JP6518889B2 - コミュニケーション能力の評価を支援する方法及び当該能力の評価システム - Google Patents
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Description
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記両者の運動情報に対して因果解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける因果的影響量を同定するステップと、
を備え、
前記因果的影響量に基づいて前記第1の被験者のコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。
(2)前記運動情報を取得するステップは、前記両者を静止立位で対向配置して前記運動情報を取得するステップである、(1)に記載の方法。
(3)前記運動情報を取得するステップは、前記運動情報として、前記両者の重心移動に基づく運動情報を取得するステップである、(1)又は(2)に記載の方法。
(4)前記重心移動は、前記両者の対向方向に沿う重心移動である、(3)に記載の方法。
(5)前記対象体は第2の被験者であり、
前記因果的影響量を同定するステップは、前記第2の被験者が前記第1の被験者から受ける因果的影響量も同定するステップである、(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6)前記コミュニケーション能力の評価結果に基づき自閉症スペクトラム傾向を診断支援する、(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7)前記コミュニケーション能力の評価結果に基づき、自閉症スペクトラム障害を診断支援する、(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(8)複数の被験者を含む集団における相対的なコミュニケーション能力の評価支援方法であって、
前記複数の被験者から選択される2者からなるペアがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記両者の運動情報に対して因果解析を実施して前記両者のそれぞれが他方から受ける因果的影響量を同定するステップと、
を、前記複数の被験者について実施し、
前記複数の被験者の前記因果的影響量に基づいて前記集団における相対的なコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。
(9)コミュニケーション能力の評価システムであって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける因果的影響量を同定する手段と、
を備える、システム。
(10)前記運動情報を取得する手段は、重心動揺計測ユニットを備える、(9)に記載のシステム。
(11)コミュニケーション能力の評価装置であって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得部と、
前記両者の運動情報に対する因果解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける因果的影響量を同定する因果的影響量同定部と、
を備える、装置。
本開示のコミュニケーション能力の評価支援方法は、概してヒトのコミュニケーション能力の評価支援方法である。また、本評価支援方法が対象とするコミュニケーション能力は、上述のとおり、言語コミュニケーション能力であってもよいし、非言語コミュニケーション能力であってもよいし、これら双方であってもよい。また、自閉症スペクトラム障害や自閉症スペクトラム傾向であってもよい。
図1に示す、本開示のコミュニケーション能力の評価システム10は、第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態で、所定時間にわたって同時期に両者に生じる意図的でないそれぞれの動きに関する運動情報を取得する運動情報取得手段20と、両者のそれぞれの運動情報に基づく因果解析によって前記第1の被験者が前記対象体から受ける因果的影響量を同定する因果的影響量同定手段40と、を備えることができる。本システムによれば、被験者のコミュニケーション能力を客観的に評価できるほか、安定的にかつ簡易に評価することができる。
以下、本評価支援方法に関し、図1に示す本評価システム及び図2に示す本評価支援方法のフローを適宜参照しつつ、説明する。なお、以下の説明における本評価支援方法の各種態様は、図1に示す本評価システムにおいても適用される。
運動情報を取得するステップS100は、第1の被験者2と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体4とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって両者に同時期に生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップとすることができる。
本ステップS100における第1の被験者2は、コミュニケーション能力の評価対象である。第1の被験者2は、好ましくはヒトであり、特に限定されないが、自閉症スペクトラム障害又は自閉症スペクトラム傾向の可能性ある個体であることが好ましい。定型発達者であってもよい。
第1の被験者2とコミュニケーション可能な対象体4としては、ヒトであってもよいし、例えば、ロボットであってもよい。
因果的影響量の同定ステップS200は、本評価システム10が、両者のそれぞれの運動情報に対して因果解析を実施することによって第1の被験者が対象体から受ける因果的影響量を同定するステップとすることができる。
Claims (14)
- コミュニケーション能力の評価システムの作動方法であって、
前記システムは、第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報(ただし、眼球運動に関する運動情報及び着座状態での会話を伴う運動情報を除く。)を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する同定手段と、
を備え、
前記運動情報取得手段が、前記両者のそれぞれに生じる前記意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記同定手段が、前記両者の運動情報を用いて因果関係の解析を実施して、前記第1の被験者固有の因果的影響量を同定するステップと、
を備え、
前記因果的影響量に基づいて前記第1の被験者のコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。 - コミュニケーション能力の評価システムの作動方法であって、
前記システムは、第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に静止立位で対向配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する同定手段と、
を備え、
前記運動情報取得手段が、前記両者のそれぞれに生じる前記意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記同定手段が、前記両者の運動情報を用いて因果関係の解析を実施して、前記第1の被験者固有の因果的影響量を同定するステップと、
を備え、
前記因果的影響量に基づいて前記第1の被験者のコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。 - 前記運動情報を取得するステップは、前記運動情報取得手段が、前記運動情報として、前記両者の重心移動に基づく運動情報を取得するステップである、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記重心移動は、前記両者の対向方向に沿う重心移動である、請求項3に記載の方法。
- 前記対象体は第2の被験者であり、
前記因果的影響量を同定するステップは、前記同定手段が、前記第2の被験者が前記第1の被験者から受ける前記第2の被験者に固有の因果的影響量も同定するステップである、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 前記コミュニケーション能力の評価結果に基づき、自閉症スペクトラム傾向の診断を支援する、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 前記コミュニケーション能力の評価結果に基づき、自閉症スペクトラム障害を診断支援する、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- コミュニケーション能力の評価システムの作動方法であって、
前記システムは、複数の被験者から選択される2者からなるペアがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報(ただし、眼球運動に関する運動情報及び着座状態での会話を伴う運動情報を除く。)を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する同定手段と、
を備え、
前記運動情報取得手段が、複数の被験者から選択される2者からなるペアがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記同定手段が、前記両者の運動情報に対して因果関係の解析を実施して前記両者のそれぞれが他方から受ける固有の因果的影響量を同定するステップと、
を、前記複数の被験者について実施し、
前記複数の被験者を含む集団における相対的なコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。 - コミュニケーション能力の評価システムの作動方法であって、
前記システムは、複数の被験者から選択される2者からなるペアがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する同定手段と、
を備え、
前記運動情報取得手段が、複数の被験者から選択される2者からなるペアがコミュニケーション可能に静止立位で対向配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる意図的でない動きに関する運動情報を取得するステップと、
前記同定手段が、前記両者の運動情報に対して因果関係の解析を実施して前記両者のそれぞれが他方から受ける固有の因果的影響量を同定するステップと、
を、前記複数の被験者について実施し、
前記複数の被験者を含む集団における相対的なコミュニケーション能力の評価を支援する、方法。 - コミュニケーション能力の評価システムであって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報(ただし、眼球運動に関する運動情報及び着座状態での会話を伴う運動情報を除く。)を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する手段と、
を備える、システム。 - コミュニケーション能力の評価システムであって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に静止立位で対向配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得手段と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する手段と、
を備える、システム。 - 前記運動情報を取得する手段は、重心動揺計測ユニットを備える、請求項10又は11に記載のシステム。
- コミュニケーション能力の評価装置であって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報(ただし、眼球運動に関する運動情報及び着座状態での会話を伴う運動情報を除く。)を取得する運動情報取得部と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する因果的影響量同定部と、
を備える、装置。 - コミュニケーション能力の評価装置であって、
第1の被験者と当該第1の被験者とコミュニケーション可能な対象体とがコミュニケーション可能に静止立位で対向配置された状態において、所定時間にわたって同時期に両者それぞれに生じる運動課題や実験刺激が付与されない状況での動きである意図的でない動きに関する運動情報を取得する運動情報取得部と、
前記両者の運動情報に対する因果関係の解析を実施して前記第1の被験者が前記対象体から受ける前記第1の被験者に固有の因果的影響量を同定する因果的影響量同定部と、
を備える、装置。
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