JP6378633B2 - 伝送パス管理制御システム、伝送パス管理制御方法および制御プログラム - Google Patents
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Description
図11に示すように、管理制御システム1は、複数の伝送装置111〜115と、伝送装置111〜115を管理する管理装置(EMS)10とを備える。伝送装置111〜115は、通信用ネットワーク12で結ばれる。管理装置10と各伝送装置111〜115間の接続については、特に大規模な公衆電気通信網においては、通信用ネットワーク12とは別のデータ通信ネットワーク(以下、DCN:Data Communication Networkという)13を用いることが一般的である。以下の説明において、伝送装置111〜115を総称する場合は、伝送装置11と呼ぶ。伝送装置11の台数は任意(ただし2以上)である。
管理装置10は、DCN13を介して各伝送装置111〜115と接続し、伝送装置111〜115を管理する。
通信パス14は、例えば、MPLS(Multi Protocol Label Switching)を用いる場合はLSP(Label Switch Path)が相当する。
管理装置10と各伝送装置111〜115の接続構成は、アウトバンドでの接続構成と、伝送装置111〜115同士が接続される主信号ネットワークを使用したインバンドでの接続構成が挙げられる。これらの併用により、アウトバンド通信が疎通不可となっても、インバンド通信で他の伝送装置にアラームを転送して管理装置10に通知できる。
図12は、特許文献1に記載の警報状態管理装置の優先制御を、図11に適用して説明する図である。
図12の符号aに示すように、伝送装置113は、故障、輻輳に関わらず、予め高い優先度のアラーム15に絞って管理装置10に転送する。また、図12の符号bに示すように、伝送装置113は、故障、輻輳に関わらず、予め高い優先度のアラーム15に絞って隣接の伝送装置114に転送する。
特許文献1に記載の技術を、上記インバンド通信を用いた通信パスの輻輳制御に適用することにより、重要なアラームを優先的に通知させることができ、重要なアラームを救済できる可能性が高まる。
として機能させるための制御プログラムとした。
また、自伝送装置が管理装置へのアラームを通知できない場合、他の伝送装置へアラーム通知の要求を移すことができ、自伝送装置のアラーム通知に影響させずに隣接伝送装置のアラーム通知を救済することができる。
また、故障原因となる伝送装置に近い伝送装置のアラームの優先度が上げられるので、重要度が高い故障アラームを通知できる可能性を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る伝送パス管理制御システムを示す構成図である。図11と同一構成部分には同一符号を付している。本実施形態は、電気通信ネットワーク上に複数の伝送装置とこれらを管理する管理装置が配備される伝送パス管理制御システムに適用する例である。
図1に示すように、伝送パス管理制御システム100は、複数の伝送装置1201〜1205と、伝送装置1201〜1205を管理する管理装置(EMS)110とを備える。伝送装置1201〜1205は、通信用ネットワーク12で結ばれる。管理装置110と伝送装置1201〜1205間は、DCN13(管理用ネットワークの一例)を介して接続される。以下の説明において、伝送装置1201〜1205を総称する場合は、伝送装置120と呼ぶ。伝送装置120の台数は任意(ただし2以上)である。
管理装置110は、伝送装置120がアラームを生起する際のアラームの優先度を判断する判断情報(ロジック)を各伝送装置1201〜1205に対して設定、変更する。管理装置110は、例えば、アラームの種別としてメジャーな故障情報、その回復情報の場合は優先度の高いCoS(Class of Service)値“7”、マイナーな故障情報、その回復情報の場合はCoS値“6”、装置システムリソース情報はCoS値“5”、増設などのプロビジョニング用トラヒック情報の場合はCoS値“4”を設定する。そして、管理装置110は、これらCoS値を設定したアラーム種別と優先度の対応に関するロジック(判断情報)を各伝送装置1201〜1205へ通知する。
さらに、管理装置110は、各伝送装置1201〜1205に対して、各伝送装置1201〜1205間の通信パスについて、通常の通信パス、非優先化インバンド通信パス、または優先化インバンド通信パスに設定、変更する。すなわち、管理装置110は、伝送装置120が、他の伝送装置へアラームを送出する際の通信パスを、アラームに付与されている優先度を変更しない通常の通信パス、優先度を低減させる非優先化通信インバンドパス、または、優先度を増加させる優先化インバンド通信パスのいずれかに設定する。なお、通常の通信パス、非優先化インバンド通信パス、または優先化インバンド通信パスを用いた手順の詳細については後記する。なお、優先度の高いアラームについては、その重要性を踏まえ、非優先化インバンド通信パスを用いる場合においてもアラームの優先度を低減しない方法も可能である。
各伝送装置1201〜1205は、管理装置110からアラームの優先度を判断する判断情報(例えば、CoS値を設定したアラーム種別と優先度)を受信し、該判断情報に従ってアラームに優先度を設定する。すなわち、伝送装置120は、アラームを生起すると、管理装置110からの指示に従ってアラームの種別に応じたCoS値をアラームに設定する。CoS値設定後、管理装置110にこのアラームを送信する。DCN13が故障等で利用できない場合は、隣接の伝送装置へ通信パスを用いてこのアラームを送出する。図1の例では、伝送装置1201がアラームを発出する場合は、隣接の伝送装置1202へ送出している。伝送装置1202の場合は、伝送装置1201と伝送装置1203とのように、予め決めてあるいずれかの隣接の伝送装置へ送出する。あるいは、複数の伝送装置(ここでは伝送装置1201と伝送装置1203)へ送出するものでもよい。この場合、管理装置110にて同じアラームを複数受信する可能性があり、一つを残し他は削除する。
また、各伝送装置1201〜1205は、隣接の伝送装置からアラームを受信する。アラームを受信した場合は、DCN13を介して管理装置110へアラームを送信する。DCN13が故障等で利用できない場合は、さらに隣接の伝送装置へ通信パスを用いて送出する。
CoS値の具体的な設定について説明する。MPLS(Multi-Protocol Label Switching)-Diffserv(Differentiated Services)の適用を想定した場合を例示する。
MPLSは、IPヘッダの内容を見ずにラベルのみを見てフォワーディングする。DiffServを実現するにはラベルでクラスを識別する必要があり、例えば、エッジルータがパケットのクラス分けを行い、そのクラスを識別する目印をIPヘッダに書き込む。
図2において、MPLS-Diffserは、L2ヘッダ、MPLS shim header、IPパケット(L3)、およびL2トレイラを有し、これらはレイヤ2フレームからなる。MPLS shim headerおよびIPパケット(L3)は、MPLSフレームを構成する。MPLS shim headerは、Label(Label Value:ラベル値)、Exp(Experimental bits:QoSクラスを示す)、S(Bottom of Stack:ラベルスタック時のボトムラベルを示す)、TTL(Time to Live:MPLSのTTLを示す)からなり、合計32bitである。
本実施形態では、図2に示すMPLS-Diffservを適用した優先制御を行う。管理装置および伝送装置側の優先度設定は、MPLSのExp領域を利用する。図2のMPLS shim headerの“Exp”の3bitを用いてCoS値を設定する。アラーム情報はIPパケットに含まれる。
図3は、管理装置110および伝送装置120の詳細構成を示すブロック図である。伝送装置1201〜1205は、同一構成であり、ここでは伝送装置1202を例に採る。伝送装置1202に隣接する前段の伝送装置120は伝送装置1201であり、後段の伝送装置120は伝送装置1203である。
まず、管理装置110の構成を説明する。
図3に示すように、管理装置110は、管理装置伝送装置間通信部111、アラーム選定部112、伝送装置間通信設定部113、アラーム受信部114、アラーム優先度指示部115、およびアラーム送信先設定部116を備える。
管理装置伝送装置間通信部111は、伝送装置1202との通信機能を担う。
アラーム選定部112は、アラーム受信部114からアラームを取得し、複数の同じアラームを検出した場合、所定の手順に従って一つのアラームのみを残して他を削除する。
アラーム受信部114は、管理装置伝送装置間通信部111の機能を用いて伝送装置1202からのアラームを受信する。
次に、伝送装置1202(120)の構成を説明する。
図3に示すように、伝送装置1202(120)は、管理装置伝送装置間通信部121、アラーム通知部122、アラーム通知判断部123、アラーム優先度変更部124、アラーム送信部125、伝送装置間通信部126、通常伝送装置間送信部261、非優先化伝送装置間送信部262、優先化伝送装置間送信部263、アラーム生起部127、優先度設定部128、アラーム優先度表現部129、アラーム受信部130、およびアラーム廃棄部131を備える。
アラーム通知部122は、管理装置110へ生起したアラームを送信可能とアラーム通知判断部123が判断した場合に、管理装置伝送装置間通信部121を介して管理装置110へアラームを通知する。
アラーム通知判断部123は、DCN13の故障、輻輳状態を判断して管理装置110へのアラーム通知の可否を判断し、不可の場合は、隣接の伝送装置1203へアラームを通知するものと判断する。
アラーム生起部127は、伝送装置1202が自らの事象(例えば、故障状態)を通知するためのアラームを生起する。
優先度設定部128は、管理装置110のアラーム優先度指示部115により指示された指示内容であるアラーム種別と優先度の対応を蓄積する。優先度設定部128は、アラームが生起したときに、管理装置110のアラーム優先度指示部115からの指示により蓄積されているアラーム種別と優先度の対応を参照し、生起したアラームに優先度を設定する。
アラーム優先度表現部129は、アラームの優先度をMPLS shim headerの“Exp”の3bitにより表し、これを優先度設定部128が参照できるようにする。
非優先化伝送装置間送信部262は、非優先化通信パスを用いて隣接の伝送装置120にアラームを転送する。また、非優先化伝送装置間送信部262は、非優先化通信パスを用いる。
優先化伝送装置間送信部263は、優先化通信パスを用いて隣接の伝送装置120にアラームを転送する。また、優先化伝送装置間送信部263は、優先化通信パスを用いる。
まず、伝送パス管理制御方法の概要について説明する。
伝送パス管理制御システム100(図1参照)は、インバンド通信の通信パスの輻輳時において通信パスにて転送される重要度の高いアラームから順に多くのアラームを救済するため、アラームに優先度を付与するものである。具体的には、伝送パス管理制御システム100は、管理装置110が、各伝送装置1201〜1205へ優先度を判断する判断情報を設定、変更する。また、伝送装置1201〜1205は、管理装置110から指示された判断情報に従って優先度をアラームに設定する。伝送装置1201〜1205は、アラームの重要度に応じて優先度を付与してアラームを送出する。
図4は、本実施形態の伝送パス管理制御システムのアラームへの優先度の設定と変更を説明する図である。図中、太実線矢印が該当手順のブロック部を表している(以下、各図について同様)。
図4の符号a1,a2に示すように、管理装置110と伝送装置1201間、および管理装置110と伝送装置1202間の通信経路に故障が発生した場合を例に採る。
図4の符号bに示すように、アラーム150への優先度は、アラーム150を生起した伝送装置1201が付与する。ここでは伝送装置1201に隣接する後段の伝送装置1202についてもDCN13の故障等により管理装置110にアラームを通知することができない場合を例示している。伝送装置1202は、アラーム150を通知することになるが、図4の符号cに示すように、伝送装置1202に隣接するさらに後段の伝送装置1203にアラーム150を送出するときには優先度の値を低下させる処理を行う。
このように、隣接関係の弱い伝送装置120からのアラーム150については優先度を小さく、隣接関係の強い伝送装置120からのアラーム150は優先度を高く設定することが可能となる。
ここで、本実施形態では、優先度としてCoS値を用いている。図4の場合、伝送装置1202からアラーム150を引き継ぐ後段の伝送装置1203は、CoS値を1だけ減算して送出する処理を行う。
優先度に従って通信パスにアラームを送出する方法については、非特許文献1、非特許文献2などの文献で説明されるとおり、待ち行列のスケジューリング等の各種の方法が提案されている。本実施形態では、これらの優先度の設定方法を採用することとし、特に言及はしない。
<伝送パス管理制御方法の手順>
図5は、本実施形態の伝送パス管理制御システムの伝送パス管理制御方法の手順を説明する図である。図5中の下方の四角形(□印)内の数値は、アラーム150の優先度(設定CoS値)を示す。また、(a22),(a31) ,(a32)等は、説明の便宜のために付した、CoS値を有するアラーム名である。
ここで、管理装置110は、伝送装置120が、他の伝送装置伝送装置へアラームを送出する際の通信パスを、アラームに付与されている優先度を変更しない通常の通信パス141(図3参照)、優先度を低減させる非優先化インバンド通信パス142、または、優先度を増加させる優先化インバンド通信パス143のいずれかに設定する。図5は、通常の通信パス141と非優先化インバンド通信パス142とを用いる例である。この例に限定されず、通常の通信パス141と優先化インバンド通信パス143とを用いてもよい。また、三つの通信パスの全部を用いてもよい。
「7」:アラーム種別がMajor and 装置故障アラーム/回復アラーム
「6」:アラーム種別がMinor and 装置故障アラーム/回復アラーム
「5」:装置システムリソース情報
「4」:プロビ用トラヒック情報
管理装置110は、通常の通信パス141を伝送装置1201と伝送装置1202の間、および、伝送装置1204と伝送装置1205の間に設定する。また、管理装置110は、非優先化インバンド通信パス142を伝送装置1202と伝送装置1203間、および、伝送装置1203と伝送装置1204の間に設定する。
管理装置110は、アラームの優先度を判断するロジックとして、メジャーな故障情報を通知するアラームについてはCoS値を“7”に設定して生起するよう各伝送装置1201〜1205に設定する。各伝送装置1201〜1205は、管理装置110により設定されたCoS値に従って、アラームに優先度を設定する。
まず、伝送装置1201では、CoS値“7”のアラーム(a22)が生起される。このとき、伝送装置1201と管理装置110との間のDCN13が故障で利用不可であるため(図5の符号a1参照)、隣接の伝送装置1202へ向けて設定されている通常のインバンド通信パス141を用いてCoS値“7”のままでアラーム(a31)を送出する。このアラーム(a22)と(a31)は同じである。
このアラーム(a42)を受信した伝送装置1204は、隣接の伝送装置1205へ向かってアラーム(s52)を送出する。ここで、伝送装置1204と伝送装置1205間のインバンド通信パスが輻輳(図5の符号c参照)であるので、伝送装置1204は、上述した優先処理を行う。
伝送装置1204では、アラーム(s53)を受信し、通常のインバンド通信パス141を用いて伝送装置1205へ送出する。上述したように、伝送装置1204と伝送装置1205間のインバンド通信パスが輻輳(図5の符号c参照)しているので、伝送装置1204は、上述した優先処理を行う。伝送装置1205へ向かって送出するアラーム(a54)は、CoS値が“6”で、上述した別のアラーム(a52)のCoS値“5”よりも優先度が高い。このため、伝送装置1204は、輻輳している伝送装置1204と伝送装置1205間のインバンド通信パスを優先的に利用して伝送装置1205へ送出する。伝送装置1205は、アラーム(a63)を受信し、管理装置110へこのアラーム(a63)と同じ優先度のアラーム(a64)を通知する(図5の符号b参照)。
<管理装置110と伝送装置1202における手順(その1)>
図6は、本実施形態の伝送パス管理制御システムの管理装置110と伝送装置1202における手順(その1)を示す図である。アラーム種別と優先度の対応を管理装置110から伝送装置1202に設定する手順を示す。
まず、管理装置110は、アラーム優先度指示部115が、管理装置伝送装置間通信部111介してアラーム種別と優先度の対応の情報を伝送装置1202に送信する。
伝送装置1202は、管理装置伝送装置間通信部121が、管理装置110から送信されたアラーム種別と優先度の対応の情報を受信し、優先度設定部128へ転送する。優先度設定部128は、このアラーム種別と優先度の対応の情報を蓄積する。
図7は、本実施形態の伝送パス管理制御システムの管理装置110と伝送装置1202における手順(その2)を示す図である。伝送装置1202がアラームを隣接の伝送装置に送信するとき、どの隣接の伝送装置にアラームを送信するかを管理装置110から伝送装置1202に設定する手順を示す。
まず、管理装置110は、アラーム送信先設定部116が、アラームを送信すべき隣接の伝送装置の情報を管理装置伝送装置間通信部111介して伝送装置1202に送信する。
伝送装置1202は、管理装置伝送装置間通信部121が、管理装置110から送信されたアラームを送信すべき隣接の伝送装置の情報を受信し、アラーム送信部125へ転送する。アラーム送信部125は、このアラームを送信すべき隣接の伝送装置の情報を蓄積する。
図8は、本実施形態の伝送パス管理制御システムの管理装置110と伝送装置1202における手順(その3)を示す図である。伝送装置1202がアラームを隣接の伝送装置に送信するときに、通常伝送装置間送信部261、非優先化伝送装置間送信部262、優先化伝送装置間送信部263のいずれを用いるかを設定する手順を示す。
まず、管理装置110は、伝送装置間通信設定部113が、通常伝送装置間送信部261、非優先化伝送装置間送信部262、優先化伝送装置間送信部263のいずれを選択すべきかの情報を管理装置伝送装置間通信部111介して伝送装置1202に送信する。
伝送装置1202は、管理装置伝送装置間通信部121が、管理装置110から送信された非優先化伝送装置間送信部262、優先化伝送装置間送信部263のいずれを選択すべきかの情報を受信し、アラーム優先度変更部124へ転送する。アラーム優先度変更部124は、このいずれを選択すべきかの情報を蓄積する。
図9は、本実施形態の伝送パス管理制御システムの管理装置110と伝送装置1202における手順(その4)を示す図である。伝送装置1202においてアラームが生起した場合の手順を示す。
まず、伝送装置1202のアラーム生起部127においてアラームが生起する。優先度設定部128は、蓄積したアラーム種別と優先度の対応を参照して生起したアラームの優先度を設定する。例えばMPLS shim headerによりアラームの優先度を表現する場合、アラーム優先度表現部129は、アラームの優先度をMPLS shim headerの“Exp”の3bitにより表す(図2参照)。優先度設定部128は、アラーム優先度表現部129によって表現されたアラームの優先度を参照可能である。
次に、アラーム通知判断部123は、DCN13を利用して管理装置110へアラームを通知することが可能か否かを確認する。アラーム通知判断部123は、故障や輻輳によりDCN13が一部利用不可である場合、隣接の伝送装置1203へアラームを送信するものと判断する。アラーム通知判断部123は、DCN13が利用可能であれば管理装置110へアラームを通知するものと判断する。
アラーム通知判断部123は、隣接の伝送装置1203へアラームを送信すると判断した場合、アラーム優先度変更部124が、管理装置110のアラーム優先度指示部115の指示で優先度設定部128に蓄積されている内容に従って、アラームに付与されている優先度を低減させるか、増加させるか、変更しないかを行う。例えば、優先度を低減する場合は、CoS値を1だけ低減する。
次いで、アラーム送信部125は、アラームの送信先となる伝送装置を決めて、アラームを伝送装置間通信部126に転送する。
伝送装置間通信部126は、例えば優先度を低減する場合、アラームの転送先となる伝送装置に向かう非優先化伝送装置間送信部262へアラームを転送する。伝送装置間通信部126は、非優先化伝送装置間送信部262による非優先化通信パスを利用して隣接の伝送装置へアラームを送出する。このとき、アラーム優先度表現部129が優先度処理を行い、アラーム廃棄部131が必要に応じてこのアラームを廃棄する。
アラーム通知判断部123は、DCN13が利用可能で管理装置110へアラームを通知すると判断した場合、アラーム通知部122が、管理装置伝送装置間通信部121を介して管理装置110へアラームを通知する。
管理装置110は、アラーム受信部114が、管理装置伝送装置間通信部111を介して伝送装置1202から送信されたアラームを受信する。アラーム受信部114は、このアラームをアラーム選定部112へ転送する。
アラーム選定部112は、複数経路にて複数の同一アラームが転送されて来る可能性への対応として、複数の同じアラームを検出し、一つのアラームのみを残して他を削除する。
まず、伝送装置1202は、アラーム受信部130が、伝送装置間通信部126を介して隣接する伝送装置120(ここでは伝送装置1201)からのアラームを受信する。
次に、アラーム通知判断部123は、伝送装置1201から受信したアラームを管理装置110に転送するか、他の伝送装置に転送するかを判断するかを判断する。以降の手順は、図9の手順(その4)と同様である。
また、伝送レイヤは単純に装置単体ではなく、パスの概念で周辺装置と接続されており、隣接装置のアラームも含めて優先して上位に通知すべきである。本実施形態では、アラーム種別に合せて優先度(CoS値)を設定するとともに、アラーム150を引き継ぐ後段の伝送装置の優先度を落とす(CoS値を1つ落とす)ことで、近い伝送装置が遠い伝送装置より優先される。自伝送装置のアラーム通知に影響させずに隣接伝送装置のアラーム通知を救済することができる。
このように、故障原因となる伝送装置に近い伝送装置のアラームの優先度が上げられるので、重要度が高い故障アラームを通知できる可能性を高めることができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
13 DCN(管理用ネットワークの一例)
100 伝送パス管理制御システム
110 管理装置(EMS)
111 管理装置伝送装置間通信部
112 アラーム選定部
113 伝送装置間通信設定部
114 アラーム受信部
115 アラーム優先度指示部
116 アラーム送信先設定部
120,1201〜1205 伝送装置
121 管理装置伝送装置間通信部
122 アラーム通知部
123 アラーム通知判断部
124 アラーム優先度変更部
125 アラーム送信部
126 伝送装置間通信部
127 アラーム生起部
128 優先度設定部
129 アラーム優先度表現部
130 アラーム受信部
131 アラーム廃棄部
140 通信パス
141 通常のインバンド通信パス
142 非優先化インバンド通信パス
143 非優先化インバンド通信パス
150 アラーム
261 通常伝送装置間送信部
262 非優先化伝送装置間送信部
263 優先化伝送装置間送信部
Claims (6)
- 通信用ネットワークで結ばれた複数の伝送装置と、管理用ネットワークを介して各前記伝送装置を管理する管理装置と、を備え、前記伝送装置は、前記管理用ネットワークを介して前記管理装置にアラームを通知するとともに、該アラームを通知できない場合、前記通信用ネットワーク上の通信パスを介して隣接の伝送装置に前記アラームを通知し、該隣接の伝送装置から前記管理用ネットワークを介して前記管理装置に該アラームを通知する伝送パス管理制御システムであって、
前記管理装置は、
前記伝送装置がアラームを生起する際のアラーム種別と優先度を判断するための判断情報を前記伝送装置に指示するアラーム優先度指示手段を備え、
前記伝送装置は、
自らの事象を通知するためのアラームを生起するアラーム生起手段と、
アラームが生起したときに、前記管理装置により指示された前記判断情報に基づいて、生起したアラームに優先度を設定する優先度設定手段と、を備え、
前記伝送装置は、
自己と隣接度合いの高い、または接続段数の小さい伝送装置からのアラームの優先度を高く設定し、当該アラームの優先度に従いアラーム通知を行うことを特徴とする伝送パス管理制御システム。 - 通信用ネットワークで結ばれた複数の伝送装置と、管理用ネットワークを介して各前記伝送装置を管理する管理装置と、を備え、前記伝送装置は、前記管理用ネットワークを介して前記管理装置にアラームを通知するとともに、該アラームを通知できない場合、前記通信用ネットワーク上の通信パスを介して隣接の伝送装置に前記アラームを通知し、該隣接の伝送装置から前記管理用ネットワークを介して前記管理装置に該アラームを通知する伝送パス管理制御システムであって、
前記管理装置は、
前記伝送装置がアラームを生起する際のアラーム種別と優先度を判断するための判断情報を前記伝送装置に指示するアラーム優先度指示手段を備え、
前記伝送装置は、
自らの事象を通知するためのアラームを生起するアラーム生起手段と、
アラームが生起したときに、前記管理装置により指示された前記判断情報に基づいて、生起したアラームに優先度を設定する優先度設定手段と、を備え、
前記伝送装置は、
自己が前記管理装置にアラームを通知することができず、隣接する伝送装置にさらに隣接する伝送装置にアラームを送出するときには優先度を低く設定し、当該アラームの優先度に従いアラーム通知を行うことを特徴とする伝送パス管理制御システム。 - 通信用ネットワークで結ばれた複数の伝送装置と、管理用ネットワークを介して各前記伝送装置を管理する管理装置と、を備え、前記伝送装置は、前記管理用ネットワークを介して前記管理装置にアラームを通知するとともに、該アラームを通知できない場合、前記通信用ネットワーク上の通信パスを介して隣接の伝送装置に前記アラームを通知し、該隣接の伝送装置から前記管理用ネットワークを介して前記管理装置に該アラームを通知する伝送パス管理制御システムであって、
前記管理装置は、
前記伝送装置がアラームを生起する際のアラーム種別と優先度を判断するための判断情報を前記伝送装置に指示するアラーム優先度指示手段を備え、
前記伝送装置は、
自らの事象を通知するためのアラームを生起するアラーム生起手段と、
アラームが生起したときに、前記管理装置により指示された前記判断情報に基づいて、生起したアラームに優先度を設定する優先度設定手段と、を備え、
前記伝送装置は、
他の伝送装置へアラームを送出する際の前記通信パスとして、
アラームに付与されている優先度を変更しない通常の通信パス、
前記優先度を低減させる非優先化通信パス、または、
前記優先度を増加させる優先化通信パスのいずれかを用いてアラームを転送する送信手段を備え、
前記管理装置により指示された前記判断情報に従って、三種類の前記通信パスのいずれか一つ、またはその組合せを用いてアラームを転送することを特徴とする伝送パス管理制御システム。 - 前記伝送装置は、
他の伝送装置にアラームを送信する場合、アラームの優先度に従ってアラームを廃棄することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の伝送パス管理制御システム。 - 通信用ネットワークで結ばれた複数の伝送装置と、管理用ネットワークを介して各前記伝送装置を管理する管理装置と、を備え、前記伝送装置は、前記管理用ネットワークを介して前記管理装置にアラームを通知するとともに、該アラームを通知できない場合、前記通信用ネットワーク上の通信パスを介して隣接の伝送装置に前記アラームを通知し、該隣接の伝送装置から前記管理用ネットワークを介して前記管理装置に該アラームを通知する伝送パス管理制御方法あって、
前記管理装置において、
前記伝送装置がアラームを生起する際のアラーム種別と優先度を判断するための判断情報を前記伝送装置に指示するアラーム優先度指示工程を有し、
前記伝送装置において、
自らの事象を通知するためのアラームを生起するアラーム生起工程と、
アラームが生起したときに、前記管理装置により指示された前記判断情報に基づいて、生起したアラームに優先度を設定する優先度設定工程と、を有し、
前記伝送装置において、
自己と隣接度合いの高い、または接続段数の小さい伝送装置からのアラームの優先度を高く設定し、当該アラームの優先度に従いアラーム通知を行うことを特徴とする伝送パス管理制御方法。 - 通信用ネットワークで結ばれた複数の伝送装置と、管理用ネットワークを介して各前記伝送装置を管理する管理装置と、を備え、前記伝送装置は、前記管理用ネットワークを介して前記管理装置にアラームを通知するとともに、該アラームを通知できない場合、前記通信用ネットワーク上の通信パスを介して隣接の伝送装置に前記アラームを通知し、該隣接の伝送装置から前記管理用ネットワークを介して前記管理装置に該アラームを通知する伝送パス管理制御システム、を構成する前記管理装置としてのコンピュータを、
前記伝送装置がアラームを生起する際のアラーム種別と優先度を判断するための判断情報を前記伝送装置に指示するアラーム優先度指示手段、として機能させるとともに、
前記伝送装置としてのコンピュータを、
自らの事象を通知するためのアラームを生起するアラーム生起手段、
アラームが生起したときに、前記管理装置により指示された前記判断情報に基づいて、生起したアラームに優先度を設定する優先度設定手段、
自己と隣接度合いの高い、または接続段数の小さい伝送装置からのアラームの優先度を高く設定し、当該アラームの優先度に従いアラーム通知を行うアラーム送信手段、
として機能させるための制御プログラム。
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