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JP6489469B2 - 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents
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Description

本発明は、一般に光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関し、より詳細には長尺状に形成された光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関する。
従来、天井に取り付けられる天井直付け型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、吊ボルトを用いて天井に直付けされる長尺の器具本体と、器具本体に対して着脱自在に取り付けられる光源部とを備え、器具本体の下面側には光源部を収容するための凹部が全長に亘って設けられている。
光源部は、複数の発光素子が実装された基板と、基板を器具本体に取り付けるための取付部材と、複数の発光素子を覆うようにして取付部材に取り付けられるカバー部材とを有する。カバー部材は、例えばアクリルを押出成形することで器具本体及び取付部材と同じ長尺状に形成され、取付部材の幅方向における両側に設けた各切り起こし片を、カバー部材の幅方向における両側に設けた各嵌合溝に嵌合させることで、取付部材に取り付けられる。
特開2012−3993号公報
ところで、上述の特許文献1に示した照明器具のように、長尺のカバー部材を押出成形した場合、専用の成形型を用いる場合に比べてコストを抑えることができるものの、寸法バラツキや反りが大きくなりやすい。そのため、カバー部材を取付部材に取り付けた際に両者の間に隙間が生じ、この隙間を通って虫や塵埃などの異物が取付部材とカバー部材とで囲まれる空間に侵入する可能性があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、取付部材とカバーとで囲まれる空間への異物の侵入を低減することを目的とする。
本発明の光源ユニットは、長尺状に形成された取付部材と、前記取付部材に取り付けられる光源部と、透光性を有し、前記光源部を覆うようにして前記取付部材に取り付けられるカバーとを備え、前記取付部材は、矩形板状に形成されて前記光源部が取り付けられる底壁部と、前記底壁部の幅方向における両端から前記底壁部と交差する方向で且つ前記光源部と反対側に突出する一対の側壁部とを有し、前記カバーは、前記光源部を覆うようにして前記底壁部と対向配置される透光部と、前記透光部の幅方向における両端から互いに近づく方向に延出する一対の延出部とを有し、前記一対の延出部の各々には、前記カバーを前記取付部材に取り付けた状態で前記底壁部に接触する接触部を有する弾性部が設けられており、前記接触部は、前記一対の延出部の各々のうち前記底壁部と対向する部位から前記取付部材側に突出し、前記弾性部は、白色系の材料又は前記カバーと同色の材料により形成されていることを特徴とする。
また、本発明の光源ユニットは、長尺状に形成された取付部材と、前記取付部材に取り付けられる光源部と、透光性を有し、前記光源部を覆うようにして前記取付部材に取り付けられるカバーと、被覆弾性部とを備え、前記取付部材は、矩形板状に形成されて前記光源部が取り付けられる底壁部と、前記底壁部の幅方向における両端から前記底壁部と交差する方向で且つ前記光源部と反対側に突出する一対の側壁部とを有し、前記カバーは、前記光源部を覆うようにして前記底壁部と対向配置される透光部と、前記透光部の幅方向における両端から互いに近づく方向に延出する一対の延出部と、前記透光部の幅方向における両側から前記取付部材側に突出する一対の突壁部とを有し、前記一対の突壁部の各々の先端には、互いに近づく向きに突出する突起部が設けられており、前記一対の側壁部の各々の先端には、前記一対の突起部のうち対応する突起部が引っ掛けられる引掛部が設けられており、前記被覆弾性部は、少なくとも前記突起部を覆い、前記カバーを前記取付部材に取り付けた状態で前記引掛部に接触することを特徴とする。
本発明の照明器具は、上記の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備えていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、取付部材とカバーとで囲まれる空間への異物の侵入を低減することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る光源ユニットの断面図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の断面図である。 本発明の実施形態に係る光源ユニットに用いられるカバーの側面図である。 本発明の実施形態に係る光源ユニットに用いられるカバーの一部省略せる斜視図である。 図7A〜図7Dは本発明の実施形態に係る光源ユニットに用いられるカバーのバリエーションを示す要部拡大図である。 本発明の実施形態に係る光源ユニットに用いられるカバーの別の例を示す要部拡大図である。
本発明の実施形態に係る光源ユニット2及び照明器具10について、図面を参照しながら具体的に説明する。但し、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されることなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
なお、以下の説明では特に断りがない限り、図2において前後・左右・上下の各方向を規定する。したがって、本実施形態では、器具本体1の長手方向が前後方向、器具本体1の短手方向(幅方向)が左右方向、器具本体1の高さ方向が上下方向となる。但し、これらの方向は照明器具10の取付方向を規定するものではない。
本実施形態の照明器具10は、図2に示すように天井直付け型の照明器具である。この照明器具10は、吊ボルト200及びナット201を用いて天井板100の下面に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える。
器具本体1は、板金に曲げ加工することにより、前後方向に長く且つ上面が開口する扁平な箱形に形成されている。器具本体1の上下方向における天井板100と反対側(下側)には、光源ユニット2を収容するための凹部11が器具本体1の全長に亘って設けられている。また、凹部11の左右方向における両側には、凹部11の開口端縁から延出し、且つ外側に行くほど上向きに傾斜する傾斜部12,12がそれぞれ設けられている(図4参照)。
凹部11は、前後方向に長い矩形板状に形成された底壁部111と、底壁部111の左右方向における両端から下向きに突出する一対の側壁部112とで矩形状に形成されている。底壁部111には、電線を通すための孔1111が前後方向に沿って複数(図2では2個)設けられるとともに、吊ボルト200を通すための孔1112が前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ1個ずつ設けられている。
また、底壁部111には、天井板100を通して室内側に露出する電源ケーブル4が接続される端子台13が取り付けられている。この端子台13は、直方体状に形成された本体部131を有し、本体部131には、接地線を含む3本の電線133が接続されている。また、これらの電線133の先端には、レセプタクルコネクタ132が接続されている。
さらに、凹部11の右側の側壁部112には、後述の引掛片41,41がそれぞれ引っ掛けられる孔1121,1121が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。また、凹部11の左側の側壁部112には、後述の引掛ばね42,42がそれぞれ引っ掛けられる引掛金具43,43が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられている。
さらに、凹部11には、各側壁部112から底壁部111に跨るように形成された開口部1122(図2では片側の開口部1122のみ図示)が、底壁部111に取り付けられた端子台13の近傍に設けられている。各開口部1122は、側壁部112及び側壁部112から連続する傾斜部12で囲まれる空間121(図4参照)と凹部11とをつなぎ、空間121は、例えば照明器具10を前後方向に並設した場合に施工される送り配線を通す配線空間を形成する。
器具本体1の前後方向における両端部には、図2及び図3に示すようにエンドカバー3がそれぞれ取り付けられる。各エンドカバー3は、器具本体1の前後方向における断面形状と略同じ外形形状に形成され、器具本体1の前後方向における両端部の開口を閉塞するように取り付けられる。また、各エンドカバー3は、左右方向における両端寄りの位置にノックアウト孔31,31を有している。そして、これらのノックアウト孔31,31を開けることで、空間121に通した送り配線を外部へ引き出すことができる。
光源ユニット2は、図1、図2及び図4に示すように、LEDモジュール22(光源部)と、LEDモジュール22が取り付けられる取付部材21と、LEDモジュール22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー23とを有する。また、光源ユニット2は、LEDモジュール22に電源を供給する電源装置24と、天井板100を通して室内側に露出する信号ケーブル5が接続される端子台25とを有する。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成された基板221を有する。基板221の下面には、複数のLED222(発光素子)が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、基板221の前端部には、電源装置24との間を電気的に接続するコネクタ(図示せず)が実装されている。このコネクタには電線(図示せず)が接続されており、電線の端部を電源装置24に接続することでLEDモジュール22と電源装置24とが電気的に接続される。
取付部材21は、板金に曲げ加工することによりU字状に形成され、前後方向に長い矩形板状に形成された底壁部211と、底壁部211の左右方向(幅方向)における両端から上向き(底壁部211と交差する方向)に突出する一対の側壁部212とを有する。各側壁部212の先端(上端)には、円形に折り曲げることにより形成された引掛部2121が全長に亘って設けられている(図1及び図4参照)。
また、底壁部211の左端部には、器具本体1の引掛金具43,43にそれぞれ引っ掛けられる引掛ばね42,42が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。さらに、底壁部211の右端部には、器具本体1の孔1121,1121にそれぞれ引っ掛けられる引掛片41,41が、前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。
カバー23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)からなり、前後方向に長く且つ上面(取付部材21側の面)が開口する箱形に形成されている。また、カバー23は、左右方向(幅方向)において両端部から中央部に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の透光部231を有している(図1及び図5参照)。
透光部231の左右方向における両端部には、図5及び図6に示すように、互いに近づく方向に延出する一対の延出部232が全長に亘って設けられている。各延出部232は、透光部231の先端から水平且つ内向きに延出する第1延出部2321と、第1延出部2321の先端から斜め下向きに傾斜する傾斜部2322と、傾斜部2322の先端から水平且つ内向きに延出する第2延出部2323とで構成される。
各第1延出部2321の左右方向における中間部には、上向き(取付部材21側)に突出する突壁部233が全長に亘って設けられている。また、各突壁部233の先端(上端)には、内向きに突出する突起部2331が設けられている。
電源装置24は、板金に曲げ加工することにより、前後方向に長く且つ下面が開口する箱形に形成されたケース241を有する。ケース241の左側面部には、左向きに突出し且つその先端が上向きに突出するL字状の延出部243が一体に設けられている。そして、ケース241の左側面部と延出部243とでU字状の溝部246が形成され、例えば配線スペースとして利用される(図1参照)。
このケース241の内部には、LEDモジュール22への供給電源を生成するための電源回路を構成する電子部品が実装された基板(図示せず)が収納される。また、基板の入力端には、接地線を含む3本の電線243が接続されており、これらの電線243の先端には、レセプタクルコネクタ132に接続されるプラグコネクタ242が接続されている(図2参照)。
ところで、上述のカバー23を成形する場合、専用の成形型を用いる方法と押出成形する方法とがある。押出成形の場合、専用の成形型を用いる場合に比べてコストを抑えることができるものの、寸法バラツキや反りが大きくなりやすい。そのため、カバー23を取付部材21に取り付けた状態で両者の間に隙間が生じ、虫や塵埃などの異物が上記隙間を通って取付部材21とカバー23とで囲まれる空間に侵入する可能性がある。
そこで、本実施形態では、取付部材21とカバー23との間に生じる隙間を塞ぐために、カバー23を取付部材21に取り付けた状態で取付部材21の底壁部211に接触する弾性部234をカバー23に設けている。以下、弾性部234について、図1、図5及び図6を参照しながら具体的に説明する。
弾性部234は、図5及び図6に示すように、カバー23とは異なる弾性材料(例えばシリコーンゴムなどのエラストマー)を用い、所謂二色成形(ダブルモールド)によってカバー23と一体に成形される。この弾性部234は、カバー23の突壁部233、第1延出部2321及び傾斜部2322に沿って形成された支持部2341と、支持部2341の先端から斜め上向きに傾斜する接触部2342とを有する。接触部2342は、カバー23を取付部材21に取り付けた状態で底壁部211の下面に接触する部位であり、上下方向に弾性変形する。
ここで、接触部2342と第2延出部2323とがなす角度が大きすぎると、接触部2342の先端が底壁部211に接触することで接触部2342が中折れする可能性がある。また、接触部2342と第2延出部2323とがなす角度が小さすぎると、接触部2342による底壁部211への密着度が低くなる。そのため、接触部2342と第2延出部2323とがなす角度は30°〜70°に設定するのが好ましく、より好ましくは60°に設定するのがよい。
また、本実施形態では、カバー23の各突壁部233の先端側から突起部2331にかけて弾性部235を一体成形している。この弾性部235も、弾性部234と同じ弾性材料を用い、二色成形によってカバー23と一体に成形される。そして、カバー23を取付部材21に取り付けた状態では、各弾性部235が各側壁部212の引掛部2121に密着するため、カバー23を押出成形することで取付部材21とカバー23との間に隙間が生じた場合でも、上記隙間を塞ぐことができる(図1参照)。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、取付部材21の上面側に電源装置24を取り付けるとともに、LED222が下側を向くようにして取付部材21の底壁部211の下面にLEDモジュール22を取り付ける。このとき、作業者は、例えば取付部材21の底壁部211の一部を切り起こすことで形成された爪(図示せず)を用いて、取付部材21の底壁部211にLEDモジュール22を固定する。
さらに、作業者は、LEDモジュール22の基板221に実装されたコネクタ(図示せず)より引き出された電線(図示せず)を電源装置24に接続する。そして最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー23を取付部材21に取り付ける。このとき、カバー23の各突壁部233の突起部2331が、取付部材21の対応する側壁部212の引掛部2121に引っ掛かることで、カバー23が取付部材21に取り付けられる。
またこのとき、図1に示すように、カバー23の各弾性部234が取付部材21の底壁部211の下面に密着する。これにより、カバー23を取付部材21に取り付けた状態で両者の間に隙間が生じた場合でも、この隙間を各弾性部234により塞ぐことができ、取付部材21とカバー23とで囲まれる空間への異物(虫や塵埃など)の侵入を低減することができる。
ここに、カバー23を取付部材21に取り付けた状態では、底壁部211への接触時に生じる接触部2342の反力を傾斜部2322が受けることにより力的にバランスが取れた状態になる。また、弾性部234を弾性材料により形成していることから、例えば施工時にカバー23を取付部材21に歪んだ状態で取り付けたとしても、接触部2342によりバラツキを補正することができ、異物の侵入を低減することができる。以上の手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
さらに、弾性部234の長さ寸法は、図1に示すようにカバー23を取付部材21に取り付けた状態で、上下方向(取付部材21の長手方向及び幅方向と直交する方向)において基板221と重ならない寸法に設定するのが好ましい。これにより、基板221に実装されたLED222より放射される光が弾性部234によって遮光されるのを抑えることができる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。なお、以下では、端子台13が予め器具本体1に取り付けられているものとして説明する。
まず最初に、施工者は、天井板100を通して室内側に露出する電源ケーブル4及び信号ケーブル5をそれぞれ器具本体1の孔1111,1111に通すとともに、天井板100を通して室内側に露出する吊ボルト200,200を孔1112,1112に通す。さらに、施工者は、各吊ボルト200にワッシャー202を通した後、ナット201を各吊ボルト200にねじ込んで器具本体1を天井板100の下面に固定する。
その後、施工者は、電源ケーブル4の端部を端子台13に接続するとともに、光源ユニット2の各引掛片41を器具本体1の対応する孔1121に引っ掛けて、光源ユニット2を器具本体1に仮保持させる。次に、施工者は、光源ユニット2を器具本体1に仮保持させた状態のまま、端子台13のレセプタクルコネクタ132を電源装置24のプラグコネクタ242に接続するとともに、信号ケーブル5を端子台25に接続する。
そして最後に、施工者は、器具本体1の孔1121,1121を支点として光源ユニット2を左右方向に回転させ、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける。このとき、光源ユニット2の各引掛ばね42が器具本体1の対応する引掛金具43に引っ掛かることで、光源ユニット2が器具本体1に取り付けられる。以上の手順に従って、照明器具10の施工が完了する(図3及び図4参照)。
図7A〜図7Dは本実施形態の光源ユニット2に用いられるカバー23のバリエーションを示す要部拡大図であり、これらの構成を採用した場合でも、同様に取付部材21とカバー23とで囲まれる空間への異物の侵入を低減することができる。
図7Aに示すように、弾性部234の接触部2342の途中位置に窪み2342aを設けた場合には、接触部2342を撓みやすくすることもできる。また、図7Aに示すように、接触部2342の厚みが先端に近づくほど薄くなるようにした場合には、接触部2342を底壁部211に沿わせやすくなるという利点もある。
なお、上述の図5に示した弾性部234や後述の図7C及び図7Dに示す弾性部234において、弾性部234の厚みが先端に近づくほど薄くなるようにしてもよいことは言うまでもない。
さらに、図7Bに示すように、第2延出部2323の上面から上向き(取付部材21側)に突出し、且つ第2延出部2323の全長に亘って形成された突起により弾性部234を構成してもよい。この場合も、カバー23と取付部材21との間に隙間が生じた場合でも、弾性部234を底壁部211の下面に密着させることで上記隙間を塞ぐことができる。
さらに、図7Cに示すように、第2延出部2323の上面から左右方向に階段状に延出する弾性部234を形成してもよい。但しこの場合、図7Cに示すように、弾性部234の先端と第2延出部2323の先端とを結ぶ平面P1よりも弾性部234が上側となるように、弾性部234の高さ寸法(上下寸法)を設定するのが好ましい。これにより、基板221に実装されたLED222からの光が弾性部234により遮光されるのを抑えることもできる。
また、図7Dに示すように、第2延出部2323の上面から上向きに突出し且つその先端を外向きに突出させたL字状の弾性部234であってもよい。この場合も、カバー23と取付部材21との間に隙間が生じた場合でも、弾性部234を底壁部211の下面に密着させることで上記隙間を塞ぐことができる。
さらに、上述の弾性部234は、白色系の材料やカバー23と同色(例えば乳白色)の材料により形成するのが好ましく、これにより弾性部234に向けてLEDモジュール22から放射される光を透過させることができ、照射光量の低下を抑えることができる。また、カバー23を通して照射される光の配光に影響を与えなければ、濃色系(例えば黒色など)の材料により弾性部234を形成してもよい。
ところで、上述の実施形態では弾性部234を二色成形したが、カバー23と同じ材料を用いて同時成形してもよい。この場合も、弾性部234を取付部材21の底壁部211に密着させることで、取付部材21とカバー23とで囲まれる空間への異物の侵入を低減することができる。
但し、例えばポリカーボネートやアクリルのような硬質樹脂によりカバー23を成形した場合、弾性部234の形状によっては接触時の応力が一か所に集中し、経年劣化により応力の集中する部位で破損する虞がある。したがって、弾性部の形状は応力を分散できる形状であるのが好ましく、例えば図8に示すように波状に形成するのがよい。
なお、本実施形態では、LED222が実装された基板221を有するLEDモジュール22を光源部としたが、光源部は照明空間に向けて光を放射するものであればよく、本実施形態に限定されない。また、本実施形態では、各突壁部233の突起部2331にも弾性部235を設けたが、少なくとも弾性部234が設けられていればよく、本実施形態に限定されない。
さらに、上述の図7Bに示す突起は2列である必要はなく、1列であってもよいし、3列以上であってもよい。
以上説明したように、本実施形態の光源ユニット2は、長尺状に形成された取付部材21と、取付部材21に取り付けられるLEDモジュール22(光源部)と、カバー23とを備える。カバー23は、透光性を有し、LEDモジュール22を覆うようにして取付部材21に取り付けられる。取付部材21は、矩形板状に形成されてLEDモジュール22が取り付けられる底壁部211と、底壁部211の幅方向における両端から底壁部211と交差する方向で且つLEDモジュール22と反対側に突出する一対の側壁部212とを有する。カバー23は、LEDモジュール22を覆うようにして底壁部211と対向配置される透光部231と、透光部231の幅方向における両端から互いに近づく方向に延出する一対の延出部232とを有する。一対の延出部232の各々には、底壁部211と対向する部位より取付部材21側に突出し、カバー23を取付部材21に取り付けた状態で底壁部211に接触する弾性部234が設けられている。
上記構成によれば、例えばカバー23を押出成形することで取付部材21とカバー23との間に隙間が生じた場合でも、カバー23の弾性部234が取付部材21の底壁部211に接触することで上記隙間を塞ぐことができる。その結果、取付部材21とカバー23とで囲まれる空間への異物の侵入を低減することができる。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、LEDモジュール22は、LED222(発光素子)が実装された基板221を有するのが好ましい。この場合、弾性部234は、取付部材21の長手方向及び幅方向と直交する方向において、底壁部211に取り付けられた基板221と重ならないように長さ寸法が設定されるのが好ましい。
上記構成によれば、基板221に実装されたLED222より放射される光が弾性部234によって遮光されるのを抑えることができる。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、弾性部234は、先端に近づくほど薄くなるように厚み寸法が設定されるのが好ましい。
上記構成によれば、取付部材21の底壁部211に弾性部234を沿わせやすくなるという利点がある。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、弾性部234は、白色系の材料又はカバー23と同色の材料により形成されるのが好ましい。
上記構成によれば、弾性部234に向けてLEDモジュール22より放射される光を透過させることができ、照射光量の低下を抑えることができる。
本実施形態の照明器具10は、光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられる器具本体1とを備えている。
上記構成によれば、取付部材21とカバー23とで囲まれる空間への異物の侵入を低減させた照明器具10を提供することができる。
1 器具本体
2 光源ユニット
10 照明器具
21 取付部材
22 LEDモジュール(光源部)
23 カバー
211 底壁部
212 側壁部
221 基板
222 LED(発光素子)
231 透光部
232 延出部
234 弾性部

Claims (6)

  1. 長尺状に形成された取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられる光源部と、
    透光性を有し、前記光源部を覆うようにして前記取付部材に取り付けられるカバーとを備え、
    前記取付部材は、矩形板状に形成されて前記光源部が取り付けられる底壁部と、前記底壁部の幅方向における両端から前記底壁部と交差する方向で且つ前記光源部と反対側に突出する一対の側壁部とを有し、
    前記カバーは、前記光源部を覆うようにして前記底壁部と対向配置される透光部と、前記透光部の幅方向における両端から互いに近づく方向に延出する一対の延出部とを有し、
    前記一対の延出部の各々には、前記カバーを前記取付部材に取り付けた状態で前記底壁部に接触する接触部を有する弾性部が設けられており、
    前記接触部は、前記一対の延出部の各々のうち前記底壁部と対向する部位から前記取付部材側に突出し、
    前記弾性部は、白色系の材料又は前記カバーと同色の材料により形成されていることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記光源部は、発光素子が実装された基板を有し、
    前記弾性部は、前記取付部材の長手方向及び幅方向と直交する方向において、前記底壁部に取り付けられた前記基板と重ならないように長さ寸法が設定されていることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記弾性部は、先端に近づくほど薄くなるように厚み寸法が設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記カバーは、前記透光部の幅方向における両側から前記取付部材側に突出する一対の突壁部を更に有し、
    前記一対の突壁部の各々の先端には、互いに近づく向きに突出する突起部が設けられており、
    前記一対の側壁部の各々の先端には、前記一対の突起部のうち対応する突起部が引っ掛けられる引掛部が設けられており、
    前記弾性部とは別の被覆弾性部を更に備え、
    前記被覆弾性部は、少なくとも前記突起部を覆い、前記カバーを前記取付部材に取り付けた状態で前記引掛部に接触することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の光源ユニット。
  5. 長尺状に形成された取付部材と、
    前記取付部材に取り付けられる光源部と、
    透光性を有し、前記光源部を覆うようにして前記取付部材に取り付けられるカバーと、
    被覆弾性部とを備え、
    前記取付部材は、矩形板状に形成されて前記光源部が取り付けられる底壁部と、前記底壁部の幅方向における両端から前記底壁部と交差する方向で且つ前記光源部と反対側に突出する一対の側壁部とを有し、
    前記カバーは、前記光源部を覆うようにして前記底壁部と対向配置される透光部と、前記透光部の幅方向における両端から互いに近づく方向に延出する一対の延出部と、前記透光部の幅方向における両側から前記取付部材側に突出する一対の突壁部とを有し、
    前記一対の突壁部の各々の先端には、互いに近づく向きに突出する突起部が設けられており、
    前記一対の側壁部の各々の先端には、前記一対の突起部のうち対応する突起部が引っ掛けられる引掛部が設けられており、
    前記被覆弾性部は、少なくとも前記突起部を覆い、前記カバーを前記取付部材に取り付けた状態で前記引掛部に接触することを特徴とする光源ユニット。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備えていることを特徴とする照明器具。
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