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JP6465640B2 - 屋根外装構造 - Google Patents
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Description

本発明は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する屋根外装構造に関する。
従来より、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける屋根外装構造が提案されている。例えば、特許文献1における屋根外装構造をなす屋根用シートは、温度上昇を防止するために屋根の上に設置される屋根用シートであって、シートと屋根との間の空間の風通しを十分に確保することができるものである。
具体的には、平行に並んで設置される複数のシート片から構成される遮光シート部と、屋根に固定される部材であってシート片の両端を屋根に固定するシート止め部材とを備えおり、各シート片の境界部分がスリットとして機能し、スリットを介して、遮光シート部と屋根との間の通風空間に風が出入り可能である。また、シート片は通風機能を有するメッシュのシートで、シート片自体が風を通す。
特開2009−221837号公報
しかしながら、従来の屋根外装構造だと、シートと屋根材との間に通気性があり、シートによる遮熱効果を十分に得ることができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遮熱効果が高い屋根外装構造を提供することにある。
請求項1記載の屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シートと、屋根材の側方の屋根材と遮熱シートと間の開口部を塞ぐ封止部材とを備え、開口部を封止部材で塞いで屋根材と遮熱シートとの間に、空気層を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の屋根外装構造は、遮熱シートの表面が、アルミ箔で形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の屋根外装構造は、遮熱シートの前記アルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする。
請求項4記載の屋根外装構造は、遮熱シートのアルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有することを特徴とする。
請求項5記載の屋根外装構造は、屋根材の凸状の峰に沿って、上面が平坦な下方が開口した略C字状の棟金具を、峰に所定間隔で設け、棟金具の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、ベースカバーの上から屋根材全体を遮熱シートで覆い、ベースカバーの上に略門状で峰方向に伸びる押えカバーを設け、遮熱シートをベースカバーと押えカバーとで固定することを特徴とする。
請求項6記載の屋根外装構造は、屋根材の凸状の峰に沿って、上面が平坦な下方が開口した略C字状の棟金具を、峰に所定間隔で設け、棟金具の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、ベースカバーの上から屋根材全体を遮熱シートで覆い、ベースカバーの上に略逆門状で峰方向に伸びる押えバーを設け、遮熱シートをベースカバーと押えバーとで固定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、開口部を封止部材で塞いで屋根材と遮熱シートとの間に、空気層を設けたことから、遮熱効果を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、遮熱シートの表面をアルミ箔で形成させることで、太陽からの輻射熱を抑えることができ、遮熱効果を一層高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、遮熱シートのアルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を設けることで、遮熱効果を一層高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、遮熱シートのアルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有することで、冬期などに建築物の内部から放熱される輻射熱を反射することができ、冬期などに建築物を保温することが可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、ベースカバーの上から屋根材全体を遮熱シートで覆い、ベースカバーの上に略門状で峰方向に伸びる押えカバーを設け、遮熱シートをベースカバーと押えカバーとで固定するようにすることで、遮熱シートを交換する場合、押えカバーだけを取り外して交換すればよく、効率的に作業を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、ベースカバーの上から屋根材全体を遮熱シートで覆い、ベースカバーの上に略逆門状で峰方向に伸びる押えバーを設け、遮熱シートをベースカバーと押えバーとで固定するようにすることで、遮熱シートを交換する場合、押えカバーだけを取り外して交換すればよく、効率的に作業を行うことができる。
本発明に係る屋根外装構造の概要の一例を示す説明図である。 同屋根外装構造の構造を示す説明図である。 同屋根外装構造の構造を示す説明図である。 同屋根外装構造の構造を示す説明図である。 同屋根外装構造の他の構造を示す説明図である。 同屋根外装構造の他の構造を示す説明図である。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る屋根外装構造の概要の一例を示す説明図である。図2〜図4は、同屋根外装構造の構造を示す説明図である。
本発明にける屋根外装構造は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する構造であって、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける構造についてのものである。本発明における屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シート10と、屋根材の側方の屋根材と遮熱シート10と間の開口部を塞ぐ封止部材20とを備えた構造である。そして、本発明における屋根外装構造は、開口部を封止部材で塞いで屋根材と遮熱シート10との間に、空気層Sを設ける構造となっている。
次に、本発明における屋根外装構造に係る具体的な構造例を、図を用いて説明する。図1における屋根1は、例えば工場や事業所用の建築物のおける屋根構造であり、波形の凹凸を有する屋根材として折板30が用いられている。そして、折板30には、折板30の上面を覆う通気性を有さない遮熱シート10が設けられ、折板30の側方の折板30と遮熱シート10と間の開口部を塞ぐ封止部材20が嵌め込まれている。
遮熱シート10は、表面がアルミ箔で形成されているもので、アルミ箔の下層に樹脂製シートからなる断熱層を有している。遮熱シート10としては、特にアルミ箔の断熱層を有することが必須ではないが、遮熱シート10の表面をアルミ箔で形成させることで、太陽からの輻射熱を抑えることができ、遮熱効果を一層高めることができる。また、遮熱シート10のアルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を設けることで、遮熱効果を一層高めることができる。上述のように、遮熱シート10を、アルミ箔のみで構成する場合、アルミ箔と樹脂シートとで構成させる場合以外にも、アルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有する構成にすることで(アルミ箔とアルミ箔との間に樹脂シートを設けてもよい)、冬期などに建築物の内部から放熱される輻射熱を反射することができ、冬期などに建築物を保温することが可能になる。
次に、折板30の上面を覆うように遮熱シート10を屋根1に被せて固定する構造を図2〜図4をもとに説明する。まず、通常の折板30によって形成される屋根1は、鉄骨54の上に下地材50,52が横臥して設けられ、その上に、折板30が陸屋根を形成するように張り合わされる。具体的には、屋根1の上面に長尺で伸びる下地材50の上に、細巾で山並状に形成されたタイトフレーム32が、下地材50上に長さ方向に沿って設けられる。そして、タイトフレーム32の波形の凹凸も凸部の上面に、折板30の端部の重ね合わせ部を保持するための吊子34が、ボルト36とナット38を介して固定される。
吊子34は、通常、タイトフレーム32から起立する略L字状で、起立した端部は、折板30の種類に応じた形状に形成されている。本実施の形態の吊子34は、起立した端部が横方向に矢字状に折り曲げられている。そして、2枚の折板30のそれぞれの端部が、吊子34に嵌まり込むことで、それぞれの折板30が重なり合ってのりしろを有する形で、張り合わされる。
次に、吊子34の折板30が重ね合わされた上に、上面が平坦な下方が開口した略C字状の棟金具40が設けられ、棟金具40の側面から螺挿されるボルト42と棟金具40の側面との間で、吊子34の折板30が重ね合わされた部分を挟持することにより、棟金具40が、固定される。棟金具40は、折板30の峰に沿って所定の間隔で複数個設けるようにする。尚、棟金具40の間隔と数は、後述する断熱シート10の保持の度合いに応じて、適宜定めるようにする。
次に、棟金具40の平坦な上面の上に、棟金具40の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバー22を、ネジ24を介して固定する。そして、ベースカバー22の上から折板30全体を遮熱シート10で覆い、ベースカバー22の上に略門状で峰方向に伸びる押えカバー26を、ネジ28を介して固定する。これにより、遮熱シート10が、ベースカバー22と押えカバー26とで、屋根1に固定される。
最後に、上述したように、折板30の側方の折板30と遮熱シート10と間の開口部に、封止部材20を嵌め込むことで、折板30と遮熱シート10との間に、空気層が設けられる。尚、本実施の形態では、屋根1の屋根材として折板30を用いて説明したが、必ずしも折板30である必要はなく、波形の凹凸を有する屋根材であって断熱シート10との間に空気層ができるものであればよい。
以上のような構造の屋根外層構造によれば、開口部を封止部材で塞いで屋根材である折板30と遮熱シート10との間に、空気層を設けたことから、遮熱効果を高めることができる。さらに、遮熱シート10をベースカバー22と押えカバー26とで固定するようにすることで、遮熱シート10を交換する場合、押えカバー26だけを取り外して交換すればよく、効率的に作業を行うことができる。
尚、上述の例では、ベースカバー22の上から折板30全体を遮熱シート10で覆い、ベースカバー22の上に略門状で峰方向に伸びる押えカバー26を、ネジ28を介して固定し、これにより、遮熱シート10を、ベースカバー22と押えカバー26とで、屋根1に固定しているが、このような構成に限るものではない。具体的には、屋根外装構造の他の構造を示す説明図である図5及び図6に示すような構造もある。
具体的には、図5及び図6の棟金具44は、棟金具40と同様の構造で、吊子34の折板30が重ね合わされた上に設けられ、棟金具44の側面から螺挿されるボルト42と棟金具44の側面との間で、吊子34の折板30が重ね合わされた部分を挟持することにより、棟金具44が、固定される。棟金具44は、折板30の峰に沿って所定の間隔で複数個設けるようにする。尚、棟金具44の間隔と数は、後述する断熱シート10の保持の度合いに応じて、適宜定めるようにする。
次に、棟金具44の平坦な上面の上に、棟金具44の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバー46を、ネジ64を介して固定する。そして、ベースカバー46の上から折板30全体を遮熱シート10で覆い、ベースカバー46の上に略逆門状で峰方向に伸びる押えバー60を、ネジ62を介して固定する。これにより、遮熱シート10が、ベースカバー46と押えバー60とで、屋根1に固定される。
図5及び図6の構造によっても、遮熱シート10をベースカバー46と押えバー60とで固定するようにすることで、遮熱シート10を交換する場合、押えバー60だけを取り外して交換すればよく、効率的に作業を行うことができる。
以上のように、本発明によれば、遮熱効果が高い屋根外装構造を提供することができる。
1・・・・屋根
10・・・遮熱シート
20・・・封止部材
22・・・ベースカバー
24・・・ネジ
26・・・押えカバー
28・・・ネジ
30・・・折板
32・・・タイトフレーム
34・・・吊子
36・・・ボルト
38・・・ナット
40・・・棟金具
42・・・ボルト
44・・・棟金具
46・・・ベースカバー
50・・・下地材
52・・・下地材
54・・・鉄骨
56・・・外壁材
60・・・押えバー
62・・・ネジ
64・・・ネジ

Claims (6)

  1. 建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する屋根外装構造において、
    波形の凹凸を有する該屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シートと、
    該屋根材の側方の該屋根材と該遮熱シートと間の開口部を塞ぐ封止部材とを備え、
    該開口部を該封止部材で塞いで該屋根材と該遮熱シートとの間に、空気層を設けたことを特徴とする屋根外装構造。
  2. 前記遮熱シートの表面が、アルミ箔で形成されていることを特徴とする請求項1記載の屋根外装構造。
  3. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする請求項2記載の屋根外装構造。
  4. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の屋根外装構造。
  5. 前記屋根材の凸状の峰に沿って、上面が平坦な下方が開口した略C字状の棟金具を、該峰に所定間隔で設け、
    該棟金具の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、
    該ベースカバーの上から該屋根材全体を前記遮熱シートで覆い、
    該ベースカバーの上に略門状で峰方向に伸びる押えカバーを設け、該遮熱シートを該ベースカバーと該押えカバーとで固定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の屋根外装構造。
  6. 前記屋根材の凸状の峰に沿って、上面が平坦な下方が開口した略C字状の棟金具を、該峰に所定間隔で設け、
    該棟金具の上面を覆うように、略門状で峰方向に伸びるベースカバーを設け、
    該ベースカバーの上から該屋根材全体を前記遮熱シートで覆い、
    該ベースカバーの上に略逆門状で峰方向に伸びる押えバーを設け、該遮熱シートを該ベースカバーと該押えバーとで固定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の屋根外装構造。
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