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JP6380835B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる転写装置、及び、その転写装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、感光体上に形成されたトナー像を無端状の中間転写ベルトに一次転写し、中間転写ベルト上に順次保持された複数色のフルカラートナー像を、記録紙上に一括して二次転写する、所謂中間転写方式の転写装置を備えた画像形成装置が実用化されている。この中でも、複数の感光体を並べたタンデム方式は、より短い時間でフルカラー像を記録紙に転写することができるため、特に広く用いられている。
特許文献1に記載の画像形成装置に設けられた転写装置では、中間転写ベルトが複数の張架ローラによって回転可能に張架されており、複数の感光体が中間転写ベルトのおもて面に対向して並設されている。中間転写ベルトを挟んだ感光体との対向位置には、中間転写ベルトを介して感光体に当接し感光体と中間転写ベルトとにより形成された一次転写ニップで、感光体上から中間転写ベルト上にトナー像を転写する転写部材である一次転写ローラが設けられている。
一次転写ローラは、感光体に対して中間転写ベルトを接離させる接離機構に設けられたブラケットに保持されている。このブラケットは、一次転写ローラの軸線方向と同方向に軸線を有し、転写装置の構造体に固定された揺動軸を中心に揺動可能に設けられている。
接離機構は、自身が有する駆動装置からの駆動力により揺動軸を中心にブラケットを揺動させて、一次転写ローラを感光体に近づける方向や遠ざける方向に変位させ、中間転写ベルトの軌道を変化させることにより感光体に対して中間転写ベルトを接離させる。
画像形成装置内で発生した振動、例えば、転写装置に設けられた、中間転写ベルトを回転駆動させるための駆動装置や接離機構が有する駆動装置などから発生した振動によって、前記構造体が振動する。そして、この振動が構造体から揺動軸に伝わると、揺動軸からブラケットを介して一次転写ローラにも振動が伝わってしまう。そのため、一次転写ローラが振動することで一次転写ニップでの転写圧が変動してしまい、画像ムラなどの異常画像が発生してしまうといった問題が生じる。
従来、こういった振動が発生して異常画像が生じたときには、振動発生源を特定し、揺動軸を介してブラケットに振動が伝わらないようにしたり、構造体自体が振動しないようにしたりするなどの対策が行われてきた。しかしながら、前記振動には、複数の周波数が混在し、それぞれが異なった振動発生源を持つので、一つ一つの振動発生源の特定や対策に対して非常に工数がかかり、煩雑な作業が必要であった。
また、転写搬送ベルトの表面に担持された記録紙上に、感光体上からトナー像を転写する直接転写方式の転写装置を備えた画像形成装置においても、上述したのと同様の問題が生じ得る。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、煩雑な作業を要することなく、転写部材への振動伝達に起因した異常画像が生じるのを抑制できる転写装置、及び、その転写装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナー像を担持する像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を介して前記像担持体と当接し、該像担持体と該ベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、前記ベルト部材の表面または該ベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材と、前記転写部材を前記像担持体に近づける方向と該転写部材を該像担持体から遠ざける方向とに揺動可能なように揺動軸に軸支された、前記転写部材を保持する保持部材を有し、前記像担持体に対して前記転写部材を接離させる接離手段とを備えた転写装置において、前記揺動軸から前記保持部材を介して前記転写部材に伝わる振動を吸収する第一振動吸収手段を有し、前記転写部材は回転軸を中心に回転可能な転写ローラであり、前記保持部材には前記回転軸が挿入される回転軸孔が形成されており、前記回転軸の外周面と前記回転軸孔の内周面との間に前記第一振動吸収手段としてのグリスを設け、前記転写部材が前記像担持体に対して加圧する方向に揺動するように、前記保持部材を付勢する付勢手段を有しており、前記付勢手段と前記保持部材との接続箇所に、前記付勢手段から前記保持部材に伝わる振動を吸収する第二振動吸収手段を設けたことを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、煩雑な作業を要することなく、転写部材への振動伝達に起因した異常画像が生じるのを抑制できるという優れた効果がる。
(a)揺動支点軸からローラ支持ブラケットに伝わる振動を吸収する振動吸収手段の模式図、(b)ローラ支持ブラケットから転写ローラ軸に伝わる振動を吸収する振動吸収手段を示す模式図。 実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す概略図。 中間転写装置や感光体の外観を示す斜視図。 画像形成装置が備える一次転写ローラと感光体とによって構成される四つの一次転写部のうちの一つの拡大斜視図。 一次転写部を一次転写ローラ軸線方向から見た拡大説明図。 一次転写ローラが感光体から離間した状態の説明図。 引張スプリングの一端部とローラ支持ブラケットの接続部との接続箇所に振動吸収手段を設けた場合の模式図。 振動吸収手段としてグリスを揺動支点軸に施していない状態での、中間転写装置を105[Hz]で強制加振したときにおけるローラ支持ブラケットの振動計測結果を示すグラフ。 振動吸収手段として、動粘度が40[℃]で390[cSt]であるグリスを揺動支点軸に施した状態での、中間転写装置を105[Hz]で強制加振したときにおけるローラ支持ブラケットの振動計測結果を示したグラフ。 グリスを揺動支点軸に施していない状態での、中間転写装置を105[Hz]で強制加振したときにおける出力画像の明度変動のFFT解析結果を示すグラフ。 グリスを揺動支点軸に施した状態での、中間転写装置を105[Hz]で強制加振したときにおける出力画像の明度変動のFFT解析結果を示すグラフ。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す概略図である。図2に示す画像形成装置1は、プロセスカートリッジとしても用いることが可能な画像形成部としての画像形成ユニット10を並列し、転写体としての中間転写体である中間転写ベルト11に一旦画像を重ね合わせて、それを記録紙Pに一括転写する方式である。
画像形成装置1は、図2に示すように、トナー画像を形成する画像形成部3や、記録紙Pを収容して供給する給紙部2などを備えている。
画像形成部3は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の複数の有色トナーであるプロセスカラートナーに対応した画像形成ユニット10Y,10C,10M,10Kを備えている。また、無色透明なトナーである透明トナー(S)に対応した画像形成ユニット10Sを備えている。そして、これら画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kが、略水平方向に並列に並べられたタンデム型の構成を有する。
透明トナーSは、Y、C、M、Kの各有色トナーの画像表面を覆うことにより、透明トナーSによるオーバーコート層が有色トナーの画像表面を保護する働きをする。表面が平滑な記録紙Pに透明トナーSでパターンを作成することで、ファンシーペーパーのような質感を与える働きもする。
なお、透明トナーSの作像順は、他の作像順も考えられ、特に、ここに記載した例に限定するものではない。また、透明トナーSの代わりに白トナーを用いる構成でも構わない。
透明トナーSの代わりに白トナーを用いる構成では、透明なシート状の記録媒体である透明記録媒体の画像形成面に、Y,C,M,Kの各色トナーの少なくとも1色のトナーを用いてカラートナー画像を形成する。そして、そのカラートナー画像の上に、白トナーを用いて白トナー画像を形成する。これにより、透明記録媒体のカラートナー画像が形成された画像形成面とは反対側の面からカラートナー画像を見たときに、カラートナー画像が透けて見えることがなく、且つ、透明記録媒体の光沢感により均一光沢のある付加価値の高い印刷物を作成できる。
画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kの上方には、各感光体20S,20Y,20C,20M,20Kの表面に各色の画像データに基づいて露光をし、静電潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置4が備わっている。
また、画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kの下方には、駆動ローラ12、テンションローラ14、従動ローラ18等に掛け渡された状態で回転駆動する無端ベルト状の中間転写ベルト11を備えた中間転写装置60が配置されている。
なお、いずれの画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kも同様の構成であるので、以下、適宜、色分け符号S、Y、C、M、Kの表示を省略する。
画像形成ユニット10は、像担持体である感光体20と、感光体20の表面を帯電する帯電手段である帯電ローラ30とを備える。また、画像形成ユニット10は、帯電ローラ30によって帯電された感光体表面上に潜像形成手段である露光装置4からレーザー光Lが照射されることで感光体20上に形成された静電潜像に、トナーを供給して現像する現像手段である現像装置50を備える。
さらに、画像形成ユニット10は、感光体20上から中間転写ベルト11にトナー像が転写された後の感光体表面を、クリーニングブレード41によってクリーニングする感光体クリーニング装置40を有する。
帯電ローラ30は、図示しない電源に接続されており、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された所定の帯電バイアスが印加される。帯電ローラ30は、感光体20に対して微小な間隙をもって配設される。また、帯電ローラ30は、感光体20に近接させずに、接触させても良い。
現像装置50は、磁性キャリアとトナーとを有する二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という。)を用いている。そして、静電潜像を有する感光体20を現像するために、対向する位置に設けられている。
現像装置50は、現像剤担持体としての現像ローラ51が配置されている。現像ローラ51によって搬送される現像剤は、図示しない現像剤規制部材によって所定の現像剤層の厚みに規制された後、感光体20との対向位置へ搬送される。そして、現像ローラ51上に担持された現像剤中のトナーを、感光体20上に形成された静電潜像に付着させて現像する。
また、画像形成装置1には、現像装置50にトナーを補給するための不図示のトナーボトルが設けられており、トナーボトルから不図示の搬送経路を通って、所定の補給量だけ各現像装置50にトナーが補給される。
中間転写装置60は、駆動ローラ12とテンションローラ14と従動ローラ18とに掛け渡された状態で回転駆動する無端ベルト状の中間転写ベルト11を備えている。さらに、各感光体20上のトナー像を中間転写ベルト11へ一次転写させる一次転写ローラ62なども備えている。
一次転写ローラ62は、中間転写ベルト11を挟んで各感光体20と対向する位置にそれぞれ配置されている。各一次転写ローラ62は、図示しない電源に接続されており、所定の一次転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト11を挟んで画像形成部3とは反対の側に、二次転写装置22を備える。二次転写装置22は、二次転写ローラ16と張架ローラ23,24とによって、二次転写ベルト15を回転可能に掛け渡して構成されている。
二次転写装置22は、二次転写ローラ16が支持する位置で、二次転写ベルト15が中間転写ベルト11を介して二次転写対向ローラ17に押し当てられている。そして、二次転写ベルト15と中間転写ベルト11との間で二次転写部としての二次転写ニップを形成するように配置されている。また、二次転写ローラ16、一次転写ローラ62と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の二次転写バイアスが印加される。
また、二次転写後の中間転写ベルト11の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置70が設けられている。さらに、この画像形成装置1には、中間転写ベルト11に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置(不図示)が設けられている。
また、本実施形態においては、各画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とを接離させる図示しない接離機構が設けられている。本実施形態の接離機構は、中間転写ベルト11を内周面側から支持している一次転写ローラ62を、対応する感光体20に対して接離させる方向に移動させるものである。
画像形成装置1の下部には、記録紙Pを複数枚重ねた記録紙束の状態で収容する給紙トレイ81や、給紙ローラ82などを備えた給紙部2が設けられている。給紙ローラ82は、給紙トレイに81に収容されている記録紙束の一番上の記録紙Pに当接している。そして、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、その一番上の記録紙Pを搬送路80に向けて送り出す。
搬送路80に送り出された記録紙Pは、搬送路に設けられた搬送ローラ対85,86によって搬送路80内を搬送され、レジストローラ対83のローラ間に先端が挟まれる。レジストローラ対83のローラ間に記録紙Pの先端が挟まれると、適切なタイミングで両ローラが回転して記録紙Pを後述の二次転写ニップに向けて送り出す。
二次転写ニップよりも記録紙搬送方向下流側には、記録紙P上のトナー像を記録紙Pに定着させる定着装置90が備えられている。定着装置90は、図示しないが、主に、内部にハロゲンヒータを有する定着ローラと、これに対向し、圧接して配置される加圧ローラとから構成されている。
次に、本実施形態における画像形成装置1の画像形成動作について簡単に説明する。
画像形成モードに応じて接離機構を制御し、その画像形成モードに用いる画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは当接させ、その画像形成モードに用いない画像形成ユニット10の感光体20と中間転写ベルト11とは離間させる。
中間転写ベルト11に当接している感光体20は、図示しない駆動手段によって図中反時計方向に回転駆動する。回転駆動する感光体20の表面は、帯電ローラ30によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には露光装置4からの走査光が照射され、これによって感光体20の表面に静電潜像が形成される。このように形成された静電潜像に現像装置50から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
また、感光体20の回転駆動とともに中間転写ベルト11も図中時計回りに回転駆動される。一次転写ローラ62の作用により、トナー像が形成された感光体20から中間転写ベルト11上に各色トナー像が互いに重なり合うように一次転写される。
一方、記録紙Pは、給紙トレイ81から給紙ローラ82によって給送され、記録紙Pの先端がレジストローラ対83まで到達すると図示しないセンサによって検知される。そして、この検知により中間転写ベルト11上に形成されたトナー像とのタイミングをとって、レジストローラ対83により記録紙Pを二次転写ベルト15と中間転写ベルト11との間に形成された二次転写ニップに向けて送り出す。
そして、二次転写ニップで二次転写ローラ16に印加された二次転写バイアスの作用により、二次転写対向ローラ17と二次転写ローラ16との間に所定の電位差を生じさせ電界を形成し、中間転写ベルト11上の各色トナー像を記録紙P上に一括して二次転写する。
二次転写ニップでトナー像が二次転写された記録紙Pは、定着装置90へと送られ、定着装置90を通過する際に熱と圧力によってトナー像が記録紙Pに定着される。トナー像が定着された記録紙Pは排紙ローラ対84によって、装置外に設けられた不図示の排紙トレイに排出され、1枚の画像形成ジョブが終了する。
なお、トナー像を転写した後の感光体20の表面に残留する転写残トナーは、感光体クリーニング装置40によって感光体20の表面から回収され、不図示の廃トナー回収容器へ搬送される。感光体クリーニング装置40でクリーニングされた感光体20の表面は、その後、帯電ローラ30によって除電と同時に帯電され、次の作像ジョブに備える。
また、中間転写ベルト11上の残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置70によってクリーニングされ、次の作像ジョブに備える。
本実施形態の画像形成装置1には、「フルカラー画像形成モード」、「モノクロ画像形成モード」、「特殊画像形成モード」、「フルカラー画像+特殊画像形成モード」、「潤滑剤塗布モード」の5つの画像形成モードが存在する。
フルカラー画像形成モードは、Y、C、M、K色のトナーを用いてフルカラーの画像形成動作を実行するものである。
フルカラー画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62Y,62C,62M,62Kを感光体20Y,20C,20M,20K側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Y,20C,20M,20Kとを当接させる。
一方で、フルカラー画像形成モードに用いない画像形成ユニット10Sについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62Sを感光体20Sから遠ざかる位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Sとを離間させる。
モノクロ画像形成モードは、K色のトナーを用いてフルカラーの画像形成動作を実行するものである。モノクロ画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62Kを感光体20K側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Kとを当接させる。
一方で、モノクロ画像形成モードに用いない画像形成ユニット10S,10Y,10C,10Mについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62S,62Y,62C,62Mを感光体20S,20Y,20C,20Mから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20Mとが離間する。
特殊画像形成モードは、透明トナーSを用いて画像形成動作を実行するものである。特殊画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62Sを感光体20S側に近づく位置に位置決めして、中間転写ベルト11と感光体20Sとを当接させる。
一方で、特殊画像形成モードに用いない画像形成ユニット10Y,10C,10M,10Kについては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62Y,62C,62M,62Kを感光体20Y,20C,20M,20Kから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20Y,20C,20M,20Kとが離間する。
フルカラー画像+特殊画像形成モードは、全ての画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kを用いて画像形成動作を実行するものである。フルカラー画像+特殊画像形成モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62S,62Y,62C,62M,62Kを、感光体20S,20Y,20C,20M,20K側に近づく位置に位置決めする。そして、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20M,20Kとを当接させる。
潤滑剤塗布モードは、全ての画像形成ユニット10S,10Y,10C,10M,10Kを中間転写ベルト11から離間させた状態で、中間転写ベルト11を回転させて潤滑剤塗布装置により潤滑剤を中間転写ベルト表面に塗布する動作を実行するものである。
潤滑剤塗布モードでは、図示しない接離機構により、一次転写ローラ62S,62Y,62C,62M,62Kを感光体20S,20Y,20C,20M,20Kから遠ざかる位置に位置決めする。これにより、中間転写ベルト11と感光体20S,20Y,20C,20M,20Kとが離間する。
図3は、中間転写装置60や感光体20の外観を示す斜視図である。感光体20や中間転写装置60に設けられた中間転写装置60の構造体である支持フレーム75及び中間転写ベルト11や、感光体20などは、図3に示すような配置で画像形成装置1内に配置されている。
次に、感光体20に対して一次転写ローラ62を当接させる構成について説明する。図4は、画像形成装置1が備える一次転写ローラ62と感光体20とによって構成される四つの一次転写部のうちの一つの拡大斜視図である。図5は、前記一次転写部を一次転写ローラ軸線方向から見た拡大説明図である。
図5に示すように、一次転写部では、感光体20に対して中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラ62が当接する。また、画像形成装置1は、一次転写ローラ62を支持し、支持フレーム75に対して固定された揺動支点軸73を中心に揺動可能な揺動部材であるローラ支持ブラケット71と、付勢手段である引張スプリング77とを一次転写部に備える。
引張スプリング77の一端部77aは、ローラ支持ブラケット71の下部に設けられた接続部71dに引っ掛けられて接続されており、引張スプリング77の他端部77bは、支持フレーム75に固定された保持ピン74に引っ掛けられて保持されている。
引張スプリング77が図5の矢印A方向に付勢力を作用させることで、ローラ支持ブラケット71に対して揺動支点軸73を中心に図5中の矢印B方向に回転する力が作用する。これにより、一次転写ローラ62は図5中の矢印Cで示すように感光体20に対して当接する。
一次転写ローラ62は導電性軸受け70を介してローラ支持ブラケット71に回転可能に支持されている。また、揺動バイアス端子72は導電性軸受け70と電気的に接続された状態でローラ支持ブラケット71に固定されている。このような構成により、揺動バイアス端子72から一次転写ローラ62までの電圧印加経路が形成される。
ローラ支持ブラケット71は、揺動支点軸73を中心に揺動可能に支持されており、ローラ支持ブラケット71が揺動することで、一次転写ローラ62が感光体20に対して接触または離間する位置へ移動することが可能である。
ローラ支持ブラケット71は、摺動性の良い摺動性樹脂で形成されており、揺動支点軸73との摺擦による摩耗が抑えられている。前記摺動性樹脂としては、例えば、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)、POM(ポリアセタール)、PC(ポリカーボネート)、PA(ポリアミド)などを用いることが好ましい。
図6は、図5に示す一次転写部で、一次転写ローラ62が感光体20から離間した状態の説明図である。
図5に示すように、画像形成装置1は、接離ピン79が形成された接離スライダ78を備えており、接離ピン79が一次転写部のローラ支持ブラケット71の開口部71b内に位置するように各部材が配置されている。
作像時には、図5に示すように、接離ピン79がローラ支持ブラケット71の開口部71bを形成する部分に接触しない位置となるように、接離スライダ78が位置されている。この状態では、引張スプリング77の付勢力によって一次転写ローラ62は感光体20に対して当接する。
一方、非作像時には、不図示の駆動機構の駆動力によって接離スライダ78を図6中の左方向(矢印F方向)へ移動させることで、接離ピン79がローラ支持ブラケット71の開口部71bを形成する部分に突き当たる。これにより、ローラ支持ブラケット71に対して揺動支点軸73を中心に図6中の矢印B´方向に回転する力が作用し、一次転写ローラ62は図6中の矢印C´で示すように感光体20に対して離間する方向に移動する。
ここで、支持フレーム75から揺動支点軸73に何かしらの振動が伝わった際、揺動支点軸73からローラ支持ブラケット71を介して一次転写ローラ62にも振動が伝達すると、異常画像(バンディング)の要因となる。例えば、105[Hz]の振動によって、画像に目視でも確認できるようなスジ(中間転写ベルト線速415[mm/s]で記録紙P上に4[mm]ごとの濃淡)が発生する異常画像が生じ得る。
画像形成装置内に設けられた、あらゆる駆動部品や電子部品から振動が発生する可能性があり、支持フレーム75を伝わって揺動支点軸73の振動を引き起こすことがある。そのため、通常、こういった振動が発生して異常画像が生じた際には、振動発生源を特定し、揺動支点軸73を介してローラ支持ブラケット71に振動が伝わらないようにしたり、支持フレーム自体が振動しないようにしたりするなどの対策が行われる。
ところが、揺動支点軸73を介してローラ支持ブラケット71に伝わる振動には、複数の周波数が混在し、それぞれが異なった振動発生源を持つので、一つ一つの振動発生源の特定や対策に対して非常に工数がかかっていた。
図1(a)は、揺動支点軸73からローラ支持ブラケット71に伝わる振動を吸収する振動吸収手段101の模式図である。図1(b)は、ローラ支持ブラケット71から転写ローラ軸62aに伝わる振動を吸収する振動吸収手段102を示す模式図である。
本実施形態においては、図1(a)に示すようにローラ支持ブラケット71には、揺動支点軸73が挿入される揺動軸孔71aが形成されている。そして、揺動支点軸73の外周面と揺動軸孔71aの内周面との間に、揺動支点軸73からローラ支持ブラケット71に伝わる振動を吸収する振動吸収手段101を設けている。
また、図1(b)に示すようにローラ支持ブラケット71には、転写ローラ軸62aが挿入されるローラ軸孔71cが形成されている。そして、転写ローラ軸62aの外周面とローラ軸孔71cの内周面との間に、ローラ支持ブラケット71から転写ローラ軸62aに伝わる振動を吸収する振動吸収手段102を設けている。
これにより、支持フレーム75から揺動支点軸73に伝わった振動が、ローラ支持ブラケット71に伝わる前に振動吸収手段101によって吸収されるので、振動吸収手段101を設けない場合よりもローラ支持ブラケット71の振動を低減できる。また、ローラ支持ブラケット71に伝わった振動が、転写ローラ軸62aに伝わる前に振動吸収手段102によって吸収されるので、振動吸収手段102を設けない場合よりも転写ローラ軸62aの振動を低減できる。
よって、異常画像を生じさせる複数の周波数が混在した振動それぞれの振動発生源の特定や対策など煩雑な作業を要することなく、一次転写ローラ62に伝わる振動を低減し、一次転写ローラ62への振動伝達に起因した異常画像が生じるのを抑制できる。
振動吸収手段101及び振動吸収手段102としてはグリスを用いることができ、揺動支点軸73の外周面と揺動軸孔71aの内周面との隙間や、転写ローラ軸62aの外周面とローラ軸孔71cの内周面との隙間に前記グリスを充填する。また、振動吸収手段101及び振動吸収手段102として、揺動支点軸73や回転軸62aに嵌め込む円筒状のゴム部材であるゴムブッシュなどを用いてもよい。
前記グリスとしては、例えば、次のものを用いればよい。すなわち、NOK社製のバリエルタ(動粘度が40[℃]で390[cSt])や、Nye社製のNyeGe1774VL(動粘度が40[℃]で597[cSt])や、Nye社製のNyeGe1774(動粘度が40[℃]で5548[cSt])などが挙げられる。
また、前記グリスの動粘度としては、40[℃]で300[cSt]以上7000[cSt]以下の範囲であるのが好ましい。動粘度が300[cSt]よりも低いと、グリスが垂れ流れてしまい、振動を吸収する効果が薄れるおそれがある。逆に、動粘度が7000[cSt]よりも高いと、グリス塗布の作業性が悪化してしまう。
また、揺動支点軸73の外周面と揺動軸孔71aの内周面との隙間(クリアランス)の間隔は、0.05[mm]以上0.10[mm]以下となっており、前記隙間に前記グリスを充填しても揺動支点軸73の軸心精度を高精度に確保することが可能となっている。
ここで、前述したように引張スプリング77の他端部77bは、支持フレーム75に固定された保持ピン74に保持されているため、支持フレーム75から保持ピン74を介して引張スプリング77に振動が伝わる。そして、このように引張スプリング77に伝わった振動は、引張スプリング77の一端部77aが接続されたローラ支持ブラケット71にも伝わる。
そのため、図7に示すように、引張スプリング77の一端部77aとローラ支持ブラケット71の接続部71dとの接続箇所に、引張スプリング77からローラ支持ブラケット71に伝わる振動を吸収する振動吸収手段103を設けても良い。
例えば、引張スプリング77の一端部77aとローラ支持ブラケット71の接続部71dとの間に、振動吸収手段103として前記グリスを塗布し介在させて、一端部77aと接続部71dとを接続する。または、ローラ支持ブラケット71の接続部71dの一部を振動吸収手段103としてゴム部材で覆い、そのゴム部材を介して引張スプリング77の一端部77aをローラ支持ブラケット71に接続する。
引張スプリング77の一端部77aとローラ支持ブラケット71の接続部71dとの接続箇所に、振動吸収手段103を設けることで、引張スプリング77に伝わった振動がローラ支持ブラケット71に伝わる前に振動吸収手段103によって吸収される。これにより、振動吸収手段103を設けない場合よりもローラ支持ブラケット71の振動を低減でき、ローラ支持ブラケット71から転写ローラ軸62aを介して一次転写ローラ62に伝わる振動をより低減させることができる。
[実験]
図8は、振動吸収手段としてグリスを揺動支点軸73に施していない状態での、中間転写装置60を105[Hz]で強制加振したときにおけるローラ支持ブラケット71の振動計測結果を示すグラフである。
図8からわかるように、ローラ支持ブラケット71の振動が時間周波数105[Hz]で顕著であり、そのときの振動加速度振幅が3.3[m/s]となっている。
図9は、振動吸収手段として、動粘度が40[℃]で390[cSt]であるグリスを揺動支点軸73に施した状態での、中間転写装置60を105[Hz]で強制加振したときにおけるローラ支持ブラケット71の振動計測結果を示したグラフである。なお、前記グリスは、揺動支点軸73の外周面と揺動軸孔71aの内周面との間に形成された、およそ0.1[mm]の隙間(クリアランス)に100[mg]程度充填している。
揺動支点軸73の外周面と揺動軸孔71aの内周面との間に前記グリスを設けた場合には、図9に示すように時間周波数105[Hz]のときの振動加速度振幅が0.52[m/s]となる。そのため、図8に対しておよそ1/7まで振動加速振幅が低減されており、振動減衰効果が顕著にあらわれているのがわかる。
図10は、前記グリスを揺動支点軸73に施していない状態での、中間転写装置60を105[Hz]で強制加振したときにおける出力画像の明度変動のFFT(高速フーリエ変換)解析結果を示すグラフである。
さらに、図11は、前記グリスを揺動支点軸73に施した状態での、中間転写装置60を105[Hz]で強制加振したときにおける出力画像の明度変動のFFT(高速フーリエ変換)解析結果を示すグラフである。
図10及び図11から、ローラ支持ブラケット71の振動減衰のために前記グリスを揺動支点軸73に施すことで、加振周波数の105[Hz]成分の明度変動振幅が0.19(図10参照)から0.08(図11参照)へと1/2以下に低減されているのがわかる。また、その他の周波数成分においても明度変動が低減できていることがわかる。
なお、本実施形態では、各感光体上のトナー像を一旦、中間転写ベルト上に重ね合わせて転写し、この重ね合わせたトナー像を記録紙に一括転写する中間転写方式の転写装置を備えた画像形成装置に本発明を適用した例で説明したが、これに限るものではない。すなわち、転写搬送ベルトの表面に担持された記録紙上に、各感光体から順次トナー像を重ね合わせて転写する直接転写方式の転写装置を備えた画像形成装置に対しても、本発明は適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
トナー像を担持する感光体20などの像担持体に対向し回転可能に設けられた中間転写ベルト11などの無端状のベルト部材と、ベルト部材を介して像担持体と当接し、像担持体とベルト部材とにより形成された一次転写ニップなどのニップ部で像担持体上のトナー像を、ベルト部材の表面またはベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する一次転写ローラ62などの転写部材と、転写部材を像担持体に近づける方向と転写部材を像担持体から遠ざける方向とに揺動可能なように揺動支点軸73などの揺動軸に軸支された、転写部材を保持するローラ支持ブラケット71などの保持部材を有し、像担持体に対して転写部材を接離させる接離手段とを備えた中間転写装置60などの転写装置において、前記揺動軸から前記保持部材を介して前記転写部材に伝わる振動を吸収する振動吸収手段101,102などの振動吸収手段を有する。
(態様A)においては、揺動軸から保持部材を介して転写部材に伝わる振動が、振動吸収手段によって吸収される。これにより、振動吸収手段によって前記振動を吸収しない場合よりも転写部材に伝わる振動を低減させることができる。よって、異常画像を生じさせる複数の周波数が混在した振動それぞれの振動発生源の特定や対策など、煩雑な作業を要することなく、転写部材への振動伝達に起因した異常画像が生じるのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記保持部材には前記揺動軸が挿入される揺動軸孔71aなどの揺動軸孔が形成されており、揺動軸の外周面と揺動軸孔の内周面との間に前記振動吸収手段を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、揺動軸から保持部材に伝わる振動を低減させることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記転写部材は回転軸を中心に回転可能な転写ローラであり、前記転写ローラの前記回転軸を嵌め込むローラ軸孔71cなどの回転軸孔部が前記保持部材に設けられており、前記転写ローラの前記回転軸の外周面と前記回転軸孔部の内周面との間に前記振動吸収手段を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、保持部材から前記回転軸を介して転写ローラに伝わる振動を低減させることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記振動吸収手段がグリスである。これによれば、上記実施形態について説明したように、低コスト化や作業性の向上を図ることができる。
(態様E)
(態様D)において、前記グリスの動粘度が、40[℃]で300[cSt]以上7000[cSt]以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、グリスが垂れ流れて振動を吸収する効果が薄れるのを抑えたり、グリス塗布の作業性が悪するのを抑制したりすることができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記振動吸収手段がゴム部材である。これによれば、上記実施形態について説明したように、簡易な構成で振動を吸収することができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、前記保持部材が摺動性樹脂部材で構成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、保持部材の摩耗を抑制することができる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、前記転写部材が前記像担持体に対して加圧する方向に揺動するように、前記保持部材を付勢する引張スプリング77などの付勢手段を有しており、前記付勢手段と前記保持部材との接続箇所に、前記付勢手段から前記保持部材に伝わる振動を吸収する振動吸収手段103などの第二振動吸収手段を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、付勢手段から保持部材に伝わる振動を低減させることができる。
(態様I)
(態様H)において、前記第二振動吸収手段がグリスまたはゴム部材である。これによれば、上記実施形態について説明したように、簡易な構成で振動を吸収することができる。
(態様J)
像担持体上の画像を、転写手段を用いて最終的に記録材上へ転写することにより該記録材に画像を形成する画像形成装置において、前記転写手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)または(態様I)の転写装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記揺動軸から前記保持部材を介して前記転写部材に伝わる振動を低減させ、前記転写部材への振動伝達に起因した異常画像が生じるのを抑制し、良好な画像形成を行うことができる。
1 画像形成装置
2 給紙部
3 画像形成部
4 露光装置
10 画像形成ユニット
11 中間転写ベルト
12 駆動ローラ
14 テンションローラ
15 二次転写ベルト
16 二次転写ローラ
17 二次転写対向ローラ
18 従動ローラ
20 感光体
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 張架ローラ
30 帯電ローラ
40 感光体クリーニング装置
41 クリーニングブレード
50 現像装置
51 現像ローラ
60 中間転写装置
62 一次転写ローラ
62a 転写ローラ軸
70 中間転写ベルトクリーニング装置
71 ローラ支持ブラケット
71a 揺動軸孔
71b 開口部
71c ローラ軸孔
71d 接続部
72 揺動バイアス端子
73 揺動支点軸
74 保持ピン
77 引張スプリング
77a 一端部
77b 他端部
78 接離スライダ
79 接離ピン
80 搬送路
81 給紙トレイ
82 給紙ローラ
83 レジストローラ対
84 排紙ローラ対
85 搬送ローラ対
86 搬送ローラ対
90 定着装置
101 振動吸収手段
102 振動吸収手段
特開2010−256459号公報

Claims (5)

  1. トナー像を担持する像担持体に対向し回転可能に設けられた無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を介して前記像担持体と当接し、該像担持体と該ベルト部材とにより形成されたニップ部で像担持体上のトナー像を、前記ベルト部材の表面または該ベルト部材の表面に担持された記録材上に転写する転写部材と、前記転写部材を前記像担持体に近づける方向と該転写部材を該像担持体から遠ざける方向とに揺動可能なように揺動軸に軸支された、前記転写部材を保持する保持部材を有し、前記像担持体に対して前記転写部材を接離させる接離手段とを備えた転写装置において、
    前記揺動軸から前記保持部材を介して前記転写部材に伝わる振動を吸収する第一振動吸収手段を有し、
    前記転写部材は回転軸を中心に回転可能な転写ローラであり、
    前記保持部材には前記回転軸が挿入される回転軸孔が形成されており、
    前記回転軸の外周面と前記回転軸孔の内周面との間に前記第一振動吸収手段としてのグリスを設け、
    前記転写部材が前記像担持体に対して加圧する方向に揺動するように、前記保持部材を付勢する付勢手段を有しており、
    前記付勢手段と前記保持部材との接続箇所に、前記付勢手段から前記保持部材に伝わる振動を吸収する第二振動吸収手段を設けたことを特徴とする転写装置。
  2. 請求項1に記載の転写装置において、
    前記グリスの動粘度が、40[℃]で300[cSt]以上7000[cSt]以下であることを特徴とする転写装置。
  3. 請求項1または2に記載の転写装置において、
    前記保持部材が摺動性樹脂部材で構成されていることを特徴とする転写装置
  4. 求項1、2または3に記載の転写装置において、
    前記第二振動吸収手段がグリスまたはゴム部材であることを特徴とする転写装置。
  5. 像担持体上の画像を、転写手段を用いて最終的に記録材上へ転写することにより該記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    前記転写手段として、請求項1、2、3または4に記載の転写装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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