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JP6448229B2 - 継手 - Google Patents
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JP6448229B2 - 継手 - Google Patents

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Description

本発明は、継手に関する。
従来から、ホースの端部を加締加工によって継手本体に固定する継手が知られている。
下記特許文献1には、継手本体の軸方向の一端側にホース接続部(芯部)を備えると共に、ホース接続部の外周側にホース接続部に沿って締金具が設けられた継手が開示されている。この継手では、継手本体のホース接続部と締金具との間にホースを挿入し、締金具の外周側から締金具を加締めることで、ホースをホース接続部に固定している。
特開2008−25762号公報(例えば、図9、図11)
従来は、一つのホースに一つの継手の組み合わせが基本であった。しかし、現在では、継手の在庫削減やコスト改善のため、継手の集約化が進み、多種のホースのうち内径が同じホースについては、極力一つの同じ継手を適用することが多くなっている。
その際、ホースの外径に対し、ほどほどの締金具の内径を有する継手との組み合わせでは、ほとんど問題はないが、締金具の内径に対してホースの外径が小さい場合には、締金具でホースを加締めたときに、外観、品質面を損なう可能性がある。
例えば、上記特許文献1の継手において、内径が大きい締金具を、無理やり外径が小さいホースの締め付けに用いた場合には、締金具の締め付け量が大きく、結果として、締金具の表面に大きな皺や割れが発生する可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、加締部の内径に対して外径が小さいホースを締め付けた場合に、加締部に大きな皺や割れが発生することを防止又は抑制することができる継手を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、第1の態様に記載継手は、可撓性のホースの端部内側が挿入され、前記ホースの内周面が接触する芯部を備えた継手本体と、前記継手本体に設けられ、前記芯部に沿って延在されると共に、前記芯部の外周側に挿入された前記ホースを前記芯部側に加締めて固定する金属製の加締部と、前記加締部と前記芯部の外周側に挿入された前記ホースとの間に配置され、前記加締部と共に前記芯部側に加締められる充填部材と、を有する。
第1の態様に記載の継手によれば、可撓性のホースの端部内側が継手本体の芯部に挿入されることで、ホースの内周面が継手本体の芯部に接触する。継手本体には、芯部に沿って延在される金属製の加締部が設けられており、加締部と芯部の外周側に挿入されたホースとの間に充填部材が配置されている。この状態で、金属製の加締部によって、芯部の外周側に挿入されたホースを芯部側に加締めることにより、加締部と共に充填部材が芯部側に加締められ、加締部及び充填部材によりホースが芯部に固定される。
この継手では、加締部と芯部の外周側に挿入されたホースとの間に充填部材が配置されているため、加締部及び充填部材によりホースを加締めたときに、加締部の締め付け量が大きくなることが抑制される。このため、加締部の内径に対してホースの外径が小さい場合でも、加締部の表面に大きな皺や割れが発生することを防止又は抑制することができる。
第2の態様に記載の継手は、第1の態様に記載の継手において、前記充填部材は、前記加締部における前記ホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さ以下の長さに設定されたパイプである。
第2の態様に記載の発明によれば、充填部材は、加締部におけるホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さ以下の長さに設定されたパイプであり、加締部およびパイプによりホースをより効果的に締め付けることが可能である。また、パイプは、加締部におけるホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さ以下の長さに設定されているため、パイプの端部が加締部から露出することが防止又は抑制される。このため、加締部の締め付け時に外観をより確実に向上させることができる。
第3の態様に記載の継手は、第1の態様又は第2の態様に記載の継手において、前記加締部の内面には、軸方向に沿って前記ホース側に突出する複数の突起が形成されている。
第3の態様に記載の継手によれば、加締部の内面には、軸方向に沿ってホース側に突出する複数の突起が形成されており、複数の突起によりホースを締め付けることができる。
第4の態様に記載の継手は、第1の態様から第3の態様までのいずれか1つの態様に記載の継手において、前記充填部材の内面には、軸方向に沿って前記ホース側に突出する複数の凸部が形成されている。
第4の態様に記載の継手によれば、充填部材の内面には、軸方向に沿ってホース側に突出する複数の凸部が形成されているため、加締部と共に充填部材をホース側に加締めたときに、充填部材の複数の凸部がホースに食い込む。このため、継手を高圧で使用する場合でも、充填部材の複数の凸部により、ホースの締め付け品質を維持することができる。
第5の態様に記載の継手は、第4の態様に記載の継手において、前記複数の凸部は、前記ホースの挿入口側に向かうと共に前記ホース側に突出するように傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部の頂部から前記ホースと反対側に後退するように傾斜する第2傾斜部と、をそれぞれ備え、前記充填部材の軸方向に対する前記第1傾斜部のホースの抜け方向の角度が、前記充填部材の軸方向に対する前記第2傾斜部のホースの挿入方向の角度よりも大きい。
第5の態様に記載の継手によれば、ホースの挿入口側に向かうと共にホース側に突出するように傾斜する第1傾斜部と、第1傾斜部の頂部からホースと反対側に後退するように傾斜する第2傾斜部とを備え、充填部材の軸方向に対する第1傾斜部のホースの抜け方向の角度が第2傾斜部のホースの挿入方向の角度よりも大きい。このため、ホースの抜け出し方向に圧力がかかったときに、第1傾斜部によりホースの抜けをより確実に抑制することができる。
第6の態様に記載の継手は、第1の態様から第3の態様までのいずれか1つの態様に記載の継手において、前記充填部材は、アルミニウム合金で形成されている。
第6の態様に記載の継手によれば、充填部材は、アルミニウム合金で形成されていることで、金属材料のなかで比較的に塑性変形しやすい。このため、加締部がホース側に加締められたときに、加締部の締め付けに応じて充填部材が塑性変形しやすい。これにより、加締部の内部形状をほぼ損なうことなく、ホースの締め付け品質を維持することができる。
第7の態様に記載の継手は、第1の態様から第5の態様までのいずれか1つの態様に記載の継手において、前記充填部材は、炭素鋼で形成されている。
第7の態様に記載の継手によれば、充填部材は、炭素鋼で形成されていることで、例えば、アルミニウム合金等に比べて強度が大きい。このため、継手を高圧で使用する場合でも、充填部材によりホースの締め付け品質を維持することができる。
本願発明の継手によれば、加締部の内径に対して外径が小さいホースを締め付けた場合に、加締部に大きな皺や割れが発生することを防止又は抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る継手を示す半裁断面図である。 図2は、図1に示す継手の加締部およびパイプを加締めた状態を示す半裁断面図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る継手を示す半裁断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、本発明の第1実施形態である継手10が示されている。図1に示されるように、継手10は、軸方向の一端部側にホース14の端部内側が挿入される芯部12Aを備えた金属製の継手本体(金具本体)12と、この継手本体12の芯部12Aに沿って延在されると共にホース14の外側に配置された金属製の加締部(締金具)16と、を備えている。また、継手10は、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に配置された充填部材としてのパイプ18を備えている。
継手本体12は、略円筒状に形成されており、内部に流体(例えば液体)が通る流路12Bが形成されている。継手本体12の芯部12Aよりも軸方向中間部には、外径が芯部12Aの外径よりも大きい突起部12Cが設けられている。突起部12Cの外周面には、半径方向内側に窪んだ溝部20が形成されている。加締部16には、軸方向の一端側に半径方向内側に突出した突出部16Aが形成されており、突出部16Aが継手本体12の溝部20に係止させることで、加締部16が継手本体12の突起部12Cに取り付けられている。
継手本体12の芯部12Aには、可撓性のホース14の端部内側が挿入されることで、ホース14の内周面が接触している。継手本体12の芯部12Aの軸方向先端、すなわちホース14内への挿入端側は先細り形状とされており、ホース14の内側を芯部12Aへ容易に挿入できるようになっている。ホース14は、芯部12Aと加締部16およびパイプ18との間に挿入されたときに、ホース14の先端部14Aが継手本体12の突起部12Cの側壁に接触するまで挿入可能である。
芯部12Aの外周面には、断面視にて鋸歯状とされた鋸歯部22が形成されている。本実施形態では、鋸歯部22の歯の向きは、芯部12Aの軸方向に対してホース14の挿入方向の傾斜角度よりもホース14の抜け出し方向の傾斜角度が大きくなるように形成されている。すなわち、鋸歯部22の歯の向きは、芯部12Aにホース14の内側が挿入された状態で、ホース14の不用意な抜けに対して抵抗が生じるように構成されている。なお、芯部12Aの軸方向に対する鋸歯部22の歯の角度は、変更してもよい。
加締部16の突出部16Aと反対側には、継手本体12の芯部12Aの外周側に芯部12Aに沿って配置されると共に、外径が突出部16Aの外径よりも大きい大径部16Bが設けられている。大径部16Bの内面には、加締部16の軸方向に沿って半径方向内側に突出する複数の突起24が形成されている。複数の突起24は、ホース14の挿入口側(加締部16の先端側)に向かうと共にホース14側に突出するように傾斜する第1傾斜部24Aと、この第1傾斜部24Aの頂部からホース14と反対側に後退するように傾斜する第2傾斜部24Bと、をそれぞれ備えている。本実施形態では、加締部16の軸方向に対する第1傾斜部24Aの角度(ホース14の抜け方向の角度)が、加締部16の軸方向に対する第2傾斜部24Bの角度(ホース14の挿入方向の角度)よりも大きく設定されている。これにより、加締部16をパイプ18と共にホース14側に加締めた状態で、第1傾斜部24Aによりホース14が抜ける方向に対して抵抗が生じるように構成されている。なお、加締部16の軸方向に対する第1傾斜部24Aの角度と、加締部16の軸方向に対する第2傾斜部24Bの角度は、変更してもよい。
パイプ18は、ほぼ円筒状の部材からなり、内径及び外径がパイプ18の軸方向に対してほぼ均一に形成されている。パイプ18は、加締部16の大径部16Bの内径に対して、ホース14の外径が小さい場合に、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に挿入されている(配置されている)。
パイプ18は、例えば、金属材料のなかで比較的に塑性変形しやすい材料で形成されている。本実施形態では、パイプ18は、アルミニウム合金で形成されている。また、パイプ18は、コストや締付規格などを考慮し、アルミニウム合金製の長いパイプを単純に裁断したものが用いられている。
パイプ18の軸方向の長さは、加締部16におけるホース14の端部内側が挿入される領域の軸方向の長さよりも短く設定されている。これにより、パイプ18が、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に配置された状態で、加締部16の先端(ホース14の挿入口側)からパイプ18の軸方向の端部が露出しないようになっている。
図2に示されるように、加締部16の大径部16Bが外周側からホース14側に加締められることにより、加締部16の大径部16Bと共にパイプ18が加締められ、加締部16およびパイプ18によりホース14が継手本体12の芯部12Aに押圧されて固定されている。すなわち、パイプ18は、加締部16の大径部16Bの内径に対してホース14の外径が小さい場合に、加締部16の大径部16Bとホース14との間の空間の一部を埋める充填部材として作用している(図1参照)。
本実施形態では、パイプ18がアルミニウム合金製であるため、加締部16の大径部16Bがホース14側に加締められたときに、加締部16の大径部16Bの締め付けに応じてパイプ18が塑性変形しやすい。これにより、加締部16の大径部16Bの複数の突起24に対応してパイプ18の内面に複数の突起(凸部)が形成されるようになっている。この継手10は、使用圧力が低い(例えば、7MPa以下)場合に適している。
なお、図示を省略するが、継手本体12の軸方向の他端部(加締部16と反対側)には、他の配管が接続される接続部が設けられている。接続部の構成は、特に限定されず、例えば、雄ねじ部、又は雌ねじ部を備えたナットなどが適用可能である。
次に、本実施形態の継手10の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、継手10では、ホース14の端部内側が継手本体12の芯部12Aに挿入されることで、ホース14の内周面が継手本体12の芯部12Aに接触する。この継手10では、加締部16の大径部16Bの内径に対してホース14の外径が小さい場合に、加締部16の大径部16Bと芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間にパイプ18が挿入されている。
この状態で、図2に示されるように、加締部16の大径部16Bが外周側からホース14側に加締められる。これにより、加締部16の大径部16Bと共にパイプ18が加締められ、加締部16およびパイプ18によりホース14が継手本体12の芯部12Aに押圧されて固定される。
この継手10では、加締部16の大径部16Bと芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間にパイプ18が配置されているため、加締部16およびパイプ18によりホース14を加締めたときに、加締部16の大径部16Bの締め付け量が大きくなることが抑制される。このため、加締部16の大径部16Bの内径に対してホース14の外径が小さい場合に、加締部16の表面に大きな皺や割れが発生することを防止又は抑制することができる。したがって、加締部16の大径部16Bの締め付け後に、継手10の外観形状を改善することができる。
また、この継手10では、パイプ18の軸方向の長さは、加締部16におけるホース14の端部内側が挿入される領域の軸方向の長さよりも短い。このため、加締部16の締め付け時にパイプ18の軸方向の端部が、加締部16の先端(ホース14の挿入口側)から露出することを防止又は抑制することができる。このため、加締部16の締め付け時に継手10の外観をより確実に向上させることができる。
さらに、この継手10では、パイプ18は、アルミニウム合金で形成されている。このため、加締部16の大径部16Bがホース14側に加締められたときに、加締部16の大径部16Bの締め付けに応じてパイプ18が塑性変形しやすい。このため、図2に示されるように、加締部16の大径部16Bの複数の突起24に押されてパイプ18が変形するため、複数の突起24に対応してパイプ18の内面に複数の突起(凸部)が形成される。これにより、加締部16の大径部16Bの内部形状をほぼ損なうことなく、ホース14の締め付け品質を維持することができる。
このような継手10は、使用圧力が、例えば、7MPa以下で、小ロット物量に適している。
本実施形態によれば、多種のホースのうち内径がほぼ同じホースに対しては、集約化した継手10をそのまま使用することができる。このため、多種の継手を用意する場合に比べて、コストを削減することができると共に、継手10の管理が容易となる。また、継手10の加締部16とホースとの締め付け時に、同じダイスを適用することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図3を用いて、本発明の第2実施形態である継手30について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図3に示されるように、継手30は、軸方向の一端部側にホース14の端部内側が挿入される芯部12Aを備えた金属製の継手本体12と、この継手本体12の芯部12Aに沿って延在されると共にホース14の外側に配置された金属製の加締部16と、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に配置された充填部材としてのパイプ32と、を備えている。
パイプ32は、加締部16の大径部16Bの内径に対して、ホース14の外径が小さい場合に、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に挿入されている(配置されている)。
パイプ32の内面は、加締部16の大径部16Bの内面に設けられた複数の突起24を模擬した形状に加工されている。より具体的には、パイプ32の内面には、パイプ32の軸方向に沿って半径方向内側に突出する複数の凸部34が形成されている。複数の凸部34は、ホース14の挿入口側(加締部16の先端側)に向かうと共にホース14側に突出するように傾斜する第1傾斜部34Aと、この第1傾斜部34Aの頂部からホース14と反対側に後退するように傾斜する第2傾斜部34Bと、をそれぞれ備えている。本実施形態では、パイプ32の軸方向に対する第1傾斜部34Aの角度(ホース14の抜け方向の角度)は、パイプ32の軸方向に対する第2傾斜部34Bの角度(ホース14の挿入方向の角度)よりも大きく設定されている。なお、パイプ32の軸方向に対する第1傾斜部34Aの角度と、パイプ32の軸方向に対する第2傾斜部34Bの角度は、変更してもよい。
このようなパイプ32では、加締部16およびパイプ32をホース14側に加締めた状態で、複数の凸部34がホース14の外周面に食い込むようになっている。その際、複数の凸部34の第1傾斜部34Aにより、ホース14が抜ける方向に対して抵抗が生じるように構成されている。
また、継手30の断面視にて、パイプ32の複数の凸部34は、加締部16の複数の突起24と半径方向の位置を合わせて配置することが好ましい。これにより、加締部16をホース14側に加締めたときに、加締部16の複数の突起24に押されてパイプ32の複数の凸部34がホース14の外周面により確実に食い込みやすくなる。
パイプ32は、例えば、炭素鋼、例えばS−C材(機械構造用炭素鋼)で形成されている。炭素鋼は、他の金属材料に比べて強度が大きく、継手30に高い圧力が作用する場合に適している。本実施形態では、パイプ32としては、高圧で使用することを考慮し、例えば、S10C〜S20C相当のパイプ材が用いられている。なお、S10C、S20Cの数値は、炭素Cの含有量(C×100wt%)を示している。
パイプ32の軸方向の長さは、加締部16におけるホース14の端部内側が挿入される領域の軸方向の長さよりも短く設定されている。これにより、パイプ32が、加締部16と継手本体12の芯部12Aの外周側に挿入されたホース14との間に配置された状態で、加締部16の先端(ホース14の挿入口側)からパイプ32の軸方向の端部が露出しないようになっている。
このような継手30では、加締部16の大径部16Bが外周側からホース14側に加締められることにより、加締部16の大径部16Bと共にパイプ32が加締められ、加締部16およびパイプ32によりホース14が継手本体12の芯部12Aに押圧されて固定される。その際、パイプ32の内面に、ホース14側に突出する複数の凸部34が形成されているため、複数の凸部34がホース14の外周面に食い込む。これにより、継手30を高圧で使用しても、パイプ32の複数の凸部34により、ホース14の締め付け品質を維持することができる。
また、パイプ32の軸方向に対する第1傾斜部34Aの角度が、パイプ32の軸方向に対する第2傾斜部34Bの角度よりも大きい。このため、ホース14の抜け出し方向に圧力がかかったときに、第1傾斜部34Aによりホース14の抜けをより確実に抑制することができる。
さらに、パイプ32は、炭素鋼で形成されており、例えば、アルミニウム合金等に比べて強度が大きい。このため、継手30を高圧で使用しても、パイプ32のホース14への締め付け品質をより確実に維持することができる。
この継手30は、使用圧力が、例えば、7MPaより大きい場合で、小ロット物量に適している。
本実施形態によれば、多種のホースのうち内径がほぼ同じホースについては、集約化した継手30をそのまま使用することができる。このため、多種の継手を用意する場合に比べて、コストを削減することができると共に、継手30の管理が容易となる。また、継手30の加締部16とホースとの締め付け時に、同じダイスを適用することができる。
なお、第1及び第2実施形態において、ホースの厚さ、パイプの厚さ、加締部16の大径部16Bの厚さは、実施形態の構成に限定するものではなく、変更が可能である。
また、第1及び第2実施形態では、パイプは、加締部におけるホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さよりも短いが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、パイプの長さは、加締部におけるホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さとほぼ同じ長さに設定してもよい。
また、第1及び第2実施形態では、加締部とホースとの間に筒状のパイプが配置されているが、本発明は筒状のパイプに限定するものではない。例えば、周方向の一部を切り欠いた断面がC字状の部材など、他の形状の部材でもよい。すなわち、本発明のパイプは、周方向の一部を切り欠いた断面がC字状の部材を含む。
また、第1及び第2実施形態では、加締部に第1傾斜部24Aと第2傾斜部24Bとを有する複数の突起24が設けられているが、本発明はこの突起24の形状に限定するものではない。例えば、加締部の内面に、加締部の軸方向に対する第1傾斜部24Aと第2傾斜部24Bの角度がほぼ同一の複数の突起を設けてもよいし、加締部の軸方向に対する第1傾斜部24Aよりも第2傾斜部24Bの角度が大きい複数の突起を設けてもよい。また、例えば、加締部の内面に、略矩形状や略U字状など、種々の形状の複数の突起(凹凸形状)を設けてもよい。その際、加締部の軸方向に対する複数の突起の角度も適宜に設定することができる。
また、第2実施形態では、パイプに第1傾斜部34Aと第2傾斜部34Bとを有する複数の凸部34が設けられているが、本発明はこの凸部34の形状に限定するものではない。例えば、パイプの内面に、パイプの軸方向に対する第1傾斜部34Aと第2傾斜部34Bの角度がほぼ同一の複数の凸部を設けてもよいし、パイプの軸方向に対する第1傾斜部34Aよりも第2傾斜部34Bの角度が大きい複数の凸部を設けてもよい。また、例えば、パイプなどの充填部材の内面に、略矩形状や略U字状など、種々の形状の複数の凸部(凹凸形状)を設けてもよい。その際、充填部材の軸方向に対する複数の凸部の角度も適宜に設定することができる。
さらに、第1及び第2実施形態では、継手本体に係止構造により加締部が直接取り付けられているが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、継手本体に中間リングを介して加締部が取り付けられている構成や、継手本体に加締部がねじによる締結構造により取り付けられている構成でもよい。
10 継手
12 継手本体
12A 芯部
14 ホース
14A 先端部(端部)
16 加締部
18 パイプ(充填部材)
24 突起
30 継手
32 パイプ(充填部材)
34 凸部
34A 第1傾斜部
34B 第2傾斜部

Claims (5)

  1. 可撓性のホースの端部内側が挿入され、前記ホースの内周面が接触する芯部を備えた継手本体と、
    前記継手本体に設けられ、前記芯部に沿って延在されると共に、前記芯部の外周側に挿入された前記ホースを前記芯部側に加締めて固定する金属製の加締部と、
    前記加締部と前記芯部の外周側に挿入された前記ホースとの間に配置され、前記加締部と共に前記芯部側に加締められる充填部材と、
    を有し、
    前記加締部の内面には、軸方向に沿って前記ホース側に突出する複数の突起が形成されており、
    前記充填部材はパイプであり、前記充填部材の内面には、軸方向に沿って前記ホース側に突出する複数の凸部が形成されており、
    軸方向に沿った断面視にて、前記充填部材の前記複数の凸部は、前記加締部の前記複数の突起と半径方向の位置を合わせて配置されている継手。
  2. 前記充填部材は、前記加締部における前記ホースの端部内側が挿入される領域の軸方向の長さ以下の長さに設定されたパイプである請求項1に記載の継手。
  3. 前記複数の凸部は、前記ホースの挿入口側に向かうと共に前記ホース側に突出するように傾斜する第1傾斜部と、前記第1傾斜部の頂部から前記ホースと反対側に後退するように傾斜する第2傾斜部と、をそれぞれ備え、
    前記充填部材の軸方向に対する前記第1傾斜部のホースの抜け方向の角度が、前記充填部材の軸方向に対する前記第2傾斜部のホースの挿入方向の角度よりも大きい請求項1又は請求項2に記載の継手。
  4. 前記充填部材は、アルミニウム合金で形成されている請求項1又は請求項に記載の継手。
  5. 前記充填部材は、炭素鋼で形成されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の継手。
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