活性エネルギー線として紫外線等を利用する場合であっても、本発明の接着剤組成物を効率よく硬化させることができる。
光ラジカル重合開始剤としては、ベンゾフェノン、アセトフェノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン安息香酸、ベンゾイン安息香酸メチル、ベンゾインジメチルケタール、2,4−ジエチルチオキサントン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンジルジフェニルサルファイド、テトラメチルチウラムモノサルファイド、アゾビスイソブチロニトリル、2−クロールアンスラキノン、ジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニル−ホスフィンオキサイドが挙げられる。
本発明の接着剤組成物は、さらに、粘着付与剤(D)を含有してもよい。
粘着付与剤(D)を含有する接着剤組成物を用いることで、より優れた粘着性を有する接着剤層を効率よく形成することができる。
粘着付与剤(D)は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
用いる粘着付与剤(D)の軟化点は、好ましくは、50〜160℃、より好ましくは60〜140℃、さらに好ましくは70〜130℃である。
粘着付与剤(D)の軟化点が50℃以上であれば、粘着力と保持力のバランスに優れる硬化接着剤層を効率よく形成することができる。
粘着付与剤(D)の含有量が、ジエン系ゴム(A)とゴム系重合体(B)の合計100質量部に対して、5質量部以上であることで、粘着性により優れる接着剤層を効率よく形成することができ、70質量部以下であることで、接着剤層の凝集力の低下を避けることができる。
本発明の接着剤組成物は、本発明の効果を妨げない範囲で、その他の成分を含有してもよい。
その他の成分としては、シランカップリング剤、帯電防止剤、光安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、樹脂安定剤、充填剤、顔料、増量剤、軟化剤等の添加剤が挙げられる。
これらは、1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
その他の成分を含有する場合、それぞれの含有量は、接着剤組成物中、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.01〜2質量%である。
本発明の接着剤組成物は、ジエン系ゴム(A)、及び、必要に応じて、ゴム系重合体(B)、光重合開始剤(C)、粘着付与剤(D)、その他の成分、溶媒等を、常法に従って適宜混合・攪拌することにより調製することができる。
用いる溶媒としては、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶媒;n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒;シクロペンタン、シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素系溶媒;等が挙げられる。
これらの溶媒は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の接着剤組成物を用いることで、水分遮断性に優れ、凝集力の高い接着剤層を効率よく形成することができる。
本発明の接着シートは、本発明の接着剤組成物を用いて形成された接着剤層を有するものであり、具体的には、以下の接着シート(α)〜接着シート(δ)である。
接着シート(α):本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、その片面または両面に設けられた剥離シートとからなる接着シート。
接着シート(β):少なくとも、本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、基材とを有する接着シート。
接着シート(γ):本発明の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、その片面または両面に設けられた剥離シートとからなる接着シート。
接着シート(δ):少なくとも、本発明の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、基材とを有する接着シート。
本発明の接着シート(α)及び(β)を構成する硬化性接着剤層は、本発明の接着剤組成物を用いて形成されたものであり、活性エネルギー線を照射する前の状態のものである。
接着剤組成物を塗工する方法としては、例えば、スピンコート法、スプレーコート法、バーコート法、ナイフコート法、ロールコート法、ブレードコート法、ダイコート法、グラビアコート法等が挙げられる。
塗膜を乾燥するときの乾燥条件としては、例えば80〜150℃で30秒〜5分間が挙げられる。
本発明の接着シート(γ)及び(δ)を構成する硬化接着剤層は、本発明の接着剤組成物(または硬化性接着剤層)を硬化させて形成されたものである。
装置の取扱性に優れるという観点からは、紫外線が好ましく、光重合開始剤を必要としないという観点からは、電子線が好ましい。
紫外線は、高圧水銀ランプ、無電極ランプ、キセノンランプ、LEDランプなどで発生させることができる。一方、電子線は電子線加速器などで発生させることができる。
活性エネルギー線の照射量は、目的に合わせて適宜選定されるが、紫外線の場合は照度50〜1000mW/cm2、光量50〜1500mJ/cm2の範囲が好ましく、電子線の場合は10〜1000kradの範囲が好ましい。
である、
硬化接着剤層の水蒸気透過率は、実施例に記載の方法により測定することができる。なお、硬化接着剤層の水蒸気透過率の値は、硬化接着剤層の厚みに依存するため、硬化接着剤層の厚みが60μmでない場合には、厚みから換算して求めることができる。例えば、厚みがAμmで、水蒸気透過率がBg/(m2・day)の硬化接着剤層の場合、厚みが60μmの時の水蒸気透過率は、A×B/60という式に当てはめて換算して求めることができる。
硬化接着剤層の水蒸気透過率は、ジエン系ゴム(A)中の放射線硬化性官能基の数、ジエン系ゴム(A)の含有量等によって制御することができる。
硬化接着剤層の保持力は、例えば、接着シートを貼り付けサイズが25mm×25mmになるようにステンレス板(SUS380)に貼付して得られた試験片を用いて、JIS Z 0237の保持力の測定法に準じて、40℃、乾燥条件下で、9.8Nの荷重をかけて試験を行い、70,000秒後にズレが生じないことが好ましい。
これらの測定は、より具体的には、実施例に記載の方法によって行うことができる。
接着シート(α)の例を図1(a)、図1(b)に示す。
図1(a)は、本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層(2a)と、その片面に設けられた剥離シート(3a)とからなる接着シート(1a)の層構造断面図である。
図1(b)は、本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層(2b)と、その両面に設けられた剥離シート(3b)、(3c)とからなる接着シート(1b)の層構造断面図である。
剥離シート用の基材としては、グラシン紙、コート紙、上質紙等の紙基材;これらの紙基材にポリエチレン等の熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙;ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のプラスチックフィルム;等が挙げられる。
剥離層の形成に用いる剥離剤としては、シリコーン系樹脂、オレフィン系樹脂、イソプレン系樹脂、ブタジエン系樹脂等のゴム系エラストマー、長鎖アルキル系樹脂、アルキド系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。
剥離シートは、基材の両面に剥離層が形成された両面剥離シートであっても、基材の片面に剥離層が形成された片面剥離シートであってもよいが、接着シート(1a)を製造する場合は、両面剥離シートを用いることが好ましい。両面剥離シートを用いることで、接着シート(1a)をロール状に巻き取り、保存することができる。
一方、接着シート(1b)は、接着シート(1a)の硬化性接着剤層表面に第2の剥離シートを貼合することで得ることができる。
第2の剥離シートとしては、第1の剥離シートと同種のものであっても、異種のものであってもよいが、剥離シートを剥離するときの作業性の観点から、第1の剥離シートとは異なる剥離力を有するものが好ましい。
かかる電子デバイスとしては、有機トランジスタ、有機メモリー、有機EL素子等の有機デバイス;液晶ディスプレイ;電子ペーパー;薄膜トランジスタ;エレクトロクロミックデバイス;電気化学発光デバイス;タッチパネル;太陽電池;熱電変換デバイス;圧電変換デバイス;蓄電デバイス;等が挙げられ、なかでも、硬化接着剤層の特性を十分に生かすことができることから、有機EL素子、電子ペーパーが好ましい。
接着シート(β)の例を図2(a)、(b)に示す。
図2(a)は、本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層(2c)と、基材シート(4a)とからなる接着シート(1c)の層構造断面図である。
図2(b)は、本発明の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層(2d)と、基材シート(4b)と、剥離シート(3d)とからなる接着シート(1d)の層構造断面図である。
基材シートとしては、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリレート、アクリル系樹脂、シクロオレフィン系ポリマー、芳香族系重合体、ポリウレタン系ポリマー等の樹脂製のフィルムやシート、アルミニウム等の金属箔およびこれらの積層体を用いることができる。
基材シートの厚みは、特に制限はないが、取り扱い易さの観点から、好ましくは0.5〜500μm、より好ましくは1〜200μm、さらに好ましくは5〜100μmである。
ガスバリア層は、単層であってもよく、複数層であってもよいが、より高いガスバリア性が得られるという観点から、ガスバリア層は複数層であることが好ましい。
これらの中でも、薄く、ガスバリア性に優れる層を効率よく形成できることから、ガスバリア層は、無機膜からなるガスバリア層、及び高分子化合物を含む層にイオンを注入して得られるガスバリア層が好ましい。
無機蒸着膜としては、無機化合物や金属の蒸着膜が挙げられる。
無機化合物の蒸着膜の原料としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化スズ等の無機酸化物;窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化チタン等の無機窒化物;無機炭化物;無機硫化物;酸化窒化ケイ素等の無機酸化窒化物;無機酸化炭化物;無機窒化炭化物;無機酸化窒化炭化物等が挙げられる。
金属の蒸着膜の原料としては、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、及びスズ等が挙げられる。
これらは1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの中では、ガスバリア性の観点から、無機酸化物、無機窒化物又は金属を原料とする無機蒸着膜が好ましく、さらに、透明性の観点から、無機酸化物又は無機窒化物を原料とする無機蒸着膜が好ましい。
ポリシラザン系化合物は、1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
メタン、エタン等のアルカン系ガス類のイオン;エチレン、プロピレン等のアルケン系ガス類のイオン;ペンタジエン、ブタジエン等のアルカジエン系ガス類のイオン;アセチレン等のアルキン系ガス類のイオン;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素系ガス類のイオン;シクロプロパン等のシクロアルカン系ガス類のイオン;シクロペンテン等のシクロアルケン系ガス類のイオン;金属のイオン;有機ケイ素化合物のイオン;等が挙げられる。
これらのイオンは、1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
なかでも、より簡便にイオンを注入することができ、特に優れたガスバリア性を有するガスバリア層が得られることから、アルゴン、ヘリウム、ネオン、クリプトン、キセノン等の希ガスのイオンが好ましい。
ガスバリアフィルムの水蒸気等の透過率は、公知のガス透過率測定装置を使用して測定することができる。
電子デバイスとしては、先に例示したものと同様のものが挙げられる。
このようにして形成される硬化接着剤層は、基材シートとの密着性に優れ、その界面で剥離しにくいものである。このような特性は、後述するように、基材シートとして極めて高いガスバリアフィルムを用いるときに特に生かされる。
接着シート(γ)は、前記接着シート(α)の硬化性接着剤層を硬化させてなるものである。
接着シート(γ)を構成する硬化接着剤層は、水分遮断性に優れ、かつ、粘着力と保持力のバランスに優れるものである。したがって、接着シート(γ)は、接着シート(α)、(β)と同様に、電子デバイスの封止材の形成に好ましく用いられ、なかでも、有機EL素子の封止材の形成に特に好ましく用いられる。
接着シート(γ)を用いて電子デバイスの封止材を形成する場合、例えば、接着シート(γ)をその硬化接着剤層で被着体(有機EL素子の電極等)に貼着し、次いで剥離シートを剥がすことで、被着体との密着性及び水分遮断性に優れ、封止材として機能し得る硬化接着剤層が被着体表面に設置される。
接着シート(δ)は、前記接着シート(β)の硬化性接着剤層を硬化させてなるものである。
接着シート(δ)を構成する硬化接着剤層は、水分遮断性に優れ、かつ、粘着力と保持力のバランスに優れるものである。したがって、接着シート(δ)は、基材シートと硬化接着剤層との密着性に優れる。このような特性は、基材シートとして極めて高いガスバリアフィルムを用いるときに特に生かされる。すなわち、接着シート(δ)においては、基材シートと接着剤層の接着界面からの水分等の浸入が抑制されるため、極めて高いガスバリアフィルムの性能がそのまま接着シート(δ)に反映される。
接着シート(δ)を用いて電子デバイスの封止材を形成する場合、接着シート(δ)の硬化接着剤層の面を被着体(有機EL素子の電極等)に貼着することで、封止材および基材シートが被着体表面に設置される。
本発明の電子デバイスは、封止材を備える電子デバイスであって、前記封止材が、本発明の接着剤組成物を用いて形成されたものである。
電子デバイスとしては、有機トランジスタ、有機メモリー、有機EL素子等の有機デバイス;液晶ディスプレイ;電子ペーパー;薄膜トランジスタ;エレクトロクロミックデバイス;電気化学発光デバイス;タッチパネル;太陽電池;熱電変換デバイス;圧電変換デバイス;蓄電デバイス;等が挙げられる。
有機EL素子10は、ガラス基板11上に構造体12が形成されている。構造体12は、透明電極、正孔輸送層、発光層及び背面電極等(図示せず。)が積層されたものである。そして、この構造体12及びガラス基板11上に、硬化接着剤層2及び基材シート4から構成される接着シート1が積層されている。
有機EL素子10は、構造体12が硬化接着剤層2で覆われているため、水分等の浸入が抑制されるため、電子デバイスの駆動時の発熱や振動により、接着剤層2が構造体12からズレたり、剥離したりすることがない。特に、基材シート4として、優れたガスバリア性能を有するガスバリアフィルムを用いる場合、硬化接着剤層2とガスバリアフィルム(基材シート4)の界面が剥離しにくいため、ガスバリアフィルムの性能を十分に発揮させることができる。
各例中の部及び%は、特に断りのない限り、質量基準である。
各例で用いた化合物や材料を以下に示す。
ジエン系ゴム(A1):下記式IVで表されるメタクリロイル基含有ポリイソプレンゴム(クラレ社製、UC−203、数平均分子量36,000、1分子あたりのメタクリロイル基数:3)
光重合開始剤(C1):リン系光重合開始剤(BASF社製、Lucirin TPO)
粘着付与剤(D1):脂肪族系石油樹脂(日本ゼオン社製、クイントンA100、軟化点100℃)
単量体(1):アクリル酸ブチル
単量体(2):アクリル酸
重合開始剤(1):アゾビスイソブチロニトリル
架橋剤(1):トリメチロールプロパン変性トリレンジイソシアネートの酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL、固形分75質量%)
基材シート(1):アルミニウム箔(7μm)の両面にポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)を、ウレタン系接着剤を用いて接着した積層フィルム(アジヤアルミ社製)
剥離シート(1):軽剥離シート〔シリコーン剥離処理したポリエチレンテレフタレートフィルム〕(リンテック社製、SP−PET381130、厚み38μm)
剥離シート(2):重剥離シート〔シリコーン剥離処理したポリエチレンテレフタレートフィルム〕(リンテック社製、SP−PET38T103−1、厚み38μm)
装置:東ソー社製、HLC−8020
カラム:東ソー社製、TSK guard column HXL−H、TSK gel GMHXL(×2)、TSK gel G2000HXL
カラム温度:40℃
展開溶媒:テトラヒドロフラン
流速:1.0mL/min
また、粘着付与剤(D1)の軟化点は、JIS K 2531に準拠して測定した。
(接着剤組成物の調製)
ジエン系ゴム(A1) 5部、ゴム系重合体(B1) 100部、光重合開始剤(C1) 5部、粘着付与剤(D1) 20部をトルエンに溶解させ、固形分濃度約25%の接着剤組成物(1)を調製した。
接着剤組成物(1)を、基材シート(1)上に、乾燥後の厚みが20μmになるように塗工し、得られた塗膜を110℃で1分間乾燥して硬化性接着剤層を形成した。次いで、剥離シート(1)を、その剥離処理面で硬化性接着剤層と貼り合わせた。得られた貼合体に、メタルハライドランプを用いて、剥離シート(1)側から紫外線を照射し(照度:400mW/cm2、光量:1000mJ/cm2)、硬化性接着剤層を硬化させることで、硬化接着剤層を有する接着シート(1A)を得た。
接着剤組成物(1)を、剥離シート(2)の剥離処理面上に、乾燥後の厚みが60μmになるように塗工し、得られた塗膜を120℃で2分間乾燥して硬化性接着剤層を形成した。次いで、剥離シート(1)を、その剥離処理面で硬化性接着剤層と貼り合せた。得られた貼合体に、メタルハライドランプを用いて、剥離シート(1)側から紫外線を照射し(紫外線照射条件:照度400mW/cm2、光量:1000mJ/cm2、照度・光量計(アイグラフィックス社製UV−PF36))、硬化性接着剤層を硬化させることで、硬化接着剤層を有する接着シート(1B)を得た。
ガラス基板の表面に酸化インジウムスズ(ITO)膜(厚さ:150nm、シート抵抗:30Ω/スクエア)をスパッタリング法により形成し、次いで、溶媒洗浄とUV/オゾン処理を行うことで陽極を作製した。
得られた陽極(ITO膜)上に、N,N’−ビス(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ビス(フェニル)−ベンジデン)(Luminescence Technology社製)を60nm、トリス(8−ヒドロキシ−キノリネート)アルミニウム(Luminescence Technology社製)を40nm、2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(Luminescence Technology社製)を10nm、(8−ヒドロキシ−キノリノレート)リチウム(Luminescence Technology社製)を10nm、0.1〜0.2nm/sの速度で順次蒸着させ、発光層を形成した。
得られた発光層上に、アルミニウム(Al)(高純度化学研究所社製)を0.1nm/sの速度で100nm蒸着させて陰極を形成した。
なお、蒸着時の真空度は、全て1×10−4Pa以下である。
各成分とその配合量を第1表に記載のものに変更したことを除き、実施例1と同様にして、接着剤組成物(2)〜(8)を得、これを用いて、接着シート(2A)〜(8A)、接着シート(2B)〜(8B)、有機EL素子(2)〜(8)を得た。
なお、比較例1、2においては、紫外線照射処理は行っていない。
単量体(1)90部、及び単量体(2)10部、重合開始剤(1)0.2部を反応器に入れ混合した。次いで、得られた混合物内に窒素ガスを4時間吹き込んで脱気した後、攪拌しながら60℃まで昇温した。そのまま、撹拌を60℃で24時間続けることで重合反応を行った。次いで、反応混合物を酢酸エチルで希釈することで、固形分濃度が33%のアクリル系共重合体(重量平均分子量:650,000)の酢酸エチル溶液を得た。
架橋剤(1)を、その固形分が、前記酢酸エチル溶液の固形分100部に対して1.5部になるように添加し、次いで、トルエンを加えることで、固形分濃度20%の接着剤組成物(9)を得た。
接着剤組成物(1)の代わりに接着剤組成物(9)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により、接着シート(9A)、接着シート(9B)、有機EL素子(9)を得た。
接着シート(1B)〜(9B)の剥離シート(1)および(2)を剥離し、ポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱樹脂社製、厚さ6μm)に貼付し、2枚のポリエチレンテレフタレートフィルムで挟まれた硬化接着剤層(厚み60μm)からなる水蒸気透過率測定用のサンプルを得た。得られたサンプルについて、水蒸気透過率測定装置(LYSSY社製、L80−5000)を用いて、40℃、90%RHの環境下における、硬化接着剤層の水蒸気透過率を測定した。
接着シート(1A)〜(9A)を25mm×300mmの大きさに裁断し、剥離シート(1)を剥離し、露出した接着剤層を、23℃、50%RHの環境下で下記被着体に貼付し、その上から重さ2kgのローラーを1往復させて圧着して試験片を得た。
試験片を、圧着後24時間、23℃、50%RHの環境下で放置した後、同環境下で、引張試験機(オリエンテック社製、テンシロン)を用いて、剥離速度300mm/分、剥離角度180°の条件で剥離試験を行い、粘着力(N/25mm)を測定した。
・PETフィルム:東洋紡績社製、コスモシャインA4100、厚み50μm
・ガラス板(ソーダライムガラス):日本板硝子社製
接着シート(1A)〜(9A)を25mm×300mmの大きさに裁断し、剥離シート(1)を剥離し、露出した接着剤層を、23℃、50%RHの環境下で張り付け面積が25mm×25mmになるようにステンレス板(SUS380)に貼付し、その上から重さ2kgのローラーを1往復させて圧着して試験片を得た。
得られた試験片を用いて、JIS Z 0237の保持力の測定法に準じて、40℃、乾燥条件下で、9.8Nの荷重をかけて試験を行い、70000秒後のズレが生じているか否かを確認した。なお、表中、ズレが生じない場合を「NC」と表した。ズレが生じた場合を「C」と表し、( )内の値はズレ量(mm)を示す。
無アルカリガラス基板(コーニング社製、45mm×45mm)上に、真空蒸着法にて、縦32mm、横40mmで膜厚100nmのカルシウム層を形成した。
次いで、接着シート(1A)〜(9A)から剥離シート(1)を剥離し、露出した接着剤層と、ガラス基板上のカルシウム層とを、窒素雰囲気下にて、ラミネータを用いて貼合し、カルシウム層が封止された水分浸入試験用試験片を得た。
得られた試験片を、60℃、90%RHの環境下で170時間放置し、カルシウム層の変色の割合(水分浸入の割合)を目視で確認し、下記の基準により水分遮断性を評価した。
(評価基準)
A:変色しているカルシウム層の面積が全体の20%未満
B:変色しているカルシウム層の面積が全体の20%以上40%未満
C:変色しているカルシウム層の面積が全体の40%以上
有機EL素子(1)〜(9)を、23℃、50%RHの環境下で200時間放置した後、有機EL素子を起動させ、ダークスポット(非発光箇所)の有無を観察し、以下の基準で評価した。
A:ダークスポットが発光面積の5%未満
B:ダークスポットが発光面積の5%以上10%未満
C:ダークスポットが発光面積の10%以上90%未満
D:ダークスポットが発光面積の90%以上
実施例1〜6の接着剤組成物を用いることで、良好な水分遮断性を有し、かつ保持力測定において良好な結果を示し、粘着力と保持力のバランスに優れる硬化接着剤層を形成することができる。特に、ジエン系ゴム(A1)とゴム系重合体(B1)を併用する実施例1〜4の接着シート(1B)〜(4B)は、極めて水分遮断性に優れている。また、この硬化接着剤層とガスバリアフィルムとを有する接着シート(1A)〜(4A)は、水分浸入試験で高い性能を示し、接着シート(1A)〜(4A)を備える有機EL素子(1)〜(4)は高い耐久性を有する。
一方、比較例3のアクリル系接着剤を用いて形成された接着シート(9B)は、水蒸気透過率が高く、接着シート(9A)の水分遮断性や有機EL素子(9)の耐久性が劣っている。
また、比較例1、2の接着剤組成物を用いて形成された接着シート(7B)、(8B)は、水蒸気透過率は低いが、保持力が低く、粘着力と保持力とのバランスが悪い。このため、ガスバリアフィルムの性能を十分に生かすことができず、有機EL素子(7)、(8)の耐久性は高くない。
2、2a、2b、2c、2d・・・接着剤層
3a、3b、3c、3d・・・剥離シート
4、4a、4b・・・基材シート
10・・・有機EL素子
11・・・ガラス基板
12・・・構造体
Claims (11)
- 放射線硬化性官能基を有するジエン系ゴム(A)、放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)、及び光重合開始剤を含有する接着剤組成物であって、
前記ジエン系ゴム(A)が、(メタ)アクリロイル基を有するポリイソプレンゴムであり、
前記放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)が、数平均分子量(Mn)が、100,000〜2,000,000のものであり、
前記放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)の含有量が、接着剤組成物中、50〜99.0質量%であり、
該接着剤組成物の硬化反応によって形成される、厚みが60μmの硬化接着剤層の、温度40℃、相対湿度90%の環境下における水蒸気透過率が、10g/(m2・day)以下である、接着剤組成物。 - 前記ジエン系ゴム(A)が、数平均分子量(Mn)が、1,000〜100,000のものである、請求項1又は2に記載の接着剤組成物。
- さらに、粘着付与剤を含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤組成物。
- 前記ジエン系ゴム(A)の含有量が、前記放射線硬化性官能基を有しないゴム系重合体(B)100質量部に対して、5〜20質量部である、請求項1〜4のいずれかに記載の接着剤組成物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、該硬化性接着剤層の片面または両面に設けられた剥離シートとを有する接着シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成された硬化性接着剤層と、基材シートとを有する接着シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、該硬化接着剤層の片面または両面に設けられた剥離シートとを有する接着シート。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物を硬化させて形成された硬化接着剤層と、基材シートとを有する接着シート。
- 電子デバイスの封止材の形成に用いられる、請求項6〜9のいずれかに記載の接着シート。
- 封止材を備える電子デバイスであって、前記封止材が、請求項1〜5のいずれかに記載の接着剤組成物を用いて形成されたものである電子デバイス。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012263793 | 2012-11-30 | ||
| JP2012263793 | 2012-11-30 | ||
| PCT/JP2013/082172 WO2014084351A1 (ja) | 2012-11-30 | 2013-11-29 | 接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2014084351A1 JPWO2014084351A1 (ja) | 2017-01-05 |
| JP6325984B2 true JP6325984B2 (ja) | 2018-05-16 |
Family
ID=50827979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014549916A Active JP6325984B2 (ja) | 2012-11-30 | 2013-11-29 | 接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US10081741B2 (ja) |
| EP (1) | EP2927295B1 (ja) |
| JP (1) | JP6325984B2 (ja) |
| KR (1) | KR102132158B1 (ja) |
| CN (1) | CN104797669B (ja) |
| TW (1) | TWI599630B (ja) |
| WO (1) | WO2014084351A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6924697B2 (ja) * | 2015-08-27 | 2021-08-25 | 綜研化学株式会社 | 粘着性水蒸気バリア性積層体および画像表示装置 |
| KR102411420B1 (ko) * | 2015-10-31 | 2022-06-20 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유기 발광 표시 장치 및 그의 제조 방법 |
| DE102015222027A1 (de) | 2015-11-09 | 2017-05-11 | Tesa Se | Barriereklebemasse mit polymerem Gettermaterial |
| CN106531904A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-03-22 | 武汉船舶通信研究所 | Oled显示器件封装及封装方法 |
| CN110494997A (zh) * | 2017-03-30 | 2019-11-22 | 琳得科株式会社 | 热电转换模块及其制造方法 |
| JP6788131B2 (ja) * | 2017-05-02 | 2020-11-18 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィSignify Holding B.V. | Ledストリップの固定 |
| US10396256B2 (en) | 2017-08-18 | 2019-08-27 | Industrial Technology Research Institute | Electronic device package |
| TWI634468B (zh) | 2017-08-18 | 2018-09-01 | Industrial Technology Research Institute | 透明顯示裝置 |
| CN109411417B (zh) | 2017-08-18 | 2020-09-11 | 财团法人工业技术研究院 | 电子组件封装体以及显示面板 |
| KR101962744B1 (ko) * | 2017-08-22 | 2019-03-27 | (주)이녹스첨단소재 | 유기전자장치 봉지재용 접착필름 및 이를 포함하는 유기전자장치용 봉지재 |
| KR102084519B1 (ko) * | 2019-07-16 | 2020-03-04 | 주식회사 오플렉스 | 자외선(uv) 경화형 점착제층을 포함하는 백플레이트 필름 및 이를 이용한 유기 발광 표시 장치 제조 방법 |
| KR102604665B1 (ko) * | 2019-09-27 | 2023-11-21 | 소마 가부시기가이샤 | Uv경화형 조성물 및 그것을 이용한 uv경화형 시트 |
| CN114450372B (zh) * | 2019-09-27 | 2024-06-25 | 索马龙株式会社 | Uv固化型树脂组合物及uv固化型片材 |
| US20240010881A1 (en) * | 2020-11-09 | 2024-01-11 | Denka Company Limited | Adhesive tape and processing method |
Family Cites Families (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02284978A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-22 | Kuraray Co Ltd | 光硬化性接着剤組成物 |
| JPH0665334A (ja) * | 1991-08-21 | 1994-03-08 | Nippon Kayaku Co Ltd | 電子部品用樹脂組成物 |
| JPH05101884A (ja) | 1991-10-11 | 1993-04-23 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 有機エレクトロルミネツセンス素子の封止方法及びパターン化方法 |
| JPH05182759A (ja) | 1991-12-26 | 1993-07-23 | Pioneer Video Corp | 有機el素子 |
| KR100768182B1 (ko) * | 2001-10-26 | 2007-10-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 유기 전자 발광 소자와 그 제조방법 |
| JP2003192750A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-09 | Kuraray Co Ltd | 紫外線硬化性樹脂組成物 |
| JP3726789B2 (ja) | 2002-08-23 | 2005-12-14 | 富士電機ホールディングス株式会社 | 有機elディスプレイ |
| JP2004224991A (ja) | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Nitto Denko Corp | 粘着剤組成物および有機el表示装置 |
| WO2005034583A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-14 | Jsr Corporation | 有機el素子用透明封止材 |
| US7270889B2 (en) * | 2003-11-04 | 2007-09-18 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Tackified amorphous-poly-alpha-olefin-bonded structures |
| JP4687027B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2011-05-25 | Dic株式会社 | 硬化性樹脂組成物、転写材及び保護層の形成方法 |
| TWI401297B (zh) * | 2004-06-25 | 2013-07-11 | Three Bond Co Ltd | 光硬化性組成物 |
| JP4918962B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2012-04-18 | 株式会社スリーボンド | 光硬化性組成物 |
| JP2007197517A (ja) | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Three M Innovative Properties Co | 接着性封止組成物、封止フィルム及び有機el素子 |
| JP5073400B2 (ja) | 2007-07-30 | 2012-11-14 | 株式会社クラレ | 耐熱安定性に優れた硬化性樹脂組成物 |
| WO2009035958A2 (en) * | 2007-09-13 | 2009-03-19 | 3M Innovative Properties Company | Low temperature bonding electronic adhesives |
| JP2010072471A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Three M Innovative Properties Co | 透明粘着シート、それを含む画像表示装置及び、その画像表示装置の作製方法 |
| WO2011040490A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 電気化学工業株式会社 | 重合性組成物、接着剤、分子遮蔽性膜及び太陽電池モジュール用保護シート |
| KR101696332B1 (ko) * | 2009-10-14 | 2017-01-13 | 덴카 주식회사 | 수지 조성물 및 접착제 |
| KR101677077B1 (ko) * | 2009-11-18 | 2016-11-17 | 아지노모토 가부시키가이샤 | 수지 조성물 |
| KR20130091318A (ko) | 2010-07-08 | 2013-08-16 | 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 | 경화성 수지 조성물 |
| CN103052665B (zh) * | 2010-07-30 | 2015-06-17 | 电气化学工业株式会社 | 固化性树脂组合物 |
| JP2013234208A (ja) * | 2010-09-03 | 2013-11-21 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 樹脂組成物及び接着剤 |
-
2013
- 2013-11-29 EP EP13858328.1A patent/EP2927295B1/en active Active
- 2013-11-29 WO PCT/JP2013/082172 patent/WO2014084351A1/ja not_active Ceased
- 2013-11-29 JP JP2014549916A patent/JP6325984B2/ja active Active
- 2013-11-29 US US14/648,580 patent/US10081741B2/en active Active
- 2013-11-29 KR KR1020157010505A patent/KR102132158B1/ko active Active
- 2013-11-29 CN CN201380061489.7A patent/CN104797669B/zh active Active
- 2013-11-29 TW TW102143716A patent/TWI599630B/zh active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20150307750A1 (en) | 2015-10-29 |
| CN104797669B (zh) | 2021-04-27 |
| US10081741B2 (en) | 2018-09-25 |
| EP2927295B1 (en) | 2018-04-25 |
| TW201439243A (zh) | 2014-10-16 |
| KR102132158B1 (ko) | 2020-07-09 |
| WO2014084351A1 (ja) | 2014-06-05 |
| JPWO2014084351A1 (ja) | 2017-01-05 |
| EP2927295A4 (en) | 2016-08-03 |
| TWI599630B (zh) | 2017-09-21 |
| EP2927295A1 (en) | 2015-10-07 |
| CN104797669A (zh) | 2015-07-22 |
| KR20150092092A (ko) | 2015-08-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6325984B2 (ja) | 接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス | |
| JP6487098B2 (ja) | 接着シートおよび電子デバイス | |
| JP6734955B2 (ja) | 接着シート、電子デバイス及びその製造方法 | |
| JP6285871B2 (ja) | 接着剤組成物、接着シートおよび電子デバイス | |
| CN103703093B (zh) | 一种粘着性组合物以及粘着性片 | |
| JPWO2018181192A1 (ja) | 粘着剤組成物、封止シート、及び封止体 | |
| JP7010597B2 (ja) | 粘着剤組成物、封止シート、及び封止体 | |
| WO2015098648A1 (ja) | シート状封止材、封止シート、電子デバイス封止体および有機el素子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171122 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180118 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180213 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180319 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180413 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6325984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |