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JP6359679B2 - 複合粒子の分散液及びその製造方法 - Google Patents
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JP6359679B2 - 複合粒子の分散液及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数種の金属を含む複合粒子の分散液及びその製造方法に関する。
金属粒子、特に金属ナノ粒子は、その大きさに由来する特異的な性質を有するため、様々な用途で使用されている。例えば、金属ナノ粒子は、触媒、電子材料、磁気材料、光学材料等として使用されている。
金属粒子はこれまでに様々な方法で製造されている。一例として、還元反応を利用した金属粒子の製造方法を挙げることができる。
例えば、特許文献1は、高分子量の顔料分散剤と還元剤とを含む非水性溶媒中に金属を添加して還元することによって、金属粒子の分散液を製造する方法を開示している。特許文献2は、高分子化合物を含む分散液に金属と還元剤とを添加して還元することによって、金属粒子の分散液を製造する方法を開示している。特許文献3は、ポリエチレンイミンと金属とを含む溶液を還元剤で還元することによって、金属粒子の分散液を製造する方法を開示している。
白金、パラジウム等の触媒金属粒子の分散液は、エンジン等の内燃機関から排出される排気ガスを浄化するための排気ガス浄化用触媒の製造に使用することができる。排気ガス浄化用触媒は、通常、基材と当該基材上に配置された触媒層とから構成され、触媒層には担体と当該担体上に担持された触媒金属とが含まれている(例えば、特許文献4〜9)。
特開2006−257517号公報 特開2008−37949号公報 特開2010−209455号公報 特開平10−235193号公報 特開2000−225345号公報 特開2001−009288号公報 特開2005−349383号公報 特開2009−285604号公報 特開2011−125839号公報
特許文献1〜3等に記載された還元反応を利用する金属粒子の分散液の製造方法は、操作が煩雑である。特に、複数種の金属から構成される金属粒子を形成する場合には、初めに第1の金属を還元し、次に第2の金属を還元する必要がある。このような多段階の還元反応を行うためには操作が更に煩雑となる。
また、金属粒子の分散液を用いて製造した排気ガス浄化用触媒を使用する場合において、排気ガスに含まれる硫黄成分が担体及び触媒金属に吸着すると、触媒性能が大きく低下するという問題が生じる。この問題に対して、シリカ、チタン等の酸性度の高い担体を使用して、硫黄成分による触媒金属の被毒を抑制する方法が考案されているが、この方法には使用可能な担体の種類が制限されるという新たな問題が存在する。
そのため、本発明は、硫黄成分による触媒金属の被毒を抑制した排気ガス浄化用触媒を製造するための金属粒子の分散液、及び当該分散液の簡便な製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らが鋭意検討した結果、触媒金属としての第1の金属と、第1の金属と比較して標準電極電位が低い第2の金属との複合粒子の分散液を使用して排気ガス浄化用触媒を製造することにより、硫黄成分による触媒金属の被毒を抑制できることを見出した。また、還元反応を利用せずに、有機塩基による中和反応を利用することにより、前記の分散液を簡便に製造できることを見出した。
すなわち、本発明は以下を包含する。
[1]分散媒と、分子量が30〜500である有機塩基と、前記分散媒に分散されている、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子とを含む分散液であって、
第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、
第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属である、前記分散液。
[2]複合粒子の粒子径が1〜10nmである、[1]に記載の分散液。
[3]有機塩基が、ジアザビシクロウンデセン、ジアザビシクロノネン、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンからなる群から選択される少なくとも1種である、[1]又は[2]に記載の分散液。
[4]第2の金属が鉄、コバルト、ニッケル及びルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種である、[1]〜[3]のいずれかに記載の分散液。
[5]複合粒子が、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm−1の範囲内にピークを有する、[1]〜[4]のいずれかに記載の分散液。
[6]基材と、前記基材上に配置された触媒層とを含み、前記触媒層が、[1]〜[5]のいずれかに記載の分散液に含まれる複合粒子の焼成物と、当該焼成物を担持した担体とを含む、排気ガス浄化用触媒。
[7]第1の金属及び第2の金属を含む酸性溶液と、分子量が30〜500である有機塩基とを混合して、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子を形成する形成工程を含む、複合粒子の分散液を製造する方法であって、
第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、
第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属である、前記方法。
[8]複合粒子の粒子径が1〜10nmである、[7]に記載の方法。
[9]有機塩基が、ジアザビシクロウンデセン、ジアザビシクロノネン、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンからなる群から選択される少なくとも1種である、[7]又は[8]に記載の方法。
[10]第2の金属が鉄、コバルト、ニッケル及びルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種である、[7]〜[9]のいずれかに記載の方法。
[11]複合粒子が、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm−1の範囲内にピークを有する、[7]〜[10]のいずれかに記載の方法。
本発明によれば、硫黄成分による触媒金属の被毒を抑制した排気ガス浄化用触媒を製造するための複合粒子の分散液、及び当該分散液の簡易な製造方法を提供することができる。
本明細書は、本願の優先権の基礎である特願2014−204218号の明細書、特許請求の範囲および図面に記載された内容を包含する。
担体上に担持され、焼成された複合粒子の粒子状態を示しており、担体上の同一粒子内に第1の金属及び第2の金属が存在していることを示す。 図1の粒子内におけるパラジウムと鉄との比率を示す。
以下、本発明について詳細に説明する。
<複合粒子の分散液>
本発明は、分散媒と、分子量が30〜500である有機塩基と、前記分散媒に分散されている、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子とを含む分散液に関する。本発明に係る分散液は、第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属であることを特徴とする。
排気ガスに硫黄成分が含まれていると、触媒金属(パラジウム、白金等)が硫黄成分によって被毒され、触媒性能が低下するという問題が生じる。本発明に係る分散液を使用して排気ガス浄化用触媒を製造すると、触媒金属(第1の金属)に加えて、当該触媒金属と比較して標準電極電位が低い更なる金属(第2の金属)が存在することになる。標準電極電位が相対的に低い第2の金属は、第1の金属よりも硫黄成分と反応しやすいため、硫黄成分による第1の金属の被毒を抑制することができる。
ところで、従来の還元反応を利用した方法により製造された分散液は、生成した金属粒子の凝集を防止するために有機高分子の分散剤を含んでいる。しかし、有機高分子は金属粒子を担持するための担体の吸着点を被覆するため、有機高分子を含む分散液を使用する場合、担体への金属粒子の担持効率が低いという問題を有する。その結果、有機高分子を含む分散液を使用する場合、担体への金属粒子の担持操作を繰り返し行う必要がある。
一方、本発明に係る分散液は、有機高分子を含む必要がないため、担体への複合粒子の担持効率を向上させることができる。例えば、60%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上の担持効率で複合粒子を担体に担持することができる。
また、有機高分子を含む分散液を使用する場合、担持された金属粒子が担体から脱離しやすいという問題が存在するが、本発明に係る分散液を使用することにより、この問題を解決することができる。
なお、有機高分子としては、例えば、分子量が10,000以上、5,000以上、2,500以上、1,000以上、750以上等の有機高分子を挙げることができる。
本発明に係る分散液は有機高分子を使用することなく複合粒子の凝集を防止することができるため、複合粒子を高濃度で含むことができる。例えば、分散液の金属濃度を、分散液に対して、0.01〜40重量%、0.01〜20重量%、0.01〜15重量%、0.01〜10重量%等とすることができる。
また、本発明に係る分散液は有機高分子を含む必要がないため、製造コストを削減することができる。
更に、有機高分子を含む分散液を使用する場合、金属粒子を担体に吸着させ、焼成して固定化する際に、有機高分子に由来する炭素化合物が大量に発生する。発生した炭素化合物は炉内に付着して、炉体を痛める原因となる。一方、本発明に係る分散液を使用することにより、この問題を回避することができる。
本発明に係る分散液に含まれる第1の金属は、触媒金属として使用されるパラジウム及び/又は白金である。
本発明に係る分散液に含まれる第2の金属は、第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属であれば特に限定されない。例えば、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム等を挙げることができる。
第1の金属と第2の金属との組み合わせとしては、例えば、パラジウム/鉄、パラジウム/コバルト、パラジウム/ニッケル、パラジウム/ルテニウム、白金/鉄、白金/コバルト、白金/ニッケル、白金/ルテニウム、パラジウム+白金/鉄、パラジウム+白金/コバルト、パラジウム+白金/ニッケル、パラジウム+白金/ルテニウム等を挙げることができる。第1の金属と第2の金属との組み合わせは、これらのものに限定されるわけではなく、前記の具体的な第1の金属と第2の金属とを適宜組み合わせることができる。第1の金属及び第2の金属はそれぞれ、1種のみを使用してもよいし、2種以上を使用してもよい。
第2の金属として鉄を使用した場合、リッチ雰囲気下において水性ガスシフト反応が起こる。その際に生じる水素ガスを利用することで、NOx(窒素酸化物)を効率良く浄化することができる。なお、鉄の量が多いと、リーン雰囲気下において鉄が移動し、第1の金属(特にパラジウム)のシンタリングを助長する場合があるため、鉄はパラジウムと等量以下で使用することが好ましい。
第2の金属が高い酸素親和性を有している場合には、第1の金属(特にパラジウム)のメタル化を抑制し、高温の還元雰囲気下における第1の金属の蒸散を防ぎ、第1の金属のシンタリングを抑制することができる。高い酸素親和性を有する金属としては、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム等を挙げることができる。
分散液に含まれる分散媒は、親水性溶媒であることが好ましく、水であることが特に好ましい。
分散液に含まれる有機塩基は、分子量が30〜500であるものであれば特に限定されない。このような低分子量の有機塩基が使用されているため、複合粒子を高濃度で含むことができる。有機塩基の分子量は、好ましくは30〜400であり、より好ましくは30〜300である。
有機塩基は親水性であることが好ましい。より具体的には、25℃で水100gに0.1g以上溶解する有機塩基であることが好ましい。また、有機塩基の主鎖に含まれる炭素の数が20以下であることが好ましい。更に、有機塩基はその構造中にハロゲンと芳香環とを含まないことが好ましい。
具体的には、有機塩基として、環状アミン、アルキルアミン、水酸化テトラアルキルアンモニウム、アミノアルコール、シクロアルキルアミン等を挙げることができる。
より具体的には、有機塩基として、ジアザビシクロウンデセン(DBU)、ジアザビシクロノネン(DBN)、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAH)、水酸化テトラプロピルアンモニウム(TPAH)、水酸化テトラブチルアンモニウム(TBAH)、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、シクロヘキシルアミン等を挙げることができる。
好ましい有機塩基としては、DBU、DBN、プロピルアミン、TMAH、TEAH、TPAH、TBAH、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンを挙げることができる。
特に好ましい有機塩基として、TMAH、TEAH、TPAH、TBAH、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンを挙げることができる。
第1の金属及び第2の金属の合計モル数と有機塩基のモル数との比率は、特に限定されないが、例えば、1:1〜50、1:1〜30、1:1〜20等とすることができる。
分散液は有機塩基を0.02重量%以上含んでいることが好ましい。有機塩基の含有量は特に限定されないが、例えば、0.02〜50重量%、0.02〜40重量%、0.02〜30重量%等を挙げることができる。
第1の金属及び第2の金属の種類及び比率は、複合粒子の用途に応じて適宜決定することができる。特に限定するものではないが、第1の金属の重量と第2の金属の重量との比を、1:0.01〜20、1:0.01〜10、1:0.01〜5等とすることができる。
分散液に含まれる複合粒子は、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm−1の範囲内にピークを有する。なお、「550〜700cm−1の範囲内にピークを有する」とは、550〜700cm−1の範囲内にピークのトップが位置していることを意味する。このピークは、パラジウム又は白金の水酸化物の形態又は酸化物が水和した形態に対応するものである。
分散液は、例えば、1〜10nm、1〜6nm、1〜4nm等の粒子径の複合粒子を含むことができる。複合粒子の粒子径は動的光散乱法により決定することができる。
第1の金属及び第2の金属は分散液中において複合粒子として複合化されているため、担体に均一に担持することができる。また、分散液に含まれる複合粒子は合金化されていないが、第1の金属と第2の金属とが近接した状態で存在するため、複合粒子を担体に担持させた後、低温で容易に合金化することができる。
<排気ガス浄化用触媒>
本発明は排気ガス浄化用触媒にも関する。具体的には、本発明は、基材と、前記基材上に配置された触媒層とを含む排気ガス浄化用触媒に関する。ここで、触媒層は上記分散液に含まれる複合粒子の焼成物と、当該焼成物を担持した担体とを含んでいる。
従来の排気ガス浄化用触媒では、シリカ、チタン等の酸性度の高い担体を使用して、硫黄成分による触媒金属の被毒を防止する方法が採用されていた。しかしながら、本発明においては、第2の金属が、硫黄成分による第1の金属の被毒を抑制しているため、担体の種類は特に制限されない。担体として、例えば、アルミナ、チタニア、ジルコニア、シリカ、セリア、セリウム−ジルコニウム複合酸化物等を挙げることができる。
基材としては、例えば、排気ガス浄化用触媒において一般的に使用されているストレートフロー型又はウォールフロー型のモノリス基材等を挙げることができる。基材の材質も特に限定されず、例えば、セラミック、炭化ケイ素、金属等の基材を挙げることができる。
<複合粒子の分散液の製造方法>
本発明は、上記分散液を製造する方法にも関する。具体的には、本発明は、第1の金属及び第2の金属を含む酸性溶液と、分子量が30〜500である有機塩基とを混合して、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子を形成する形成工程を含む、複合粒子の分散液を製造する方法に関する。本発明に係る方法は、第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属であることを特徴とする。
本発明に係る方法では、有機塩基によって、酸性溶液に含まれる第1の金属及び第2の金属が中和沈殿する。これにより、第1の金属及び第2の金属が近接して複合化する。その後、金属複合体が再度分散することにより、複合粒子が形成される。本発明に係る方法によれば、還元反応を利用しないため、複合粒子の分散液を簡便に製造することができる。
従来の還元反応を利用した方法では、上述の通り、生成した金属粒子の凝集を防止するために有機高分子の分散剤が使用されていた。しかし、有機高分子の存在により、金属粒子を高濃度で含む分散液を製造することは困難であった。一方、本発明に係る方法では、有機高分子を使用することなく複合粒子の凝集を防止することができる。そのため、複合粒子を高濃度で含む分散液を製造することができる。例えば、分散液の金属濃度が、分散液に対して、0.01〜40重量%、0.01〜20重量%、0.01〜15重量%、0.01〜10重量%等である分散液を製造することができる。また、有機高分子を使用しないため、製造コストを削減することができる。
なお、有機高分子としては、例えば、分子量が10,000以上、5,000以上、2,500以上、1,000以上、750以上等の有機分子を挙げることができる。
本発明に係る方法において使用する第1の金属は、触媒金属として使用されるパラジウム及び/又は白金である。
本発明に係る方法において使用する第2の金属は、第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属であれば特に限定されない。例えば、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム等を挙げることができる。
第1の金属と第2の金属との組み合わせとしては、例えば、パラジウム/鉄、パラジウム/コバルト、パラジウム/ニッケル、パラジウム/ルテニウム、白金/鉄、白金/コバルト、白金/ニッケル、白金/ルテニウム、パラジウム+白金/鉄、パラジウム+白金/コバルト、パラジウム+白金/ニッケル、パラジウム+白金/ルテニウム等を挙げることができる。第1の金属と第2の金属との組み合わせは、これらのものに限定されるわけではなく、前記の具体的な第1の金属と第2の金属とを適宜組み合わせることができる。第1の金属及び第2の金属はそれぞれ、1種のみを使用してもよいし、2種以上を使用してもよい。
第2の金属として鉄を使用した場合、リッチ雰囲気下において水性ガスシフト反応が起こる。その際に生じる水素ガスを利用することで、NOx(窒素酸化物)を効率良く浄化することができる。なお、鉄の量が多いと、リーン雰囲気下において鉄が移動し、第1の金属(特にパラジウム)のシンタリングを助長する場合があるため、鉄はパラジウムと等量以下で使用することが好ましい。
第2の金属が高い酸素親和性を有している場合には、第1の金属(特にパラジウム)のメタル化を抑制し、高温の還元雰囲気下における第1の金属の蒸散を防ぎ、第1の金属のシンタリングを抑制することができる。高い酸素親和性を有する金属としては、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム等を挙げることができる。
本発明に係る方法では、第1の金属及び第2の金属を含む酸性溶液と有機塩基とを混合することによる中和反応を用いて、複合粒子を形成している。そのため、有機塩基と混合する前に、酸を使用して溶液を酸性にする。この目的に使用する酸としては、無機酸、有機酸等を挙げることができ、具体的には、無機酸として硝酸、塩酸、硫酸等を挙げることができ、有機酸として酢酸、ギ酸、クエン酸、シュウ酸、マレイン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、マロン酸、コハク酸等を挙げることができる。
酸性溶液を構成する溶媒は、親水性溶媒であることが好ましく、水であることが特に好ましい。
酸性溶液に含まれる第1の金属及び第2の金属は溶媒に溶解していることが好ましい。溶媒が親水性溶媒である場合、酸性溶液に含まれる金属はイオン、錯体、又は塩の状態で存在していることが好ましい。金属の塩としては、当該塩が親水性溶媒に溶解できるものであれば特に限定されない。例えば、金属の硝酸塩、硫酸塩、塩酸塩等を挙げることができる。
本発明に係る方法において使用する有機塩基は、分子量が30〜500であるものであれば特に限定されない。このような低分子量の有機塩基を使用することにより、複合粒子を高濃度で含む分散液を製造することができる。有機塩基の分子量は、好ましくは30〜400であり、より好ましくは30〜300である。
また、有機塩基は親水性であることが好ましい。より具体的には、25℃で水100gに0.1g以上溶解する有機塩基であることが好ましい。また、有機塩基の主鎖に含まれる炭素の数が20以下であることが好ましい。親水性の有機塩基を使用することにより、好ましく使用される親水性溶媒中で第1の金属及び第2の金属を均一に中和沈殿させ、複合化することができる。
更に、有機塩基はその構造中にハロゲンと芳香環とを含まないことが好ましい。ハロゲンが含まれていると、複合粒子の機能に悪影響を与える可能性がある。また、芳香環が含まれていると、複合粒子を担体に担持して焼成する際にニトロ化合物等の好ましくない物質が発生する可能性がある。
具体的には、有機塩基として、環状アミン、アルキルアミン、水酸化テトラアルキルアンモニウム、アミノアルコール、シクロアルキルアミン等を挙げることができる。
より具体的には、有機塩基として、ジアザビシクロウンデセン(DBU)、ジアザビシクロノネン(DBN)、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAH)、水酸化テトラプロピルアンモニウム(TPAH)、水酸化テトラブチルアンモニウム(TBAH)、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、シクロヘキシルアミン等を挙げることができる。
有機塩基として、DBU、DBN、プロピルアミン、TMAH、TEAH、TPAH、TBAH、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンを使用することが好ましい。これらの有機塩基は25〜100℃の沸点を有するため、常温で揮発することなく使用することができる。
有機塩基として、TMAH、TEAH、TPAH、TBAH、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンを使用することが特に好ましい。これらの有機塩基は100℃以上の沸点を有するため、第1の金属及び第2の金属の中和沈殿物を分散させる際に加熱しても揮発しない。そのため、複合粒子を安定的に形成することができる。
本発明に係る方法の形成工程では、中和沈殿により金属複合体が形成され、その後、金属複合体が分散することにより複合粒子が形成される。形成工程における反応温度は特に限定されないが、常温で行うことが好ましい。
酸性溶液に含まれる第1の金属及び第2の金属の合計モル数と有機塩基のモル数との比率は、特に限定されないが、例えば、1:1〜50、1:1〜30、1:1〜20等とすることができる。形成工程において有機塩基を添加された酸性溶液のpHは中性又は塩基性に変化していてもよいし、酸性のままであってもよい。
第1の金属及び第2の金属の種類及び比率は、複合粒子の用途に応じて適宜決定することができる。特に限定するものではないが、第1の金属の重量と第2の金属の重量との比を、1:0.01〜20、1:0.01〜10、1:0.01〜5等とすることができる。
第1の金属及び第2の金属をより効率的に複合化させる観点から、有機塩基を、分散液に対して、0.02重量%以上使用することが好ましい。有機塩基の使用量は特に限定されないが、例えば、0.02〜50重量%、0.02〜40重量%、0.02〜30重量%等を挙げることができる。
本発明に係る方法に従って形成した複合粒子は、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm−1の範囲内にピークを有する。なお、「550〜700cm−1の範囲内にピークを有する」とは、550〜700cm−1の範囲内にピークのトップが位置していることを意味する。このピークは、パラジウム又は白金の水酸化物の形態又は酸化物が水和した形態に対応するものである。
本発明に係る方法によれば、例えば、1〜10nm、1〜5nm、1〜3.5nm等の粒子径の複合粒子を形成することができる。複合粒子の粒子径は動的光散乱法により決定することができる。
有機塩基は、中和剤としての機能に加えて、分散剤としての機能も有する。そのため、有機塩基の種類を変更することによって、複合粒子の粒子径を適宜調節することができる。
複合粒子の粒子径は、金属塩の種類を変更することによっても調節することができる。有機塩基を用いて中和していく際に、金属塩は水酸化物又は酸化物の水和物を形成するが、その形成過程は金属塩の種類によって異なる。例えば、硝酸塩及び塩酸塩を比較すると、塩化物イオンは硝酸イオンよりも金属への配位力が強く、脱離しにくいため、水酸化物又は酸化物の水和物が形成及び成長しにくくなる。その結果、金属の塩酸塩を使用すると、金属の硝酸塩を使用した場合と比較して、複合粒子の粒子径が小さくなる傾向にある。
以下、実施例及び比較例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
<分散液の調製>
[実施例1]
25gの硝酸パラジウム溶液(Pd濃度:20重量%、Pd量:5g、株式会社キャタラー製)をビーカーに投入した。更に、25gの硝酸コバルト・6水和物(ナカライテスク株式会社製)を溶解した溶液をビーカーに投入し、溶液を酸性に保つためにクエン酸を1g添加した。
その後、貴金属を含有する硝酸溶液を、100rpm以上の撹拌速度で1時間以上撹拌した。次に、pHが10.0以上になるまで、15重量%のTMAH溶液(和光純薬工業株式会社製)を投入し、複合粒子の分散液を得た。分散液の金属濃度が0.01重量%になるように純水で調整した。
[実施例2]
実施例1におけるTMAHの代わりにDBU(和光純薬工業株式会社製)を使用し、金属濃度を1重量%に変更したこと以外は、実施例1と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例3]
実施例1における硝酸コバルト・6水和物を3.535gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)に変更し、TMAHをDBU(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を12重量%に変更したこと以外は、実施例1と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例4]
実施例1における硝酸コバルト・6水和物を7.07gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)に変更し、金属濃度を5重量%に変更したこと以外は、実施例1と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例5]
実施例1における硝酸コバルト・6水和物を1.77gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)に変更し、TMAHをモノエタノールアミン(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を11重量%に変更したこと以外は、実施例1と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例6]
実施例5におけるモノエタノールアミンをジメチルアミン(ナカライテスク株式会社製)に変更し、金属濃度を6重量%に変更したこと以外は、実施例5と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例7]
実施例2における硝酸コバルト・6水和物を123.8gの硝酸ニッケル(II)・6水和物(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を15重量%に変更したこと以外は、実施例2と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例8]
実施例7における硝酸ニッケル(II)・6水和物の量を12.8gに変更し、DBUをTMAHに変更し、金属濃度を3重量%に変更したこと以外は、実施例7と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例9]
実施例8における硝酸ニッケル(II)・6水和物を1.03gの塩化ルテニウム(III)・n水和物(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を6重量%に変更したこと以外は、実施例8と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例10]
実施例9における塩化ルテニウム(III)・n水和物の量を5.15gに変更し、TMAHをモノエタノールアミン(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を5重量%に変更したこと以外は、実施例9と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例11]
実施例10における塩化ルテニウム(III)・n水和物の量を10.30gに変更し、モノエタノールアミンをジメチルアミン(東京化成工業株式会社)に変更し、金属濃度を6重量%に変更したこと以外は、実施例10と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例12]
7.93gのジニトロジアンミン白金(Pt量:5.0g)を5.0gの硝酸(60重量%、ナカライテスク株式会社製)に投入し、80℃以上で加熱溶解した。この溶液に10.85gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)を投入した。2種の金属を含有する硝酸溶液を、100rpm以上の撹拌速度で1時間以上撹拌した。次に、pHが10.0以上になるまで、15重量%のTMAH溶液(和光純薬工業株式会社製)を投入し複合粒子の分散液を得た。分散液の金属濃度が9重量%になるように純水で調整した。
[実施例13]
実施例4におけるTMAHをTBAH(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を5重量%に変更したこと以外は、実施例4と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例14]
実施例10におけるモノエタノールアミンをTPAH(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を3重量%に変更したこと以外は、実施例10と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例15]
実施例13におけるTBAHをDBN(和光純薬工業株式会社製)に変更し、金属濃度を2重量%に変更したこと以外は、実施例13と同様に複合粒子の分散液を得た。
[実施例16]
実施例3における硝酸パラジウムを塩化パラジウム(田中貴金属工業株式会社製)に変更したこと以外は、実施例3と同様に複合粒子の分散液を得た。
[比較例1]
硝酸パラジウム溶液(株式会社キャタラー製)を使用した。本比較例では、第2の金属は使用しなかった。
[比較例2]
50gの硝酸パラジウム溶液(Pd濃度:10重量%、Pd量:5g、株式会社キャタラー製)と、7.07gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)を溶解した溶液とを混合した。本比較例では、2種の金属の中和沈殿は行われていない。
[比較例3]
50gの硝酸パラジウム溶液(Pd濃度:10重量%、Pd量:5g、株式会社キャタラー製)と、5.49gの硝酸コバルト・6水和物(ナカライテスク株式会社製)を溶解した溶液とを混合した。本比較例では、2種の金属の中和沈殿は行われていない。
[比較例4]
50gの硝酸パラジウム溶液(Pd濃度:10重量%、Pd量:5g、株式会社キャタラー製)をビーカーに投入した。更に、5.49gの硝酸コバルト(III)・6水和物(ナカライテスク株式会社製)を溶解した溶液をビーカーに投入した。2種の金属を含有する硝酸溶液を、100rpm以上の撹拌速度で1時間以上撹拌した。次に、pHが10.0以上になるまで、28重量%のNH溶液(ナカライテスク株式会社製)を投入した。本比較例では、NHがパラジウムに安定して配位してしまい、パラジウムとコバルトとの複合粒子は形成されなかった。
[比較例5]
比較例4における硝酸コバルト・6水和物の代わりに5gの硝酸鉄(III)・9水和物(ナカライテスク株式会社製)を使用したこと以外は、比較例4と同様の操作を行った。
[比較例6]
実施例1における25gの硝酸コバルト・6水和物溶液を5gの塩化金酸溶液(Au濃度:10重量%、田中貴金属社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に複合粒子の分散液を得た。なお、金(Au)の標準電位はパラジウム(Pd)よりも高い。
実施例及び比較例の内容を表1に示す。
Figure 0006359679
<各種試験>
(1)分散液中の粒子径
金属濃度を0.1重量%に調節した分散液を、ゼータサイザーS(マルバーン社製)を用いた動的光散乱法により測定し、粒子径を測定した。
(2)分散液中の複合化
パラジウム又は白金を0.3g含む量の分散液とアルミナ担体(9.7g)とを混合してスラリーを形成し、これを30分間攪拌した。その後、スラリーを100℃で一晩乾燥し、乳鉢で粉砕した後、500℃で3時間焼成した。焼成物をエタノール中で超音波分散した後、その一部をマイクログリット上に滴下し乾燥したものを透過電子顕微鏡(TEM、日本電子株式会社製JEM−2100F)にて観察し、担体上の同一粒子内に第1の金属及び第2の金属が存在しているかを確認した。
実施例3に関するADF−STEM像を図1に記載し、EDS元素分析を図2に記載する。図1に観察される粒子を5点EDS元素分析したものが図2である。図1及び2より、初期状態から同一粒子中にパラジウム及び鉄が共存することが確認された。このことから、分散液で複合化粒子を形成し、粒子形態を維持したまま担持されたと考えられる。
(3)硫黄添加後のNOx(窒素酸化物)浄化率
上記(2)の試験で得られた焼成粉末100g、セリウム−ジルコニウムの酸化物100g、炭酸バリウム15g、及びアルミナゾル(固形分20重量%)50gを、純水200g中に分散・混合し、磁性ボールミルに投入し、混合粉砕してスラリー液を得た。得られたスラリー液を、テストピース(35.3cc)にコーティングし、500℃で3時間焼成した。得られた触媒について、ガス流通炉において1000℃で5時間耐久試験を行った(N:450cc/分、CO:50cc/分、O:25cc/分)。
耐久試験後のサンプルの浄化性能をモデルガス評価装置(ベスト測器製)で評価した。評価法としては、表2に示すガス組成において500℃の温度下で還元雰囲気を30秒、酸化雰囲気を30秒を繰り返し切り替え、15回目のNOx浄化率を比較した。
[NOx浄化率]=100×[15回目のNOx排出量]/[表2記載の導入NOx量]
Figure 0006359679
リーン雰囲気:O2を0.72%添加
リッチ雰囲気:COを0.61%添加
(4)耐久試験後の粒子径
上記(2)の試験で得られた焼成粉末について、ガス流通炉において1000℃で5時間耐久試験を行った(N:450cc/分、CO:50cc/分、O:25cc/分)。耐久試験後のサンプルをCOパルス吸着装置(ヘンミ計算尺株式会社製)で測定した。
各種試験の結果を表3に示す。
Figure 0006359679
本明細書中で引用した全ての刊行物、特許および特許出願をそのまま参考として本明細書中にとり入れるものとする。

Claims (9)

  1. 基材と、前記基材上に配置された触媒層とを含み、前記触媒層が、
    分散媒と、分子量が30〜500である有機塩基と、前記分散媒に分散されている、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子とを含む分散液であって、
    第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、
    第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属であり、 前記複合粒子が、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm −1 の範囲内にピークを有する、前記分散液に含まれる複合粒子の焼成物と、当該焼成物を担持した担体とを含む、排気ガス浄化用触媒。
  2. 複合粒子の粒子径が1〜10nmである、請求項1に記載の排気ガス浄化用触媒。
  3. 有機塩基が、ジアザビシクロウンデセン、ジアザビシクロノネン、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の排気ガス浄化用触媒。
  4. 第2の金属が鉄、コバルト、ニッケル及びルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の排気ガス浄化用触媒。
  5. 第1の金属及び第2の金属を含む酸性溶液に対して、分子量が30〜500である有機塩基を、pHが10以上になるまで混合して、第1の金属及び第2の金属を含む複合粒子を形成する形成工程を含む、複合粒子の分散液を製造する方法であって、
    第1の金属がパラジウム及び/又は白金であり、
    第2の金属が第1の金属の標準電極電位よりも低い標準電極電位を有する金属である、前記方法。
  6. 複合粒子の粒子径が1〜10nmである、請求項に記載の方法。
  7. 有機塩基が、ジアザビシクロウンデセン、ジアザビシクロノネン、プロピルアミン、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、モノエタノールアミン、N,N−ジメチル−2−アミノエタノール、3−アミノ−1−プロパノール、及びシクロヘキシルアミンからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項又はに記載の方法。
  8. 第2の金属が鉄、コバルト、ニッケル及びルテニウムからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  9. 複合粒子が、ラマン分光法により得られるスペクトルにおいて550〜700cm−1の範囲内にピークを有する、請求項のいずれか一項に記載の方法。
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