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JP6380609B2 - 記録媒体加熱装置、記録媒体前処理装置及び印刷システム - Google Patents
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JP6380609B2 - 記録媒体加熱装置、記録媒体前処理装置及び印刷システム - Google Patents

記録媒体加熱装置、記録媒体前処理装置及び印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、記録媒体加熱装置、記録媒体前処理装置及び印刷システムに関する。
例えばインク等で画像が印刷された記録媒体を、千鳥配列された複数の加熱ローラに掛け渡して搬送し、記録媒体を加熱して乾燥させる乾燥装置を有する輪転機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1における乾燥装置では、千鳥配列された複数の加熱ローラに記録媒体を掛け渡す必要があるため、例えば記録媒体の装填、ジャム時のメンテナンス等の作業が煩雑になる可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、記録媒体の装填及びメンテナンスを容易に行うことが可能な記録媒体加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、搬送される記録媒体を加熱する記録媒体加熱装置であって、
前記記録媒体を一方の面側から加熱する第1加熱手段と、前記記録媒体を他方の面側から
加熱する第2加熱手段と、回転可能に設けられた複数の無端ベルトと、を備え、前記第1加熱手段と前記第2加熱手段とが連動して、該第1加熱手段と該第2加熱手段とが互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動し、前記無端ベルトの第1張架部に前記第1加熱手段が固定され、前記無端ベルトの前記第1張架部に対向する第2張架部に前記第2加熱手段が固定される。
本発明の実施形態によれば、記録媒体の装填及びメンテナンスを容易に行うことが可能な記録媒体加熱装置を提供できる。
実施形態に係る印刷システムの概略構成を例示する図である。 実施形態に係る前処理液塗布装置の概略構成を例示する図である。 実施形態に係る加熱ユニットを例示する図である。 本体フレームが外された状態の加熱ユニットを例示する図である。 第1加熱フレーム及び第2加熱フレームが開けられる様子を例示する図である。 第1加熱フレーム及び第2加熱フレームが開いた状態を例示する図である。 加熱フレームとタイミングベルトとの固定構造を例示する図である。 規制シャフトの構成を例示する図である。 規制ローラの構成を例示する図である。 第1加熱フレーム及び第2加熱フレームの位置決め構造を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、実施形態に係る印刷システム100の概略構成を例示する図である。
図1に示す様に、印刷システム100は、給紙装置110、前処理液塗布装置120、第1インクジェットプリンタ130、反転装置140、第2インクジェットプリンタ150、後乾燥装置160、巻取装置170を有する。
給紙装置110は、ロール状に巻き回された長尺の連続紙等の記録媒体10を、後段に設けられている前処理液塗布装置120に供給する。
前処理液塗布装置120は、記録媒体前処理装置の一例であり、後段の第1インクジェットプリンタ130等で記録媒体10に吐出されるインクジェットインクの滲みや裏写りを抑えるために、記録媒体10の表面に前処理液を塗布する。また、前処理液塗布装置120は、記録媒体10に塗布された前処理液を加熱して乾燥させた後、後段の第1インクジェットプリンタ130に記録媒体10を排出する。
第1インクジェットプリンタ130は、前処理液塗布装置120において前処理液が塗布された記録媒体10の第1面(表面)に、画像データに基づいてインク滴を吐出して所望の画像を形成する。
反転装置140は、記録媒体10の表裏を反転させ、反転させた記録媒体10を後段の第2インクジェットプリンタ150に搬送する。また、反転装置140は、乾燥手段として不図示のドライヤを有し、第1インクジェットプリンタ130により形成された記録媒体10の表側の画像を乾燥させる。
第2インクジェットプリンタ150は、反転装置140で表裏が反転された記録媒体10の第2面(反転前の裏面)に、画像データに基づいてインク滴を吐出して所望の画像を形成する。
後乾燥装置160は、乾燥手段としてドライヤを有し、記録媒体10の両面に形成された画像をドライヤからの熱風で乾燥させる。
巻取装置170は、片面又は両面に画像が形成され、後乾燥装置160にて画像形成面のインクが乾燥された記録媒体10を巻取って回収する。
図2は、実施形態に係る前処理液塗布装置120の概略構成を例示する図である。
図2に示す様に、前処理液塗布装置120は、エアループユニット20、前処理液塗布ユニット30、前処理液供給ユニット40、加熱ユニット50、ダンサーユニット80を有する。
エアループユニット20は、回転自在に支持されたガイドローラ21、記録媒体10を狭持して搬送するフィードイン(FI)ローラ22、FIニップローラ23を有する。
エアループユニット20では、ガイドローラ21、回転駆動するFIローラ22、従動回転するFIニップローラ23が給紙装置110から供給される記録媒体10を搬送し、エアループユニット20内に記録媒体10を引き込む。このとき、不図示の光学センサにより、記録媒体10の弛み量が一定となるエアループALが形成される様に、FIローラ22の回転が制御される。エアループALを通過した記録媒体10は、不図示のテンションシャフトにより搬送安定化のための張力が付加され、前処理液塗布ユニット30に搬送される。
前処理液塗布ユニット30は、回転駆動するインフィードローラ31、インフィードローラ31との間で記録媒体10を挟持搬送するフィードニップローラ32、裏面塗布ユニット33、表面塗布ユニット34、回転駆動するアウトフィードローラ35、アウトフィードローラ35との間で記録媒体10を挟持搬送するフィードニップローラ36を有する。
裏面塗布ユニット33は、スクイーズローラ37、塗布ローラ38、加圧ローラ39を有する。裏面塗布ユニット33に搬送される記録媒体10は、スクイーズローラ37により前処理液が供給される塗布ローラ38と加圧ローラ39との間で挟持搬送される際に、塗布ローラ38により第2面(裏面)側に前処理液が塗布される。裏面塗布ユニット33を通過した記録媒体10は、表面塗布ユニット34に搬送される。
表面塗布ユニット34は、スクイーズローラ47、塗布ローラ48、加圧ローラ49を有し、記録媒体10の第1面(表面)側に前処理液を塗布する。表面塗布ユニット34を通過した記録媒体10は、アウトフィードローラ35とフィードニップローラ36により、加熱ユニット50に搬送される。
なお、裏面塗布ユニット33及び表面塗布ユニット34は、選択的に作動する様に制御され、記録媒体10は、第1面(表面)及び第2面(裏面)のいずれか一方又は両面に前処理液が塗布される。
前処理液供給ユニット40は前処理液を貯留し、裏面塗布ユニット33及び表面塗布ユニット34に前処理液を適宜供給する。
加熱ユニット50は、記録媒体加熱装置の一例であり、記録媒体10を加熱し、記録媒体に塗布された前処理液を乾燥させる。加熱ユニット50は、記録媒体10の搬送方向の上流から、第1段裏面加熱ローラ521、第1段表面加熱ローラ511、第2段裏面加熱ローラ522、第2段表面加熱ローラ512、第3段裏面加熱ローラ523、第3段表面加熱ローラ513を有する。
各加熱ローラは、互いに離間して千鳥配列されている。言い換えると、裏面加熱ローラ521,522,523それぞれの回転中心を結ぶ線と、表面加熱ローラ511,512,513それぞれの回転中心を結ぶ線とが、平行且つ離間する様に配置されている。また、表面加熱ローラと裏面加熱ローラとが記録媒体の搬送方向において交互に配列されている。
各加熱ローラは、例えばヒータランプ等のヒータ71−76をそれぞれ内蔵する。また、各加熱ローラは、例えばヒートパイプを内蔵してもよい。ヒートパイプにより、各加熱ローラの長手方向に熱が効率良く伝達されてローラ表面の温度が均一化され、記録媒体10への効率的な熱供給が可能になる。
各加熱ローラの表面は、フッ素樹脂等、非粘着性の膜でコーティングされている。この様なコーティングによって、加熱ローラ表面へのインク等の付着が抑制され、加熱ローラ表面の付着物による記録媒体10への熱伝達効率の低下が抑制される。
なお、加熱ローラの数は、上述のように表面加熱用と裏面加熱用の3段の計6個に限られるものではなく、例えば、2段の計4個、4段の計8個、5段の計10個或いはそれ以上であっても良い。
記録媒体10は、各加熱ローラに順に千鳥掛け状に掛け渡された状態で搬送される。各加熱ローラは、搬送される記録媒体10を加熱し、記録媒体10に塗布されている前処理液を乾燥させる。
表面に塗布された前処理液が乾燥した記録媒体10は、回転駆動するフィードローラ59及びフィードニップローラ60に挟持され、ダンサーユニット80に搬送される。
ダンサーユニット80は、2つのガイドローラ81,82、可動フレーム84、可動フレーム84の位置を検出する不図示の位置検出手段、可動フレーム84に回転自在に取り付けられた2つのダンサーローラ85,86を有する。可動フレーム84は、下部に錘83が設けられ、ダンサーローラ85,86と共に矢印A方向に移動可能に設けられている。記録媒体10は、2つのガイドローラ81,82及び2つのダンサーローラ85,86にW字状に掛け渡される。
ダンサーユニット80は、不図示の位置検出手段の出力に基づいて、フィードローラ59の搬送量を制御して、可動フレーム84の上下方向の位置を調整する。可動フレーム84の位置が調整されることで、前処理液塗布装置120と後段の第1インクジェットプリンタ130との間の記録媒体10のバッファが確保される。
加熱ユニット50によって加熱された記録媒体10は、ダンサーユニット80にて冷却された後に、後段の第1インクジェットプリンタ130に搬送される。
次に、加熱ユニット50について図面に基づいて説明する。
図3は、実施形態に係る加熱ユニット50を例示する図であり、図4は、本体フレーム502が外された加熱ユニット50を例示する図である。なお、以下に示す図面において、X方向は加熱ユニット50の幅方向、Y方向は加熱ユニット50の奥行き方向、Z方向は加熱ユニット50の高さ方向を示す。
図3に示す様に、加熱ユニット50は、開閉手段501、第1加熱フレーム510、第2加熱フレーム520を有する。なお、以下において、第1加熱フレーム510側を上、第2加熱フレーム520側を下として説明する。
第1加熱フレーム510は、第1加熱手段の一例であり、第1段表面加熱ローラ511、第2段表面加熱ローラ512、第3段表面加熱ローラ513を有し、記録媒体10を第1面(表面)から加熱する。第2加熱フレーム520は、第2加熱手段の一例であり、第1段裏面加熱ローラ521、第2段裏面加熱ローラ522、第3段裏面加熱ローラ523を有し、記録媒体10を第2面(裏面)から加熱する。第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、それぞれ開閉手段501によりZ方向において上下に移動可能に設けられている。
図3及び図4に示す様に、開閉手段501は、本体フレーム502、ラッチハンドル503,504、タイミングベルト571,572,573,574を有し、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520をそれぞれ上下に移動して開閉させる。
図4に示す様に、タイミングベルト571は、上側のプーリ531と下側のプーリ541に掛け渡されて回転可能に設けられている。同様に、タイミングベルト572はプーリ532,542、タイミングベルト573はプーリ533,543、タイミングベルト574はプーリ534と下側の不図示のプーリに掛け渡されてそれぞれ回転可能に設けられている。
タイミングベルト571の上側のプーリ531及びタイミングベルト572の上側のプーリ532は、図4には不図示の本体フレーム502に回転可能に設けられている第1同期シャフト575に固定されている。第1同期シャフト575にプーリ531,532が固定されていることで、タイミングベルト571及びタイミングベルト572は同期して回転し、同じタイミングで同じ量だけ回転する。
また、タイミングベルト573の上側のプーリ533及びタイミングベルト574の上側のプーリ534は、図4には不図示の本体フレーム502に回転可能に設けられている第2同期シャフト576に固定されている。第2同期シャフト576にプーリ533,534が固定されていることで、タイミングベルト573及びタイミングベルト574は同期して回転し、同じタイミングで同じ量だけ回転動作する。
第1同期シャフト575及び第2同期シャフト576は、それぞれ同じ側の端部にギア577,578が固定して設けられている。ギア577,578には、同期タイミングベルト579が掛け渡され、同期タイミングベルト579により第1同期シャフト575及び第2同期シャフト576は同期して回転する。
この様に、第1同期シャフト575、第2同期シャフト576及び同期タイミングベルト579により、タイミングベルト571,572,573,574は全て同期して回転する様に設けられている。したがって、タイミングベルト571,572,573,574の何れか1つが回転すると、他の3つも同様に回転する。
ここで、タイミングベルト571,572,573,574は、それぞれ2つのプーリに掛け渡されており、Z方向に延びる2つの張架部がX方向に対向する様に形成されている。この様な構成において、タイミングベルト571,572,573,574の2つの張架部のうち一方側の第1張架部には、第1加熱フレーム510が、固定部551,552,553等により固定されている。また、タイミングベルト571,572,573,574の2つの張架部のうち他方側の第2張架部には、第2加熱フレーム520が固定部561,562,563等により固定されている。
次に、加熱ユニット50における第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の開閉動作について説明する。
図5は、加熱ユニット50の正面からの概略図であり、図5(a)は第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の閉状態、図5(b)は第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の開状態を例示している。
第1加熱フレーム510は、図5に示す様に、タイミングベルト572の第1張架部572a及びタイミングベルト573の第1張架部573aに固定されている。同様に、第1加熱フレーム510は、図5には不図示のタイミングベルト571及びタイミングベルト574の第1張架部に固定されている。
また、第2加熱フレーム520は、タイミングベルト572の第1張架部572aに対向する第2張架部572b及びタイミングベルト573の第1張架部573aに対向する第2張架部573bに固定されている。同様に、第2加熱フレーム520は、図5には不図示のタイミングベルト571及びタイミングベルト574の第1張架部に対向する第2張架部に固定されている。
この様な構成において、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、一方の加熱フレームの上下への移動に同期して他方の加熱フレームも上下に移動することで開閉する。
第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、図5(a)に示す閉状態から、開閉ハンドル505が掴まれて第2加熱フレーム520が下方に押し下げられると、図5(b)に示す開状態になる。第2加熱フレーム520が下方に押し下げられると、図5(b)に示す様に、タイミングベルト572,573が、同期タイミングベルト579により同期された状態で図5(b)に示す矢印方向に回転する。この様にタイミングベルト572,573が回転すると、第1張架部572a,573aに固定されている第1加熱フレーム510は上方に移動して開状態になる。
開状態から第2加熱フレーム520が上方に持ち上げられると、タイミングベルト572,573が図5(b)に示す矢印とは逆方向に回転し、第1加熱フレーム510が下方に移動して図5(a)に示す閉状態になる。
この様に、加熱ユニット50では、開閉ハンドル505が設けられている第2加熱フレーム520が上下に移動されると、第1加熱フレーム510が第2加熱フレーム520とは反対方向に移動して開閉する。したがって、例えば記録媒体10の装填時、記録媒体10のジャム時等には、図6に示す様に、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520を開けて記録媒体10の装填やメンテナンス等を容易に行うことが可能になっている。
開状態での記録媒体10の装填、メンテナンス後には、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520を閉じれば、記録媒体10が表面加熱ローラ511,512,513及び裏面加熱ローラ521,522,523に掛け渡されて動作可能な状態になる。
なお、開閉ハンドル505は、第1加熱フレーム510に設けられてもよく、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の両方に設けられてもよい。
図7は、第1加熱フレーム510とタイミングベルト571との固定構造を例示する図である。図7に示す様に、第1加熱フレーム510とタイミングベルト571とは、固定部551により固定されている。
固定部551は、第1加熱フレーム510の側面に固定されてタイミングベルト571の外周面に沿って設けられる固定プレート555、固定プレート555との間でタイミングベルト571を挟み込む対向プレート556,567を有する。
対向プレート556,557は、タイミングベルト571を間に挟んでネジ558,559により固定プレート555に固定される。対向プレート556,557には、それぞれタイミングベルト571の内周面に設けられている歯に噛み合う溝が設けられている。
第1加熱フレーム510は、固定プレート555と、タイミングベルト571の歯に噛み合う対向プレート556,557とでタイミングベルト571に固定され、タイミングベルト571の回転に伴って上下に移動する。
図4に示す様に、第1加熱フレーム510は、固定部551と同様の構成を有する固定部552,553等によりタイミングベルト572,573,574に固定され、タイミングベルト571,572,573,574の回転に伴って上下に移動する。また、第2加熱フレーム520は、固定部551と同様の構成を有する固定部561,562,563等によりタイミングベルト571,572,573,574に固定され、タイミングベルト571,572,573,574の回転に伴って上下に移動する。
加熱ユニット50の開閉手段501には、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520のXY平面における位置及びZ方向への移動方向を規制する規制部材として、後述する規制シャフト590及び規制ローラ595が設けられている。
規制シャフト590は、図3及び図4に示す様に、軸方向が第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の移動方向(Z方向)に略平行になる様に両端が本体フレーム502に固定されている。
図8は、規制シャフト590の構成を例示する図である。
第1加熱フレーム510には、L字状のプレート591が固定して設けられている。プレート591の第1加熱フレーム510の側面から突出する部分には、規制シャフト590が挿入される環状部材としてのスリーブベアリング592が設けられている。また、第2加熱フレーム520にも、同様にプレート593、スリーブベアリング594が設けられ、スリーブベアリング594には規制シャフト590が挿入されている。
この様な構成により、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、規制シャフト590によってXY平面において位置決めされ、開閉動作時に規制シャフト590に沿って上下方向(Z方向)に移動する。したがって、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、例えばタイミングベルト571,572,573,574が撓み、X方向又はY方向に変位することがない。
図9は、規制ローラ595の構成を例示する図である。
規制ローラ595は、第1加熱フレーム510の側面に回転可能に設けられている。本体フレーム502には、規制ローラ595をガイドして第1加熱フレーム510の移動方向を規制するレール状の規制ガイド597が設けられている。
規制ガイド597は、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の移動方向(Z方向)に略平行に設けられており、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520において規制ローラ595をガイドする。第1加熱フレーム510は、規制ローラ595が規制ガイド597にガイドされることで、開閉動作時における移動方向が規制される。また、同様の構成で第2加熱フレーム520の移動方向を規制する規制ローラ及び規制ガイドが設けられてもよい。
この様な構成により、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は移動方向が規制され、開閉動作時において、例えばタイミングベルト571,572,573,574の撓み等により異なる方向に移動することなく所定の方向に移動して開閉する。
また、加熱ユニット50の開閉手段501には、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の閉状態でのZ方向における位置決めをするラッチシャフト580が設けられている。
ラッチシャフト580は、位置決め部材の一例であり、図3及び図4に示す様に、軸方向がX方向に平行になる様に両端部が本体フレーム502に固定されている。
図10は、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の位置決め構造を例示する図である。
第1加熱フレーム510には、閉状態でラッチシャフト580に対向する位置に、突き当て部材581が設けられている。また、第2加熱フレーム520には、閉状態でラッチシャフト580に対向する位置に、突き当て部材582が設けられている。
突き当て部材581,582は、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の閉状態でそれぞれラッチシャフト580に突き当たる。突き当て部材581,582がラッチシャフト580に突き当たることで、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520の閉状態でのZ方向における位置決めがなされる。
なお、突き当て部材581,582は、記録媒体10の加熱ローラへの巻き付き量等を適宜変更できる様に、Z方向位置を調整可能に設けられることが好ましい。
また、第1加熱フレーム510の重量と第2加熱フレーム520の重量とは、略等しくなる様に設けられている。第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、重量が略等しいことで、何れか一方の重みでタイミングベルト571,572,573,574が回転して移動することがない。したがって、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520は、上下に移動して任意の位置に留まることができる。
以上で説明した様に、本実施形態に係る加熱ユニット50によれば、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520がそれぞれ上下に移動して開閉する。加熱ユニット50は、第1加熱フレーム510及び第2加熱フレーム520が開閉可能に設けられていることで、記録媒体10の装填及びメンテナンス等を容易に行うことが可能になっている。
以上、実施形態に係る記録媒体加熱装置、記録媒体前処理装置及び印刷システムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 記録媒体
50 加熱ユニット(記録媒体加熱装置)
100 印刷システム
120 前処理液塗布装置(記録媒体前処理装置)
501 開閉手段
510 第1加熱フレーム(第1加熱手段)
520 第2加熱フレーム(第2加熱手段)
531,532,533,534 上プーリ
541,542,543,544 下プーリ
571,572,573,574 タイミングベルト(無端ベルト)
572a,573a 第1張架部
572b,573b 第2張架部
575 第1同期シャフト
576 第2同期シャフト
577,578 ギア
579 同期タイミングベルト(同期ベルト)
580 ラッチシャフト(位置決め部材)
581,582 突き当て部材
590 規制シャフト
592,594 スリーブベアリング(環状部材)
596 規制ローラ
597 規制ガイド
特開平10−202839号公報

Claims (9)

  1. 搬送される記録媒体を加熱する記録媒体加熱装置であって、
    前記記録媒体を一方の面側から加熱する第1加熱手段と、
    前記記録媒体を他方の面側から加熱する第2加熱手段と、
    回転可能に設けられた複数の無端ベルトと、を備え、
    前記第1加熱手段と前記第2加熱手段とが連動して、該第1加熱手段と該第2加熱手段とが互いに近づく方向及び互いに離れる方向に移動し、
    前記無端ベルトの第1張架部に前記第1加熱手段が固定され、前記無端ベルトの前記第1張架部に対向する第2張架部に前記第2加熱手段が固定される
    ことを特徴とする記録媒体加熱装置。
  2. 前記無端ベルトは回転可能に設けられているプーリに掛け渡されており、
    第1無端ベルトが掛け渡される第1プーリ及び第2無端ベルトが掛け渡される第2プーリに固定された回転可能な第1シャフト
    を有することを特徴とする請求項に記載の記録媒体加熱装置。
  3. 第3無端ベルトが掛け渡される第3プーリ及び第4無端ベルトが掛け渡される第4プーリに固定された回転可能な第2シャフトと、
    前記第1シャフト及び前記第2シャフトの回転を同期させる同期ベルトと、
    を有することを特徴とする請求項に記載の記録媒体加熱装置。
  4. 前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段のうち少なくとも一方には、前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段の移動動作に用いられるハンドルが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の記録媒体加熱装置。
  5. 前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段は、該第1加熱手段及び該第2加熱手段の移動
    方向に略平行に設けられたシャフトに沿って移動する
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の記録媒体加熱装置。
  6. 前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段は、該第1加熱手段及び該第2加熱手段の移動方向に略平行に設けられたレール状のガイド部材に沿って移動する
    ことを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の記録媒体加熱装置。
  7. 請求項1からの何れか一項に記載の記録媒体加熱装置と、
    前記記録媒体加熱装置の前段に設けられ、前記記録媒体に処理液を塗布する塗布装置と
    を有することを特徴とする記録媒体前処理装置。
  8. 請求項1からの何れか一項に記載の記録媒体加熱装置と、
    前記記録媒体に画像を印刷する印刷装置と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  9. 請求項に記載の記録媒体前処理装置と、
    前記記録媒体前処理装置の後段に設けられ、前記記録媒体に画像を印刷する印刷装置と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
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