JP6502646B2 - 電極/電解液界面試料の作製方法および電位分布のその場観察方法 - Google Patents
電極/電解液界面試料の作製方法および電位分布のその場観察方法 Download PDFInfo
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Description
本願発明の一形態としての試料の作製方法は、電解液を有する電気素子を動作状態で観察する電子線照射によるその場観察のための試料の作製方法であって、
前記電子線が透過可能な厚さの薄片部を有し、前記薄片部に前記電子線の進行方向の孔が形成された電極体を準備し、電極部とセパレータとを有し、前記孔から前記電子線の進行方向とは異なる方向に離れた接触位置において、前記セパレータを前記電極体に接触させることが可能なように構成された対電極体を準備し、前記孔に前記電解液が保持されるとともに、前記孔から前記接触位置まで前記電解液が連続するように前記電解液を前記電極体に付着させ、前記セパレータを前記接触位置に接触させることにより、前記セパレータを介して前記電極部を前記電解液に接触させることを特長とする。
この構成によれば、電解液が保持される電極体の孔から電子線の進行方向とは異なる方向に離れた接触位置において対電極体を接触させるため、電解液が保持される孔の部分の観察がより容易となる。また、対電極体の電極部は、孔から接触位置まで連続する電解液にセパレータを介して接触するので、試料を電気素子として動作させることができる。そのため、孔の周縁部を観察することにより、動作状態の電気素子の電極と電解液との界面近傍において発生する現象をその場観察することが可能となる。
さらに、孔を電子線が透過可能な厚さの薄片部に形成することにより、透過型電子顕微鏡や透過走査型電子顕微鏡を用いてその場観察することがより容易となる。また、対電極体は、孔が形成された薄片部から電子線の進行方向とは異なる方向に離れた位置に接触するので、対電極体を接触させる際に薄片部に損傷を与える虞を低減することができる。
電解液を有する電気素子を動作状態で観察する電子線照射によるその場観察のための試料の作製方法であって、前記電子線の進行方向の孔が形成された電極体を準備し、電極部とセパレータとを有し、前記孔から前記電子線の進行方向とは異なる方向に離れた接触位置において、前記セパレータを前記電極体に接触させることが可能なように構成された対電極体を準備し、前記孔に前記電解液が保持されるとともに、前記孔から前記接触位置まで前記電解液が連続するように前記電解液を前記電極体に付着させ、前記セパレータを前記接触位置に接触させることにより、前記セパレータを介して前記電極部を前記電解液に接触させる、試料の作製方法。
適用例1記載の試料の作製方法であって、前記孔は、前記電子線の進行方向に貫通する貫通孔である、試料の作製方法。
適用例1または2記載の試料の作製方法であって、前記電極体は、前記電子線が透過可能な厚さの薄片部を有し、前記孔は、前記薄片部に形成されている、試料の作製方法。
適用例3記載の試料の作製方法であって、前記薄片部は、前記電極体の一端に形成されており、前記孔は、前記薄片部の端の近傍に形成されている、試料の作製方法。
適用例4記載の試料の作製方法であって、複数の前記孔が、前記薄片部の端に対して斜めに配列されている、試料の作製方法。
適用例4または5記載の試料の作製方法であって、前記電極体を構成する材料からなるバルク片を準備し、前記バルク片の端の近傍に前記電子線の進行方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔を形成し、前記バルク片の前記孔が形成された端部に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記薄片部を形成する、試料の作製方法。
適用例6記載の試料の作製方法であって、前記孔の形成に先だって、前記孔が形成される端部に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔の形成に適した厚さの薄厚部を形成する、試料の作製方法。
適用例6または7記載の試料の作製方法であって、前記バルク片は、ガラス状構造を持つカーボンからなる、試料の作製方法。
適用例4記載の試料の作製方法であって、前記電極体を構成する第1の材料からなり細孔を有する多孔性粉末を準備し、前記多孔性粉末の粒子を、前記電極体を構成する第2の材料からなる支持体の一端に固定し、前記支持体の端部に固定された前記多孔性粉末の粒子に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔が形成された前記薄片部を形成する、試料の作製方法。
適用例9記載の試料の作製方法であって、前記多孔性粉末は、活性炭粉末である、試料の作製方法。
適用例1ないし10のいずれか記載の試料の作製方法であって、前記電解液は、イオン液体である、試料の作製方法。
電子線ホログラフィによる電解液を有する電気素子の動作状態における電位分布のその場観察方法であって、適用例4ないし10のいずれか記載の作製方法によって作製された試料を準備し、前記試料の前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加した状態における、前記孔の周縁部の第1の電子線ホログラムを取得し、前記試料の前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加しない状態における、前記孔の周縁部の第2の電子線ホログラムを取得し、前記第1と第2の電子線ホログラムから、位相シフト法(例えば、非特許文献1に示される手法)により第1と第2の再生位相像をそれぞれ生成し、前記第1の再生位相像から前記第2の再生位相像を引いた差分位相像を生成して、前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加した状態における、前記孔の周縁部における電位分布を観察する、電位分布のその場観察方法。
A.第1実施形態:
A1.電位分布のその場観察:
A2.電位分布の観察対象:
A3.モデル試料:
A4.電極体の作製:
A5.モデル試料での電位分布の観察:
A6.第1実施例:
B.第2実施形態:
B1.電極体の作製とモデル試料の形成:
B2.第2実施例:
C.変形例:
A1.電位分布のその場観察:
図1は、試料SPC中における電位分布のその場観察を行う様子を示す説明図である。電位分布のその場観察を行う電位分布観察装置10は、電子線ホログラフィ顕微鏡100と、直流電源装置200とを備えている。電子線ホログラフィ顕微鏡100の内部に配置された試料SPCと、出力電圧が可変な直流電源装置200とは、2本のリード線12,14により接続されている。
図2は、電位分布の観察対象となる電気二重層キャパシタ(EDLC:Electric Double-Layer Capacitor)300と、EDLC300における電荷および電位の分布とを示す説明図である。図2(a)は、EDLC300に電圧を印加している状態を示す模式図である。EDLC300は、対向する集電極312,322と、各集電極312,322上に配置された活性炭電極314,324と、セパレータ330と、2つの集電極312,322の間に充填される電解液340とを有している。
図3は、EDLC300(図2)のモデル試料900の構成を模式的に示す模式図である。モデル試料900は、電極体910と、電極体910に塗布されたイオン液体940と、セパレータ930と、活性炭電極924と、電極板922とを有している。電極板922は、銅等の金属からなる幅の狭い板材であり、その電極体910側の面に、活性炭電極924と、セパレータ930とが、この順に取り付けられている。なお、活性炭電極924は、本発明における電極部に相当し、活性炭電極924とセパレータ930との全体は、本発明における対電極体に相当する。
図5は、電極体910の作製工程を示す工程図である。電極体910の作製工程では、まず、グラッシーカーボンのバルク片910aを準備する(図5(a))。ここでバルク片910aとは、機械的な取り扱いが十分に可能な大きさ(例えば、幅および長さが2〜5mm、厚さが1〜2mm)のグラッシーカーボンの小片をいう。バルク片910aは、例えば、バルク片910aよりも大きいグラッシーカーボン部材を割ることにより得ることが可能である。また、ダイシング等の種々の加工方法により、グラッシーカーボン部材からバルク片910aを切り出すものとしても良い。得られたバルク片910aは、図4に示すように、支持板740を介して試料ホルダ700に取り付けられる。
図6は、貫通孔916の周縁部における断面図を示しており、電荷分布と、当該周縁部を透過する際の電子線の位相変化量とを示す説明図である。図6(a)および図6(b)は、それぞれ、電極体910(図3)と電極板922との間に電圧を印加していない状態における、電荷分布と、電子線の位相変化量とを示している。図6(a)に示すように、電極体910に塗布されたイオン液体940は、貫通孔916の外側の薄片部914では、ほぼ均一な厚さとなっている。一方、貫通孔916の内側においては、貫通孔916の縁(貫通孔縁)から内側に向かってイオン液体940の厚さが減少する。そして、貫通孔縁からの距離が長くなると、イオン液体940の厚さは、ほぼ均一となる。なお、厚さがほぼ均一になった領域においては、イオン液体940の厚さは、薄片部914の厚さと同程度になる。
[電極体の作製]
イオン液体中の電位分布を観察するため、電気二重層キャパシタのモデル試料を構成する試料電極(図3の電極体910に相当する)を作製した。具体的には、グラッシーカーボンの板材を割り、図5のバルク片910aに相当するグラッシーカーボンの小片(以下、「カーボン小片」とも呼ぶ)を得た。その後、上述のように、得られたカーボン小片の先端部をガリウムのFIBで加工することにより、貫通孔が設けられた薄片部を形成し、試料電極を作製した。
試料電極を作製した後、イオン液体を試料電極の先端部に塗布した。なお、塗布するイオン液体としては、1−ブチル−1−メチルピロリジニウムをカチオンとし、ビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドをアニオンとするピロリジニウム系のイオン液体を使用した。
イオン液体を試料電極の先端部に塗布した後、図3に示すように、試料電極(図3の電極体910に相当する)に塗布されたイオン液体940に、活性炭電極924を介して電極板922に取り付けられたセパレータ930を接触させ、モデル試料を形成した。そして、試料電極と電極板922との間に印加する電圧(印加電圧)を変えながら、貫通孔部分の電子線ホログラム(以下、単に「ホログラム」とも呼ぶ)を撮影した。なお、第1実施例においては、試料電極側が正、電極板側が負となるように電圧を印加した。次いで、この撮影したホログラムをコンピュータにより解析処理することにより、再生位相像を生成した。
上述の通り、電気二重層によるイオン液体中の電位分布は、電圧を印加した状態で観察される位相変化量から、電圧を印加しなかった状態で観察される位相変化量を引いた差を求めることにより観察される。そこで、印加電圧を1.5Vおよび2.5Vとしたときの再生位相像、すなわち、図9(e)および図9(f)に示す再生位相像から、印加電圧を0Vとしたときの再生位相像(図9(d))を引いた、差分位相像を生成した。なお、以下では、印加電圧をxV(xは、任意の実数)としたときの再生位相像から、印加電圧を0Vとしたときの再生位相像を引いた差分位相像を、印加電圧をxVととしたときの差分位相像とも呼ぶ。
電気二重層が電位分布に影響を与える範囲を評価するため、電位分布に相当する位相変化量プロファイルを評価した。具体的には、図10(a)および図10(b)において、白い枠で囲った領域について、貫通孔の縁から内側方向(プロファイル評価方向)の位相変化量プロファイルを求めた。
第2実施形態は、電位分布の観察に使用するモデル試料に、グラッシーカーボンのバルク片910a(図5)から作製された電極体910に換えて、活性炭粉末を用いて作製された電極体を用いる点で、第1実施形態と異なっている。他の点は、第1実施形態と同様であるので、ここでは、第1実施形態と同様な事項については、その説明を省略する。
図12は、第2実施形態において使用される電極体980(図12(d))を作製する工程を示す工程図である。電極体980の作製工程では、まず、活性炭粉末の粒子(活性炭粒子)984を固定するための支持体982を準備する。支持体982は、棒状の金属片である。なお、図12(a)では、支持体982を先端まで外径が同一であるものとして描いているが、支持体982は、試料ホルダ700に取り付け可能であれば、形状はこれに限定されない。
[試料電極の作製]
試料電極を作製するため、まず、支持体982(図12)に相当するタングステンチップを準備した。次いで、準備したタングステンチップの先端部に、活性炭粉末と導電性ペーストの混合物を塗布した。その後、上述のように、ガリウムのFIBを用いて、タングステンチップの先端部に固定された活性炭粒子の薄片化を行い、薄片部を有する試料電極を得た。
細孔内に形成される電気二重層による電位分布の評価を行った。具体的には、薄片部を形成した試料電極の活性炭固定部に、第1実施例と同じイオン液体を浸透させた。そして、イオン液体を浸透させた活性炭固定部に、活性炭電極924(図3)を介して電極板922に取り付けられたセパレータ930を接触させ、モデル試料を形成した。モデル試料の形成の後、印加電圧を変えながら薄片部先端のホログラムを撮影し、撮影したホログラムをコンピュータにより解析処理して、再生位相像および差分位相像を生成した。
本発明は上記各実施形態および実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態および実施例では、試料SPCを真空中に配置する電子線ホログラフィ顕微鏡100を用いて観察を行うため、真空中でほとんど蒸発しないイオン液体を電解液として使用している。但し、特許文献2のように、試料を特定のガス雰囲気下に保った状態で観察できる場合には、電解液として、電解質を溶媒に溶解した電解質溶液を使用することも可能である。
上記各実施形態および実施例では、その場観察の対象を電気二重層キャパシタとしているが、本発明は、電解液を有する一次電池や二次電池等の種々の電気素子のその場観察に適用することができる。この場合、電極体は、グラッシーカーボンや活性炭粉末に換えて、観察対象において使用される電極材のバルク片や多孔性粉末を用いて形成される。なお、バルク片や多孔性粉末は、結晶構造に由来するノイズの発生を低減することができる点で、非晶質であるのが好ましい。
上記各実施形態および各実施例では、電気二重層キャパシタの電解液中の電位分布の観察に本発明を適用しているが、本発明は、リチウム電池におけるデンドライトの発生等の構造の変化をその場観察する際にも適用することが可能である。なお、構造の変化をその場観察する場合においては、電子線ホログラフィを用いずに、試料SPC(図1)の像ISPを観察するものとしても良い。この場合、一般的な透過型電子顕微鏡によりその場観察を行うことができる。また、電子線ホログラフィを用いない場合には、電極体の中央部等、電極体の任意の位置に薄片部を形成することも可能であり、孔の形成位置も薄片部任意の位置に形成することも可能である。
上記各実施形態、実施例および変形例では、本発明を透過型電子顕微鏡によりその場観察を行うための試料の作製に適用しているが、本発明は、透過型電子顕微鏡の他、透過走査型電子顕微鏡や走査型電子顕微鏡等の種々の電子顕微鏡によりその場観察を行うための試料の作製に適用することができる。なお、走査型電子顕微鏡のように、電子線を透過させる必要がない場合には、薄片部の形成を省略することができる。
12,14…リード線
100…電子線ホログラフィ顕微鏡
110…電子線照射装置
112…電子源
114…集束レンズ
120…対物レンズ
130…電子線バイプリズム
132…フィラメント
134…接地電極
200…直流電源装置
310,320…電極
312,322…集電極
314,324…活性炭電極
330…セパレータ
340…電解液
360…活性炭粒子
700…試料ホルダ
710…外枠
722,732…絶縁板
724,734…固定板
726,736…穴
728,738…止めネジ
740…支持板
900…モデル試料
910…電極体
910a,910b,910c…バルク片
912…バルク部
914…薄片部
914b,914c…薄厚部
916,916c…貫通孔
922…電極板
924…活性炭電極
930…セパレータ
940…イオン液体
980…電極体
982…支持体
984,984c,984d…活性炭粒子
986…薄片部
AO…観察領域
AV…真空領域
IFF…干渉縞
ISP…像
PS…直流電源
SPC…試料
Ψo…物体波
Ψr…参照波
Claims (12)
- 電解液を有する電気素子を動作状態で観察する電子線照射によるその場観察のための試料の作製方法であって、
前記電子線が透過可能な厚さの薄片部を有し、前記薄片部に前記電子線の進行方向の孔が形成された電極体を準備し、
電極部とセパレータとを有し、前記孔から前記電子線の進行方向とは異なる方向に離れた接触位置において、前記セパレータを前記電極体に接触させることが可能なように構成された対電極体を準備し、
前記孔に前記電解液が保持されるとともに、前記孔から前記接触位置まで前記電解液が連続するように前記電解液を前記電極体に付着させ、
前記セパレータを前記接触位置に接触させることにより、前記セパレータを介して前記電極部を前記電解液に接触させる、
試料の作製方法。 - 請求項1記載の試料の作製方法であって、
前記孔は、前記電子線の進行方向に貫通する貫通孔である、
試料の作製方法。 - 請求項1または2記載の試料の作製方法であって、
前記薄片部は、前記電極体の一端に形成されており、
前記孔は、前記薄片部の端の近傍に形成されている、
試料の作製方法。 - 請求項3記載の試料の作製方法であって、
複数の前記孔が、前記薄片部の端に対して斜めに配列されている、
試料の作製方法。 - 請求項3または4記載の試料の作製方法であって、
前記電極体を構成する材料からなるバルク片を準備し、
前記バルク片の端の近傍に前記電子線の進行方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔を形成し、
前記バルク片の前記孔が形成された端部に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記薄片部を形成する、
試料の作製方法。 - 請求項5記載の試料の作製方法であって、
前記孔の形成に先だって、前記孔が形成される端部に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔の形成に適した厚さの薄厚部を形成する、
試料の作製方法。 - 請求項5または6記載の試料の作製方法であって、
前記バルク片は、ガラス状構造を持つカーボンからなる、
試料の作製方法。 - 請求項3記載の試料の作製方法であって、
前記電極体を構成する第1の材料からなり細孔を有する多孔性粉末を準備し、
前記多孔性粉末の粒子を、前記電極体を構成する第2の材料からなる支持体の一端に固定し、
前記支持体の端部に固定された前記多孔性粉末の粒子に前記電子線の進行方向とは異なる方向の集束イオンビームを照射することにより、前記孔が形成された前記薄片部を形成する、
試料の作製方法。 - 請求項8記載の試料の作製方法であって、
前記多孔性粉末は、活性炭粉末である、
試料の作製方法。 - 請求項1ないし9のいずれか記載の試料の作製方法であって、
前記電解液は、イオン液体である、
試料の作製方法。 - 電子線ホログラフィによる電解液を有する電気素子の動作状態における電位分布のその場観察方法であって、
請求項3ないし9のいずれか記載の作製方法によって作製された試料を準備し、
前記試料の前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加した状態における、前記孔の周縁部の第1の電子線ホログラムを取得し、
前記試料の前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加しない状態における、前記孔の周縁部の第2の電子線ホログラムを取得し、
前記第1と第2の電子線ホログラムから、位相シフト法により第1と第2の再生位相像をそれぞれ生成し、
前記第1の再生位相像から前記第2の再生位相像を引いた差分位相像を生成して、前記電極体と前記対電極体との間に電圧を印加した状態における、前記孔の周縁部における電位分布を観察する、
電位分布のその場観察方法。 - 請求項11記載の電位分布のその場観察方法であって、
前記電解液は、イオン液体である、
電位分布のその場観察方法。
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