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JP6561691B2 - 機能実行装置 - Google Patents
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Description

本明細書では、特定機能を実行するための機能実行装置に関する。
ユーザ毎に利用可能な機能を制限する機能実行装置が知られている。例えば、特許文献1のネットワークファクシミリ装置は、ユーザが操作可能な複数の汎用キーを含む操作表示部を備えており、ユーザによって操作された汎用キーに割り当てられている機能を実行する。当該装置は、ユーザIDと割当機能属性とを関連付けて記憶している。そして、当該装置は、ユーザIDの認証を実行し、当該ユーザIDに関連付けられている割当機能属性に基づいて、汎用キーの操作を無効化することにより、当該ユーザIDに対応するユーザが当該汎用キーに割り当てられている機能を利用することを制限する。
特開2005−167957号公報 特開2013−003645号公報
特許文献1の技術では、ネットワークファクシミリ装置が、インターネットを介して、サーバから機能の実行が指示される状況について、何ら考慮されていない。このような状況においても、ユーザに応じて機能の利用を制限するための技術が求められている。本明細書では、機能実行装置が、インターネットを介して、サーバから機能の実行が指示される状況において、ユーザに応じて機能の利用を制限するための技術を提供する。
本明細書によって開示される機能実行装置は、特定機能を実行するための機能実行エンジンと、操作部と、前記操作部が、第1のユーザから第1のユーザ情報を入力するための入力操作を受け付ける場合に、前記第1のユーザ情報と、格納部に格納されている許容情報であって、1以上のユーザのそれぞれについて前記特定機能の実行を当該ユーザに許容するのか否かを示す前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断する第1の判断部と、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容すると判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容しないと判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させない機能制御部と、インターネットを介して、前記機能実行装置に関連する第1の関連情報をサーバに登録する登録部であって、前記第1の関連情報は、ユーザ情報を入力するための第1の領域を含む第1の入力画面を端末装置に表示させるための第1の表示情報を含む、前記登録部と、前記端末装置が前記サーバにログインして前記第1の入力画面を表示した後に、前記端末装置の第2のユーザによって第2のユーザ情報と前記特定機能の実行指示とが前記第1の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、前記第2のユーザ情報を含む第1の実行情報を取得する取得部と、前記第1の実行情報が取得される場合に、前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報と、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断する第2の判断部と、を備える。そして、前記機能制御部は、さらに、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容すると判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容しないと判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させない。
上記の構成によると、機能実行装置は、第1の表示情報を含む第1の関連情報をサーバに登録する。これにより、端末装置がサーバにログインすれば、ユーザ情報を入力するための第1の領域を含む第1の入力画面が端末装置に表示されるので、第2のユーザは、第2のユーザ情報と特定機能の実行指示とを第1の入力画面に入力することができる。そして、この場合、機能実行装置は、サーバから第2のユーザ情報を含む第1の実行情報を取得するので、第2のユーザ情報と許容情報とに基づいて特定機能の利用を制限し得る。このように、機能実行装置は、インターネットを介して、サーバから機能の実行が指示される状況において、機能の利用を制限することができる。
機能実行装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 様々な状況で印刷機能の利用を制限する様子を説明するためのシーケンス図を示す。 第1〜第6実施例に共通する各処理のシーケンス図を示す。 第1〜4実施例のジョブ取得時処理のフローチャートを示す。 第1及び3実施例の具体的なケースを表わすシーケンス図を示す。 第2実施例の具体的なケースを表わすシーケンス図を示す。 第5実施例のジョブ取得時処理のフローチャートを示す。 第5実施例の具体的なケースを表わすシーケンス図を示す。 第6実施例のジョブ取得時処理のフローチャートを示す。 第6実施例の具体的なケースを表わすシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、MFP(Multifunction Peripheralの略)100と、印刷仲介サーバ10と、複数個の端末装置20、30と、を備える。MFP100と端末装置30は、LAN(Local Area Networkの略)4を介して、相互に通信可能である。また、MFP100は、LAN4及びインターネット6を介して、印刷仲介サーバ10と通信可能である。また、端末装置20は、インターネット6を介して、印刷仲介サーバ10と通信可能である。
(MFP100の構成)
MFP100は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能等を含む複数個の機能を実行可能な周辺装置(即ち端末装置30等の周辺装置)である。MFP100は、操作部102と、表示部104と、印刷エンジン106と、スキャンエンジン108と、ネットワークインターフェース110と、制御部120と、を備える。各部102〜120は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部102は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部102を操作することによって、様々な指示をMFP100に入力することができる。表示部104は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部104は、いわゆるタッチパネルとして機能する。即ち、表示部104は、ユーザによって操作される操作部としても機能する。印刷エンジン106は、インクジェット方式、レーザー方式等の印刷機構を備える。スキャンエンジン108は、CCD(Charge Coupled Deviceの略)、CIS(Contact Image Sensorの略)等のスキャン機構を備える。ネットワークI/F110は、有線通信を実行するためのインターフェースであり、LAN4に接続されている。ただし、変形例では、ネットワークI/F110は、無線通信を実行するためのインターフェースであってもよく、この場合、LAN4は、いわゆる無線LANである。
制御部120は、CPU122と、メモリ124と、を備える。CPU122は、メモリ124に格納されているプログラム126に従って、様々な処理を実行する。メモリ124は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ124は、上記のプログラム126の他に、制限フラグ128と制限テーブル132とを格納する。なお、図1では、アカウントフラグ130がメモリ124内に示されているが、本実施例では、メモリ124は、アカウントフラグ130を格納しない。アカウントフラグ130は、後述の第5、6実施例において利用される。
制限フラグ128は、制限テーブル132を利用して各ユーザに応じた機能利用制限を実行することを意味する「ON」と、機能利用制限を実行しないこと(即ち制限テーブル132を利用しないこと)を意味する「OFF」と、のどちらかの値を示す。制限フラグ128は、MFP100の管理者によって「ON」又は「OFF」に設定される。
制限テーブル132には、1個以上の組合せ情報が登録される。各組合せ情報は、ID(Identification Dataの略)と、パスワードと、印刷許容情報と、スキャン許容情報と、の組合せである。各組合せ情報は、例えば、MFP100の管理者が端末装置(例えば30)からMFP100にアクセスすることによって、制限テーブル132に登録される。各組合せ情報は、個別情報と、一般情報と、に大別される。個別情報は、個々のユーザ(即ち個別ユーザ)に対応する情報であり、当該個別ユーザを識別するためのユーザID(例えば「Bob」、「John」)と、パスワード(例えば「P1」、「P2」)と、を含む。一般情報は、各個別情報に対応する各個別ユーザ以外の全てのユーザである一般ユーザに対応する情報であり、一般ユーザを示すユーザID「Public」を含み、パスワードを含まない。
印刷許容情報、スキャン許容情報は、それぞれ、印刷機能の実行、スキャン機能の実行をユーザに許容するのか否かを示す情報である。「OK」は、機能の実行を許容することを示し、「NG」は、機能の実行を許容しないことを示す。
(印刷仲介サーバ10の構成)
印刷仲介サーバ10は、通信装置(例えば端末装置20)が印刷機能をMFP100に実行させるための通信を仲介するためのサーバであり、MFP100のベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置される。当該事業者の一例は、Google(登録商標)である。なお、変形例では、印刷仲介サーバ10は、MFP100のベンダによって設置されるサーバであってもよい。
印刷仲介サーバ10のメモリ12には、複数のユーザのための複数のアカウント情報が登録される。アカウント情報は、印刷仲介サーバ10にログインするための情報であり、通常、アカウントIDと、パスワードと、を含む。図示省略しているが、メモリ12では、MFP、プリンタ等のデバイス情報に対して、アカウント情報を関連付けることができる。デバイス情報は、当該デバイス情報に関連付けられているアカウント情報に対応するユーザが利用可能なデバイスを識別するための識別情報である。また、メモリ12では、デバイス情報に関連付けられているアカウント情報に対して、さらに、別のアカウント情報を関連付けることもできる。即ち、アカウントIDに対して、さらに、別のアカウントIDを関連付けることもできる。図1の例では、MFP100のデバイス情報に対して、ユーザ(例えば「Ken」)のためのアカウントID「Ken@example.com」が関連付けられている状況を想定している。そして、アカウントID「Ken@example.com」に対して、さらに、異なるユーザ(例えば「Bob」)のためのアカウントID(例えば「Bob@example.com」)が関連付けられている。これは、アカウントID「Bob@example.com」が、アカウントID「Ken@example.com」を介して、MFP100のデバイス情報に関連付けられていることを意味する。これにより、例えば、ユーザ「Bob」は、自身のアカウントID「Bob@example.com」を利用してサーバ10にログインすれば、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けられているデバイス情報によって識別されるMFP100を利用することができる。本実施例では、アカウントID「Ken@example.com」を利用するユーザは、MFP100の管理者であり、当該管理者のためのアカウントIDに関連付けて各個別ユーザのための各アカウントIDが登録される。このために、管理者のみならず各個別ユーザも、サーバ10を利用して、印刷機能をMFP100に実行させることができる。
(端末装置20、30の構成)
各端末装置20、30は、デスクトップPC(Personal Computerの略)、ノートPC、タブレットPC、携帯電話、スマートフォン等のユーザ端末である。端末装置30は、メモリ32を備えており、メモリ32は、印刷機能をMFP100に実行させるためのドライバプログラム34を格納している。ドライバプログラム34は、例えば、MFP100と共に出荷されるメディアから端末装置30にインストールされてもよいし、MFP100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバから端末装置30にインストールされてもよい。端末装置20は、ドライバプログラム34を格納していない。端末装置20は、ドライバプログラム34を利用せずに、印刷仲介サーバ10を利用して、印刷機能をMFP100に実行させることができる。
(MFP100での機能利用制限の具体的なケース;図2)
図2を参照して、MFP100での機能利用制限の具体的なケースを説明する。図2の初期状態では、メモリ124は、「ON」を示す制限フラグ128を格納している。まず、ダイレクト印刷機能の利用制限を説明する。ダイレクト印刷機能は、MFP100が、ネットワークを介さずに、メディア(例えばUSBメモリ)から印刷対象のファイルを取得して、当該ファイルに従った印刷を実行する機能である。
T10では、CPU122は、ユーザIDとパスワードとを含むユーザ情報を入力するための入力画面を表示部104に表示させて、操作部102を介してユーザ情報を入力するための入力操作を受け付ける。この場合、CPUは、入力されたユーザ情報と制限テーブル132内の印刷許容情報とに基づいて、ダイレクト印刷機能の実行をユーザに許容するか否かの判断を実行して、判断結果に応じて以降の処理を実行する。
例えば、ケースN1に示されるように、ユーザID「Bob」及びパスワード「P1」を含むユーザ情報が入力された場合には、T12では、CPUは、制限テーブル132からユーザID「Bob」及びパスワード「P1」に関連付けられている印刷許容情報「OK」を取得し(図1参照)、ユーザID「Bob」に対応する個別ユーザに印刷機能の利用が許容されていると判断する。そして、CPUは、ダイレクト印刷指示を入力するための印刷アイコンを表示部104に表示させる。次いで、T14では、CPUは、操作部102を介して、印刷アイコンを選択するための操作、即ち、ダイレクト印刷指示の入力操作を受け付ける。この場合、T16では、CPUは、印刷エンジン106にダイレクト印刷機能を実行させる。具体的には、CPUは、図示省略のメディアから印刷対象のファイルを取得し、当該ファイル内のデータを変換して、印刷エンジン106が解釈可能な形式を有する印刷データを生成する。そして、CPUは、印刷データを印刷エンジン106に供給する。これにより、印刷エンジン106は、印刷データによって表わされる画像の印刷を実行する。
また、例えば、ケースN2に示されるように、ユーザID「John」及びパスワード「P2」を含むユーザ情報が入力された場合には、CPUは、制限テーブル132から、ユーザID「John」及びパスワード「P2」に関連付けられている印刷許容情報「NG」を取得し(図1参照)、ユーザID「John」に対応する個別ユーザに印刷機能の利用が許容されていないと判断する。この場合、CPUは、印刷アイコンを表示部104に表示させない。このために、ユーザID「John」に対応する個別ユーザは、印刷アイコンを選択することができない。この結果、CPUは、印刷エンジン106にダイレクト印刷機能を実行させない。
図示省略しているが、MFP100は、ダイレクト印刷機能の利用制限と同様に、例えば、スキャン機能の利用制限も実行可能である。CPUは、入力されたユーザ情報と制限テーブル132内のスキャン許容情報とに基づいて、スキャン機能の実行をユーザに許容するか否かの判断を実行する。CPUは、判断結果に応じて以降の処理を実行する。例えば、上記のケースN1の場合(即ちユーザID「Bob」の場合)には、CPUは、制限テーブル132からスキャン許容情報「NG」を取得し(図1参照)、スキャン機能の利用が許容されていないと判断する。この場合、CPUは、スキャン指示を入力するためのスキャンアイコンを表示部104に表示させない。この結果、CPUは、スキャンエンジン108にスキャン機能を実行させない。また、上記のケースN2の場合(即ちユーザID「John」の場合)には、CPUは、制限テーブル132からスキャン許容情報「OK」を取得し(図1参照)、スキャン機能の利用が許容されていると判断し、スキャンアイコンを表示部104に表示させる。CPUは、操作部102を介して、スキャンアイコンを選択するための操作、即ち、スキャン指示の入力操作を受け付ける場合に、スキャンエンジン108を駆動させて、スキャンエンジン108にスキャン機能を実行させる。
続いて、端末装置30から実行指示が取得される状況での印刷機能の利用制限を説明する。T20では、端末装置30は、ユーザ情報と印刷指示との入力操作を受け付ける。具体的には、端末装置30は、印刷対象のファイルが選択されている状態でドライバプログラム34を起動するための操作を受け付けると、ドライバプログラム34に従って、ユーザ情報と印刷指示とを入力するための入力画面を表示し、入力操作を受け付ける。この場合、T22では、端末装置30は、印刷対象のファイル内のデータを変換して、MFP100(即ち印刷エンジン106)が解釈可能な形式を有する印刷データを生成し、入力されたユーザ情報と、印刷データを含む実行指示と、をMFP100に供給する。この場合、CPU122は、入力されたユーザ情報と制限テーブル132内の印刷許容情報とに基づいて、印刷機能の実行をユーザに許容するか否かの判断を実行して、判断結果に応じて以降の処理を実行する。
例えば、ケースN3に示されるように、ユーザID「Bob」及びパスワード「P1」を含むユーザ情報が入力された場合には、CPUは、制限テーブル132から印刷許容情報「OK」を取得し、印刷機能の利用が許容されていると判断する。そして、T24では、CPUは、取得済みの実行指示に含まれる印刷データを印刷エンジン106に供給して、印刷機能を印刷エンジン106に実行させる。
また、例えば、ケースN4に示されるように、ユーザID「John」及びパスワード「P2」を含むユーザ情報が入力された場合には、CPUは、制限テーブル132から印刷許容情報「NG」を取得し、印刷機能の利用が許容されていないと判断する。この場合、T26では、CPUは、印刷機能を印刷エンジン106に実行させずに、印刷機能の利用が許容されていないことを示す印刷禁止通知を端末装置30に供給する。端末装置30が当該通知の内容を表示するので、ユーザは印刷機能の利用が許容されていないことを知ることができる。
続いて、制限フラグ128が「ON」から「OFF」に変更される状況を説明する。T30では、CPUは、管理者が操作部102を操作することに応じて、制限フラグ128を「ON」から「OFF」に変更する。T32では、CPUは、ユーザ情報を入力するための入力画面を表示することなく、印刷アイコンを表示部104に表示させる。T34では、CPUは、操作部102を介して、印刷アイコンを選択するための操作を受け付ける。この場合、T36では、CPUは、制限テーブル132を利用することなく、印刷エンジン106にダイレクト印刷機能を実行させる。即ち、CPU132は、いずれのユーザからダイレクト印刷指示を受け付けても、印刷エンジン106にダイレクト印刷機能を実行させる。また、図示省略しているが、CPUは、端末装置20から印刷データを含む実行指示を取得する際に、いずれのユーザに対応するユーザ情報を取得しても、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。また、CPUは、いずれのユーザからスキャン指示を受け付けても、スキャンエンジン108にスキャン機能を実行させる。
(印刷仲介サーバ10が利用されるケース;図3)
続いて、図3を参照して、MFP100が、インターネット6を介して、印刷仲介サーバ10から印刷ジョブを取得するケースを説明する。T40では、CPU122は、管理者による操作部102の操作に応じて、アカウントID「Ken@example.com」を利用してサーバ10にログインする。次いで、T44では、CPUは、サーバ10へのログイン情報を利用して、MFP100に関連する関連情報をサーバ10に供給する。これにより、T46では、サーバ10は、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて関連情報をメモリ12に登録する。関連情報は、MFP100の印刷エンジン106の能力(例えば、印刷解像度、色数、用紙サイズ)を示す能力情報を含む。これにより、印刷仲介サーバ10は、例えば端末装置20が印刷仲介サーバ10にログインする場合に、能力情報に応じた印刷条件を入力するための条件領域を含む入力画面を端末装置20に表示させることができる。また、本実施例では、関連情報は、認証領域情報を含む。これにより、印刷仲介サーバ10は、例えば端末装置20が印刷仲介サーバ10にログインする場合に、認証領域情報に応じたユーザ情報を入力するための認証領域を含む入力画面を端末装置20に表示させることができる。このように、MFP100は、印刷仲介サーバ10に登録されるべき能力情報と共に認証領域情報を印刷仲介サーバ10に登録することにより、認証領域を含む入力画面を端末装置20に適切に表示させることができる。なお、詳しくは後述するが、他の実施例では、MFP100の状態に応じて、関連情報が認証領域情報を含まないこともあり得る。
T50では、端末装置20は、ユーザの操作に応じて、アカウントID「Bob@example.com」を利用して印刷仲介サーバ10にログインする。上述したように、サーバ10では、当該IDに対してアカウントID「Ken@example.com」に関連付けられており、さらに、アカウントID「Ken@example.com」に対してMFP100のデバイス情報が関連付けられている。従って、端末装置20は、アカウントID「Bob@example.com」を利用してサーバ10にログインすれば、サーバ10を介して、MFP100に印刷を実行させることができる。また、サーバ10では、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて関連情報が登録されている(T46)。従って、サーバ10は、端末装置20からアカウントID「Bob@example.com」に基づいてログインされることに応じて(即ち要求に応じて)、T52において、T46で登録された関連情報を利用して入力画面SCを表わす画面データを生成し、T54において、生成済みの画面データを端末装置20に供給する。
T56では、端末装置20は、画面データを利用して入力画面SCを表示する。入力画面SCは、条件領域と、認証領域と、OKボタンと、キャンセルボタンと、を含む。条件領域は、T46で登録される能力情報に応じた印刷条件を入力するための領域であり、3個のボックスを含む。第1のボックスは、印刷対象のファイルを示すファイル名を入力するためのボックスである。第2のボックスは、印刷の品質を入力するためのボックスであり、具体的には、色数と印刷解像度とを入力するためのボックスである。第3のボックスは、用紙サイズを入力するためのボックスである。なお、能力情報が、上記の品質、用紙サイズ等とは異なる種類の能力を示す情報(例えば両面印刷の有無を示す情報)を含む場合には、条件領域は、さらに、当該情報に応じたボックスを含んでいてもよい。認証領域は、T46で登録される認証領域情報に応じたユーザ情報を入力するための領域である。上述したように、他の実施例では、T46で登録される関連情報が認証領域情報を含まないこともあり得るので、図3のT56の入力画面SCでは、認証領域を破線で表現している。OKボタンは、印刷実行指示を入力するためのボタンである。キャンセルボタンは、当該指示が入力されることなく入力画面SCの表示を終了するためのボタンである。なお、端末装置20が印刷対象のファイルを表示した状態で、印刷仲介サーバ10を介した印刷をMFP100に実行させる場合、端末装置20は、上記の第1のボックスを含まない入力画面SCを表示してもよい。
T60では、端末装置20は、入力画面SCにおいて、印刷条件の入力と、ユーザ情報の入力と、OKボタンの選択と、を受け付ける。この場合、T62では、端末装置20は、印刷対象のファイルとジョブチケットとを印刷仲介サーバ10に供給する。当該ファイルは、条件領域に入力されたファイル名によって特定されるファイルである。ジョブチケットは、印刷ジョブを生成するための情報をサーバ10に格納させるための情報であり、条件領域に入力された品質及び用紙サイズを示す条件情報と、端末装置20がサーバ10にログインするための利用したアカウントID「Bob@example.com」(以下では「ログインID」と呼ぶ)と、認証領域に入力されたユーザ情報(他の実施例では含まないこともあり得る)と、を含む。
次いで、T64では、印刷仲介サーバ10は、ジョブチケットを取得したことを示す通知をMFP100に供給する。そして、T66では、CPU122は、当該通知に応じて、印刷ジョブを取得するための要求をサーバ10に供給する。T68では、サーバ10は、当該要求に応じて、格納済みのファイル内のデータを変換して、MFP100が解釈可能なデータ形式を有する印刷データを生成する。ここで、サーバ10は、さらに、格納済みの条件情報によって示される印刷解像度及び用紙サイズに応じた印刷データを生成する。T70では、サーバ10は、生成済みの印刷データと、ログインIDと、ユーザ情報(他の実施例では含まないこともあり得る)と、を含む印刷ジョブをMFP100に供給する。印刷ジョブは、MFP100に印刷機能を実行させるためのジョブ情報である。このように、印刷仲介サーバ10は、印刷対象のファイルを印刷データに変換して、印刷データを含む印刷ジョブをMFP100に供給する。従って、端末装置20が印刷データを生成するためのプリンタドライバを備えていなくても、MFP100に印刷機能を実行させることができる。
CPU122は、サーバ10から印刷ジョブを取得することに応じて、ジョブ取得時処理を実行する。以下では、図4を参照して、ジョブ取得時処理の詳細を説明する。
(ジョブ取得時処理;図4)
S10では、CPUは、メモリ124内の制限フラグ128が「ON」を示すのか否かを判断する。CPUは、制限フラグ128が「ON」を示す場合(S10でYES)には、S20に進み、制限フラグ128が「OFF」を示す場合(S10でNO)には、S20〜S30の処理をスキップして、S32に進む。
S20では、CPUは、印刷ジョブ内のユーザ情報がユーザIDを含むのか否かを判断する。入力画面SC(図3参照)内の認証領域にユーザID及びパスワードが入力された場合には、印刷ジョブ内のユーザ情報がユーザIDを含み、認証領域にユーザID及びパスワードが入力されずにOKボタンが選択された場合には、印刷ジョブ内のユーザ情報がユーザIDを含まない(即ちユーザ情報が空データである)。CPUは、ユーザ情報がユーザIDを含む場合(S20でYES)には、S22に進み、ユーザ情報がユーザIDを含まない場合(S20でNO)には、S26に進む。S26では、CPUは、制限テーブル132から、一般ユーザに対応するユーザID「Public」に関連付けられている印刷許容情報(図1の例では「NG」)を取得して、S30に進む。
S22では、CPUは、制限テーブル132から、ユーザ情報に含まれるユーザIDに関連付けられているパスワードを取得する。そして、CPUは、ユーザ情報に含まれるパスワードと、取得済みのパスワードと、が一致するか否かを判断する。CPUは、2個のパスワードが一致する場合(S22でYES)には、ユーザの認証が成功したと判断して、S24に進み、2個のパスワードが一致しない場合(S22でNO)には、ユーザの認証が失敗したと判断して、S40に進む。なお、ユーザ情報に含まれるユーザIDを含む組合せ情報が制限テーブル132に登録されていない場合には、CPUは、制限テーブル132からパスワードを取得できないことに応じて、S22でNOと判断する。
S40では、CPUは、ユーザの認証が失敗したことを示す認証エラー通知を印刷仲介サーバ10に供給する。これにより、当該通知が印刷仲介サーバ10から端末装置20に供給され、この結果、当該通知の内容が端末装置20に表示される。ユーザは、ユーザ認証が失敗したことを知ることができる。S40が終了すると、図4の処理が終了する。
S24では、CPUは、制限テーブル132から、S20及びS22で利用されたユーザID及びパスワードに関連付けられている印刷許容情報を取得して、S30に進む。
S30では、CPUは、S24又はS26で取得された印刷許容情報に基づいて、印刷機能の実行を許容するか否かの判断をする。CPUは、印刷許容情報が「OK」を示す場合には、印刷機能の実行をユーザに許容すると判断して(S30でYES)、S32に進み、印刷許容情報が「NG」を示す場合には、印刷機能の実行をユーザに許容しないと判断して(S30でNO)、S34に進む。
S32では、CPUは、印刷ジョブ内の印刷データを印刷エンジン106に供給して、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。また、S34では、CPUは、印刷機能の利用が許容されていないことを示す印刷禁止通知を印刷仲介サーバ10に供給する。これにより、当該通知が印刷仲介サーバ10から端末装置20に供給され、この結果、当該通知の内容が端末装置20に表示される。ユーザは、印刷機能の利用が許容されていないことを知ることができる。S32又はS34が終了すると、図4の処理が終了する。
(具体的なケース;図5)
続いて、図5を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。T140〜T170は、図3のT40〜T70と同様である。本実施例では、T144において、関連情報は、MFP100の状態に関わらず、認証領域情報AI1を含む。従って、T156で表示される入力画面SC1は、認証領域情報AI1に応じた認証領域AR1を含む。なお、図5では、入力画面SC1内の条件領域(図3参照)を図示省略している。認証領域AR1は、ユーザIDを入力するためのボックスと、パスワードを入力するためのボックスと、を含む。これらのボックスに文字列が入力された後にOKボタンが選択される場合には、T162及びT170では、ユーザID及びパスワードを含むユーザ情報が通信される。なお、認証領域AR1内にユーザID及びパスワードが入力されない状態でOKボタンが選択される場合には、T162及びT170では、空データであるユーザ情報が通信される。CPU122は、T170で印刷ジョブを取得すると、図4のジョブ取得時処理を実行し、以下の各ケースA1〜A4を実現する。
例えば、ケースA1に示されるように、制限フラグ128が「ON」を示し、かつ、ユーザ情報がユーザID「Bob」とパスワード「P1」とを含む場合には、CPU122は、図4のS10でYESと判断し、S20でYESと判断する。そして、CPUは、ユーザ情報内のパスワード「P1」が制限テーブル132内のパスワード「P1」と一致するので、S22でYESと判断し、ユーザID「Bob」に関連付けられている印刷許容情報が「OK」を示すので、S30でYESと判断する。この結果、T180では、CPUは、印刷ジョブ内の印刷データに従って、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる(S32)。
例えば、ケースA2に示されるように、制限フラグ128が「ON」を示し、かつ、ユーザ情報がユーザID「Bob」とパスワード「P3」とを含む場合には、CPUは、ユーザ情報内のパスワード「P3」が制限テーブル132内のパスワード「P1」と一致しないので、S22でNOと判断する。この結果、T182では、CPUは、認証エラー通知を印刷仲介サーバ10に供給する(S40)。そして、T184では、サーバ10は、認証エラー通知を端末装置20に供給する。
例えば、ケースA3に示されるように、制限フラグ128が「ON」を示し、かつ、ユーザ情報がユーザIDを含まない場合には、CPUは、S20でNOと判断し、さらに、ユーザID「Public」に関連付けられている印刷許容情報(S26)が「NG」を示すので、S30でNOと判断する。この結果、T186では、CPUは、印刷禁止通知を印刷仲介サーバ10に供給する(S34)。そして、T188では、サーバ10は、印刷禁止通知を端末装置20に供給する。
また、例えば、ケースA4に示されるように、制限フラグ128が「OFF」を示す場合には、CPUは、S10でNOと判断し、S20〜S30の処理をスキップし、T190において、印刷ジョブ内の印刷データに従って、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。即ち、ケースA4では、CPUは、入力画面SC1の認証領域AR1にユーザ情報(即ちユーザID及びパスワード)が入力される場合でも、印刷機能の利用をユーザに許容するか否かを判断せずに、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。このように、MFP100は、管理者によって設定される制限フラグ128の内容に応じて、印刷機能の利用制限を実行するのか(ケースA1〜A3)、実行しないのか(ケースA4)、を適切に切り替えることができる。
(本実施例の効果)
本実施例では、MFP100は、操作部102にユーザ情報が入力される場合(図2のT10)に、制限テーブル132を利用して、印刷機能の利用制限を実行する(ケースN1及びN2)。また、MFP100は、ドライバプログラム34を備える端末装置30からLAN4を介して実行指示を取得する場合(T22)に、制限テーブル132を利用して、印刷機能の利用制限を実行する(ケースN3及びN4)。そして、MFP100は、サーバ10から印刷が指示される場合に、上記の制限テーブル132をそのまま利用して、印刷機能の利用制限を実行することができる(図5参照)。即ち、MFP100は、認証領域情報AI1を含む関連情報をサーバ10に登録する(T144、T146)。これにより、端末装置20がサーバ10にログインすれば、ユーザ情報を入力するための認証領域AR1を含む入力画面SC1が端末装置20に表示されるので(T156)、ユーザは、ユーザID及びパスワードを含むユーザ情報と、印刷機能の実行指示(即ちOKボタンの選択)と、を入力画面SC1に入力することができる(T160)。そして、この場合、MFP100は、サーバ10からユーザ情報を含む印刷ジョブを取得するので(T170)、ユーザ情報と印刷許容情報とに基づいて印刷機能の利用を適切に制限することができる(ケースA1〜ケースA3)。
(対応関係)
MFP100、端末装置30、印刷仲介サーバ10が、それぞれ、「機能実行装置」、「情報処理装置」、「サーバ」の一例である。印刷機能、印刷エンジン106、メモリ124が、それぞれ、「特定機能」、「機能実行エンジン」、「格納部」の一例である。印刷許容情報、制限フラグ128が、それぞれ、「許容情報」、「第1の設定情報」の一例である。T144の関連情報が、「第1の関連情報」の一例である。認証領域AR1、条件領域、入力画面SC1、認証領域情報AI1が、それぞれ、「第1の領域」、「第2の領域」、「第1の入力画面」、「第1の表示情報」の一例である。T170の印刷ジョブが、「第1の実行情報」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、MFP100は、制限フラグ128が「ON」であるのか「OFF」であるのかに応じて、異なる関連情報を印刷仲介サーバ10に登録する。MFP100は、サーバ10にログインする際に、制限フラグ128が「ON」であれば、第1実施例の関連情報(即ち図5のT144の関連情報)をサーバ10に登録し、制限フラグ128が「OFF」であれば、認証領域情報AI1を含まない関連情報をサーバ10に登録する。また、MFP100は、サーバ10にログインした後に、制限フラグ128が変更された場合には、変更後の設定に応じた新たな関連情報をサーバ10に登録する。
(具体的なケース;図6)
図6を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。なお、制限フラグ128が「ON」である状況で実現される具体的なケースは、第1実施例の図5のT140〜T170及びケースA1〜A3と同様である。
図6の初期状態では、MFP100は、「ON」を示す制限フラグ128を格納している。そして、CPU122は、アカウントID「Ken@example.com」を利用して、印刷仲介サーバ10にログインしている。即ち、サーバ10では、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて認証領域情報AI1を含む関連情報が登録されている(図5のT144、T146)。
T242では、CPUは、管理者が操作部102を操作することに応じて、制限フラグ128を「ON」から「OFF」に変更する。この場合、T244では、CPUは、第1実施例と同じ能力情報を含む新たな関連情報であって、認証領域情報AI1を含まない新たな関連情報をサーバ10に供給する。これにより、T246では、サーバ10は、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて、認証領域情報AI1を含む関連情報に代えて、認証領域情報AI1を含まない新たな関連情報を登録する。
サーバ10は、T250において、端末装置20がログインすると、T252において、新たな関連情報を利用して、認証領域を含まない入力画面を表わす画面データを生成し、T254において、当該画面データを端末装置20に供給する。この結果、T256では、端末装置20は、当該画面データを利用して入力画面SC2を表示する。入力画面SC2は、条件領域とOKボタンとキャンセルボタンとを含むが、認証領域を含まない。入力画面SC2が認証領域を含まないので、ユーザがユーザ情報を入力しない。T260〜T280は、図5のT160〜T180と同様である。ただし、入力画面SC2が認証領域を含まないので、T262のジョブチケット及びT270の印刷ジョブは、ユーザ情報を含まない。CPUは、T270で印刷ジョブを取得することに応じて、図4のジョブ取得時処理を実行する。この結果、T280では、CPUは、制限フラグ128が「OFF」を示すので、図4のS10でNOと判断し、印刷ジョブに含まれる印刷データに従って、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。
(本実施例の効果)
制限フラグ128が「OFF」を示す場合には、MFP100は、図4のS10でNOと判断し、制限テーブル132を利用しない。即ち、MFP100は、どのユーザから指示を取得しても印刷機能を実行するので(T32)、ユーザ情報を取得する必要がない。このために、本実施例では、制限フラグ128が「ON」から「OFF」に変更される場合には、MFP100は、認証領域情報を含む関連情報に代えて、認証領域情報を含まない新たな関連情報をサーバ10に登録する(図6のT244、T246)。これにより、端末装置20が印刷仲介サーバ10にログインすれば、認証領域を含まない入力画面SC2が端末装置20に表示されるので(T256)、ユーザは、ユーザ情報を入力画面SC2に入力せずに済む。ユーザの利便性を向上させることができる。なお、本実施例では、T244の関連情報、入力画面SC2、T270の印刷ジョブが、それぞれ、「第2の関連情報」、「第2の入力画面」、「第2の実行情報」の一例である。
(第3実施例)
本実施例では、MFP100から印刷仲介サーバ10に登録される関連情報の内容が、第1実施例とは異なる。具体的には、関連情報は、制限テーブル132に含まれる各個別情報に含まれる各ユーザIDを含む。
(具体的なケース;図5)
図5を参照して、第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、T144の関連情報内の認証領域情報AI1は、制限テーブル132内の各個別情報に含まれる各ユーザIDのリストを含む。サーバ10は、T152において、T144で登録された関連情報を利用して入力画面SC3を表わす画面データを生成する。入力画面SC3は、認証領域AR2を含む。認証領域AR2は、上記のリストに含まれる各ユーザIDを選択するためのボックスを含む。これにより、端末装置20のユーザは、ユーザIDを示す文字列を直接的に入力しなくても、ボックスに表示される1個のユーザIDを選択すればよい。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施例では、MFP100がサーバ10にログインしている状況において、制限テーブル132内の組合せ情報が変更(即ち個別情報の追加又は削除)される場合には、CPU122は、変更後のユーザIDのリストを含む新たな関連情報をサーバ10に登録する。新たな関連情報がサーバ10に登録された後に、端末装置20がサーバ10にログインすると、端末装置20では、変更後のリストに応じた認証領域AR2が表示される。即ち、組合せ情報が変更される前に登録される関連情報に応じた認証領域AR2と、組合せ情報が変更された後に登録される新たな関連情報に応じた認証領域AR2と、は異なる。従って、ユーザは、最新のリストの中からユーザIDを選択することができる。なお、本実施例では、組合せ情報が変更される場合が、「所定の条件が成立する場合」の一例である。
(第4実施例)
本実施例では、制限テーブル132内の組合せ情報は、さらに、ユーザに許容される残り印刷枚数を示す枚数情報を含む(図1参照)。印刷許容情報「OK」を含む組合せ情報については、枚数情報として「0」より大きい値が設定されることが許容される。一方、印刷許容情報「NG」を含む組合せ情報については、枚数情報として「0」より大きい値が設定されることが禁止される。
(第4実施例のジョブ取得時処理;図4)
本実施例では、図4のS24では、CPU122は、制限テーブル132から、印刷許容情報に加えて、S20及びS22で利用されたユーザID及びパスワードに関連付けられている枚数情報を取得して、S30に進む。また、S26では、CPU122は、制限テーブル132から、印刷許容情報に加えて、一般情報に対応する枚数情報を取得して、S30に進む。
S30では、CPUは、取得済みの印刷許容情報が「NG」を示す場合には、印刷機能の実行をユーザに許容しないと判断する(S30でNO)。また、CPUは、取得済みの印刷許容情報が「OK」を示すが、取得済みの枚数情報によって示される残り印刷枚数が、印刷ジョブに従った印刷枚数未満である場合には、印刷機能の実行をユーザに許容しないと判断する(S30でNO)。
一方、CPUは、取得済みの印刷許容情報が「OK」を示し、かつ、取得済みの枚数情報によって示される残り印刷枚数が、印刷ジョブに従った印刷枚数以上である場合には、印刷機能の実行をユーザに許容すると判断する(S30でYES)。この場合、CPUは、S32において、印刷機能を印刷エンジン106に実行させ、さらに、制限テーブル132内の上記の残り印刷枚数から印刷データに従った印刷枚数を減算して、制限テーブル132を更新する。
なお、図2のケースN1及びN3のケースでも、CPUは、入力されたユーザ情報に関連付けられている枚数情報によって示される残り印刷枚数が、これから実行すべき印刷枚数未満である場合には、印刷機能を印刷エンジン106に実行させない。一方、CPUは、入力されたユーザ情報に関連付けられている枚数情報によって示される残り印刷枚数が、これから実行すべき印刷枚数以上である場合には、印刷機能を印刷エンジン106に実行させて、制限テーブル132を更新する。
本実施例によると、MFP100は、印刷許容情報(即ち「OK」又は「NG」)に応じた単純な利用制限のみならず、ユーザに許容される残り印刷枚数を利用した詳細な利用制限を実現することができる。本実施例では、印刷許容情報と枚数情報とが「許容情報」の一例である。
(第5実施例)
本実施例では、MFP100は、さらに、アカウントフラグ130を格納する(図1参照)。アカウントフラグ130は、端末装置20がサーバ10にログインした際に利用したアカウントID(即ちログインID)に基づく判断を実行することを意味する「ON」と、アカウントIDに基づく判断を実行しないことを意味する「OFF」と、のどちらかの値を示す。アカウントフラグ130は、MFP100の管理者によって「ON」又は「OFF」に設定される。
制限テーブル132には、ユーザIDを含む個別情報に加えて、アカウントIDを含む個別情報が登録され得る。図1の例では、アカウントID「Ken@example.com」を含む個別情報と、アカウントID「Alice@example.com」を含む個別情報と、が登録されている。本実施例では、アカウントIDに関連付けてパスワードが登録されない。
(第5実施例のジョブ取得時処理;図7)
本実施例では、図4に代えて、図7のジョブ取得時処理が実行される。S110は、図4のS10と同様であり、S110でYESの場合にはS112に進み、S110でNOの場合にはS132に進む。S112では、CPU122は、メモリ124内のアカウントフラグ130が「ON」を示すか否かを判断する。CPUは、フラグ130が「ON」を示す場合(S112でYES)にはS220に進み、フラグ130が「OFF」を示す場合(S112でNO)にはS120に進む。S120〜S126は、図4のS20〜S26と同様である。S122でNOの場合にはS140に進み、S124又はS126が実行されるとS130に進む。S140は、図4のS40と同様である。
S220は、図4のS20と同様である。S220でYESの場合にはS222に進み、S220でNOの場合にはS226に進む。S222及びS224は、図4のS22及びS24と同様である。S222でNOの場合にはS140に進み、S224が実行されるとS130に進む。S226では、CPUは、メモリ124内の制限テーブル132から、印刷ジョブ内のアカウントID(即ちログインID)に関連付けられている印刷許容情報を取得し、S130に進む。なお、本実施例では、制限テーブル132において、アカウントIDに関連付けてパスワードが登録されないので、パスワードに基づく判断が実行されない。S130〜S134は、図4の30〜S34と同様である。
(具体的なケース;図8)
続いて、図8を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを説明する。なお、アカウントフラグ130が「OFF」である状況で実現される具体的なケースは、第1実施例の図5のT140〜T170及びケースA1〜A4と同様である。
図8の初期状態では、MFP100は、「ON」を示す制限フラグ128と、「OFF」を示すアカウントフラグ130と、を格納している。そして、CPU122は、アカウントID「Ken@example.com」を利用して印刷仲介サーバ10にログインしている。従って、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて認証領域情報AI1を含む関連情報をサーバ10に登録済みである(図5のT144、T146)。その後、T342では、CPUは、管理者が操作部102を操作することに応じて、アカウントフラグ130を「OFF」から「ON」に変更する。
T350では、端末装置20は、ユーザの操作に応じて、アカウントID「Alice @example.com」を利用してサーバ10にログインする。サーバ10では、当該IDがアカウントID「Ken@example.com」に関連付けられており、さらに、アカウントID「Ken@example.com」に関連付けて関連情報が登録されている(図5のT146参照)。従って、サーバ10は、T352において、登録済みの関連情報を利用して入力画面SC1を表わす画面データを生成し、T354において、当該画面データを端末装置20に供給する。
T356では、端末装置20は、画面データを利用して入力画面SC1を表示する。入力画面SC1が認証領域AR1を含むが、本ケースでは、ユーザは、認証領域情報AI1にユーザIDとパスワードを入力しない。即ち、T360では、端末装置20は、ユーザ情報の入力操作を受け付けることなく、印刷条件の入力操作とOKボタンの選択とを受け付ける。この場合、T362では、端末装置20は、印刷対象のファイルと共に、条件情報とログインIDと空データであるユーザ情報とを含むジョブチケットを印刷仲介サーバ10に供給する。T364〜T368は、図5のT164〜T168と同様である。T370では、印刷データとログインIDと空データであるユーザ情報とを含む印刷ジョブが通信される。CPUは、T370で印刷ジョブを取得する場合に、図7のジョブ取得時処理を実行する。
本ケースでは、T370の印刷ジョブに含まれるユーザ情報がユーザIDを含まない。この結果、CPUは、印刷ジョブ内のログインIDと、印刷許容情報と、に基づいて、印刷機能の実行をユーザに許容するのか否かを判断する(図7のS112でYES、S220でNO)。具体的には、CPUは、印刷ジョブ内のログインID「Alice@example.com」に関連付けられている印刷許容情報「OK」を取得し(S226)、印刷機能の利用をユーザに許容すると判断する(S130でYES)。この結果、T380では、CPUは、印刷ジョブ内の印刷データに従って、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。
(本実施例の効果)
MFP100の管理者は、自身のためのアカウントID「Ken@example.com」に関連付けて、他の個別ユーザのためのアカウントID「Alice@example.com」をサーバ10に登録済みである(図1参照)。そして、本実施例では、MFP100は、ユーザID及びパスワードを含むユーザ情報に基づく印刷機能の利用制限のみならず、アカウントID(即ちログインID)に基づく印刷機能の利用制限を実現することができる。従って、管理者は、ユーザID及びパスワードを含む個別情報を制限テーブル132に登録しなくても、個別ユーザのためのアカウントIDを含む個別情報を制限テーブル132に登録すれば、当該個別ユーザに対する利用制限を設定することができる。管理者の利便性を向上させることができる。
また、アカウントIDを含む個別情報がパスワードを含まないので、MFP100は、パスワードの認証を実行しない(図7のS220でNOの場合にS222が実行されない)。ただし、端末装置20がアカウントID「Alice@example.com」を利用してサーバ10にログインする際(図8のT350)には、通常、当該アカウントIDに対応するパスワードの認証がサーバ10によって実行されている。従って、MFP100がサーバ10からログインIDを含む印刷ジョブを取得する時点では、当該ログインIDのためのパスワードの認証がサーバ10によって実行済みであり、この結果、MFP100は、さらなるパスワードの認証を実行しない。このために、MFP100の処理負荷を低減させることができる。また、ユーザがユーザID及びパスワードを端末装置20に入力せずに済むので、ユーザの利便性を向上させることができる。なお、本実施例では、アカウントID「Alice@example.com」が、「特定のアカウントID」の一例である。また、T370の印刷ジョブが、「第3の実行情報」の一例である。
(第6実施例)
本実施例では、制限テーブル132において、アカウントIDを含む個別情報に、さらに、パスワード(図1の「P4」、「P5」参照)が登録される。また、MFP100は、アカウントフラグ130が「ON」であるのか「OFF」であるのかに応じて、異なる関連情報を印刷仲介サーバ10に登録する。アカウントフラグ130が「OFF」を示す場合に登録される関連情報は、第1実施例及び第5実施例と同様である(図5のT144参照)。一方、アカウントフラグ130が「ON」を示す場合に登録される関連情報は、ユーザIDを入力するためのボックスを含まないと共にパスワードを入力するためのボックスを含む認証領域を含む入力画面を端末装置20に表示させるための情報である。そして、本実施例では、アカウントフラグ130が「ON」を示す場合でも、MFP100は、パスワードの認証を実行可能である。
(第6実施例のジョブ取得時処理;図9)
図9は、本実施例のジョブ取得時処理のフローチャートを示す。第5実施例のジョブ取得時処理(図7参照)とは異なる点を主に説明する。CPU122は、アカウントフラグ130が「ON」を示す場合(S112でYES)に、S322において、メモリ124内の制限テーブル132から、印刷ジョブ内のログインIDに関連付けられているパスワードを取得し、印刷ジョブ内のパスワードと、取得済みのパスワードと、が一致するか否かを判断する。CPUは、2個のパスワードが一致する場合(S322でYES)にはS226に進み、2個のパスワードが一致しない場合(S322でNO)にはS140に進む。他の処理は、図7と同様である。
(具体的なケース;図10)
図10を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースを示す。アカウントフラグ130が「OFF」の場合に実現される具体的なケースは、第1実施例の図5のT140〜T170及びケースA1〜A4と同様である。
図10の初期状態は、図8の初期状態と同じである。T442は、図8のT342と同様である。T444では、CPU122は、アカウントフラグ130が「OFF」から「ON」に変更されることに応じて、認証領域情報AI2を含む関連情報をサーバ10に供給する。これにより、T446では、サーバ10は、認証領域情報AI1を含む関連情報に代えて、認証領域情報AI2を含む新たな関連情報をサーバ10に登録する。認証領域情報AI2は、ユーザIDを入力するためのボックスを含まないと共にパスワードを入力するためのボックスを含む認証領域を端末装置20に表示させるための情報である。サーバ10は、T450において、端末装置20がログインすると、T452において、T446で登録された新たな関連情報を利用して認証領域AR3を含む入力画面SC4を表わす画面データを生成し、T454において、生成済みの画面データを端末装置20に供給する。
T456では、端末装置20は、画面データを利用して入力画面SC4を表示する。入力画面SC4内の認証領域AR3は、ユーザIDを入力するためのボックスを含まないと共にパスワードを入力するためのボックスを含む。即ち、T460では、端末装置20は、ユーザIDの入力操作を受け付けることなく、印刷条件の入力操作とパスワードの入力操作とOKボタンの選択とを受け付ける。この場合、T462では、端末装置20は、印刷対象のファイルと共に、条件情報とログインIDとパスワードとを含むジョブチケットを印刷仲介サーバ10に供給する。T464〜T468は、図5のT164〜T168と同様である。T470では、印刷データとログインIDとパスワードとを含む印刷ジョブが通信される。CPUは、T470で印刷ジョブを取得する場合に、図9のジョブ取得時処理を実行する。
本ケースでは、アカウントフラグが「ON」である(T442)。このために、CPUは、印刷ジョブ内のログインIDと、印刷ジョブ内のパスワードと、印刷許容情報と、に基づいて、印刷機能の実行をユーザに許容するのか否かを判断する(図7のS112でYES、S322、S226、S130)。
例えば、ケースB1に示されるように、印刷ジョブがパスワード「P5」を含む場合には、CPUは、印刷ジョブ内のパスワード「P5」と、印刷ジョブ内のログインID「Alice@example.com」に関連付けられているパスワード「P5」と、が一致すると判断する(S322でYES)。そして、CPUは、ログインIDに関連付けられている印刷許容情報が「OK」を示すので(S226、S130でYES)、T480において、印刷ジョブ内の印刷データに従って、印刷エンジン106に印刷機能を実行させる。
また、例えば、ケースB2に示されるように、印刷ジョブがパスワード「P6」を含む場合には、印刷ジョブ内のパスワード「P6」と、印刷ジョブ内のログインIDに関連付けられているパスワード「P5」と、が一致しないと判断する(S322でNO)。この結果、T482では、CPUは、認証エラー通知を印刷仲介サーバ10に供給する(S140)。そして、T484では、サーバ10は、認証エラー通知を端末装置20に供給する。
(本実施例の効果)
本実施例では、管理者は、個別ユーザのためのユーザID及びパスワードを含む個別情報を制限テーブル132に登録しなくても、個別ユーザのためのアカウントID及びパスワードを含む個別情報を制限テーブル132に登録すれば、当該個別ユーザに対する利用制限を設定することができる。管理者の利便性を向上させることができる。また、本実施例では、アカウントIDのみならずパスワードも制限テーブル132に登録されるので、MFP100は、パスワードの認証も実行することができる。このために、MFP100は、よりセキュアに印刷機能を実行することができる。
また、入力画面SC4内の認証領域AR3は、ユーザIDを入力するためのボックスを含まない。このために、ユーザがユーザIDを入力せずに済むので、ユーザの利便性を向上させることができる。なお、本実施例では、アカウントフラグ130が、「第2の設定情報」の一例である。T444の関連情報が、「第3の関連情報」の一例である。入力画面SC4、認証領域情報AI3が、それぞれ、「第3の入力画面」、「第2の表示情報」の一例である。T470の印刷ジョブが、「第3の実行情報」の一例である。T442でCPUがアカウントフラグ130を「OFF」から「ON」に変更する場合が、「所定の条件が成立する場合」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
(変形例1)上記の実施例では、通信システム2は、印刷仲介サーバ10を備える。これに代えて、通信システム2は、スキャン仲介サーバを備えていてもよい。スキャン仲介サーバは、通信装置(例えば端末装置20)がスキャン機能をMFP100に実行させるための通信を仲介するためのサーバである。CPU122は、スキャン仲介サーバからスキャンジョブを取得し、スキャンジョブ内のユーザ情報と、制限テーブル132内のスキャン許容情報と、に基づいて、スキャン機能の実行をユーザに許容するのか否かを判断してもよい。本変形例では、スキャン仲介サーバ、スキャン機能、スキャンエンジン108、スキャンジョブ、スキャン許容情報が、それぞれ、「サーバ」、「特定機能」、「機能実行エンジン」、「第1の実行情報」、「許容情報」の一例である。また、他の変形例では、FAX機能の利用制限が実行されてもよい。この場合、通信システム2は、通信装置がFAX機能をMFP100に実行させるための通信を仲介するためのFAX仲介サーバを備えていてもよい。
(変形例2)図5等の認証領域AR1、AR2は、ユーザIDを入力するためのボックスのみを含み、パスワードを入力するためのボックスを含まなくてもよい。この場合、図4のS22、図7のS122、S222等の処理を省略してもよい。本変形例では、ユーザIDが、「ユーザ情報」の一例である。
(変形例3)制限テーブル132は、MFP100のメモリ124内に格納されていなくてもよい。例えば、MFP100が所属するLAN4に接続されているサーバ内のメモリ、又は、インターネット上のサーバ内のメモリに格納されていてもよい。即ち、「格納部」は、上記の各実施例のように、「機能実行装置」の内部に設けられていてもよいし、本変形例のように、「機能実行装置」の外部に設けられていてもよい。
(変形例4)MFP100は、制限フラグ128を備えておらず、図4のS10の処理を実行しなくてもよい。即ち、「機能実行装置」は、「第1の設定情報」を利用しなくてもよい。
(変形例5)図3のT44、図5のT144等の関連情報は、能力情報を含まなくてもよい。認証領域情報と能力情報とは、別のタイミングでサーバ10に登録されてもよいし、能力情報は、登録されなくてもよい。この場合、入力画面SCは、条件領域を含まなくてもよい。即ち、「機能実行装置」は、「能力情報」を利用しなくてもよい。
(変形例6)図6のT444の関連情報は、認証領域情報AI2を含まなくてもよい。この場合、MFP100は、図9のS322の処理を実行しなくてもよい。即ち、「機能実行装置」は、「第3の関連情報」を利用しなくてもよい。
(変形例7)他の実施例として、第1〜第6実施例のうちの各実施例を組み合わせた実施例が実施可能である。例えば、第2実施例及び第4〜第6実施例のそれぞれと第3実施例とを組み合わせても良い。この場合、MFP100は、第2実施例及び第4〜第6実施例で利用する入力画面SC1に代えて、図5の入力画面SC3を利用してもよい。また、第5実施例と第4実施例とを組み合わせても良い。この場合、MFP100は、図7のS130の処理の代わりに、図4のS40の第4実施例での処理を実行してもよい。また、第6実施例と第4実施例とを組み合わせても良い。この場合、MFP100は、図9のS130の処理の代わりに、図4のS40の第4実施例での処理を実行してもよい。
(変形例8)「機能実行装置」は、MFP100に限られず、特定の機能(例えば、スキャン機能、印刷機能、FAX機能等)を実行するための機能実行エンジンを備える装置(例えば、プリンタ、スキャナ、FAX装置等)であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:印刷仲介サーバ、20、30:端末装置、34:ドライバプログラム、100:MFP、102:操作部、104:表示部、106:印刷エンジン、108:スキャンエンジン、120:制御部、122:CPU、124:メモリ、プログラム:126、128:制限フラグ、130:アカウントフラグ、132:制限テーブル

Claims (11)

  1. 機能実行装置であって、
    特定機能を実行するための機能実行エンジンと、
    操作部と、
    前記操作部が、第1のユーザから第1のユーザ情報を入力するための入力操作を受け付ける場合に、前記第1のユーザ情報と、格納部に格納されている許容情報であって、1以上のユーザのそれぞれについて前記特定機能の実行を当該ユーザに許容するのか否かを示す前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容すると判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容しないと判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させない機能制御部と、
    インターネットを介して、前記機能実行装置に関連する第1の関連情報をサーバに登録する登録部であって、前記第1の関連情報は、ユーザ情報を入力するための第1の領域を含む第1の入力画面を端末装置に表示させるための第1の表示情報を含む、前記登録部と、
    前記端末装置が前記サーバにログインして前記第1の入力画面を表示した後に、前記端末装置の第2のユーザによって第2のユーザ情報と前記特定機能の実行指示とが前記第1の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、前記第2のユーザ情報を含む第1の実行情報を取得する取得部と、
    前記第1の実行情報が取得される場合に、前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報と、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断する第2の判断部と、を備え、
    前記機能制御部は、さらに、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容すると判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容しないと判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させない、機能実行装置。
  2. 前記第1の判断部は、さらに、前記機能実行装置に前記特定機能を実行させるためのドライバプログラムを備える情報処理装置から、前記第1のユーザ情報と前記特定機能の実行指示とが取得される場合に、前記第1のユーザ情報と、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断する、請求項1に記載の機能実行装置。
  3. 前記第1の関連情報は、さらに、前記機能実行エンジンの能力を示す能力情報であって、機能実行条件を入力するための第2の領域を含む前記第1の入力画面を前記端末装置に表示させるための前記能力情報を含み、
    前記取得部は、前記端末装置が前記サーバにログインして前記第1の入力画面を表示した後に、前記第2のユーザによって前記第2のユーザ情報と特定の機能実行条件と前記特定機能の実行指示とが前記第1の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、前記第2のユーザ情報と、前記特定の機能実行条件を示す条件情報と、を含む前記第1の実行情報を取得し、
    前記機能制御部は、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容すると判断される場合に、前記条件情報によって示される前記特定の機能実行条件に従って、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させる、請求項1又は2に記載の機能実行装置。
  4. 前記登録部は、さらに、所定の条件が成立する場合に、前記インターネットを介して、前記第1の関連情報に代えて、新たな第1の関連情報を前記サーバに登録し、
    前記新たな第1の関連情報は、ユーザ情報を入力するための新たな第1の領域を含む新たな第1の入力画面を前記端末装置に表示させるための新たな第1の表示情報を含み、
    前記第1の入力画面に含まれる前記第1の領域と、前記新たな第1の入力画面に含まれる前記新たな第1の領域と、は異なる、請求項1から3のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  5. 前記機能実行装置は、さらに、
    前記許容情報を利用するのか否かを示す第1の設定情報を格納するメモリを備え、
    前記第1の判断部は、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用することを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断し、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断せず、
    前記第2の判断部は、
    前記第1の実行情報が取得される場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用することを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断し、
    前記第1の実行情報が取得される場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断せず、
    前記機能制御部は、さらに、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、
    前記第1の実行情報が取得される場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  6. 前記機能実行装置は、さらに、
    前記許容情報を利用するのか否かを示す第1の設定情報を格納するメモリを備え、
    前記第1の判断部は、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用することを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断し、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記特定機能の実行を前記第1のユーザに許容するのか否かを判断せず、
    前記登録部は、さらに、前記第1の設定情報が、前記許容情報を利用することを示す状態から、前記許容情報を利用しないことを示す状態に変更される場合に、前記インターネットを介して、前記第1の関連情報に代えて、前記機能実行装置に関連する第2の関連情報を前記サーバに登録し、
    前記第2の関連情報は、ユーザ情報を入力するための領域を含まない第2の入力画面であって、前記特定機能の実行指示を入力するための前記第2の入力画面を前記端末装置に表示させるための情報であり、
    前記取得部は、さらに、前記端末装置が前記サーバにログインして前記第2の入力画面を表示した後に、前記第2のユーザによって前記特定機能の実行指示が前記第2の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、ユーザ情報を含まない第2の実行情報を取得し、
    前記機能制御部は、さらに、
    前記操作部が前記入力操作を受け付ける場合において、前記第1の設定情報が前記許容情報を利用しないことを示す場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、
    前記第2の実行情報が取得される場合に、前記許容情報に基づく判断が実行されることなく、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  7. 前記取得部は、さらに、前記端末装置が前記サーバにログインした後に、前記端末装置から、前記インターネットを介して、前記第2のユーザによって前記サーバに登録された特定のアカウントIDであって、前記端末装置が前記サーバにログインするために利用した前記特定のアカウントIDを含む第3の実行情報を取得し、
    前記機能実行装置は、さらに、
    前記第3の実行情報が取得される場合に、前記第3の実行情報に含まれる前記特定のアカウントIDと、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断する第3の判断部を備え、
    前記機能制御部は、さらに、
    前記第3の実行情報が取得される場合において、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容すると判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させ、
    前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容しないと判断される場合に、前記機能実行エンジンに前記特定機能を実行させない、請求項1から6のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  8. 前記取得部は、前記端末装置が前記サーバにログインして前記第1の入力画面を表示した後に、前記第2のユーザによってユーザ情報が前記第1の入力画面に入力されずに、前記特定機能の実行指示が前記第1の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、前記特定のアカウントIDを含むと共にユーザ情報を含まない前記第3の実行情報を取得する、請求項7に記載の機能実行装置。
  9. 前記機能実行装置は、さらに、
    アカウントIDに基づく判断を実行するのか否か示す第2の設定情報を格納するメモリを備え、
    前記登録部は、
    前記第2の設定情報が、前記アカウントIDに基づく判断を実行しないことを示す場合に、前記第1の表示情報を含む前記第1の関連情報を前記サーバに登録し、
    前記第2の設定情報が、前記アカウントIDに基づく判断を実行することを示す場合に、前記機能実行装置に関連する第3の関連情報を前記サーバに登録し、
    前記第1の表示情報は、ユーザIDとパスワードとの双方を含むユーザ情報を入力するための前記第1の領域を含む前記第1の入力画面を前記端末装置に表示させるための情報であり、
    前記第3の関連情報は、ユーザIDを入力するための領域を含まないと共にパスワードを入力するための領域を含む第3の入力画面を前記端末装置に表示させるための第2の表示情報を含み、
    前記取得部は、前記端末装置が前記サーバにログインして前記第3の入力画面を表示した後に、前記第2のユーザによって特定のパスワードと前記特定機能の実行指示とが前記第3の入力画面に入力される場合に、前記サーバから、前記インターネットを介して、前記特定のアカウントIDと前記特定のパスワードとを含む前記第3の実行情報を取得する、請求項7に記載の機能実行装置。
  10. 前記第1の表示情報は、ユーザIDとパスワードとの双方を含むユーザ情報を入力するための前記第1の領域を含む前記第1の入力画面を前記端末装置に表示させるための情報であり、
    前記第2の判断部は、前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報内の特定のユーザIDと、前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報内の特定のパスワードと、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断し、
    前記第3の判断部は、前記第3の実行情報が取得される場合に、パスワードに基づく判断を実行することなく、前記第3の実行情報に含まれる前記特定のアカウントIDと、前記格納部に格納されている前記許容情報と、に基づいて、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容するのか否かを判断する、請求項7又は8に記載の機能実行装置。
  11. 前記許容情報は、ユーザに許容される残り印刷枚数に関する枚数情報を含み、
    前記第2の判断部は、
    前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報と、前記許容情報と、に基づいて、前記第2のユーザに許容される残り印刷枚数が、前記第1の実行情報に従った印刷枚数以上である場合に、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容すると判断し、
    前記第1の実行情報に含まれる前記第2のユーザ情報と、前記許容情報と、に基づいて、前記第2のユーザに許容される前記残り印刷枚数が、前記第1の実行情報に従った印刷枚数未満である場合に、前記特定機能の実行を前記第2のユーザに許容しないと判断する、請求項1から10のいずれか一項に記載の機能実行装置。
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