以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、機能が同じ働きを担う構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。
図1は、実施形態に係るアラート通知装置1の一例を示す図である。ここでは一例として、アラート通知装置1が医療機関で用いられるケースを想定して説明を行う。
アラート通知装置1は、受付部10、苦情記録部12、環境情報記録部14、集計部16、通知部18、及び更新部20の各機能部を含む。なお、通知部18には、収容先分析部22及び表示部24が含まれる。
また、アラート通知装置1は、苦情DB(Database)30、病室情報DB32、病床情報DB34、患者情報DB36、苦情環境累積DB38、病床環境起因集計DB40、及び対人環境起因集計DB42といった、各種情報を管理する各DBを含む。
なお、ここでいうDBは、情報を集中的に管理し、情報の検索又は抽出等、情報が再利用できるようなデータ構造を有した記憶形態をいう。従って、例えばアラート通知装置1をコンピュータで実現した場合、各DBは、コンピュータで用いられるOS(Operating System)が提供するファイルシステムに構築してもよく、また、別途提供されるDB管理ソフトウェアを用いて構築してもよい。
受付部10は、苦情記録部12、通知部18に含まれる収容先分析部22、及び更新部20に接続される。
受付部10は、例えば看護師等の医療機関に属する従事者(以下、「医療従事者」という)から、患者が発した苦情情報を受け付ける。また、受付部10は、入院するため医療機関に新たに収容される患者に関する情報(以下、「患者の属性」という)、及び医療従事者が当該患者の収容先候補として選択した病床に関する情報(以下、「病床候補情報」という)を受け付ける。更に、受付部10は、医療従事者が患者の収容先として決定した病床に関する情報(以下、「病床決定情報」という)を受け付ける。
受付部10が受け付ける苦情情報には、例えば苦情を発した患者を一意に識別するため、医療機関が各患者に割り当てた識別子である患者ID、苦情の発生日時、及び具体的な苦情内容等が含まれる。
受付部10は、苦情情報を受け付けた場合、受け付けた苦情情報を苦情記録部12に出力する。
また、受付部10が受け付ける患者の属性には、例えば患者ID、性別、年齢、並びに、患者の性別及び年齢等の組み合わせに応じて設定される患者パターン等が含まれる。病床候補情報には、例えば患者の収容先候補として選択された病室の病室番号及び病床番号等が含まれる。
ここで、病床番号とは、病室に備えられた病床を一意に識別するための識別子である。なお、患者パターンの詳細については後ほど説明する。
受付部10は、患者の属性及び病床候補情報を受け付けた場合、受け付けた患者の属性及び病床候補情報を、通知部18に含まれる収容先分析部22に出力する。
また、受付部10が受け付ける病床決定情報には、例えば患者の収容先として決定した病室の病室番号、病床番号等が含まれる。
受付部10は、患者の属性及び病床決定情報を受け付けた場合、受け付けた患者の属性及び病床決定情報を更新部20に出力する。
苦情記録部12は、受付部10、環境情報記録部14、及び苦情DB30を記憶する記憶部に接続され、受付部10から出力された苦情情報を苦情DB30に記録する。そして、苦情記録部12は、例えば苦情情報に含まれる苦情の発生日時を環境情報記録部14に出力する。
図2は、苦情DB30の一例を示す図である。図2に示すように、苦情DB30では、苦情の発生日時、患者ID、及び苦情内容が行方向に各々対応付けられて管理される。
苦情記録部12は、苦情情報を苦情DB30に追加するため、苦情DB30には、各患者の過去の苦情情報が蓄積される。
環境情報記録部14は、苦情記録部12及び集計部16、並びに、苦情DB30、病室情報DB32、病床情報DB34、患者情報DB36、及び苦情環境累積DB38の各種DBを記憶する記憶部に接続される。
環境情報記録部14は、苦情記録部12から苦情の発生日時を受け付けると、苦情の発生日時に対応した苦情情報を苦情DB30から取得する。そして、環境情報記録部14は、取得した苦情情報に、患者が苦情を発した際に患者が置かれていた環境に関する情報、すなわち環境情報を対応付ける。そして、環境情報記録部14は、苦情情報と環境情報とを対応づけた情報を苦情環境情報として、苦情環境累積DB38に記録する。
環境情報には、例えば病室情報、病床情報、及び患者情報が含まれる。
病室情報は、医療機関に備えられた病室毎の属性を示す情報であり、病室情報DB32に予め記憶されている。
図3は、病室情報DB32の一例を示す図である。図3に示すように、病室情報DB32では、病室番号、室料差額、及びナースステーションからの距離が行方向に対応付けられて管理される。
ここで、室料差額は、例えば標準の設備を備えた病室(健康保険適用病室)の1日あたりの室料に対する差額を示す情報である。ナースステーションからの距離は、ナースステーションから各病室までの移動距離[m]を示す情報である。
なお、図3に示す病室情報のデータ構造は一例であり、例えば病室のある階数、浴室及びトイレ等の設備の有無に関する情報、並びに、担当看護師の人数、或いは看護師1人当たりの担当患者数等を病室情報に含めるようにしてもよい。
また、病床情報は、病室に備えられた病床毎の属性を示す情報であり、病床情報DB34に予め記憶されている。
図4は、病床情報DB34で管理される病床情報のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、病床情報DB34では、例えば病室番号、病床番号、病床位置、及び患者IDが行方向に対応付けられて管理される。
ここで、病床位置とは、病室内における病床の位置を示す情報であり、例えば“1”は窓側に配置された病床、“2”は扉側、すなわち廊下側に配置された病床、“3”は窓側でも扉側でもない、病室の中央部分に配置された病床であることを表す。患者IDは、対応する病床番号の病床に収容されている患者を表し、例えば患者IDが“00000”に対応する病床は、当該病床に誰も収容されていない空き病床であることを表す。
なお、図4に示す病床情報のデータ構造は一例であり、例えば病床の広さ等の情報を病床情報に含めるようにしてもよい。
また、患者情報は、患者毎の属性を示す情報であり、患者情報DB36に予め記憶されている。
図5は、患者情報DB36の一例を示す図である。図5に示すように、患者情報DB36では、例えば患者ID、性別、年齢、及び患者パターンが行方向に対応付けられて管理される。
ここで、患者パターンとは、患者の備える特性を分類するためのインデックスであり、例えば患者の性別、及び年齢の組み合わせに応じて設定される。本実施形態では、例えば図6に示す患者パターンテーブル44を用いて、患者毎に患者パターンが設定される。
なお、図5に示す患者情報のデータ構造は一例であり、例えば患者が受診する診療科情報、重症、軽症といった患者の症状に関する情報、或いは病名情報等を患者情報に含めるようにしてもよい。また、この場合、患者の性別、年齢、受診診療科、及び症状の組み合わせに対して患者パターンを設定した患者パターンテーブル44を用いるようにしてもよい。
環境情報記録部14は、苦情DB30から取得した苦情情報に含まれる患者IDを用いて、当該患者IDを有する患者が収容されている病室の病床情報を、病床情報DB34から取得する。また、環境情報記録部14は、取得し病床情報に含まれる病室番号に対応した病室情報を、病室情報DB32から取得する。更に、環境情報記録部14は、取得した病床情報に含まれる各々の患者IDに対応した患者情報を患者情報DB36から取得する。
環境情報記録部14は、上記のようにして取得した病室情報、病床情報、及び患者情報を環境情報として苦情情報に対応付けることで苦情環境情報を生成し、生成した苦情環境情報を苦情環境累積DB38に追加する。
図7は、苦情環境累積DB38の一例を示す図である。図7に示すように、苦情環境累積DB38では、苦情情報、及び環境情報が行方向に対応付けられて管理される。
例えば、図7からは、患者IDが“00010”の患者が「となりのいびきがうるさくて寝れない。」との苦情を発した際、患者IDが“00010”の患者は、病室“002”の病床番号“3”に収容されていたことが把握できる。また、病室“002”には、他に患者IDが“00008”の患者と、“00001”の患者が収容されており、患者IDが“00008”の患者の患者パターンは“16”、患者IDが“00001”の患者の患者パターンは“7”であったことが把握できる。
環境情報記録部14は、例えば苦情環境累積DB38に苦情環境情報を記録した後、当該苦情環境情報を集計部16に出力する。
集計部16は、環境情報記録部14と、苦情環境累積DB38、病床環境起因集計DB40、及び対人環境起因集計DB42の各種DBを記憶する記憶部と、に接続される。
集計部16は、環境情報記録部14から苦情環境情報を受け付けると、苦情環境情報を用いて、病床環境情報及び対人環境情報を生成する。
ここで病床環境情報とは、患者の属性と、患者が収容されている病床の位置を特定する情報と、を対応付けた情報であり、具体的には、苦情を発した患者の患者パターンと、当該患者が収容される病室番号及び病床番号を対応付けた情報である。
一方、対人環境情報とは、患者の属性と、当該患者と同じ病室に収容される他の患者の属性と、を対応づけた情報であり、具体的には、苦情を発した患者の患者パターンと、当該患者と同じ病室に収容される他の患者の患者パターンと、を対応付けた情報である。
集計部16は、生成した病床環境情報を病床環境起因集計DB40に記録する。
図8は、病床環境起因集計DB40の一例を示す図である。図8に示すように、病床環境起因集計DB40では、苦情を発した患者の患者パターン、病室番号、病床番号、病床位置、件数、及び割合が行方向に対応付けられて管理される。
集計部16は、病床環境起因集計DB40に病床環境情報を記録する際、病床環境起因集計DB40に、既に同じ情報を有する病床環境情報が含まれていないか参照し、同じ情報を有する病床環境情報毎に病床環境情報の件数を集計する。そして、集計部16は、集計した病床環境情報の件数を、病床環境起因集計DB40の各病床環境情報に対応付けられた件数欄に記録する。この際、集計部16は、病床環境起因集計DB40で管理される全ての病床環境情報の件数に対する病床環境情報毎の件数の割合を算出し、病床環境起因集計DB40の各病床環境情報に対応付けられた割合欄に記録する。
例えば、図8にNo.1と表記した行のデータによれば、患者パターンが“1”の患者が、病室番号“004”の病床番号“2”で苦情を発した件数は3件であり、医療機関における全ての苦情件数に占める割合は5%であることを示している。
一方、集計部16は、生成した対人環境情報を対人環境起因集計DB42に記録する。
図9は、対人環境起因集計DB42の一例を示す図である。図9に示すように、対人環境起因集計DB42では、苦情を発した患者の患者パターン、当該患者と同じ病室に収容されている他の患者の患者パターンを表す同室情報N(Nは整数)、件数、及び割合が行方向に対応付けられて管理される。図9は、病室に備えられる病床数が4つまでの医療機関における対人環境起因集計DB42の例を示したものであるため、同室情報Nの“N”は3に設定されている。なお、同室情報1〜3における空欄は患者が収容されていないことを表しており、例えば4人部屋の病室に3人しか収容されていない場合、同室情報3が空欄となる。また、病室が個室であれば、同室情報1〜3は全て空欄になる。
集計部16は、対人環境情報を対人環境起因集計DB42に記録する際、対人環境起因集計DB42に、既に同じ情報を有する対人環境情報が含まれていないか参照し、同じ対人環境情報を有する対人環境情報毎に対人環境情報の件数を集計する。そして、集計部16は、集計した対人環境情報の件数を、対人環境起因集計DB42の各対人環境情報に対応付けられた件数欄に記録する。この際、集計部16は、対人環境起因集計DB42で管理される全ての対人環境情報の件数に対する対人環境情報毎の件数の割合を算出し、対人環境起因集計DB42の各対人環境情報に対応付けられた割合欄に記録する。
例えば、図9にNo.1と表記した行のデータによれば、患者パターンが“1”の患者が、患者パターンが共に“2”の2人の患者と、患者パターンが“11”の患者と同じ病室に収容された際に苦情を発した件数は3件であることを示している。また、当該患者パターンの組み合わせにおいて、患者パターンが“1”の患者が発した苦情の件数が、医療機関における全ての苦情件数に占める割合は、5%であることを示している。
一方、収容先分析部22は、受付部10及び表示部24、並びに、病床情報DB34、患者情報DB36、苦情環境累積DB38、病床環境起因集計DB40、及び対人環境起因集計DB42の各種DBを記憶する記憶部に接続される。
収容先分析部22は、受付部10から新たに収容される患者である新規患者の属性を受け付けた場合、病床情報DB34を参照して全ての空き病床の情報を取得する。そして、収容先分析部22は、新規患者の患者パターンと、取得した各々の空き病床の病室番号及び病床番号と、を対応付けて、空き病床毎に病床環境情報を生成する。なお、新規患者には、医療機関に新たに収容される患者の他、医療機関に既に収容されている患者で、かつ、収容先病床を転床する患者も含まれる。
その後、収容先分析部22は、生成した病床環境情報と同じ病床環境情報が病床環境起因集計DB40に含まれているかを空き病床毎に分析する。
生成した病床環境情報と同じ病床環境情報が病床環境起因集計DB40に含まれ、かつ、当該病床環境情報の割合が閾値以上である場合、収容先分析部22は、生成した病床環境情報に対応する空き病床に、オンに設定した病床環境苦情フラグを割り当てる。
ここで、閾値とは、新規患者が病床で苦情を発するか否かを判定するために用いられる予め定めた値である。
また、病床環境苦情フラグとは、新規患者の患者パターンと同じ患者パターンの別の患者が、分析対象の空き病床に収容された際に、病床環境に関する苦情を発したことがあるか否かを示す識別子である。なお、以降では、新規患者の患者パターンと同じ患者パターンの別の患者のことを、「新規患者と類似した患者」という。
更に、収容先分析部22は、病床情報DB34を参照して、空き病床がある病室と同じ病室に収容されている他の患者の患者IDを取得する。そして、収容先分析部22は、患者情報DB36を参照して、取得した患者IDで表される他の患者の患者パターンを取得し、新規患者の患者パターンと、他の患者の患者パターンと、を対応付けて、空き病床毎に対人環境情報を生成する。
その後、収容先分析部22は、生成した対人環境情報と同じ対人環境情報が対人環境起因集計DB42に含まれているかを空き病床毎に分析する。
生成した対人環境情報と同じ対人環境情報が対人環境起因集計DB42に含まれ、かつ、当該対人環境情報の割合が閾値以上である場合、収容先分析部22は、生成した対人環境情報に対応する空き病床に、オンに設定した対人環境苦情フラグを割り当てる。
対人環境苦情フラグとは、新規患者と類似した患者が、分析対象の空き病床に収容される他の患者と同じ患者パターンの患者と同室になった際、対人関係に関する苦情を発したことがあるか否かを示す識別子である。
また、収容先分析部22は、受付部10から病床候補情報を受け付けた場合、病床候補情報で特定される空き病床に対応した病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグを参照する。
収容先分析部22は、空き病床に病床環境苦情フラグが設定されている場合、新規患者の患者パターンと、病床候補情報で特定される空き病床の病室番号及び病床番号と、を対応付けた病床環境情報を生成する。そして、収容先分析部22は、病床候補情報で特定される空き病床の病床環境情報に対応した苦情内容を苦情環境累積DB38から取得し、表示部24に出力する。
一方、収容先分析部22は、空き病床に対人環境苦情フラグが設定されている場合、新規患者の患者パターンと、病床候補情報で特定される空き病床がある病室に収容されている他の患者の患者パターンと、を対応付けた対人環境情報を生成する。そして、収容先分析部22は、病床候補情報で特定される空き病床の対人環境情報に対応した苦情内容を苦情環境累積DB38から取得し、表示部24に出力する。
一方、表示部24は収容先分析部22と接続され、医療従事者に対して新規患者への病床の割り当てを支援する情報を、例えばモニタ等の表示装置に表示する。
具体的には、表示部24は、空き病床毎の病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグの設定状況に従って、新規患者を各空き病床に収容した場合に予想される、新規患者が発する苦情の種別を空き病床毎に表示装置へ表示する。
また、表示部24は、収容先分析部22から受け付けた苦情内容を表示装置に表示する。
一方、更新部20は、受付部10、並びに、病床情報DB34及び患者情報DB36を記憶する記憶部に接続される。
更新部20は、受付部10から新規患者の属性、及び病床決定情報を受け付けた場合、病床決定情報で特定される空き病床に新規患者の患者IDを対応付け、病床情報DB34の病床情報を更新する。また、更新部20は、新規患者の属性を患者情報DB36に追加する。
次に、図10に、アラート通知装置1をコンピュータで実現する場合の構成図を示す。
コンピュータ100は、CPU102、メモリ104、及び不揮発性の記憶部106を含む。CPU102、メモリ104、及び不揮発性の記憶部106は、バス108を介して互いに接続される。また、コンピュータ100は、入力装置112、表示装置114、及び通信装置116とコンピュータ100とを接続して互いにデータを送受信するためのI/O(Input/Output)110を備え、I/O110はバス108に接続される。
入力装置112は、例えばキーボード及びマウス等の、コンピュータ100の操作者がコンピュータ100に指示を与えるためのデバイスを含む。また、入力装置112は、例えばCD−ROM又はフラッシュメモリ等の記録媒体118に記録されるデータを読み取るための読み取り装置を含む。
表示装置114は、例えばモニタ等の、情報を視覚で捉えることのできる形態に変換して表示する装置を含む。
通信装置116は、図示しない通信回線に接続するためのインターフェースを含み、図示しない通信回線に接続される他のコンピュータ等の情報機器とデータの送受信を行う。
なお、記憶部106は、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等によって実現できる。
記憶部106には、コンピュータ100を図1に示すアラート通知装置1として機能させるためのアラート通知プログラム120が記憶される。記憶部106に記憶されるアラート通知プログラム120は、受付プロセス122、苦情記録プロセス124、環境情報記録プロセス126、集計プロセス128、収容先分析プロセス130、表示プロセス132、及び更新プロセス134を含む。
CPU102は、アラート通知プログラム120を記憶部106から読み出してメモリ104に展開し、アラート通知プログラム120に含まれる各プロセスを実行する。
CPU102が、アラート通知プログラム120を記憶部106から読み出してメモリ104に展開し、アラート通知プログラム120を実行することで、コンピュータ100が図1に示すアラート通知装置1として動作する。
また、CPU102が受付プロセス122を実行することで、コンピュータ100が図1に示す受付部10として動作する。また、CPU102が苦情記録プロセス124を実行することで、コンピュータ100が図1に示す苦情記録部12として動作する。また、CPU102が環境情報記録プロセス126を実行することで、コンピュータ100が図1に示す環境情報記録部14として動作する。また、CPU102が集計プロセス128を実行することで、コンピュータ100が図1に示す集計部16として動作する。また、CPU102が収容先分析プロセス130を実行することで、コンピュータ100が図1に示す収容先分析部22として動作する。また、CPU102が表示プロセス132を実行することで、コンピュータ100が図1に示す表示部24として動作する。更に、CPU102が更新プロセス134を実行することで、コンピュータ100が図1に示す更新部20として動作する。
また、CPU102が、苦情情報格納領域140に格納された苦情情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に苦情DB30が生成される。また、CPU102が、病室情報格納領域142に格納された病室情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に病室情報DB32が生成される。また、CPU102が、病床情報格納領域144に格納された病床情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に病床情報DB34が生成される。また、CPU102が、患者情報格納領域146に格納された患者情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に患者情報DB36が生成される。また、CPU102が、苦情環境情報格納領域148に格納された苦情環境情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に苦情環境累積DB38が生成される。また、CPU102が、病床環境起因集計情報格納領域150に格納された病床環境情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に病床環境起因集計DB40が生成される。また、CPU102が、対人環境起因集計情報格納領域152に格納された対人環境情報をメモリ104に展開することで、メモリ104に対人環境起因集計DB42が生成される。更に、CPU102が、閾値情報格納領域154に格納された値をメモリ104に展開することで、メモリ104に、コンピュータ100で使用される各種閾値等の値が記憶される。
なお、コンピュータ100は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、アラート通知装置1の作用について説明する。アラート通知装置1は、受付部10で苦情情報を受け付けた際に、苦情処理を実行する。
図11は、アラート通知装置1の苦情処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS100において、苦情記録部12は、受付部10で受け付けた苦情情報を苦情DB30に記録する。
ステップS110において、環境情報記録部14は、ステップS100の処理で苦情DB30に記録した苦情情報に含まれる患者IDを用いて、当該患者IDを有する患者が収容されている病室に対応した病床情報を、病床情報DB34から取得する。
ステップS120において、環境情報記録部14は、ステップS110の処理で取得した病床情報に含まれる各々の患者IDに対応した患者の患者情報を、患者情報DB36から取得する。
ステップS130において、環境情報記録部14は、ステップS110の処理で取得した病床情報に含まれる病室番号に対応する病室情報を、病室情報DB32から取得する。
ステップS140において、環境情報記録部14は、ステップS100の処理で受け付けた苦情情報から患者ID及び苦情内容を抽出する。そして、環境情報記録部14は、抽出した患者ID及び苦情内容を、ステップS110の処理で取得した病床情報、ステップS120の処理で取得した患者情報、及びステップS130の処理で取得した病室情報と対応づけ、苦情環境情報を生成する。
環境情報記録部14は、生成した苦情環境情報を苦情環境累積DB38に記録する。従って、苦情環境累積DB38には、どの患者がどのような苦情を発したかといった情報に、苦情を発した患者の置かれた環境に関する情報である環境情報が対応付けられて蓄積される。
また、集計部16は、苦情を発した患者の患者パターン、当該患者が収容される病室番号、及び病床番号を、生成した苦情環境情報から抽出して、生成した苦情環境情報に対応した病床環境情報を生成する。すなわち、病床環境情報は、苦情を発した患者の収容先の位置を特定する情報を含む。
また、集計部16は、苦情を発した患者の患者パターン、及び当該患者と同じ病室に収容される他の患者の患者パターンを、生成した苦情環境情報から抽出して、生成した苦情環境情報に対応した対人環境情報を生成する。すなわち、対人環境情報は、苦情を発した患者の収容先における同室人の情報を含む。
このように、病床環境情報及び対人環境情報は、苦情が発せられた際の環境情報を異なる観点で捉え直した情報であり、病床環境情報及び対人環境情報もまた、苦情環境情報の一例ということができる。
ステップS150において、集計部16は、ステップS140の処理で生成した病床環境情報を病床環境起因集計DB40に、対人環境情報を対人環境起因集計DB42に記録し、病床環境情報及び対人環境情報の件数を集計する苦情集計処理を実行する。
図12は、苦情集計処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS152において、集計部16は、病床環境起因集計DB40から未取得の病床環境情報を1件取得する。
ステップS154において、集計部16は、ステップS140の処理で生成した、新たに受け付けた苦情の病床環境情報と、ステップS152の処理で取得した病床環境情報と、を比較し、お互いの病床環境情報が一致するか否かを判定する。
肯定判定の場合にはステップS156に移行し、ステップS156において、集計部16は、病床環境起因集計DB40のうち、ステップS140の処理で生成した病床環境情報と一致する病床環境情報の件数を1つだけインクリメントする。
一方、否定判定の場合にはステップS158に移行する。
ステップS158において、集計部16は、病床環境起因集計DB40を参照し、未取得の病床環境情報があるか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS152に移行し、集計部16は、ステップS140の処理で生成した病床環境情報と一致する病床環境情報が病床環境起因集計DB40から検出されるまで、ステップS152、S154、及びS158を繰り返す。
一方、ステップS158の判定処理が否定判定の場合には、ステップS160に移行する。この場合、ステップS140の処理で生成した病床環境情報と一致する病床環境情報が病床環境起因集計DB40に含まれていないため、ステップS140の処理で生成した病床環境情報を病床環境起因集計DB40に追加する。そして、集計部16は、病床環境起因集計DB40に追加した病床環境情報の件数を“1”に設定する。
以上のステップS152からS160の各処理によって、同じ内容を有する病床環境情報毎の件数が集計される。
ステップS162において、集計部16は、病床環境起因集計DB40で管理される各病床環境情報の件数の合計値を算出し、当該合計値に対する各病床環境情報の件数の割合を病床環境情報毎に算出する。そして、集計部16は、病床環境起因集計DB40の各病床環境情報に含まれる割合を、算出した割合へ各々更新する。
次に、集計部16は、病床環境情報の代わりに対人環境情報を用いて、ステップS152からS162の各処理に対応した処理を実行する。
ステップS164において、集計部16は、対人環境起因集計DB42から未取得の対人環境情報を1件取得する。
ステップS166において、集計部16は、ステップS140の処理で生成した、新たに受け付けた苦情の対人環境情報と、ステップS164の処理で取得した対人環境情報と、を比較し、お互いの対人環境情報が一致するか否かを判定する。
肯定判定の場合にはステップS168に移行し、ステップS168において、集計部16は、対人環境起因集計DB42内のステップS140の処理で生成した対人環境情報と一致する対人環境情報の件数を1つだけインクリメントする。
一方、否定判定の場合にはステップS170に移行する。
ステップS170において、集計部16は、対人環境起因集計DB42を参照し、未取得の対人環境情報があるか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS164に移行し、集計部16は、ステップS140の処理で生成した対人環境情報と一致する対人環境情報が対人環境起因集計DB42から検出されるまで、ステップS164、S166、及びS170の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS170の判定処理が否定判定の場合には、ステップS172に移行する。この場合、ステップS140の処理で生成した対人環境情報と一致する対人環境情報が対人環境起因集計DB42に含まれていないため、ステップS140の処理で生成した対人環境情報を対人環境起因集計DB42に追加する。そして、集計部16は、対人環境起因集計DB42に追加した対人環境情報の件数を“1”に設定する。
以上のステップS164からS172の各処理によって、同じ内容を有する対人環境情報毎の件数が集計される。
ステップS174において、集計部16は、対人環境起因集計DB42で管理される各対人環境情報の件数の合計値を算出し、当該合計値に対する各対人環境情報の件数の割合を対人環境情報毎に算出する。そして、集計部16は、対人環境起因集計DB42の各対人環境情報に含まれる割合を、算出した割合へ各々更新する。
以上の処理によって、苦情処理が終了する。
一方、アラート通知装置1は、医療従事者から指示されたタイミングで、例えば病床の空き状況等を示す画面である収容先情報表示画面を、表示装置114に表示する。
図13は収容先情報表示画面の一例を示す図である。
図13に示すように、収容先情報表示画面46は、病棟の各階毎の平面図を模式的に示した画面であり、ナースステーション、階段、病室、及び病床の位置が表示される。異なる階の平面図を表示する場合には、例えば収容先情報表示画面46内の図示しない切り替えボタン等を選択することで、所望する階の平面図を表示することができる。
なお、医療機関に複数の病棟が存在する場合、収容先情報表示画面46内の図示しない切り替えボタン等を選択することで、所望する病棟の収容先情報表示画面46を表示するようにしてもよい。
病床を表すアイコンは、病床の空き状況、又は病床と収容される患者との関係に基づいて、凡例で示される状態に対応した表示色に変化する等、異なる態様で表示され、医療従事者に患者の収容状況等を通知する。
例えば、図13の場合、病室番号が“001”で病床番号が“3”で表される病床と、病室番号が“002”で病床番号が“3”及び“4”で表される病床と、が空き病床であることを示している。更に、病室番号が“005”で病床番号が“1”で表される病床が空き病床であることを示している。
そして、アラート通知装置1は、受付部10で新規患者の属性を受け付けた際に、収容先情報表示処理を実行する。収容先情報表示処理は、空き病床があれば、病床環境情報及び対人環境情報に基づいて、各々の空き病床に新規患者を収容した場合に、新規患者が当該空き病床に収容されたことで苦情を発する可能性があるか事前に分析し、分析結果を空き病床毎に表示する。
ここでは、受付部10は新規患者の属性として、患者ID、性別、年齢、及び患者パターンを受け付けるものとして説明する。しかし、受付部10で受け付ける項目として、患者パターンは必ずしも必須の項目ではない。この場合、受付部10は、図6に示した患者パターンテーブル44を参照して、性別及び年齢から患者パターンを取得すればよい。
なお、収容先情報表示画面46の病床を表す各々のアイコンには、病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグが対応付けられている。アラート通知装置1は、収容先情報表示処理を実行する前に、病床を表す各々のアイコンに対応付けられる病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグを、オフに初期化するものとする。
図14は、アラート通知装置1の収容先情報表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS200において、収容先分析部22は病床情報DB34を参照し、病床情報に含まれる患者IDの値が“00000”に設定されている病床番号、及び病室番号を取得する。当該処理により、収容先分析部22は空き病床の情報を取得する。
ステップS205において、収容先分析部22は、ステップS200の処理で空き病床の病床番号、及び病室番号が取得できたか否かを判定する。
ステップS205の判定処理が否定判定、すなわち医療機関が満床の場合にはステップS210へ移行する。
ステップS210において、表示部24は、例えば収容先情報表示画面46のメッセージ領域に、「空き病床がありません」等のメッセージを表示し、医療従事者に満床である旨のアラートを通知し、収容先情報表示処理を終了する。
一方、ステップS205の判定処理が肯定判定の場合には、ステップS215に移行し、ステップS215において、収容先分析部22は、ステップS200の処理で取得した空き病床の中から未選択の空き病床を1件選択する。
ステップS220において、収容先分析部22は、受付部10で受け付けた新規患者の患者パターンと、ステップS215の処理で選択した空き病床の病室番号及び病床番号と、を対応付け、病床環境情報を生成する。なお、ステップS220の処理で生成した病床環境情報は、新規患者をステップS215の処理で選択した空き病床へ仮に収容した場合の病床環境情報であることから、特に「病床環境仮情報」と称す。
ステップS225において、収容先分析部22は、病床環境起因集計DB40にステップS220の処理で生成した病床環境仮情報と一致する病床環境情報が含まれるか否かを判定する病床環境情報マッチング処理を実行する。
図15は、病床環境情報マッチング処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図15のステップS300において、収容先分析部22は、病床環境起因集計DB40から病床環境情報を1件取得する。
ステップS305において、収容先分析部22は、病床環境仮情報、及びステップS300の処理で取得した病床環境情報を比較して、病床環境仮情報と、病床環境情報と、が一致するか否かを判定する。ここで、病床環境仮情報と病床環境情報とが一致するとは、少なくとも各々の情報に含まれる患者パターン、病室番号、及び病床番号が同じ値であることをいう。
ステップS305の判定処理が否定判定である場合、ステップS310に移行する。
ステップS310において、収容先分析部22は病床環境起因集計DB40を参照し、未取得の病床環境情報があるか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS300に移行し、病床環境起因集計DB40から病床環境仮情報と一致する病床環境情報を取得するまで、ステップS300〜S310の各処理を繰り返し実行する。否定判定の場合には、病床環境起因集計DB40に病床環境仮情報と一致する病床環境情報が含まれておらず、病床環境情報マッチング処理を終了する。
一方、ステップS305の判定処理が肯定判定である場合、ステップS315に移行する。
ステップS315において、収容先分析部22は、ステップS300の処理で取得した病床環境情報に対応付けられている割合と、閾値と、を比較し、当該割合が閾値以上であるか否かを判定する。
新規患者の患者パターンと同じ患者パターンの患者が、過去に同じ病床環境で苦情を発している場合であっても、病床環境情報に対応付けられている割合が閾値未満の場合には、新規患者が病床環境に関する苦情を発する可能性はないとみなすことができる。
従って、ステップS315の判定処理が否定判定の場合、収容先分析部22は、新規患者が、図14のステップS215の処理で選択した空き病床で病床環境に関する苦情を発する可能性はないと判定し、病床環境情報マッチング処理を終了する。
なお、閾値は、値を固定的に定めておくことに限られるものではなく、例えば病床環境情報の総件数の増加に伴って値を変化させるようにしてもよい。
一方、ステップS315の判定処理が肯定判定の場合、ステップS320に移行する。
ステップS320において、収容先分析部22は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床を表すアイコンに対応付けられた病床環境苦情フラグを、オンに設定する。
ステップS325において、表示部24は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床のアイコンを、収容先情報表示画面46の凡例に示された「病床環境」を表す表示態様で表示する。
以上に示した病床環境情報マッチング処理により、新規患者が処理対象となっている空き病床で病床環境に起因した苦情を発する可能性があるか否かを表す表示が、収容先情報表示画面46に表示されることになる。
引き続き、図14のステップS230以降の処理の説明を行う。
ステップS230において、収容先分析部22は病床情報DB34を参照して、ステップS215の処理で選択した空き病床の病室番号に収容されている他の患者の患者IDを取得する。そして、収容先分析部22は患者情報DB36を参照して、取得した患者IDで表される他の患者の患者パターンを取得し、受付部10で受け付けた新規患者の患者パターンと、他の患者の患者パターンと、を対応付け、対人環境情報を生成する。
なお、ステップS230の処理で生成した対人環境情報は、新規患者をステップS215の処理で選択した空き病床へ仮に収容した場合の対人環境情報であることから、特に「対人環境仮情報」と称す。
ステップS235において、収容先分析部22は、対人環境起因集計DB42にステップS230の処理で生成した対人環境仮情報と一致する対人環境情報が含まれるか否かを判定する対人環境情報マッチング処理を実行する。
図16は、対人環境情報マッチング処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図16のステップS400において、収容先分析部22は、対人環境起因集計DB42から対人環境情報を1件取得する。
ステップS405において、収容先分析部22は、対人環境仮情報、及びステップS400の処理で取得した対人環境情報を比較して、対人環境仮情報と、対人環境情報と、が一致するか否かを判定する。ここで、対人環境仮情報と対人環境情報とが一致するとは、少なくとも各々の情報に含まれる新規患者の患者パターンと、新規患者と同じ病室に収容される他の患者の患者パターンと、が同じ値であることをいう。
ステップS405の判定処理が否定判定である場合、ステップS410に移行する。
ステップS410において、収容先分析部22は対人環境起因集計DB42を参照し、未取得の対人環境情報があるか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS400に移行し、対人環境起因集計DB42から対人環境仮情報と一致する対人環境情報を取得するまで、ステップS400〜S410の各処理を繰り返し実行する。否定判定の場合には、対人環境起因集計DB42に対人環境仮情報と一致する対人環境情報が含まれておらず、対人環境情報マッチング処理を終了する。
一方、ステップS405の判定処理が肯定判定である場合、ステップS415に移行する。
ステップS415において、収容先分析部22は、ステップS400の処理で取得した対人環境情報に対応付けられている割合と、閾値と、を比較し、当該割合が閾値以上であるか否かを判定する。
この閾値は、図15のステップS315の判定処理で用いた閾値と同じ値を有する閾値であっても、異なる値を有する閾値であってもよい。また、閾値は、値を固定的に定めておくことに限られるものではなく、例えば対人環境情報の総件数の増加に伴って値を変化させるようにしてもよい。
新規患者の患者パターンと同じ患者パターンの患者が、過去に同じ対人環境で苦情を発している場合であっても、対人環境情報に対応付けられている割合が閾値未満の場合には、新規患者が対人環境に関する苦情を発する可能性はないとみなす。
従って、ステップS415の判定処理が否定判定の場合、収容先分析部22は、新規患者が対人環境に関する苦情を発する可能性はないと判定し、対人環境情報マッチング処理を終了する。
一方、ステップS415の判定処理が肯定判定の場合、ステップS420に移行する。
ステップS420において、収容先分析部22は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床を表すアイコンに対応付けられた対人環境苦情フラグを、オンに設定する。
ステップS425において、収容先分析部22は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床を表すアイコンに対応付けられた病床環境苦情フラグを参照し、当該病床環境苦情フラグがオンか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS430に移行し、否定判定の場合にはステップS435に移行する。
ステップS425の判定処理が肯定判定ということは、新規患者を図14のステップS215の処理で選択した空き病床に収容した場合、新規患者は、病床環境及び対人環境の両方に起因した苦情を発する可能性があることを示している。
従って、ステップS430において、表示部24は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床のアイコンを、収容先情報表示画面46の凡例に示された「病床対人」を表す表示態様で表示する。
一方、 ステップS425の判定処理が否定判定ということは、新規患者を図14のステップS215の処理で選択した空き病床に収容した場合、新規患者は、対人環境に起因した苦情を発する可能性があることを示している。
従って、ステップS435において、表示部24は、図14のステップS215の処理で選択した空き病床のアイコンを、収容先情報表示画面46の凡例に示された「対人関係」を表す表示態様で表示する。
以上に示した対人環境情報マッチング処理により、新規患者が処理対象となっている空き病床で対人環境に起因した苦情を発する可能性があるか否かを表す表示が、収容先情報表示画面46に表示されることになる。
引き続き、図14のステップS240の処理の説明を行う。
ステップS240において、収容先分析部22は、ステップS200の処理で取得した空き病床の情報を参照し、ステップS215の処理でまだ選択していない空き病床があるか否かを判定する。
肯定判定の場合にはステップS215に移行する。そして、ステップS215の処理で未選択の空き病床が選択され、選択された空き病床に対して、ステップS215〜S240の処理が繰り返し実行される。以上の処理によって、収容先情報表示画面46の空き病床を表すアイコンの表示を、各々のアイコンに対応付けられた病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグの設定状況に従った表示で表すことができる。
一方、否定判定の場合、全ての空き病床が選択されたことになるため、図14に示す収容先情報表示処理を終了する。
なお、収容先情報表示処理終了後、表示部24は、ステップS200の処理で空き病床ではないと判断された病床を表すアイコンを、収容先情報表示画面46の凡例に示された「入院済み」を表す表示態様で表示する。
図17は、収容先情報表示処理を実行した際に表示装置114に表示される、収容先情報表示画面46の一例を示す図である。
図17に例示する収容先情報表示画面46は、新規患者として患者IDが“00011”で患者パターンが“16”である72歳の女性に割り当てる病床の情報を表している。なお、新規患者を示す患者アイコン48は、例えば性別によって表示が異なり、図17における患者アイコン48は、新規患者が女性であることを表している。新規患者が男性の場合には、図18に示すような男性を表す患者アイコンが表示される。
図17の例では、新規患者を、病室番号が“001”で病床番号が“3”で表される病床に収容した場合、新規患者は、病床環境及び対人環境に起因した苦情を発する可能性があることを通知している。
また、新規患者を、病室番号が“002”で病床番号が“3”で表される病床に収容した場合、新規患者は、対人環境に起因した苦情を発する可能性があることを通知している。
また、新規患者を、病室番号が“002”で病床番号が“4”で表される病床に収容した場合、新規患者は、苦情を発さないと考えられることを通知している。
更に、新規患者を、病室番号が“005”で病床番号が“1”で表される病床に収容した場合、新規患者は、病床環境に起因した苦情を発する可能性があることを通知している。
図17の例では、新規患者の収容先を決定する医療従事者は、新規患者を、病室番号が“002”で病床番号が“4”で表される病床、すなわち「空き」の凡例で表される病床に割り当てることが望ましい。収容先情報表示処理の実行後でも、「空き」の凡例で表される病床は、他の病床に比べて、新規患者から苦情が発生される可能性が低い病床であることを示している。従って、苦情に関する情報のない新規患者であっても、当該新規患者からの苦情を未然に抑制することができる。
また、収容先情報表示処理の実行後に、「空き」の凡例で表される病床がない場合、新規患者を、「病床環境」又は「対人関係」の凡例で表される病床に割り当てることが好ましい。なぜなら、新規患者に「病床対人」の凡例で表される病床を割り当てる場合に比べて、新規患者からの苦情を抑制することができるためである。
このように、アラート通知装置1は、病床を表すアイコンの表示態様により、新規患者からの苦情をできるだけ未然に抑制することができる空き病床を医療従事者に通知する。すなわち、アラート通知装置1は、医療従事者が、新規患者を、新規患者と類似した患者が過去に苦情を発生したことのある病床と異なる病床に割り当てるように支援する。
次に、医療従事者が、図17に例示した収容先情報表示画面46で新規患者に割り当てる病床を選択し、受付部10が、新規患者の患者パターンと、病床候補情報と、を受け付けた際に実行される、苦情表示処理について説明する。既に説明したように、病床候補情報とは、新規患者の収容先候補として選択された空き病床に関する情報であり、少なくとも病室番号及び病床番号を含む。なお、受付部10は、受け付けた新規患者の患者パターン及び病床候補情報を、収容先分析部22に出力する。
図19は、苦情表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS500において、収容先分析部22は、受付部10から受け付けた病室番号及び病床番号で特定される病床を表すアイコンに対応付けられた病床環境苦情フラグを参照し、当該病床環境苦情フラグがオンか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS505に移行し、否定判定の場合にはステップS505〜S515の各処理を実行せずに、ステップS520に移行する。
ステップS505において、収容先分析部22は、受付部10から受け付けた新規患者の患者パターン、病室番号、及び病床番号を有する苦情環境情報を、苦情環境累積DB38から取得する。
ステップS510において、収容先分析部22は、取得した苦情環境情報を参照し、新規患者の収容先候補となっている病床に収容されていた患者IDと、苦情情報欄の患者IDと、が同じか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS515に移行し、否定判定の場合には、ステップS515の処理を実行せずに、ステップS520に移行する。
なお、ステップS510の判定処理を実行する理由は、苦情環境情報に含まれる苦情内容が、新規患者の収容先候補となっている病床に収容されていた患者によって発せられたものであるかを確認するためである。
ステップS515において、収容先分析部22は、ステップS505の処理で取得した苦情環境情報の苦情情報欄から、苦情内容を抽出する。
表示部24は、収容先分析部22が抽出した苦情内容を、病床環境苦情として収容先情報表示画面46のメッセージ領域に表示する。なお、病床環境苦情とは、新規患者と類似した患者が発した、病床環境に起因する苦情の内容である。
次に、ステップS520において、収容先分析部22は、受付部10から受け付けた病室番号及び病床番号で特定される病床を表すアイコンに対応付けられた対人環境苦情フラグを参照し、当該対人環境苦情フラグがオンか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS525に移行し、否定判定の場合にはステップS525〜S540の各処理を実行せずに、苦情表示処理を終了する。
ステップS525において、収容先分析部22は、受付部10から受け付けた病室番号を用いて、新規患者の収容先候補となっている病室に収容されている各患者の患者IDを、病床情報DB34から取得する。そして、収容先分析部22は、患者情報DB36を参照して、取得した患者IDから各患者の患者パターンを取得する。更に、収容先分析部22は、受付部10から受け付けた新規患者の患者パターンと、取得した各患者の患者パターンと、を対応付け、病室患者パターンを生成する。
ステップS530において、収容先分析部22は、苦情環境累積DB38で管理される苦情環境情報の中から、患者情報の患者パターンがステップS525の処理で生成した病室患者パターンと一致する苦情環境情報を取得する。
ステップS535において、収容先分析部22は、取得した苦情環境情報を参照し、新規患者の収容先候補となっている病床に収容されていた患者IDと、苦情情報欄の患者IDと、が同じか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS540に移行し、否定判定の場合には、ステップS540の処理を実行せずに、苦情表示処理を終了する。
ステップS540において、収容先分析部22は、ステップS530の処理で取得した苦情環境情報の苦情情報欄から苦情内容を抽出する。
表示部24は、収容先分析部22が抽出した苦情内容を、対人関係苦情として収容先情報表示画面46のメッセージ領域に表示する。なお、対人関係苦情とは、新規患者と類似した患者が発した、対人環境に起因する苦情の内容である。
以上により、苦情表示処理が終了する。
図20は、苦情表示処理を実行した際に表示装置114に表示される、収容先情報表示画面46の一例を示す図である。
図20は、医療従事者が、例えば新規患者の収容先候補として、病室番号が“002”で病床番号が“3”で表される病床を選択した際の様子を示したものである。この場合、図4に示した病床情報DB34、及び図5に示した患者情報DB36の内容から、病室番号が“002”で表される病室には、患者パターンが“16”、“16”、及び“7”の3名が収容されることになる。
従って、図7に示した苦情環境累積DB38において、患者パターンが一致する苦情環境情報に含まれる苦情内容、すなわち「となりのいびきがうるさくて寝れない。」の表示が、メッセージ領域に表示される。なお、メッセージ領域に表示する苦情が病床環境苦情であれば、苦情の先頭に「病床:」のプロンプトが表示される。一方、メッセージ領域に表示する苦情が対人関係苦情であれば、苦情の先頭に「対人:」のプロンプトが表示される。
なお、この際、メッセージ領域に表示するメッセージは苦情内容に限られない。例えば、「新規患者と類似した患者が苦情を発した病床であるため、他の病床を割り当てて下さい。」といった、新規患者に対する他の病床の割り当てを医療従事者に促すようなメッセージを表示するようにしてもよい。
このように、アラート通知装置1は、医療従事者が、新規患者を、新規患者と類似した患者が過去に苦情を発生したことのある病床に割り当てようとしている場合、メッセージ領域に、新規患者と類似した患者が発した苦情を表示する。すなわち、アラート通知装置1は、メッセージ領域に苦情を表示することで、医療従事者が、新規患者に割り当てようとしている病床とは異なる病床を新規患者に割り当てるように促すことができる。
なお、医療従事者が図20に示す「入院確定」ボタンを押下した場合、新規患者への病床の割り当てが確定する。
この際、更新部20は、新規患者の属性を患者情報DB36に追加すると共に、新規患者の患者IDと、確定した新規患者の病床の病室番号及び病床番号と、を対応付けた病床情報を、病床情報DB34に記録する。
また、図15に示した病床環境情報マッチング処理のステップS315の処理において、アラート通知装置1は、病床環境情報に対応付けられている割合と、閾値と、を比較して、新規患者が病床環境に関する苦情を発する可能性があるか否かを判定した。しかし、新規患者が病床環境に関する苦情を発する可能性があるか否かを判定する方法はこれに限られない。例えば、病床環境情報に対応付けられている件数が閾値以上か否かに従って判定するようにしてもよい。なお、図16に示した対人環境情報マッチング処理のステップS415の判定処理についても同様のことが言える。
また、アラート通知装置1が活用される形態は、医療機関に限定されない。例えば、高齢者介護施設等において、高齢者の収容先を決定する際にも活用できる。この場合、収容者の患者パターンを決定する図5の患者パターンテーブル44に、ADL(日常生活動作:Activities of Daily Living)の項目を含めるようにしてもよい。ADLとは、要介護者がどの程度自立可能な生活が可能かを評価する指標である。
また、アラート通知装置1は、例えば3人以上の人が宿泊施設の2以上の部屋に分かれて宿泊する際の部屋割りを決定する際に活用することも可能である。
また、実施形態では、アラート通知プログラム120が記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されるものではない。開示の技術に係るアラート通知プログラム120は、コンピュータ読取可能な記録媒体118に記録されている形態で提供することも可能である。例えば、開示の技術に係るアラート通知プログラム120は、CD−ROM、DVD−ROM、及びUSBメモリ等の可搬型記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。また、開示の技術に係るアラート通知プログラム120は、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等に記録されている形態で提供することも可能である。
また、アラート通知装置1は、図14に示した収容先情報表示処理を実施した場合、空き病床の中から、空き病床に対応付けられた病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグが共にオフになっている空き病床を把握することができる。従って、アラート通知装置1は、病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグが共にオフになっている空き病床を新規患者に割り当てるよう指示するメッセージを、メッセージ領域に表示するようにしてもよい。また、アラート通知装置1は、病床環境苦情フラグ及び対人環境苦情フラグが共にオフになっている空き病床を、新規患者の収容先病床として確定するようにしてもよい。この場合、医療従事者が、空き病床の中から新規患者の収容先病床を選択する手間が軽減される。
また、苦情DB30、病室情報DB32、病床情報DB34、患者情報DB36、苦情環境累積DB38、病床環境起因集計DB40、及び対人環境起因集計DB42等の各種DBを、アラート通知装置1とは異なる他の情報機器で管理してもよい。この場合、アラート通知装置1は、他の情報機器で管理される各種DBに含まれる情報を、通信装置116を経由して、図示しない通信回線に接続された他の情報機器から取得するようにしてもよい。
以上、実施形態を用いて開示の技術を説明したが、開示の技術は実施形態に記載の範囲には限定されない。開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も開示の技術の技術的範囲に含まれる。例えば、開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
苦情を発した苦情発生者の属性を表す属性情報と、前記苦情発生者の収容先の環境に関する情報を含む収容先環境情報と、を対応付けた苦情環境情報を参照し、新たに収容する収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先の環境とは異なる環境の収容先が割り当てられるようにアラートを通知する
ことを含む処理を実行させるためのアラート通知プログラム。
(付記2)
前記アラートは、前記収容者を収容可能な収容先が、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先であるか否かを通知する
付記1記載のアラート通知プログラム。
(付記3)
前記アラートは、前記コンピュータの操作者によって、前記収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先が割り当てられた場合に、当該割り当てを変更するよう通知する
付記1記載のアラート通知プログラム。
(付記4)
前記アラートは、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とは環境の異なる収容先を、前記収容者の収容先として通知する
付記1記載のアラート通知プログラム。
(付記5)
前記苦情環境情報に含まれる前記収容先環境情報の総件数に対する、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報の件数の割合が予め定めた閾値より大きい収容先を、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とする
付記1〜付記4の何れか1項に記載のアラート通知プログラム。
(付記6)
前記収容先環境情報は、前記苦情発生者の収容先を特定する病室番号及び病床番号を表す病床環境情報と、前記苦情発生者と同じ病室に収容された人の属性を表す対人環境情報と、を含む
付記1〜付記5の何れか1項に記載のアラート通知プログラム。
(付記7)
コンピュータに、
苦情を発した苦情発生者の属性を表す属性情報と、前記苦情発生者の収容先の環境に関する情報を含む収容先環境情報と、を対応付けた苦情環境情報を参照し、新たに収容する収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先の環境とは異なる環境の収容先が割り当てられるようにアラートを通知する
ことを含む処理を実行させるアラート通知方法。
(付記8)
前記アラートは、前記収容者を収容可能な収容先が、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先であるか否かを通知する
付記7記載のアラート通知方法。
(付記9)
前記アラートは、前記コンピュータの操作者によって、前記収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先が割り当てられた場合に、当該割り当てを変更するよう通知する
付記7記載のアラート通知方法。
(付記10)
前記アラートは、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とは環境の異なる収容先を、前記収容者の収容先として通知する
付記7記載のアラート通知方法。
(付記11)
前記苦情環境情報に含まれる前記収容先環境情報の総件数に対する、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報の件数の割合が予め定めた閾値より大きい収容先を、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とする
付記7〜付記10の何れか1項に記載のアラート通知方法。
(付記12)
前記収容先環境情報は、前記苦情発生者の収容先を特定する病室番号及び病床番号を表す病床環境情報と、前記苦情発生者と同じ病室に収容された人の属性を表す対人環境情報と、を含む
付記7〜付記11の何れか1項に記載のアラート通知方法。
(付記13)
苦情を発した苦情発生者の属性を表す属性情報と、前記苦情発生者の収容先の環境に関する情報を含む収容先環境情報と、を対応付けた苦情環境情報を参照し、新たに収容する収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先の環境とは異なる環境の収容先が割り当てられるようにアラートを通知する通知部
を含むアラート通知装置。
(付記14)
前記通知部は、前記収容者を収容可能な収容先が、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先であるか否かを示すアラートを通知する
付記13記載のアラート通知装置。
(付記15)
前記通知部は、前記コンピュータの操作者によって、前記収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先が割り当てられた場合に、当該割り当てを変更するようにアラートを通知する
付記13記載のアラート通知装置。
(付記16)
前記通知部は、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とは環境の異なる収容先を、前記収容者の収容先として通知する
付記13記載のアラート通知装置。
(付記17)
前記通知部は、前記苦情環境情報に含まれる前記収容先環境情報の総件数に対する、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報の件数の割合が予め定めた閾値より大きい収容先を、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先とする
付記13〜付記16の何れか1項に記載のアラート通知装置。
(付記18)
前記収容先環境情報は、前記苦情発生者の収容先を特定する病室番号及び病床番号を表す病床環境情報と、前記苦情発生者と同じ病室に収容された人の属性を表す対人環境情報と、を含む
付記13〜付記17の何れか1項に記載のアラート通知装置。
(付記19)
コンピュータに、
苦情を発した苦情発生者の属性を表す属性情報と、前記苦情発生者の収容先の環境に関する情報を含む収容先環境情報と、を対応付けた苦情環境情報を参照し、新たに収容する収容者に、前記収容者の属性と同じ属性を有する前記苦情発生者の属性情報と対応付けられた前記収容先環境情報によって特定される収容先の環境とは異なる環境の収容先が割り当てられるようにアラートを通知する
ことを含む処理を実行させるためのアラート通知プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。