JP6437438B2 - 無電解めっき下地膜形成用組成物 - Google Patents
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Description
例えば導電性高分子の一種であるポリアニリンは、その電気的な特性に加え、安価なアニリンから比較的簡便に合成でき、かつ導電性を示す状態で酸素等に対して優れた安定性を示すという利点及び特性を有する。また、特許文献1に記載の方法によって簡便に、かつ高導電のポリアニリンを得ることができる。
さらに、導電性高分子には還元力を有するものも多く、この特性を活かしてポリカーボネート(PC)やポリエチレンテレフタレート(PET)等の各種基材の無電解めっきの下地膜として注目されている(特許文献2〜8)。
1.導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂を含み、
前記エポキシ樹脂の配合量が、導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂の合計に対し、0.2重量%〜30重量%である無電解めっき下地膜形成用組成物。
2.さらにポリビニルアセタール樹脂を含む1記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
3.前記ポリビニルアセタール樹脂が、ポリビニルブチラールである2記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
4.前記エポキシ樹脂のガラス転移温度が60℃〜110℃である1〜3のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
5.前記エポキシ樹脂が、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂及びナフタレン型エポキシ樹脂からなる群から選ばれる1種以上である1〜4のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
6.前記導電性ポリマーが置換又は無置換のポリアニリンがドーパントによってドープされたポリアニリン複合体である1〜5のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
7.前記ドーパントが下記式(III)で表されるスルホコハク酸誘導体である6記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
8.前記ドーパントがジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウムである6又は7記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
9.前記ウレタン樹脂が、2種以上のウレタン樹脂である1〜8のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
10.前記ウレタン樹脂が、MAUシリーズ、ASPUシリーズ、ハイドランシリーズ、ユーコートシリーズ、アクリットシリーズ及びPTG−RSNからなる群から選ばれる少なくとも2種のウレタン樹脂である1〜9のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
11.さらに溶剤を含む1〜10のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
12.1〜11のいずれか記載の無電解めっき下地形成用組成物から得られる無電解めっき下地膜。
13.金属を含む無電解めっき層と、
12記載の無電解めっき下地膜と、
基板とを含み、前記無電解めっき層の面と前記無電解めっき下地膜の面が接しているめっき積層体。
14.前記金属が銅である13記載のめっき積層体。
15.前記基板が樹脂である13又は14記載のめっき積層体。
16.前記基板がポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、又はポリフェニレンサルファイド樹脂である13〜15のいずれか記載のめっき積層体。
17.1〜11のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いる無電解めっき下地膜の製造方法。
18.基板上に、1〜11のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いて無電解めっき下地膜を形成する工程、及び
前記無電解めっき下地膜上に、金属を含む無電解めっき層を形成する工程を含む
無電解めっき積層体の製造方法。
19.前記無電解めっき下地膜にパラジウムを担持させ、その後、無電解めっき液に接触させることにより無電解めっき層を形成する18記載の無電解めっき積層体の製造方法。
20.前記無電解めっき下地膜に塩化パラジウム溶液を接触させることによりパラジウムを担持させる19記載の無電解めっき積層体の製造方法。
21.前記無電解めっき液がCu、Ni、Au、Pd、Ag、Sn、Co及びPtから選択される1以上の金属を含む19又は20記載の無電解めっき積層体の製造方法。
22.13〜16のいずれかに記載のめっき積層体を用いた電子回路。
23.13〜16のいずれかに記載のめっき積層体を用いたコネクタ。
24.13〜16のいずれかに記載のめっき積層体を用いたコイル。
本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物は、導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂を含み、前記エポキシ樹脂の配合量が、導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂の合計に対し、0.2重量%〜30重量%である。
また、本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物は、任意に溶剤を含むことができる。
無電解めっきとは、電気分解を行わず、還元剤を用いる自己触媒作用を有する金属のめっき方法であり、例えば無電解銅めっきの場合、溶液中の銅イオンを、ホルムアルデヒド等の還元剤を用いて還元して金属銅被膜を析出させ、析出した金属銅が自己触媒となってさらに銅イオンを金属化し、析出させる化学的プロセスである。
本発明の組成物は無電解めっき層の下地層の形成に用いる。
本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物の各成分を混合することで、無電解めっき下地膜形成用組成物を得ることができる。
導電性ポリマーの例としては、π共役ポリマーがドーパントによってドープされているπ共役ポリマー複合体が挙げられ、具体的には、置換又は無置換のポリアニリンがドーパントによってドープされているポリアニリン複合体、置換又は無置換のポリピロールがドーパントによってドープされているポリピロール複合体、並びに置換又は無置換のポリチオフェンがドーパントによってドープされているポリチオフェン複合体が挙げられ、置換又は無置換のポリアニリンがドーパントによってドープされているポリアニリン複合体が好ましい。
分子量と分子量分布は、ゲルパーミェションクロマトグラフィ(GPC)によりポリスチレン換算で測定する。
ポリアニリンは、汎用性及び経済性の観点から無置換のポリアニリンが好ましい。
塩素原子を含まない酸の存在下で得られたポリアニリンは、ポリアニリン複合体の塩素含有量をより低くすることができる。
上記塩素含有量は、燃焼−イオンクロマト法によって測定する。
尚、本発明において、ドーパントが特定の酸であると表現する場合、及びドーパントが特定の塩であると表現する場合があるが、いずれも特定の酸又は特定の塩から生じる特定の酸イオンが、上述したπ共役ポリマーにドープするものとする。
式(I)のMは、水素原子、有機遊離基又は無機遊離基である。
上記有機遊離基としては、例えば、ピリジニウム基、イミダゾリウム基、アニリニウム基が挙げられる。また、上記無機遊離基としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄が挙げられる。
式(I)のXは、アニオン基であり、例えば−SO3 −基、−PO3 2−基、−PO4(OH)−基、−OPO3 2−基、−OPO2(OH)−基、−COO−基が挙げられ、好ましくは−SO3 −基である。
上記炭化水素基は、鎖状もしくは環状の飽和脂肪族炭化水素基、鎖状もしくは環状の不飽和脂肪族炭化水素基、又は芳香族炭化水素基である。
環状の飽和脂肪族炭化水素基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基等のシクロアルキル基が挙げられる。環状の飽和脂肪族炭化水素基は、複数の環状の飽和脂肪族炭化水素基が縮合していてもよい。例えば、ノルボルニル基、アダマンチル基、縮合したアダマンチル基が挙げられる。
式(I)のnは1以上の整数であり、式(I)のmは、Mの価数/Xの価数である。
上記エステル結合を2以上含有する化合物は、スルホフタール酸エステル、又は下記式(II)で表される化合物がより好ましい。
R4、R5及びR6は、それぞれ水素原子、炭化水素基又はR9 3Si−基である。ここで、3つのR9はそれぞれ炭化水素基である。
R4、R5及びR6が炭化水素基である場合の炭化水素基としては、炭素数1〜24の直鎖もしくは分岐状のアルキル基、芳香環を含むアリール基、アルキルアリール基等が挙げられる。
R9の炭化水素基としては、R4、R5及びR6の場合と同様である。
R13及びR14は、それぞれ、炭化水素基又は−(R15O)r−R16基である。R15はそれぞれ炭化水素基又はシリレン基であり、R16は水素原子、炭化水素基又はR17 3Si−基であり、rは1以上の整数である。3つのR17はそれぞれ炭化水素基である。
R13及びR14において、R15が炭化水素基である場合の炭化水素基としては、上記R10と同様である。また、R13及びR14において、R16及びR17が炭化水素基である場合の炭化水素基としては、上記R4、R5及びR6と同様である。
rは、1〜10であることが好ましい。
R13及びR14の炭化水素基としては、R7及びR8と同様であり、ブチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、デシル基が好ましい。
尚、ドープ率は(ポリアニリンにドープしているドーパントのモル数)/(ポリアニリンのモノマーユニットのモル数)で定義される。例えば無置換ポリアニリンとドーパントを含むポリアニリン複合体のドープ率が0.5であることは、ポリアニリンのモノマーユニット分子2個に対し、ドーパントが1個ドープしていることを意味する。
ポリアニリン複合体がリンを含む場合、リンの含有量は例えば10重量ppm以上5000重量ppm以下である。
上記リンの含有量は、ICP発光分光分析法で測定することができる。
また、ポリアニリン複合体は、不純物として第12族元素(例えば亜鉛)を含まないことが好ましい。
また、「2つの液相を有する溶液」は、片方の液相が連続相であり、他方の液相が分散相である状態も含む。例えば「高極性溶媒の相」が連続相であり「低極性溶媒の相」が分散相である状態、及び「低極性溶媒の相」が連続相であり「高極性溶媒の相」が分散相である状態が含まれる。
上記ポリアニリン複合体の製造方法に用いる高極性溶媒としては、水が好ましく、低極性溶媒としては、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が好ましい。
これら酸化剤は単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
代表的なものとしては、例えば、ポリスチレンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、アントラキノンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、スルホサリチル酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、アリルスルホン酸等のスルホン酸類、過塩素酸、塩素、臭素等のハロゲン類、ルイス酸、プロトン酸等がある。これらは、酸形態であってよいし、塩形態にあることもできる。モノマーに対する溶解性の観点から好ましいものは、過塩素酸テトラブチルアンモニウム、過塩素酸テトラエチルアンモニウム、テトラフルオロホウ酸テトラブチルアンモニウム、トリフルオロメタンスルホン酸テトラブチルアンモニウム、トリフルオロスルホンイミドテトラブチルアンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等である。
導電性ポリマーの割合が30重量%以下と低くなるとめっきの析出性が悪化するおそれがある。
ウレタン樹脂としては、例えば、ポリイソシアネートとポリオールを反応させて得られるもの等を用いることができる。
具体的には、例えば、TDI(トリレンジイソシアネート)系、MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)系、XDI(キシリレンジイソシアネート)系、NDI(ナフチレン1,5−ジイソシアネート)系、TMXDI(テトラメチレンキシリレンジイソシアネート)系等の芳香族系イソシアネート、IPDI(イソホロンジイソシアネート)系、H12MDI(水添MDI、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)系、H6XDI(水添XDI)系等の脂環族系イソシアネート、HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系、DDI(ダイマー酸ジイソシアネート)系、NBDI(ノルボルネン・ジイソシアネート)系等の脂肪族系イソシアネート等がある。これらは1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
組成物中の導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂の合計に対するウレタン樹脂の割合は10重量%〜68.8重量%が好ましく、より好ましくは20重量%〜65重量%であり、さらに好ましくは25重量%〜60重量%であり、最も好ましくは30重量%〜50重量%である。
含有量が少なすぎると、基材への密着性が発現せず容易に剥離してしまうおそれがある。また、多すぎるとポリアニリンの割合が低下するため、めっきの析出性が悪化するおそれがある。
ASPUシリーズは、溶剤系であり、耐候性、摩耗性、屈曲性向上とともに、反応性基を有することで柔軟かつ強靭な膜を作製することができる。
ハイドランシリーズは、水系であり、種々の溶剤に溶解させて、ASPUシリーズと同等の性能を有することができる。
アクリットシリーズは、反応性基を有していないウレタンエマルジョンである。水系塗料に使用することができる。
2価の芳香族炭化水素基としては、環形成炭素数6〜50の芳香族炭化水素基等が挙げられる。具体的には、フェニレン基、ナフチレン基等が挙げられる。
2価の脂肪族炭化水素基としては、炭素数6〜50の直鎖状脂肪族炭化水素基、炭素数6〜50の分岐状脂肪族炭化水素基等が挙げられる。具体的には、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等が挙げられる。
1以上の2価の芳香族炭化水素基と1以上の2価の脂肪族炭化水素基とを任意の順で結合した2価の基としては、フェニレン基とメチレン基が結合した基、ナフチレン基とエチレン基が結合した基等が挙げられる。
置換基を有する場合の置換基としては、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基等が挙げられる。
2種以上のウレタン樹脂を用いることにより、加工性に富んだ塗膜を作製することができる。
エポキシ樹脂は、架橋性化合物であり、樹脂内にあるエポキシ基により架橋反応させ、硬化させることができる。
また、所定量のエポキシ樹脂は、優れた成形加工性及びめっき析出性を、無電解めっき下地膜形成用組成物に付与する。
エポキシ樹脂を含有する無電解めっき下地膜形成用組成物を用いて下地膜を形成する場合において、エポキシ樹脂のガラス転移温度が上記範囲であることにより、下地膜の耐熱性及び耐熱衝撃性を向上させることができる。
これは、ポリアニリン複合体等の導電性ポリマーに上記ガラス転移温度を有するエポキシ樹脂を添加することで、柔軟かつ塗膜強度および密着強度が強くなるため、印刷、成形及びめっき後の耐熱試験及び熱衝撃試験への耐性が向上すると考えられる。
エポキシ樹脂の割合が30重量%を超えると、成形加工時に塗膜の断裂が多く観測されるようになる。
本発明の組成物は、さらにポリビニルアセタール樹脂を含んでもよい。
ポリビニルアセタール樹脂としては、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール等が挙げられる。中でも、ポリビニルブチラールが好ましい。
ポリビニルアセタール樹脂を用いることにより、様々な基材への密着が期待できる。
本発明の組成物は、導電性ポリマーとしてポリアニリン複合体を含む場合、さらに電気伝導率の改善効果を有するフェノール性化合物をポリアニリン複合体の一部として含んでいてもよい。
フェノール性化合物は、フェノール性水酸基を有する化合物であれば特に限定されない。フェノール性水酸基を有する化合物とは、フェノール性水酸基を1つ有する化合物、フェノール性水酸基を複数有する化合物、及びフェノール性水酸基を1つ又は複数有する繰り返し単位から構成されるポリマー化合物である。
Rは、炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基である。)
Rは、それぞれ炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基、アルキルチオ基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基である。)
式(B)で表わされるフェノール性化合物の具体例としては、ヒドロキシナフタレンが挙げられる。
Rは、それぞれ炭素数1〜20のアルキル基、アルケニル基、アルキルチオ基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、アルキルアリール基又はアリールアルキル基である。)
式(C)で表わされる化合物の具体例としては、o−,m−もしくはp−クレゾール、o−,m−もしくはp−エチルフェノール、o−,m−もしくはp−プロピルフェノール(例えば4−イソプロピルフェノール)、o−,m−もしくはp−ブチルフェノール、o−,m−もしくはp−ペンチルフェノール(例えば、4−tert−ペンチルフェノール)が挙げられる。
アルケニル基としては、上述したアルキル基の分子内に不飽和結合を有する基が挙げられる。
シクロアルキル基としては、シクロペンタン、シクロヘキサン等が挙げられる。
アリール基としては、フェニル、ナフチル等が挙げられる。
アルキルアリール基、及びアリールアルキル基としては、上述したアルキル基とアリール基を組み合わせて得られる基等が挙げられる。
nが2以上の整数である場合、複数のRはナフタレン環の置換位置のそれぞれに独立に置換する。)
また、式(D)で表されるフェノール性化合物の具体例としては、1,6−ナフタレンジオール、2,6−ナフタレンジオール、2,7−ナフタレンジオールが挙げられる。
本発明の組成物は、導電性ポリマーとしてポリアニリン複合体を含む場合、さらに耐熱安定化剤を含んでいてもよい。
耐熱安定化剤とは、酸性物質又は酸性物質の塩であり、酸性物質は有機酸(有機化合物の酸)、無機酸(無機化合物の酸)のいずれでもよい。また、導電性ポリマー層は、複数の耐熱安定化剤を含んでいてもよい。
また、耐熱安定化剤として酸性物質及び酸性物質の塩の両方を含む場合は、好ましくは当該酸性物質及び酸性物質の塩のうち、少なくとも1つはプロトン供与体と異なる化合物である。
また、耐熱安定化剤として酸性物質及び酸性物質の塩の両方を含む場合には、当該酸性物質及び酸性物質の塩のうち少なくとも1つは、フェノール性化合物と異なることが好ましい。
上記アルキルスルホン酸としては、例えば、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ジ2−エチルヘキシルスルホコハク酸が挙げられる。ここでのアルキル基は、好ましくは炭素数が1〜18の直鎖又は分岐のアルキル基である。
置換基としては、例えば、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アシル基からなる群から選択される置換基であり、1以上置換していてもよい。
上記ポリスルホン酸は、高分子鎖の主鎖又は側鎖に複数のスルホン酸基が置換したスルホン酸である。例えば、ポリスチレンスルホン酸が挙げられる。
上記アルキルカルボン酸としては、例えばウンデシレン酸、シクロヘキサンカルボン酸、2−エチルヘキサン酸が挙げられる。ここでアルキル基は好ましくは炭素数が1〜18の直鎖又は分岐のアルキル基である。
上記置換もしくは無置換の芳香族カルボン酸としては、例えば、置換又は無置換のベンゼンカルボン酸及びナフタレンカルボン酸が挙げられる。ここで置換基は、例えば、スルホン酸基、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アシル基からなる群から選択される置換基であり、1以上置換していてもよい。具体例としては、サリチル酸、安息香酸、ナフトエ酸、トリメシン酸が挙げられる。
上記アルキルリン酸又はアルキルホスホン酸としては、例えば、ドデシルリン酸、リン酸水素ビス(2−エチルヘキシル)が挙げられる。ここでアルキル基は好ましくは炭素数が1〜18の直鎖又は分岐のアルキル基である。
上記芳香族リン酸及び芳香族ホスホン酸としては、置換又は無置換のベンゼンスルホン酸又はホスホン酸、及びナフタレンスルホン酸又はホスホン酸等が挙げられる。置換基としては、例えば、アルキル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アシル基からなる群から選択される置換基であり、1以上置換していてもよい。例えば、フェニルホスホン酸が挙げられる。
本発明の組成物は、耐熱安定化剤である酸性物質及び/又は酸性物質の塩を2つ以上含んでもよい。具体的には、本発明の組成物は、異なる複数の酸性物質及び/又は異なる複数の酸性物質の塩を含んでいてもよい。
耐熱安定化剤として酸性物質及び前記酸性物質の塩を含む場合には、酸性物質及び酸性物質の塩のうち少なくとも1つがプロトン供与体と同一又は異なるスルホン酸又はスルホン酸の塩であることが好ましい。
本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物の溶剤は、特に限定されないが、メタノール,エタノール,イソプロピルアルコール,2−メトキシエタノール,2−エトキシエタノール,ジアセトンアルコール、3−メトキシ−1−ブタノール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、アセトン,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,ソルベントナフサ、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、及びγ‐ブチロラクトン等が用いられる。
前記溶剤の含有量は、組成物中の導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂の合計100重量部に対し、25重量部〜4900重量部が好ましく、より好ましくは100重量部〜900重量部、さらに好ましくは233重量部〜400重量部である。
本発明の組成物は、さらに他の樹脂、無機材料、硬化剤、可塑剤、有機導電材料等の添加剤を含んでもよい。
他の樹脂としては、例えば、バインダー基材、可塑剤、マトリックス基材等が挙げられる。
無機材料の具体例としては、例えば、シリカ(二酸化ケイ素)、チタニア(二酸化チタン)、アルミナ(酸化アルミニウム)、Sn含有In2O3(ITO)、Zn含有In2O3、In2O3の共置換化合物(4価元素及び2価元素が3価のInに置換した酸化物)、Sb含有SnO2(ATO)、ZnO、Al含有ZnO(AZO)、Ga含有ZnO(GZO)等が挙げられる。
可塑剤の具体例としては、例えば、フタル酸エステル類やリン酸エステル類が挙げられる。有機導電材料としては、カーボンブラック、カーボンナノチューブのような炭素材料、あるいは、本発明で得られるポリアニリン以外の、導電性ポリマー等が挙げられる。
本発明の無電解めっき下地膜(層)は、上記の組成物から得られる。本発明の無電解めっき下地膜の形成方法は後述する通りである。
無電解めっき下地膜の乾燥膜厚は0.1μm以上が好ましく、より好ましくは0.2μm以上である。膜厚が0.1μm未満であると、基材とめっき膜の密着力が保持できないため、剥離しやすくなってしまう。また、Pd金属が担持されない領域が多くなる恐れがあり、無電解めっきされない領域が多くなる恐れがある。
乾燥膜厚の上限は特にないが、例えば100μm以下、20μm以下、10μm以下である。
本発明の無電解めっき下地膜の製造方法は、本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いる。本製造方法は、本発明の組成物を用いていれば特に限定されず、例えば、基材の上に本発明の組成物をバーコート法により塗工し、乾燥する塗工方法が挙げられる。
本発明のめっき積層体は、金属を含む無電解めっき層と、導電性ポリマー、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂を含む無電解めっき下地層(膜)と、基板層とを含み、無電解めっき層の一方の面と、無電解めっき下地層の一方の面が接している。
めっき積層体1は、基板10上に、無電解めっき下地層20及び無電解めっき層30をこの順に積層して含む。
本発明のめっき積層体は、後述する本発明のめっき積層体の製造方法により製造できる。
基材は特に限定されず、金属、無機素材(セラミックス、ガラス等)、又は樹脂であってもよい。また、金属を樹脂で完全に覆った基材や、無機系素材と樹脂との複合材(例えば、FRP,ガラスエポキシ複合材)等であってもよい。樹脂の種類としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、フェノール樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等が挙げられる。
基材の具体例として、例えば易接着処理PET(東洋紡製A4300)が挙げられる。
無電解めっき層の金属種としては、銅、ニッケル、コバルト、パラジウム、銀、金、白金及びスズ等が挙げられる。また、これらの他にリン、ホウ素、鉄等の元素が含有されていてもよい。また、形成方法は後述する通りである。
本発明の無電解めっき積層体の製造方法は、基板層上に、本発明の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いて無電解めっき下地膜を形成する工程、及び無電解めっき下地膜上に、金属を含む無電解めっき層を形成する工程を含む。
下地膜を形成した後、無電解めっき層を形成する前に成形工程及び脱脂工程を行うことが好ましい。
成形工程の加熱温度は、特に限定されないが、通常50℃〜300℃である。
成形工程で使用する型は、特に限定されないが、例えば、円状、楕円状などがある。
真空成形における真空度は、0.1MPa〜0.9MPaであることが好ましい。
界面活性剤は、アニオン性、カチオン性又は非イオン性のものを適宜使用でき、カチオン性界面活性剤が好ましい。カチオン性界面活性剤を用いる場合は、例えばイオン交換水等で1〜3%に希釈して用いる。
Pd化合物溶液を接触させると、ポリアニリン複合体等の導電性ポリマーはPdイオンを吸着し、その還元作用により、PdイオンがPd金属に還元される。尚、還元されたPd、即ち金属状態のPdでなければ、無電解めっきにおける触媒作用を発現しない。
上記単位面積当たりのPd付着量(Pdイオン及びPd金属を含む)は1.7μg/cm2以上であることが好ましく、2.5μg/cm2以上であることがさらに好ましい。
また、無電解めっき液との接触時間もめっき浴種類や厚み等で異なるが、例えば1〜30分、5〜15分である。無電解めっきのみでもよく、または無電解めっきで金属薄膜を設けた後で電解めっきによりさらに同種、または異なる金属膜を設けることも可能である。
[ポリアニリン複合体の製造]
エーロゾルOT(ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム)(AOT)37.8g及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル構造を有する非イオン乳化剤であるソルボンT−20(東邦化学工業株式会社製)1.47gをトルエン600mLに溶解した溶液を、窒素気流下においた6Lのセパラブルフラスコに入れ、さらにこの溶液に、22.2gのアニリンを加えた。その後、1Mリン酸1800mLを溶液に添加し、トルエンと水の2つの液相を有する溶液の温度を5℃に冷却した。
製造例1で得たポリアニリン複合体トルエン溶液を、60℃の湯浴で減圧乾燥し、乾固しポリアニリン複合体(粉末)を51.3g得た。
[めっき下地膜形成工程]
製造例2で得たポリアニリン複合体(粉末)5.2g、ウレタン樹脂であるMAU1008(大日精化工業株式会社製、固形分濃度30%、溶剤:γ‐ブチロラクトン)11.1g、ウレタン樹脂であるASPU360(DIC株式会社製、固形分濃度30%、溶剤:3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール)2.0g、エポキシ樹脂であるHP7200HH(DIC株式会社製、ガラス転移温度:93℃)0.1g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(MMB)8.9g、ソルベントナフサ2.5g、ブチルカルビトール1.3gを混合、撹拌し、均一なめっき下地形成用組成物を作成した。めっき下地形成用組成物の組成を表1に示す。表1では、各成分の配合量を(g)で表す。また、表1中の括弧内の数字は、ポリアニリン複合体(粉末)、架橋性ウレタン樹脂及びポリイソシアネートの合計に対する配合量を表し、ポリアニリン複合体(粉末)、架橋性ウレタン樹脂及びポリイソシアネートにおいては重量%で表され、MMB、ブチルカルビトール、ソルベントナフサ、及び後述のKS−10においては重量部で表される。
得られた塗液を、スクリーン印刷機を用いてポリカーボネートフィルムであるカーボグラスC110C(旭硝子株式会社製)上に印刷し、120℃60分乾燥してめっき下地膜を形成した。めっき下地膜の厚みは10μmであった。
めっき下地形成用組成物の調製に使用したエポキシ樹脂のガラス転移温度の測定は株式会社日立ハイテクサイエンス製のEXTAR DSC7020を用いて行った。サンプル試料0.2gをアルミ皿で密閉後、加熱し、吸熱ピークを確認したポイントをガラス転移温度とした。
ドローダウン式の真空成形機を用いて、印刷したポリカーボネートフィルムが160℃程度になるまで加熱し、直径5cmの円状の型を用いて、0.5MPaで真空成形を行った。
成形加工性は成形された曲面部の印刷塗膜の断裂有無を確認し、きれいに延伸されている場合には「○」、断裂がある場合には「×」と判定した。結果を表2に示す。
めっき下地膜を設けた基材全体を、3%ダイヤノールCDE(ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド;非イオン界面活性剤、第一工業製薬株式会社製)水溶液中へ室温で5分間浸漬して、脱脂処理を行った。
さらに、亜硫酸水素ナトリウム10gをイオン交換水90gに溶解し、10重量%亜硫酸水素ナトリウム水溶液を調製した。めっき下地膜を設けた基材全体を、この10重量%亜硫酸水素ナトリウム水溶液中へ60℃で5分間浸漬して、脱脂処理を行った。
脱脂処理後のめっき下地膜を設けた基材全体を、触媒化処理剤アクチベーター(パラジウム水溶液、奥野製薬工業株式会社製)の20倍希釈液中に30℃5分間浸漬し、金属Pd担持処理を行った。
Pd担持処理後のめっき下地膜を設けた基材について、無電解銅めっき液TSP810(奥野製薬工業株式会社製)を用いて60℃60分間めっき処理を行い、めっき積層体を製造した。
めっき析出性は、平坦部及び曲面部に分け、かつ、めっきが全面に析出した場合には「○」、未析出部分がある場合には「×」と判定した。結果を表2に示す。表2中の*は、ポリアニリン複合体(粉末)、架橋性ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂の合計に対する配合量(重量(wt)%)であることを示す。
めっき被膜について、JIS5600−5−6に準じて、カッターで2mm間隔の格子状の傷を付け、セロテープ(ニチバン株式会社製)を貼り、90°の角度で剥がし、クロスカット試験を行った。密着性については、剥離が観察されなかった場合には「○」、剥離が観察された場合には「×」と判定した。結果を表2に示す。尚、「−」は、平坦部において、全面にめっきが析出しなかったため、測定できなかったことを意味する。
めっき積層体を循環式オーブンに80℃240時間投入した後、前記クロスカット試験を実施した。
密着性については、240時間後のめっき積層体においても、クロスカット試験で剥離が観察されなかった場合には「○」、24時間後のめっき積層体に、クロスカット試験で剥離が観察された場合には「×」、120時間後のめっき積層体では剥離しなかったが、240時間後のめっき積層体は、クロスカット試験で剥離した場合は「△」と判定した。結果を表2に示す。
めっき積層体を熱衝撃試験機に−55℃〜110℃各15分256サイクル投入した後、前記クロスカット試験を実施した。
密着性については256サイクル後のめっき積層体においても、クロスカット試験で剥離が観察されなかった場合には「○」、48サイクル後のめっき積層体に、クロスカット試験で剥離が観察された場合には「×」、144サイクル後のめっき積層体では剥離しなかったが、256サイクル後のめっき積層体は、クロスカット試験で剥離した場合は「△」と判定した。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHを0.5g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、エポキシ樹脂であるHP4710(DIC株式会社製、ガラス転移温度:95℃)を0.1g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP4710を0.5g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP4710を0.1g用い、さらに、ポリビニルアセタール樹脂であるエスレックKS−10(積水化学工業株式会社製、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂)を0.1g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP4710を0.5g用い、さらに、ポリビニルアセタール樹脂であるエスレックKS−10を0.1g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHを4g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHを7g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP4710を4g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP4710を7g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、エポキシ樹脂であるHP7200(DIC株式会社製、ガラス転移温度:61℃)を0.1g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
表1に示すように、HP7200HHに代えて、HP7200を0.5g用いた以外、実施例1と同様にして、めっき下地形成用組成物を調製及びめっき積層体を製造し、評価を行った。結果を表2に示す。
また、実施例1〜6は、特に優れた耐熱試験後及び熱衝撃試験後のめっき密着性を示した。
本願のパリ優先の基礎となる日本出願明細書の内容を全てここに援用する。
Claims (22)
- 置換又は無置換のポリアニリンがドーパントによってドープされたポリアニリン複合体、ウレタン樹脂及びエポキシ樹脂を含み、
前記エポキシ樹脂の配合量が、前記ポリアニリン複合体、前記ウレタン樹脂及び前記エポキシ樹脂の合計に対し、0.2重量%〜30重量%であり、
前記ポリアニリン複合体の配合量が、前記ポリアニリン複合体、前記ウレタン樹脂及び前記エポキシ樹脂の合計に対し、31重量%〜80重量%であり、
前記ウレタン樹脂の配合量が、前記ポリアニリン複合体、前記ウレタン樹脂及び前記エポキシ樹脂の合計に対し、10重量%〜68.8重量%である無電解めっき下地膜形成用組成物。 - さらにポリビニルアセタール樹脂を含む請求項1記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 前記ポリビニルアセタール樹脂が、ポリビニルブチラールである請求項2記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 前記エポキシ樹脂のガラス転移温度が60℃〜110℃である請求項1〜3のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 前記エポキシ樹脂が、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂及びナフタレン型エポキシ樹脂からなる群から選ばれる1種以上である請求項1〜4のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 前記ドーパントがジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウムである請求項1〜6のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 前記ウレタン樹脂が、2種以上のウレタン樹脂である請求項1〜7のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- さらに溶剤を含む請求項1〜8のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物。
- 請求項1〜9のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物から得られる無電解めっき下地膜。
- 金属を含む無電解めっき層と、
請求項10記載の無電解めっき下地膜と、
基板とを含み、前記無電解めっき層の面と前記無電解めっき下地膜の面が接しているめっき積層体。 - 前記金属が銅である請求項11記載のめっき積層体。
- 前記基板が樹脂である請求項11又は12記載のめっき積層体。
- 前記基板がポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、又はポリフェニレンサルファイド樹脂である請求項11〜13のいずれか記載のめっき積層体。
- 請求項1〜9のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いる無電解めっき下地膜の製造方法。
- 基板上に、請求項1〜9のいずれか記載の無電解めっき下地膜形成用組成物を用いて無電解めっき下地膜を形成する工程、及び
前記無電解めっき下地膜上に、金属を含む無電解めっき層を形成する工程を含む
無電解めっき積層体の製造方法。 - 前記無電解めっき下地膜にパラジウムを担持させ、その後、無電解めっき液に接触させることにより前記無電解めっき層を形成する請求項16記載の無電解めっき積層体の製造方法。
- 前記無電解めっき下地膜に塩化パラジウム溶液を接触させることによりパラジウムを担持させる請求項17記載の無電解めっき積層体の製造方法。
- 前記無電解めっき液がCu、Ni、Au、Pd、Ag、Sn、Co及びPtから選択される1以上の金属を含む請求項17又は18記載の無電解めっき積層体の製造方法。
- 請求項11〜14のいずれか記載のめっき積層体を用いた電子回路。
- 請求項11〜14のいずれか記載のめっき積層体を用いたコネクタ。
- 請求項11〜14のいずれか記載のめっき積層体を用いたコイル。
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