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JP6478193B2 - 仮想通貨の分析装置及びその方法 - Google Patents
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Description

本発明は、仮想通貨の分析装置及びその分析方法に関する。特に仮想通貨の将来の価格の予想を行う分析装置及び方法に関する。
近年、円やドルといった現実の貨幣による物品の取引だけでなく、電子マネー等の例えばビットコインと呼ばれる仮想通貨を用いた商取引が行われている。
ビットコインによる取引では、ハッシュ関数と公開鍵暗号方式とを用いて、取引データの完全性が担保されている。暗号化を用いて行われた取引(以下、ビットコイン(登録商標)の取引を「トランザクション」とも呼ぶ。)は、ビットコイン(登録商標)を利用する全端末に対してブロードキャストで配信される。配信されたトランザクションは、マイナー(発掘者)と呼ばれる端末ソフトウェアによって正当性が検証され、発掘されたブロックにまとめられる。これらは、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に記録され、それが他のマイナーたちにより追認されることで承認される。
ビットコインなどの仮想通貨は、いわゆるP2P(Peer to Peer)の決済装置であり、国の金融機関による影響を受けず、いわゆる需要(ビット(bit))と供給(アスク(ask))との関係で、その国の通貨と仮想通貨との価格が決まっている。例えば日本円(JPY)とビットコイン(登録商標)(BTC又はSatoshi)との価格が決まっている。
例えば、特許文献1に開示される発明は、トランザクションの動向を特定するために、取引情報の一貫性および整合性を確実なものとすることができる。
特開2016−151802号公報
特許文献1に開示されている技術では、仮想通貨の予想については一切考慮されない。
そこで本発明は、複数の取引所でのトランザクション及びアスク及びビットの指値に基づいて、将来の仮想通貨の価格を統計解析で分析する仮想通貨の分析装置及び方法を提供することを目的とする。
本実施形態は、オンライン取引で使用される仮想通貨の将来価格を分析する分析装置である。その分析装置は、第1取引所におけるオンライン取引のトランザクションイベントを所定時間ごとにダウンロードするトランザクションダウンロード部と、第1取引所におけるビット及びアスク、並びにビット及びアスクの数量を所定時間ごとにダウンロードするビット・アスクダウンロード部とを有している。さらに分析装置は、トランザクションイベント、ビット及びアスク並びに数量に基づいて、第1取引所におけるトランザクションイベントに至らない見せかけのビット及びアスク並びに数量を削除する見せかけビット・アスク削除部と、見せかけのビット及びアスクが削除された第1取引所のビット、アスク及びそれら数量を統計解析し、将来の第1取引所の仮想通貨の価格を分析する分析部と、を備える。
別の実施形態では、トランザクションダウンロード部は第1取引所とは異なる第2取引所とにおけるオンライン取引のトランザクションイベントを所定時間ごとにダウンロードし、ビット・アスクダウンロード部は、第2取引所におけるビット及びアスク、並びにビット及びアスクの数量を所定時間ごとにダウンロードする。また見せかけビット・アスク削除部は、第2取引所におけるトランザクションイベントに至らない見せかけのビット及びアスク並びに数量を削除する。そして、分析部は見せかけのビット、アスク及びそれら数量が削除された第1取引所のビット、アスク及びそれら数量並びに第2取引所のビット、アスク及びそれら数量を統計解析する。
第1取引所では、ビット及びアスクが第1国通貨で取引され、第2取引所では、ビット及びアスクが第1国とは異なる第2国通貨で取引される。このような場合の分析装置は、所定時間ごとに第1国通貨と第2国通貨との為替データをダウンロードする為替ダウンロード部を備える。そして分析部は、第1取引所のビット及びアスクと第2取引所のビット及びアスクとを統計解析する際に、為替データを使う。
また分析部は、統計解析としてニューラルネットワーク法等の重回帰分析を行う。
本実施形態の仮想通貨の分析装置及び方法は、将来の仮想通貨の価格を分析することができる。
仮想通貨の分析装置10の概略の構成を示すブロック図である。 (A1)及び(B1)は、トランザクションデータの一例であり、(A2)及び(B2)はビット・アスクデータの一例である。(A3)は見かけのビット・アスクデータを除いた正味のビット・アスクデータである。 仮想通貨の将来の取引価格を分析した、ニューラルネットワーク法の概念を示したグラフである。 仮想通貨の分析装置10に関する処理のフローチャートである。 (A)及び(B)は、ユーザが保持する携帯端末に表示される例である。
以下、添付図面を参照して、仮想通貨の分析装置の好適な実施形態について説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。
<装置構成の概要>
図1は、仮想通貨の分析装置10の構成の一例を示している。分析装置10は、サーバもしくはコンピュータである。図1に示すように、仮想通貨の分析装置10は、複数の仮想通貨の取引所20(20a〜20d)とインターネット又は専用線等のネットワークを介してつながっている。仮想通貨の取引所20aは例えば日本円と仮想通貨との取引所であり、仮想通貨の取引所20bは別の日本円と仮想通貨との取引所である。また仮想通貨の取引所20cは米国ドルと仮想通貨との取引所であり、仮想通貨の取引所20dは中国元と仮想通貨との取引所である。図1では、ユーザはパソコン又はスマートフォン等のクライアント端末30を使って、ユーザが取引所20aで仮想通貨を取引したり、取引所20cで仮想通貨を取引したりする。各取引所20a〜20dの端末は、インターネットや専用線等のネットワークに接続されたコンピュータである。
本実施形態において、仮想通貨の分析装置10は、P2P型のコンピュータとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、仮想通貨の分析装置10は、クラウドコンピューティング形式の装置として構成されてもよい。この場合、ユーザは、仮想通貨装置10のコンピュータ処理をネットワーク経由でサービスとして利用する。また、仮想通貨の分析装置10は、ASP(Application Service Provider)のサーバを含む装置として構成されてもよい。
仮想通貨の分析装置10は、トランザクションダウンロード部101、ビット・アスクダウンロード部102、為替ダウンロード部103、見せかけビット・アスク削除部104、及び分析部105を有している。また、仮想通貨の分析装置10の記憶部12は、トランザクションデータ122を記憶し、ビット・アスクデータ124を記憶し、為替データ126を記憶する。なお、仮想通貨の分析装置10は、CPU等のプロセッサ及びSSD(Solid State Drive)とHDD( Hard Disk Drive)などの記憶装置とを有していており、トランザクションダウンロード部101や記憶部12などを構成する。
トランザクションダウンロード部101は、各取引所20a〜20dが公表しているトランザクションデータ122を記憶部12にダウンロードする。仮想通貨におけるトランザクションデータ122は、実際に取引がされた仮想通貨の価格及びその数量である。仮想通貨は24時間中刻々と取引されているため、取引がされた取引時間もトランザクションデータ122に含まれる。またトランザクションダウンロード部101は、このトランザクションデータ122のダウンロードを、所定時間ごと例えば1秒毎に行う。例えば、図2(A1)に示される表の内容は、取引所20aにおけるトランザクションデータ122である。図2(A1)には左列に取引時刻が、中列に価格が、右列に数量が記載されている。ここでは9時40分2秒から3秒にかけての取引が記載されており、取引が行われるごとに古い取引が一行ずつ繰り下がっていく。なお、仮想通貨の価格とは、ABCという仮想通貨1単位に対する日本円の金額であり、図2の表では、ABC/JPYとして表示されている。
ビット・アスクダウンロード部102は、各取引所20a〜20dが公表しているビット・アスクデータ124を記憶部12にダウンロードする。実際のビット(買い値)とアスク(売り値)とが一致すれば取引が成立するが、ビット・アスクデータ124はある時点における未だ成立していない指値である。例えば、図2(A2)に示される表の内容が取引所20aにおけるビット・アスクデータ124である。図2(A2)には左列にアスクの数量が、中列に価格が、右列にビットの数量が記載されている。ここでは9時40分3秒の時点における、ビット・アスク及びそれら数量である。時間の経過とともに取引が成立すればそのビット・アスクが消えていくとともに、ビット又はアスクの注文が取り消したりすればそのビット又はアスクが消えていく。また時間の経過とともにビット又はアスクの注文があればそのビット又はアスクが加えられる。仮想通貨のビットとアスクとは24時間中刻々と取引されているため、ビット・アスクダウンロード部102は、このビット・アスクデータ124のダウンロードを、所定時間ごと例えば1秒毎に行う。
為替ダウンロード部103は、米国ドルと日本円との為替レートのデータ126をダウンロードしたり、中国元と日本円との為替レートのデータ126を記憶部12にダウンロードしたりする。為替ダウンロード部103は各取引所20aから20dで表示されている為替レートのデータをダウンロードしたり、為替レートが取引所で表示されていなければ、銀行又は証券会社が表示している為替レートのデータ126をダウンロードしたりする。仮想通貨の取引と同様に、為替ダウンロード部103は、この為替レートのデータ126のダウンロードを、所定時間ごと例えば1秒毎に行う。なお、複数の仮想通貨の取引所が一カ国のみであれば、為替ダウンロード部103は無くてもよい。
見せかけビット・アスク削除部104は、見せかけ(つまりダミー)のビット又はアスクの注文を、ビット・アスクデータ124から削除する。逐次、ビット又はアスクの注文や注文取消しがあるが、取引成立する直前に、かなりの数量の注文が取り消されることがある。これは、仮想通貨の取引者が意図的に仮想通貨の価格を動かそうとしての注文と考えられる。そのため、このような見せかけ(つまりダミー)のビット又はアスクの注文を、ビット・アスクデータ124から削除する。
例えば図2(B1)及び(B2)は、取引所20aにおける図2(A1)及び(A2)で示された表の2秒後のトランザクションデータ122及びビット・アスクデータ124である。取引が成立していく中で、例えば価格148,121円の数量DAが、(A2)では0.962であったものが、(B2)では1.902になっている。つまり、その価格での注文が2秒間で0.94増えたことを示している。また、価格148,118円の数量DBが、(A2)では5.7704であったものが、(B2)では1.2704になっている。つまり、その価格での注文が2秒間で4.5減ったことを示している。また、価格148,110円の数量DCが、(A2)では0.31で、(B2)でも0.31になっている。つまり、その価格での注文が2秒間で増減なしであったことを示している。
価格148,118円の注文数量DBは、取引成立に近づくと注文が取り消されている。このような場合に、見せかけビット・アスク削除部104は、この価格148,118円の注文数量4.5が見せかけのビット又はアスクの注文として判断し、ビット・アスクデータ124から削除する。より具体的に説明すると、記憶部12には、〇月△日9時40分3秒のビット・アスクデータ124(図2(A2))が記憶されている。見せかけビット・アスク削除部104は、記憶された〇月△日9時40分3秒のビット・アスクデータ124から価格148,118円の注文数量4.5を削除する。そして〇月△日9時40分3秒のビット・アスクデータ124が記憶部12に正味のデータとして更新される。この更新された〇月△日9時40分3秒のビット・アスクデータ124が図2(A3)に示されたようなデータである。
見せかけ(つまりダミー)のビット又はアスクの注文は、上述した以外にも、取引価格から一定額高い(又は低い)価格を一定数量例えば2.0を注文したりその注文を取り消したり、取引価格からかなり離れた注文を入れ、一定時間例えば5分間経つと注文を取り消すなどがある。これらの見せかけ注文は、コンピュータ等を使って自動注文と自動注文取りしけを入れているものであり、正味の注文ではない。見せかけビット・アスク削除部104は、見せかけのビット又はアスクの注文を、すでに記憶している過去のビット・アスクデータ124から削除する。
図1に戻り、分析部105は、取引所20aから取引所20dの将来の仮想通貨の価格を統計処理で分析する。より具体的には、分析部105は、まず取引所20のトランザクションデータ122及びビット・アスクデータ124に基づいて重回帰分析を行い、将来の仮想通貨の価格を分析する。ビット・アスクデータ124は、見せかけのビット又はアスクを除いたデータであり、数量も含んでいる。分析部105は、重回帰分析を行う手法の1つであるニューラルネット法を利用して、将来の仮想通貨の価格を分析する。
図3は、ニューラルネットワーク法を利用して、将来の仮想通貨の価格を分析する概念グラフである。グラフは、縦軸に仮想通貨の価格(ABC/JPY)、横軸に時間を採っており、価格は0.002単位ごと、時間は2秒毎で描かれている。このグラフは、取引所20aの例であり、09時40分50秒から09時41分06秒までのトランザクションデータ122及びビット・アスクデータ124が描かれている。
図3のグラフの黒丸301は、トランザクションデータ122に基づく、時間ごとの実際の仮想通貨の価格であり、黒丸301の大きさ(直径)は数量を示したものではない。黒丸301の下側に配置された濃いグレーの丸印302は、ビット・アスクデータ124に基づく時間ごとのビット(買い値)の仮想通貨の価格であり、濃いグレーの丸印302の大きさ(直径)は、その数量を示したものである。黒丸301の上側に配置された薄いグレーの丸印303は、ビット・アスクデータ124に基づく時間ごとのアスク(売り値)の仮想通貨の価格であり、薄いグレーの丸印303の大きさ(直径)は、その数量を示したものである。このビット・アスクデータ124は見せかけのビット又はアスクを除いたデータである。
分析部105が、ビット(濃いグレーの丸印302)の価格及びそれら数量、アスク(薄いグレーの丸印303)の価格及びそれら数量、並びに黒丸301の実際の仮想通貨の価格を、ニューラルネットワーク法のデータとして与え、回帰式310を作成する。その作成した回帰式310は、過去の仮想通貨の価格の実線311及び将来の仮想通貨の価格の点線312として、表わされる。分析部105は回帰式310を求めることができたため、例えば6秒後の仮想通貨の価格を分析できる。図3では6秒後の仮想通貨の価格が白丸308として表示されており、09時41分12秒の仮想通貨の価格が、148.264(ABC/JPY)として分析されている。図3では示されないが、分析部105は、回帰式310に60秒後とか3600秒後を入れることで、60秒後とか3600秒後の価格を分析できる。
分析部105が、取引所20aから取引所20dの将来の仮想通貨の価格をそれぞれ重回帰分析すると、取引所20aの価格と別の取引所20b(20cもしくは20d)の価格とが違うことがある。取引所20aでは分析部105の結果により、09時41分12秒の仮想通貨の価格が例えば148.264(ABC/JPY)として分析される。別の取引所20bでは分析部105の結果により、09時41分12秒の仮想通貨の価格が例えば148.284(ABC/JPY)として分析される。注文者が異なり注文数が異なるからである。また為替レートが変動することも起因する。
また、分析部105は、取引所20aのビット、アスク及びそれらの数量、並びに取引所20bのビット、アスク及びそれら数量に基づいて、取引所20aの将来の仮想通貨の価格を重回帰分析することもできる。さらに分析部105は、別の取引所20c、取引所20d等のビット、アスク及びそれらの数量を利用して重回帰分析することもできる。取引所20aの将来の仮想通貨の価格が、他の取引所20b,20c,20dの価格に影響を受ける可能性が大と判断すれば、別の取引所のビット、アスク及びそれらの数量も重回帰分析して、取引所20aの将来の仮想通貨の価格を分析する。
なお、分析部105が、取引所20aのビット及びアスクと、仮想通貨と米国ドルとの取引所20cのビット及びアスクと又は仮想通貨と中国元との取引所20dのビット及びアスクとに基づいて、取引所20aの将来の価格を予想する場合には、記憶部12に記憶された為替レートのデータ126を使って、為替レートを考慮する。
<装置の動作の概要>
図4は、仮想通貨の分析装置10による仮想通貨の価格の分析のフローチャートである。
ステップS401において、分析装置10のトランザクションダウンロード部101は、所定時間ごとに、各取引所20a〜20nが公表しているトランザクションデータ122を記憶部12にダウンロードする。仮想通貨におけるトランザクションデータ122は、日時とともに仮想通貨の価格及びその数量を含む。
ステップS402において、ビット・アスクダウンロード部102は、所定時間ごとに、各取引所20a〜20nが公表しているビット・アスクデータ124を記憶部12にダウンロードする。ビット・アスクデータ124は、日時とともにビット・アスク及びそれらの数量を含む。
ステップS403において、為替ダウンロード部103は、米国ドルと日本円との為替レートのデータ126をダウンロードしたり、中国元と日本円との為替レートのデータ126を記憶部12にダウンロードしたりする。
ステップS404において、見せかけビット・アスク削除部104は、各取引所の見せかけ(ダミー)注文を削除する。見せかけビット・アスク削除部104は、ビット・アスクデータ124をダウンロードしてから一定時間経過すると、記憶部12に記憶された異なる時間のビット・アスクデータ124を比較する。そして、見せかけビット・アスク削除部104は、トランザクションデータ122から所定範囲内の仮想通貨の価格になった際に削除される仮想通貨の価格及びそれら数量を検出する。そのような見せかけのビット・アスクの注文を検出すると、過去のビット・アスクデータ124から見せかけのビット・アスクの注文を削除する。
ステップS405において、ユーザはパソコン又はスマートフォン等のクライアント端末30を使って、ネットワークを介して、仮想通貨の分析装置10にアクセスする。そして、携帯端末30のディスプレイ39に表示された画面で、将来の時間を入力する。
図5(A)は、携帯端末30のディスプレイ39に表示された、将来の時間を入力する画面の一例である。図5(A)に示された画面は、すでにユーザが取引所20bを選択した後の画面である。このディスプレイ39の上段には1単位の仮想通貨ABCの価格が表示される(31)。例えば1秒毎にその価格は変動している。その下に、何分何秒後の仮想通貨ABCの価格を予想するのか(32)、又は何時何分何秒の仮想通貨ABCの価格を予想するのか(33)、選択できるようになっている。例えばユーザは、何時何分何秒の仮想通貨ABCの価格を予想したいならその領域をクリックすると、色が反転したりボックスにマークが入ったりする。そしてドロップダウンメニューやディスプレイ39に表示されるキーボードを使って、ユーザは時間を入力する。そして入力をし終えたら、ユーザが完了ボタン34をクリックする。
ステップS406Aにおいて、分析部105は、取引所20bの将来の仮想通貨の価格を統計処理で分析する。より具体的には、分析部105は、取引所20bのトランザクションデータ122、並びに取引所20bのビット・アスクデータ124及びそれらの数量に基づいて重回帰分析を行い、指定された時間の仮想通貨の価格を分析する。図5(B)は、指定された時間の取引所20bの仮想通貨の価格を表示した一例である。
ステップS406Aに変えてステップS406Bに進むことも可能である。ステップS406Bにおいて、分析部105は、取引所20bのトランザクションデータ122並び取引所20a,20b…20nのビット・アスクデータ124及びそれらの数量に基づいて重回帰分析を行い、指定された時間の仮想通貨の価格を分析する。ステップS406A又はステップS406Bのいずれを採用しても良いので、図4のフローチャートにおいてステップS406Bが点線で描かれている。
ステップS406Bにおいて、取引所20cが米ドルと仮想通貨を扱い、取引所20dが中国元と仮想通貨を扱っている場合には、為替レートのデータ126を使って、求めたい日本円を扱う取引所20bの価格を予想する。
10 … 分析装置
12 … 記憶部
20 … 取引所
30 … 携帯端末
34 … 完了ボタン
39 … ディスプレイ
101 … トランザクションダウンロード部
102 … ビット・アスクダウンロード部
103 … 為替ダウンロード部
104 … 見せかけビット・アスク削除部
105 … 分析部
122 … トランザクションデータ
124 … ビット・アスクデータ
126 … データ

Claims (5)

  1. オンライン取引で使用される仮想通貨の将来価格を分析する分析装置であって、
    第1取引所における前記オンライン取引のトランザクションイベントを所定時間ごとにダウンロードするトランザクションダウンロード部と、
    前記第1取引所におけるビット及びアスク、並びに前記ビット及び前記アスクの数量を前記所定時間ごとにダウンロードするビット・アスクダウンロード部と、
    前記所定時間ごとにダウンロードした前記トランザクションイベント、前記ビット及び前記アスク並びに前記数量に基づいて、前記第1取引所における前記トランザクションイベントに至らない見せかけのビット及びアスク並びに前記数量を削除する見せかけビット・アスク削除部と、
    前記見せかけのビット及びアスクが削除された前記第1取引所の前記ビット、前記アスク及び前記数量を統計解析し、前記第1取引所の仮想通貨の将来の価格を分析する分析部と、
    を備える仮想通貨の分析装置。
  2. 前記トランザクションダウンロード部は前記第1取引所とは異なる第2取引所とにおける前記オンライン取引のトランザクションイベントを所定時間ごとにダウンロードし、
    前記ビット・アスクダウンロード部は、前記第2取引所におけるビット及びアスク、並びに前記ビット及び前記アスクの数量を前記所定時間ごとにダウンロードし、
    前記見せかけビット・アスク削除部は、前記第2取引所における前記トランザクションイベントに至らない見せかけのビット及びアスク並びに前記数量を削除し、
    前記分析部は、前記見せかけのビット及びアスクが削除された前記第1取引所の前記ビット、前記アスク及び前記数量、並びに前記見せかけのビット及びアスクが削除された前記第2取引所の前記ビット、前記アスク及び前記数量を統計解析し、前記第2取引所の将来の仮想通貨の価格を分析する請求項1に記載の仮想通貨の分析装置。
  3. 前記第1取引所では、前記ビット及び前記アスクが第1国通貨で取引され、
    前記第2取引所では、前記ビット及び前記アスクが前記第1国通貨とは異なる第2国通貨で取引され、
    前記分析装置は、前記所定時間ごとに前記第1国通貨と前記第2国通貨との為替データをダウンロードする為替ダウンロード部を備え、
    前記分析部は、前記第1取引所の前記ビット及び前記アスクと前記第2取引所の前記ビット及び前記アスクとを統計解析する際に、前記為替データを使う請求項2に記載の仮想通貨の分析装置。
  4. 前記分析部は、統計解析として重回帰分析を行う請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の仮想通貨の分析装置。
  5. 記憶装置を有する分析装置で、オンライン取引で使用される仮想通貨の将来価格を分析する分析方法であって、
    前記分析装置は、
    第1取引所と該第1取引所とは異なる第2取引所とにおける前記オンライン取引のトランザクションイベントを所定時間ごとに前記記憶装置にダウンロードする工程と、
    前記第1取引所と前記第2取引所とにおけるビット及びアスク、並びに前記ビット及び前記アスクの数量を前記所定時間ごとに前記記憶装置にダウンロードする工程と、
    前記所定時間ごとにダウンロードした前記トランザクションイベント、前記ビット及び前記アスク並びに前記数量に基づいて、前記第1取引所と前記第2取引所とにおける前記トランザクションイベントに至らない見せかけのビット及びアスク並びに前記数量を削除する工程と、
    前記見せかけのビット及びアスクが削除された前記第1取引所の前記ビット及び前記アスクを統計解析し、将来の前記第1取引所の仮想通貨の価格を分析する工程と、
    を備える仮想通貨の分析方法。
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