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JP6465670B2 - 屋根外装構造 - Google Patents
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Description

本発明は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する屋根外装構造に関する。
従来より、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける屋根外装構造が提案されている。例えば、特許文献1における屋根外装構造をなす屋根用シートは、温度上昇を防止するために屋根の上に設置される屋根用シートであって、シートと屋根との間の空間の風通しを十分に確保することができるものである。
具体的には、平行に並んで設置される複数のシート片から構成される遮光シート部と、屋根に固定される部材であってシート片の両端を屋根に固定するシート止め部材とを備えており、各シート片の境界部分がスリットとして機能し、スリットを介して、遮光シート部と屋根との間の通風空間に風が出入り可能である。また、シート片は通風機能を有するメッシュのシートで、シート片自体が風を通す。
特開2009−221837号公報
しかしながら、従来の屋根外装構造だと、シートと屋根材との間に通気性があり、シートによる遮熱効果を十分に得ることができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遮熱効果が高い屋根外装構造を提供することにある。
請求項1記載の屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シートと、屋根材の側方の屋根材と遮熱シートとの間の開口部を塞ぐ封止部材とを備え、遮熱シートを、屋根材の頂部に接着し、開口部を封止部材で塞いで、屋根材の頂部以外の部分と遮熱シートとの間に、空気層を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の屋根外装構造は、遮熱シートにより、封止部材を形成させることを特徴とする。
請求項3記載の屋根外装構造は、遮熱シートの表面が、アルミ箔で形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の屋根外装構造は、遮熱シートのアルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする。
請求項5記載の屋根外装構造は、遮熱シートのアルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有することを特徴とする。
請求項6記載の屋根外装構造は、遮熱シートの屋根材に接着される部分に、不織布を有することを特徴とする。
本願発明によれば、開口部を封止部材で塞いで、屋根材と遮熱シートとの間に、空気層を設けたことから、遮熱効果を高めることができる。
本発明に係る屋根外装構造の概要の一例を示す説明図である。 同屋根外装構造の構造を示す説明図である。 屋根外装構造の他の実施の形態を示す説明図である。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る屋根外装構造の概要の一例を示す説明図である。図2は、同屋根外装構造の構造を示す説明図である。図3は、屋根外装構造の他の実施の形態を示す説明図である。
本発明における屋根外装構造は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する構造であって、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける構造についてのものである。本発明における屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シート10と、屋根材の側方の屋根材と遮熱シート10との間の開口部を塞ぐ封止部材20とを備えた構造である。そして、本発明における屋根外装構造は、開口部を封止部材で塞いで、屋根材と遮熱シート10との間に、空気層Sを設ける構造となっている。
次に、本発明における屋根外装構造に係る具体的な構造例を、図を用いて説明する。図1における屋根1は、例えば工場や事業所用の建築物における屋根構造であり、波形の凹凸を有する屋根材として折板30が用いられている。そして、折板30には、折板30の上面を覆う通気性を有さない遮熱シート10が設けられ、折板30の側方の折板30と遮熱シート10との間の開口部を塞ぐ封止部材20が嵌め込まれている。図1及び図2に示す屋根構造は、一般的にボルト折板といわれ、折板30が、タイトフレーム32に上方に向かって突出するように設けられらボルト36及びナット38によって固定されている構造である。この構造のため、ボルト36の先端が、折板30の上方に突出している。
遮熱シート10は、表面がアルミ箔で形成されているもので、アルミ箔の下層に樹脂製シートからなる断熱層を有している。遮熱シート10としては、特にアルミ箔の断熱層を有することが必須ではないが、遮熱シート10の表面をアルミ箔で形成させることで、太陽からの輻射熱を抑えることができ、遮熱効果を一層高めることができる。また、遮熱シート10のアルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を設けることで、遮熱効果を一層高めることができる。上述のように、遮熱シート10を、アルミ箔のみで構成する場合、アルミ箔と樹脂シートとで構成させる場合以外にも、アルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有する構成にすることで(アルミ箔とアルミ箔との間に樹脂シートを設けてもよい)、冬期などに建築物の内部から放熱される輻射熱を反射することができ、冬期などに建築物を保温することが可能になる。
次に、折板30の上面を覆うように遮熱シート10を屋根1に被せて固定する構造を説明する。まず、通常の折板30によって形成される屋根1は、建物の骨組みである鉄骨の上に下地材50が横臥して設けられ、その上に、折板30が陸屋根を形成するように張り合わされる。具体的には、屋根1の上面に長尺で伸びる下地材50の上に、細巾で山並状に形成されたタイトフレーム32が、下地材50上に長さ方向に沿って設けられる。そして、タイトフレーム32の波形の凹凸も凸部の上面に、折板30の端部の重ね合わせ部を保持するようにボルト36とナット38を介して固定される。
このように形成された折板30全体を遮熱シート10で覆い、折板30の頂部面30aに遮熱シート10を接着剤や両面テープ等で接着するようにする。尚、ボルト36の先端が頂部面30aから上方に突出しているが、遮熱シート10のボルト36の位置に穴を開けたり、切れ目を入れることで、遮熱シート10を頂部面30aに接着した時に、ボルト36の先端が、遮熱シート10を貫通するようにする(図1参照)。
最後に、上述したように、折板30の側方の折板30と遮熱シート10との間の開口部に、封止部材20を嵌め込むことで、折板30と遮熱シート10との間に、空気層が設けられる。尚、本実施の形態では、屋根1の屋根材として折板30を用いて説明したが、必ずしも折板30である必要はなく、波形の凹凸を有する屋根材であって断熱シート10との間に空気層ができるものであればよい。
以上のような構造の屋根外層構造によれば、開口部を封止部材で塞いで、屋根材である折板30と遮熱シート10との間に、空気層を設けたことから、遮熱効果を高めることができる。
尚、遮熱シート10の屋根材である折板30に接着される部分に、不織布を設けるようにしてもよく、不織布を設けることで、折板30との接着性を向上させることが可能である。
尚、上述の例では、図1及び図2の屋根構造の例では、折板30の下面には空洞ができ、タイトフレーム32に折板30が工程されている構造であるが、他の屋根構造であっても遮熱シート10を接着して空気層を設けることが可能であり、具体的な他の例を示すのが図3である。
図3の例は、波形の凹凸を有する屋根材としての折板40の下にウレタン樹脂製の断熱材42が設けられている。そして、折板40全体として、一枚のボードのような構造になっており、この状態で、下地材50の上に固定される。この折板40では、上述の折板30のようにボルト36の先端が突出しておらず、遮熱シート10を、折板40の全体を覆うようにして、単に折板40の頂部面40aに接着するようにすればよい。この折板40の場合でも、折板40の側方の折板40と遮熱シート10との間の開口部に、封止部材を嵌め込むことも可能であるが、封止部材として遮熱シート10を用いて、折板40を覆う遮熱シート10を封止部材が嵌め込まれる部分にまで伸ばして張り込むように接着してもよく、これにより折板40と遮熱シート10との間に、空気層が設けられることになる。封止部材として遮熱シート10を用いることで、コストの削減に繋がる。
以上のように、本発明によれば、遮熱効果が高い屋根外装構造を提供することができる。
1・・・・・屋根
10・・・・遮熱シート
20・・・・封止部材
30・・・・折板
30a・・・頂部面
32・・・・タイトフレーム
36・・・・ボルト
38・・・・ナット
40・・・・折板
40a・・・頂部面
42・・・・断熱材
50・・・・下地材

Claims (6)

  1. 建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する屋根外装構造において、
    波形の凹凸を有する該屋根材の上面を覆う通気性を有さない遮熱シートと、
    該屋根材の側方の該屋根材と該遮熱シートとの間の開口部を塞ぐ封止部材とを備え、
    該遮熱シートを、該屋根材の頂部に接着し、該開口部を該封止部材で塞いで、該屋根材の該頂部以外の部分と該遮熱シートとの間に、空気層を設けたことを特徴とする屋根外装構造。
  2. 前記遮熱シートにより、前記封止部材を形成させることを特徴とする請求項1記載の屋根外装構造。
  3. 前記遮熱シートの表面が、アルミ箔で形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋根外装構造。
  4. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の下層に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする請求項3記載の屋根外装構造。
  5. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の最下層に、他のアルミ箔を有することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の屋根外装構造。
  6. 前記遮熱シートの前記屋根材に接着される部分に、不織布を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の屋根外装構造。
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