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JP6495582B2 - 電子計量方式を採用した膜式ガスメータ - Google Patents
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JP6495582B2 - 電子計量方式を採用した膜式ガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータ本体の上ケースの正面側に圧力センサ等の電子機器或いは電子回路等の電装部品を収容する制御室を形成した電子計量方式の膜式ガスメータに関する。
従来の電子計量方式の膜式ガスメータを図6に示す。
この図6において、符号の100は、上ケース101と下ケース102から成り、上ケース101内は区画壁103によりクランク機構105等が組み付けられた機械室104と電磁弁とか感震器107等が組み付けられた制御室106に区画され、前記クランク機構105側に永久磁石108が取り付けられ、制御室106側に磁気センサ109が取り付けられている。
また、前記上ケース101において、制御室106の背後は開放されていて、この開放口110には後方に膨出した形状の裏蓋111が取り付けられている。
裏蓋111において、112は通気孔を示す。
以上に記載した従来の膜式ガスメータにおいては、次のような問題が発生していた。
1.制御室106の裏蓋111の通気孔112から雨水や小さな虫類が制御室内に入ることがあった。
2.制御室106の裏蓋111が後方に出張っていることから、ガスメータの後方に配管等の設備が在る場合に、互いに干渉することがあり、このために取り付け位置が制約されることがあった。
3.制御室106は後方が解放されているため、電子部品等に故障等が発生した際に、裏蓋111を開いてその修理とか部品交換作業が出来ないことがあった。
本発明は、叙上の如き問題点に鑑みて提供されるものであって、制御室内に雨水や虫が侵入しないようにすると共にガスメータの背後に配管等の障害物が在っても制御室内の電子部品の修理とか部品交換を行うことができる電子計量方式の膜式ガスメータを提供することを課題とする。
上記目的を記載するため、請求項1に記載の発明は、電子計量方式の膜式ガスメータにおいて、ガスメータ本体1の上ケース2内は区画壁16により下段に機械室15が形成され、上段には電子部品組み付け用の制御室4が形成されていると共にこの制御室4には外気を導入するための大気導入構造が設けられ、この大気導入構造は前記制御室4とこの制御室4の正面開口を覆う前カバー5の互いの接合縁部2a、5a間に形成され、また前記大気導入構造は、大気に開口した大気導入口7とこれに続く通気路6及び制御室4に開口した通気口8からなると共に、前記通気路6には幅が0.20mm以下に設定されているスリット11が形成された通気フィルタ10が取り付けられている電子計量方式の膜式ガスメータであって、大気導入口7から通気フィルタ10に至る間の通気路6には途中の一部を広げて通気圧の急激な変動を吸収するための下段バッファ9が形成され、この下段バッファ9aの上部には障壁17を挟んで上段バッファ9bが形成され、さらにこの上段バッファ9bの正面には通気フィルタ10が取り付けられていると共に、下段バッファ9aの底部には大気導入口7が形成されていることにより、この大気導入口7から流入した外気は下段バッファ9aを経由し、この上部に形成された上段バッファ9bの正面に取り付けられたフィルタ10を通過するというS字状の流路に沿って上段バッファ9b内に流入し、その後上段バッファ9b内に形成された通気口8を介して制御室4内に流入するよう構成して成ること、を特徴とするものである。
本発明は、制御室4への大気導入構造において、大気導入口7から通気路6内に外気が流入し、通気口8から制御室4内へ大気が導入され、またこの逆のルートで制御室4内の熱や湿気が大気中に放出されることで、制御室4内に結露が発生したり、制御室4内が高温化して電子機器や電子回路等の電子部品に悪影響があるのを防止することができる。
そして、通気路6には下段バッファ9a及び上段バッファ9bが設けられているため、制御室4とその外との間に大きな差圧が発生しても、この差圧は広いバッファ9a、9bの空間の作用で吸収され、解消することから、負圧の作用で雨水等を制御室4内に吸い込んでしまうのを防止できる。
また、通気フィルタ10の通気スリットの幅を0.20mm以下に設定したことにより、小さな虫の侵入を阻止できる。
また、大気導入口7を上ケース2において制御室4と前カバー5の併せ目2a、5aであって、制御室4と前カバー5の出っ張りの下部に設けたことにより、雨水や埃等はこの制御室4と前カバー5の出っ張りにより遮られて大気導入口7から通気路6内に進入するのを防止できる。
また、上ケース2の正面側に制御室4を形成し、従来のように制御室4の後方の出っ張った裏蓋を無くすことにより、ガスメータの後方の配管類がガスメータの障害になることがないと共に電子部品等に障害が発生した場合には、前カバー5を取り外してガスメータの正面から部品の修理や交換を行うことができる。
本発明を実施したガスメータの一部切欠正面図 大気導入構造の説明図 上ケース内の制御室と大気導入構造を示す上ケース部分の断面図 制御室の構造を示すガスメータの断面図 大気導入構造の別な構造例の説明図 従来のガスメータの制御室の説明図
図1乃至図5に基づいて請求項1〜4に記載した本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、前カバーの一部を切欠して制御室と大気導入構造が解るようにしたガスメータの正面図であって、符号の1はガスメータ本体、2は上ケース、3は内部に計量室3aを形成した下ケースである。
前記した上ケース2内には、図3、図4に示すクランク機構等が収容された機械室15と、この機械室15と区画壁16(図3、図4参照)で区画された電子機器18等が収容された制御室4が形成され、この制御室4は上ケース2内において正面側が全体に開放されていて、上ケース2においてその後部に出張りは無い。
符号の5は、前記上ケース2の正面を覆う前カバーであって、この前カバー5は、図3に示すようにその周縁5aが上ケース2側の周縁2aにパッキン12を介してネジ14(図1)により密着固定されている。
符号の6は、本発明に係る大気導入構造における通気路であって、この通気路6の入口(大気導入口7)は図1乃至図3で明白なように、上ケース2と前カバー5が密着する周縁2a、5aにおいて、上ケース2と前カバー5の下に隠れる位置であって、ガスメータ本体1を正面から見たときに左隅コーナーの下に位置して形成されている。また、通気路6は、大気導入口7と上ケース2の正面と前カバー5側において対向するように形成された流路の一部面積を大きく設定して形成した下段バッファ9と、流路に障壁17を形成して通気路6を屈曲させてから通気フィルタ10に至り、その後上段バッファ9bへ流入する流路構成となっている。
通気フィルタ10は、虫の侵入を阻止することが可能な少なくとも幅が0.20mm(以下)の通気スリット11が形成されていて、前記通気路6において通気口8の手前であって、上ケース2とカバー5の合せ目(周縁2a、5a)間に取り付けられていると共にこの通気フィルタ10の周囲にもパッキン12が組み付けられていて通気フィルタ10はその周囲が密閉されている。
図5は大気導入構造の別の実施例である。但し、通気フィルタ10の周囲のパッキン12の図示は省略している。
本発明の大気導入構造は以上のとおり、大気導入口7を上ケース2と前カバー5の下に隠れる位置に形成し、更に通気路6内に障壁17を形成することにより、通気路6内に風圧などで雨水が浸入しにくい形状となっており、更に下段バッファ9a及び上段バッファ9bの存在により急激な圧力の変動(負圧)で雨入が制御室4内に吸引されたりするのを阻止し、これにより電子機器類のトラブルの発生を防ぐことができる。
また、上ケース2の後部には出張りが無いことにより、ガスメータを設置する際に背後の配管類が障害とならない。
1 ガスメータ本体
2 上ケース
3 下ケース
4 制御室
5 前カバー
6 通気路
7 大気導入口
8 通気口
下段バッファ
9b 上段バッファ
10 通気フィルタ
11 通気スリット
12 パッキン
16 区画壁

Claims (1)

  1. ガスメータ本体1の上ケース2内は区画壁16により下段に機械室15が形成され、上段には電子部品組み付け用の制御室4が形成されていると共にこの制御室4には外気を導入するための大気導入構造が設けられ、この大気導入構造は前記制御室4とこの制御室4の正面開口を覆う前カバー5の互いの接合縁部2a、5a間に形成され、また前記大気導入構造は、大気に開口した大気導入口7とこれに続く通気路6及び制御室4に開口した通気口8からなると共に、前記通気路6には幅が0.20mm以下に設定されているスリット11が形成された通気フィルタ10が取り付けられている電子計量方式の膜式ガスメータであって、
    大気導入口7から通気フィルタ10に至る間の通気路6には途中の一部を広げて通気圧の急激な変動を吸収するための下段バッファ9が形成され、この下段バッファ9aの上部には障壁17を挟んで上段バッファ9bが形成され、さらにこの上段バッファ9bの正面には通気フィルタ10が取り付けられていると共に、下段バッファ9aの底部には大気導入口7が形成されていることにより、この大気導入口7から流入した外気は下段バッファ9aを経由し、この上部に形成された上段バッファ9bの正面に取り付けられたフィルタ10を通過するというS字状の流路に沿って上段バッファ9b内に流入し、その後上段バッファ9b内に形成された通気口8を介して制御室4内に流入するよう構成して成ること、
    を特徴とする電子計量方式の膜式ガスメータ。
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