以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る購入サービス提供装置10が示されている。購入サービス提供装置10は、委任情報管理部12、利用者管理部14、買い物カゴ管理部16、在庫情報管理部18、理由通知部20、決済処理部22、委任情報記憶部24、自動支払情報記憶部26、買い物カゴ共有情報記憶部28を備えている。また、購入サービス提供装置10は、在庫情報記憶部30及び明細情報記憶部32を備えている。
委任情報管理部12は、第1利用者が購入する商品の代金の支払いを第2利用者に委任する支払委任の諾否を第2利用者に問い合わせ、第2利用者によって支払委任が許諾された場合に委任許諾情報を委任許諾情報テーブル80(図2参照)に設定する処理を行う。なお、委任許諾情報テーブル80は委任情報記憶部24に記憶されている。
利用者管理部14は、支払委任における自動支払いの限度額が第2利用者から入力された場合に、入力された限度額を含む自動支払情報を自動支払情報テーブル82(図2参照)に設定する処理を行う。なお、自動支払情報テーブル82は自動支払情報記憶部26に記憶されている。
買い物カゴ管理部16は、第1利用者が購入する商品について、第2利用者による支払いが第1利用者から依頼され、かつ委任情報記憶部24に対応する委任許諾情報が記憶されている場合に、以下の処理を行う。すなわち、買い物カゴ管理部16は、第1利用者が購入する商品の名称、数量及び代金が記載された買い物カゴのリストを第2利用者が参照する表示装置に表示させ、第2利用者に対して支払いを依頼する。
また、買い物カゴのリストを第2利用者が参照する表示装置に表示させることは、第1利用者と第2利用者との間で買い物カゴのリストを共有することで為される。買い物カゴ管理部16は、第1利用者と第2利用者との間で買い物カゴのリストを共有していることを意味する情報を含む買い物カゴ共有情報を買い物カゴ共有情報テーブル84(図2参照)に設定する。なお、買い物カゴ共有情報テーブル84は買い物カゴ共有情報記憶部28に記憶されている。
在庫情報管理部18は、第1利用者が購入する商品について、第2利用者による支払いが第1利用者から依頼された場合に、前記商品を買い物カゴのリストに記載された数量だけ在庫情報テーブル86(図2参照)から減じる。また在庫情報管理部18は、前記商品を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ商品引当テーブル88(図2参照)に仮確保状態で登録することで、前記商品を仮確保する処理を行う。なお、在庫情報テーブル86及び商品引当テーブル88は在庫情報記憶部30に記憶されている。
理由通知部20は、第2利用者が参照する表示装置に表示された買い物カゴのリストに記載された商品又はサービスの代金の支払いが第2利用者から拒否された場合に、支払いを拒否した理由を入力するための理由入力画面を表示装置に表示させる。そして理由通知部20は、理由入力画面を介して入力された支払拒否の理由を第1利用者に通知する。
決済処理部22は、第2利用者が参照する表示装置に表示された買い物カゴのリストに名称、数量及び代金が記載されている商品の代金の支払いが第2利用者から指示された場合に、以下の処理を行う。すなわち決済処理部22は、第2利用者の資金により商品の代金を決済する決済処理を行うと共に、明細情報記憶部32に記憶されている購入明細テーブル90に購入明細情報を設定し、支払委任明細テーブル92に支払委任明細情報を設定する。
購入サービス提供装置10は、図2に示す電子商取引システム36に含まれる電子商取引サーバ38によって実現することができる。電子商取引システム36は、電子商取引サーバ38と、インターネット等のネットワーク40を介して電子商取引サーバ38に接続された複数の端末装置42を含んでいる。
電子商取引サーバ38は、CPU44、メモリ46、記憶部48、入力部50、表示部52、媒体読み書き装置(R/W)54及び通信インタフェース(I/F)部58を備えている。CPU44、メモリ46、記憶部48、入力部50、表示部52及び媒体読み書き装置54はバス60を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置54は記録媒体62に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体62への情報の書き込みを行う。
記憶部48はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶部48には、電子商取引サーバ38を購入サービス提供装置10として機能させるための購入サービス提供プログラム64が記憶されている。購入サービス提供プログラム64は、購入サービス提供プログラム64が書き込まれた記録媒体62が媒体読み書き装置54にセットされ、媒体読み書き装置54が記録媒体62からの購入サービス提供プログラム64の読み出しを行うことで、記憶部48へ記憶される。CPU44は、購入サービス提供プログラム64を記憶部48から読み出してメモリ46に展開し、購入サービス提供プログラム64が有するプロセスを順次実行する。
購入サービス提供プログラム64は、委任情報管理プロセス66、利用者管理プロセス68、買い物カゴ管理プロセス70、在庫情報管理プロセス72、理由通知プロセス74、決済処理プロセス76を有する。CPU44は、委任情報管理プロセス66を実行することで、図1に示す委任情報管理部12として動作する。またCPU44は、利用者管理プロセス68を実行することで、図1に示す利用者管理部14として動作する。またCPU44は、買い物カゴ管理プロセス70を実行することで、図1に示す買い物カゴ管理部16として動作する。またCPU44は、在庫情報管理プロセス72を実行することで、図1に示す在庫情報管理部18として動作する。またCPU44は、理由通知プロセス74を実行することで、図1に示す理由通知部20として動作する。またCPU44は、決済処理プロセス76を実行することで、図1に示す決済処理部22として動作する。これにより、購入サービス提供プログラム64を実行した電子商取引サーバ38が、購入サービス提供装置10として機能することになる。なお、購入サービス提供プログラム64は開示の技術に係る購入サービス提供プログラムの一例である。
また、記憶部48には委任許諾情報テーブル80、自動支払情報テーブル82、買い物カゴ共有情報テーブル84、在庫情報テーブル86、商品引当テーブル88、購入明細テーブル90及び支払委任明細テーブル92が記憶されている。これにより、記憶部48は委任情報記憶部24、自動支払情報記憶部26、買い物カゴ共有情報記憶部28、在庫情報記憶部30及び明細情報記憶部32として機能する。なお、購入サービス提供装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
一方、端末装置42は、CPU94、メモリ96、記憶部98、入力部100、表示部102及び通信インタフェース(I/F)部104を備えている。端末装置42としては、例えばパーソナル・コンピュータ(PC:Personal Computer)や、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の機能を搭載した携帯型の情報処理装置であるスマート端末を適用できる。記憶部98にはブラウザ(閲覧ソフト)がインストールされている。
次に本実施形態の作用を説明する。電子商取引サーバ38は、ネットワーク40を通じて販売対象の商品を紹介すると共に、任意の利用者からの商品注文を受け付けるための商品販売ウェブサイトを運営している。電子商取引サーバ38が運営している商品販売ウェブサイトは、第1利用者(利用者A)が購入する商品の代金の支払いを第2利用者(利用者B)に委任する支払委任により、商品の代金の決済を行うことも可能とされている。
利用者Aは、支払委任を利用する場合、まず端末装置42でブラウザを起動し、URL(Uniform Resource Locator)を指定する等の操作を行うことで商品販売ウェブサイトにアクセスする。これにより、電子商取引サーバ38から利用者Aが操作する端末装置42へ商品販売ウェブサイトのホームページが配信され、商品販売ウェブサイトのホームページが表示部102に表示される。表示部102に表示されたホームページには支払委任の依頼を指示するための選択肢が表示されており、利用者Aは前記選択肢を選択することで支払委任の依頼を指示する。この操作をトリガとして、図3に示す委任承認受付処理が電子商取引サーバ38で実行される。
委任承認受付処理のステップ118において、委任情報管理部12は、支払委任の依頼対象者を特定する情報を入力するための入力欄が設けられた支払委任依頼対象者入力画面を利用者Aが操作する端末装置42に配信する。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に前記支払委任依頼対象者入力画面が表示される。
次のステップ119において、委任情報管理部12は、支払委任依頼対象者入力画面を介して支払委任の依頼対象者を特定する情報が入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ119を繰り返す。利用者Aは、端末装置42の表示部102に支払委任依頼対象者入力画面が表示されると、画面内の入力欄に支払委任の依頼対象者(利用者B)を特定する情報を入力する。これにより、ステップ119の判定が肯定されてステップ120へ移行する。
ステップ120において、委任情報管理部12は、図17に示すように支払委任依頼対象者として利用者Bが明示され、支払委任の許諾を依頼するか否かを選択するためのボタン300、302が設けられた支払委任依頼選択画面304を端末装置42に配信する。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に支払委任依頼選択画面304が表示される。
次のステップ122において、委任情報管理部12は、支払委任依頼選択画面304を介して支払委任の許諾が依頼されたか否か判定する。利用者Aは端末装置42の表示部102に支払委任依頼選択画面304が表示されると、ボタン300又はボタン302を選択する操作を行う。利用者Aにより支払委任の許諾を依頼しないためのボタン302を選択する操作が行われた場合は、ステップ122の判定が否定されて委任承認受付処理を終了する。
一方、利用者Bにより支払委任の許諾を依頼するためのボタン300を選択する操作が行われた場合は、ステップ122の判定が肯定されてステップ124へ移行する。ステップ124において、委任情報管理部12は、図10に示す委任許諾情報テーブル500に利用者Aの依頼を情報として登録する。
委任許諾情報テーブル500は、"項番"、"委任元"、"委任先"、"許諾フラグ"及び"有効期限"の各フィールドが設けられており、各レコード毎に対応する情報が設定されている。"委任元"には支払委任の依頼元を特定する情報が設定され、"委任先"には支払委任の依頼先を特定する情報が設定される。"許諾フラグ"には、許諾依頼時は"REQ"が設定され、許諾了承時は"OK"が設定される。"有効期限"には支払委任の有効期限が設定される。例えば利用者Aが利用者Bに支払委任の許諾を依頼する場合、"委任元"には利用者Aを特定する情報が設定され、"委任先"には利用者Bを特定する情報が設定され、"許諾フラグ"には"REQ"が設定され、"有効期限"には支払委任の有効期限が設定される。
次のステップ126において、委任情報管理部12は、例として図37に示すような支払委任の承認依頼通知メール602を利用者Bへ送信する。支払委任の承認依頼通知メール602には利用者Aから支払委任の許諾依頼があったことが記載されている。これにより、利用者Bがメール受信操作を行って支払委任の承認依頼通知メール602の文面を確認することで、利用者Aから支払委任の許諾依頼があったことが利用者Bへ通知される。
またステップ128において、委任情報管理部12は、例として図36に示すような支払委任の承認依頼通知メール600を利用者Aへ送信する。支払委任の承認依頼通知メール600には利用者Bに支払委任の許諾を依頼したことが記載されている。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払委任の承認依頼通知メール600の文面を確認することで、利用者Bに支払委任の許諾を依頼したことが利用者Aへ通知される。また、委任情報管理部12は、図18に示すように、利用者Bに支払委任の許諾依頼中であることを通知する許諾依頼中通知画面306を利用者Aが操作する端末装置42に配信する。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に許諾依頼中通知画面306が表示される。
ところで、利用者Bへ送信される支払委任の承認依頼通知メール602には、商品販売ウェブサイトの支払委任依頼画面へのリンク604が貼り付けられている。利用者Bが支払委任の承認依頼通知メール602の文面を確認してリンク604を選択する操作を行うと、利用者Bが操作している端末装置42でブラウザが起動され、商品販売ウェブサイトの支払委任依頼画面へのアクセスが行われる。このアクセスをトリガとして、図4に示す委任承認許諾処理が電子商取引サーバ38で実行される。
委任承認許諾処理のステップ130において、委任情報管理部12は、図19に示す支払委任依頼画面312を利用者Bが操作する端末装置42に配信する。支払委任依頼画面312は、委任元として利用者Aが明示され、支払委任を許諾するか否かを選択するためのボタン308、310が設けられている。これにより、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に支払委任依頼画面312が表示される。
次のステップ132において、委任情報管理部12は、支払委任依頼画面312を介して支払委任が許諾されたか否か判定する。利用者Bは端末装置42の表示部102に支払委任依頼画面312が表示されると、ボタン308又はボタン310を選択する操作を行う。利用者Bにより支払委任を許諾するためのボタン308を選択する操作が行われた場合は、ステップ132の判定が肯定されてステップ134へ移行する。
ステップ134において、委任情報管理部12は、委任許諾情報テーブル500(図10)の"許諾フラグ"に"OK"を設定することで、利用者Bによって支払委任が許諾されたことを記録する。また委任情報管理部12は、図20に示すように、支払委任を許諾したことを通知する許諾通知画面314を利用者Bが操作する端末装置42に配信することで、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に許諾通知画面314を表示させる。
次のステップ136において、委任情報管理部12は、例として図38に示すような支払委任の完了メール606を利用者Aへ送信すると共に、例として図39に示すような支払委任の完了メール608を利用者Bへ送信し、委任承認許諾処理を終了する。支払委任の完了メール606,608には利用者Bが支払委任を許諾したことが記載されている。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払委任の完了メール606の文面を確認することで、利用者Bが支払委任を許諾したことが利用者Aへ通知される。また、利用者Bがメール受信操作を行って支払委任の完了メール608の文面を確認することで、利用者B自身が支払委任を許諾したことを確認できる。
一方、ステップ132において、利用者Bにより支払委任を拒否するためのボタン310を選択する操作が行われた場合は、ステップ132の判定が否定されてステップ138へ移行する。ステップ138において、委任情報管理部12は、委任許諾情報テーブル500(図10)のうち利用者Aから利用者Bへの支払委任に対応するレコードを削除する。
次のステップ140において、委任情報管理部12は、例として図40に示すような支払委任の中止メール610を利用者Aへ送信すると共に、例として図41に示すような支払委任の中止メール612を利用者Bへ送信し、委任承認許諾処理を終了する。支払委任の中止メール610には支払委任の依頼が無効になったことが記載され、理由として依頼先が承認をしなかったか、支払委任が期限切れになったことが記載されている。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払委任の中止メール610の文面を確認することで、利用者Bが支払委任を承諾しなかったことが利用者Aへ通知される。また、支払委任の中止メール612には支払委任を断ったことが記載されている。利用者Bがメール受信操作を行って支払委任の中止メール612の文面を確認することで、利用者B自身が支払委任を拒否したことを確認できる。
なお、支払委任には有効期限が設定されており、利用者Bが支払委任の承認依頼通知メール602の文面に貼り付けられたリンク604を選択する操作が有効期限内に行われないと、支払委任が有効期限切れになる。委任情報管理部12は、支払委任が有効期限切れになったことをトリガとして、支払委任の中止メール610(図40)を利用者Aへ送信すると共に、例として図42に示すような支払委任の期限切れメール614を利用者Bへ送信する。
支払委任の中止メール610及び支払委任の期限切れメール614には支払委任が期限切れになったことが記載されている。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払委任の中止メール610の文面を確認することで、支払委任が期限切れになったことが利用者Aへ通知される。また、利用者Bがメール受信操作を行って支払委任の期限切れメール614の文面を確認することで、利用者Aからの支払委任の依頼が承認期限を過ぎたことが利用者Bに通知される。
また本実施形態では、支払委任を許諾した利用者Bが、事前に自動支払いの限度額を設定して入金決済処理を行っておくことで、限度額以下の商品代金の支払いを自動的に行う自動支払いを行うことが可能とされている。
自動支払いの設定を行う場合、利用者Bは、まず端末装置42でブラウザを起動し、URLを指定する等の操作を行うことで商品販売ウェブサイトにアクセスする。これにより、電子商取引サーバ38から利用者Bが操作する端末装置42へ商品販売ウェブサイトのホームページが配信され、商品販売ウェブサイトのホームページが表示部102に表示される。表示部102に表示されたホームページには自動支払いを設定するための選択肢が表示されており、利用者Bは前記選択肢を選択することで自動支払いの設定を指示する。この操作をトリガとして、図5に示す自動支払受付処理が電子商取引サーバ38で実行される。
自動支払受付処理のステップ144において、利用者管理部14は、自動支払情報記憶部26に記憶されている自動支払情報テーブル502(図11参照)に、自動支払いの設定指示元である利用者Bに対応する自動支払情報が登録されているか否か判定する。自動支払情報テーブル502は、"項番"、"利用者情報"、"入金方法"、"残高"及び"入金日"の各フィールドが設けられており、各レコード毎に対応する情報が設定されている。"利用者情報"には自動支払いの設定指示元を特定する情報が設定され、"入金方法"には自動支払いに用いる資金の入金方法を特定する情報が設定される。"残高"には自動支払いに用いる資金の残高が設定され、"入金日"には自動支払いに用いる資金の入金日が設定される。
自動支払情報テーブル502に利用者Bに対応する自動支払情報が登録されている場合は、ステップ144の判定が肯定されてステップ146へ移行する。ステップ146において、利用者管理部14は、利用者Bの自動支払情報を自動支払情報テーブル502から読み出し、ステップ148へ移行する。また、自動支払情報テーブル502に利用者Bに対応する自動支払情報が登録されていない場合は、ステップ144の判定が否定されてステップ148へ移行する。
ステップ148において、利用者管理部14は、例として図21に示す自動支払情報登録画面316を利用者Bが操作する端末装置42に配信する。これにより、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に自動支払情報登録画面316が表示される。自動支払情報登録画面316は、自動支払いに用いる資金の支払方法(入金方法)を選択するためのラジオボタン318が設けられ、入金金額を入力するための入力欄322が設けられ、入金を指示するためのボタン324が設けられている。また、自動支払情報テーブル502に利用者Bに対応する自動支払情報が登録されている場合は、自動支払いに用いる資金の残高を表す文字列320も表示される。
次のステップ150において、利用者管理部14は、自動支払情報登録画面316を介して入金が指示されたか否か判定する。利用者Bは、自動支払いの設定を行う場合、入力欄322に入金金額を入力し、ラジオボタン318によって支払い方法(入金方法)を選択し、ボタン324を押下する操作を行う。利用者Bによってボタン324を選択する操作が行われると、ステップ150の判定が肯定されてステップ152へ移行する。ステップ152において、利用者管理部14は、入力欄322に入力された入金金額の資金を、ラジオボタン318によって選択された支払方法(入金方法)で入金する入金決済処理を行う。
次のステップ154において、利用者管理部14は、ステップ152の入金決済処理が正常に終了したか否か判定する。ステップ154の判定が肯定された場合はステップ156へ移行する。ステップ156において、利用者管理部14は、利用者Bの自動支払情報を自動支払情報テーブル502に登録するか、又は、自動支払情報テーブル502に登録されている利用者Bの自動支払情報を更新する。例えば利用者Bがクレジットカードで新規に入金した場合、"利用者情報"には利用者Bを特定する情報が設定され、"入金方法"には"クレジットカード"が設定され、"残高"には入金金額が設定され、"入金日"には入金した日付が設定される。
次のステップ158において、委任情報管理部12は、入金処理が完了した旨を利用者Bへ通知する処理を行う。すなわち、委任情報管理部12は、図22に示すように、入金処理が完了したことを通知する入金完了通知画面326を利用者Bが操作する端末装置42に配信することで、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に入金完了通知画面326を表示させる。また、委任情報管理部12は、例として図43に示すような入金完了通知メール616を利用者Bへ送信し、自動支払受付処理を終了する。入金完了通知メール616には入金処理が完了したことが記載されている。これにより、利用者Bが入金完了通知画面326を参照し、またメール受信操作を行って入金完了通知メール616の文面を確認することで、入金処理が完了したことが利用者Bへ通知される。
一方、ステップ152の入金決済処理が正常に終了しなかった場合(入金できなかった場合)は、ステップ154の判定が否定されてステップ160へ移行する。ステップ160において、利用者管理部14は、入金できなかった旨を利用者Bへ通知する処理を行う。すなわち、委任情報管理部12は、図23に示すように、入金できなかったことを通知する入金未了通知画面328を利用者Bが操作する端末装置42に配信することで、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に入金未了通知画面328を表示させる。また、委任情報管理部12は、例として図44に示すような入金未了通知メール618を利用者Bへ送信し、自動支払受付処理を終了する。入金未了通知メール618には入金できなかったことが記載されている。これにより、利用者Bが入金未了通知画面328を参照し、またメール受信操作を行って入金未了通知メール618の文面を確認することで、入金できなかったことが利用者Bへ通知される。
ところで、利用者Aは、商品販売ウェブサイトで販売されている商品を購入する場合、端末装置42でブラウザを起動し、商品販売ウェブサイトのうち個々の商品を紹介している商品紹介ページにアクセスする。これにより、電子商取引サーバ38から利用者Aが操作する端末装置42へ商品紹介ページが配信され、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に商品紹介ページが表示される。また、利用者Aは、表示部102に表示された商品紹介ページで紹介されている商品の購入を所望している場合、入力部100等を介して前記商品の購入数量を含む購入申込情報を入力する。
電子商取引サーバ38は、利用者Aによって購入申込情報が入力される都度、利用者Aに対応する買い物カゴに、購入申込情報によって購入が申し込まれた商品の情報を登録する。そして電子商取引サーバ38は、例として図24に示すように、買い物カゴの内容を表す買い物カゴ表示画面330を生成し、生成した買い物カゴ表示画面330を利用者Aが操作する端末装置42に配信する処理を行う。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102には買い物カゴ表示画面330が表示される。
買い物カゴ表示画面330には、買い物カゴに入っている全ての商品について、商品名、状態(在庫の有無)、代金、数量が表示されている。また、買い物カゴ表示画面330には、買い物カゴに入っている商品の代金を自分で支払うためのボタン334と、買い物カゴに入っている商品の代金の支払いを別の利用者に依頼する支払委任を行うためのボタン332が設けられている。利用者Aによってボタン334が選択された場合は、利用者A自身が商品の代金を支払う通常の支払処理へ移行する。一方、利用者Aによってボタン332が選択された場合は、図6に示す支払委任受付処理が電子商取引サーバ38で実行される。
支払委任受付処理のステップ163において、買い物カゴ管理部16は、委任許諾情報テーブル500に記憶されている委任許諾情報の中から、"委任元"として利用者Aを特定する情報が設定されている委任許諾情報を検索する。そして、図25に示すように、前記検索で抽出された委任許諾情報に"委任先"として設定されている利用者を選択肢として表示する依頼先選択画面336を生成し、生成した依頼先選択画面336を利用者Aが操作する端末装置42に配信する。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に依頼先選択画面336が表示される。
次のステップ164において、買い物カゴ管理部16は、依頼先選択画面336に選択肢として表示されている利用者のうちの何れかの利用者が支払委任の依頼先として選択されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ164を繰り返す。利用者Aは、自身が操作する端末装置42の表示部102に依頼先選択画面336が表示されると、依頼先選択画面336に選択肢として表示されている利用者の中から支払委任を依頼する利用者を選択する操作を行う。利用者Aが当該操作を行うと、ステップ164の判定が肯定されてステップ165へ移行する。
ステップ165において、買い物カゴ管理部16は、支払委任の依頼先として選択された利用者(利用者B)の委任許諾情報を委任許諾情報テーブル500から読み込む。そして、ステップ166において、買い物カゴ管理部16は、ステップ165で読み込んだ委任許諾情報の"許諾フラグ"に"OK"が設定されているか否かに基づいて、読み込んだ委任許諾情報が有効な委任許諾情報か否か判定する。
ステップ165で読み込んだ委任許諾情報の"許諾フラグ"に"REQ"が設定されている場合、支払委任の依頼先の利用者が支払委任を許諾していないので、有効な委任許諾情報でないと判定されてステップ166の判定が否定される。この場合はステップ182へ移行し、ステップ182において、買い物カゴ管理部16は、利用者Bが委任許諾していない旨を通知する画面を表示することによって利用者Aへ通知し、支払委任受付処理を終了する。
また、ステップ165で読み込んだ委任許諾情報の"許諾フラグ"に"OK"が設定されている場合には、支払委任の依頼先の利用者が支払委任を許諾しており、有効な委任許諾情報と判定されてステップ166の判定が肯定される。この場合は、図26に示すように、支払いの依頼中である旨を通知する支払依頼中画面338を利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に表示させ、ステップ168へ移行する。
ステップ168において、在庫情報管理部18は在庫引当処理を行う。この在庫引当処理について、図7を参照して説明する。在庫引当処理のステップ186において、在庫情報管理部18は、図12に示す在庫情報テーブル504に登録されている在庫情報のうち、利用者Aの買い物カゴに入っている購入対象商品に対応する在庫情報を検索して読み込む。在庫情報テーブル504は、"項番"、"商品番号"、"在庫数"、"販売フラグ"及び"販売期限"の各フィールドが設けられ、各レコード毎に対応する情報が設定されている。なお、販売フラグ"には、販売が許可されている商品には"OK"、在庫不足により販売が停止中、又は"販売期限"に設定された日付を超過した商品には"NG"が設定される。ステップ186における在庫情報の検索は、"商品番号"をキーとして用いることで実現できる。
次のステップ188において、在庫情報管理部18は、ステップ186で読み込んだ在庫情報のうちの"販売フラグ"に"OK"が設定されているか否か判定する。ステップ188の判定が肯定された場合はステップ190へ移行する。ステップ190において、在庫情報管理部18は、ステップ186で読み込んだ在庫情報のうちの"在庫数"が、利用者Aの買い物カゴに入っている商品の数量以上か否か判定する。ステップ190の判定が肯定された場合はステップ192へ移行する。ステップ192において、在庫情報管理部18は、利用者Aの買い物カゴに入っている商品の情報を図13に示す商品引当テーブル506に登録することで、前記商品を仮確保する。
商品引当テーブル506は、"項番"、"商品番号"、"引当数"、"引当先"、"引当状態"及び"有効期限"の各フィールドが設けられている。なお、商品引当テーブル506のうち、"引当数"には利用者Aの買い物カゴに入っている商品の数量が設定され、"引当先"には利用者Aを特定する情報が設定される。また"引当状態"には、商品の仮確保であれば"RESERVE"が設定され、商品の代金を支払い済みであれば"SOLD"が設定されるが、ステップ192では"引当状態"に"RESERVE"が設定される。また"有効期限"には、商品の仮確保の有効期限日(現日付から一定日数が経過した後の日付)が設定される。
次のステップ194において、在庫情報管理部18は、在庫情報テーブル504に登録されている仮確保した商品の在庫情報のうちの"在庫数"を、仮確保した商品の"引当数"だけ減じることで、仮確保した商品の在庫情報を更新する。そして、次のステップ196において、在庫情報管理部18は、在庫の引当てが成功した旨を終了コードで通知し、在庫引当処理を終了する。
一方、ステップ188又はステップ190の判定が否定された場合はステップ198へ移行し、ステップ198において、在庫情報管理部18は、在庫の引当てが失敗した旨を終了コードで通知し、在庫引当処理を終了する。
上述した在庫引当処理を終了すると、支払委任受付処理のステップ170へ移行する。ステップ170において、買い物カゴ管理部16は、在庫引当処理から通知された終了コードに基づいて、在庫の引当てができたか否か判定する。在庫引当処理から通知された終了コードが在庫の引当てが成功した旨を通知する終了コードであった場合には、ステップ170の判定が肯定されてステップ172へ移行する。
ステップ172において、買い物カゴ管理部16は、個々の支払いを識別するための識別キーを発行し、図14に示す買い物カゴ共有情報テーブル508に対し、買い物カゴに入っている個々の商品毎に買い物カゴの共有情報を記録する。買い物カゴ共有情報テーブル508は、"項番"、"共有元"、"共有先"、"識別キー"、"商品番号"及び"状態フラグ"の各フィールドが設けられている。なお、買い物カゴ共有情報テーブル508のうちの"状態フラグ"には、支払依頼時には"支払待ち"が、支払済みであれば"支払済"が、支払いが拒否された場合は"支払拒否"が設定される。
ステップ172では、買い物カゴ共有情報テーブル508のうち"共有元"に利用者Aを特定する情報が設定され、"共有先"に利用者Bを特定する情報が設定され、"識別キー"に発行した識別キーが設定され、"商品番号"に支払対象の商品の商品番号が設定される。また、買い物カゴ共有情報テーブル508のうち"状態フラグ"には"支払待ち"が設定される。
ステップ174において、買い物カゴ管理部16は、買い物カゴ共有情報テーブル508の内容をロックしたことを表すフラグをセットする。このフラグのセットにより、利用者Bによって買い物カゴ共有情報テーブル508の内容を変更することが禁止される。
ステップ176において、買い物カゴ管理部16は、利用者Aの買い物カゴ(買い物カゴ共有情報テーブル508)に対し、利用者Aと利用者Bの間で買い物カゴを共有していることを意味する情報を設定する。
そして、ステップ178において、買い物カゴ管理部16は、支払依頼が行われた旨を通知するメールを利用者A,Bへ送信する。すなわち、例として図45に示すように、利用者Bに対して支払依頼が行われたことが記載された支払依頼通知メール620を利用者Aへ送信する。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払依頼通知メール620の文面を確認することで、利用者Bに対して支払依頼が行われたことが利用者Aへ通知される。
また、例として図46に示すように、支払いが依頼されたことが記載された支払依頼通知メール622を利用者Bへ送信する。これにより、利用者Bがメール受信操作を行って支払依頼通知メール622の文面を確認することで、支払いが依頼されたことが利用者Bへ通知される。また、支払依頼通知メール622には、依頼に従って支払いを行うための画面へジャンプするためのリンク624が貼り付けられている。利用者Bは、支払依頼通知メール622に設けられたリンク624を選択することで、支払いを行うための画面へジャンプすることができる。
一方、在庫引当処理から通知された終了コードが、在庫の引当てに失敗した旨を通知する終了コードであった場合には、ステップ170の判定が否定されてステップ180へ移行する。ステップ180において、買い物カゴ管理部16は、図27に示すように、商品の在庫が確保できないので、支払いの依頼を受け付けできない旨を通知する在庫引当失敗画面340を利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に表示させる。これにより、利用者Aは商品の在庫確保ができなかったことを認識することができる。
次に、利用者Bが支払依頼通知メール622に設けられたリンク624を選択することで、電子商取引サーバ38で起動される支払処理について、図8を参照して説明する。ステップ202において、買い物カゴ管理部16は、例として図28に示すように、利用者Aの買い物カゴの内容を表示する買い物カゴ表示画面342を生成し、生成した買い物カゴ表示画面342を利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に表示させる。買い物カゴ表示画面342は、買い物カゴに入っている全ての商品について、商品名、状態(在庫の有無)、代金、数量が表示されている。また、買い物カゴ表示画面342は、支払いの依頼が有ることを通知するメッセージが表示され、支払いを行うか否かを選択するためのボタン344,346が設けられている。
次のステップ204において、決済処理部22は、自動支払情報テーブル502に登録されている利用者Bの自動支払情報の読み込みを試行する。次のステップ206において、決済処理部22は、利用者Bの有効な自動支払情報が存在していたか否か判定する。利用者Bの有効な自動支払情報を読み込めた場合には、ステップ206の判定が肯定されてステップ208へ移行する。ステップ208において、決済処理部22は、読み込んだ自動支払情報のうちの"残高"に設定されている金額が、利用者Aから依頼された支払委任額以上か否か判定する。
ステップ208の判定が肯定された場合はステップ210へ移行し、ステップ210以降で自動支払処理を行う。ステップ210において、決済処理部22は、利用者Bの支払操作を待たずに、支払処理を実行する。すなわち、商品引当テーブル506の対応するレコードの"引当状態"を"RESERVE"から"SOLD"に変更する。また、次のステップ212において、利用者管理部14は、自動支払情報テーブル502に登録されている利用者Bの自動支払情報のうちの"残高"を商品代金分だけ減額する。
ステップ212の処理を行うとステップ220へ移行し、ステップ220において、買い物カゴ管理部16は、買い物カゴ共有情報テーブル508の"状態フラグ"を"支払待ち"から"支払済"へ変更する。次のステップ222において、決済処理部22は、明細情報記憶部32に記憶されている支払委任支払明細テーブル510に、利用者Bの支払委任明細情報を記録する。図15に示すように、支払委任支払明細テーブル510は、"項番"、"支払者"、"購入日"、"商品番号"、"支払金額"、"委任者"、及び"支払委任日"の各フィールドが設けられている。"支払者"には利用者Bを特定する情報が設定され、"委任者"には利用者Aを特定する情報が設定され、"支払金額"には商品の代金が設定される。
ステップ224において、決済処理部22は、支払が完了した旨を通知するメールを利用者A,Bへ送信する。すなわち、例として図47に示すような支払完了通知メール626を利用者Aへ送信する。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払完了通知メール626の文面を確認することで、利用者Bによる支払いが行われたことが利用者Aへ通知される。また、決済処理部22は、図30に示す支払完了画面352を利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に表示させる。
また、例として図48に示すような支払完了通知メール628を利用者Bへ送信する。これにより、利用者Bがメール受信操作を行って支払完了通知メール628の文面を確認することで、支払いが完了したことが利用者Bへ通知される。また、支払完了通知メール628には、支払明細を確認するための画面へジャンプするためのリンク630が貼り付けられている。利用者Bは、支払完了通知メール628に設けられたリンク630を選択することで、図33に示す支払明細表示画面362へジャンプすることができる。
また、利用者Bの有効な自動支払情報が存在していないか、利用者Bの有効な自動支払情報が存在しているものの、"残高"が支払委任額未満の場合には、ステップ206又はステップ208の判定が否定されてステップ214へ移行する。ステップ214において、決済処理部22は、利用者Bによって何らかの操作が行われたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ214を繰り返す。
自動支払情報に基づく自動支払処理が行われない場合、利用者Bは、図28に示す買い物カゴ表示画面342が表示された状態で、ボタン344又はボタン346を選択する操作を行う。なお、ボタン344が選択された場合、電子商取引サーバ38は、複数種の支払方法が選択肢として表示され、支払方法を確定させるためのボタン350が設けられた支払方法選択画面348(図29)を利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に表示させる。これにより、利用者Bは支払方法選択画面348を介して支払方法を選択する操作を行う。
利用者Bによって上記の操作が行われることで、ステップ214の判定が肯定されてステップ216へ移行する。ステップ216において、決済処理部22は、利用者Bによって支払いが指示されて支払方法が選択されたか否か判定する。利用者Bにより、買い物カゴ表示画面342が表示された状態でボタン344を選択する操作が行われ、支払方法選択画面348を介して支払方法を選択する操作が行われた場合は、ステップ216の判定が肯定されてステップ218へ移行する。
ステップ218において、決済処理部22は、支払処理を実行する。すなわち、商品引当テーブル506の対応するレコードの"引当状態"を"RESERVE"から"SOLD"に変更する。また、商品の代金を利用者Bによって選択された支払方法で支払うための処理を行う。ステップ218の処理を行うとステップ220へ移行し、前述したステップ220〜ステップ224の処理が行われる。
一方、利用者Bにより、買い物カゴ表示画面342が表示された状態でボタン346を選択する操作が行われた場合には、ステップ216の判定が否定されてステップ226へ移行する。ステップ226において、理由通知部20は、ボタン346を選択して支払いを拒否した理由を入力するための入力欄356が設けられた理由入力画面354(図31参照)を、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に表示させる。
次のステップ228において、決済処理部22は、理由入力画面354の入力欄356に支払いを拒否した理由が入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ228を繰り返す。利用者Bは支払いを拒否した場合、入力部100を操作して支払拒否の理由を入力する。入力が完了すると、理由入力画面354内のボタン358が選択されることでステップ228の判定が肯定され、ステップ230へ移行する。ステップ230において、買い物カゴ管理部16は、買い物カゴ共有情報テーブル508に登録されている対応情報を削除することで、利用者Aと利用者Bの間の買い物カゴの共有を解除する処理を行う。
次のステップ232において、在庫情報管理部18は、商品引当テーブル506に登録することで利用者A用に仮確保していた商品の情報を商品引当テーブル506から削除する。また、在庫情報管理部18は、在庫情報テーブル504に登録されている仮確保していた商品の在庫情報のうちの"在庫数"を、仮確保していた商品の"引当数"だけ増加させることで、仮確保していた商品を在庫に戻す処理を行う。
ステップ234において、理由通知部20は、利用者Bが支払いを拒否したことを利用者Bが入力した理由と共に利用者A、Bへ通知するメールを送信する。すなわち、例として図49に示すような支払拒否通知メール630を利用者Aへ送信する。これにより、利用者Aがメール受信操作を行って支払拒否通知メール630の文面を確認することで、利用者Bによる支払いが拒否されたこと及びその理由が利用者Aへ通知される。また、例として図50に示すような支払拒否通知メール632を利用者Bへ送信する。これにより、利用者Bがメール受信操作を行って支払拒否通知メール632の文面を確認することで、支払いを拒否したことが利用者Bへ通知される。
また、利用者Bが操作する端末装置42の表示部102には、図32に示すように、支払いの依頼を断ったことを通知する支払拒否通知画面360が表示される。利用者Bは支払拒否通知画面360を参照することで、自身が支払いを拒否したことを確認できる。
一方、利用者Aは、支払完了通知メール626を受信した場合、端末装置42でブラウザを起動し、URLを指定する等の操作を行うことで商品販売ウェブサイトにアクセスした後にリンクを辿っていくことで自身の買い物カゴにアクセスする操作を行う。これにより、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に図34に示す買い物カゴ表示画面364が表示される。買い物カゴ表示画面364には、配送方法を選択するためのボタン366が設けられており、利用者Aがボタン366を選択すると、複数種の配送方法が選択肢として表示された配送方法選択画面が表示される。利用者Aが配送方法選択画面を介して配送方法を選択すると、電子商取引サーバ38で図9に示す注文処理が実行される。
注文処理のステップ240において、買い物カゴ管理部16は、買い物カゴ共有情報テーブル508に登録されている対応情報を削除することで、利用者Aと利用者Bの間の買い物カゴの共有を解除する処理を行う。次のステップ242において、決済処理部22は、利用者Aから注文された商品を利用者Aが選択した配送方法で発送するための注文処理を行う。
ステップ244において、決済処理部22は、利用者Aの購入明細情報を購入明細テーブル512に記録する。購入明細テーブル512は、"項番"、"購入者"、"購入日"、"商品番号"、"購入金額"、"支払者"及び"支払日"の各フィールドが設けられており、各フィールドに対応する情報が各々設定される。そしてステップ246において、利用者Aが操作する端末装置42の表示部102に、図35に示すような購入明細画面368を表示する。これにより、利用者Aが購入明細を確認することができる。
このように、本実施形態では、利用者Aが購入する商品の代金の支払いを利用者Bに委任する支払委任の諾否を利用者Bに問い合わせ、利用者Bによって支払委任が許諾された場合に委任許諾情報を委任許諾情報テーブル500に記憶させる。また、利用者Aが購入する商品について、利用者Bによる支払いが利用者Aから依頼され、委任許諾情報テーブル500に対応する委任許諾情報が記憶されている場合に、購入する商品の名称、数量及び代金が記載された買い物カゴのリストを利用者Bに提示される。そして、利用者Bに対して支払いが依頼される。また、買い物カゴのリストに名称、数量及び代金が記載されている商品の代金の支払いが利用者Bから指示された場合に、利用者Bの資金により商品の代金を決済する決済処理を行う。
これにより、事前に支払委任の手続きをとった上で、支払を依頼するので、悪意を持った利用者が他の任意の利用者に対して代金の支払いを要求することを防止することができ、電子商取引の安全性が確保される。また、家族関係以外の関係にある利用者同士でも利用可能である。更に、支払者は、既に買い物カゴのリストに入れられている商品の代金を支払う操作で済むので、支払者が買い物カゴに商品を入れる操作を行う場合と比較して、支払者の負担を軽減した電子商取引を実現することができる。
また、本実施形態では、自動支払いの設定が指示され、支払委任における自動支払いの限度額が利用者Bから入力された場合に、入力された限度額を含む自動支払情報を自動支払情報テーブル502に記憶させる。利用者Aが購入する商品について、利用者Bによる支払いが利用者Aから依頼され、委任許諾情報テーブル500に委任許諾情報が記憶され、商品の代金が自動支払情報テーブル502に記憶された自動支払情報に含まれる限度額以下の場合に、以下の処理を行う。すなわち、利用者Bからの指示を待つことなく、利用者Bの資金により商品の代金を決済し、自動支払情報に含まれる限度額を更新する決済処理を行う。これにより、代金が限度額以下の商品の支払いを、支払いを行う利用者Bの手を煩わすことなく実現できる。
また、本実施形態では、利用者Aが購入する商品について、利用者Bによる支払いが利用者Aから依頼された場合に、商品の数量を買い物カゴのリストに記載された数量だけ在庫情報テーブル504から減じている。また、前記商品を買い物カゴのリストに記載された数量だけ商品引当テーブル506に仮確保状態で登録することで、前記商品を仮確保する処理を行っている。これにより、利用者Bが商品の代金の支払いを行うタイミングで、商品の在庫がない状態となることを防止することができる。
また、本実施形態では、買い物カゴのリストを利用者Bが操作する端末装置42の表示部102に表示させる場合に、買い物カゴのリストをロックし、利用者Bによる買い物カゴのリストの変更を禁止している。これにより、買い物カゴのリストが利用者Bによって不用意に変更されることを阻止することができる。
また、本実施形態では、買い物カゴのリストに記載された商品の代金の支払いが利用者Bから拒否された場合に、支払いを拒否した理由を入力するための理由入力画面354を表示部102に表示させている。そして、理由入力画面354を介して入力された支払拒否の理由を利用者Aに通知している。これにより、利用者Bによって支払いが拒否された場合にも、支払拒否の理由を利用者Aが認識することができる。
なお、上記では一人の利用者Bが買い物カゴ単位で利用者Aから支払委任を受ける場合を説明したが、複数人の利用者が買い物カゴに入っている個々の商品を単位として同一の利用者から支払委任を受けるようにしてもよい。この態様において、支払依頼を行う場合、図24に示す買い物カゴ表示画面330に代えて、図51に示すの買い物カゴ表示画面380を表示させることができる。買い物カゴ表示画面380は、買い物カゴに入っている個々の商品単位で支払委任先を選択可能とされており、支払委任先の選択欄382には、支払委任を受けた利用者がプルダウン方式により選択肢として一覧表示される。個々の商品を単位として、一覧表示された利用者の中から所望の利用者を選択することで、個々の商品単位で支払委任先を相違させることが可能となる。
また、上記では自動支払情報の登録に際して実際に入金決済処理を行う場合を説明したが、自動支払情報の登録に際して限度額の登録のみを行っておき、利用者Aから商品代金の決済が依頼された場合に入金決済処理を行うようにしてもよい。
また、上記では商品を購入する場合を例に説明したが、サービスの提供を受けて代金を支払う場合に適用することも可能である。
また、上記では開示の技術に係る購入サービス提供プログラムの一例である購入サービス提供プログラム64が記憶部48に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されるものではない。開示の技術に係る購入サービス提供プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1利用者が購入する商品又はサービスの代金の支払いを第2利用者に委任する支払委任の諾否を前記第2利用者に問い合わせ、前記第2利用者によって前記支払委任が許諾された場合に委任許諾情報を記憶部に記憶させる委任情報管理部と、
前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されている場合に、前記第1利用者が購入する商品又はサービスの少なくとも名称及び代金が記載された買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させ、前記第2利用者に対して支払いを依頼する買い物カゴ管理部と、
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに少なくとも名称及び代金が記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から指示された場合に、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済する決済処理を行う決済処理部と、
を含む購入サービス提供装置。
(付記2)
前記支払委任における自動支払いの限度額が前記第2利用者から入力された場合に、入力された前記限度額を含む自動支払情報を前記記憶部に記憶させる利用者管理部を更に備え、
前記決済処理部は、前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されており、かつ前記商品又はサービスの代金が前記記憶部に記憶されている自動支払情報に含まれる前記限度額以下の場合に、前記第2利用者からの指示を待つことなく、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済し、自動支払情報に含まれる限度額を更新する決済処理を行う付記1記載の購入サービス提供装置。
(付記3)
前記買い物カゴのリストには、前記第1利用者が購入する商品の名称、数量及び代金が記載され、
前記第1利用者が購入する商品について、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼された場合に、前記商品の数量を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ在庫情報テーブルから減じ、前記商品を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ商品引当テーブルに仮確保状態で登録することで、前記商品を仮確保する処理を行う在庫情報管理部を更に備えた付記1又は付記2記載の購入サービス提供装置。
(付記4)
前記買い物カゴ管理部は、前記買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させる場合に、前記第2利用者による前記買い物カゴのリストの変更を禁止することで前記買い物カゴのリストをロックする付記1〜付記3の何れか1項記載の購入サービス提供装置。
(付記5)
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から拒否された場合に、支払いを拒否した理由を入力するための理由入力画面を前記表示装置に表示させ、前記理由入力画面を介して入力された支払拒否の理由を前記第1利用者に通知する理由通知部を更に備えた付記1〜付記4の何れか1項記載の購入サービス提供装置。
(付記6)
前記委任情報管理部によって委任許諾情報が前記記憶部に記憶された前記第2利用者が複数存在し、
前記リスト表示処理部は、複数の前記第2利用者のうち前記第1利用者によって選択された前記第2利用者が参照する表示装置に前記買い物カゴのリストを表示させ、選択された前記第2利用者に対して支払いを依頼する付記1〜付記5の何れか1項記載の購入サービス提供装置。
(付記7)
第1利用者が購入する商品又はサービスの代金の支払いを第2利用者に委任する支払委任の諾否を前記第2利用者に問い合わせ、前記第2利用者によって前記支払委任が許諾された場合に委任許諾情報を記憶部に記憶させ、
前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されている場合に、前記第1利用者が購入する商品又はサービスの少なくとも名称及び代金が記載された買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させ、前記第2利用者に対して支払いを依頼し、
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに少なくとも名称及び代金が記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から指示された場合に、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済する決済処理を行う
ことを含む購入サービス提供方法。
(付記8)
前記支払委任における自動支払いの限度額が前記第2利用者から入力された場合に、入力された前記限度額を含む自動支払情報を前記記憶部に記憶させ、
前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されており、かつ前記商品又はサービスの代金が前記記憶部に記憶されている自動支払情報に含まれる前記限度額以下の場合に、前記第2利用者からの指示を待つことなく、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済し、自動支払情報に含まれる限度額を更新する決済処理を行う付記7記載の購入サービス提供方法。
(付記9)
前記買い物カゴのリストには、前記第1利用者が購入する商品の名称、数量及び代金が記載され、
前記第1利用者が購入する商品について、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼された場合に、前記商品の数量を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ在庫情報テーブルから減じ、前記商品を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ商品引当テーブルに仮確保状態で登録することで、前記商品を仮確保する処理を行う付記7又は付記8記載の購入サービス提供方法。
(付記10)
前記買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させる場合に、前記第2利用者による前記買い物カゴのリストの変更を禁止することで前記買い物カゴのリストをロックする付記7〜付記9の何れか1項記載の購入サービス提供方法。
(付記11)
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から拒否された場合に、支払いを拒否した理由を入力するための理由入力画面を前記表示装置に表示させ、前記理由入力画面を介して入力された支払拒否の理由を前記第1利用者に通知する付記7〜付記10の何れか1項記載の購入サービス提供方法。
(付記12)
委任許諾情報が前記記憶部に記憶された前記第2利用者が複数存在し、
複数の前記第2利用者のうち前記第1利用者によって選択された前記第2利用者が参照する表示装置に前記買い物カゴのリストを表示させ、選択された前記第2利用者に対して支払いを依頼する付記7〜付記11の何れか1項記載の購入サービス提供方法。
(付記13)
コンピュータに、
第1利用者が購入する商品又はサービスの代金の支払いを第2利用者に委任する支払委任の諾否を前記第2利用者に問い合わせ、前記第2利用者によって前記支払委任が許諾された場合に委任許諾情報を記憶部に記憶させ、
前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されている場合に、前記第1利用者が購入する商品又はサービスの少なくとも名称及び代金が記載された買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させ、前記第2利用者に対して支払いを依頼し、
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに少なくとも名称及び代金が記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から指示された場合に、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済する決済処理を行う
ことを含む処理を行わせるための購入サービス提供プログラム。
(付記14)
前記支払委任における自動支払いの限度額が前記第2利用者から入力された場合に、入力された前記限度額を含む自動支払情報を前記記憶部に記憶させ、
前記第1利用者が購入する商品又はサービスについて、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼され、かつ前記記憶部に対応する前記委任許諾情報が記憶されており、かつ前記商品又はサービスの代金が前記記憶部に記憶されている自動支払情報に含まれる前記限度額以下の場合に、前記第2利用者からの指示を待つことなく、前記第2利用者の資金により前記商品又はサービスの代金を決済し、自動支払情報に含まれる限度額を更新する決済処理を行う付記13記載の購入サービス提供プログラム。
(付記15)
前記買い物カゴのリストには、前記第1利用者が購入する商品の名称、数量及び代金が記載され、
前記第1利用者が購入する商品について、前記第2利用者による支払いが前記第1利用者から依頼された場合に、前記商品の数量を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ在庫情報テーブルから減じ、前記商品を前記買い物カゴのリストに記載された数量だけ商品引当テーブルに仮確保状態で登録することで、前記商品を仮確保する処理を行う付記13又は付記14記載の購入サービス提供プログラム。
(付記16)
前記買い物カゴのリストを前記第2利用者が参照する表示装置に表示させる場合に、前記第2利用者による前記買い物カゴのリストの変更を禁止することで前記買い物カゴのリストをロックする付記13〜付記15の何れか1項記載の購入サービス提供プログラム。
(付記17)
前記表示装置に表示された買い物カゴのリストに記載された商品又はサービスの代金の支払いが前記第2利用者から拒否された場合に、支払いを拒否した理由を入力するための理由入力画面を前記表示装置に表示させ、前記理由入力画面を介して入力された支払拒否の理由を前記第1利用者に通知する付記13〜付記16の何れか1項記載の購入サービス提供プログラム。
(付記18)
委任許諾情報が前記記憶部に記憶された前記第2利用者が複数存在し、
複数の前記第2利用者のうち前記第1利用者によって選択された前記第2利用者が参照する表示装置に前記買い物カゴのリストを表示させ、選択された前記第2利用者に対して支払いを依頼する付記13〜付記17の何れか1項記載の購入サービス提供プログラム。