JP6372804B2 - 生体情報計測装置およびそのプログラム - Google Patents
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Description
〔1〕本発明に従う生体情報計測装置の一形態は、自律神経機能を計測する携帯可能な生体情報計測装置であって、生体の運動に関する情報である運動情報に基づいて生体の活動状態を計測する生体状態計測部と、脈波に関する情報である脈波情報、および、生体状態計測部により計測された生体の活動状態である活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する神経状態計測部とを備える。
関連付けて記憶される活動状態計測情報および神経指標値が例えば外部の装置に出力される場合、活動状態計測情報と神経指標値との関係を解析装置により詳細に解析できる。そして、解析の結果が例えば神経状態計測部に反映されることにより、自律神経機能の活動状態に関するより正確な測定結果が得られやすくなる。
この生体情報計測装置によれば、同じ種類の生体の活動状態における自律神経機能の変化が確認できる。一般に、生体の活動状態の種類が同じであれば自律神経機能の活動状態はおおよそ類似すると考えられる。このため、同じ種類の生体の活動状態における自律神経機能の活動状態に有意な違いが確認できる場合、例えば生体が健康な状態を維持できていない可能性がある。このため、上記生体情報計測装置は自律神経機能の活動状態の比較結果を生体に関する多様な判定に応用できる。
この生体情報計測装置によれば、同じ種類の生体の活動状態における自律神経機能の変化が確認できる。一般に、生体の活動状態の種類が異なる場合、それぞれの活動状態における自律神経機能は異なる活動状態を示すと考えられる。このため、異なる種類の生体の活動状態における自律神経機能の活動状態の比較結果は、それぞれの生体の活動状態に対する自律神経機能の反応度合の相対的な関係を反映することがある。このため、上記生体情報計測装置はその比較結果を生体に関する多様な判定に応用できる。
生体の活動状態が安定期である場合、生体の活動状態が脈波に及ぼす影響が小さい、または、生体の活動状態は脈波に実質的に影響を及ぼさない。このため、上記生体情報計測装置によれば、自律神経機能の活動状態に関するより正確な測定結果が得られやすい。
生体の活動状態が過渡期である場合、生体の活動状態が脈波に及ぼす影響が大きい。このため、上記生体情報計測装置は、生体の活動状態の変化が自律神経機能の活動状態に及ぼす影響を計測し、計測結果を生体の活動状態に対する自律神経機能の反応速度等に関する多様な判定に応用できる。
この生体情報計測装置によれば、覚醒状態における生体の活動状態の変化にともなう自律神経機能の活動状態の変化を計測できる。このため、上記生体情報計測装置は例えば日常生活における自律神経機能の活動状態の変化を生体に関する多様な判定に応用できる。
この生体情報計測装置によれば、睡眠ステージ毎に自律神経機能の活動状態を計測できる。このため、上記生体情報計測装置は、計測結果を生体に関する多様な判定に応用できる。
上記〔13〕または〔14〕のプログラムが携帯型の生体情報計測装置に記憶されることにより、上記〔1〕または〔2〕の生体情報計測装置と同様または類似の構成を備える生体情報計測装置が得られる。このため、その生体情報計測装置により得られる効果と同様または類似の効果が得られる。
生体情報計測装置1の構成について説明する。
図1に示されるように、生体情報計測装置1は、生体情報を計測する部品を格納する本体10と、本体10の両側に取り付けられた一対の装着部13とを備える。装着部13の一例は、ベルトである。本体10の正面10Aには、生体情報等を表示する表示部11が設けられている。表示部11の一例は、液晶ディスプレイである。本体10の側面10Cには、操作ボタンとなる入力部12が設けられている。本体10の内部には、3軸加速度センサー20が設けられている。
図4を参照して、生体情報計測装置1の制御構成について説明する。生体情報計測装置1は、生体の運動に関する情報である運動情報を計測する3軸加速度センサー20、脈波に関する情報である脈波情報を検出する脈波検出部21、自律神経機能の計測を行う生体情報計測部30、および、表示部11を備えている。生体情報計測部30は、生体の状態を計測する生体状態計測部32、自律神経バランスおよび自律神経活動度を演算する演算部33、演算結果を記憶する記憶部34、および、自律神経機能を計測する神経状態計測部36を備えている。
そして、演算部33は、Shannonの平均情報量の式である[2]式によりエントロピーEを演算する。
さらに、心拍間隔PPの測定数をM個とし、演算部33は、以下の[3]式によりトーンTを生体の活動状態毎に演算する。
(1)生体情報計測部30は、自律神経機能の活動状態を反映する脈波情報と、脈波情報に影響を及ぼしている可能性がある生体の活動状態とに基づいて、自律神経機能の活動状態を計測する。このため、生体の活動状態が自律神経機能の活動状態に及ぼす影響が除かれた、または、低減された自律神経機能の活動状態が計測される。このため、日常生活における自律神経機能の活動状態に関する正確な測定結果が得られやすい。
図9を参照して、実施の形態2の生体情報計測装置1の構成について説明する。実施の形態2の生体情報計測装置1は、実施の形態1と比較して、外部機器の一例としての携帯情報端末40と通信する構成である点と、脳波および気圧を考慮する点とが異なる。
本体10は、3軸加速度センサー20、脈波検出部21、脳波センサー24、気圧センサー25、および、本体10と携帯情報端末40とにまたがる生体情報計測部30の一部である生体情報計測部本体30Aを備える。携帯情報端末40は、生体情報計測部30の一部である生体情報計測部端末30B、および、表示部11を備える。
(9)神経状態計測部36は、異なる種類に分類される複数の生体の活動状態のそれぞれについて自律神経機能の活動状態を計測する。このため、異なる種類の生体の活動状態に対する自律神経機能の反応度合の相対的な関係を確認でき、生体に関する多様な判定に応用できる。
上記各実施の形態に関する説明は本発明に従う生体情報計測装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う生体情報計測装置は実施の形態以外に例えば以下に示される上記各実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・3軸加速度センサー20は角速度センサーでもよい。角速度センサーが出力する各軸の角速度を合成した合成角速度を、3軸加速度センサー20が各軸の出力する加速度を合成した合成加速度の代わりに使用してもよい。
・神経指標値として、交感神経指標と副交感神経指標を使用してもよい。この交感神経指標は、周波数解析法のLF/HFにより演算することができる。
・本体10は装着部13を備えていなくてもよい。例えば、生体の衣服のポケットに本体10を収容することにより生体が本体10を携帯することができる。また、手で本体10を手首に固定することにより本体10を装着できる。
・睡眠状態時の生体の活動状態は、カウント数によりさらに細かく分けてもよい。
・ステップS5Fでは、Cole式に代えて睡眠の判定を行う式であるAW2式を用いてもよい。
・ステップS105Dにて、睡眠でないと判定した場合には、ステップS105Jに進まずにステップS103に戻り、ステップS105Dをさらに繰り返してもよい。
・実施の形態2の神経状態計測部36は、生体情報計測部本体30Aに設けてもよい。
・実施の形態2の睡眠状態時の自律神経の判定では、自律神経バランスや交感神経活動、副交感神経活動など他の自律神経指標を用いてもよい。
・ステップS105A〜S105Cは、ステップS104での合成加速度の演算の前に実施してもよい。
21 :脈波検出部
32 :生体状態計測部
32A:第1の判定部
32B:第2の判定部
33 :演算部
34 :記憶部
36 :神経状態計測部
Claims (12)
- 自律神経機能を計測する携帯可能な生体情報計測装置であって、
生体の運動に関する情報である運動情報に基づいて生体の活動状態を計測する生体状態計測部と、
脈波に関する情報である脈波情報、および、前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態である活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する神経状態計測部とを備え、
前記神経状態計測部は同じ種類に分類される複数の前記生体の活動状態のそれぞれについて自律神経機能の活動状態を計測する
生体情報計測装置。 - 自律神経機能を計測する携帯可能な生体情報計測装置であって、
生体の運動に関する情報である運動情報に基づいて生体の活動状態を計測する生体状態計測部と、
脈波に関する情報である脈波情報、および、前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態である活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する神経状態計測部とを備え、
前記神経状態計測部は異なる種類に分類される複数の前記生体の活動状態のそれぞれについて自律神経機能の活動状態を計測する
生体情報計測装置。 - 自律神経機能を計測する携帯可能な生体情報計測装置であって、
生体の運動に関する情報である運動情報に基づいて生体の活動状態を計測する生体状態計測部と、
脈波に関する情報である脈波情報、および、前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態である活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する神経状態計測部とを備え、
前記神経状態計測部は前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態が睡眠状態である場合に前記自律神経機能の活動状態を計測し、
前記生体状態計測部は前記睡眠状態を複数の睡眠ステージに区分する
生体情報計測装置。 - 自律神経機能を計測する携帯可能な生体情報計測装置であって、
生体の運動に関する情報である運動情報に基づいて生体の活動状態を計測する生体状態計測部と、
脈波に関する情報である脈波情報、および、前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態である活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する神経状態計測部とを備え、
前記神経状態計測部は前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態が睡眠状態である場合に前記自律神経機能の活動状態を計測し、
前記生体状態計測部は、前記生体の活動状態が睡眠状態であるか否かを第1の判定方法により判定する第1の判定部、および、前記第1の判定部により前記生体の活動状態が睡眠状態であると判定された場合に前記生体の活動状態が睡眠状態であるか否かを第2の判定方法により判定し、肯定結果が得られた場合に前記生体の活動状態が睡眠状態であると決定する第2の判定部を備える
生体情報計測装置。 - 自律神経機能の活動状態を示す指標である神経指標値を前記脈波情報に基づいて演算する演算部をさらに備え、
前記神経状態計測部は、前記演算部により演算された前記神経指標値、および、前記活動状態計測情報に基づいて自律神経機能の活動状態を計測する
請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。 - 前記活動状態計測情報と前記神経指標値とを関連付けて記憶する記憶部をさらに備える
請求項5に記載の生体情報計測装置。 - 前記神経状態計測部は前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態が安定期である場合に前記自律神経機能の活動状態を計測する
請求項1〜6のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。 - 前記神経状態計測部は前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態が過渡期である場合に前記自律神経機能の活動状態を計測する
請求項1〜7のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。 - 前記神経状態計測部は前記生体状態計測部により計測された前記生体の活動状態が覚醒状態である場合に前記自律神経機能の活動状態を計測する
請求項1〜8のいずれか一項に記載の生体情報計測装置。 - 前記生体状態計測部は生体の姿勢および生体の活動量の少なくとも一方に関する情報を含む生体状態情報に基づいて前記生体の活動状態を計測する
請求項9に記載の生体情報計測装置。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載の生体情報計測装置を動作させるためのプログラムであって、
前記脈波情報および前記活動状態計測情報を前記生体情報計測装置に取得させる第1ステップと、
前記脈波情報および前記活動状態計測情報に基づく自律神経機能の活動状態の計測を前記神経状態計測部に実行させる第2ステップとを含む
生体情報計測装置のプログラム。 - 前記第1ステップと前記第2ステップとの間で前記脈波情報に基づく前記神経指標値の演算を前記演算部に実行させる第3ステップをさらに含み、
前記第2ステップでは、前記神経指標値および前記活動状態計測情報に基づく自律神経機能の活動状態の計測を前記神経状態計測部に実行させる
請求項2または少なくとも請求項2を引用する請求項5〜10のいずれか一項に記載の生体情報計測装置を動作させる請求項11に記載の生体情報計測装置のプログラム。
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