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JP6539480B2 - 昇降式ゲート装置 - Google Patents
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JP6539480B2 - 昇降式ゲート装置 - Google Patents

昇降式ゲート装置

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JP6539480B2 JP2015081980A JP2015081980A JP6539480B2 JP 6539480 B2 JP6539480 B2 JP 6539480B2 JP 2015081980 A JP2015081980 A JP 2015081980A JP 2015081980 A JP2015081980 A JP 2015081980A JP 6539480 B2 JP6539480 B2 JP 6539480B2
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Description

本発明は、昇降式ゲート装置の構造に関する。
鉄道の利用者のホームから線路への転落を防止するためのゲート装置の一タイプとして、利用者の通行を遮断する遮断部材としての役割を果たすロープ等を昇降させる昇降式ゲート装置がある。例えば特許文献1には、ホーム縁に沿って設けられた複数の支柱と、両端の支柱の間に架け渡された昇降自在なロープと、ロープを昇降させるロープ昇降駆動装置とを備えるホーム安全柵が記載されている。
特開2014−111415号公報
昇降式ゲート装置の一タイプとして、ホームに固定配置された本体と、ロープ等の遮断部材が連結された状態で本体に対し昇降することで遮断部材を昇降させる昇降部とを備え、本体が下降した昇降部を収容するタイプ(以下、「収容型昇降式ゲート装置」という)がある。図18〜図21は従来技術にかかる収容型昇降式ゲート装置を備える昇降式ゲートシステム7の外観を示した図である。
図18は駅に列車が到着しておらず、利用者がホーム8から線路へ転落しないように利用者の通行を遮断している状態(以下、「通行遮断状態」という)の昇降式ゲートシステム7の正面図(ホーム8から線路側に向かって見た図)である。図19は駅に列車9が到着し、利用者のホーム8と列車9との間の通行(乗車および降車)を許可している状態(以下、「通行許可状態」という)の昇降式ゲートシステム7の正面図である。
昇降式ゲートシステム7は、例えばホーム8の列車9が停車する範囲の両端付近に各々配置された2つの端部昇降式ゲート装置71Tと、これら2つの端部昇降式ゲート装置71Tの間に概ね等間隔で配置された複数の中間部昇降式ゲート装置71Mと、互いに隣り合う端部昇降式ゲート装置71Tと中間部昇降式ゲート装置71M、または互いに隣り合う2台の中間部昇降式ゲート装置71Mの各々に関し、これらの昇降式ゲート装置の間を橋渡しするように取り付けられた5本のロープ72を備える。これらの5本のロープ72は、長手方向が水平方向に沿う状態で昇降され、通行遮断状態において互いに離間してホーム8と線路との間に防護柵を形成する。以下、これらの5本のロープ72を互いに区別する場合、上から順にロープ72−1、ロープ72−2、・・・、ロープ72−5という。なお、上下方向に配置されるロープ72の数は5本に限られない。
端部昇降式ゲート装置71Tには、ホーム8から見て右側または左側のいずれか一方にのみロープ72が連結されている。中間部昇降式ゲート装置71Mには、ホーム8から見て右側および左側の両方にロープ72が連結されている。この相違点を除き、端部昇降式ゲート装置71Tと中間部昇降式ゲート装置71Mの構成および動作は同じである。従って、端部昇降式ゲート装置71Tと中間部昇降式ゲート装置71Mを昇降式ゲート装置71と総称する。
昇降式ゲート装置71はホーム8に固定配置された本体711と、本体711に対し昇降する昇降部712を備える。昇降部712の側面にはロープ72の一端が連結され、昇降部712の昇降に伴いロープ72が昇降される。
昇降部712は本体711から上昇する際、ロープ72−2〜ロープ72−5をロープ72−1に近付けるように上方に移動させる。このロープ72の移動により、通行許可状態において最下位置のロープ72−5を通行人の通行の邪魔とならない高さまで上昇させるために昇降部712を上昇させなければならない高さが低くなる。
図20は通行遮断状態の昇降式ゲート装置71の右側面図であり、図21は通行許可状態の昇降式ゲート装置71の右側面図である。なお、昇降式ゲート装置71の左側面図は図20または図21に示す右側面図と左右対称となる。
通行許可状態の昇降式ゲート装置71において、図19および図21に領域Rで示される空間、すなわち昇降式ゲート装置71の本体711(より詳しくは、ロープ72の通過を許容するために本体711の筐体の上部に設けられた開口部7111)とロープ72−5との間の空間に、通行人が身体の一部(指や腕等)や物を差し入れる場合がある。その状態で昇降式ゲート装置71が通行遮断状態へと移行すると、ロープ72−5が下降して、通行人の身体の一部や物がロープ72−5と本体711との間に挟み込まれ、通行人の怪我、物の破損、昇降式ゲート装置71の緊急停止等の不都合が招かれる。
本発明は、上記の背景に鑑み、本体と、ロープ等の遮断部材が連結された状態で本体に対し昇降することで遮断部材を昇降させる昇降部とを備え、本体の筐体が下降した昇降部を収容するタイプの昇降式ゲート装置において、本体の筐体と遮断部材との間に通行人の身体の一部や物が挟み込まれる危険性を低減することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、長手方向が水平方向に沿う状態で昇降され、人の通行を遮断する遮断部材と、上方に開口部を有し、前記遮断部材の下降に伴い前記遮断部材の一部を前記開口部から受け入れる筐体と、上昇して前記開口部から出ていた前記一部が前記開口部に収容されるときに前記遮断部材の一部と前記開口部との間の空間に対する人体の一部または物の侵入を規制する規制部材とを備える昇降式ゲート装置を第1の態様として提供する。
第1の態様の昇降式ゲート装置によれば、規制部材により本体の筐体と遮断部材の間の空間に対する人体の一部や物の侵入が規制されるため、人体の一部や物が筐体と遮断部材の間に挟み込まれる危険性が低減される。
上記の第1の態様の昇降式ゲート装置において、前記遮断部材が下降した状態のときに前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材を有する、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の昇降式ゲート装置によれば、下降した遮断部材を筐体が収容するための開口部が遮蔽部材により遮蔽されるため、開口部から筐体内に物が落下する危険性が低減される。
上記の第1または第2の態様の昇降式ゲート装置において、前記規制部材の少なくとも一部は、前記遮断部材の下降に伴い前記筐体に収容される、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の昇降式ゲート装置によれば、遮断部材が下降している状態において、規制部材が通行人等の視界を遮る等の不都合が低減される。
上記の第3の態様の昇降式ゲート装置において、前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い上昇して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制する板状の部材を有する、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の昇降式ゲート装置によれば、板状の部材が遮断部材の昇降に伴い昇降されて、筐体と遮断部材の間の空間に対する人体の一部や物の侵入を規制する。
上記の第3の態様の昇降式ゲート装置において、前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い展開して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制するシート状の部材を有する、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様の昇降式ゲート装置によれば、シート状の部材が遮断部材の昇降に伴い展開して、筐体と遮断部材の間の空間に対する人体の一部や物の侵入を規制する。
上記の第3の態様の昇降式ゲート装置において、
前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い伸張して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制するシート状の伸縮性部材を有する、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様の昇降式ゲート装置によれば、シート状の伸縮性部材が遮断部材の昇降に伴い伸張して、筐体と遮断部材の間の空間に対する人体の一部や物の侵入を規制する。
第1実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第1実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第1実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第1実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第2実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第2実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第2実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第2実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第3実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第3実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第3実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第3実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第4実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第4実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 第4実施形態にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第4実施形態にかかる通行遮断状態と通行許可状態の間を状態の昇降式ゲート装置の側面図。 第4実施形態にかかる通行許可状態の昇降式ゲート装置の側面図。 従来技術にかかる通行遮断状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 従来技術にかかる通行許可状態の昇降式ゲートシステムの正面図。 従来技術にかかる通行遮断状態の昇降式ゲート装置の側面図。 従来技術にかかる通行許可状態の昇降式ゲート装置の側面図。
[第1実施形態]
以下に本発明の一実施形態(以下、「第1実施形態」という)にかかる昇降式ゲートシステム1を説明する。以下、昇降式ゲートシステム1の構成や動作のうち、上述した従来技術にかかる昇降式ゲートシステム7と共通する部分は説明を省略する。また、昇降式ゲートシステム1が備える構成部のうち、昇降式ゲートシステム7が備える構成部に対応するものには、昇降式ゲートシステム7において用いた符号の先頭の「7」を「1」に置き換えた符号を用いる。
図1は通行遮断状態の昇降式ゲートシステム1の正面図であり、図2は通行許可状態の昇降式ゲートシステム1の正面図である。昇降式ゲートシステム1は端部昇降式ゲート装置11T、中間部昇降式ゲート装置11M、およびロープ12を備える。以下、端部昇降式ゲート装置11Tと中間部昇降式ゲート装置11Mを昇降式ゲート装置11と総称する。
昇降式ゲート装置11は本体111と昇降部112を備える。また、昇降式ゲート装置11は、通行遮断状態において本体111の筐体の上面に設けられた開口部1111を遮蔽する遮蔽板113と、通行許可状態において開口部1111の上方の空間に対する通行人による物や腕等の差し入れを規制する規制板114を備える。
図3は通行遮断状態の昇降式ゲート装置11の側面図であり、図4は通行許可状態の昇降式ゲート装置11の側面図である。昇降部112の上面は、通行遮断状態において通行人がその上に物を置かないように、山形の形状をしている。遮蔽板113は昇降部112の上面と同じように山形の形状をした板状の部材であり、ホーム8側の端辺が蝶番により本体111の筐体の上面に取り付けられている。遮蔽板113は例えばバネにより、図3に示す矢印の方向に付勢されている。
規制板114は通行遮断状態において本体111の筐体に収容されている。規制板114の上側の端辺にはフック1141が設けられている。また、昇降部112の上下方向の中腹にはフック1121が設けられている。昇降部112が本体111から上昇する途中で、規制板114のフック1141が昇降部112のフック1121に引っ掛けられる。その後、規制板114は昇降部112の上昇に伴い引き上げられ、図4に示すように、開口部1111とロープ12の間の空間をホーム8側の空間から仕切る位置まで移動される。このように、規制板114によって開口部1111の上方の空間がホーム8側の空間から仕切られるため、通行人がうっかり物や腕等を本体111とロープ12の間に入れてしまうことがない。
昇降部112が本体111から上昇する際、遮蔽板113は規制板114の上面により押し上げられる。その結果、通行許可状態において、遮蔽板113は規制板114の前面(ホーム8側の面)に押し付けられた状態で維持される。
昇降部112が下降する際、規制板114は自重により昇降部112と共に下降し、本体111の筐体内に収容される。また、規制板114の本体111の筐体内への移動に伴い、バネ等の付勢により遮蔽板113が蝶番の軸周りに回動し、開口部1111の上を塞ぐ。なお、昇降部112の下降の途中で規制板114の底面が本体111の筐体の底面等に達すると、規制板114のフック1141が昇降部112のフック1121から外れる。
上記のように、昇降式ゲートシステム1によれば、通行許可状態のとき、本体111の開口部1111とロープ12との間の空間が規制板114によりホーム8側の空間から仕切られるため、通行人がうっかり物や腕等を本体111とロープ12の間に入れてしまうことがない。その結果、物や通行人の身体の一部が本体111とロープ12の間に挟まれてしまう危険性が低減される。
また、昇降式ゲートシステム1によれば、通行遮断状態において本体111の上方の開口部1111が遮蔽板113により遮蔽されるため、本体111の筐体内へ物が落下する危険性が低減される。
[第2実施形態]
以下に本発明の他の一実施形態(以下、「第2実施形態」という)にかかる昇降式ゲートシステム2を説明する。以下、昇降式ゲートシステム2の構成や動作のうち、上述した従来技術にかかる昇降式ゲートシステム7と共通する部分は説明を省略する。また、昇降式ゲートシステム2が備える構成部のうち、昇降式ゲートシステム7が備える構成部に対応するものには、昇降式ゲートシステム7において用いた符号の先頭の「7」を「2」に置き換えた符号を用いる。
図5は通行遮断状態の昇降式ゲートシステム2の正面図であり、図6は通行許可状態の昇降式ゲートシステム2の正面図である。昇降式ゲートシステム2は端部昇降式ゲート装置21T、中間部昇降式ゲート装置21M、およびロープ22を備える。以下、端部昇降式ゲート装置21Tと中間部昇降式ゲート装置21Mを昇降式ゲート装置21と総称する。
昇降式ゲート装置21は本体211と昇降部212を備える。また、昇降式ゲート装置21は、第1実施形態にかかる昇降式ゲート装置11の遮蔽板113と同じ構成の遮蔽板213を備える。すなわち、遮蔽板213は通行遮断状態において本体211の筐体の上面に設けられた開口部2111を遮蔽する。また、昇降式ゲート装置21は、第1実施形態にかかる昇降式ゲート装置11の規制板114に代えて、ロールスクリーン214を備える。
図7は通行遮断状態の昇降式ゲート装置21の側面図であり、図8は通行許可状態の昇降式ゲート装置21の側面図である。
ロールスクリーン214はシート状の部材であるスクリーン2142と、スクリーン2142を巻き取る巻き取り部2143を備える。スクリーン2142の一方の端辺(巻き取り部2143に連結されていない側の端辺)にはフック2141が設けられている。また、昇降部212にはフック2121が設けられている。昇降部212が本体211から上昇する途中で、ロールスクリーン214のフック2141が昇降部212のフック2121に引っ掛けられる。その後、スクリーン2142は昇降部212の上昇に伴い巻き取り部2143から繰り出されながら展開する。その結果、図8に示すように、通行許可状態において開口部2111とロープ22の間の空間がスクリーン2142によってホーム8側の空間から仕切られる。
昇降部212の下降に伴いスクリーン2142は巻き取り部2143に巻き取られる。その結果、図7に示すように、通行遮断状態においてスクリーン2142は本体211の筐体内に収容され、開口部2111は遮蔽板213により遮蔽される。
なお、巻き取り部2143が昇降部212の上昇に伴いスクリーン2142を繰り出し、昇降部212の下降に伴いスクリーン2142を巻き取る機構は、例えば特段の制御を伴わないバネ等により実現されてもよいし、昇降部212の昇降と連動して制御されるモータ等により実現されてもよい。
上記のように、昇降式ゲートシステム2によれば、通行許可状態のとき、本体211の開口部2111とロープ22との間の空間がスクリーン2142(シート状の規制部材の一例)によりホーム8側の空間から仕切られるため、通行人がうっかり物や腕等を本体211とロープ22の間に入れてしまうことがない。その結果、物や通行人の身体の一部が本体211とロープ22の間に挟まれてしまう危険性が低減される。
[第3実施形態]
以下に本発明の他の一実施形態(以下、「第3実施形態」という)にかかる昇降式ゲートシステム3を説明する。以下、昇降式ゲートシステム3の構成や動作のうち、上述した従来技術にかかる昇降式ゲートシステム7と共通する部分は説明を省略する。また、昇降式ゲートシステム3が備える構成部のうち、昇降式ゲートシステム7が備える構成部に対応するものには、昇降式ゲートシステム7において用いた符号の先頭の「7」を「3」に置き換えた符号を用いる。
図9は通行遮断状態の昇降式ゲートシステム3の正面図であり、図10は通行許可状態の昇降式ゲートシステム3の正面図である。昇降式ゲートシステム3は端部昇降式ゲート装置31T、中間部昇降式ゲート装置31M、およびロープ32を備える。以下、端部昇降式ゲート装置31Tと中間部昇降式ゲート装置31Mを昇降式ゲート装置31と総称する。
昇降式ゲート装置31は本体311と昇降部312を備える。また、昇降式ゲート装置31は、第1実施形態にかかる昇降式ゲート装置11の遮蔽板113と同じ構成の遮蔽板313を備える。すなわち、遮蔽板313は通行遮断状態において本体311の筐体の上面に設けられた開口部3111を遮蔽する。また、昇降式ゲート装置31は、第2実施形態にかかる昇降式ゲート装置21のロールスクリーン214に代えて、蛇腹スクリーン314を備える。蛇腹スクリーン314は蛇腹状となるように、山と谷が交互に異なる方向となる水平方向の折り目が付けられたシート状の部材である。
図11は通行遮断状態の昇降式ゲート装置31の側面図であり、図12は通行許可状態の昇降式ゲート装置31の側面図である。
蛇腹スクリーン314の下側の端辺は本体311の上面に連結されている。蛇腹スクリーン314の上側の端辺にはフック3141が設けられている。また、昇降部312にはフック3121が設けられている。昇降部312が本体311から上昇する途中で、蛇腹スクリーン314のフック3141が昇降部312のフック3121に引っ掛けられる。その後、蛇腹スクリーン314は昇降部312の上昇に伴い順次展開する。その結果、図12に示すように、通行許可状態において開口部3111とロープ32の間の空間が蛇腹スクリーン314によってホーム8側の空間から仕切られる。
昇降部312の下降に伴い開口部3111は折り目に従い折れ曲がりながら自重により畳まれていく。その結果、図11に示すように、通行遮断状態において蛇腹スクリーン314は畳まれた状態となる。また、通行遮断状態において開口部3111は遮蔽板313により遮蔽される。
上記のように、昇降式ゲートシステム3によれば、通行許可状態のとき、本体311の開口部3111とロープ32との間の空間が蛇腹スクリーン314(シート状の規制部材の一例)によりホーム8側の空間から仕切られるため、通行人がうっかり物や腕等を本体311とロープ32の間に入れてしまうことがない。その結果、物や通行人の身体の一部が本体311とロープ32の間に挟まれてしまう危険性が低減される。
[第4実施形態]
以下に本発明の他の一実施形態(以下、「第4実施形態」という)にかかる昇降式ゲートシステム4を説明する。以下、昇降式ゲートシステム4の構成や動作のうち、上述した従来技術にかかる昇降式ゲートシステム7と共通する部分は説明を省略する。また、昇降式ゲートシステム4が備える構成部のうち、昇降式ゲートシステム7が備える構成部に対応するものには、昇降式ゲートシステム7において用いた符号の先頭の「7」を「4」に置き換えた符号を用いる。
図13は通行遮断状態の昇降式ゲートシステム4の正面図であり、図14は通行許可状態の昇降式ゲートシステム4の正面図である。昇降式ゲートシステム4は端部昇降式ゲート装置41T、中間部昇降式ゲート装置41M、およびロープ42を備える。以下、端部昇降式ゲート装置41Tと中間部昇降式ゲート装置41Mを昇降式ゲート装置41と総称する。
昇降式ゲート装置41は本体411と昇降部412を備える。また、昇降式ゲート装置41は、第1実施形態にかかる昇降式ゲート装置11の遮蔽板113と同じ構成の遮蔽板413を備える。すなわち、遮蔽板413は通行遮断状態において本体411の筐体の上面に設けられた開口部4111を遮蔽する。また、昇降式ゲート装置41は、第2実施形態にかかる昇降式ゲート装置21のロールスクリーン214に代えて、伸縮スクリーン414を備える。伸縮スクリーン414は、例えばゴム等の弾性素材をシート状に成形した部材である。なお、伸縮スクリーン414は高い伸縮性を有するシート状の部材であればその素材はゴム等の弾性体に限られず、例えば金属ワイヤーをメッシュ状に編んだもの等が伸縮スクリーン414として採用されてもよい。
図15は通行遮断状態の昇降式ゲート装置41の側面図であり、図16は通行遮断状態と通行許可状態の間を状態の昇降式ゲート装置41の側面図であり、図17は通行許可状態の昇降式ゲート装置41の側面図である。
伸縮スクリーン414は5本のロープ42のうち最上位置のロープ42−1の上を覆うように配置され、一方の端辺は本体411の上面に連結され、他方の端辺は5本のロープ42のうち最下位置のロープ42−5に連結されている。なお、ロープ42は伸縮スクリーン414の伸縮を妨げないように、回転自在に昇降部412に連結されている。
昇降部412が本体411から上昇して通行許可状態になると、伸縮スクリーン414は図17に示すように本体411の上面から最上位置のロープ42−1の上を通ってロープ42−5に至るように伸張する。その結果、開口部4111とロープ42の間の空間が伸縮スクリーン414によってホーム8側の空間から仕切られる。
昇降部412が下降して本体411に収容されて通行遮断状態になると、伸縮スクリーン414は収縮して図15に示すように本体411に収容される。また、通行遮断状態において開口部4111は遮蔽板413により遮蔽される。
上記のように、昇降式ゲートシステム4によれば、通行許可状態のとき、本体411の開口部4111とロープ42との間の空間が伸縮スクリーン414(シート状の伸縮性の規制部材の一例)によりホーム8側の空間から仕切られるため、通行人がうっかり物や腕等を本体411とロープ42の間に入れてしまうことがない。その結果、物や通行人の身体の一部が本体411とロープ42の間に挟まれてしまう危険性が低減される。
1…昇降式ゲートシステム、2…昇降式ゲートシステム、3…昇降式ゲートシステム、4…昇降式ゲートシステム、7…昇降式ゲートシステム、8…ホーム、9…列車、11…昇降式ゲート装置、12…ロープ、21…昇降式ゲート装置、22…ロープ、31…昇降式ゲート装置、32…ロープ、41…昇降式ゲート装置、42…ロープ、71…昇降式ゲート装置、72…ロープ、111…本体、112…昇降部、113…遮蔽板、114…規制板、211…本体、212…昇降部、213…遮蔽板、214…ロールスクリーン、311…本体、312…昇降部、313…遮蔽板、314…蛇腹スクリーン、411…本体、412…昇降部、413…遮蔽板、414…伸縮スクリーン、711…本体、712…昇降部、1111…開口部、1121…フック、1141…フック、2111…開口部、2121…フック、2141…フック、2142…スクリーン、2143…巻き取り部、3111…開口部、3121…フック、3141…フック、4111…開口部、7111…開口部

Claims (6)

  1. 長手方向が水平方向に沿う状態で昇降され、人の通行を遮断する遮断部材と、
    上方に開口部を有し、前記遮断部材の下降に伴い前記遮断部材の一部を前記開口部から受け入れる筐体と、
    上昇して前記開口部から出ていた前記一部が前記開口部に収容されるときに前記遮断部材の一部と前記開口部との間の空間に対する人体の一部または物の侵入を規制する規制部材と
    を備える昇降式ゲート装置。
  2. 前記遮断部材が下降した状態のときに前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部材を有する
    請求項1に記載の昇降式ゲート装置。
  3. 前記規制部材の少なくとも一部は、前記遮断部材の下降に伴い前記筐体に収容される
    請求項1または2に記載の昇降式ゲート装置。
  4. 前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い上昇して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制する板状の部材を有する
    請求項3に記載の昇降式ゲート装置。
  5. 前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い展開して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制するシート状の部材を有する
    請求項3に記載の昇降式ゲート装置。
  6. 前記規制部材は、前記遮断部材が下降した状態のときに前記筐体に少なくとも一部が収容され、前記遮断部材の上昇に伴い伸張して、前記規制部材が上昇した状態のときに前記空間に対する人体の一部または物の侵入を規制するシート状の伸縮性部材を有する
    請求項3に記載の昇降式ゲート装置。
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