JP6575866B2 - 記録計および記録計異常検出方法 - Google Patents
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図2(d)に示した例では、2015年7月09日0時の煙突入口NOx測定値(生)=1ppm、煙突入口NOx測定値(換算)=12ppmおよび煙突入口O2測定値=20.6%がチャンネルの説明“3chの印字”および記録紙120の紙送り速度=20mm/h(=20mm/60分)と共に記録されている。
そのため、記録紙120を給紙カセットにセットする際には、図3(b)に示すように手で記録紙120をさばいて、記録紙120が良く搬送されるようにしている。
ここで、前記異常検出装置が、内部時計(33)と、該内部時計から入力される時間データ(DT)と前記測定した毎正時値、左側および右側スプロケット穴の通過時間とに基づいて前記記録計の紙詰り発生を検出するための紙詰り検出部(31)と、前記内部時計から入力される前記時間データと前記測定した左側または右側送り爪の通過時間とに基づいて前記ドラムの不具合発生を検出するためのドラム不具合検出部(32)とを備えてもよい。
前記紙詰り検出部が、前記左側および右側画像データに基づいて前記記録紙の前記左側および右側スプロケット穴を検出し、該検出した左側および右側スプロケット穴の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、前記検出した左側および右側スプロケット穴の通過時間差が規定値内でないと、該検出した左側および右側スプロケット穴の一方が前記ドラムの前記左側および右側送り爪から外れたと判定してもよい。
前記紙詰り検出部が、前記左側画像データに基づいて前記毎正時値を検出し、該検出した毎正時値の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、前記検出した毎正時値が前記規定時間毎に通過しないと、前記記録紙の前記左側および右側スプロケット穴が前記ドラムの前記左側および右側送り爪から外れたか、前記記録紙のさばきが不十分で該記録紙が送られていないと判定してもよい。
前記ドラム不具合検出部が、前記左側または右側カメラから入力される前記左側または右側画像データに基づいて前記ドラムの前記左側または右側送り爪を検出し、該検出した左側または右側送り爪の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、前記検出した左側または右側送り爪が他の規定時間毎に通過しないと、前記検出した左側または右側送り爪が他の規定時間毎に通過しないと、前記ドラムが回転していないか速く回転しているか遅く回転していると判定してもよい。
前記異常検出装置が、前記紙詰り検出部が前記記録計の紙詰り発生を検出したり前記ドラム不具合検出部が前記ドラムの不具合発生を検出したりすると警報を外部に出力するための警報発生部(34)をさらに備えてもよい。
前記異常検出装置が、前記内部時計が示す時間を日本標準時刻に合わせる自動時間補正機能を備え、該自動時間補正機能が働かなかった場合に前記警報発生部から警報を外部に出力してもよい。
本発明の記録計異常検出方法は、環境データを監視して記録紙(120)に記録する環境監視計器が備える記録計(10)の異常発生を検出するための記録計異常検出方法であって、左側カメラ(20L)を用いて、前記環境データの記録位置における前記記録紙に予め印字されている毎正時値(122)、該記録紙の左側スプロケット穴(121L)および前記記録計のドラム(11)の左側送り爪(12L)を撮影し、右側カメラ(20R)を用いて、前記環境データの記録位置における前記記録紙の右側スプロケット穴(121R)および前記ドラムの右側送り爪(12R)を撮影し、前記左側および右側カメラからそれぞれ入力される左側および右側画像データ(DIL,DIR)に基づいて前記毎正時値、前記左側および右側スプロケット穴並びに前記左側または右側送り爪の通過時間を測定し、前記測定した毎正時値、左側および右側スプロケット穴の通過時間に基づいて前記記録計の紙詰り発生を検出し、前記測定した左側または右側送り爪の通過時間に基づいて前記ドラムの不具合発生を検出することを特徴とする。
(1)左側および右側カメラを用いて測定した記録紙の毎正時値および左右のスプロケット穴並びにドラムの左右どちらか一方の送り爪の通過時間に基づいて記録計の異常発生を検出するため、記録紙にマークを印字する必要がなくかつ2個のカメラで異常発生を検出することができる。
(2)タイムリーな環境データの記録ができるため、環境法規制の遵守およびコンプライアンス最優先の業務運営を図ることができる。
(3)印字不備の有無を定期的に確認する必要がなくなるため、データ管理者の負担を軽減することができる。
本発明の記録計および記録計異常検出方法は、環境監視計器に用いられる記録計では、例えば4時間毎に環境データを測定して印字する場合には記録紙120の紙送り速度は20mm/60分と非常に遅く設定されるため、記録計の左側および右側送り爪の間隔が6.75mmであるときには(図2(e)参照)、記録計の左側および右側送り爪も20.25分という非常に遅い時間間隔で環境データ記録位置を通過していくことに着目し、以下に示すようにして記録計の異常(紙詰りおよびドラム不具合)発生を検出することを特徴とする。
(1)紙詰り発生の検出
2個のカメラを用いて記録紙120の左側および右側スプロケット穴121L,121Rの通過時間(通過時刻)をそれぞれ測定し、両者の通過時間差が規定値内でないと、「紙詰りが発生している」と判定する。
また、2個のカメラの一方を用いて記録紙120に予め印字されている毎正時値122の通過時間(通過時刻)を測定し、毎正時値122が規定時間毎に通過しないと、「紙詰りが発生している」と判定する。
(2)ドラム不具合発生の検出
2個のカメラの一方を用いてドラムの左側または右側送り爪の通過時間(通過時刻)を測定し、左側または右側送り爪が規定時間毎に通過しないと、「ドラム不具合が発生している」と判定する。
右側カメラ20Rは、記録計10の環境データ記録位置における記録紙120の右側スプロケット穴121Rおよびドラム11の右側送り爪12Rを撮影するためのものであり、図1(b)に示すようにドラム11の右端部の上方に取り付けられている。
左側画像データDILに基づいて画像処理(輪郭抽出処理等)を行って、ドラム11の左側送り爪12Lの尖端部を検出するとともに、内部時計33から入力される時間データDTに基づいて左側送り爪12Lの通過時間(例えば、左側送り爪12Lの尖端部が環境データ記録位置を通過した時間)を測定することにより、左側送り爪12Lが規定時間(例えば、20.25分±3分)毎に通過するか否かを監視し、左側送り爪12Lが規定時間毎に通過しない(すなわち、左側送り爪12Lが1mm以内のずれで通過しない)と、「ドラム11に不具合が発生している(ドラム11が回転していないか速く回転しているか遅く回転している)」と判定する。
右側画像データDIRに基づいて画像処理(輪郭抽出処理等)を行って、ドラム11の右側送り爪12Rの尖端部を検出するとともに、内部時計33から入力される時間データDTに基づいて右側送り爪12Rの通過時間(例えば、右側送り爪12Rの尖端部が環境データ記録位置を通過した時間)を測定することにより、右側送り爪12Rが規定時間(例えば、20.25分±3分)毎に通過するか否かを監視し、右側送り爪12Rが規定時間毎に通過しない(すなわち、右側送り爪12Rが1mm以内のずれで通過しない)と、「ドラム11に不具合が発生している(ドラム11が回転していないか速く回転しているか遅く回転している)」と判定してもよい。
また、警報発生部34は、ドラム不具合検出部32からドラム不具合検出信号SPが入力されると、警報音を鳴動させたり記録計10のドラム不具合発生を表示させたりするための警報信号SALMをスピーカおよび表示装置に出力する。
また、この自動時間補正機能が働かなかった場合には、警報発生部34からその旨を知らせる警報音を鳴動させたり表示させたりするための警報信号SALMをスピーカおよび表示装置に出力するようにしてもよい。
11,111 ドラム
12L,12R,112L,112R 左側および右側送り爪
20L,20R 左側および右側カメラ
30 異常検出装置
31 紙詰り検出部
32 ドラム不具合検出部
33 内部時計
34 警報発生部
120 記録紙
121L,121R 左側および右側スプロケット穴
122 毎正時値
DIL,DIR 左側および右側画像データ
DT 時間データ
SALM 警報信号
SJ 紙詰り検出信号
SP ドラム不具合検出信号
Claims (8)
- 環境データを監視して記録紙(120)に記録する環境監視計器に用いるための記録計(10)であって、
前記環境データの記録位置における前記記録紙に予め印字されている毎正時値(122)、該記録紙の左側スプロケット穴(121L)および前記記録計のドラム(11)の左側送り爪(12L)を撮影するための左側カメラ(20L)と、
前記環境データの記録位置における前記記録紙の右側スプロケット穴(121R)および前記ドラムの右側送り爪(12R)を撮影するための右側カメラ(20R)と、
前記左側および右側カメラからそれぞれ入力される左側および右側画像データ(DIL,DIR)に基づいて前記毎正時値、前記左側および右側スプロケット穴並びに前記左側または右側送り爪の通過時間を測定し、該測定した毎正時値、左側および右側スプロケット穴並びに左側または右側送り爪の通過時間に基づいて前記記録計の異常発生を検出するための異常検出装置(30)と、
を具備することを特徴とする、記録計。 - 前記異常検出装置が、
内部時計(33)と、
該内部時計から入力される時間データ(DT)と前記測定した毎正時値、左側および右側スプロケット穴の通過時間とに基づいて前記記録計の紙詰り発生を検出するための紙詰り検出部(31)と、
前記内部時計から入力される前記時間データと前記測定した左側または右側送り爪の通過時間とに基づいて前記ドラムの不具合発生を検出するためのドラム不具合検出部(32)と、
を備えることを特徴とする、請求項1記載の記録計。 - 前記紙詰り検出部が、
前記左側および右側画像データに基づいて前記記録紙の前記左側および右側スプロケット穴を検出し、
該検出した左側および右側スプロケット穴の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、
前記検出した左側および右側スプロケット穴の通過時間差が規定値内でないと、該検出した左側および右側スプロケット穴の一方が前記ドラムの前記左側および右側送り爪から外れたと判定する、
ことを特徴とする、請求項2記載の記録計。 - 前記紙詰り検出部が、
前記左側画像データに基づいて前記毎正時値を検出し、
該検出した毎正時値の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、
前記検出した毎正時値が前記規定時間毎に通過しないと、前記記録紙の前記左側および右側スプロケット穴が前記ドラムの前記左側および右側送り爪から外れたか、前記記録紙のさばきが不十分で該記録紙が送られていないと判定する、
ことを特徴とする、請求項2または3記載の記録計。 - 前記ドラム不具合検出部が、
前記左側または右側カメラから入力される前記左側または右側画像データに基づいて前記ドラムの前記左側または右側送り爪を検出し、
該検出した左側または右側送り爪の通過時間を前記時間データに基づいて測定し、
前記検出した左側または右側送り爪が他の規定時間毎に通過しないと、前記ドラムが回転していないか速く回転しているか遅く回転していると判定する、
ことを特徴とする、請求項2乃至4いずれかに記載の記録計。 - 前記異常検出装置が、前記紙詰り検出部が前記記録計の紙詰り発生を検出したり前記ドラム不具合検出部が前記ドラムの不具合発生を検出したりすると警報を外部に出力するための警報発生部(34)をさらに備えることを特徴とする、請求項2乃至5いずれかに記載の記録計。
- 前記異常検出装置が、
前記内部時計が示す時間を日本標準時刻に合わせる自動時間補正機能を備え、
該自動時間補正機能が働かなかった場合に前記警報発生部から警報を外部に出力する、
ことを特徴とする、請求項6記載の記録計。 - 環境データを監視して記録紙(120)に記録する環境監視計器が備える記録計(10)の異常発生を検出するための記録計異常検出方法であって、
左側カメラ(20L)を用いて、前記環境データの記録位置における前記記録紙に予め印字されている毎正時値(122)、該記録紙の左側スプロケット穴(121L)および前記記録計のドラム(11)の左側送り爪(12L)を撮影し、
右側カメラ(20R)を用いて、前記環境データの記録位置における前記記録紙の右側スプロケット穴(121R)および前記ドラムの右側送り爪(12R)を撮影し、
前記左側および右側カメラからそれぞれ入力される左側および右側画像データ(DIL,DIR)に基づいて前記毎正時値、前記左側および右側スプロケット穴並びに前記左側または右側送り爪の通過時間を測定し、
前記測定した毎正時値、左側および右側スプロケット穴の通過時間に基づいて前記記録計の紙詰り発生を検出し、
前記測定した左側または右側送り爪の通過時間に基づいて前記ドラムの不具合発生を検出する、
ことを特徴とする、記録計異常検出方法。
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